JPH0591441U - 組立式棚用のコーナブラケット - Google Patents
組立式棚用のコーナブラケットInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で棚板と支柱との連結部を容易か
つ効果的に補強し、この連結部にがたつきが生じるのを
効果的に防止することができるようにする。 【構成】 コーナブラケット3の壁面にボルト4用の挿
通孔11と、支柱1の側壁部5および棚板2の側板8に
当接する当接面18’および当接縁18を有する膨出部
15とが形成され、また、支柱1の側壁部に形成された
係合孔6に係合される第1突部12と、棚板2の側板8
に形成された係合孔10に係合される第2突部13とが
形成されており、上記膨出部15はコーナブラケット3
の壁面下部全面に亘りその外方に向かって突出するよう
に形成されている。そして、上記壁面に設けられた第1
突部12と第2突部13とを結んだ線で三角形が形成さ
れるように上記挿通孔9と突部12、13とが配置さ
れ、上記三角形の斜辺に相当する部分よりも外方に向か
ってコーナブラケット3の壁面が存在している。
つ効果的に補強し、この連結部にがたつきが生じるのを
効果的に防止することができるようにする。 【構成】 コーナブラケット3の壁面にボルト4用の挿
通孔11と、支柱1の側壁部5および棚板2の側板8に
当接する当接面18’および当接縁18を有する膨出部
15とが形成され、また、支柱1の側壁部に形成された
係合孔6に係合される第1突部12と、棚板2の側板8
に形成された係合孔10に係合される第2突部13とが
形成されており、上記膨出部15はコーナブラケット3
の壁面下部全面に亘りその外方に向かって突出するよう
に形成されている。そして、上記壁面に設けられた第1
突部12と第2突部13とを結んだ線で三角形が形成さ
れるように上記挿通孔9と突部12、13とが配置さ
れ、上記三角形の斜辺に相当する部分よりも外方に向か
ってコーナブラケット3の壁面が存在している。
Description
【0001】
本考案は、支柱に棚板が着脱可能に取付けられる組立式棚用のコーナブラケッ トに関するものである。
【0002】
通常組立式棚は、アングル鋼材からなる支柱21の四本を平面視で長方形とな るように立設し、これら支柱21に薄鋼板からなる棚板22の四隅をボルト止め などにより締結して支持させることにより形成されている。
【0003】 ところで従来、例えば図18に示すように、上記支柱21と、上記棚板22と の間に左右対称に折り曲げられた各面が略三角形状のコーナブラケット23を配 設し、このコーナブラケット23の上端部を支柱21の側壁部24と、棚板22 の側板25との間に配設した状態でボトル止めするとともに、コーナブラケット 23の先端部および下端部を、棚板22の側板25および支柱21の側壁部24 にボルト止めすることにより、コーナブラケット23で棚板22と支柱21との 連結部を補強することが行なわれている。
【0004】 また、図19に示すように、コーナーブラケット23が、別々に切り離された 左右対称のもの一対で1セットとし、この1セットを上記のように棚板22の側 板25と、支柱21の側壁部との間に介在させたものもある。
【0005】 すなわち、上記のような従来の組立式棚において、上記のようなコーナブラケ ットを利用することにより、棚板と支柱との連結部の当接面積を増大させること ができるため、簡単な構成でこの連結部を効果的に補強することができるという 利点を有する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記棚板22と支柱21とは、基本的にはコーナブラケット2 3を介してボルト止めのみで結合されているため、相当多くの個数のボルトが必 要である。そして、ボルトが差し通される各所のボルト孔は、通常位置合わせに 柔軟に対応させるため長孔とされており、その結果締結されたボルトに対して遊 びが存在し、ボルトで締め付けた状態でも棚に加わる外力によってボルトが上記 遊びの中を移動して棚が傾いたりする。
【0007】 そこで、このような不都合を回避するために、極めて強固にボルトを締め付け ることが行われるが、ボルトの個数は多く、従って棚の組み立て作業は煩雑で多 くの時間を要し、また、例え強固に締め付けたとしても振動発生場所に据え付け られたような棚の場合は、この振動によってボルトの締結力が弛み、棚板にがた つきが発生するという問題が存在する。
【0008】 さらに、従来のコーナブラケット23においては、その壁面に設けられたボル トを通すための挿通孔を結んで形成される三角形の斜辺部分は、内方に向かって 湾曲したように切り取られていたため、「かすがい」としての効果が減殺されて おり、当業者用語で呼称されるいわゆる「三角が出ない」状態であった。従って 、コーナーブラケット23を相当の厚みにしなければ、確実にがたつきなく棚板 25を支持することができないという不都合が存在した。
【0009】 本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであり、簡単な構成で棚 板と支柱との連結部を容易かつ効果的に補強し、この連結部にがたつきが生じる のを効果的に防止することができる組立式棚用のコーナブラケットを提供するこ とを目的としている。
【0010】
本考案の請求項1記載の組立式棚用のコーナブラケットは、互いに直交する側 壁部を有する支柱と、棚板の側板との連結部に配設され、これらに一体に接合さ れる係止部材の挿通孔または係止用の突部を壁面に有する組立式棚用のコーナブ ラケットであって、このコーナブラケットの壁面に設けられた上記挿通孔または 突部を結んだ線で三角形が形成されるように上記挿通孔または突部が配置され、 上記三角形の斜辺に相当する部分よりも外方に向かってコーナブラケットの壁面 が存在するように構成されていることを特徴とするものである。
【0011】 本考案の請求項2記載の組立式棚用のコーナブラケットは、請求項1記載の組 立式棚用のコーナブラケットにおいて、上記コーナブラケットの壁面には上記支 柱の側壁部または上記棚板の側板に当接する当接面または当接縁を有する膨出部 が形成されていることを特徴とするものである。
【0012】 本考案の請求項3記載の組立式棚用のコーナブラケットは、請求項1または2 記載の組立式棚用のコーナブラケットにおいて、上記コーナブラケットの壁面に は上記支柱の側壁部に形成された係合孔に係合される第1突部と、上記棚板の側 板に形成された係合孔に係合される第2突部とが形成されていることを特徴とす るものである。
