JPH0592693A - 薄肉貴金属複合板とその製造方法および絵文字付き薄肉貴金属複合板 - Google Patents
薄肉貴金属複合板とその製造方法および絵文字付き薄肉貴金属複合板Info
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- JPH0592693A JPH0592693A JP3168512A JP16851291A JPH0592693A JP H0592693 A JPH0592693 A JP H0592693A JP 3168512 A JP3168512 A JP 3168512A JP 16851291 A JP16851291 A JP 16851291A JP H0592693 A JPH0592693 A JP H0592693A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 重厚感を増すことができるとともに、皺や破
損の発生を防止することができる薄肉貴金属複合板とそ
の製法を提供することを目的としている。 【構成】 貴金属または貴金属の合金からなる薄板1
を、周面に凹凸模様が付された回転ロール2により圧延
するか、または表面に凹凸模様が付された板体で挟み付
けて圧延またはプレスし表面に凹凸模様を転写すること
により模様入り薄板3を製造し、この模様入り薄板3を透
明な保護膜3aにより被覆するものである。 【効果】 薄板1の表面に凹凸模様1aが形成されている
ので、平板状の薄板に比べ重厚感が増して装飾性が向上
し、また、薄板1の表面に回転ロール2の圧延により凹凸
模様1aを形成するようにしたので、容易かつ連続的に凹
凸模様1aを形成することができ、破損や皺等の発生も殆
どない。
損の発生を防止することができる薄肉貴金属複合板とそ
の製法を提供することを目的としている。 【構成】 貴金属または貴金属の合金からなる薄板1
を、周面に凹凸模様が付された回転ロール2により圧延
するか、または表面に凹凸模様が付された板体で挟み付
けて圧延またはプレスし表面に凹凸模様を転写すること
により模様入り薄板3を製造し、この模様入り薄板3を透
明な保護膜3aにより被覆するものである。 【効果】 薄板1の表面に凹凸模様1aが形成されている
ので、平板状の薄板に比べ重厚感が増して装飾性が向上
し、また、薄板1の表面に回転ロール2の圧延により凹凸
模様1aを形成するようにしたので、容易かつ連続的に凹
凸模様1aを形成することができ、破損や皺等の発生も殆
どない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記念品や贈答品とし
て手軽に用いることができ、かつ装飾的にも価値を有す
るような、金、銀、プラチナ等の貴金属を主体とする薄
肉貴金属複合板と絵文字付き薄肉貴金属複合板に関す
る。
て手軽に用いることができ、かつ装飾的にも価値を有す
るような、金、銀、プラチナ等の貴金属を主体とする薄
肉貴金属複合板と絵文字付き薄肉貴金属複合板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、小型の金塊は、コインやメダルに
見られるように金型を用いて刻印することにより、その
表面に模様が付与されていた。ところで、近年、金の大
衆化が進み、金の取り扱い単位が小さくなって1g単位
での売買がされるようになった。しかしながら、このよ
うな少量の金をコインやメダルとしてある程度厚さを持
った状態でプレス成形したものは、形状が非常に小さい
ため見栄えがせず、記念品や贈答品としての効果が薄い
という難点があった。
見られるように金型を用いて刻印することにより、その
表面に模様が付与されていた。ところで、近年、金の大
衆化が進み、金の取り扱い単位が小さくなって1g単位
での売買がされるようになった。しかしながら、このよ
うな少量の金をコインやメダルとしてある程度厚さを持
った状態でプレス成形したものは、形状が非常に小さい
ため見栄えがせず、記念品や贈答品としての効果が薄い
という難点があった。
【0003】そこで、例えば、金塊を圧延して薄板状
