JPH0593143A - アゾ化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法及びかかるインクを用いた機器 - Google Patents
アゾ化合物、これを含有するインク、このインクを用いる記録方法及びかかるインクを用いた機器Info
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- JPH0593143A JPH0593143A JP4973792A JP4973792A JPH0593143A JP H0593143 A JPH0593143 A JP H0593143A JP 4973792 A JP4973792 A JP 4973792A JP 4973792 A JP4973792 A JP 4973792A JP H0593143 A JPH0593143 A JP H0593143A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 種々のタイプの普通紙に対して、画像濃度が
高く鮮明で、不定形又は不規則な滲みのない高品位な画
像が得られるのみならず、コート紙上でも変色の少ない
画像が得られ、且つ定着性、耐水性が良好で、目詰まり
せず、保存安定性、熱的安定性及び安全性に優れたイン
クに適した新規アゾ化合物およびその使用方法を提供す
る。 【構成】 式(A)で示されるアゾ化合物、該化合物を
主成分として含有する黒色系染料組成物、記録剤及びこ
れを溶解又は分散する液媒体を含むインク、これを用い
たインクジェット記録方法、かかるインクを用いた機
器。 (但し、R1,R2又はR3は夫々水素原子、炭素数1
〜4のアルキル基、メトキシ基、ハロゲン原子、COO
M、COOR4からなる群から選ばれる基を表し、ここ
でR4は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Mはアルカ
リ金属又はアンモニウム又は有機アンモニウムを表
す。)
高く鮮明で、不定形又は不規則な滲みのない高品位な画
像が得られるのみならず、コート紙上でも変色の少ない
画像が得られ、且つ定着性、耐水性が良好で、目詰まり
せず、保存安定性、熱的安定性及び安全性に優れたイン
クに適した新規アゾ化合物およびその使用方法を提供す
る。 【構成】 式(A)で示されるアゾ化合物、該化合物を
主成分として含有する黒色系染料組成物、記録剤及びこ
れを溶解又は分散する液媒体を含むインク、これを用い
たインクジェット記録方法、かかるインクを用いた機
器。 (但し、R1,R2又はR3は夫々水素原子、炭素数1
〜4のアルキル基、メトキシ基、ハロゲン原子、COO
M、COOR4からなる群から選ばれる基を表し、ここ
でR4は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Mはアルカ
リ金属又はアンモニウム又は有機アンモニウムを表
す。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規アゾ化合物、記録
剤としてこのアゾ化合物を含有するインク、このインク
を用いるインクジェット記録方法、かかるインクを用い
た機器に関し、さらに詳しくは、上質紙、コピー用紙、
ボンド紙、レポート用紙等の、非塗工紙いわゆる普通紙
における印字濃度が高く、耐水性が改良されたインクに
適し、さらに被記録材がバインダーと顔料からなるイン
ク受容層を表面に有する塗工紙いわゆるコート紙に記録
された画像の室内変色性も改良されたインクに適した新
規アゾ化合物、この化合物を含有するインク、このイン
クを用いるインクジェット記録方法およびかかるインク
を用いた機器に関する。
剤としてこのアゾ化合物を含有するインク、このインク
を用いるインクジェット記録方法、かかるインクを用い
た機器に関し、さらに詳しくは、上質紙、コピー用紙、
ボンド紙、レポート用紙等の、非塗工紙いわゆる普通紙
における印字濃度が高く、耐水性が改良されたインクに
適し、さらに被記録材がバインダーと顔料からなるイン
ク受容層を表面に有する塗工紙いわゆるコート紙に記録
された画像の室内変色性も改良されたインクに適した新
規アゾ化合物、この化合物を含有するインク、このイン
クを用いるインクジェット記録方法およびかかるインク
を用いた機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水溶性染料を水性媒体中に溶解し
た水性インクがインクジェット記録用のインクとして用
いられている。これらの従来のインクにおいては、
(1)十分な濃度の画像を与えること、(2)被記録材
上での乾燥性が良いこと、(3)記録画像に滲みが少な
いこと、(4)水、アルコール等と接触しても記録画像
の流れ出しがないこと又は流れ出しても十分判読可能な
こと(耐水性)、(5)記録画像の耐光性に優れるこ
と、(6)ペン先やノズル先端での目詰まりを生じない
こと、(7)連続記録したときや、長時間放置後の記録
開始時、記録画像のかすれ等の不都合が生じないこと
(吐出安定性)、(8)保存時、インクが安定であるこ
と、(9)使用時、記録手段を構成する部材と接触して
も問題を起こさないこと、(10)使用者の安全性に問
題のないこと、等が要求され、更に熱エネルギーを利用
するインクジェット記録方式では上記要求項目に加え
て、(11)耐熱性に優れ且つ熱エネルギー発生手段に
悪影響を与えないこと、が要求される。
た水性インクがインクジェット記録用のインクとして用
いられている。これらの従来のインクにおいては、
(1)十分な濃度の画像を与えること、(2)被記録材
上での乾燥性が良いこと、(3)記録画像に滲みが少な
いこと、(4)水、アルコール等と接触しても記録画像
の流れ出しがないこと又は流れ出しても十分判読可能な
こと(耐水性)、(5)記録画像の耐光性に優れるこ
と、(6)ペン先やノズル先端での目詰まりを生じない
こと、(7)連続記録したときや、長時間放置後の記録
開始時、記録画像のかすれ等の不都合が生じないこと
(吐出安定性)、(8)保存時、インクが安定であるこ
と、(9)使用時、記録手段を構成する部材と接触して
も問題を起こさないこと、(10)使用者の安全性に問
題のないこと、等が要求され、更に熱エネルギーを利用
するインクジェット記録方式では上記要求項目に加え
て、(11)耐熱性に優れ且つ熱エネルギー発生手段に
悪影響を与えないこと、が要求される。
【0003】これらの性質はインクの組成に左右される
ことはもちろんであるが、記録剤として含有される染料
の特性に支配されるところも大きい。既存の染料を用い
て以上の要求性能をすべて満たすことは容易でない。
ことはもちろんであるが、記録剤として含有される染料
の特性に支配されるところも大きい。既存の染料を用い
て以上の要求性能をすべて満たすことは容易でない。
【0004】具体的な染料の例としては、例えば、イン
クジェット記録法の分野ではモノカラー及びフルカラー
画像の両方でC.I.フードブラック2が主として使用
されてきた(特開昭59−93766号公報及び同59
−93768号公報参照)。
クジェット記録法の分野ではモノカラー及びフルカラー
画像の両方でC.I.フードブラック2が主として使用
されてきた(特開昭59−93766号公報及び同59
−93768号公報参照)。
【0005】C.I.フードブラック2を使用したイン
クは十分な濃度の画像を与えるという点で優れている
が、耐光性、耐水性の点で問題を残していた。即ち、印
字物が室内光に長時間さらされたり、複写機の近くに掲
示されたりすると黒色が茶色に変色してしまい、画像品
位が著しく低下してしまう(これは被記録材がコート紙
の場合特に甚だしい)。また画像上に水をこぼしたこと
を想定したテストをしたときに、判読困難になってしま
うという問題があった。
クは十分な濃度の画像を与えるという点で優れている
が、耐光性、耐水性の点で問題を残していた。即ち、印
字物が室内光に長時間さらされたり、複写機の近くに掲
示されたりすると黒色が茶色に変色してしまい、画像品
位が著しく低下してしまう(これは被記録材がコート紙
の場合特に甚だしい)。また画像上に水をこぼしたこと
を想定したテストをしたときに、判読困難になってしま
うという問題があった。
【0006】特開昭55−144067号公報と特開昭
61−285276号公報には、染料構造を特定するこ
とにより保存安定性、吐出応答性を改善したインクが開
示されているが、記録画像の耐水性はまだ十分でない。
さらに、前者のインクでは上記の変色の問題が解決され
ていない。
61−285276号公報には、染料構造を特定するこ
とにより保存安定性、吐出応答性を改善したインクが開
示されているが、記録画像の耐水性はまだ十分でない。
さらに、前者のインクでは上記の変色の問題が解決され
ていない。