【0013】 本考案の請求項4記載の組立式棚用のコーナブラケットは、請求項1、2また は3記載の組立式棚用のコーナブラケットにおいて、上記膨出部はコーナブラケ ットの壁面下部全面に亘りその外方に向かって突出するように形成され、この膨 出部の上縁部に上記当接縁が形成され、このコーナブラケットは棚板の側板のコ ーナ部内面に配置され、上記当接縁によって上記棚板の側板が支持されるように 構成されていることを特徴とするものである。
【0014】 本考案の請求項5記載の組立式棚用のコーナブラケットは、請求項1、2また は3記載の組立式棚用のコーナブラケットにおいて、上記膨出部はコーナブラケ ットの壁面下部にその内方に向かって突出するように形成され、この膨出部の上 縁部に上記当接縁が形成され、このコーナブラケットは支柱と棚板とによって挟 持されるように配置され、この当接縁によって上記棚板の側板が支持されるよう に構成されていることを特徴とするものである。
【0015】 本考案の請求項6記載の組立式棚用のコーナブラケットは、請求項1、2また は3記載の組立式棚用のコーナブラケットにおいて、上記膨出部はコーナブラケ ットの壁面下部にその外方に向かって突出するように形成され、この膨出部の側 縁部に上記当接縁が形成され、ブラケットは支柱と棚板とによって挟持されるよ うに配置され、上記膨出部の当接縁は上記支柱の側縁部に当接されるように構成 されていることを特徴とするものである。
【0016】 本考案の請求項7記載の組立式棚用のコーナブラケットは、請求項1、2、3 、4、5または6記載の組立式棚用のコーナブラケットにおいて、このコーナブ ラケットは中心線周りに直角に折り曲げられた状態で左右対称に形成されている ことを特徴とするものである。
【0017】 本考案の請求項8記載の組立式棚用のコーナブラケットは、請求項1、2、3 、4、5または6記載の組立式棚用のコーナブラケットにおいて、このコーナブ ラケットは中心線部で二枚に切断された状態で左右対称に形成されていることを 特徴とするものである。
【0018】 本考案の請求項9記載の組立式棚用のコーナブラケットは、請求項4記載の組 立式棚用のコーナブラケットにおいて、上記膨出部に外方に向かって突出した第 3突部が形成され、この第3突部は垂直方向および水平方向のいずれの方向にお いても上記第1突部と第2突部との間に位置するように設定され、上記コーナブ ラケットが組み付けられた状態で上記第3突部は支柱の側縁部に当接するように 構成されていることを特徴とするものである。
【0019】
上記請求項1記載の組立式棚用のコーナブラケットによれば、このコーナブラ ケットの壁面に設けられた上記挿通孔または突部を結んだ線で三角形が形成され るように上記挿通孔または突部が配置され、上記三角形の斜辺に相当する部分よ りも外方に向かってコーナブラケットの壁面が存在するように構成されているた め、上記斜辺の両端の係止部分が互いに接近するような圧縮力が加わっても(す なわち、棚板ががたつくような力が加わっても)、斜辺部分には壁面が存在して おり、充分上記圧縮力に対応することができる。つまり、本考案のコーナブラケ ットは、充分かつ確実に「かすがい」としての作用を果たすことができ、棚板の 水平方向のがたつきを有効に抑止することができる。
【0020】 上記請求項2記載の組立式棚用のコーナブラケットによれば、まずこのコーナ ブラケットに支柱の側壁部に当接する当接面を有する膨出部が形成されている場 合には、上記コーナブラケットが棚板のコーナ部に側板の内側から接合された状 態でコーナブラケットの壁面外面と支柱の側壁部内面との間に形成された隙間に 上記膨出部が位置して隙間が埋められるため、支柱と棚板とがコーナブラケット が添えられかつ係止された状態でコーナブラケットと支柱とは直接接触し、接触 面積が増加して支柱と棚板とはより強固に連結される。
【0021】 また上記コーナブラケットに棚板の側板に当接する当接縁を有する膨出部が形 成されている場合には、このコーナブラケットを介して支柱と棚板とが接合され た状態で、上記膨出部の当接縁によって棚板の側板下縁部が支持されるため、安 定的にがたつきが生じ難い状態で棚板は支柱に支持される。
【0022】 以上のように、コーナブラケットに膨出部が形成されることにより、コーナブ ラケットとを介して支柱と棚板とが従来より強固に連結され、棚板上への物品の 載置荷重等に対する支持剛性を十分に確保することができる。
【0023】 上記請求項3記載の組立式棚用のコーナブラケットによれば、上記コーナブラ ケットの壁面には上記支柱の側壁部に形成された係合孔に係合される第1突部と 、上記棚板の側板に形成された係合孔に係合される第2突部とが形成されている ため、この部分についてはボルト止めを省略することができ、組み立て作業が簡 単になる。
【0024】 上記請求項4記載の組立式棚用のコーナブラケットによれば、上記膨出部はコ ーナブラケットの壁面下部全面に亘りその外方に向かって突出するように形成さ れ、この膨出部の上縁部に上記当接縁が形成され、このコーナブラケットは棚板 の側板のコーナ部内面に配置され、上記当接縁によって上記棚板の側板が支持さ れるように構成されているため、コーナブラケットの壁面下部全面が支柱の側壁 部内面に当接し、この当接面積が最大になると共に、膨出部の上縁部によって棚 板は支持された状態になり、より強固に支柱と棚板とは結合され、棚板のがたつ きもより効果的に抑止することができる。
【0025】 上記請求項5記載の組立式棚用のコーナブラケットによれば、上記膨出部はコ ーナブラケットの壁面下部にその内方に向かって突出するように形成され、この 膨出部の上縁部に上記当接縁が形成され、このコーナブラケットは支柱と棚板と によって挟持されるように配置され、この当接縁によって上記棚板の側板が支持 されるように構成されているため、棚板のがたつきはより効果的に抑止される。
【0026】 上記請求項6記載の組立式棚用のコーナブラケットによれば、上記膨出部はコ ーナブラケットの壁面下部にその外方に向かって突出するように形成され、この 膨出部の側縁部に上記当接縁が形成され、ブラケットは支柱と棚板とによって挟 持されるように配置され、この膨出部の当接縁は上記支柱の側縁部に当接される ように構成されているため、コーナブラケットの横振れは効果的に阻止される。