(例えば、1gの金を厚さ15μmに延ばすと名刺程度
の大きさになる)とし、この薄板を透明な樹脂からなる
保護膜で被覆するとともに、この保護膜の表面に目的に
応じた模様や文字を印刷などによって施せば、カード状
の記念品や贈答品等として使用することができる。
(例えば、1gの金を厚さ15μmに延ばすと名刺程度
の大きさになる)とし、この薄板を透明な樹脂からなる
保護膜で被覆するとともに、この保護膜の表面に目的に
応じた模様や文字を印刷などによって施せば、カード状
の記念品や贈答品等として使用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記カード
状のものは、保護膜の表面に絵文字を施すことにより、
その装飾性を高めることができるが、平面上に絵文字を
描くだけであるので、重厚感に乏しい。また、金の薄板
の表面にポンチ等を用いて凹凸模様を付せば、重厚感を
増すことができるが、この場合、薄板が非常に薄い(2
0μm以下)ので、薄板に皺が発生したり、破損が生じ
易いという問題がある。
状のものは、保護膜の表面に絵文字を施すことにより、
その装飾性を高めることができるが、平面上に絵文字を
描くだけであるので、重厚感に乏しい。また、金の薄板
の表面にポンチ等を用いて凹凸模様を付せば、重厚感を
増すことができるが、この場合、薄板が非常に薄い(2
0μm以下)ので、薄板に皺が発生したり、破損が生じ
易いという問題がある。
【0005】
【発明の目的】この発明は上記事情に鑑みてなされたも
のであり、重厚感を増すことができるとともに、皺や破
損の発生を防止することができる薄肉貴金属複合板とそ
の製造方法および絵文字付き薄肉貴金属複合板を提供す
ることを目的としている。
のであり、重厚感を増すことができるとともに、皺や破
損の発生を防止することができる薄肉貴金属複合板とそ
の製造方法および絵文字付き薄肉貴金属複合板を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の請求項1の薄肉貴金属複合板は、表面に
凹凸模様が形成された模様入り薄板と、この模様入り薄
板を被覆する透明な保護膜とにより構成されたものであ
る。請求項2の薄肉貴金属複合板の製造方法は、貴金属
または貴金属の合金からなる薄板を、周面に凹凸模様が
付された回転ロールにより圧延するか、または表面に凹
凸模様が付された板体で挟み付けて圧延またはプレス
し、表面に凹凸模様を転写することにより模様入り薄板
を製造し、この模様入り薄板を透明な保護膜により被覆
するものである。
に、この発明の請求項1の薄肉貴金属複合板は、表面に
凹凸模様が形成された模様入り薄板と、この模様入り薄
板を被覆する透明な保護膜とにより構成されたものであ
る。請求項2の薄肉貴金属複合板の製造方法は、貴金属
または貴金属の合金からなる薄板を、周面に凹凸模様が
付された回転ロールにより圧延するか、または表面に凹
凸模様が付された板体で挟み付けて圧延またはプレス
し、表面に凹凸模様を転写することにより模様入り薄板
を製造し、この模様入り薄板を透明な保護膜により被覆
するものである。
【0007】請求項3の薄肉貴金属複合板は、貴金属ま
たは貴金属の合金からなる薄板の少なくとも一方の面に
透明な保護膜が密着され、かつ表面に凹凸模様が形成さ
れた基板と、この基板を被覆する透明な保護膜とにより
構成されたものである。請求項4の薄肉貴金属複合板の
製造方法は、貴金属または貴金属の合金からなる薄板の
少なくとも一方の面に透明な保護膜が密着されてなる基
板を、周面に凹凸模様が付された回転ロールにより圧延
するか、または表面に凹凸模様が付された板体で挟み付
けて圧延またはプレスし、表面に凹凸模様を転写するこ
とにより模様入り基板を製造し、この模様入り基板を透
明な保護膜により被覆するものである。
たは貴金属の合金からなる薄板の少なくとも一方の面に
透明な保護膜が密着され、かつ表面に凹凸模様が形成さ
れた基板と、この基板を被覆する透明な保護膜とにより
構成されたものである。請求項4の薄肉貴金属複合板の
製造方法は、貴金属または貴金属の合金からなる薄板の
少なくとも一方の面に透明な保護膜が密着されてなる基