【0007】又、吐出安定性、画像の耐水性等を、染料
構造中に少なくとも1つの特定の構造単位を導入するこ
とにより改善したインクが特開平1−135880号公
報に開示されている。更に特開平1−193375号公
報には、被記録材に対する親和性が高く、定着性、耐水
性が優れており、普通紙に対して良好な印字品位を与え
る黒色のインクが開示されている。特公昭62−102
74号公報には、吐出安定性、画像の耐光性等を考慮し
たインクが開示されている。特開平3−781号公報と
特開平3−782号公報には目づまりしにくく変色の少
ないインクが開示されている。特開平3−294366
号公報と特開平3−294367号公報には変色の少な
いインクが開示されている。
構造中に少なくとも1つの特定の構造単位を導入するこ
とにより改善したインクが特開平1−135880号公
報に開示されている。更に特開平1−193375号公
報には、被記録材に対する親和性が高く、定着性、耐水
性が優れており、普通紙に対して良好な印字品位を与え
る黒色のインクが開示されている。特公昭62−102
74号公報には、吐出安定性、画像の耐光性等を考慮し
たインクが開示されている。特開平3−781号公報と
特開平3−782号公報には目づまりしにくく変色の少
ないインクが開示されている。特開平3−294366
号公報と特開平3−294367号公報には変色の少な
いインクが開示されている。
【0008】インクとしては、第一に記録システムに適
応した性能が求められ、その性能を満足したうえで第2
に印字物としての性能、即ち品位、堅牢性の点で十分な
性能を発揮することが求められている。しかしながら、
前記種々の要求性能を全て満足することは前記公知例に
見られる通り、相当に困難なことである。
応した性能が求められ、その性能を満足したうえで第2
に印字物としての性能、即ち品位、堅牢性の点で十分な
性能を発揮することが求められている。しかしながら、
前記種々の要求性能を全て満足することは前記公知例に
見られる通り、相当に困難なことである。
【0009】又、従来はそれ程問題とされていなかった
が、技術の進歩により多くの問題が解決されてきた結
果、注目される様になってきたのが変色の問題である。
特に多量に使用されている黒色のインクにおいてはその
影響が重大であり、フルカラー画像の場合にはこの変色
により画像品質が急激に低下してしまう。
が、技術の進歩により多くの問題が解決されてきた結
果、注目される様になってきたのが変色の問題である。
特に多量に使用されている黒色のインクにおいてはその
影響が重大であり、フルカラー画像の場合にはこの変色
により画像品質が急激に低下してしまう。
【0010】この変色の問題は、直接日光の当たらない
室内でも進行し、又、画像を形成する為の被記録材の種
類にも依存し、シリカ等の顔料を含む紙においては顕著
である。従来広く使用されてきたC.I.フードブラッ
ク2ではこの問題は解決出来なかった。
室内でも進行し、又、画像を形成する為の被記録材の種
類にも依存し、シリカ等の顔料を含む紙においては顕著
である。従来広く使用されてきたC.I.フードブラッ
ク2ではこの問題は解決出来なかった。
【0011】耐光性の良好な染料を選択することによっ
て、C.I.フードブラック2の欠点を解決することが
試みられており、普通紙においては満足出来るものが得
られている。しかしながら、染料の発色性、鮮明性、解
像性等の画像品質を高める為に、紙等の基材上に顔料と
バインダーとを含むインク受容層を形成した所謂コート
紙の場合には、普通紙上での問題が少ないインクであっ
ても著しい変色を生じ、単に耐光性の良好な染料の選択
では解決出来ない問題であった。
て、C.I.フードブラック2の欠点を解決することが
試みられており、普通紙においては満足出来るものが得
られている。しかしながら、染料の発色性、鮮明性、解
像性等の画像品質を高める為に、紙等の基材上に顔料と
バインダーとを含むインク受容層を形成した所謂コート
紙の場合には、普通紙上での問題が少ないインクであっ
ても著しい変色を生じ、単に耐光性の良好な染料の選択
では解決出来ない問題であった。
【0012】その他、本発明の化合物と類似の化合物と
して特開昭55−152747号公報にはセルロース質
繊維材料、紙又は革を黒色に染色する化合物が開示され
ている。
して特開昭55−152747号公報にはセルロース質
繊維材料、紙又は革を黒色に染色する化合物が開示され
ている。
【0013】
【発明が解決しようとしている問題点】したがって本発
明の目的は、記録剤としてインクに含有させたとき、種
々のタイプの普通紙に対して、画像濃度が高く鮮明で、
不定形又は不規則なにじみのない品位と耐水性の優れた
画像が得られ、かつ定着性が良好で、目づまりせず、保
存安定性、熱的安定性及び安全性に優れたインクに適し
た新規アゾ化合物、この化合物を含有するインク、この
インクを用いるインクジェット記録方法、かかるインク
を用いる機器を提供することである。本発明の第2の目
的は、コート紙に印字したときでも画像の変色の少ない
インクに適した新規アゾ化合物を提供することである。
明の目的は、記録剤としてインクに含有させたとき、種
々のタイプの普通紙に対して、画像濃度が高く鮮明で、
不定形又は不規則なにじみのない品位と耐水性の優れた
画像が得られ、かつ定着性が良好で、目づまりせず、保
存安定性、熱的安定性及び安全性に優れたインクに適し
た新規アゾ化合物、この化合物を含有するインク、この
インクを用いるインクジェット記録方法、かかるインク
を用いる機器を提供することである。本発明の第2の目
的は、コート紙に印字したときでも画像の変色の少ない
インクに適した新規アゾ化合物を提供することである。
【0014】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、下記一般式
(A)で示されるアゾ化合物である。
によって達成される。即ち、本発明は、下記一般式
(A)で示されるアゾ化合物である。
【0015】
【外13】 (但し、R1、R2又はR3は夫々水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基、メトキシ基、ハロゲン原子、COO
M、COOR4からなる群から選ばれる基を表し、ここ
でR4は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Mはアルカ
リ金属又はアンモニウム又は有機アンモニウムを表
す。)
4のアルキル基、メトキシ基、ハロゲン原子、COO
M、COOR4からなる群から選ばれる基を表し、ここ
でR4は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Mはアルカ
リ金属又はアンモニウム又は有機アンモニウムを表
す。)
【0016】本発明は、下記一般式(A)で示されるア
ゾ化合物を主成分として含有する黒色系染料組成物であ
る。
ゾ化合物を主成分として含有する黒色系染料組成物であ
る。
【0017】
【外14】 (但し、R1、R2又はR3は夫々水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基、メトキシ基、ハロゲン原子、COO
M、COOR4からなる群から選ばれる基を表し、ここ
でR4は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Mはアルカ
リ金属又はアンモニウム又は有機アンモニウムを表
す。)
4のアルキル基、メトキシ基、ハロゲン原子、COO
M、COOR4からなる群から選ばれる基を表し、ここ
でR4は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Mはアルカ
リ金属又はアンモニウム又は有機アンモニウムを表
す。)
【0018】本発明は、記録剤及びこれを溶解または分
散する液媒体を含むインクにおいて、該記録剤として下
記一般式(A)で示される新規アゾ化合物を含有するこ
とを特徴とするインク、このインクを用いるインクジェ
ット記録方法、かかるインクを用いる機器である。
散する液媒体を含むインクにおいて、該記録剤として下
記一般式(A)で示される新規アゾ化合物を含有するこ
とを特徴とするインク、このインクを用いるインクジェ
ット記録方法、かかるインクを用いる機器である。
【0019】
【外15】 (但し、R1、R2又はR3は夫々水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基、メトキシ基、ハロゲン原子、COO
M、COOR4からなる群から選ばれる基を表し、ここ
でR4は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Mはアルカ
リ金属又はアンモニウム又は有機アンモニウムを表
す。)
4のアルキル基、メトキシ基、ハロゲン原子、COO
