JPH059157U - 立軸形回転電機の軸受装置 - Google Patents
立軸形回転電機の軸受装置Info
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- JPH059157U JPH059157U JP5242891U JP5242891U JPH059157U JP H059157 U JPH059157 U JP H059157U JP 5242891 U JP5242891 U JP 5242891U JP 5242891 U JP5242891 U JP 5242891U JP H059157 U JPH059157 U JP H059157U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】長期間停止後に起動しても、ガイド軸受1とス
ラストカラー9の間の摺動部の境界潤滑の発生を防ぐ。 【構成】ガイド軸受1の内周の給油穴4の出口に、溝部
1aを設け、この溝部1aにスポンジ状の給油環2を取
り付ける。
ラストカラー9の間の摺動部の境界潤滑の発生を防ぐ。 【構成】ガイド軸受1の内周の給油穴4の出口に、溝部
1aを設け、この溝部1aにスポンジ状の給油環2を取
り付ける。
Description
【0001】
本考案は、立軸形回転電機の軸受装置に関する。
【0002】
従来の立軸形回転電機の軸受装置の縦断面図を図5に示す。図5において、軸 受箱5の中心部には、あらかじめスラストカラー9が焼き篏められた主軸8が上 方から挿入され、この主軸8は、スラストカラー9の下端に形成されたフランジ 部9aの下端が載置されたスラスト軸受6を介して軸受箱5に支持されている。
【0003】 軸受箱5の内部には、環状の支持部材7が設けられ、この支持部材7の内周側 には、図示しない平面図では環状で、上面に断面がU形の油溜り3が形成された ガイド軸受1が上方から挿入され、このガイド軸受1とスラストカラー9の外周 面の間には、わずかな隙間が形成され、後述するように潤滑油が浸透している。
【0004】 スラストカラー9の内周には、中間部から下端に亘って、座ぐり部9bが形成 され、この座ぐり部9bには、あらかじめ油筒15が挿入されている。スラストカ ラー9の座ぐり部9bの中間部には、内周から外周に斜め上方に貫通する複数の 油穴14Aが設けられ、ガイド軸受1の油溜り3の底面には、ガイド軸受1の内周 に貫通する断面逆L字形の複数の給油穴4が設けられている。
【0005】 このガイド軸受1の上方には、縦断面〕状で図示しない平面図では環状の反射 板12の外周が軸受箱5に支えられ、この反射板12の軸心側のスラストカラー9に は、内周から外周に貫通する複数の貫通穴14Bが設けられ、軸受箱5の上端内周 には、油切り5aが取り付けられている。
【0006】 また、軸受箱5の内部には、冷却管16が配設され、油面10aがガイド軸受1の 下から約3分の1の高さまで潤滑油10が注入されている。なお、ガイド軸受1の 内周には、油穴14Aの出口に浅い溝部1bが形成されている。
【0007】 このように構成された立軸形回転電機の軸受装置においては、主軸8とともに 回転するスラストカラー9の油穴14Aの内部の潤滑油の遠心力によるポンプ作用 で、油穴14Aからスラストカラー9の外周とガイド軸受1の内周との間の摺動面 から矢印Bで示すように油溜り3の上方に潤滑油が噴出され、この噴出した潤滑 油は、反射板12の下面に衝突してその一部が油溜り3に流下する。
【0008】 一方、立軸形回転電機が停止されて再起動するときには、それまでは、スラス トカラー9のポンプ作用によるガイド軸受1とスラストカラー9との間の摺動面 への給油による潤滑は停められているので、油溜り3から給油穴4を経て給油さ れる潤滑油で油膜を保持して、円滑な起動ができるように考慮されている。
【0009】
ところが、このように構成された立軸形回転電機の軸受装置においては、回転 電機の停止期間が長くなると、油溜り3の潤滑油が給油穴4からガイド軸受1と スラストカラー9との摺動面を経て流出してしまって、起動時に境界潤滑を起し たり、円滑な起動を阻害するだけでなく、ガイド軸受1が損傷したり回転電機が 異常振動するおそれもある。
【0010】 そのため、ガイド軸受1とスラストカラー9との摺動面の隙間を極力減らすこ とも考えられるが、そのためには、ガイド軸受1の内周とスラストカラー9の外 周の真円度や円筒度を上げなくてはならないので、ガイド軸受1やスラストカラ ー9の加工と測定に時間がかかるだけでなく、もし、熱膨脹の差で両者間の隙間 が所定の間隔以下になると、油膜がつぶれるおそれもある。
【0011】 そこで、本考案の目的は、簡単な構成で、長期間停止後に起動しても、ガイド 軸受1とスラストカラー9の間の摺動部の境界潤滑の発生を防ぐことのできる立 軸形回転電機の軸受装置を得ることである。
【0012】
本考案は、ガイド軸受の上面に油溜りが設けられ、この油溜りの底部からガイ ド軸受の内周で回転するスラストカラーの外周表面に給油する給油穴が設けられ た立軸形回転電機の軸受装置において、ガイド軸受の給油穴の出口に溝部を設け 、この溝部にスポンジ状の給油環を挿着することで、停止中及び起動される立軸 形回転電機のスラストカラーとガイド軸受を潤滑し、簡単な構成で、長期間停止 後の起動時のガイド軸受とスラストカラーとの境界潤滑の発生を防いだ立軸形回 転電機の軸受装置である。
【0013】
以下、本考案の立軸形回転電機の軸受装置の一実施例を図面を参照して説明す る。但し、図5と重複する部分には、同符号を付して説明を省く。図1は、本考 案の立軸形回転電機の縦断面図で図5に対応する図、図2は図1の要部を示す拡 大詳細図、図3は図2のA−A断面図である。
