JPH0593525A - 冷風扇の導水装置 - Google Patents

冷風扇の導水装置

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Publication number
JPH0593525A
JPH0593525A JP3256790A JP25679091A JPH0593525A JP H0593525 A JPH0593525 A JP H0593525A JP 3256790 A JP3256790 A JP 3256790A JP 25679091 A JP25679091 A JP 25679091A JP H0593525 A JPH0593525 A JP H0593525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
filter
vaporization filter
vaporization
water supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP3256790A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Yamaji
孝夫 山路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH0593525A publication Critical patent/JPH0593525A/ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水タンク内に滴下するときに発生する耳障り
な水の音をなくす冷風扇の導水装置を提供する。 【構成】 給水ポンプにより給水される気化フィルター
装置の下方に水タンクを配設した冷風扇において、その
気化フィルター装置の下部に、気化フィルター装置に保
有されなかった余剰の水を集水し、その集水した水を水
タンクへ排出する排水口を有する水受け部を設け、その
水受け部の下面に、一部が排水口に臨み、且つその水受
け部の下面より水タンク内まで下方に向かって伸びる導
水杆を設け、水受け部に溜まった水を導水杆を伝わって
水タンク内に流し込むようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水の気化熱を利用して
冷風を発生させる冷風扇の導水装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の冷風扇においては、水タ
ンク内の水が気化フィルターにその含水能力以上に給水
ポンプにより供給されたときには、余剰の水がその気化
フィルターより水タンク内に滴下し、戻されるような構
造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の冷風扇においては、気化フィルターより滴下
する水が、雨垂れに似た音、即ち「ポチャッ、ポチャ
ッ」というような音をたて、静かなとき、特に就寝時等
に周囲の人に不快感を与える等の欠点があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、水タンク内に滴下するときの雨
垂れのような「ポチャッ、ポチャッ」という耳障りな水
の音をなくす冷風扇の導水装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の冷風扇の導水装置は、気化フィルター装置の
下部に気化フィルターが保有できなかった余剰の水等を
受けるための水受け部を形成し、その水受け部には、そ
れに溜まった水を排水する排水口を設けると共に、その
水受け部の下面に、一部が排水口に臨み、且つその水受
け部の下面より水タンク内まで下方へ向かって伸びる導
水杆を設けたものである。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明は、水受け部の下面
に一部が排水口に臨み、且つその水受け部の下面より水
タンク内まで下方に向かって伸びる導水杆を設けること
により、水受け部に溜まった水が排水口より水タンクに
落ちるとき、導水杆を伝わって流れ込む。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1の実施例につ
いて図1から図6を参照して説明する。
【0008】図1及び図2において、冷風扇本体1は、
上ケーシング2と下ケーシング3とより構成されてい
る。
【0009】その下ケーシング3は、上方部が開口した