【0027】 上記請求項7記載の組立式棚用のコーナブラケットによれば、このコーナブラ ケットは中心線周りに直角に折り曲げられた状態で左右対称に形成されているた め、このコーナブラケットを使用することにより、コーナ部から互いに直角に延 びる棚板の側板を対象として一度の取り付け操作でコーナブラケットを取り付け ることができる。
【0028】 上記請求項8記載の組立式棚用のコーナブラケットによれば、上記コーナブラ ケットは中心線部で二枚に切断された状態で左右対称に形成されているため、コ ーナ部から互いに直角に延びる棚板の二枚の側板のいずれか一方のみを対称とし て一枚だけを使用しても棚板を支柱に結合することができる。
【0029】 上記請求項9記載の組立式棚用のコーナブラケットにとれば、コーナブラケッ トが組み付けられた状態で上記第3突部は支柱の側縁部に当接するため、ブラケ ットのコーナ部上部において、支柱の係合孔、棚板側板の挿通孔、およびブラケ ットの挿通孔を貫通させた係止部材を締め付けることにより、第3突部が支柱側 壁部の縁部を強く押圧した状態になり、より確実強固な棚板の組み付けが実現す る。さらに、係止手段を締め付けることにより、コーナブラケットは第3突部を 中心として締め付けている係止手段の方向に回動するため、第2突部が棚板側板 の係合孔の上縁部に当止した状態になり、このことによってもより確実強固な支 柱と棚板との結合を得ることができる。
【0030】
図1ないし図3は本考案に係る組立式棚用のコーナブラケットの実施例の第一 の例を示している。図1は、第一の例に係る組立式棚のコーナ部の分解斜視図で あり、図2は同コーナブラケットの平面図であり、図3は同コーナブラケットの 側面図である。
【0031】 本考案に係る第一の例のコーナブラケットが適用される組立式棚は、図1に示 すように、棚のコーナ部に立設された四本の支柱1、この支柱1に着脱可能に取 付けられる棚板2と、支柱1と棚板2との連結部を補強するコーナブラケット3 と、係止部材である取付けボルト4とを有している。
【0032】 上記支柱1は、互いに直交する方向に伸びる一対の側壁部5,5を有する断面 L字状のアングル材からなり、各側壁部5にはそれぞれ上下に伸びる長孔からな る係合孔6が上下方向に所定間隔で形成されている。
【0033】 上記棚板2は、天板7と、その周縁部から下方に突設された所定幅の側板8と によって構成され、各側板8の側端部には水平方向に伸びる長孔からなる上記取 付けボルト4の挿通孔9が形成されるとともに、その側方には水平方向に伸びる 長孔からなる係合孔10が形成されている。
【0034】 上記コーナブラケット3は、その片面が上端コーナ部に上記取付けボルト4の 挿通孔11となる丸孔が形成された略三角形状のプレート材からなり、このプレ ート材が左右対称にかつ直角に接合された二面構造とされている。このコーナブ ラケット3の下端部には、側面から見て表面側に突出する断面円弧状の第1突部 12が形成されている。この第1突部12は、後述するコーナブラケット3の組 付け時に、左右両端部が支柱1の係合孔6に嵌着されるようにその幅寸法が設定 されている。
【0035】 また、上記コーナブラケットの壁面に設けられた上記挿通孔11、第1突部1 2および第2突部13を結んだ線で三角形が形成され、この三角形の斜辺に相当 する部分よりも外方に向かってさらにコーナブラケット3の壁面が存在するよう にされている。
【0036】 上記コーナブラケット3の先端部には、平面から見て外方に突出する断面円弧 状の第2突部13が形成され、この第2突部13は、コーナブラケット3の組付 け時に上下両端部が棚板2の係合孔10に嵌着されるようにその上下寸法が設定 されている。また、上記コーナブラケット3の下部は、後述する組付け時に、棚 板2の側板8の下縁部に当接する当接縁18を有するように全体的に外方に突出 した膨出部15が形成されている。またこの膨出部15の外表面は支柱1の側壁 部5の内表面に対する当接面18’を形成している。
【0037】 また、コーナブラケット3の左右二枚のプレート材の上端部交点部分には、後 述する組付け時に、支柱1の左右の側壁部5内面の交点部分に当接する突起片1 7が設けられている。そして、コーナブラケット3の上縁部は、内方に直角に折 り曲げられ、棚板2の天板7の下面との接触面積を増加させるようにされている が、本考案のコーナブラケットは、特にコーナブラケット3の上縁部を内方に直 角に折り曲げることに限定されるものではない。また、コーナブラケット3の上 縁部は、通常棚板2の天板7の下面と接触するようにされているが、特に接触す るようにしなくてもよい。
【0038】 上記各部材によって組立式棚を構成するには、支柱1の側壁部5の内面と棚板 2のコーナ部の側板8とを当接させ、側板8の内面側のコーナ部にコーナブラケ ット3を配設し、その第2突部13を上記側板8の係合孔10に嵌入するととも に、第1突部12を上記側壁部5の係合孔6に嵌入する。そして上記取付けボル ト4を上記第1係合部12が係合された係合孔6の上方に位置する支柱1の係合 孔6、棚板2の挿通孔9およびコーナブラケット3の挿通孔11に挿入するとと もに、コーナブラケット3の膨出部15の当接縁18を棚板2の側板8の下縁部 に当接させて位置合わせし、さらに上記棚板2と支柱1とを位置合わせした状態 で、上記取付けボルト4の先端部にナット16を螺着することにより、上記コー ナブラケット3によって補強された状態で支柱1の側壁部5と、棚板2の側板8 とが一体に接合されて棚板2が支柱1に取付けられる。
【0039】 このようにして組立式棚が組み付けられた状態で、コーナブラケット3の膨出 部15の表面は支柱1の側壁部5の内面に当接し、かつ、膨出部15の上部の当 接縁18は棚板2の側板8の下縁部を支持しているとともに、コーナブラケット 3の上縁部は棚板2の天板7の下面に当接し、かつ、コーナブラケット3の折れ 曲がり部分上端に設けられた突起片17は支柱1の側壁部5内面の折れ曲がり部 分に当接している。上記のように、コーナブラケット3の上縁部を棚板2の天板 7の下面に当接させることは重要である。こうするによって、棚板2とコーナブ ラケット3とはその一体化がより確実になるため、水平方向のがたつきはより効 果的に抑止される。
【0040】 なお、通常棚板2の側板8の下縁部は内方に折り返されて厚みが二倍になって いる。従って、コーナブラケット3をボルト4で締結したとき、上記厚みが形成 した部分を支点にしてコーナブラケット3の上部が支柱寄りに回動し、その結果 第一突起12が支柱1の係合孔6の外方側の縁部に当止するため、より係止が確 実になり好都合である。