【0014】 図1,図2及び図3において、ガイド軸受1の油溜り3の底部とガイド軸受1 の内周との間に設けられた断面L字形の複数(図3では12個)の給油穴4の出口 側には、溝部1aが設けられ、この溝部1aの底部には、図4の斜視図で示すス ポンジ材で成形された環状の給油環2が挿着されている。この給油環2の下面に は、図4で示すように複数の突起13が設けられている。
【0015】 このように構成された立軸形回転電機の軸受装置においては、油溜り3に貯留 された潤滑油は、立軸形回転電機が停止すると給油環2を透過し給油環2の内側 に浸出して、ガイド軸受1の内周とスラストカラー9の外周間の摺動面が潤滑さ れる。給油環2を透過した潤滑油は、図4で示す給油環2の下面に形成された突 起から滴下してガイド軸受1の溝部1aに給油される。
【0016】 したがって、このように構成された立軸形回転電機の軸受装置においては、た とい、停止期間が長くなった後に起動したときでも、油溜り3に貯留された潤滑 油は、給油環2で所定の量に制限されて滴下する潤滑油で、長期に亘って給油さ れるので、立軸形回転電機の再起動の摺動面の境界潤滑の発生を防ぐことができ る。したがって、ガイド軸受1の内周やスラストカラー9の外周の加工精度を上 げなくてもよく、スラストカラー9の内周に溝部1aを設けて、給油環2を挿着 するだけでよいので、簡単な構成で長期間停止後の起動時のガイド軸受1とスラ ストカラー9の間の摺動部の境界潤滑の発生を防ぐことができ、ガイド軸受1や 主軸8の損傷を防ぐことのできる立軸形回転電機の軸受装置を得ることができる 。
【0017】
以上、本考案によれば、ガイド軸受の上面に油溜りが設けられ、この油溜りの 底部からガイド軸受の内周で回転するスラストカラーの外周表面に給油する給油 穴が設けられた立軸形回転電機の軸受装置において、ガイド軸受の給油穴の出口 に溝部を設け、この溝部にスポンジ状の給油環を挿着することで、停止中及び起 動される立軸形回転電機のスラストカラーとガイド軸受を潤滑したので、簡単な 構成で、長期間停止後の起動時のガイド軸受とスラストカラーとの境界潤滑の発 生を防ぐことのできる立軸形回転電機の軸受装置を得ることができる。
【図1】本考案の立軸形回転電機の軸受装置の一実施例
を示す部分縦断面図。
を示す部分縦断面図。
【図2】本考案の立軸形回転電機の軸受装置の要部を示
す縦断面拡大詳細図。
す縦断面拡大詳細図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】本考案の立軸形回転電機の要部を示す斜視図。
【図5】従来の立軸形回転電機の一例を示す部分縦断面
図。
図。
1…ガイド軸受、1a…溝部、2…給油環、3…油溜
り、4…給油穴、5…軸受ハウジング、6…スラスト軸
受、7…支持部材、8…主軸、9…スラストカラー、1
0,14A,14B…油面、11…油穴、13…突起。
り、4…給油穴、5…軸受ハウジング、6…スラスト軸
受、7…支持部材、8…主軸、9…スラストカラー、1
0,14A,14B…油面、11…油穴、13…突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ガイド軸受の上面に油溜りが設けられ、
この油溜りの底部から前記ガイド軸受の内周で回転する
スラストカラーの外周表面に給油する給油穴が設けられ
た立軸形回転電機の軸受装置において、前記ガイド軸受
の給油穴の出口に溝部を設け、この溝部にスポンジ状の
給油環を挿着したことを特徴とする立軸形回転電機の軸
受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5242891U JPH059157U (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 立軸形回転電機の軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5242891U JPH059157U (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 立軸形回転電機の軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059157U true JPH059157U (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=12914501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5242891U Pending JPH059157U (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 立軸形回転電機の軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059157U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5159911U (ja) * | 1974-11-05 | 1976-05-12 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP5242891U patent/JPH059157U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5159911U (ja) * | 1974-11-05 | 1976-05-12 |
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