JPH0590849U - コネクタのロック構造 - Google Patents

コネクタのロック構造

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JPH0590849U
JPH0590849U JP3219592U JP3219592U JPH0590849U JP H0590849 U JPH0590849 U JP H0590849U JP 3219592 U JP3219592 U JP 3219592U JP 3219592 U JP3219592 U JP 3219592U JP H0590849 U JPH0590849 U JP H0590849U
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holding
connectors
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和巳 宮下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロック式でなくともコネクタ間の嵌合接続状
態を確保して信頼性ある電子機器装置を提供すると共
に、この装置を内蔵する電子装置内における各搭載部品
の高密度実装を可能として、部品点数を削減並びにコス
トの低減を図る。 【構成】 ブラケット11上に固定した記録媒体装置7
の雌側コネクタ6と、ケーブル1に取り付けた雄側コネ
クタ2との嵌合を保持するため、前記雌側コネクタ6の
位置に対応する装置ブラケット11の一端辺に、両コネ
クタ2,6をその両側面から挟む配置で一対の切り起こ
し部12と13を設ける。また、一端に円形部15a、
他端に係止部15cを有し、これを線状の当接部15b
でつないだ保持ワイヤ15を、バネ材により形成して、
前記円形部15aを前記一対の切り起こし部のうちの一
方12に回動可能に取り付けると共に、もう一方13に
保持ワイヤ15の係止部15cを係止することで、当接
部15bによって雄側コネクタ2を雌側コネクタ6方向
に押圧してロックするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、多数の電子部品を内蔵してなる電子機器装置を、一対のコネクタを 介して外部装置等との間で電気的に接続する場合におけるコネクタ間の嵌合接続 状態を保持するコネクタのロック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子機器装置の一例として、ここでは記録媒体装置(たとえば、FDDやBM T等を示す。)を用いて説明する。記録媒体装置は、さらに上位の電子装置筐体 に内蔵されており、この筐体内に内蔵した状態でケーブル等を介して、電源装置 や他の外部装置等と結線することにより動作させる構造となっているものが多く 、近年、このケーブルあるいは基板等を結合する手段の一つとして、ロック構造 を有するコネクタを使用することが多くなってきている。
【0003】 図9はこのロック構造を有する従来のロック式コネクタを示す斜視図であり、 図において1は結線用のケーブル、2はケーブル1の終端に取り付けられたケー ブル側コネクタとしての雄側コネクタであり、図示せぬ多数本の端子を取り囲む ように形成した矩形の箱型となっている。 3はこの雄側コネクタ2と嵌合接続するため図示せぬ記録媒体装置の一側面に 取り付けた装置側コネクタとしての雌側コネクタであり、雄側コネクタ2との対 向面に、該雄側コネクタ2の外形と対応する凹部3aを設け、かつこの凹部3a の雄側コネクタ2との突き当たり面に、多数本の端子4を配している。
【0004】 5はこの雌側コネクタ3に前記雄側コネクタ2を嵌合した時に、両者が外れな いようにロックする一対のロック爪であり、このロック爪5は可撓性を有して前 記雌側コネクタ3の凹部3aの左右両端部から突出形成させており、それぞれ先 端部に雄側コネクタ2の後端面を係止するべく内側に突出させた爪部5aを備え ている。