板を、周面に凹凸模様が付された回転ロールにより圧延
するか、または表面に凹凸模様が付された板体で挟み付
けて圧延またはプレスし、表面に凹凸模様を転写するこ
とにより模様入り基板を製造し、この模様入り基板を透
明な保護膜により被覆するものである。
【0008】請求項5の絵文字付き薄肉貴金属複合板
は、請求項1または請求項3の薄肉貴金属複合板と、こ
の薄肉貴金属複合板に重ね合わされ、部分的に不透明な
絵文字が施された透明装飾板と、上記薄肉貴金属複合板
と透明装飾板とを一体的に被覆する保護膜とにより構成
されたものである。
は、請求項1または請求項3の薄肉貴金属複合板と、こ
の薄肉貴金属複合板に重ね合わされ、部分的に不透明な
絵文字が施された透明装飾板と、上記薄肉貴金属複合板
と透明装飾板とを一体的に被覆する保護膜とにより構成
されたものである。
【0009】
【作用】この発明にあっては、薄板の表面に凹凸模様が
形成されているので、平板状の薄板に比べ重厚感が増
し、薄肉貴金属複合板としての装飾性が向上し、また、
この凹凸模様は回転ロールの圧延によりするようにした
ので、容易かつ連続的に凹凸模様を形成することがで
き、破損や皺等の発生も殆どなく、長尺な帯状の薄板に
も容易に凹凸模様を形成することができる。
形成されているので、平板状の薄板に比べ重厚感が増
し、薄肉貴金属複合板としての装飾性が向上し、また、
この凹凸模様は回転ロールの圧延によりするようにした
ので、容易かつ連続的に凹凸模様を形成することがで
き、破損や皺等の発生も殆どなく、長尺な帯状の薄板に
も容易に凹凸模様を形成することができる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照してこの発明の一実施例を説
明する。まず、純度99.99%以上の金の塊状素材を
圧延を繰り返して厚さ15μmに仕上げ、名刺大に切断
して重さ1g程度の金の薄板1を得る。次に、図1に示
すように、周面に凹凸模様が付された一対の回転ロール
2,2の間に薄板1を挿入して若干圧延することによ
り、薄板1の表面に凹凸模様1aを転写する。回転ロー
ル2は円筒状のロール本体2aの周面に、凹凸模様を有
するフィルム2bを着脱自在に巻き付けたものであり、
このフィルム2bを他のフィルムに交換することによ
り、薄板1の表面に転写する凹凸模様1aを変更するこ
とができる。なお、凹凸模様を有するフィルム2bは両
方のロール本体2a,2aに巻き付けてもよいし、片方
のロール本体2aに巻き付けもよい。また、フィルム2
bを用いずに、凹凸模様を直接ロール本体2aに形成し
てもよい。
明する。まず、純度99.99%以上の金の塊状素材を
圧延を繰り返して厚さ15μmに仕上げ、名刺大に切断
して重さ1g程度の金の薄板1を得る。次に、図1に示
すように、周面に凹凸模様が付された一対の回転ロール
2,2の間に薄板1を挿入して若干圧延することによ
り、薄板1の表面に凹凸模様1aを転写する。回転ロー
ル2は円筒状のロール本体2aの周面に、凹凸模様を有
するフィルム2bを着脱自在に巻き付けたものであり、
このフィルム2bを他のフィルムに交換することによ
り、薄板1の表面に転写する凹凸模様1aを変更するこ
とができる。なお、凹凸模様を有するフィルム2bは両
方のロール本体2a,2aに巻き付けてもよいし、片方
のロール本体2aに巻き付けもよい。また、フィルム2
bを用いずに、凹凸模様を直接ロール本体2aに形成し
てもよい。
【0011】次に、上記のようにして形成された模様入
り薄板3を図2に示すように、透明な保護膜3aにより
被覆することにより、薄肉貴金属複合板4を得る。上記
保護膜3aは、4層構造のものであり、内側から順に、
アイオノマー樹脂(サーリン樹脂:商品名)層(厚さ:30
μm)、ポリエチレン樹脂層(厚さ:20μm)、ポリエス
テル樹脂層(厚さ:100μm)およびこれらの樹脂より
表面硬度の高い樹脂からなる硬度4Hのハードコート層
(厚さ:15μm)から構成されている。そして、この保
護膜3aは薄板1の両面に120℃で加熱圧着すること
により接着されている。
り薄板3を図2に示すように、透明な保護膜3aにより
