JPH0592676A - 平版印刷用版材およびその製造方法 - Google Patents
平版印刷用版材およびその製造方法Info
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- JPH0592676A JPH0592676A JP25261891A JP25261891A JPH0592676A JP H0592676 A JPH0592676 A JP H0592676A JP 25261891 A JP25261891 A JP 25261891A JP 25261891 A JP25261891 A JP 25261891A JP H0592676 A JPH0592676 A JP H0592676A
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- Japan
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- binder resin
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- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、小型の装置および乾式処理により、
コンピューター等のデジタル信号から直接製版可能なオ
フセット印刷版の製造方法並びにそれに用いる平版印刷
用版材を提供することである。 【構成】支持体上に、少なくとも無機顔料と結着剤樹脂
を含有し分散してなる親水性層を設けて成る平版印刷用
版材において、結着剤樹脂が少なくともメタクリル酸エ
ステルとアクリル酸エステルを含む共重合体を含むこと
を特徴とする平版印刷用版材。
コンピューター等のデジタル信号から直接製版可能なオ
フセット印刷版の製造方法並びにそれに用いる平版印刷
用版材を提供することである。 【構成】支持体上に、少なくとも無機顔料と結着剤樹脂
を含有し分散してなる親水性層を設けて成る平版印刷用
版材において、結着剤樹脂が少なくともメタクリル酸エ
ステルとアクリル酸エステルを含む共重合体を含むこと
を特徴とする平版印刷用版材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒートモードで製版で
きる平版印刷版およびその製造方法に係わり、特にコン
ピュータから直接製版できる、いわゆるダイレクト製版
材料に関するものである。
きる平版印刷版およびその製造方法に係わり、特にコン
ピュータから直接製版できる、いわゆるダイレクト製版
材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来コンピュータのデジタルデータから
直接製版するシステムとしては、(ア)レーザーのスキ
ャンニング露光と電子写真法を組み合わせたもの、
(イ)CO2 等の大出力レーザのスキャンニングにより
樹脂層等を変化させるもの、(ウ)感光性樹脂と銀塩感
材を積層させ、Arレーザのスキャンニング露光を行な
うもの、(エ)半導体あるいはHeNeレーザで露光す
るシルバーマスタータイプのもの等がある。
直接製版するシステムとしては、(ア)レーザーのスキ
ャンニング露光と電子写真法を組み合わせたもの、
(イ)CO2 等の大出力レーザのスキャンニングにより
樹脂層等を変化させるもの、(ウ)感光性樹脂と銀塩感
材を積層させ、Arレーザのスキャンニング露光を行な
うもの、(エ)半導体あるいはHeNeレーザで露光す
るシルバーマスタータイプのもの等がある。
【0003】(ア)の方式では、電子写真法を用いるた
め帯電、露光、現像の工程が必要であり、装置が複雑
で、大がかりになる。また乾式現像法は画質が悪く印刷
には不向きであり、一方、湿式現像法は労働衛生、危険
性の上から好ましくない。さらに、トナー画像をレジス
トとして、非画像部を除去する方式は、さらに湿式工程
が増えるため、好ましくない。
め帯電、露光、現像の工程が必要であり、装置が複雑
で、大がかりになる。また乾式現像法は画質が悪く印刷
には不向きであり、一方、湿式現像法は労働衛生、危険
性の上から好ましくない。さらに、トナー画像をレジス
トとして、非画像部を除去する方式は、さらに湿式工程
が増えるため、好ましくない。
【0004】(イ)の方式は、CO2 、YAGレーザ等
の大出力レーザ自体が大がかりで、装置が巨大になり、
消費エネルギーも大きくなる。またこれらのレーザーの
寿命等の信頼性も十分ではなかった。
の大出力レーザ自体が大がかりで、装置が巨大になり、
消費エネルギーも大きくなる。またこれらのレーザーの
寿命等の信頼性も十分ではなかった。