【0041】 また、コーナブラケット3の左右の壁面の折り曲げ角度は通常直角とされるが 、この角度を鈍角に形成してもよい。こうすることにより、コーナブラケット3 を取付けボルト4で締結したとき、上記鈍角が直角になる方向にコーナブラケッ ト3がたわむため、第2突部13が係合孔10の縁部に当止してコーナブラケッ ト3と棚板2との締結をより確実なものにする。
【0042】 図4は本実施例の第二の例に係る組立式棚のコーナ部の分解斜視図である。こ の例の場合、コーナブラケット3の形態は、基本的には図1ないし図3に示す第 一の例のコーナブラケット3を踏襲したものである。この第二の例のコーナブラ ケット3には、第一の例の突起片17を膨出部15の当接縁18に到るまで下方 に延長した縦長の突起稜17’が形成させれており、加えてこの突起稜17’の 下端部にボルト用の挿通孔19が設けられている。
【0043】 一方、支柱1のコーナ部であって、上記コーナブラケット3のコーナ部の挿通 孔19に対応した位置には、コーナ係合孔61が設けられている。その他につい ては、支柱1、棚板2およびコーナブラケット3の全てについて図1ないし図3 に示す第一の例とまったく同じである。
【0044】 第二の例のコーナブラケット3および支柱1は以上のように構成されているた め、棚を組み立てるに際しては、支柱1の側壁部5の内面と棚板2のコーナ部の 側板8とを当接させ、側板8の内面側のコーナ部にコーナブラケット3を配設し 、その第2突部13を上記側板8の係合孔10に嵌入するとともに、第1突部1 2を上記側壁部5の係合孔6に嵌入する。ここまでは上記第一の例の場合とまっ たく同じである。
【0045】 そしてその後、取付けボルト4を支柱1のコーナ部に設けられたコーナ係合孔 61、棚板2のコーナ部の隙間およびコーナブラケット3のコーナ部に設けられ た挿通孔19に挿通すると共に、コーナブラケット3の膨出部15の当接縁18 を棚板2の側板8の下縁部に当接させて位置合わせし、さらに上記棚板2と支柱 1とを位置合わせした状態で、上記取付けボルト4の先端部にナット16を螺着 して締結することにより、上記コーナブラケット3によって補強された状態で支 柱1の側壁部5と、棚板2の側板8とが一体に接合されて棚板2が支柱1に取付 けられる。
【0046】 このようにして組立式棚が組み付けられた状態で、コーナブラケット3の膨出 部15の表面は支柱1の側壁部5の内面に当接し、かつ、膨出部15の上部の当 接縁18は棚板2の側板8の下縁部を支持しているとともに、コーナブラケット 3の上縁部は棚板2の天板7の下面に当接し、かつ、コーナブラケット3のコー ナ部の上部に設けられた縦長の突起稜17’は、棚板2のコーナ部の隙間から外 方に突出し、支柱1の側壁部5内面の折れ曲がり部分(コーナ部)に縦長に面接 触の状態で当接している。従って、棚板2の横振れはより効果的に抑止すること が可能である。
【0047】 加えて、コーナブラケット3のコーナ部に挿通孔19が設けられると共に、そ れに対応した棚板2のコーナ部にもコーナ係合孔61が設けられ、取付けボルト 4一本のみをそれらに挿通して棚板2を締結するようにされているため、一コー ナに付き取付けボルト4はたった一本で済ませることができ、組み立て作業が容 易になり好都合である。
【0048】 なお、さらに強固な締結を希望する場合には、上記取付けボルト4によるコー ナ部の締結のほか、第一の例の場合と同様に支柱1の側壁部5に設けられた係合 孔6、棚板2の側板8の設けられた挿通孔9およびコーナブラケット3の側部に 設けられた挿通孔11にも取付けボルト4を挿通して締結すればよい。
【0049】 図5ないし図7は本考案に係る組立式棚用のコーナブラケットの実施例の第三 の例を示している。図5は第三の例に係る組立式棚のコーナ部の分解斜視図であ り、図6は同コーナブラケットの平面図であり、図7は同コーナブラケットの側 面図である。
【0050】 この第三の例の場合は、支柱1および棚板2の構成については、上記図1ない し図3に示す第一の例の場合と全く同じである。そして、コーナブラケット3は 、支柱1と棚板2との間に配置されるものであるため、その点からこの第三の例 のコーナブラケット3の構成は第一の例のものとは異なったものとなっている。
【0051】 すなわち、上記コーナブラケット3は、上端コーナ部に上記取付けボルト4の 挿通孔11となる丸孔が形成された片面がL字形状のプレート材からなり、左右 対称の上記プレート材が中央部で水平方向に折り曲げられて形成されている。こ のコーナブラケット3の下端部には、側面から見て表面側に突出する断面円弧状 の第1突部12が形成されている。この第1突部12は、後述するコーナブラケ ット3の組付け時に、左右両端部が支柱1の係合孔6に嵌着されるようにその幅 寸法が設定されている。
【0052】 上記コーナブラケット3の先端部には、平面から見て裏面側に突出する断面円 弧状の第2突部13が形成され、この第2突部13は、コーナブラケット3の組 付け時に上下両端部が棚板2の係合孔10に嵌着されるようにその上下寸法が設 定されている。また、上記コーナブラケット3の下側部には、後述する組付け時 に、棚板2の側板8の下縁部に当接する当接縁18を有する略三角形状の膨出部 15が裏面側に突設されている。
【0053】 従って、この第三の例においては、組立式棚が組み付けられた状態で、コーナ ブラケット3の膨出部15の当接縁18は、棚板2の側板8下縁部に当接してそ れを支持した状態になっている。
【0054】 上記第一の例ないし第三の例において、コーナブラケット3の壁面およびそれ に形成される挿通孔11や第1突部12および第2突部13は、全く左右対称に 形成されているため、従来のある種のもののように、組立式棚の右用あるいは左 用などの区別をすることなく、いずれのコーナ部においても適用することができ る。
【0055】 図8ないし図12は本考案に係る組立式棚用のコーナブラケットの第四の例を 示している。図8は第四の例に係る組立式棚のコーナ部の分解斜視図であり、図 9は同組立式棚が組み立てられた状態を示す平面視の断面図であり、図10は図 9のA−A線断面図であり、図11は第四の例に係るコーナブラケットの変形例 、図12はさらに別の変形例を示す斜視図である。