被覆することにより、薄肉貴金属複合板4を得る。上記
保護膜3aは、4層構造のものであり、内側から順に、
アイオノマー樹脂(サーリン樹脂:商品名)層(厚さ:30
μm)、ポリエチレン樹脂層(厚さ:20μm)、ポリエス
テル樹脂層(厚さ:100μm)およびこれらの樹脂より
表面硬度の高い樹脂からなる硬度4Hのハードコート層
(厚さ:15μm)から構成されている。そして、この保
護膜3aは薄板1の両面に120℃で加熱圧着すること
により接着されている。
【0012】上記薄肉貴金属複合板4の上面側の保護膜
3aの表面には、図3に示すように、絵文字5が描かれ
ている。この絵文字5は保護膜3aの表面に絵文字とな
る背景画を印刷したものであり、貴金属カードの用途等
に応じて所望の絵文字が描かれるようになっている。ま
た、上記絵文字5は、印刷の他に、塗料の塗布、レリー
フ彫刻、エッチングなど適宜の方法及びこれらを組み合
わせた方法、さらに、コピーマシンによる方法があり、
熱複写、レーザコピー、写真方式のコピーなどによれ
ば、鮮明なカラーコピーを任意の原版を元に容易に行え
る。また、不透明な部分を絵文字5の部分としても、絵
文字の背景の部分としてもよい。絵文字の部分を繰り抜
いてその部分の貴金属を露出させてもよい。また、薄肉
貴金属複合板4の下面側の保護膜3aの表面には、図4
に示すように、絵文字と同様の方法を用いて、金の品
位、量目等からなる保証文字6が印刷されている。
3aの表面には、図3に示すように、絵文字5が描かれ
ている。この絵文字5は保護膜3aの表面に絵文字とな
る背景画を印刷したものであり、貴金属カードの用途等
に応じて所望の絵文字が描かれるようになっている。ま
た、上記絵文字5は、印刷の他に、塗料の塗布、レリー
フ彫刻、エッチングなど適宜の方法及びこれらを組み合
わせた方法、さらに、コピーマシンによる方法があり、
熱複写、レーザコピー、写真方式のコピーなどによれ
ば、鮮明なカラーコピーを任意の原版を元に容易に行え
る。また、不透明な部分を絵文字5の部分としても、絵
文字の背景の部分としてもよい。絵文字の部分を繰り抜
いてその部分の貴金属を露出させてもよい。また、薄肉
貴金属複合板4の下面側の保護膜3aの表面には、図4
に示すように、絵文字と同様の方法を用いて、金の品
位、量目等からなる保証文字6が印刷されている。
【0013】上記薄肉貴金属複合板4によれば、薄板1
の表面に凹凸模様1aが形成されているので、平板状の
薄板に比べ重厚感が増し、薄肉貴金属複合板としての装
飾性が向上する。また、薄板1の表面に形成された凹凸
模様1aが保護膜3aの表面に描かれた絵文字5より内
側に位置するので、凹凸模様と絵文字5とが遠近感を呈
して装飾性がさらに向上する。また、上記薄肉貴金属複
合板の製造方法によれば、薄板1の表面に回転ロール
2,2の圧延により凹凸模様1aを形成するようにした
ので、容易かつ連続的に凹凸模様1aを形成することが
でき、薄板1に破損や皺等の発生も殆どなく、長尺な帯
状の薄板1にも容易に凹凸模様1aを形成することがで
きる。
の表面に凹凸模様1aが形成されているので、平板状の
薄板に比べ重厚感が増し、薄肉貴金属複合板としての装
飾性が向上する。また、薄板1の表面に形成された凹凸
模様1aが保護膜3aの表面に描かれた絵文字5より内
側に位置するので、凹凸模様と絵文字5とが遠近感を呈
して装飾性がさらに向上する。また、上記薄肉貴金属複
合板の製造方法によれば、薄板1の表面に回転ロール
2,2の圧延により凹凸模様1aを形成するようにした
ので、容易かつ連続的に凹凸模様1aを形成することが
でき、薄板1に破損や皺等の発生も殆どなく、長尺な帯
状の薄板1にも容易に凹凸模様1aを形成することがで
きる。
【0014】なお、上記実施例では、薄板1の表面に凹
凸模様1aを形成する手段として回転ロール2,2を用
いたが、薄板1を、表面に凹凸模様が付された板体で挟
み付け圧延またはプレスすることにより、該薄板1の表
面に凹凸模様を形成1aするようにしてもよい。
凸模様1aを形成する手段として回転ロール2,2を用
いたが、薄板1を、表面に凹凸模様が付された板体で挟