【0005】 上述した構造によるコネクタ同志を接続する場合は、まず、図に示すように両 コネクタ2と3とを対向させ、雄側コネクタ2を雌側コネクタ3へと、図中矢印 A方向に移動して、ロック爪5間から凹部3aへと差し込んでいく。 この時、ロック爪5の先端は爪部5aを形成していることで、雄側コネクタ2 の幅より狭くなっているため、雄側コネクタ2はこのロック爪5を左右外方向に 押し広げながら、凹部3aへと挿入してくる。そして、この雌側コネクタ3が雄 側コネクタ2の凹部3aに入り込み、その突き当たり面に当接するまで押し込む と、雄側コネクタ2はロック爪5の爪部5aを通過する。このため、雄側コネク タ2の側面により外側に変形していたロック爪5が元の位置に戻り、爪部5aが 雄側コネクタ2の後端側に引っ掛かり係止する。これにより、雄側コネクタ2と 雌側コネクタ3とはロックされ、両者間は電気的接続が確保される。
【0006】 ところが、上述したようなロック構造を備えたコネクタは、広く一般に普及し ている従来の記録媒体装置にはほとんど採用されておらず、非常に少ないのが現 状である。このようなロック構造を持たない場合の従来のコネクタ嵌合部の構造 を、図10に示す。 図10はロック構造を持たない従来のコネクタ嵌合部の構造を示す斜視図であ り、図において、1はコード、2はこのコード1の終端に取り付けた雄側コネク タ、そして6はこの雄側コネクタ2と嵌合接続する雌側コネクタである。この雌 側コネクタ6は、上述した図9の雌側コネクタ3とは異なり、単に雄側コネクタ 2との対向面を開口した矩形の箱型となっており、この開口側から雄側コネクタ 2を挿入することで、両コネクタ2と6とを嵌合接続することとしている。
【0007】 従って、このような構造によれば両者をロックする手段は何も備えていないこ とから嵌合状態は不安定となってしまう恐れを解消できないために、次の図11 に示すような代替構造を用いることとしている。 図11はコネクタロックの代替構造を示す斜視図であり、なお、この図におけ る雌雄両コネクタ2と6の構造は、図10に示した構造と同様である。
【0008】 図において、7は雌側コネクタ6をその背面側に取り付けている記録媒体装置 、8はこの記録媒体装置7を上面側に固定している装置ブラケットであり、記録 媒体装置7の後方に、雄側コネクタ2の嵌合を保持するための代替金具を取り付 けるための取付スペースを有している。 そして、9はこの装置ブラケット8の後方のスペースにネジ止めした代替金具 としてのケーブル押さえ金具であり、記録媒体装置7の雌側コネクタ6に嵌合接 続させた雄側コネクタ2のケーブル1を装置ブラケット8との間に挟むようにし て保持することで、コネクタ間の嵌合保持に係わる代替機構としていた。
【0009】 また、図12は上記ロックの代替機構を持たないコネクタ嵌合部を示す斜視図 であり、この図に示すように、従来はコネクタを保持するための代替機構をも設 けずに製品となっていることもあった。 つまり、記録媒体装置はほとんどがメーカーから製品となったものを購入して 電子装置に内蔵するために、この記録媒体装置に取り付けられているコネクタの 種類を選定することは困難であり、ロック構造を備えたロック式コネクタが望ま しくとも、所望の記録媒体装置に搭載されていなければ、嵌合接続が不安定な恐 れがあっても、従来はこのようなロック構造を持たないコネクタを備えた記録媒 体装置を内蔵せざるをえなかった。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
このようなことから、上記従来技術においては、以下に示すような幾つかの問 題点を有していた。 まず、図7に示すような代替構造としてのケーブル押さえ金具は、このケーブ ル押さえ金具を実装するためのスペースを装置ブラケット上に確保する必要が生 じる。このため装置ブラケットの形状が大きくなり、電子装置内における専有ス ペースが広くなって他の実装部品のスペースを少なくしてしまい、高密度実装を 妨げてしまうという問題が生じる。
【0011】 また、このケーブル押さえ金具はその両端部をネジ止めして装置ブラケットに 固定するために、部品点数が多くなってしまい、コスト高を招き、かつ保守性も 低下させてしまうという問題があった。 さらに、このような構造では装置の輸送時や取り扱い時などの振動や衝撃によ って、コネクタの嵌合が外れてしまう危険性があり、このような場合には装置の 設置場所において嵌合部を一旦分解し、再び組み立ててコネクタの嵌合接続を確 保するという作業を発生させるという問題があった。