【0056】 この例の場合についても、支柱1および棚板2の構成は第一の例の場合と全く 同じである。そして、コーナブラケット3は左右対称の切り離された状態の略三 角形状のプレート材二枚で一対のコーナブラケット3を形成している。
【0057】 この組立式棚は、棚のコーナ部に立設された四本の支柱1、この支柱1に着脱 可能に取付けられる棚板2と、支柱と1と棚板2との連結部を補強するコーナブ ラケット3と、取付けボルト4からなる係止部材とを有している。
【0058】 上記支柱1は、互いに直交する方向に伸びる一対の側壁部5,5を有する断面 L字状のアングル材からなり、各側壁部5にはそれぞれ上下に伸びる長孔からな る係合孔6が上下方向に所定間隔で形成されている。
【0059】 上記棚板2は、天板7と、その周縁部から下方に突設された所定幅の側板8と によって構成され、各側板8の側端部には水平方向に伸びる長孔からなる上記取 付けボルト4の挿通孔9が形成されるとともに、その側方には水平方向に伸びる 長孔からなる係合孔10が形成されている。
【0060】 上記コーナブラケット3は、上端コーナ部に上記取付けボルト4の挿通孔11 となる丸孔が形成された略三角形状のプレート材からなり、このコーナブラケッ ト3の下端部には、側面から見て表面側に突出する断面円弧状の第1突部12が 形成されている。この第1突部12は、後述するコーナブラケット3の組付け時 に、左右両端部が支柱1の係合孔6に嵌着されるようにその幅寸法が設定されて いる。
【0061】 上記コーナブラケット3の先端部には、平面から見て裏面側に突出する断面円 弧状の第2突部13が形成され、この第2突部13は、コーナブラケット3の組 付け時に上下両端部が棚板2の係合孔10に嵌着されるようにその上下寸法が設 定されている。また、上記コーナブラケット3の中央部には、後述する組付け時 に、支柱1の側縁部に当接する当接面14を有する三角形状の膨出部15が表面 側に突設されている。
【0062】 上記各部材によって組立式棚を構成するには、支柱1の側壁部5の内面と、棚 板2の側板8の外面との間にコーナブラケット3を配設し、その第2突部13を 上記側板8の係合孔10に嵌入するとともに、第1突部12を上記側壁部5の係 合孔6に嵌入する。そして上記取付けボルト4を上記第1係合部12が係合され た係合孔6の上方に位置する支柱1の係合孔6、コーナブラケット3の挿通孔1 1および棚板2の挿通孔9に挿入するとともに、コーナブラケット3の当接面1 4を支柱1の側縁部に当接させて位置合わせし、さらに上記棚板2と支柱1とを 位置合わせした状態で、上記取付けボルト4の先端部にナット16を螺着するこ とにより、上記コーナブラケット3を介して支柱1の側壁部5と、棚板2の側板 8とが一体に接合されて棚板2が支柱1に取付けられる。コーナブラケット3が 棚板2と支柱1との間隙に取り付けられた状態で、通常コーナブラケット3の上 縁部は、棚板2の天板7の下面に当接するようにされるのが好ましいが、特に当 接させなくてもよい。
【0063】 なお、上記第四の例に係るコーナブラケット3の具体的構成は上述のものに限 定されることなく種々の変形が可能であり、例えば図11に示すように、コーナ ブラケット3の下端部に形成された第1突部12の上方に、裏面側に突設する第 2突部13aを形成するとともに、コーナブラケット3の先端部に形成された第 2突部13の側方に、表面側に突設する第1突部12aを形成することにより、 中心線Xを中心とした対称形にコーナブラケット3を形成した構造としてもよい 。この場合には、同一形状のコーナブラケット3を棚板2の各部に設置すること ができる。
【0064】 また、図示は省略しているが、このコーナブラケット3を、支柱1と棚板2の 間に介在させるのではなく、前記第一の例と同様に、棚板2の側板8の内側から 配設するようにすることもできる。この場合は、上記第2突部13は、外方に向 かって突出させるようにし(すなわち、第1突部12と同様に表面側に設け)、 側板8の係合孔10に嵌合させるようにしなけらばならない。
【0065】 図13および図14は本考案に係る組立て式棚用のコーナブラケットの第5の 例を示している。そして、図13はこの第五の例に係るコーナブラケットによっ て組立てられる組立式棚の要部を示す分解斜視図であり、図14は同側面図であ る。これらの図に示すようにこの例の場合は、基礎となるコーナブラケット3と して、図1に示す第1の例のものが用いられている。
【0066】 そして、このコーナブラケット3の場合はその膨出部15に外方に向かって突 出した上下方向2個の第3突部120が切り押しによって形成されている。この 第3突部は垂直方向および水平方向のいずれの方向においても第1突部12と第 2突部13との間に位置するように設定されている。さらに、このコーナブラケ ット3が組み付けられた状態で上記第3突部120は支柱の側縁部に当接するよ うに寸法設定されている。この例では第3突部120は2個が形成されているが 、この個数については特に限定されるものではなく、1個でもよいし、3個以上 でもよい。
【0067】 従って、このコーナブラケット3が組立式棚に組み付けられた状態においては 、上記第3突部120は支柱の側縁部に当接し、コーナブラケット3のコーナ部 上部において、支柱1の係合孔6、棚板側板の挿通孔9、およびコーナブラケッ ト3の挿通孔11を貫通させた係止部材としての取付けボルト4を締め付けるこ とにより、第3突部120が支柱1の側壁部5の縁部を強く押圧した状態になり 、より確実強固に棚板を組み付けることができる。
【0068】 さらに、取付けボルト4を強く締め付けることにより、コーナブラケット3は 上方の第3突部120を中心として締め付けている取付けボルト4の方向に回動 するため、第2突部120の上部が棚板2の側板8の係合孔10の上縁部に当止 した状態になり、このことによってもよりこの例のコーナブラケット3を介した 確実強固な支柱1と棚板2との結合を得ることができる。
【0069】 図15および図16は、上記第五の例のさらに変形例のコーナブラケット3を 示している。図15はこのコーナブラケット3の斜視図であり、図14はこのコ ーナブラケット3が組み付けられた状態を示している。この変形例のコーナブラ ケットは、基本的には上記第五の例のものと同じであるが、膨出部15の面上で あって、挿通孔11と第一突部12との略中間位置に第1突部と同様の第4突部 121が突設されているところが第五の例のものとは相違している。そして、第 五の例の変形例はこの第4突部121を備えていることに大きな特徴を有してい る。