【0005】(ウ)の方式は、銀塩感材をArレーザで
感光させ、湿式の現像で露光部を黒化させ、さらにUV
を全面照射し、湿式現像により感光性樹脂層を現像する
ものであるが、工程が複雑であるだけでなく、版材のコ
ストも高いという欠点があった。 (エ)の方式は、銀塩を使用するためコストが高く湿式
現像であるという欠点があった。
感光させ、湿式の現像で露光部を黒化させ、さらにUV
を全面照射し、湿式現像により感光性樹脂層を現像する
ものであるが、工程が複雑であるだけでなく、版材のコ
ストも高いという欠点があった。 (エ)の方式は、銀塩を使用するためコストが高く湿式
現像であるという欠点があった。
【0006】一方、特開昭58−193154号公報、
特開昭59−76260号公報、特開昭63−2228
57号公報等の親水性表面を有する支持体を用い、ワイ
ヤードット式や熱転写により製版する感熱溶融転写方式
は、乾式で処理でき工程が簡単であるため、装置が小型
になりメンテナンスも不要であることから、プリンタの
用途で広く用いられている。しかしこれらは結着剤樹脂
の親水性が不十分であるため印刷時、非画線部にもイン
キが付着するという地汚れが生じてしまうという欠点が
あった。
特開昭59−76260号公報、特開昭63−2228
57号公報等の親水性表面を有する支持体を用い、ワイ
ヤードット式や熱転写により製版する感熱溶融転写方式
は、乾式で処理でき工程が簡単であるため、装置が小型
になりメンテナンスも不要であることから、プリンタの
用途で広く用いられている。しかしこれらは結着剤樹脂
の親水性が不十分であるため印刷時、非画線部にもイン
キが付着するという地汚れが生じてしまうという欠点が
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、小型
の装置および乾式処理により、コンピューター等のデジ
タル信号から直接製版可能なオフセット印刷版の製造方
法並びにそれに用いる平版印刷用版材を提供することで
ある。
の装置および乾式処理により、コンピューター等のデジ
タル信号から直接製版可能なオフセット印刷版の製造方
法並びにそれに用いる平版印刷用版材を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成する本
発明は、支持体上に、少なくとも無機顔料と結着剤樹脂
を含有し、分散してなる親水性層を設けて成る平版印刷
用版材において、結着剤樹脂が少なくともメタクリル酸
エステル、アクリル酸エステルを含む共重合体を含むこ
とを特徴とする平版印刷用版材である。
発明は、支持体上に、少なくとも無機顔料と結着剤樹脂
を含有し、分散してなる親水性層を設けて成る平版印刷
用版材において、結着剤樹脂が少なくともメタクリル酸
エステル、アクリル酸エステルを含む共重合体を含むこ
とを特徴とする平版印刷用版材である。
【0009】本発明では、結着剤樹脂は、メタクリル酸
エステル、アクリル酸エステルに加えて、水酸基を有す
るアクリル酸エステルもしくは水酸基を有するメタクリ
ル酸エステルを、さらに含ませた共重合体を用いること
もできる。
エステル、アクリル酸エステルに加えて、水酸基を有す
るアクリル酸エステルもしくは水酸基を有するメタクリ
ル酸エステルを、さらに含ませた共重合体を用いること
もできる。
【0010】本発明の平版印刷版の製造にあたっては、
支持体上に、少なくとも無機顔料とメタクリル酸エステ
ル、アクリル酸エステルを含む共重合体を用いた結着剤
樹脂とを、含有し分散してなる親水性層を設けた版シー
トと、基体上に非親水性の転移層を少なくとも設けた転
写シートを、ともに重ね合わせ、転写シート側から画像
状に加熱し、転写層を部分的に版シート上に転写して親
油性層を形成するものである。
支持体上に、少なくとも無機顔料とメタクリル酸エステ
ル、アクリル酸エステルを含む共重合体を用いた結着剤
樹脂とを、含有し分散してなる親水性層を設けた版シー
トと、基体上に非親水性の転移層を少なくとも設けた転
写シートを、ともに重ね合わせ、転写シート側から画像
状に加熱し、転写層を部分的に版シート上に転写して親
油性層を形成するものである。
【0011】このようにして得られた印刷版は、少なく
とも無機顔料とメタクリル酸エステル、アクリル酸エス
テルを含む共重合体を少なくとも含んだ結着剤樹脂を含
有し分散してなる親水性層を設けた版シート上に、親油
性の転移層を部分的に転写した平版印刷版となる。
とも無機顔料とメタクリル酸エステル、アクリル酸エス
テルを含む共重合体を少なくとも含んだ結着剤樹脂を含
有し分散してなる親水性層を設けた版シート上に、親油
性の転移層を部分的に転写した平版印刷版となる。