【0012】 なお、このコネクタの外れは、ケーブル押さえ金具を搭載していない図8に示 すような構造のものについては尚更であり、コネクタ外れの危険性はさらに高い ものとなっている。 また、上記のようにコネクタが外れなくとも、確実に嵌合していない不安定な 接続状態となる場合もあり、このような不安定な接続状態のまま、出荷できてし まうという問題があった。すなわち、輸送時や取り扱い時などによる振動や衝撃 によって、コネクタが外れるほどではなく、コネクタがずれて嵌合が不完全とな っても、これを目視等では確実に発見することはできないことから出荷可能とな り、不完全な状態で出荷される場合が発生する。このような場合は、設置場所で 装置を駆動開始する段階になって始めて作動しないことがわかり、コネクタ間の 嵌合不完全が発見されるというような状況を引き起こすことにもなり、装置の信 頼性を著しく低下させてしまうという問題があった。
【0013】 本考案は上述した問題点を解決するためになされたものであり、コネクタ自体 にロック構造、あるいはこのロック構造の代替構造としてのケーブル押さえ金具 を設けなくとも、コネクタ間の嵌合接続状態を確保し、信頼性ある電子機器装置 を提供すると共に、ネジ止めを要するケーブル押さえ金具を用いないことで装置 ブラケットの小型化を図り、電子装置内における各搭載部品の高密度実装を可能 として、部品点数を削減並びにコストの低減を図ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】 上述した目的を達成するため本考案は、代替機構を用いることなく直接ケーブ ル側コネクタを保持して、両者の嵌合を保持することとしたものである。 まず、第1の手段として、薄板材から成る装置ブラケット上に固定した電子機 器装置と電気的接続を得るため、該電子機器装置に設けた装置側コネクタに、ケ ーブルの一端に取り付けたケーブル側コネクタを嵌合接続し、この嵌合接続した コネクタ間の嵌合を保持するコネクタのロック構造において、まず、電子機器装 置に設けたコネクタの位置に対応する前記装置ブラケットの一端辺に、前記両コ ネクタをその両側面から挟む配置で一対の切り起こし部を設ける。
【0015】 また、一端に円形部を有し、この円形部から線状の当接部を延在してその他端 に折曲した係止部を設けた保持ワイヤを、バネ材により形成する。 そして、この保持ワイヤの円形部を前記一対の切り起こし部のうちの一方に回 動可能に取り付けると共に、もう一方の切り起こし部に保持ワイヤの係止部を係 止することで、ケーブルに取り付けたコネクタを電子機器装置に設けたコネクタ 方向に、保持ワイヤの当接部によって押圧してロックするようにした。
【0016】 また、第2の手段としては、装置側およびケーブル側の両コネクタを嵌合接続 した状態のコネクタ外形にほぼ対応する内形を有し、かつその両側面下端部に可 撓性を有する一対の爪部を有する略箱型の保持ブラケットを形成し、一方、この 保持ブラケットを、嵌合接続状態の両コネクタに被せた時に前記爪部の位置と対 応する前記装置ブラケットの所定位置に、該爪部と係止する係止穴を形成してお く。
【0017】 そして、前記保持ブラケットの爪部を、前記装置ブラケットの係止穴に撓ませ ながら挿入して係止穴に係止することで前記保持ブラケットを装置ブラケットに 係止して、前記両コネクタのほぼ周囲を保持ブラケットにより覆ってロックする ようにしたものである。
【0018】
【作用】 上述した構成により、まず第1の手段の保持ワイヤは、その一端の円形部を、 一対の切り起こし部のうちの一方に回動可能に取り付け、他端をもう一方の切り 起こし部に係止すると、この一対の切り起こし部間には装置側コネクタとケーブ ル側コネクタが嵌合しているので、このケーブル側コネクタの後端面に保持ワイ ヤの保持が当接し、湾曲しながらケーブル側コネクタを押圧することになる。
【0019】 従って、この当接部の湾曲した時の復旧力が、ケーブル側コネクタを装置側コ ネクタ方向に押圧し、両者の嵌合接続状態を保持する。 また、第2の手段としての保持ブラケットは、嵌合状態の両コネクタをその上 方から覆うようにして保持ブラケットを被せつつ、保持ブラケットの両側面下端 部に設けた爪部を、装置ブラケットの係止穴に撓ませながら挿入する。
