JPH0591724U - 水泳練習用パドル - Google Patents

水泳練習用パドル

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JPH0591724U
JPH0591724U JP3801792U JP3801792U JPH0591724U JP H0591724 U JPH0591724 U JP H0591724U JP 3801792 U JP3801792 U JP 3801792U JP 3801792 U JP3801792 U JP 3801792U JP H0591724 U JPH0591724 U JP H0591724U
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JP
Japan
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hand
region
paddle
finger
palm
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JP3801792U
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吉久 園田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手の形状、手の方向、角度、軌跡などの良否
をフィーリングとして感じ取り易い水泳練習用のパドル
を提供する。 【構成】 手の掌領域2の一側に親指領域3を形成する
とともに、手の掌領域の前方に四本指領域4を形成した
プラスチック板であって、このプラスチック板を前後方
向に関しては四本指領域の指先側と手の掌領域の手首側
が下方に傾斜するように僅かに湾曲させ、幅方向に関し
ては左右両側縁側が下方に傾斜するように湾曲させ、且
つ四本指領域の小指側への曲率を他の部分よりも大きな
曲率で下方に傾斜させて湾曲させ、上面に止着部材を設
けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、手の掌に装着して水泳の練習、特に競泳選手が手の使い方をマスタ ーする際に使用する水泳練習用パドルに関するものである。
【0002】
【従来技術】
手の掌に装着して使用する従来の水泳練習用パドルは、平らなプラスチック板 にゴムバンドを取り付け、このゴムバンドに指を通せるようにしただけである。 したがって、このパドルを手に装着して泳ぐと、手や腕に掛かる負荷が大きくな るので、腕や手の筋肉の強化に役立つ。
【0003】
【解決すべき課題】
しかしながら、手や腕の筋力を増強しただけでは上手な泳法を修得することが できず、特に、レベルの高い今日の競泳界では効率の良い泳法の修得が必須であ り、これを果たし得なかった。即ち、今日の競泳界においては、水中で手をまっ すぐ後に押す泳方では通用せず、手を水中に差入れる際の手の向きおよびその角 度、水中での手の形、向き、角度、手の軌跡(S字プル)などが学問的に解析さ れ始め、これらの理論に合致した手の使い方の修得が求められている。 学問的に解析された手の使い方を修得する場合に、素手で泳いだのでは、手の 向きや角度、或は軌跡を多少変更して泳いだとしても、その差(効果)が顕著に 表れ難い。 このため、手の向き、角度、手の軌跡など手の使い方を変更して試しに泳いだ 場合に、泳者がその差を認識し易く、また、少しでも効率の良い泳法を修得し易 い練習用パドルの開発が切望されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記に鑑み開発されたもので、手の掌領域の一側に親指領域を、手の 掌領域の前方に四本指領域を形成した板材であって、該板材を前後方向に関して は四本指領域の指先側と手の掌領域の手首側が下方に傾斜するように僅かに湾曲 させ、幅方向に関しては左右両側縁側が下方に傾斜するように湾曲させ、且つ四 本指領域の小指側への曲率を他の部分よりも大きな曲率で下方に傾斜させて湾曲 させ、上面に止着部材を備えたものである。
【0005】
【作用】
止着具によりパドルを手に装着すると、泳者の手の掌の形は、パドルの上面形 状により自ずと定められる。 また、パドルは素手よりも遥かに大きな面積を有しており、しかも、水をかく 下面が人間の手の掌に近似して湾曲しているので、泳者の手の向き、角度、軌跡 などを変更した場合の影響が顕著に表れる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。 水泳練習用パドル1は、図1に示すように、左手用1aと右手用1bとがある が、これらはそれぞれの手の形に略々合わせた対象形であり、手に接する上面は 滑べり止めを兼ねて艶消し処理を施し、反対側の下面は水との抵抗を低減するた めに鏡面処理を施してある。