【0012】
【作用】本発明の印刷版の親水性層は、一般的な方法で
簡単に形成することができる。また、製版方法に感熱記
録方式を用いるためデジタルデータからダイレクトに製
版でき、しかも現像などの湿式の工程を含まない。ま
た、該親水性層の結着剤樹脂はメタクリル酸エステル、
アクリル酸エステルを含む共重合体を含有するので強度
が強く、高耐刷性が得られる。しかも親水性基である−
OH、>C=Oを有しているため印刷版としたときの保
水性に優れ、地汚れのない高品質な印刷物が得られる。
簡単に形成することができる。また、製版方法に感熱記
録方式を用いるためデジタルデータからダイレクトに製
版でき、しかも現像などの湿式の工程を含まない。ま
た、該親水性層の結着剤樹脂はメタクリル酸エステル、
アクリル酸エステルを含む共重合体を含有するので強度
が強く、高耐刷性が得られる。しかも親水性基である−
OH、>C=Oを有しているため印刷版としたときの保
水性に優れ、地汚れのない高品質な印刷物が得られる。
【0013】
【発明の詳述】以下、本発明を詳細に説明する。本発明
の平版印刷用版材は、大略的には支持体上に少なくとも
無機顔料を結着剤樹脂に分散してなる親水性層を積層し
たものである。版シートの支持体としては、紙、アルミ
ニウム等の金属板、ポリエステルシートやポリ塩化ビニ
ルのようなプラスチックシートなどが使用できる。
の平版印刷用版材は、大略的には支持体上に少なくとも
無機顔料を結着剤樹脂に分散してなる親水性層を積層し
たものである。版シートの支持体としては、紙、アルミ
ニウム等の金属板、ポリエステルシートやポリ塩化ビニ
ルのようなプラスチックシートなどが使用できる。
【0014】無機顔料としては、シリカ粒子、ゼオライ
ト、アルミナ、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、硫酸バ
リウム、炭酸カルシウム等が挙げられるが、粒状性や、
グレードの選択性の広くまた親水性の高い酸化亜鉛が好
ましい。結着剤樹脂は、アクリル酸エステル、メタクリ
ル酸エステルを含む共重合体であり、さらには、水酸基
を有するアクリル酸エステルもしくは水酸基を有するメ
タクリル酸エステルを含ませて共重合体としたものを用
いてもよい。
ト、アルミナ、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、硫酸バ
リウム、炭酸カルシウム等が挙げられるが、粒状性や、
グレードの選択性の広くまた親水性の高い酸化亜鉛が好
ましい。結着剤樹脂は、アクリル酸エステル、メタクリ
ル酸エステルを含む共重合体であり、さらには、水酸基
を有するアクリル酸エステルもしくは水酸基を有するメ
タクリル酸エステルを含ませて共重合体としたものを用
いてもよい。
【0015】メタクリル酸エステルとしては、メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プ
ロピル、メタクリル酸iso−プロピル、メタクリル酸
n−ブチル、メタクリル酸iso−ブチル等を用いる。
アクリル酸エステルとしては、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸i
so−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸i
so−ブチル等を用いる。
ル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プ
ロピル、メタクリル酸iso−プロピル、メタクリル酸
n−ブチル、メタクリル酸iso−ブチル等を用いる。
アクリル酸エステルとしては、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸i
so−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸i
so−ブチル等を用いる。
【0016】また、水酸基を有するアクリル酸エステル
もしくは水酸基を有するメタクリル酸エステルとして
は、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−
ヒドロキシプロピル、アクリル酸2−ヒドロキシブチ
ル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸
2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシ
ブチル等が挙げられる。
もしくは水酸基を有するメタクリル酸エステルとして
は、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−