【0020】 爪部がこの係止穴内に入り込むと、爪部は撓んだ状態から元の形状に戻って係 止穴と係止し、これにより保持ブラケットを装置ブラケットに係止する。そして この係止によって、両コネクタ同志は嵌合した状態で保持ブラケットによりその 外形がほぼ覆われ、上方、左右方向、ならび後方(雄側コネクタの引き抜き方向 )への動きが規制されて、両コネクタの嵌合が保持される。
【0021】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を用いて説明する。図1は第1の実施例のコネク タのロック構造を示す全体斜視図、図2はコネクタ嵌合部の要部分解斜視図、図 3は切り起こし部の組み立て状態を示す斜視図、図4はコネクタ嵌合部の平面図 である。
【0022】 図1〜図4において、1はケーブル、2はケーブル側コネクタとしての雄側コ ネクタ、6は装置側コネクタとしての雌側コネクタ、7は記録媒体装置であり、 これらは従来とほぼ同様のものであるので、同一の符号を付しその説明は省略す る。 11は前記記録媒体装置7を支持している装置ブラケットであり、記録媒体装 置7の背面側に設けている雌側コネクタ6と対応する後端部に、以下に述べるロ ック構造を設けるための僅かなスペースを確保している。
【0023】 12と13とはこの装置ブラケット11の後端辺に形成した一対の切り起こし 部であり、これら切り起こし部12と13は図に見られるように、記録媒体装置 7の背面に配置されている雌側および雄側の両コネクタ2,6を挟み込むような 配置で形成されており、その先端は記録媒体装置7の背面側に対向するように逆 L字状に折曲している。
【0024】 そして、一方の切り起こし部12の上端面にはネジ穴12aを設けている。 14はこのネジ穴12aに螺合するネジ部を有するショルダースクリュウ、1 5はこのショルダースクリュウ14を介して切り起こし部12と13に固定する ことで前記雌雄両コネクタ2と6の嵌合を保持する保持部材としての保持ワイヤ である。この保持ワイヤ15は可撓性を有するバネ材から成り、図に示すように 一端に前記ショルダースクリュウ14の下部を挿入する円形部15aを有し、か つこのコイル部15aの上端と下端からそれぞれ平行に延在させた線材状の当接 部15bの他端に、前記切り起こし部13に係止するために折曲させた係止部1 5cを形成している。
【0025】 上述した構成により両コネクタ2,6間の嵌合をロックする場合は、まずケー ブル1の終端に設けた雄側コネクタ2を、装置ブラケット11上に固定された記 録媒体装置7の後端に配置された雌側コネクタ6に嵌合接続する。なおこの時、 雄側コネクタ2は保持ワイヤ15の当接部15b間の間隙を通して、ケーブル1 を当接部15b間に貫通させた状態としておく。
【0026】 この後、ショルダースクリュウ14を下端から保持ワイヤ15の円形部15a に挿入し、そのネジ部を装置ブラケット11の切り起こし部12のネジ穴12a に螺合締結し、保持ワイヤ15の一端を装置ブラケット11に回動可能に取り付 ける。 次に、この保持ワイヤ15の他端の係止部15cを、他方の切り起こし部13 に引っ掛けて係止する。切り起こし部12と13の位置は、雌側コネクタ6に雄 側コネクタ2を嵌合した状態においては、図4に示すように雄側コネクタ2の後 端面より記録媒体装置7側に入り込んだ配置としているために、この係止部15 cを切り起こし部13に係止する場合は、保持ワイヤ15の当接部15bが雄側 コネクタ2の後端面を押さえ付けるようにして湾曲することになる。そして、こ の湾曲して変形した状態から復旧しようとする保持ワイヤ15の復旧力によって 雄側コネクタ2を雌側コネクタ6方向に押しつけ、これにより両コネクタ同志の 嵌合状態を保持する。
【0027】 次に、第2の実施例について図5〜図8を用いて説明する。 図5は第2の実施例のコネクタのロック構造を示す全体斜視図、図6はコネク タ嵌合部の要部分解斜視図、図7はロック状態を示す図6のA−A線断面斜視図 、図8はコネクタ嵌合部の平面図である。なお、この第2の実施例においても、 ケーブル1、雄側コネクタ2、雌側コネクタ6の構造は前記第1の実施例とほぼ 同様であるので、同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0028】 図5〜図8において、16は記録媒体装置7を固定している装置ブラケットで 、やはり記録媒体装置7の後端部にロック構造用のわずかなスペースを確保し、 このスペースに雌側コネクタ6および雄側コネクタ2を挟むように配置した所定 の間隔で係止穴としての角穴17を形成している。 18は両コネクタ2と6の嵌合を保持する保持部材としての保持ブラケットで あり、この保持ブラケット18は雄側コネクタ2の上面、両側面並びに後端面の 全部および一部を覆うように略箱型に形成されていて、両側面下端部には前記角 穴17と係止する爪部18aを有している。また、雄側コネクタ2が雌側コネク タ6に嵌合させた時に、雄側コネクタ2のケーブル1の出口となる切り欠き部1 8bも有しており、前記爪部18aは可撓性を有する構造となっている。