み付け圧延またはプレスすることにより、該薄板1の表
面に凹凸模様を形成1aするようにしてもよい。
【0015】次に、その他の実施例を説明する。まず、
図5に示すように、上記と同様の方法で得られた薄板1
の表裏面に透明な保護膜8,8を密着することにより基
板10を得る。このようにすることにより、薄板1が補
強され、次工程からの取扱いが容易になる。
図5に示すように、上記と同様の方法で得られた薄板1
の表裏面に透明な保護膜8,8を密着することにより基
板10を得る。このようにすることにより、薄板1が補
強され、次工程からの取扱いが容易になる。
【0016】次いで、上記回転ロール2,2の間に基板
10を挿入して若干圧延することにより、図6に示すよ
うに、基板10の表面に凹凸模様1aを転写する。この
場合、保護膜8および薄板1の表面に同時に凹凸模様1
aが形成されるが、保護膜8が薄板1に密着しているの
で、上記実施例に比べて薄板1に破損が生じにくいとい
う利点がある。
10を挿入して若干圧延することにより、図6に示すよ
うに、基板10の表面に凹凸模様1aを転写する。この
場合、保護膜8および薄板1の表面に同時に凹凸模様1
aが形成されるが、保護膜8が薄板1に密着しているの
で、上記実施例に比べて薄板1に破損が生じにくいとい
う利点がある。
【0017】そして、上記のようにして形成された模様
入り薄板11を上記透明な保護膜3aより被覆すること
により、薄肉貴金属複合板12を得る。この実施例にお
いても上記実施例と同様の効果が得られるのは勿論であ
る。なお、上記実施例においても、基板10の表面に凹
凸模様1aを形成する手段として回転ロール2,2の代
わりに、基板10を、表面に凹凸模様が付された板体で
挟み付け圧延またはプレスすることにより、該基板10
の表面に凹凸模様1aを形成するようにしてもよい。
入り薄板11を上記透明な保護膜3aより被覆すること
により、薄肉貴金属複合板12を得る。この実施例にお
いても上記実施例と同様の効果が得られるのは勿論であ
る。なお、上記実施例においても、基板10の表面に凹
凸模様1aを形成する手段として回転ロール2,2の代
わりに、基板10を、表面に凹凸模様が付された板体で
挟み付け圧延またはプレスすることにより、該基板10
の表面に凹凸模様1aを形成するようにしてもよい。
【0018】次に、上記実施例の薄肉貴金属複合板4を
構成要素とする絵文字付き薄肉貴金属複合板について説
明する。この絵文字付き薄肉貴金属複合板15は、絵文
字5および保証文字6が印刷されていない薄肉貴金属複
合板4の表面に、部分的に不透明な絵文字5を施した透
明装飾板(厚さ:0.1mm)16、裏面に、保証文字6を
施した透明装飾板17が重ね合わされ、これらを透明な
保護膜18で被覆してなるものである。
構成要素とする絵文字付き薄肉貴金属複合板について説
明する。この絵文字付き薄肉貴金属複合板15は、絵文
字5および保証文字6が印刷されていない薄肉貴金属複
合板4の表面に、部分的に不透明な絵文字5を施した透
明装飾板(厚さ:0.1mm)16、裏面に、保証文字6を
施した透明装飾板17が重ね合わされ、これらを透明な
保護膜18で被覆してなるものである。
【0019】上記透明装飾板16,17は、図9および
図10に示すように、透明のポリエステル樹脂フィルム
に、絵文字5、保証文字6等が印刷されたものであり、
薄肉貴金属複合板4と同形状に形成されている。なお、
上記絵文字5,保証文字6は、印刷の他に、塗料の塗
布、レリーフ彫刻、エッチングなど適宜の方法及びこれ
らを組み合わせた方法、さらに、コピーマシンによる方
法があり、熱複写、レーザコピー、写真方式のコピーな
どによれば、鮮明なカラーコピーを任意の原版を元に容
易に行える。また、不透明な部分を絵文字5の部分とし
ても、絵文字の背景の部分としてもよい。絵文字の部分
を繰り抜いてその部分の貴金属を露出させてもよい。上
記透明装飾板16に表示する絵文字5の内容は、特に限
定されるものではないが、例えば、行事の記念、著名な
絵画やデザインの複製などが考えられ、また、結婚式の
引き出物の場合には、新郎新婦の名前のように商品ごと
に異なる絵文字以外の固定された絵文字が画一的に表示