ヒドロキシプロピル、アクリル酸2−ヒドロキシブチ
ル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸
2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシ
ブチル等が挙げられる。
【0017】共重合比について次に示す。メタクリル酸
エステルの含有量は、多すぎるともろくなり、少なすぎ
ると機械的強度が劣化するため30重量%〜60重量%
が好ましい。アクリル酸エステルの含有量は多すぎると
機械的強度が不足し、少なすぎると柔軟性が不足するた
め30重量%〜70重量%が好ましい。
エステルの含有量は、多すぎるともろくなり、少なすぎ
ると機械的強度が劣化するため30重量%〜60重量%
が好ましい。アクリル酸エステルの含有量は多すぎると
機械的強度が不足し、少なすぎると柔軟性が不足するた
め30重量%〜70重量%が好ましい。
【0018】また、水酸基を有するアクリル酸エステル
もしくは水酸基を有するメタクリル酸エステルの含有量
は、多すぎると版表面が柔らかくなるため耐刷力に劣
り、少なすぎると、版表面の保水性が不足するため、5
重量%〜25重量%が好ましい。
もしくは水酸基を有するメタクリル酸エステルの含有量
は、多すぎると版表面が柔らかくなるため耐刷力に劣
り、少なすぎると、版表面の保水性が不足するため、5
重量%〜25重量%が好ましい。
【0019】この共重合体は、容易に製造することがで
きる。すなわち該当する複数のモノマーをアゾビスイソ
ブチロニトリルあるいは過酸化ベンゾイル等の反応開始
剤の存在下で芳香族炭化水素、ケトン、エステル、セロ
ソルブ等の有機溶媒を使用して溶液重合すればよい。
きる。すなわち該当する複数のモノマーをアゾビスイソ
ブチロニトリルあるいは過酸化ベンゾイル等の反応開始
剤の存在下で芳香族炭化水素、ケトン、エステル、セロ
ソルブ等の有機溶媒を使用して溶液重合すればよい。
【0020】無機顔料/結着剤樹脂の比の値は、印刷時
の保水性の確保から、重量比で60/40以上が適し、
特に75/25以上が好ましい。
の保水性の確保から、重量比で60/40以上が適し、
特に75/25以上が好ましい。
【0021】転写シートは、通常、一般的に用いられて
いるワックスをバインダーとした熱溶融転写記録シート
を用いることができる。また、バインダーに熱可塑性樹
脂を含有した熱軟化タイプの転写記録シートも用いるこ
とができる。
いるワックスをバインダーとした熱溶融転写記録シート
を用いることができる。また、バインダーに熱可塑性樹
脂を含有した熱軟化タイプの転写記録シートも用いるこ
とができる。
【0022】本発明の平版印刷版の製造方法を以下に説
明する。まず無機顔料と接着剤樹脂、およびトルエン等
の適当な有機溶剤との混合物を、ボールミル、ペイント
シェーカー、超音波ホモジナイザー、サンドミル等の分
散機で分散する。得られた混合液を支持体上にアプリケ
ーター、スプレーコーター、バーコーター、ディップコ
ーター、ドクターブレード等の従来公知の塗布機によっ
て塗布し、ついて加熱乾燥し親水性層を設け版シートを
得る。親水性層の膜厚は任意に設定できるが2μm以上
が好ましい。
明する。まず無機顔料と接着剤樹脂、およびトルエン等
の適当な有機溶剤との混合物を、ボールミル、ペイント
シェーカー、超音波ホモジナイザー、サンドミル等の分
散機で分散する。得られた混合液を支持体上にアプリケ
ーター、スプレーコーター、バーコーター、ディップコ
ーター、ドクターブレード等の従来公知の塗布機によっ
て塗布し、ついて加熱乾燥し親水性層を設け版シートを
得る。親水性層の膜厚は任意に設定できるが2μm以上
が好ましい。
【0023】該版シートと転写シートをともに支持体を
外側にして重ね合わせ転写シート側から画像状に加熱し
転写層を部分的に版シートに転写することにより平版印
刷版が得られる。この際圧力は0.1〜10kg/cm
2 、温度は70℃以上が好ましい。また、画像状の加熱
をサーマルヘッドを用い、ディジタル情報に従いスキャ
ンニングすることによりコンピュータから直接オフセッ
ト印刷版を製造することができる。また、加熱の方法
は、感熱ヘッドによるほか、レーザのスキャニングやフ
ラッシュによる光熱変換を用いることもできる。
外側にして重ね合わせ転写シート側から画像状に加熱し
転写層を部分的に版シートに転写することにより平版印
刷版が得られる。この際圧力は0.1〜10kg/cm
2 、温度は70℃以上が好ましい。また、画像状の加熱
をサーマルヘッドを用い、ディジタル情報に従いスキャ
