JPH0591280U - 接ぎ木用保持具 - Google Patents

接ぎ木用保持具

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JPH0591280U
JPH0591280U JP3095392U JP3095392U JPH0591280U JP H0591280 U JPH0591280 U JP H0591280U JP 3095392 U JP3095392 U JP 3095392U JP 3095392 U JP3095392 U JP 3095392U JP H0591280 U JPH0591280 U JP H0591280U
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清 吉井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】接ぎ木部分を露出させないで保持する。 【構成】台木と穂木を突き合わせて接ぎ木する部分を、
周りから前記接ぎ木する部分との軸方向を合わせるごと
き配置で包み込んで締め付けるように支える長手の軟質
筒状本体を有し、この筒状本体は、その長手方向に向け
てその一端側から他端側に向けて切断された部分を有
し、この切断部分は、その対向縁部どうしが互いに重な
り合った状態で前記接ぎ木を保持するようにしてなるこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、果菜類の接ぎ木用保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ナス科、ウリ科などの作物は、連作障害や土壌伝染病の病害を防ぐため 、これらに対して抵抗性の強い台木を用いて、穂木を接ぎ木することが盛んに行 われるようになってきた。
【0003】 従来の接ぎ木保持方法は、家庭用洗濯鋏を小形化したようなクリップを保持具 として使用しているが、この方法は、作物の胚軸を切断した表面積の1/2程度 しか保持していないため、約1/2は露出の状態となり、従って、その露出部か ら病菌が侵入し易く、また全体を保持しないことから半接ぎが多くなり、接ぎ木 の成功率(活着率)60〜70%と効率がはなはだ悪く、さらに接ぎ木活着後は 上記クリップを取り除かなければならない手間を要するなど、種々の欠点があっ た。
【0004】 また、他の接ぎ木保持方法として、図4(a)の側面図、同図(b)の平面図 のごとく、切断した台木、穂木を管内に挿入しやすいように、入口部がラッパ状 になりかつ筒状本体1の長手方向に切断した保持具2も考えられるが、この保持 具2を接ぎ木部に装着後、灌水すると、ラッパ部3に水が溜まり、この部分から 病菌が侵入しやすいので、オゾ水や薬剤を散布するなどの処置が必要となる。ま た、筒状本体1の内径が一定のため、その内径が変化するごとに、数種類の内径 別保持具2を用意しなければならない。つまり、無理して内径より太い台木、穂 木を挿入すると、切断部4が開いて、ここから接ぎ木部分が露出し、ここに病菌 が侵入し易くなる。また図4の保持具は、ラッパ形状をしているため、押し出し 成型による製造を行うのが難しく、大量生産に適さない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、病菌が侵入し難く、手間が簡単で 、迅速に装着できる接ぎ木用保持具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用】
本考案は、台木と穂木を突き合わせて接ぎ木する部分を、周りから前記接ぎ木 する部分との軸方向を合わせるごとき配置で包み込んで締め付けるように支える 長手の軟質筒状本体を有し、この筒状本体は、その長手方向に向けてその一端側 から他端側に向けて切断された部分を有し、この切断部分は、その対向縁部どう しが互いに重なり合った状態で前記接ぎ木を保持するようにしてなることを特徴 とする。
【0007】 即ち本考案は、筒状本体の切断部分が、その対向縁部を重ねた状態で接ぎ木部 分を保持するようにしたため、この接ぎ木部分が露出しない状態で保持でき、こ のため病菌が入りにくい。また筒状本体に、接ぎ木部の角度にあった傾斜を設け たり、上記切断部の重なり部分の厚みを薄く形成したり、筒状本体の支持部を別 途設けたりするなどの工夫をして、簡易かつ確実に接ぎ木部に装着できるように したものである。
【0008】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。図1は本実施例の保持具の 構成を示し、図1(a)は側面図、図1(b)はその反対側から見た側面図、図 1(c)は正面図、図1(d)は断面図である。