【0029】 以上の構成により雌雄両コネクタ2と6とのロックは、ケーブル1の終端に取 り付けた雄側コネクタ2を、装置ブラケット16上に固定した記録媒体装置7の 背面側に設けた雌側コネクタ6に嵌合接続する。 これら雄側コネクタ2と雌側コネクタ6との嵌合を保持するため、保持ブラケ ット18を、該保持ブラケット18により雄側コネクタ2並びに雌側コネクタ6 の外周面を上部、左右側面、および背面の一部を覆うように被せると同時に、そ の両側面下端部に設けた爪部18aを、それぞれ装置ブラケット16に形成した 角穴17に入り込ませる。
【0030】 保持ブラケット18はその可撓性により、爪部18aが内側に変形しながら角 穴17内に入り込み、該爪部18a全体が角穴17内に入り込むと爪部18aは 角穴17の下面側に入り込み係止する。 また、この時角穴17と保持ブラケット18との位置関係は、図8に示すよう になり、爪部18aが角穴17内に係合すると、保持ブラケット18の切り欠き 部81b上方の当接面18cが雄側コネクタ2の後端面に当接する配置としてい る。つまり、保持ブラケット18は、その内形を雌側コネクタ6並びに雄側コネ クタ2の外形に概ね対応させた形状として形成しているので、これにより保持ブ ラケット18は、雌雄両コネクタ2と6とをその上面,両側面そして後端面側の 一部から覆って固定することで、移動を規制し、両者の嵌合を保持する。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、まず第1の請求項により、電子機器装置に設け たコネクタの位置に対応する装置ブラケットの一端辺に、装置側およびケーブル 側の両コネクタをその両側面から挟む配置で一対の切り起こし部を設け、また一 端に円形部を有しこの円形部から線状の当接部を延在してその他端に折曲した係 止部を設けた保持ワイヤを、バネ材により形成して、この保持ワイヤの円形部を 前記一対の切り起こし部のうちの一方に回動可能に取り付けると共に、もう一方 の切り起こし部に保持ワイヤの係止部を係止することで、ケーブルに取り付けた コネクタを電子機器装置に設けたコネクタ方向に、保持ワイヤの当接部によって 押圧してロックすることとしたので、装置側コネクタとケーブル側コネクタとは この保持ワイヤの押圧力により嵌合状態が保持されることになる。
【0032】 従って、電子機器装置に設けたコネクタ自体にロック構造を設けなくともケー ブル側コネクタとの間での嵌合を保持できるので、移動時等における振動や衝撃 を受けても、両コネクタ間の電気的接続を確保できる。 また、従来のロック代替構造と比較した時、部品点数を削減することができ、 また、保守点検時などにおいても、本願によれば他方の切り起こし部に引っ掛け ている係止部を外せば良く、従来のようにネジを外さなくとも両コネクタの取り 外しを容易に行えることができ、作業性を向上することができる。
【0033】 また、第2の請求項としては、前記両コネクタを嵌合接続した状態のコネクタ 外形にほぼ対応する内形を有し、かつその両側面下端部に可撓性を有する一対の 爪部を有する略箱型の保持ブラケットを形成し、かつ、この保持ブラケットを、 嵌合接続状態の両コネクタに被せた時に前記爪部の位置と対応する前記装置ブラ ケットの所定位置に、該爪部と係止する係止穴を形成して、前記保持ブラケット の爪部を、前記装置ブラケットの係止穴に撓ませながら挿入して係止穴に係止す ることで前記保持ブラケットを装置ブラケットに係止して、前記両コネクタのほ ぼ周囲を保持ブラケットにより覆ってロックするようにした。