され、透明装飾板17に表示される保証文字6も固定文
字として画一的に表示される。また、上記保護膜18
は、表面にハードコート(5H)を施した厚さ0.1mm
のポリエステル樹脂フィルムからなるものであり、取り
扱い時におけるスリ傷等の発生等を防止することができ
る。
図10に示すように、透明のポリエステル樹脂フィルム
に、絵文字5、保証文字6等が印刷されたものであり、
薄肉貴金属複合板4と同形状に形成されている。なお、
上記絵文字5,保証文字6は、印刷の他に、塗料の塗
布、レリーフ彫刻、エッチングなど適宜の方法及びこれ
らを組み合わせた方法、さらに、コピーマシンによる方
法があり、熱複写、レーザコピー、写真方式のコピーな
どによれば、鮮明なカラーコピーを任意の原版を元に容
易に行える。また、不透明な部分を絵文字5の部分とし
ても、絵文字の背景の部分としてもよい。絵文字の部分
を繰り抜いてその部分の貴金属を露出させてもよい。上
記透明装飾板16に表示する絵文字5の内容は、特に限
定されるものではないが、例えば、行事の記念、著名な
絵画やデザインの複製などが考えられ、また、結婚式の
引き出物の場合には、新郎新婦の名前のように商品ごと
に異なる絵文字以外の固定された絵文字が画一的に表示
され、透明装飾板17に表示される保証文字6も固定文
字として画一的に表示される。また、上記保護膜18
は、表面にハードコート(5H)を施した厚さ0.1mm
のポリエステル樹脂フィルムからなるものであり、取り
扱い時におけるスリ傷等の発生等を防止することができ
る。
【0020】上記絵文字付き薄肉貴金属複合板15によ
れば、これの構成要素の主要部である薄肉貴金属複合板
4の薄板1に凹凸模様1aが形成されているので、重厚
感が増すのは勿論のこと、薄肉貴金属複合板4に、固定
文字である絵文字5と保証文字6とをそれぞれ画一的に
施した透明装飾板16,17を重ね合わせ、これら全体
を保護膜18により被覆して一体化したものであるから
利用者からの注文を受けてから即製作することができ、
利用者の即入手の希望に十分応えることができ、また、
全体が保護膜18で被覆されているので、汚れ等の付着
やスリ傷等の発生を防止して装飾的、財産的価値を長期
に亙って維持することができるという利点がある。
れば、これの構成要素の主要部である薄肉貴金属複合板
4の薄板1に凹凸模様1aが形成されているので、重厚
感が増すのは勿論のこと、薄肉貴金属複合板4に、固定
文字である絵文字5と保証文字6とをそれぞれ画一的に
施した透明装飾板16,17を重ね合わせ、これら全体
を保護膜18により被覆して一体化したものであるから
利用者からの注文を受けてから即製作することができ、
利用者の即入手の希望に十分応えることができ、また、
全体が保護膜18で被覆されているので、汚れ等の付着
やスリ傷等の発生を防止して装飾的、財産的価値を長期
に亙って維持することができるという利点がある。
【0021】なお、上記実施例では絵文字付き薄肉貴金
属複合板15の構成要素として薄肉貴金属複合板4を使
用したが、これに代えて薄肉貴金属複合板12を使用し
てもよい。また、上記各実施例では、この発明を名刺大
のカード状のものについて適用した例について説明した
が、この他、壁板、襖、タイル等に建築内壁部材に貼付
する比較的広い面積の薄板状のものに適用してもよく、
さらに、カフスボタン、ネクタイピン等の装飾品に固定
するか、もしくは着脱自在に取り付けるような比較的狭
面積の薄板状のものに適用してもよい。
属複合板15の構成要素として薄肉貴金属複合板4を使
用したが、これに代えて薄肉貴金属複合板12を使用し
てもよい。また、上記各実施例では、この発明を名刺大
のカード状のものについて適用した例について説明した
が、この他、壁板、襖、タイル等に建築内壁部材に貼付
する比較的広い面積の薄板状のものに適用してもよく、
さらに、カフスボタン、ネクタイピン等の装飾品に固定
するか、もしくは着脱自在に取り付けるような比較的狭
面積の薄板状のものに適用してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の薄肉貴