【0070】 すなわち、膨出部15上に上記のような第4突部121を設けることによって 、このコーナブラケット3を組み付けた状態で、図16に示すように、第1突部 12を下方の係合孔6に係合させた状態で、同時に第4突部を上方の係合孔6に 係合させることができ、その結果さらに確実強固に支柱1と棚板2とを結合させ ることが可能になる。
【0071】 図17は、図16のB−B線断面図である。この図に示すように、コーナブラ ケットの上部壁面に設けられた第2突部13は、左右方向と同様に上下方向にお いても先細りの傾斜が形成されている。
【0072】 そして、その根本部分は棚板2の側板8に穿設された係合孔10の上下方向の幅 よりも大きく寸法設定されているため、第2突部13が上記係合孔10に嵌め込 まれた状態で、第2突部13の根本部分は係合孔10には到達せず、第2突部1 3の上下の外縁部が係合孔10の上下の内縁部に当止した状態になっている。こ のことも、コーナブラケット3の支柱1および棚板2への強固な組み付けに役立 っている。
【0073】 なお、第2突部13の上記のような構成は、第五の例の変形例への適用に限定 されるものではなく、他のすべての実施例に適用可能である。
【0074】 本考案のコーナブラケット3は、以上詳述したように、その壁面に設けられた 上記挿通孔11、第1突部12および第2突部13を結んだ線で形成される三角 形の斜辺に相当する部分よりも外方に向かってコーナブラケットの壁面が存在す るように構成されているため、上記斜辺の両端の係止部分が互いに接近するよう な圧縮力が加わっても(すなわち、棚板ががたつくような力が加わっても)、斜 辺部分には壁面が存在しており、充分上記圧縮力に対応することができる。つま り、本考案のコーナブラケットは、充分かつ確実に「かすがい」としての作用を 果たすことができ、棚板の水平方向のがたつきを有効に抑止することができる。
【0075】 また、コーナブラケット3の中央部に膨出部15を形成し、この膨出部15に 設けられた当接面18’あるいは当接縁14、18を支柱1の側壁部5の内面や 側縁部、あるいは棚板2の側板8の下縁部に当接させた状態で、コーナブラケッ ト3を取付けるように構成したため、上記棚板2上に載置される物品の載置荷重 等に応じ、取付けボルト4の設置部を支点に棚板2およびコーナブラケット3を 回転させようとするモーメントが作用した場合に、このモーメントを上記膨出部 15および第1突部12によって効果的に支持することができる。
【0076】 したがって、上記取付けボルト4からなる係止部材によって上記連結部をそれ 程強固に締着することなく、上記モーメントに対する支持剛性を十分に確保する ことができ、上記モーメント等が繰返し作用した場合においても、コーナブラケ ット3と支柱1との連結部に、がた付きが生じるのを確実に防止することができ る。しかも上記膨出部15を設けることにより、上記モーメント荷重等に対する コーナブラケット3自体の剛性を向上させることができるため、このコーナブラ ケット3に大きな荷重が入力された場合においても、コーナブラケット3が変形 するという事態の発生を効果的に防止することができる。
【0077】 また上記実施例では、コーナブラケット3の壁面に突設された第1,第2突部 12,13を支柱12の係合孔6および棚板2の係合孔10に係合した状態で、 一本の取付けボルト4からなる係合部材によって支柱1の側壁部5と、コーナブ ラケット3の上端部と、棚板2の側板8とを一体に接合するように構成したため 、棚板2と支柱1との連結部の補強作用を損なうことなく、棚の組立て作業に要 する時間を大幅に短縮することができる。
【0078】 すなわち、上記棚板2に物品を載置した場合等に作用する荷重を、上記取付け ボルト4および第1,第2突部12,13に分散させて支持することができるた め、取付けボルト4の本数を1本に減少させたにも拘らず、3本の取付けボルト を用いてコーナブラケットを取付けるように構成した場合と、略同程度の連結強 度が得られ、簡単な構成で棚板2と支柱1との連結部を効果的に補強することが できる。
【0079】 なお、上記図11に示すコーナブラケット3の場合には、コーナブラケット3 を共通化してその量産化を図ることができるという利点がある。
【0080】 また、上記第1,第2突部12,13に代え、図12に示すように、コーナブ ラケット3の下端部および先端部に取付けボルト4の挿通孔17,18を形成し 、3本の取付けボルト4によってコーナブラケット3を棚板2と支柱1との連結 部に接合するように構成してもよい。
【0081】 なお、上述のすべての実施例においては、係止部材としての取付けボルト4は 、上記支柱1の係合孔6、61や棚板2の挿通孔9、さらにはコーナブラケット 3の挿通孔11などに差し通された状態でナット16が螺着され、このナット1 6が螺着された状態で取付けボルト4は締め付けられて支柱1と棚板2とコーナ ブラケット3とは互いに締結されるようになされているが、図5ないし図7に示 す第三の例を除いて、コーナブラケット3の挿通孔11自体を円孔にすると共に 、この円孔に雌螺子を螺設し、この円孔に取付けボルト4を螺着して締結するよ うにしてもよい。こうすることによって、ナット16がなくても取付けボルト4 による上記締結が可能となるため、部品点数が減少して都合がよい。
【0082】 但し、図5ないし図7に示す第三の例の場合には、棚板2の挿通孔9に雌螺子 を螺設しておけば、上記同様ナット16がなくても取付けボルト4による締結が 可能になる。
【0083】
以上説明したように、本考案のコーナブラケットは、その壁面に設けられた挿 通孔または突部を結んだ線で三角形が形成されるように上記挿通孔または突部が 配置され、上記三角形の斜辺に相当する部分よりも外方に向かってコーナブラケ ットの壁面が存在するように構成されているため、上記斜辺の両端の係止部分が 互いに接近するような圧縮力が加わっても、斜辺部分には壁面が存在しており、 充分上記圧縮力に対応することができ、その結果、充分かつ確実に「かすがい」 としての作用を果たすことができ、棚板の水平方向のがたつきを有効に抑止する ことができる画期的なものである。
【0084】 このコーナブラケットに支柱の側壁部に当接する当接面を有する膨出部が形成 されている場合には、上記コーナブラケットが棚板のコーナ部に側板の内側から 接合された状態でコーナブラケットの壁面外面と支柱の側壁部内面との間に形成 された隙間に上記膨出部が位置して上記隙間を埋める状態になるため、コーナブ ラケットと支柱とは直接接触し、当接面積が増加して支柱と棚板とはより強固に 連結される。