M、COOR4からなる群から選ばれる基を表し、ここ
でR4は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Mはアルカ
リ金属又はアンモニウム又は有機アンモニウムを表
す。)
【0020】
【作用】本発明によれば、インクの記録剤として上記一
般式(A)の化合物を含有させることにより、普通紙に
記録したときに記録画像の濃度が高く耐水性にすぐれて
いるのみならず、コート紙に記録したときにも変色の少
ない黒色画像を与えるインク、これを用いたインクジェ
ット記録方法、かかるインクを用いた機器が提供され
る。
般式(A)の化合物を含有させることにより、普通紙に
記録したときに記録画像の濃度が高く耐水性にすぐれて
いるのみならず、コート紙に記録したときにも変色の少
ない黒色画像を与えるインク、これを用いたインクジェ
ット記録方法、かかるインクを用いた機器が提供され
る。
【0021】(好ましい実施態様)次に好ましい実施態
様を挙げて本発明を更に詳しく説明する。
様を挙げて本発明を更に詳しく説明する。
【0022】本発明を主として特徴づける前記一般式
(A)で示されるアゾ化合物(染料)の好ましい具体例
としては、例えば、下記の化合物(染料)が挙げられる
(Mはアルカリ金属又はアンモニウム又は有機アンモニ
ウムを表す)。
(A)で示されるアゾ化合物(染料)の好ましい具体例
としては、例えば、下記の化合物(染料)が挙げられる
(Mはアルカリ金属又はアンモニウム又は有機アンモニ
ウムを表す)。
【0023】
【外16】
【0024】
【外17】
【0025】
【外18】
【0026】この中で更に好ましい具体例としては、下
記の化合物が挙げられる。
記の化合物が挙げられる。
【0027】
【外19】
【0028】
【外20】
【0029】
【外21】
【0030】本発明のアゾ化合物(染料)は、いずれも
スルホン酸基等の水溶性基のナトリウム塩が一般的であ
るが、本発明ではこれらのナトリウム塩に限定されず、
それらのカウンターイオンがカリウム、リチウム、アン
モニア、有機アミン等であっても同効であり、本発明は
これらの他のカウンターイオンを含む染料をも包含す
る。そして、本発明の染料は、良好な黒色色素として使
用することができる。
スルホン酸基等の水溶性基のナトリウム塩が一般的であ
るが、本発明ではこれらのナトリウム塩に限定されず、
それらのカウンターイオンがカリウム、リチウム、アン
モニア、有機アミン等であっても同効であり、本発明は
これらの他のカウンターイオンを含む染料をも包含す
る。そして、本発明の染料は、良好な黒色色素として使
用することができる。
【0031】上記染料の製造は細田 豊著「理論製造
染料化学」等に記載される方法に従い次の様にして合成
される。
染料化学」等に記載される方法に従い次の様にして合成
される。
【0032】合成例 具体例No.3の染料は次の様にして合成される。m−
クロロアニリンを常法に従ってジアゾ化し、2,5−ジ
メトキシアニリンとカップリングさせ、生じたモノアゾ
体を分離する。これをジアゾ化し、アルカリ性でガンマ
酸とカップリングさせ、ジスアゾ体を分離する。更にこ
れをジアゾ化し、m−フェニレンジアミン−4−スルホ
ン酸とカップリングさせ、酢酸ソーダで塩析と、エタノ
ールで洗って精製し、目的の染料を得る。本発明の染料
は粉末の形態で使用することもできるし、水溶液(液組
成物)の形態で使用することができる。さらに後者の場
合には前記染料の可溶化剤を併用することができる。
クロロアニリンを常法に従ってジアゾ化し、2,5−ジ
メトキシアニリンとカップリングさせ、生じたモノアゾ
体を分離する。これをジアゾ化し、アルカリ性でガンマ
酸とカップリングさせ、ジスアゾ体を分離する。更にこ
れをジアゾ化し、m−フェニレンジアミン−4−スルホ
ン酸とカップリングさせ、酢酸ソーダで塩析と、エタノ
ールで洗って精製し、目的の染料を得る。本発明の染料
は粉末の形態で使用することもできるし、水溶液(液組
成物)の形態で使用することができる。さらに後者の場
合には前記染料の可溶化剤を併用することができる。
【0033】本発明のインクにおける上記染料の使用量
については特に制限するものではないが、一般的にはイ
ンク全重量の0.1〜15重量%、好ましくは0.5〜
10重量%、より好ましくは0.5〜6重量%を占める
量が好適である。上記染料は単独でも、又は従来公知の
染料と併用しても使用できる。
については特に制限するものではないが、一般的にはイ
ンク全重量の0.1〜15重量%、好ましくは0.5〜
10重量%、より好ましくは0.5〜6重量%を占める
量が好適である。上記染料は単独でも、又は従来公知の
染料と併用しても使用できる。
【0034】本発明のインクに使用するのに好適な媒体
は、水又は水と水溶性有機溶剤との混合溶媒である。水
としては、種々のイオンを含有する一般の水でなく、脱
イオン水を使用するのが好ましい。
は、水又は水と水溶性有機溶剤との混合溶媒である。水
としては、種々のイオンを含有する一般の水でなく、脱
イオン水を使用するのが好ましい。
【0035】水と混合して使用される水溶性有機溶剤と
しては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコー
ル、n−ペンタノール等の炭素数1〜5のアルキルアル
コール類;ジメチルホルムアミド、ジメチメアセトアミ
ド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコール等の
ケトン又はケトアルコール類;ジオキサン等のエーテル
類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオー
ル、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチ
レングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子
を含むアルキレングリコール類;グリセリン;エチレン
グリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジエチ
レングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ト
リエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテ
ル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類;トレ
エチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテル、
テトラエチレングリコール(又はエチル)エーテル等の
多価アルコールの低級ジアルキルエーテル;スルホラ
ン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−
2−イミダゾリジノン等が挙げられる。
しては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコー
ル、n−ペンタノール等の炭素数1〜5のアルキルアル
コール類;ジメチルホルムアミド、ジメチメアセトアミ
ド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコール等の
ケトン又はケトアルコール類;ジオキサン等のエーテル
類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオー
ル、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチ
レングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子
を含むアルキレングリコール類;グリセリン;エチレン
グリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジエチ
レングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ト
リエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテ
ル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類;トレ
エチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテル、
テトラエチレングリコール(又はエチル)エーテル等の
多価アルコールの低級ジアルキルエーテル;スルホラ
ン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−
2−イミダゾリジノン等が挙げられる。
