JPH059268U - 貝類の採苗器 - Google Patents

貝類の採苗器

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JPH059268U
JPH059268U JP6644891U JP6644891U JPH059268U JP H059268 U JPH059268 U JP H059268U JP 6644891 U JP6644891 U JP 6644891U JP 6644891 U JP6644891 U JP 6644891U JP H059268 U JPH059268 U JP H059268U
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JP
Japan
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plate
shellfish
adhering
juveniles
attaching
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Pending
Application number
JP6644891U
Other languages
English (en)
Inventor
登里夫 山本
Original Assignee
株式会社山勝真珠
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社山勝真珠 filed Critical 株式会社山勝真珠
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Publication of JPH059268U publication Critical patent/JPH059268U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】真珠養殖のための例えばあこや貝等の目的とす
る貝類の採苗作業の能率化及び労力軽減をはかる。 【構成】付着板1としてポリカーボネートプラスチック
板を用い、この付着板1の上部と下部に吊り下げ用,重
錘取付用又は他の付着板との連結用の孔2と3を設け、
この付着板1に付着した稚貝をへら状の擦り落しナイフ
で擦り落し採苗を行うことができるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として真珠養殖用のあこや貝等の貝類の稚貝を採取するために使 用される貝類の採苗器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
真珠養殖は、先ずあこや貝等の目的とする貝類の稚貝を採取し、これを海中又 は人工池中で必要な大きさまで育成して母貝とし、この母貝の貝殻をあけて内蔵 の間に真珠のもとになる核とピース(外とう膜の小片)をさし入れた後、貝をか ご等に入れて海中で育て、所定年数経過した後取り上げて真珠を収穫するもので ある。
【0003】 上記稚貝の採取には、従来は一般に杉の葉が使用される。即ち、杉の葉を海中 又は人工池中に吊しておき、それに稚貝が付着するのをまって所定期間後に引き 上げ、杉の葉に付着した稚貝を採取するという方法を採っているのが一般的であ る。
【0004】 ところが杉の葉に付着した稚貝を採取する作業は非常に手間がかかるという課 題を有している。
【0005】 本考案は主として上記従来の課題に対処することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、従来の杉の葉の代りに、ポリカーボネートプラスチックの平板又は 該平板を断面くの字形や半円筒形に形成したもの、或は又合成樹脂板の表面にモ ルタル層を形成したものを付着板とし、該付着板の上部と下部にそれぞれ少くと も1個の孔を設けて水中への吊り下げ用,重錘取付用又は他の付着板との連結用 としたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
ポリカーボネートプラスチックやモルタルは浮遊している稚貝の付着に好適で あるので、上記付着板を海中又は人工池中に吊り下げておくことにより稚貝が付 着し、所定期間後に引き上げ、へら状の擦り落しナイフで付着板表面より付着稚 貝を擦り落すことにより、目的とする貝類の採苗を能率的に行うことができ、採 苗作業の労力軽減をはかることができる。
【0008】 又目的とする貝類の養殖にあたり、その海域又は人工池中の天敵並びに競合す る目的外物を上記付着板に付着させて除去するという使い方をすることもでき、 これにより、目的とする貝類養殖の為の餌の節減,水質汚染防止及び目的とする 貝類の発育促進を図り得る。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1は本考案の第1の実施例を示すものであり、1はポリカーボネートプラス チック板(以下PC板と称す)よりなる付着板であり、上下にそれぞれ少くとも 1個(図では上下2個ずつ)の孔2及び3を設け、水中への吊り下げ用及び重錘 の取付用或は又複数のPC板の連結用として用いることができるようになってい る。
【0011】 PC板の厚さ,大きさ等の寸法は目的に応じて任意に選定できるが、運搬,取 扱い等の面を考慮して厚さ約2〜5mm,縦1m前後程度,横10〜20cm程度の 矩形板とするのが適当である。
【0012】 上記したPC板よりなる付着板1を単独又は複数枚連結し、安定性を向上させ る為に重錘をつけて海中又は人工池中に所定の深さにロープ或はワイヤ等にて筏 等の浮きに支持させて吊り下げておく。すると浮遊している稚貝が付着板1の表 面に付着する。所定期間たってこの付着板1を引き上げ、これに付着している稚 貝を採取するが、このときは例えば図5に示すようにステンレス或はプラスチッ ク等弾力性のある薄板4aに柄4bをつけた形状の擦り落しナイフ4を用い、該 擦り落しナイフ4の薄板4aのエッジで付着板1の表面に付着している稚貝を擦 り落すものであり、これにより付着した稚貝の採取を能率良く行い採取労務の軽 減をはかることができる。
【0013】 いろいろな合成樹脂材のうち、ポリカーボネートプラスチックが特に稚貝の付 着に好適であることは本考案者等の種々の実験で確認されており、付着板1とし て上記のようにPC板を用いることにより稚貝の採取を能率良く行うことができ るものである。
【0014】 図2及び図3は本考案の第2及び第3の実施例を示すものであり、図2はPC 板を断面くの字形に屈折形成して付着板1を構成した例、図3はPC板を半円筒 状に湾曲形成して付着板1を構成した例を示している。
【0015】 水流がほぼ一定であまり速くない場合(水流の調整が可能な場合)は図1に示 すように平板であっても稚貝が付着するが、水流が一定でなく比較的速い場合は 平板であると浮遊して来た稚貝が付着板1に当ってはじかれ付着しにくくなる。 そこでそのような場合は図2又は図3に示すように断面くの字形又は半円筒形の 付着板を使用することにより稚貝が付着しやすくなる。
【0016】 図2及び図3のものも図1と同様上下に設けた孔2,3により吊り下げ,重錘 取付及び複数の付着板の連結ができるようになっている。
【0017】 尚図1,図2及び図3においてPC板よりなる付着板1の表面を粗面にし一層 稚貝が付着しやすいようにしても良い。但し表面の凹凸は擦り落しナイフ4によ る付着稚貝の擦り落し作業に支障を与えない程度の細かい凹凸とすることが必要 である。
【0018】 図4は本考案の第4の実施例を示すものであり、この例では合成樹脂板11の 表面に、塗布又は吹き付け等の手段にてモルタル層12を形成して、付着板1を 構成した例を示している。
【0019】 この例の合成樹脂板11としては上記ポリカーボネートプラスチックを含む任 意の合成樹脂材を使用でき、又形状は平板以外に図2及び図3のものと同様のく の字形断面形状,半円筒形等を採用できる。
【0020】 モルタルは前記PC板と同様稚貝の付着に好適であるから、芯材としての合成 樹脂板11は稚貝が付着しやすいかどうかには無関係にある程度の保形性をもっ た任意の材料を選定することができる。
【0021】 この図4の実施例のものも上下に設けた孔2,3により吊り下げ,重錘取付及 び複数の付着板の連結ができ、又図5に示すような擦り落しナイフ4にて付着稚 貝を擦り落すことができる。
【0022】 以上のように構成した本考案の付着板1は、あこや貝等の真珠養殖用貝類の採 苗だけでなく、これら貝類の養殖にあたり、その海域あるいは人工池等に棲息す る天敵並びに競合する目的外物の除去にも使用できる。
【0023】 即ち、上述したように付着板1にてあこや貝等の目的とする貝類の稚貝を付着 採取した後は、その採取した稚貝を例えば金網籠等の養殖容器に収容して海中又 は人工池中に吊り下げ、餌(プランクトン等)を与えて育成し母貝とするもので あるが、その海域又は人工池中に本考案の付着板1を吊り下げ、該付着板1に天 敵並びに競合する目的外物を付着させてこれを除去するという使い方をすること ができる。
【0024】 このようにすることにより、目的とする貝類の養殖において、餌の消費を節減 し、環境水質の汚染を防ぎ、目的とする貝類の発育を促進させることができるも のである。
【0025】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、真珠養殖のための例えばあこや貝等の目的とす る貝類の採苗作業の能率化及び労力軽減をはかり得ると共に、該目的とする貝類 の養殖に当りその海域或は人工池等に棲息する天敵及び競合する目的外物の選択 的除去をも能率的に行い、餌の節減,水質汚染の防止,目的とする貝類の発育促 進をはかることができるもので、実用上多大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の第2の実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案の第3の実施例を示す斜視図である。
【図4】本考案の第4の実施例を示すもので(A)は正
面図、(B)は(A)のB−B断面図である。
【図5】擦り落しナイフの一例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 付着板 2 孔 3 孔 4 擦り落しナイフ 11 合成樹脂板 12 モルタル層