ンニングすることによりコンピュータから直接オフセッ
ト印刷版を製造することができる。また、加熱の方法
は、感熱ヘッドによるほか、レーザのスキャニングやフ
ラッシュによる光熱変換を用いることもできる。
【0024】
<実施例1>下記の配合比でモノマー、溶剤および反応
開始剤を混合し、窒素雰囲気で攪拌加熱し、結着剤樹脂
を合成した。 メタクリル酸n−ブチル 60g アクリル酸n−ブチル 40g 2−ブタノン 150g 過酸化ベンゾイル 0.5g
開始剤を混合し、窒素雰囲気で攪拌加熱し、結着剤樹脂
を合成した。 メタクリル酸n−ブチル 60g アクリル酸n−ブチル 40g 2−ブタノン 150g 過酸化ベンゾイル 0.5g
【0025】次に、組成として、 酸化亜鉛 90g 結着剤樹脂 10g トルエン 230g の塗液を4mmφガラスビーズ100gとともにペイン
トコンディショナーで30分間分散を行い、親水性層の
塗液とした。ケミカルマット化処理した100μmポリ
エステルフィルム上に乾燥膜厚10μmになるようにバ
ーコーターにて塗布し、版シートを得た。
トコンディショナーで30分間分散を行い、親水性層の
塗液とした。ケミカルマット化処理した100μmポリ
エステルフィルム上に乾燥膜厚10μmになるようにバ
ーコーターにて塗布し、版シートを得た。
【0026】得られた版シートに市販の熱溶融性転写記
録シートを、ともに支持体を外側にして重ね合せ転写シ
ート側から加熱されるように、サーマルシュミレーター
(印字条件:印加電圧4.5w/dot、パルス幅2.
5msec ON/OFF)にかけ、熱溶融層を版シー
トに部分的に熱転写した。その結果、版シート上に良好
な印字画像を有する平版印刷版が作成された。
録シートを、ともに支持体を外側にして重ね合せ転写シ
ート側から加熱されるように、サーマルシュミレーター
(印字条件:印加電圧4.5w/dot、パルス幅2.
5msec ON/OFF)にかけ、熱溶融層を版シー
トに部分的に熱転写した。その結果、版シート上に良好
な印字画像を有する平版印刷版が作成された。
【0027】これを市販のオフセット印刷機(リョービ
イマジクス(株)製AD−80)にて、東洋インキ製造
(株)製インキ商品名「マークV」を用い印刷を行なっ
た。その結果、刷り出しの地汚れ面積率が0.1%以下
(東洋インキ製造(株)製商品名「ビューバックIII 」
にて測定)であり3000枚印刷後の画線部の印刷画像
濃度が1.2以上(マクベス反射濃度計RD914にて
測定)という非常に高品位な印刷物が得られた。
イマジクス(株)製AD−80)にて、東洋インキ製造
(株)製インキ商品名「マークV」を用い印刷を行なっ
た。その結果、刷り出しの地汚れ面積率が0.1%以下
(東洋インキ製造(株)製商品名「ビューバックIII 」
にて測定)であり3000枚印刷後の画線部の印刷画像
濃度が1.2以上(マクベス反射濃度計RD914にて
測定)という非常に高品位な印刷物が得られた。
【0028】<実施例2>下記の配合比でモノマー、溶
剤および反応開始剤を混合し、窒素雰囲気で攪拌、加熱
し、結着剤樹脂を合成した他は、実施例1と同様の手順
で平版印刷版を作成した。 メタクリル酸メチル 80g アクリル酸n−ブチル 64g メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 16g z−ブタノン 240g 過酸化ベンゾイル 0.3g
剤および反応開始剤を混合し、窒素雰囲気で攪拌、加熱
し、結着剤樹脂を合成した他は、実施例1と同様の手順
で平版印刷版を作成した。 メタクリル酸メチル 80g アクリル酸n−ブチル 64g メタクリル酸2−ヒドロキシエチル 16g z−ブタノン 240g 過酸化ベンゾイル 0.3g
【0029】次に感熱プリンタにより熱印字して刷版を
作成し、表面エッチング処理を行った後、印刷を行った
ところ刷り出しの地汚れ面積率が0.03%以下であ
り、3000枚印刷後の画線部の印刷画像濃度が1.0
以上であり実施例1と同様の非常に高品位な印刷物が得
られた。
作成し、表面エッチング処理を行った後、印刷を行った
ところ刷り出しの地汚れ面積率が0.03%以下であ
り、3000枚印刷後の画線部の印刷画像濃度が1.0
以上であり実施例1と同様の非常に高品位な印刷物が得
られた。
【0030】<比較例>結着剤樹脂として、エポキシ樹
脂(エピコート807、シエル化学社製)を用いた他
は、実施例1と同様の手順で平版印刷版を作成した。次
に、感熱プリンタにより熱印字して刷版を作成し、表面
エッチング処理を行った後、印刷を行ったところ、版全
面がインキで汚れ、非画線部の地汚れ面積率35%以上
と地汚れの激しい低品位な印刷物が得られた。