【0036】以上の如き有機溶剤から適当なものを選択
して使用するが、本発明の染料の場合、特にインクの目
詰まり防止にはジエチレングリコール又はチオジグリコ
ールが良く、画像濃度及び吐出安定性の点では含窒素環
状化合物又はポリアルキレンオキシドのエーテル化合物
が良く、更に周波数応答性には低級アルコールや界面活
性剤の使用が好ましい。従って、本発明において好まし
い溶媒組成は水の他上記の如き各種成分を含む組成であ
る。インク中の上記水溶性有機溶剤の含有量は一般的に
はインクの全重量の2〜80重量%、好ましくは3〜7
0重量%、より好ましくは4〜60重量%の範囲であ
る。
して使用するが、本発明の染料の場合、特にインクの目
詰まり防止にはジエチレングリコール又はチオジグリコ
ールが良く、画像濃度及び吐出安定性の点では含窒素環
状化合物又はポリアルキレンオキシドのエーテル化合物
が良く、更に周波数応答性には低級アルコールや界面活
性剤の使用が好ましい。従って、本発明において好まし
い溶媒組成は水の他上記の如き各種成分を含む組成であ
る。インク中の上記水溶性有機溶剤の含有量は一般的に
はインクの全重量の2〜80重量%、好ましくは3〜7
0重量%、より好ましくは4〜60重量%の範囲であ
る。
【0037】又、使用する水はインク全体の一般的には
10〜97.5重量%、好ましくは35重量%以上、よ
り好ましくは45重量%以上を占める割合であり、水の
量が少ないと形成された画像中の低揮発性の有機溶剤が
多く残り、染料のマイグレーション、画像の滲み等の問
題が生じるので好ましくない。
10〜97.5重量%、好ましくは35重量%以上、よ
り好ましくは45重量%以上を占める割合であり、水の
量が少ないと形成された画像中の低揮発性の有機溶剤が
多く残り、染料のマイグレーション、画像の滲み等の問
題が生じるので好ましくない。
【0038】又、本発明のインクは上記成分の外に必要
に応じて、pH調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤等
を包含し得る。pH調整剤としては、例えば、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン等の各種有機アミ
ン、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウ
ム等のアルカリ金属の水酸化物等の無機アルカリ剤、酢
酸リチウム等の有機酸塩、有機酸や鉱酸等が挙げられ
る。
に応じて、pH調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤等
を包含し得る。pH調整剤としては、例えば、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン等の各種有機アミ
ン、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウ
ム等のアルカリ金属の水酸化物等の無機アルカリ剤、酢
酸リチウム等の有機酸塩、有機酸や鉱酸等が挙げられ
る。
【0039】以上の如き本発明のインクは、25℃にお
ける粘度が1〜20cps、好ましくは1〜15cps
で、表面張力が30dyn/cm以上、好ましくは40
dyn/cm以上で、pHが4〜10程度の物性を有す
るのが好ましい。
ける粘度が1〜20cps、好ましくは1〜15cps
で、表面張力が30dyn/cm以上、好ましくは40
dyn/cm以上で、pHが4〜10程度の物性を有す
るのが好ましい。
【0040】本発明のインクが使用される記録方法は、
方式としてインクジェット方式が効果的であり、被記録
材としては、一般の普通紙(例えば、上質紙や中質紙、
ボンド紙)、コート紙、OHP用のプラスチックフィル
ム等、いずれの被記録材でも使用することが出来る。
方式としてインクジェット方式が効果的であり、被記録
材としては、一般の普通紙(例えば、上質紙や中質紙、
ボンド紙)、コート紙、OHP用のプラスチックフィル
ム等、いずれの被記録材でも使用することが出来る。
【0041】本発明のインクは、熱エネルギーによるイ
ンクの発泡現象によりインクを吐出させるタイプのイン
クジェット記録方法に適用する場合に特に好適であり、
吐出が極めて安定となり、サテライトドットの発生等が
生じないという特徴がある。但しこの場合には熱的な物
性値(例えば、比重、熱膨張係数、熱伝導率等)を調整
する場合もある。
ンクの発泡現象によりインクを吐出させるタイプのイン
クジェット記録方法に適用する場合に特に好適であり、
吐出が極めて安定となり、サテライトドットの発生等が
生じないという特徴がある。但しこの場合には熱的な物
性値(例えば、比重、熱膨張係数、熱伝導率等)を調整
する場合もある。
【0042】本発明のインクは熱エネルギーの作用によ
り液滴を吐出させて記録を行うインクジェット記録方式
にとりわけ好適に用いられるが、一般の筆記用具として
も使用出来ることは言うまでもない。
り液滴を吐出させて記録を行うインクジェット記録方式
にとりわけ好適に用いられるが、一般の筆記用具として
も使用出来ることは言うまでもない。
【0043】本発明のインクを用いて記録を行うのに好
適な方法及び装置としては、記録ヘッドの室内のインク
に記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該熱エネル
ギーにより液滴を発生させる方法及び装置が挙げられ
る。
適な方法及び装置としては、記録ヘッドの室内のインク
に記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該熱エネル
ギーにより液滴を発生させる方法及び装置が挙げられ
る。
【0044】その装置の主要部であるヘッド構成例を図
1、図2及び図3に示す。
1、図2及び図3に示す。
【0045】ヘッド13はインクを通す溝14を有する
ガラス、セラミック又はプラスチック板等と、感熱記録
に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘッドが示されて
いるが、これに限定されるものではない)とを接着して
得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形成され
る保護膜16、アルミニウム電極17−1、17−2、
ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層1
9、アルミナ等の放熱性の良い基板20より成ってい
る。
ガラス、セラミック又はプラスチック板等と、感熱記録
に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘッドが示されて
いるが、これに限定されるものではない)とを接着して
得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形成され
る保護膜16、アルミニウム電極17−1、17−2、
ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層1
9、アルミナ等の放熱性の良い基板20より成ってい
る。
【0046】インク21は吐出オリフィス(微細孔)2
2まで来ており、不図示の圧力によりメニスカス23を
形成している。
2まで来ており、不図示の圧力によりメニスカス23を
形成している。
【0047】今、電極17−1、17−2に電気信号が
加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に
発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生し、
その圧力でメニスカス23が突出し、インク21か吐出
し、オリフィス22より記録小滴24となり、被記録材
25に向かって飛翔する。図3には図1に示すヘッドを
多数並べたマルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッ
ドはマルチ溝26を有するガラス板27と、図1に説明
したものと同様な発熱ヘッド28を密着して製作され
る。
加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に
発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生し、
その圧力でメニスカス23が突出し、インク21か吐出
し、オリフィス22より記録小滴24となり、被記録材
25に向かって飛翔する。図3には図1に示すヘッドを
多数並べたマルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッ
ドはマルチ溝26を有するガラス板27と、図1に説明
したものと同様な発熱ヘッド28を密着して製作され
る。