有底円筒状に形成され、底部には、3個のキャスター4
が等角度で取り付けられ、水タンク5として使用され、
水抜き用のドレンも設けられている。フロート6は、こ
の下ケーシング3内に設けられ、水位の変動に応じて変
位し、水タンク5内の水の保有状態を目視できるように
水位計7が設けられている。
【0010】上ケーシング2は、上方の筒体8及び下方
の筒体9の2つの筒体により構成されている。下方の筒
体9は、上方の筒体8に比較して上下方向に長く形成さ
れている。上下の各筒体8、9は、それぞれ上方部が閉
鎖され、下方部が開放された円筒状に形成されている。
上方の筒体8の開放側に内方に突出する複数個の突起1
0が、下方の筒体9の閉鎖部側に明けられた複数個の係
合孔11に嵌入し、上下の各筒体8、9が結合される。
上下の各筒体8、9の結合状態をより確実にするために
ネジを用いてもよい。上方の筒体8を下方の筒体9に結
合したとき、上方の筒体8の開放部が下方の筒体9の閉
鎖部により閉鎖される。下方の筒体9の閉鎖部は、上ケ
ーシング2内を上下2つの部屋に区画する上方の仕切板
12を構成し、その上方にファン室13が、下方に気化
室14がそれぞれ形成される。そのファン室13内に
は、前記円筒状の上ケーシング2の軸芯Xに対して偏心
した軸線Yの周りに回転し得る送風用ファン15が配置
される。本実施例において使用されるこの送風用ファン
15は、下側の中心より吸い込んで外方に吹き出す遠心
ファンとしてのシロッコファンである。
【0011】前記ファン室13と気化室14とを連通す
る連通口16は、上方の仕切板12に設けられている。
この連通口16の軸芯は、送風用シロッコファン15の
軸線Y上にある。
【0012】吹き出し口17は、上方の筒体8の側壁に
側方へ向けて開口するように設けられ、送風用シロッコ
ファン15により気化室14側から連通口16を通して
ファン室13に吸い込まれた空気を上ケーシング2の外
方に吹き出す。
【0013】送風用シロッコファン15を回転駆動する
ファンモータ18は、上方の仕切板12の下側に適宜の
ネジ手段により取り付けられている。
【0014】気化フィルター19は、連続気泡ウレタン
フォームに植毛を施して親水性を大にした短形状フィル
ター材料を巻いて円筒状に形成される。また、フィルタ
ー材料としては、この他に焼結ポリエチレン材が使用さ
れる。
【0015】椀状のフィルター枠体20は、全周に多数
の小孔21が明けられ、その上端は、前記上方の仕切板
12の下面に適宜のネジ手段により固定される。このフ
ィルター枠体20は、気化フィルター19の内周に接合
して気化フィルター19を円筒状に保持し、気化フィル
ター装置を構成する。そのフィルター枠体20の上面に
は、外周上に上方の開放した環状の給水溝22が形成さ
れている。フィルター枠体20を上方の仕切板12に取
り付けたとき、給水溝22の開放部を上方の仕切板12
の下面にて覆い、給水路が形成される。更にフィルター
枠体20の下面には、給水溝22の反対側に気化フィル
ター19の上端部を遊嵌する下方の開放した環状のフィ
ルター遊嵌溝23が形成されている。
【0016】給水溝22の底部には、全周に亘って適宜
間隔を置いてフィルター遊嵌溝23に通じる複数個の給
水滴下口24が設けられている。この給水滴下口24
は、給水口を構成する。
【0017】下方の仕切板25は、外周に下ケーシング
3の側壁を包囲するスカート26を有し、フィルター枠
体20の下面に適宜の手段により取り付けられる。フィ
ルター枠体20の下面にL字状に突出し、フィルター枠
体20の下面との間に適宜の隙間を形成する3個の取り
付け突起27が設けられ、一方下方の仕切板25には、
取り付け突起27の挿脱可能な拡大孔部と、下方の仕切
板25を適宜の角度だけ回動させたとき、取り付け突起
27の脱出を不能にする狭小孔部とを備えた3個の取り
付け孔28が設けられている。従って、取り付け突起2
7を取り付け孔28の拡大孔部に挿入して下方の仕切板
25を下方の筒体9の軸芯Xの周りに回動させると取り
付け突起27が取り付け孔28内において狭小孔部側に
移動し、下方の仕切板25がフィルター枠体20の下面
と取り付け突起27との間の隙間に挟まれてフィルター
枠体20に固定される。
【0018】前記下方の仕切板25の上面には、環状の
フィルター取り付け溝29が形成され、気化フィルター
19の下端部を受け、気化フィルター19が上下両仕切
板12、25により、僅かに挟持され、固定される。そ
のフィルター取り付け溝29の内方には、気化フィルタ
ー19の含水能力以上の水が供給されたとき、余剰の水