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカーボネ−トプラスチック板により
    付着板を構成し、該付着板の上部と下部に、釣り下げ
    用,重錘取付用又は他の付着板との連結用の少くとも1
    個の孔をそれぞれ設けたことを特徴とする貝類の採苗
    器。
  2. 【請求項2】 請求項1の付着板は、断面くの字形に折
    曲形成されていることを特徴とする貝類の採苗器。
  3. 【請求項3】 請求項1の付着板は、半円筒形に湾曲形
    成されていることを特徴とする貝類の採苗器。
  4. 【請求項4】 合成樹脂板の表面にモルタル層を形成し
    て付着板を構成し、該付着板の上部と下部に、吊り下げ
    用,重錘取付用又は他の付着板との連結用の少くとも1
    個の孔をそれぞれ設けたことを特徴とする貝類の採苗
    器。
JP6644891U 1991-07-26 1991-07-26 貝類の採苗器 Pending JPH059268U (ja)

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JP6644891U JPH059268U (ja) 1991-07-26 1991-07-26 貝類の採苗器

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JPH059268U true JPH059268U (ja) 1993-02-09

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495790A (ja) * 1972-04-07 1974-01-18
JPS5244555U (ja) * 1975-09-25 1977-03-29
JPS5739725A (en) * 1980-08-22 1982-03-05 Mitsubishi Rayon Co Breeding support
JPS5744847U (ja) * 1980-08-25 1982-03-12

Patent Citations (4)

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