【0048】尚、図1は、インク流路に沿ったヘッド1
3の断面図であり、図2は図1のA−B線での断面図で
ある。
3の断面図であり、図2は図1のA−B線での断面図で
ある。
【0049】図4に、かかるヘッドを組み込んだインク
ジェット記録装置の1例を示す。
ジェット記録装置の1例を示す。
【0050】図4において、61はワイピング部材とし
てのブレードであり、その一端はブレード保持部材によ
って保持されて固定端となり、カンチレバーの形態をな
す。ブレード61は記録ヘッドによる記録領域に隣接し
た位置に配設され、又、本例の場合、記録ヘッドの移動
経路中に突出した形態で保持される。62はキャップで
あり、ブレード61に隣接するホームポションに配設さ
れ、記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動して吐出
口面と当接し、キャッピングを行う構成を備える。更に
63はブレード61に隣接して設けられるインク吸収体
であり、ブレード61と同様、記録ヘッドの移動経路中
に突出した形態で保持される。上記ブレード61、キャ
ップ62、吸収体63によって吐出回復部64が構成さ
れ、ブレード61及び吸収体63によってインク吐出口
面に水分、塵埃等の除去が行われる。
てのブレードであり、その一端はブレード保持部材によ
って保持されて固定端となり、カンチレバーの形態をな
す。ブレード61は記録ヘッドによる記録領域に隣接し
た位置に配設され、又、本例の場合、記録ヘッドの移動
経路中に突出した形態で保持される。62はキャップで
あり、ブレード61に隣接するホームポションに配設さ
れ、記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動して吐出
口面と当接し、キャッピングを行う構成を備える。更に
63はブレード61に隣接して設けられるインク吸収体
であり、ブレード61と同様、記録ヘッドの移動経路中
に突出した形態で保持される。上記ブレード61、キャ
ップ62、吸収体63によって吐出回復部64が構成さ
れ、ブレード61及び吸収体63によってインク吐出口
面に水分、塵埃等の除去が行われる。
【0051】65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐
出口を配した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐
出して記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を
搭載して記録ヘッド65の移動を行う為のキャリッジで
ある。キャリッジ66はガイド軸67と摺動可能に係合
し、キャリッジ66の一部はモータ68によって駆動さ
れるベルト69と接続(不図示)している。これにより
キャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能とな
り、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接した領
域の移動が可能となる。
出口を配した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐
出して記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を
搭載して記録ヘッド65の移動を行う為のキャリッジで
ある。キャリッジ66はガイド軸67と摺動可能に係合
し、キャリッジ66の一部はモータ68によって駆動さ
れるベルト69と接続(不図示)している。これにより
キャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能とな
り、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接した領
域の移動が可能となる。
【0052】51は被記録材を挿入する為の給紙部、5
2は不図示のモータにより駆動される紙送りローラであ
る。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面と対向
する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行するにつれ
て排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙される。
2は不図示のモータにより駆動される紙送りローラであ
る。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面と対向
する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行するにつれ
て排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙される。
【0053】上記構成において記録ヘッド65が記録終
了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64の
キャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口がワイピングされる。
尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接して
キャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッドの
移動経路中に突出する様に移動する。
了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64の
キャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口がワイピングされる。
尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接して
キャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッドの
移動経路中に突出する様に移動する。
【0054】記録ヘッド65がホームポジョンから記録
開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード6
1は上述したワイピング時の位置と同一の位置にある。
この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐出口
面はワイピングされる。
開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード6
1は上述したワイピング時の位置と同一の位置にある。
この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐出口
面はワイピングされる。
【0055】上述の記録ヘッドのホームポジションへの
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録の為に記録領域を移動する間に所定の間隔で
記録領域に隣接したホームポジョンへ移動し、この移動
に伴って上記ワイピングが行われる。
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録の為に記録領域を移動する間に所定の間隔で
記録領域に隣接したホームポジョンへ移動し、この移動
に伴って上記ワイピングが行われる。
【0056】図5は、ヘッドにインク供給部材、例え
ば、チューブを介して供給されるインクを収容したイン
クカートリッジの一例を示す図である。ここで40は供
給用インクを収納したインク収容部、例えば、インク袋
であり、その先端にはゴム製の栓42が設けられてい
る。この栓42に針(不図示)を挿入することにより、
インク袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめ
る。44は廃インクを受容するインク吸収体である。イ
ンク収容部としては、インクとの接液面がポリオレフィ
ン、特にポリエチレンで形成されているのが本発明にと
って好ましい。
ば、チューブを介して供給されるインクを収容したイン
クカートリッジの一例を示す図である。ここで40は供
給用インクを収納したインク収容部、例えば、インク袋
であり、その先端にはゴム製の栓42が設けられてい
る。この栓42に針(不図示)を挿入することにより、
インク袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめ
る。44は廃インクを受容するインク吸収体である。イ
ンク収容部としては、インクとの接液面がポリオレフィ
ン、特にポリエチレンで形成されているのが本発明にと
って好ましい。