を受ける水受け部30が形成されている。前記フィルタ
ー取り付け溝29の内方の起立壁31には一定水位を維
持し、且つそれ以上の余剰の水を水受け部30に排水す
るための複数個の排水切り欠き溝32が形成されてい
る。前記水受け部30の底部には、水受け部30に溜ま
った水を水タンク5に排水する複数個の排水口33が設
けられている。その排水口33の凹所34には、排水口
33より排水される水を濾過する濾過フィルター35が
取り付けられている。
【0019】前記排水口33に臨み、且つ水受け部30
の下面より水タンク5の底面付近まで伸びる導水杆36
が下方の仕切板25の下面に設けられ、水受け部30に
溜まった水が排水口33を通り、導水杆36を伝わって
水タンク5内に流れ落ちる。
【0020】水タンク5内に水を補給するための漏斗3
7が下方の仕切板25に回動可能に取り付けられ、常に
は冷風扇本体1の外郭の内側に格納されており、水を補
給するとき冷風扇本体1の外郭より引き出して水を注ぐ
ことができるようにされ、出口は水タンク5の上方に開
口している。
【0021】下方の仕切板25の上面外周には、全周に
亘って、外側面が凹面状をした円弧面25aが形成さ
れ、その円弧面25aのところに、適宜の間隔置きに複
数個の縦リブ38が設けられ、上ケーシング2の下端内
周部に接合して上ケーシング2の筒状部の変形を防止す
る。上ケーシング2を下ケーシング3に取り付けるため
の複数個の結合孔39が下方の仕切板25のスカート2
6に設けられ、下ケーシング3の外周壁に設けられた突
状体40が結合孔39内に嵌合して上下ケーシング2、
3が結合される。このとき、下方の仕切板25は、下ケ
ーシング3の上端縁に接合載置される。この上下ケーシ
ング2、3の結合及び分離は、下方の仕切板25のスカ
ート26の内外方向への変形によって行うことができ
る。
【0022】吸い込み口41は、下方の筒体9と下方の
仕切板25との間に全周に亘って形成される。即ち、下
方の仕切板25をフィルター枠体20に取り付けたと
き、下方の仕切板25の上面と下方の筒体9の下端との
間に形成される隙間を吸い込み口41として利用する。
【0023】気化フィルター19に水を供給するための
給水ポンプ42は、ポンプ用モータ43を有し、フィル
ター枠体20の下部に取り付けられ、下ケーシング3の
水タンク5の底面近くに配置され、給水ポンプの給水部
は、その水タンク5の底面と僅かな間隔があけられてい
る。
【0024】給水ホース44は、一端が給水ポンプ42
に接続され他端がフィルター枠体20の貫通孔45を通
ってフィルター枠体20内に延び、給水溝22に接続さ
れている。
【0025】ファンガイド46は、上方の筒体8に設け
られ、送風用シロッコファン15の回転方向に徐々に広
くなる蝸牛形状の起風通路を形成する。吹き出し口17
には、吹き出す風の方向を斜め上方、または斜め下方へ
変えたり、または多段階に変えたりするための可動ルー
バー47が取り付けられている。
【0026】上ケーシング2には、ファンモータ18及
びポンプ用モータ43等に給電するための電源コード、
電源スイッチ48、冷風と送風とに切り換えるための切
り換えスイッチ49、及び送風の強さを強弱2段階また
は多段階に切り換えるための強弱切り換えスイッチ50
等が設けられている。
【0027】空気静浄用フィルター51は、帯電フィル
ターで、気化室に吸い込まれた空気の中に浮遊する塵埃
を静電気により取るものであって、短形状フィルター材
料を巻いて円筒状に形成され、前記気化フィルター19
の外周と間隔を置いて配置されている。この空気清浄用
フィルター51の上端縁は、フィルター枠体20のフィ
ルター遊嵌溝23の外周に設けられた環状の挿入溝52
内に挿入され、その下端縁は、下方の仕切板25のフィ
ルター取り付け溝29の外周壁53と縦リブ38の内側
背面との間の環状の隙間54内に挿入され、その空気清
浄用フィルター51が挿入溝52と隙間54とにより保
持される。
【0028】前記給水溝22には、給水滴下口24が適
宜、間隔置きに設けられているので、給水ホース44の
給水溝22への接続位置より離れるに従って給水量が少
なく、且つ給水が遅くなる傾向にある。気化フィルター
19の全周に亘って同量で、且つ同時に給水するために
給水ホースの給水溝22への接続位置より離れるに従っ
て給水滴下口24の径を大きく形成する。
【0029】本実施例は、以上詳述したように構成さ
れ、次にその組立順序を説明する。
【0030】下方の筒体9内にファンモータ18を取り
付け、そのファンモータ18に送風用シロッコファン1
5を取り付け、その後に上方の筒体8を下方の筒体9に