【0007】 左手用のパドル1aは、図1および図2に示すように、指を揃えた状態におけ る左手の形状と略々同様の形状に切断したプラスチック製板材であり、指を除い た左手の掌の面積よりも大きな面積を有する当てる手の掌領域2aの右側に親指 よりも広い親指領域3aを形成し、又、上記手の掌領域2aの前方には人指し指 、中指、薬指、および小指の合計面積よりも広い四本指領域4aを形成してある 。なお、四本指領域4aは、人指し指と中指に対応する部分の前後長を長く設定 し、人指し指部分の先端を他の部分よりも尖った形状とし、水に差入れる際の抵 抗が小さくなるようにしてある。
【0008】 そして、このプラスチック製板材を前後方向(図2中の上下方向)に関しては 四本指領域4aと手の掌領域2aの手首側が下方(図2の裏側)に傾斜するよう に僅かに湾曲させ、幅方向(図2中の左右方向)に関しては左右両側縁側が下方 (図2の裏側)に傾斜するように前後方向よりも大きな曲率で湾曲させ、且つ四 本指領域4aの小指側への曲率を他の部分よりも大きな曲率で下方に傾斜させて 湾曲させる。したがって、パドル1aは、図3乃至図6に示すように、平らな板 を親指側から小指側に捻った様な形状となり、各部の断面は図2および図7に示 すようにアーチ状となる。
【0009】 上記した各方向の曲率は、泳ぐ際に理想とされる手の曲げ方、即ち甲側の長さ を掌側の長さよりも長くなるように手を湾曲した状態に対応したものとする。こ の様に、手の甲側の長さを掌側の長さよりも長くなる形に設定すると、手を移動 したときに甲側への揚力が発生し、この揚力が手の向きに応じて推進力になるか らである。
【0010】 また、パドル1a全体をアーチ状に湾曲させたのは、指先で水を掴み、手の掌 に体重を乗せて泳ぐというフィーリングを感じ易くするためであり、四本指領域 4aの曲面(特に小指側の曲面)は内側へ水をかき易くする機能を発揮し、親指 領域3aの曲面は外側へ水をかき易くする機能を発揮するので、上記フィーリン グを容易に体得できることを可能ならしめている。
【0011】 また、上記のようにして湾曲させたパドル1aの略々中央、具体的には中指の 付根に対応する位置に小孔5,5を所定の間隔で並べて2つ開設し、両小孔5, 5内に止着具としてゴムパイプ6の両端を挿入してアーチ状とする。
【0012】 一方、右手用のパドル1bは、左手用パドル1aと対象形であり、指を揃えた 状態における右手の形状と略々同様の形状に切断したプラスチック製板材であり 、指を除いた右手の掌の面積よりも大きな面積を有する当てる手の掌領域2bの 左側に親指よりも広い親指領域3bを形成し、又、上記手の掌領域2bの前方に は人指し指、中指、薬指、および小指の合計面積よりも広い四本指領域4bを形 成してある。なお、四本指領域4bは、人指し指と中指に対応する部分の前後長 を長く設定し、人指し指部分の先端を他の部分よりも尖った形状とする。
【0013】 そして、このプラスチック製板材を前後方向に関しては四本指領域4bと手の 掌領域2bの手首側が下方に傾斜するように僅かに湾曲させ、幅方向に関しては 左右両側縁側が下方に傾斜するように前後方向よりも大きな曲率で湾曲させ、且 つ四本指領域4の小指側への曲率を他の部分よりも大きな曲率で下方に傾斜させ て湾曲させる。上記した各方向の曲率は、左手と同様に、泳ぐ際に理想とされる 手の曲げ方、即ち甲側の長さを掌側の長さよりも長くなるように手を湾曲した状 態に対応したものとする。
【0014】 また、上記パドル1bの略々中央に小孔を所定の間隔で並べて2つ開設し、両 小孔内に止着具としてゴムパイプ6の両端を挿入してアーチ状とする。
【0015】 上記した構成からなるパドル1a,1bを使用して泳ぐ場合には、左手用パド ル1aの上面に左手を当てるとともに、左手の中指をアーチ状ゴムパイプ6内に 挿通し、裏面に突出したゴムパイプの端部を引くことによりパドル1aを適当な 強さで手に装着する。そして、右手も同様にしてパドル1bを装着する。 この様にしてパドル1a,1bを装着すると、左右の手の形状は、パドル1a ,1bの上面の形状に応じて定められ、水泳に理想的な形となる。
【0016】 この状態で例えば自由形で泳ぐと、科学的に解析された手の使い方で泳げた場 合には最も効率良く大きな推進力を得ることができ、逆に、理論通りに手を使え なかった場合には大きな推進力を得ることができず、この差はパドル1a,1b の装着によって増幅されて表れるので顕著に認識することができる。
【0017】 以下、手の使い方について具体的に説明する。 (入水) 手を入水する場合には、頭部の前方、頭の中心線上と肩の先端の間に四本指領 域4の先端から入れるべきである。このとき腕は僅かに曲っており、肘は手の掌 より高くする。手は腕を完全に伸ばしたポイントより8〜10インチ手前に入水 する。そして、手の掌、即ちパドル1の下面を30〜40度外側に向けて水面に 滑り込ませる。このとき手首は約40度下方に曲げる。 入水後、腕は水面下前方に伸ばす。