【0057】本発明で使用されるインクジェット記録装
置としては、上記の如きヘッドとインクカートリッジと
が別体となったものに限らず、図6に示す如きそれらが
一体になったものにも好適に用いられる。
置としては、上記の如きヘッドとインクカートリッジと
が別体となったものに限らず、図6に示す如きそれらが
一体になったものにも好適に用いられる。
【0058】図6において、70は記録ユニットであっ
て、この中にはインクを収容したインク収容部、例え
ば、インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収
体中のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71
からインク滴として吐出される構成になっている。イン
ク吸収体の材料としては、ポリウレタンを用いることが
本発明にとって好ましい。
て、この中にはインクを収容したインク収容部、例え
ば、インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収
体中のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71
からインク滴として吐出される構成になっている。イン
ク吸収体の材料としては、ポリウレタンを用いることが
本発明にとって好ましい。
【0059】72はカートリッジ内部を大気に連通させ
る為の大気連通口である。
る為の大気連通口である。
【0060】この記録ユニット70は、図4で示す記録
ヘッドに代えて用いられるものであって、キャリッジ6
6に対し着脱自在になっている。
ヘッドに代えて用いられるものであって、キャリッジ6
6に対し着脱自在になっている。
【0061】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
詳しく説明する。尚、文中部とあるのは特に断りの無い
限り重量基準である。
詳しく説明する。尚、文中部とあるのは特に断りの無い
限り重量基準である。
【0062】(実施例1) 具体例No.2−1の合成 (1)モノアゾ体の合成 〈1〉ジメトキシアニリン0.2モルを水400mlに
分散、塩酸を加えて溶解し、濾過する。
分散、塩酸を加えて溶解し、濾過する。
【0063】〈2〉p−エチルアニリン0.2モルを希
塩酸300mlに溶解、氷200g、塩酸40g、亜硝
酸ナトリウム0.2モルの水溶液を加え氷冷しつつ30
分攪拌してジアゾ化しスルファミン酸を加える。
塩酸300mlに溶解、氷200g、塩酸40g、亜硝
酸ナトリウム0.2モルの水溶液を加え氷冷しつつ30
分攪拌してジアゾ化しスルファミン酸を加える。
【0064】〈3〉上記に氷200gを加え、氷冷し
つつのジアゾ液を注下する。同時に20%水酸化ナト
リウム水溶液を加えてpHを3〜4に保つ。
つつのジアゾ液を注下する。同時に20%水酸化ナト
リウム水溶液を加えてpHを3〜4に保つ。
【0065】〈4〉氷冷下3時間攪拌後、塩化ナトリウ
ム50gを加え塩析し、吸引ろ取する。希塩酸(pH〜
1)1.5lに分散し攪拌、塩化ナトリウム50gを加
えて吸引ろ取する。
ム50gを加え塩析し、吸引ろ取する。希塩酸(pH〜
1)1.5lに分散し攪拌、塩化ナトリウム50gを加
えて吸引ろ取する。
【0066】(2)ジスアゾ体の合成 〈5〉上記のモノアゾ体のウエットケーキをDMF30
0gに溶解、氷150g、塩酸60g、亜硝酸ナトリウ
ム0.2モルの水溶液を加え氷冷しつつ2時間攪拌して
ジアゾ化しスルファミン酸を加える。
0gに溶解、氷150g、塩酸60g、亜硝酸ナトリウ
ム0.2モルの水溶液を加え氷冷しつつ2時間攪拌して
ジアゾ化しスルファミン酸を加える。
【0067】〈6〉ガンマ酸0.2モルを水200ml
に分散、水酸化ナトリウムを加えて溶解させ、氷200
gを加える。
に分散、水酸化ナトリウムを加えて溶解させ、氷200
gを加える。
【0068】〈7〉これを氷冷しつつ上記のジアゾ液
を注下する。20%水酸化ナトリウムでpHを9〜10
に保つ。
を注下する。20%水酸化ナトリウムでpHを9〜10
に保つ。
【0069】〈8〉氷冷下5時間攪拌後、酢酸ナトリウ
ム30gを加えて遠心分離、沈殿を水1.5lに溶解し
酢酸ナトリウム20gを加え、酢酸でpHを4にして遠
心分離する。
ム30gを加えて遠心分離、沈殿を水1.5lに溶解し
酢酸ナトリウム20gを加え、酢酸でpHを4にして遠
心分離する。
【0070】(3)トリスアゾ体の合成 〈9〉上記ジスアゾ体のウエットケーキをDMF300
gに溶解、氷100g、塩酸60g、亜硝酸ナトリウム
0.2モルの水溶液を加え氷冷しつつ2時間攪拌してジ
アゾ化しスルファミン酸を加える。
gに溶解、氷100g、塩酸60g、亜硝酸ナトリウム
0.2モルの水溶液を加え氷冷しつつ2時間攪拌してジ
アゾ化しスルファミン酸を加える。
【0071】〈10〉m−フェニレンジアミン−4−ス
ルホン酸0.2モルを水300mlに分散、水酸化ナト
リウムを加えて溶解させ、氷150gを加える。
ルホン酸0.2モルを水300mlに分散、水酸化ナト
リウムを加えて溶解させ、氷150gを加える。
【0072】〈11〉これを氷冷しつつ上記のジアゾ
液を注下する。pH4〜5で7時間攪拌する。
液を注下する。pH4〜5で7時間攪拌する。
【0073】〈12〉酢酸ナトリウム30gを加えて遠
心分離、沈殿を水1lに分散し、pHを10に調整し酢
酸ナトリウム20gを加えて遠心分離する。
心分離、沈殿を水1lに分散し、pHを10に調整し酢
酸ナトリウム20gを加えて遠心分離する。
【0074】〈13〉沈殿をエタノール−水1:1混合
液3lに分散、加熱溶解後濾過、濾液を冷却して析出し
た沈殿を濾取し乾燥する。収量65g。最大吸収波長5
76nm(水)。
液3lに分散、加熱溶解後濾過、濾液を冷却して析出し
た沈殿を濾取し乾燥する。収量65g。最大吸収波長5
76nm(水)。
【0075】(実施例2) 具体例No.3−1の合成 上記のp−エチルアニリンに代えてm−クロルアニリン
を用いることにより、同様に合成される。最大吸収波長
578nm(水)。
を用いることにより、同様に合成される。最大吸収波長
578nm(水)。
【0076】(実施例3) 具体例No.4−1の合成 上記P−エチルアニリンに代えて2−アミノ−4−クロ
ルトルエンを用いることにより、同様に合成される。最
大吸収波長575nm(水)。
ルトルエンを用いることにより、同様に合成される。最
大吸収波長575nm(水)。
【0077】(実施例4) 具体例No.5−1の合成 上記p−エチルアニリンに代えてm−トルイジンを用い
ることにより、同様に合成される。最大吸収波長575
nm(水)。
ることにより、同様に合成される。最大吸収波長575
nm(水)。
【0078】(実施例5〜16) (1)インクの調製 下記表1の成分を混合溶解し、孔径0.2μmのフィル
ターを用いて濾過し、下記表1のインクとした。なお、
染料はすべて逆浸透、限外濾過等適当な方法で十分に脱
塩精製したものを用いた。
ターを用いて濾過し、下記表1のインクとした。なお、
染料はすべて逆浸透、限外濾過等適当な方法で十分に脱
塩精製したものを用いた。
【0079】
【表1】
【0080】以上、何れの実施例のインクも良好な黒色
インクとして得られた。
インクとして得られた。
【0081】(2)インク使用例 上記表1に記載の各インクを、記録ヘッド内のインクに
熱エネルギーを与えて液滴を発生させ記録を行うオンデ
マンドタイプのマルチヘッド(オリフィスサイズ50×
40μm、駆動電圧30V、周波数4KHz)を有する
記録装置に搭載して印字した場合の印字性能、吐出性能
及び保存安定性の評価結果を後記録表2に示す。各評価
項目の評価及び条件は下記の通りである。
熱エネルギーを与えて液滴を発生させ記録を行うオンデ
マンドタイプのマルチヘッド(オリフィスサイズ50×
40μm、駆動電圧30V、周波数4KHz)を有する
記録装置に搭載して印字した場合の印字性能、吐出性能
及び保存安定性の評価結果を後記録表2に示す。各評価
項目の評価及び条件は下記の通りである。
【0082】(1)印字濃度:市販の連続伝票用紙に全
ノズル同時駆動で印字させ、パッチを作成し、室内にて
24時間自然乾燥させた後、そのパッチの光学濃度を測
定し下記基準にて評価した。 A:光学濃度が1.31以上 B:光学濃度が1.26〜1.30 C:光学濃度が1.10〜1.25 D:光学濃度が1.09以下
ノズル同時駆動で印字させ、パッチを作成し、室内にて
24時間自然乾燥させた後、そのパッチの光学濃度を測
定し下記基準にて評価した。 A:光学濃度が1.31以上 B:光学濃度が1.26〜1.30 C:光学濃度が1.10〜1.25 D:光学濃度が1.09以下
【0083】(2)滲みの発生率:市販の連続伝票用紙
に300ドットが互いに接触しない様に連続印字し、室