取り付ける。フィルター枠体20の上面にポンプ用モー
タ43を取り付け、フィルター枠体20の下面に給水ポ
ンプ42を取り付けると共にポンプ用モータ43に給水
ポンプ42を連結し、給水ポンプ42に一端が接続され
た給水ホース44を貫通孔45に通し、その先端を給水
溝22に接続する。その後、上ケーシング2を逆さにし
てフィルター枠体20を下方の筒体9内にネジにより固
定する。続いてフィルター枠体20のフィルター遊嵌溝
23に気化フィルター19の上端縁を挿入すると共に、
フィルター枠体20の挿入溝52に空気静浄用フィルタ
ー51の上端縁をそれぞれ挿入し、その後下方の仕切板
25をフィルター枠体20に取り付ける。これにより前
記の気化フィルター19及び空気清浄用フィルター51
の下端縁がそれぞれフィルター取り付け溝29及び環状
の隙間54に嵌入して、その両フィルター19、51が
それぞれ固定される。
【0031】最後にこの上ケーシング2を下ケーシング
3上に載置することにより、上ケーシング2は、突状体
40と下方の仕切板25のスカート26の結合孔39と
の結合作用で下ケーシング3に固定され、冷風扇が組み
立てられる。
【0032】電源スイッチ48をONに、切り換えスイ
ッチ49を冷風になるように操作すると、ファンモータ
18及びポンプ用モータ43が駆動され、送風用シロッ
コファン15及び給水ポンプ42が作動され、給水ポン
プ42により給水路22に水タンク5内の水が供給さ
れ、この水が給水路22から複数個の給水滴下口24を
通って気化フィルター19の上端全周に亘って供給され
る。これにより気化フィルター19は、その全域に亘っ
てほぼ均一な含水状態となる。
【0033】一方、送風用シロッコファン15と蝸牛形
状の起風通路との作用により、吸引及び送風作用が発生
し、外気を上ケーシング2の全周に設けられた吸い込み
口41より下方の筒体9と空気静浄用フィルター51と
の間に吸い込み、その吸い込まれた空気は空気静浄用フ
ィルター51の全域から吸い込まれ、その空気静浄用フ
ィルター51を通過した空気は、更に気化フィルター1
9の全域から吸い込まれる。その気化フィルター19を
通過した空気は、フィルター枠体20の小孔21から連
通口16を通り、送風用シロッコファン15の内側に吸
い込まれ、送風用シロッコファン15の遠心作用を受
け、蝸牛形状の起風通路を通って吹き出し口17より外
側方に向かって吹き出される。空気が含水状態の気化フ
ィルター19を通過するとき、気化作用を促進すると共
に、その気化熱を利用して、通過空気が冷却される。こ
れにより外気より温度の降下した冷却空気が吹き出し口
17より吹き出され、涼しく感じる。
【0034】常には、気化フィルター19の含水能力以
上に水が供給され、水が気化フィルター19の全域に亘
ってほぼ均一に保有されるようになっているが、余剰の
水が常にフィルター取り付け溝29に溜まるようにさ
れ、それ以上の水は、排水切り欠き溝32より水受け部
30にオーバーフローする。この溜まった水が気化フィ
ルター19の毛細管現象により気化フィルター19内に
分散浸透し、更に気化フィルター19の含水状態が全域
に亘って均一化される。
【0035】気化フィルター19は、その外周がフィル
ター取り付け溝29の外周壁53と間隔を置いて取り付
けられているので、気化フィルター19の外周に伝わっ
てフィルター取り付け溝29内に落ち、外方に飛び散る
ことを防止する。水受け部30に集まった水は、排水口
33より水タンク5内に戻るが、このとき排水口33よ
り導水杆36を伝わって水タンク内に流れ落ちる。従っ
て排水口33より雨垂れのように「 ポチャッ、ポチャ
ッ」 という音を立てて落下することがない。
【0036】次に、切り換えスイッチ49を送風側に切
り換え操作すると、ポンプ用モータ43が停止して給水
ポンプ42が停止する。これにより気化フィルター19
には水が供給されない。従って気化フィルター19は、
含水状態とはなくなり、気化作用が発生しないので吸い
込まれた空気は冷却されず、外気がそのまま吹き出し口
17より吹き出されることになり、送風のみとなる。
【0037】強弱切り換えスイッチ50を強弱切り換え
操作することにより、ファンモータの回転数が変わり、
送風用シロッコファン15の吹き出し強さが変化する。
【0038】本実施例は、気化フィルター19が円筒状
に形成され、且つ吸い込み口41が上ケーシング2の全
周に設けられているので、気化フィルター19の空気通
過面積を大きくとることができ、且つ小型にすることが
できる。また、気化フィルター19の全域に亘って均一