【0009】 この保持具11は、台木と穂木を突き合わせて接ぎ木する部分を、周りから前 記接ぎ木する部分との軸方向を合わせるごとき配置で包み込んで締め付けるよう に支える長手の軟質筒状本体12を有し、この筒状本体12は、その長手方向に 向けてその一端側から他端側に向けて切断された部分13を有し、この切断部分 13は、その対向縁部12a、12bどうしが互いにに重なり合った状態で前記 接ぎ木を保持するようにしたものである。
【0010】 筒状本体12の両端面(一端面でも可)は、図1(c)に示すごとく、筒状本 体12の軸に対する垂直面14に対し、20〜35度の角度dを持つように切断 形成されている。また、筒状本体12の対向縁部12a、12bはその端縁に近 付くに連れて肉厚が次第に薄くなる形状となっている。
【0011】 筒状本体12には、それから突出形成された本体支持部15を有するが、ここ ではこの本体支持部15は、本体12の長手方向に沿う方向に形成されている。 本体12の長手方向の中心近傍には、図1(a)に示すごとく、接ぎ木つまり 台木と穂木の接合部の位置に対応させるための目安となる目印16が付してある 。
【0012】 図2(a)は、台木21と穂木22との接ぎ木部分を、保持具11で保持した 状態を示し、図2(b)は、台木21と穂木22とを突き合わせる前の状態を示 す図である。
【0013】 即ち上記保持具は、軟質の例えば紫外線崩壊性の塩化ビニールなどで形成され 、かつ対向縁部12a、12bが二重の重ね合わせ形状になっているため、筒本 体12に挿入する台木及び穂木の胚軸21a、22aの直径(1.5〜2.5m m)の大きさに応じて本体12の内径が伸縮して、接ぎ木の接合部分を、本体1 2で周りから締め付けるように抱合する。
【0014】 この時、本体12は内径が伸縮自在であるから、前記抱合圧力が一定となって 活着を容易にし、かつ対向縁部12a、12bが重なった形状であるため、胚軸 21a、22bの直径に変動があっても、接ぎ木の接合部分が露出せず、このた め病菌の侵入を防止できるものである。
【0015】 また、果菜類のうち例えばトマトの場合は、胚軸の直径が2mm程度で接ぎ木 することがよいとされており、台木の胚軸と、穂木の胚軸は共に2mmであるこ とが最良の状態であるが、実際には各々の種の持つ充実度に差異があり、台木が 2.1mm、穂木が1.9mmなど0.2mm程度の差異が生じるものである。 この差異が生じている苗を接ぎ木する場合は、胚軸の周囲全体を一定圧力によっ て抱合することが必須の要件である。一方、キュウリの場合は、胚軸の直径が 2.2mm程度が最良とされているが、穂木と台木の胚軸の直径にばらつきがあ っても、上記したごとく筒状本体12の内径は伸縮自在であるため、1個の保持 具11で、トマト、キュウリはもとより、ナス、スイカ、メロンなど数種類の苗 を良好に接ぎ木することができる。
【0016】 また、図1(c)の角度dについて説明する。通常接ぎ木の切断角度は、胚軸 の軸の垂直面に対し、20〜35度にすると活着率が高い。一方、台木は一般的 に鉢に植えられているため、農家の人は目見当により台木をかみそりで切断し、 また穂木は、適当なところで切り取って、板の上で上記角度に切断する。この切 断角度の最適値は30度近辺であるが、目見当の胚軸切断が入るため、胚軸切断 には相当な熟練を要する。
【0017】 そこで本考案の筒状本体12の角度dは、胚軸切断時の物差しとして好適であ る。例えば台木の場合は、本体12を台木に平行に沿わせ、台木を本体12の端 面の傾斜に合わせてかみそりで切断すればよい。この時、支持部15にこれと平 行状態で台木を押し当てて台木の切断を行うと、本体12と台木22との間に位 置的ずれが極めて生じにくく、好都合である。また穂木については、例えば穂木 切断用板の上に、本体12の角度dの端面を定規として線引きし、この線に沿っ て穂木の切断を行えば、穂木21と台木22の接ぎ木の接合面にはほとんど隙間 を生じることなく、両者が確実に密着し、従って活着率を大幅に向上できる絶大 な効果がある。本考案の筒状本体12の端面角度を20〜35度としたのは、上 記したごとく接ぎ木の端面の切断角度が20〜35度となるためである。
【0018】 また切断部の対向縁部12a、12bの肉厚は縁部側にいくにしたがって薄く なるため、その分だけ穂木と台木を締め付ける力が弱くり、従ってこれら両木を 本体12内に挿入しやすくなる。