【0034】 このため、保持ブラケットは装置側コネクタとケーブル側コネクタとをその上 側,両側面そして後端面側の一部を覆って移動を規制することになり、両コネク タは嵌合接続を確保される。 そして、この保持ブラケットはネジ等の固定手段を不要なため、その取り付け および取り外し動作は容易であり、作業性を向上させると共に、ネジ等の固定用 部品が一切不要となるので、部品点数も削減され、コスト低下を図ることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のコネクタのロック構造を示す全
体斜視図である。
【図2】第1の実施例のコネクタ嵌合部の要部分解斜視
図である。
【図3】切り起こし部の組み立て状態を示す斜視図であ
る。
【図4】コネクタ嵌合部の平面図である。
【図5】第2の実施例のコネクタのロック構造を示す全
体斜視図である。
【図6】第2の実施例のコネクタ嵌合部の要部分解斜視
図である。
【図7】ロック状態を示す図6のA−A線断面図であ
る。
【図8】コネクタ嵌合部の平面図である。
【図9】ロック構造を有する従来のロック式コネクタを
示す斜視図である。
【図10】ロック構造を持たない従来のコネクタ部の構
造を示す斜視図である。
【図11】ネジ止めによるコネクタ嵌合部の代替構造を
示す斜視図である。
【図12】代替機構を持たないコネクタ嵌合構造を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーブル 2 雄側コネクタ 6 雌側コネクタ 11 装置ブラケット 12 切り起こし部 13 切り起こし部 15 保持ワイヤー 15a 円形部 15b 当接部 15c 係止部 16 装置ブラケット 17 角穴 18 保持ブラケット 18a 爪部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板材から成る装置ブラケット上に固定
    した電子機器装置と電気的接続を得るため、該電子機器
    装置に設けた装置側コネクタに、ケーブルの一端に取り
    付けたケーブル側コネクタを嵌合接続し、この嵌合接続
    したコネクタ間の嵌合を保持するコネクタのロック構造
    において、 前記電子機器装置に設けたコネクタの位置に対応する前
    記装置ブラケットの一端辺に、前記両コネクタをその両
    側面から挟む配置で一対の切り起こし部を設け、 また一端に円形部を有し、この円形部から線状の当接部
    を延在してその他端に折曲した係止部を設けた保持ワイ
    ヤを、バネ材により形成して、 この保持ワイヤの円形部を前記一対の切り起こし部のう
    ちの一方に回動可能に取り付けると共に、もう一方の切
    り起こし部に保持ワイヤの係止部を係止することで、ケ
    ーブルに取り付けたコネクタを電子機器装置に設けたコ
    ネクタ方向に、保持ワイヤの当接部によって押圧してロ
    ックすることを特徴とするコネクタのロック構造。
  2. 【請求項2】 薄板材から成る装置ブラケット上に固定
    した電子機器装置と電気的接続を得るため、該電子機器
    装置に設けた装置側コネクタに、ケーブルの一端に取り
    付けたケーブル側コネクタを嵌合接続し、この嵌合接続
    した両コネクタ間の嵌合を保持するコネクタのロック構
    造において、 前記両コネクタを嵌合接続した状態のコネクタ外形にほ
    ぼ対応する内形を有し、かつその両側面下端部に可撓性
    を有する一対の爪部を有する略箱型の保持ブラケットを
    形成し、 かつ、この保持ブラケットを、嵌合接続状態の両コネク
    タに被せた時に前記爪部の位置と対応する前記装置ブラ
    ケットの所定位置に、該爪部と係止する係止穴を形成し
    て、 前記保持ブラケットの爪部を、前記装置ブラケットの係
    止穴に撓ませながら挿入して係止穴に係止することで前
    記保持ブラケットを装置ブラケットに係止して、前記両
    コネクタのほぼ周囲を保持ブラケットにより覆ってロッ
    クすることを特徴とするコネクタのロック構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101438416B1 (ko) * 2012-06-29 2014-09-17 주식회사 우진 지시계용 커넥터 이탈 방지장치

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