【0018】 (押え) 手は下方、外方に曲線を描いて動かす。水が指先から手首側へ流れるとき、水 を後方にそらすために、押えの間、手の掌、即ちパドル1の下面を下方、外方、 後方に傾け、下方と外方への動作の方向にともに30〜40度傾ける。そして、 手が最も深い位置に接近すると、押えはかき込みに移行する。
【0019】 (かき込み) 手の軌跡は、手が肩の横から体の中心線の近くか、中心線を越えて体の下を動 いたとき、下方、外方から内方、上方そして後方へとまわされる。手は体の中心 線に達したとき、内方、上方、後方へとピークになって加速される。手の角度は かき込みの間、外方、下方、後方から内方、上方、後方にまわされる。この手の 回転が、親指側から小指側に手の掌を通過しながら水を後方にそらせ、20度か ら40度の迎角が、内方、上方の両方の手の動きに対して理想とされる。
【0020】 (かき上げ) かき込みからかき上げへの移行段階では推進は抗力によっており、手の動きは 傾きの方向が内側から外側の方へ変わるとき後方へ手を押しているべきであり、 移行は手が頭の下を通過するとき行なわれる。胸から腰へはほとんど真後へ押し 、移行は手が腰のところを通過するとき完成される。そこから手の動きは、手が 大腿部の前面に達するまで上方や後方と同様、外側にも加速される。 そして、最小の抵抗で水から手を抜けるように、手の掌を外方かつ上方に向け る。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、パドル自体を水泳の理想的な曲面に設定 してあるので、このパドルを装着するだけで、泳者の手の形を理想的な形に導く ことができる。 そして、本考案にかかるパドルを装着して泳ぐと、手の向き、角度、軌跡など が理論通りであればその効果が素手で泳いだ場合に比較して顕著に表れるので、 理想的な泳方のフィーリングを把握し易い。したがって、素手で練習した場合よ りも遥かに短時間で理想的な泳方を体得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】両手にパドルを装着した状態の平面図である。
【図2】左手用パドルの平面図である。
【図3】左手用パドルの左側面図である。
【図4】左手用パドルの右側面図である。
【図5】左手用パドルの背面図である。
【図6】左手用パドルの正面図である。
【図7】左手用パドルの各部の断面図である。
【符号の説明】
1 パドル 2 手の掌領域 3 親指領域 4 四本指領域 5 小孔 6 止着具としてのゴムパイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手の掌領域の一側に親指領域を、手の掌
    領域の前方に四本指領域を形成した板材であって、該板
    材を前後方向に関しては四本指領域の指先側と手の掌領
    域の手首側が下方に傾斜するように僅かに湾曲させ、幅
    方向に関しては左右両側縁側が下方に傾斜するように湾
    曲させ、且つ四本指領域の小指側への曲率を他の部分よ
    りも大きな曲率で下方に傾斜させて湾曲させ、上面に止
    着部材を備えたことを特徴とする水泳練習用パドル。
JP3801792U 1992-05-12 1992-05-12 水泳練習用パドル Pending JPH0591724U (ja)

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JP3801792U JPH0591724U (ja) 1992-05-12 1992-05-12 水泳練習用パドル

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JP3801792U JPH0591724U (ja) 1992-05-12 1992-05-12 水泳練習用パドル

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JPH0591724U true JPH0591724U (ja) 1993-12-14

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JP3801792U Pending JPH0591724U (ja) 1992-05-12 1992-05-12 水泳練習用パドル

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JP (1) JPH0591724U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5340467B1 (ja) * 2012-10-03 2013-11-13 浩義 前峠 水泳練習用パドル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5340467B1 (ja) * 2012-10-03 2013-11-13 浩義 前峠 水泳練習用パドル

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