【0085】 また上記コーナブラケットに棚板の側板に当接する当接縁を有する膨出部が形 成されている場合には、このコーナブラケットを介して支柱と棚板とが接合され た状態で、上記膨出部の当接縁によって棚板の側板下縁部が支持されるため、安 定的にがたつきが生じ難い状態で棚板は支柱に支持される。
【0086】 以上のように、コーナブラケットに膨出部が形成されることにより、コーナブ ラケットとを介して支柱と棚板とが従来より強固に連結され、棚板上への物品の 載置荷重等に対する支持剛性を十分に確保することができ好都合である。
【0087】 コーナブラケットの壁面に上記支柱の側壁部に形成された係合孔に係合される 第1突部と、上記棚板の側板に形成された係合孔に係合される第2突部とを形成 させると、この部分についてはボルト止めを省略することができ、従来棚の一つ のコーナ部に6個の締結用のボルトが必要であったものが、2個で済ませること ができ、組立式棚の組み立て作業が極めて簡単になり、その分人手と時間を節約 することができる経済効果は非常に大きい。
【0088】 膨出部をコーナブラケットの壁面下部全面に亘りその外方に向かって突出する ように形成し、この膨出部の上縁部に当接縁を形成し、上記当接縁によって上記 棚板の側板が支持されるように構成すると、このコーナブラケットを棚板の側板 のコーナ部内面に配置することによって、コーナブラケットの壁面下部全面が支 柱の側壁部内面に当接し、この当接面積が最大になると共に、膨出部の上縁部に よって棚板は支持された状態になり、より強固に支柱と棚板とは結合され、棚板 のがたつきもより効果的に抑止することができる。
【0089】 膨出部をコーナブラケットの壁面下部にその内方に向かって突出するように形 成し、この膨出部の上縁部に上記当接縁を形成し、この当接縁によって上記棚板 の側板が支持されるように構成すると、このコーナブラケットを支柱と棚板とに よって挟持されるように配置することによって、棚板のがたつきはより効果的に 抑止される。
【0090】 膨出部をコーナブラケットの壁面下部にその外方に向かって突出するように形 成し、この膨出部の側縁部に上記当接縁を形成し、この膨出部の当接縁は上記支 柱の側縁部に当接されるように構成すると、ブラケットは支柱と棚板とによって 挟持されるように配置することによって、コーナブラケットの横振れは効果的に 阻止される。
【0091】 コーナブラケットを中心線周りに直角に折り曲げられた状態で左右対称に形成 させると、このコーナブラケットを使用することにより、コーナ部から互いに直 角に延びる棚板の側板を対象として一度の取り付け操作でコーナブラケットを取 り付けることができ好都合である。
【0092】 コーナブラケットを中心線部で二枚に切断された状態で左右対称に形成させる と、コーナ部から互いに直角に延びる棚板の二枚の側板のいずれか一方のみを対 称として一枚だけを使用しても棚板を支柱に結合することができ都合がよい。
【0093】 さらに、膨出部に外方に向かって突出した第3突部を形成し、この第3突部は 垂直方向および水平方向のいずれの方向においても上記第1突部と第2突部との 間に位置するように配置し、コーナブラケットが棚に組み付けられた状態で上記 第3突部は支柱の側縁部に当接するように構成すれば、コーナブラケットが組み 付けられた状態で上記第3突部は支柱の側縁部に当接するため、コーナブラケッ トのコーナ部上部において、支柱の係合孔、棚板側板の挿通孔、およびブラケッ トの挿通孔を貫通させた係止部材を締め付けることにより、第3突部が支柱側壁 部の縁部を強く押圧した状態になり、より確実強固な棚板の組み付けが実現する 。
【0094】 さらに、係止手段を強く締め付けることにより、コーナブラケットは第3突部 を中心として締め付けている係止手段の方向に回動するため、第2突部の上部が 棚板側板の係合孔の上縁部に強く当止した状態になり、このことによってもより 確実強固に支柱と棚板とを結合することができる。
【図1】本考案の実施例の第一の例に係るコーナブラケ
ットによって組立てられる組立式棚の要部を示す分解斜
視図である。
ットによって組立てられる組立式棚の要部を示す分解斜
視図である。
【図2】上記第一の例に係るコーナブラケットの平面図
である。
である。
【図3】上記第一の例に係るコーナブラケットの側面図
である。
である。
【図4】本考案の実施例の第二の例に係るコーナブラケ
ットによって組立てられる組立式棚の要部を示す分解斜
視図である。
ットによって組立てられる組立式棚の要部を示す分解斜
視図である。
【図5】本考案の実施例の第三の例に係るコーナブラケ
ットによって組立てられる組立式棚の要部を示す分解斜
視図である。
ットによって組立てられる組立式棚の要部を示す分解斜
視図である。
【図6】上記第三の例に係るコーナブラケットの平面図
である。
である。
【図7】上記第三の例に係るコーナブラケットの側面図
である。
である。
【図8】本考案の実施例の第四の例に係るコーナブラケ
ットによって組立てられる組立式棚の要部を示す分解斜
視図である。
ットによって組立てられる組立式棚の要部を示す分解斜
視図である。
【図9】上記組立式棚の組立て状態の要部を示す水平断
面図である。
面図である。
【図10】図9のA−A線断面図である。
【図11】上記第四の例に係るコーナブラケットの変形
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図12】上記第四の例に係るコーナブラケットのさら
に別の変形例を示す斜視図である。
に別の変形例を示す斜視図である。
【図13】本考案の実施例の第五の例に係るコーナブラ
ケットによって組立てられる組立式棚の要部を示す分解
斜視図である。
ケットによって組立てられる組立式棚の要部を示す分解
斜視図である。
【図14】上記第五の例に係る組立て式棚の組立て状態
の要部を示す側面図である。
の要部を示す側面図である。
【図15】上記第五の例に係るコーナブラケットの変形
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図16】上記第五の例の変形例に係る組立て式棚の組
立て状態の要部を示す側面図である。
立て状態の要部を示す側面図である。
【図17】図16のB−B線断面図である。
【図18】従来のコーナブラケットの一例を示す斜視図
である。