脂(エピコート807、シエル化学社製)を用いた他
は、実施例1と同様の手順で平版印刷版を作成した。次
に、感熱プリンタにより熱印字して刷版を作成し、表面
エッチング処理を行った後、印刷を行ったところ、版全
面がインキで汚れ、非画線部の地汚れ面積率35%以上
と地汚れの激しい低品位な印刷物が得られた。
【0031】
【効果】以上説明したように、本発明の平版印刷版用版
材並びに平版印刷版の製造方法によると、感熱製版方式
により、乾式処理で簡易にデジタルデータから直接オフ
セット印刷版を作製することができ、しかも得られる画
質は良好であり、耐刷性も良好である。
材並びに平版印刷版の製造方法によると、感熱製版方式
により、乾式処理で簡易にデジタルデータから直接オフ
セット印刷版を作製することができ、しかも得られる画
質は良好であり、耐刷性も良好である。
【0032】なお付け加えれば、結着剤樹脂として、水
酸基を有するアクリル酸エステルもしくは水酸基を有す
るメタクリル酸エステルをさらに含んだ共重合体を用い
れば、版表面の保水性が向上して地汚れが無くなるとと
もに、版自体の耐熱性が高まるという効果もある。
酸基を有するアクリル酸エステルもしくは水酸基を有す
るメタクリル酸エステルをさらに含んだ共重合体を用い
れば、版表面の保水性が向上して地汚れが無くなるとと
もに、版自体の耐熱性が高まるという効果もある。
Claims (4)
- 【請求項1】支持体上に、少なくとも無機顔料と結着剤
樹脂を含有し分散してなる親水性層を設けて成る平版印
刷用版材において、結着剤樹脂が少なくともメタクリル
酸エステルとアクリル酸エステルを含む共重合体を含む
ことを特徴とする平版印刷用版材。 - 【請求項2】結着剤樹脂が、水酸基を有するアクリル酸
エステルもしくは水酸基を有するメタクリル酸エステル
を、さらに含んだ共重合体であることを特徴とする請求
項1記載の平版印刷用版材。 - 【請求項3】支持体上に、少なくとも無機顔料とメタク
リル酸エステルおよびアクリル酸エステルを含む共重合
体を用いた結着剤樹脂とを、含有し分散してなる親水性
層を設けた版シートと、基体上に非親水性の転移層を少
なくとも設けた転写シートを、ともに重ね合わせ、転写
シート側から画像状に加熱し、転写層を部分的に版シー
ト上に転写して親油性層を形成することを特徴とする平
版印刷版の製造方法。 - 【請求項4】支持体上に、少なくとも無機顔料とメタク
リル酸エステル、アクリル酸エステルを含み、かつ水酸
基を有するアクリル酸エステルもしくは水酸基を有する
アクリル酸エステルメタクリル酸エステルを含ませた共
重合体を用いた結着剤樹脂とを、含有し分散してなる親
水性層を設けた版シートと、基体上に非親水性の転移層
を少なくとも設けた転写シートを、ともに重ね合わせ、
転写シート側から画像状に加熱し、転写層を部分的に版
シート上に転写して親油性層を形成することを特徴とす
る平版印刷版の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25261891A JPH0592676A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 平版印刷用版材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25261891A JPH0592676A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 平版印刷用版材およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592676A true JPH0592676A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17239870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25261891A Pending JPH0592676A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 平版印刷用版材およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0592676A (ja) |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP25261891A patent/JPH0592676A/ja active Pending
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