金属複合板によれば、貴金属の薄板の表面に凹凸模様が
形成されているので、平板状の薄板に比べ重厚感が増
し、薄肉貴金属複合板としての装飾性が向上し、また、
上記、薄板の表面に回転ロールの圧延により凹凸模様を
形成するようにしたので、容易かつ連続的に凹凸模様を
形成することができ、破損や皺等の発生も殆どなく、長
尺な帯状の薄板にも容易に凹凸模様を形成することがで
きる。
金属複合板によれば、貴金属の薄板の表面に凹凸模様が
形成されているので、平板状の薄板に比べ重厚感が増
し、薄肉貴金属複合板としての装飾性が向上し、また、
上記、薄板の表面に回転ロールの圧延により凹凸模様を
形成するようにしたので、容易かつ連続的に凹凸模様を
形成することができ、破損や皺等の発生も殆どなく、長
尺な帯状の薄板にも容易に凹凸模様を形成することがで
きる。
【0023】また、絵文字付き薄肉貴金属複合板によれ
ば、これの構成要素の主要部である薄肉貴金属複合板の
薄板に凹凸模様が形成されているので、重厚感が増すの
は勿論のこと、薄肉貴金属複合板に、固定文字である絵
文字と保証文字等とをそれぞれ画一的に施した透明装飾
板を重ね合わせ、これら全体を保護膜により被覆して一
体化したものであるから利用者からの注文を受けてから
即製作することができ、利用者の即入手の希望に十分応
えることができ、また、全体が保護膜で被覆されている
ので、汚れ等の付着やスリ傷等の発生を防止して装飾
的、財産的価値を長期に亙って維持することができると
いう利点がある。
ば、これの構成要素の主要部である薄肉貴金属複合板の
薄板に凹凸模様が形成されているので、重厚感が増すの
は勿論のこと、薄肉貴金属複合板に、固定文字である絵
文字と保証文字等とをそれぞれ画一的に施した透明装飾
板を重ね合わせ、これら全体を保護膜により被覆して一
体化したものであるから利用者からの注文を受けてから
即製作することができ、利用者の即入手の希望に十分応
えることができ、また、全体が保護膜で被覆されている
ので、汚れ等の付着やスリ傷等の発生を防止して装飾
的、財産的価値を長期に亙って維持することができると
いう利点がある。
【図1】回転ロールにより薄板に凹凸模様を形成してい
る状態を示す断面図である。
る状態を示す断面図である。
【図2】薄肉貴金属複合板の断面図である。
【図3】薄肉貴金属複合板の平面図である。
【図4】薄肉貴金属複合板の下面図である。
【図5】基板の断面図である。
【図6】模様入り基板の断面図である。
【図7】薄肉貴金属複合板の断面図である。
【図8】絵文字付き薄肉貴金属複合板の断面図である。
【図9】透明装飾板の平面図である。
【図10】透明装飾板の平面図である。
1 薄板 2 回転ロール 3 模様入り薄板 3a 保護膜 4 薄肉貴金属複合板 8 保護膜 10 基板 11 模様入り基板 12 薄肉貴金属複合板 15 絵文字付き薄肉貴金属複合板 16,17 透明装飾板 18 保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中里 稔 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社商品開発センター内 (72)発明者 織笠 洋祐 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社商品開発センター内
Claims (5)
- 【請求項1】 表面に凹凸模様が形成された模様入りの
貴金属薄板と、この模様入り貴金属薄板を被覆する透明
な保護膜とにより構成されていることを特徴とする薄肉
貴金属複合板。 - 【請求項2】 貴金属または貴金属の合金からなる薄板
を、周面に凹凸模様が付された回転ロールにより圧延す
るか、または表面に凹凸模様が付された板体で挟み付け
て圧延またはプレスし、表面に凹凸模様を転写すること
により模様入り薄板を製造し、この模様入り薄板を透明
な保護膜により被覆することを特徴とする薄肉貴金属複
合板の製造方法。 - 【請求項3】 貴金属または貴金属の合金からなる薄板
の少なくとも一方の面にが透明な保護膜が密着され、か
つ表面に凹凸模様が形成された基板と、この基板を被覆