である。
【図19】従来のコーナブラケットの他の例を示す斜視
図である。
図である。
1 支柱 2 棚板 3 コーナブラケット 4 取付けボルト(係止部材) 5 側壁部 6 係合孔 7 天板 8 側板 9 挿通孔 10 係合孔 11 挿通孔 12 第1突部 13 第2突部 120 第3突部 121 第4突部 14 当接縁 15 膨出部 16 ナット 17 突起片 18 当接縁 18’ 当接面
Claims (9)
- 【請求項1】 互いに直交する側壁部を有する支柱と、
棚板の側板との連結部に配設され、これらに一体に接合
される係止部材の挿通孔または係止用の突部を壁面に有
する組立式棚用のコーナブラケットであって、このコー
ナブラケットの壁面に設けられた上記挿通孔または突部
を結んだ線で三角形が形成されるように上記挿通孔また
は突部が配置され、上記三角形の斜辺に相当する部分よ
りも外方に向かってコーナブラケットの壁面が存在する
ように構成されていることを特徴とする組立式棚用のコ
ーナブラケット。 - 【請求項2】 上記コーナブラケットの壁面には上記支
柱の側壁部または上記棚板の側板に当接する当接面また
は当接縁を有する膨出部が形成されていることを特徴と
する請求項1記載の組立式棚用のコーナブラケット。 - 【請求項3】 上記コーナブラケットの壁面には上記支
柱の側壁部に形成された係合孔に係合される第1突部
と、上記棚板の側板に形成された係合孔に係合される第
2突部とが形成されていることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の組立式棚用のコーナブラケット。 - 【請求項4】 上記膨出部はコーナブラケットの壁面下
部全面に亘りその外方に向かって突出するように形成さ
れ、この膨出部の上縁部に上記当接縁が形成され、この
コーナブラケットは棚板の側板のコーナ部内面に配置さ
れ、上記当接縁によって上記棚板の側板が支持されるよ
うに構成されていることを特徴とする請求項1、2また
は3記載の組立式棚用のコーナブラケット。 - 【請求項5】 上記膨出部はコーナブラケットの壁面下
部にその内方に向かって突出するように形成され、この
膨出部の上縁部に上記当接縁が形成され、このコーナブ
ラケットは支柱と棚板とによって挟持されるように配置
され、この当接縁によって上記棚板の側板が支持される
ように構成されていることを特徴とする請求項1、2ま
たは3記載の組立式棚用のコーナブラケット。 - 【請求項6】 上記膨出部はコーナブラケットの壁面下
部にその外方に向かって突出するように形成され、この
膨出部の側縁部に上記当接縁が形成され、コーナブラケ
ットは支柱と棚板とによって挟持されるように配置さ
れ、上記膨出部の当接縁は上記支柱の側縁部に当接され
るように構成されていることを特徴とする請求項1、2
または3記載の組立式棚用のコーナブラケット。 - 【請求項7】 上記コーナブラケットは中心線周りに直
角に折り曲げられた状態で左右対称に形成されているこ
とを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載
の組立式棚用のコーナブラケット。 - 【請求項8】 上記コーナブラケットは中心線部で二枚
に切断された状態で左右対称に形成されていることを特
徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の組立
式棚用のコーナブラケット。 - 【請求項9】 上記膨出部に外方に向かって突出した第
3突部が形成され、この第3突部は垂直方向および水平
方向のいずれの方向においても上記第1突部と第2突部
との間に位置するように設定され、上記コーナブラケッ
トが組み付けられた状態で上記第3突部は支柱の側縁部
に当接するように構成されていることを特徴とする請求
項4記載の組立式棚用のコーナブラケット。
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|---|---|---|---|
| JP1993002510U JP2592827Y2 (ja) | 1992-03-18 | 1993-02-03 | 組立式棚用のコーナブラケット |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-14644 | 1992-03-18 | ||
| JP1464492 | 1992-03-18 | ||
| JP1770492 | 1992-03-30 | ||
| JP4-17704 | 1992-03-30 | ||
| JP1993002510U JP2592827Y2 (ja) | 1992-03-18 | 1993-02-03 | 組立式棚用のコーナブラケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591441U true JPH0591441U (ja) | 1993-12-14 |
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ID=27275390
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993002510U Expired - Fee Related JP2592827Y2 (ja) | 1992-03-18 | 1993-02-03 | 組立式棚用のコーナブラケット |
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| JP (1) | JP2592827Y2 (ja) |
Cited By (4)
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1993
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| EP2520196A1 (en) * | 2011-05-02 | 2012-11-07 | Stefania Filippi | Modular shelves structure |
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|---|---|
| JP2592827Y2 (ja) | 1999-03-31 |
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