内にて24時間自然乾燥させた後、顕微鏡で不定形又は
不規則な滲みが発生したドットの数を数え、そのパーセ
ンテイジを下記基準にて評価した。 A:6%以下 B:7〜12% C:13〜35% D:36%以上
に300ドットが互いに接触しない様に連続印字し、室
内にて24時間自然乾燥させた後、顕微鏡で不定形又は
不規則な滲みが発生したドットの数を数え、そのパーセ
ンテイジを下記基準にて評価した。 A:6%以下 B:7〜12% C:13〜35% D:36%以上
【0084】(3)定着性(印字乾燥性):市販の連続
伝票用紙に英数文字を印字した後、10、20、30、
40、50及び60秒後にレンズクリーニングペーパー
にて印字部を擦り、印字部が汚れなくなるまでの秒数を
測定して下記基準にて評価した。 A:10秒以内 B:11〜20秒 C:21〜40秒 D:41秒以上
伝票用紙に英数文字を印字した後、10、20、30、
40、50及び60秒後にレンズクリーニングペーパー
にて印字部を擦り、印字部が汚れなくなるまでの秒数を
測定して下記基準にて評価した。 A:10秒以内 B:11〜20秒 C:21〜40秒 D:41秒以上
【0085】(4)室内変色性:コート紙(キヤノン製
ピクセルプロTM用指定紙)に全ノズル同時駆動で印字し
てパッチを作成し、室内光に3カ月暴露した後の変色の
度合いを色差計で測定し、ΔH*(色相差)を算出して
下記の基準で評価した。 A:ΔH*が5未満 B:ΔH*が5〜19.99 C:ΔH*が20以上
ピクセルプロTM用指定紙)に全ノズル同時駆動で印字し
てパッチを作成し、室内光に3カ月暴露した後の変色の
度合いを色差計で測定し、ΔH*(色相差)を算出して
下記の基準で評価した。 A:ΔH*が5未満 B:ΔH*が5〜19.99 C:ΔH*が20以上
【0086】(5)耐水性:シャーレの中に水道水を入
れ静置させる。そのなかに、前項(1)で評価したパッ
チを静かに浸漬し、15分間放置後乾燥させた。
れ静置させる。そのなかに、前項(1)で評価したパッ
チを静かに浸漬し、15分間放置後乾燥させた。
【0087】(5a)前項(1)と同様に光学濃度を測
定し、光学濃度残存率(浸漬後の光学濃度/浸漬前の光
学濃度×100;%)を算出して下記の基準で評価し
た。 A:光学濃度残存率が90%以上 B:光学濃度残存率が80〜89% C:光学濃度残存率が60〜79% D:光学濃度残存率が59%以下
定し、光学濃度残存率(浸漬後の光学濃度/浸漬前の光
学濃度×100;%)を算出して下記の基準で評価し
た。 A:光学濃度残存率が90%以上 B:光学濃度残存率が80〜89% C:光学濃度残存率が60〜79% D:光学濃度残存率が59%以下
【0088】(5b)紙の印字部の染料が流れ出して白
地の部分に再染着し汚染する度合いを下記の基準にて評
価した。 A:汚染がほとんどない。 B:汚染が少ない。 C:汚染が多い。
地の部分に再染着し汚染する度合いを下記の基準にて評
価した。 A:汚染がほとんどない。 B:汚染が少ない。 C:汚染が多い。
【0089】(6)吐出安定性:連続伝票用紙100枚
に印字し、下記の基準にて評価した。 A:異常なし B:不吐出又は印字乱れ発生
に印字し、下記の基準にて評価した。 A:異常なし B:不吐出又は印字乱れ発生
【0090】(7)目詰まり(固着回復性):60℃の
恒温槽に1カ月間放置し、その後室温に24時間放置
し、回復操作(ポンピングによる吸収操作)を行った
後、印字させて下記の基準にて評価した。 A:回復操作2回以内に正常な印字状態に戻る B:回復操作3〜5回以内な正常な印字状態に戻る C:回復操作6〜10回で不吐出又は印字乱れ発生
恒温槽に1カ月間放置し、その後室温に24時間放置
し、回復操作(ポンピングによる吸収操作)を行った
後、印字させて下記の基準にて評価した。 A:回復操作2回以内に正常な印字状態に戻る B:回復操作3〜5回以内な正常な印字状態に戻る C:回復操作6〜10回で不吐出又は印字乱れ発生
【0091】(8)保存安定性:各インクを耐熱性のガ
ラスビンに100ccずつ入れ、密栓して60℃の恒温
槽に3カ月間保存後、連続伝票用紙100枚に印字し、
下記の基準にて評価した。 A:異常なし B:不吐出又は印字乱れ又は変褪色発生
ラスビンに100ccずつ入れ、密栓して60℃の恒温
槽に3カ月間保存後、連続伝票用紙100枚に印字し、
下記の基準にて評価した。 A:異常なし B:不吐出又は印字乱れ又は変褪色発生
【0092】
【表2】
【0093】(比較例1〜12)下記表3に示す染料化
合物を用いて下記表4のインクを調製し、前記実施例5
〜16と同様に評価した。結果を表5に示す。
合物を用いて下記表4のインクを調製し、前記実施例5
〜16と同様に評価した。結果を表5に示す。
【0094】
【表3】
【0095】
【表4】
【0096】
【表5】
【0097】
【表6】
【0098】
【表7】
【0099】
【発明の効果】以上、本発明ではインク中の染料として
前記一般式(A)で示される化合物(染料)を使用する
ことによって、耐水性はもとより普通紙上での印字に要
求される諸性能を満たすインクを得ることが出来る。更
に画像品質が高く、解像性に優れ、且つ、コート紙上に
印字した場合でも変色が少なく堅牢性に優れた黒色画像
を提供することが出来る。
前記一般式(A)で示される化合物(染料)を使用する
ことによって、耐水性はもとより普通紙上での印字に要
求される諸性能を満たすインクを得ることが出来る。更
に画像品質が高く、解像性に優れ、且つ、コート紙上に
印字した場合でも変色が少なく堅牢性に優れた黒色画像
を提供することが出来る。
【0100】又、本発明のインクは、インクのpHが4
〜10と中性付近でも上記特性を十分に発揮する為、特
開昭56−57862号公報に記載されている様な強ア
ルカリ性物質の添加を必要とせず、安全性の面でも好ま
しい。
〜10と中性付近でも上記特性を十分に発揮する為、特
開昭56−57862号公報に記載されている様な強ア
ルカリ性物質の添加を必要とせず、安全性の面でも好ま
しい。
【0101】更に本発明の化合物は、熱エネルギーの作
用によりインクを吐出させるインクジェット記録方法に
適用しても、そのヒーター上に付着物を発生することが
なく、安定して長時間使用出来るものである。又、保存
中に物性値変化或は固形分の析出を生じることもない。
用によりインクを吐出させるインクジェット記録方法に
適用しても、そのヒーター上に付着物を発生することが
なく、安定して長時間使用出来るものである。又、保存
中に物性値変化或は固形分の析出を生じることもない。
【図1】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面
図。
図。
【図2】インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面
図。
図。
【図3】図1及び図2に示したヘッドをマルチ化したヘ
ッドの外観斜視図。
ッドの外観斜視図。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図。
【図5】インクカートリッジの縦断面図。
【図6】インクジェットカートリッジ(記録ユニットに
同じ)の斜視図。
同じ)の斜視図。
61 ワイピング部材 62 キャップ 63 インク吸収体 64 吐出回復部 65 記録ヘッド 66 キャリッジ
Claims (36)
- 【請求項1】 一般式(A)で示されるアゾ化合物 【外1】 (但し、R1、R2又はR3は夫々水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基、メトキシ基、ハロゲン原子、COO
M、COOR4からなる群から選ばれる基を表し、ここ
でR4は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Mはアルカ
リ金属又はアンモニウム又は有機アンモニウムを表
す。) - 【請求項2】 下記No.1〜12の中から選ばれる請
求項1に記載の化合物(Mはアルカリ金属又はアンモニ
ウム又は有機アンモニウムを表す)。 【外2】 【外3】 【外4】 - 【請求項3】 下記一般式(A)で示されるアゾ化合物
を主成分として含有する黒色系染料組成物 【外5】 (但し、R1、R2又はR3は夫々水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基、メトキシ基、ハロゲン原子、COO
M、COOR4からなる群から選ばれる基を表し、ここ
でR4は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Mはアルカ
リ金属又はアンモニウム又は有機アンモニウムを表
す。) - 【請求項4】 下記No.1〜12の中から選ばれるア
ゾ化合物を主成分として含有する請求項3記載の黒色系