する透明な保護膜とにより構成されていることを特徴と
する薄肉貴金属複合板。 - 【請求項4】 貴金属または貴金属の合金からなる薄板
の少なくとも一方の面に透明な保護膜が密着されてなる
基板を、周面に凹凸模様が付された回転ロールにより圧
延するか、または表面に凹凸模様が付された板体で挟み
付けて圧延またはプレスし、表面に凹凸模様を転写する
ことにより模様入り基板を製造し、この模様入り基板を
透明な保護膜により被覆することを特徴とする薄肉貴金
属複合板の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1または請求項3の薄肉貴金属複
合板と、この薄肉貴金属複合板に重ね合わされ、部分的
に不透明な絵文字が施された透明装飾板と、上記薄肉貴
金属複合板と透明装飾板とを一体的に被覆する保護膜と
により構成されていることを特徴とする絵文字付き薄肉
貴金属複合板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3168512A JPH0592693A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 薄肉貴金属複合板とその製造方法および絵文字付き薄肉貴金属複合板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3168512A JPH0592693A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 薄肉貴金属複合板とその製造方法および絵文字付き薄肉貴金属複合板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592693A true JPH0592693A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=15869422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3168512A Pending JPH0592693A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 薄肉貴金属複合板とその製造方法および絵文字付き薄肉貴金属複合板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0592693A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006515232A (ja) * | 2002-07-26 | 2006-05-25 | アプレラ コーポレイション | 微小流体デバイスにおける変形可能な弁のための閉鎖ブレードおよび方法 |
| CN113020262A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-06-25 | 太原理工大学 | 一种预制交叉波纹界面的金属复合板轧制方法 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP3168512A patent/JPH0592693A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006515232A (ja) * | 2002-07-26 | 2006-05-25 | アプレラ コーポレイション | 微小流体デバイスにおける変形可能な弁のための閉鎖ブレードおよび方法 |
| CN113020262A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-06-25 | 太原理工大学 | 一种预制交叉波纹界面的金属复合板轧制方法 |
| CN113020262B (zh) * | 2021-03-25 | 2022-11-08 | 太原理工大学 | 一种预制交叉波纹界面的金属复合板轧制方法 |
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