【0019】 また図1(a)に示すごとく、筒状本体12の中央部付近に、接ぎ木の接合部 に対応する目印16が付してあると、本体12は透明性であるため、その内部に 挿入した穂木の端面と台木の端面を容易に目印16に合わせることができ、この とき必然的に両木の端面が合致する。このため強固な接合がなされた接ぎ木を得 ることができるし、手早く両木の端面を合致させることができて、作業が早く行 えるようになる。
【0020】 また、支持部15が着いているため、本体12に手をつけずに本体12を支持 でき、従って本体12を手で持って本体12の内径を狭めてしまうようなことも なく、該内径を広く保持したままの状態に出来て、穂木及び台木を内部に収め易 くなる。しかも支持部15は、本体12の長手方向に一体形成されているため、 該本体12と共に押出機で作成でき、従って本保持具11の大量生産にも適する ものである。 また保持具11は、従来の接ぎ木のクリップを用いた保持具とは異なり、自然 に崩壊するなどで放置しておけるから、手間が省ける。
【0021】 なお、本考案は上記実施例に限られることなく種々の応用が可能である。例え ば、実施例では本体12の材質として崩壊性の塩化ビニールを用いたが、他の軟 質性合成樹脂や、合成ゴム、生ゴムなど種々の物を用いることができる。また上 記では、保持具11を製造するのに押出機を用いる場合を説明したが、成形加工 で製造することもできる。この場合、押出機で製造するよりも、大量生産向きで はなくなるが、目印16を容易に付すことができるなどの利点がある。また実施 例では、図1に示すごとく、筒状本体12の切断部12a、12bはその端縁方 向にいくにしたがって細くなるようにしたが、例えば図3の断面で示すごとく、 全周に渡り一定の肉厚としてもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したごとく本考案によれば、病菌が侵入し難く、手間が簡単で、迅速 に装着できるなどの利点を具備した接ぎ木用保持具が提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本考案の一実施例の側面図、図1
(b)は同反対がわ側面図、図1(c)は同正面図、図
1(d)は同断面図。
【図2】図2(a)は同実施例の使用状態を示す図、図
2(b)は図2(a)の接ぎ木部分の構成図。
【図3】本考案の他の実施例の断面図。
【図4】図4(a)は本考案の改良前に考えられた接ぎ
木用保持具の正面図、図4(b)は図4(a)の平面
図。
【符号の説明】
11…保持具、12…筒状本体、12a、12b…切断
部の重なり部分、13…切断部、15…支持部、16…
接ぎ木接合部の目印、21…穂木、22…台木、21
a、21b…胚軸。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】台木と穂木を突き合わせて接ぎ木する部分
    を、周りから前記接ぎ木する部分との軸方向を合わせる
    ごとき配置で包み込んで締め付けるように支える長手の
    軟質筒状本体を有し、この筒状本体は、その長手方向に
    向けてその一端側から他端側に向けて切断された部分を
    有し、この切断部分は、その対向縁部どうしが互いに重
    なり合った状態で前記接ぎ木を保持するようにしてなる
    ことを特徴とする接ぎ木用保持具。
  2. 【請求項2】前記筒状本体の一端面または両端面は、前
    記筒状本体の軸に対する垂直面に20度ないし35度の
    角度を持つことを特徴とする請求項1に記載の接ぎ木用
    保持具。
  3. 【請求項3】前記筒状本体の切断部は、その端縁に近付
    くにつれて肉厚が次第に薄くなる形状となった請求項1
    に記載の接ぎ木用保持具。
  4. 【請求項4】前記筒状本体には、該本体から突出形成さ
    れた筒状本体支持部を有する請求項1に記載の接ぎ木用
    保持具。
  5. 【請求項5】前記筒状本体支持部は、前記筒状本体の長
    手方向に沿って設けられた形状である請求項3に記載の
    接ぎ木用保持具。
  6. 【請求項6】前記筒状本体の長手方向に対する中心近傍
    には、前記台木と穂木との接合部に対応する目印が付し
    てある請求項1に記載の接ぎ木用保持具。
JP1992030953U 1992-05-12 1992-05-12 接ぎ木用保持具 Expired - Lifetime JPH071946Y2 (ja)

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JPH071946Y2 JPH071946Y2 (ja) 1995-01-25

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