染料組成物(Mはアルカリ金属又はアンモニウム又は有
機アンモニウムを表す)。 【外6】 【外7】 【外8】 - 【請求項5】 記録剤およびこれを溶解または分散する
液媒体を含むインクにおいて、該記録剤として下記一般
式(A)で示されるアゾ化合物を含有することを特徴と
するインク。 【外9】 (但し、R1、R2又はR3は夫々水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基、メトキシ基、ハロゲン原子、COO
M、COOR4からなる群から選ばれる基を表し、ここ
でR4は炭素数1〜4のアルキル基を表し、Mはアルカ
リ金属又はアンモニウム又は有機アンモニウムを表
す。) - 【請求項6】 該記録剤として下記No.1〜12の中
から選ばれる少なくとも1種を含有する請求項5に記載
のインク(Mはアルカリ金属又は有機アンモニウムを表
す)。 【外10】 【外11】 【外12】 - 【請求項7】 インクのpHが4〜10の範囲にある請
求項5に記載のインク。 - 【請求項8】 記録剤がインク全重量の0.1〜15重
量%を占める請求項5に記載のインク。 - 【請求項9】 液媒体が水と水溶性有機溶剤との混合溶
媒を含む請求項5に記載のインク。 - 【請求項10】 水の含有量がインク全体の10〜9
7.5重量%を占める請求項9に記載のインク。 - 【請求項11】 水溶性有機溶剤の含有量がインク全重
量の2〜80重量%を占める請求項9に記載のインク。 - 【請求項12】 水溶性有機溶剤がグリコールを含む請
求項9に記載のインク。 - 【請求項13】 グリコールがジエチレングリコールお
よび/またはチオジグリコールである請求項12に記載
のインク。 - 【請求項14】 インクジェット用である請求項5に記
載のインク。 - 【請求項15】 インクが少なくとも記録剤、水溶性有
機溶剤および水からなる請求項14に記載のインク。 - 【請求項16】 水溶性有機溶剤がグリコールを含む請
求項15に記載のインク。 - 【請求項17】 グリコールがジエチレングリコールお
よび/またはチオジグリコールである請求項16に記載
のインク。 - 【請求項18】 添加剤として少なくとも2−プロパノ
ールおよび/またはトリエタノールアミンを含有する請
求項17に記載のインク。 - 【請求項19】 インクが少なくとも記録剤、水、チオ
ジグリコール、2−プロパノールおよびトリエタノール
アミンからなる請求項18に記載のインク。 - 【請求項20】 インク滴をもって被記録材に記録を行
うインクジェット記録方法において、該インクが請求項
5に記載のインクであることを特徴とするインクジェッ
ト記録方法。 - 【請求項21】 インクに熱エネルギーを作用させてイ
ンク滴を吐出させる請求項20に記載のインクジェット
記録方法。 - 【請求項22】 被記録材が非塗工用紙又は塗工紙であ
る請求項20に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項23】 インクを収容したインク収容部、該イ
ンクをインク滴として吐出させる為のヘッド部を備えた
記録ユニットにおいて、上記インクが請求項5に記載の
インクであることを特徴とする記録ユニット。 - 【請求項24】 ヘッド部が、インクに熱エネルギーを
作用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項2
3に記載の記録ユニット。 - 【請求項25】 インクジェット記録用である請求項2
3に記載の記録ユニット。 - 【請求項26】 請求項23〜25に記載の記録ユニッ
トを用いてインク滴を被記録材に付与することによって
記録を行うことを特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項27】 インクを収容するインク収容部を備え
たインクカートリッジにおいて、上記インクが請求項5
に記載のインクであることを特徴とするインクカートリ
ッジ。 - 【請求項28】 インク収容部が袋構造である請求項2
7に記載のインクカートリッジ。 - 【請求項29】 インク収容部がポリオレフィンで形成
された接液面を有する請求項27に記載のインクカート
リッジ。 - 【請求項30】 インクジェット用である請求項27に
記載のインクカートリッジ。 - 【請求項31】 請求項27〜30に記載のインクカー
トリッジを用いてインク滴を被記録材に付与することに
よって記録を行うことを特徴とするインクジェット記録
方法。 - 【請求項32】 請求項23〜25に記載のいずれかに
記録ユニットを備えたインクジェット記録装置におい
て、上記インクが請求項5に記載のインクであることを
特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項33】 記録ユニットのキャリッジを備えた請
求項32に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項34】 請求項27〜30のいずれかに記載の
インクカートリッジとヘッドを備えたインクジェット記
録装置。 - 【請求項35】 更にインクカートリッジに収容したイ
ンクを記録ヘッドに対して供給するインク供給系を有す
る請求項34に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項36】 記録ヘッドが、インクに熱エネルギー
を作用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項
34に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4973792A JP3244754B2 (ja) | 1991-07-26 | 1992-03-06 | アゾ化合物、これを含有するインク及びこのインクを用いる記録方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-208721 | 1991-07-26 | ||
| JP20872191 | 1991-07-26 | ||
| JP4973792A JP3244754B2 (ja) | 1991-07-26 | 1992-03-06 | アゾ化合物、これを含有するインク及びこのインクを用いる記録方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001150912A Division JP3363895B2 (ja) | 1991-07-26 | 2001-05-21 | アゾ化合物を含有するインクを用いた機器ならびにこれを用いたインクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0593143A true JPH0593143A (ja) | 1993-04-16 |
| JP3244754B2 JP3244754B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=26390185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4973792A Expired - Fee Related JP3244754B2 (ja) | 1991-07-26 | 1992-03-06 | アゾ化合物、これを含有するインク及びこのインクを用いる記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3244754B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014530927A (ja) * | 2011-10-22 | 2014-11-20 | クラリアントインターナショナル リミティド | トリスアゾ酸性染料 |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP4973792A patent/JP3244754B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014530927A (ja) * | 2011-10-22 | 2014-11-20 | クラリアントインターナショナル リミティド | トリスアゾ酸性染料 |
| JP2017020044A (ja) * | 2011-10-22 | 2017-01-26 | クラリアント インターナショナル リミティド | トリスアゾ酸性染料 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3244754B2 (ja) | 2002-01-07 |
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