に外気を吸い込むことができ、気化作用を促進し、冷却
を高めることができる。
【0039】また、吸い込み口41は、円筒状の上ケー
シング2の全周に亘って形成されているので部屋の角に
置いても部屋の壁等により塞がれることもない。従っ
て、冷風扇をどこでも使用することができる。吸い込み
口41は、吹き出し口17より下方に充分離れているの
で、吹き出し口17より吹きだした湿気の高い空気を直
ちに吸い込んでしまうこともなく、冷却効率を下げるこ
ともない。更に、下方の仕切板25には、円弧面25a
が形成されているので、吸い込み口41より吸い込まれ
た外気は、上ケーシング2と空気清浄用フィルター51
との間に円弧面25aに沿ってほぼ直線的に流れ込み、
吸い込み抵抗を極めて小さくすることができる。
【0040】気化フィルター19は、水タンク5の満水
状態の水位より高い位置にあって水タンク5に浸漬され
ていないので、給水ポンプ42を作動または、停止させ
るのみで、冷風を吹き出すか、送風のみにするか簡単に
切り換えることができる。
【0041】しかも、上ケーシング2側と下ケーシング
3側とでそれぞれユニット形状になっており、且つ両者
の結合手段も簡単であるので、その組立及び分解も極め
て簡単である。また、気化フィルター19及び水タンク
5等の掃除や気化フィルター19等の交換取り替えも極
めて簡単である。しかも構造が簡単で安価に製作するこ
とができる。
【0042】次に、第2の実施例について図7及び図8
を参照してその詳細を説明する。
【0043】本実施例において、前実施例と同一部分に
ついては同一符号を引用する。
【0044】気化フィルター19の全域に亘って均一に
給水するために前実施例においては、給水滴下口24の
径の大きさが給水ホース44の給水溝22への接続位置
より離れるに従って大きく形成されているのに対し、本
実施例においては、図7に示されているように、フィル
ター遊嵌溝23内に綿布等よりなる吸水性の良い吸水材
55を全周に亘って配置し、その吸水材55に気化フィ
ルター19の上面を接合させる。給水溝22には、ドレ
ン56を設け、所定量以上の水が給水溝22に供給され
たときには、ドレン56から排水され、給水溝22内に
常には一定量の水が保有されるようにする。給水滴下口
24と気化フィルター19との間に吸水層が形成される
ため、水が拡散し易く、また密度を変えることによって
滴下量をコントロールすることができ、気化フィルター
19全体に亘って均一に給水することができる。
【0045】また、図8に示されているように、気化フ
ィルター19の上端をセルロース・スポンジ等の吸水性
材料57で包囲し、吸水した際、膨張してパッキン材と
して作用し、気化フィルター19に均一に水が行き渡る
ようにすると共に、余分な水を気化フィルター19に流
さないようにすることができる。
【0046】続いて、第3の実施例について図9から図
14を参照してその詳細を説明する。
【0047】第1の実施例においては、気化フィルター
19のフィルター材料として、植毛を施した連続気泡ウ
レタンフォームまたは、焼結ポリエチレン材が使用され
ているが、これらは高価であるため、種々研究を重ねた
結果、開発された冷風扇用として優れた、安価なフィル
ター材料について説明する。
【0048】第1の実施例の気化フィルター19は、連
続気泡ウレタンフォームまたは焼結ポリエチレン材で製
作されているので、全体が含水状態になるまでに長い時
間を要し、また給水を中止した後も長い時間含水状態が
続き、冷風から送風のみに切り換えるのに長い時間かか
る傾向があり、その上高価であった。
【0049】本実施例は、図9及び図10に示されてい
るように、綿等の親水性に優れた繊維で織られた目の粗
い織布を幾重にも巻回して円筒状に形成した紗の気化フ
ィルター19である。特に寒冷紗58が適している。
【0050】この寒冷紗58は、巻回するとき、僅かな
空間をおいて重なり合うようにする。
【0051】これにより、水の拡散をよくし、且つ水を
よく保有することができる。また、密度を上げることに
より更に水の拡散をよくし、且つ保有量を上げることが
できる。
【0052】重なる部分に空間を設ける手段としては、
図11及び図12に示されているように、寒冷紗58の
上端及び下端を折り曲げて縫製59し、これをロール上
に巻回する。また、図13及び図14に示されているよ
うに、寒冷紗58の上端及び下端に角柱状のセルロース
・スポンジ等の吸水性材料60をそれぞれ貼り付けてこ
れをロール状に巻回する。これにより重なり部分の上下
中間部に隙間が生じる。
【0053】寒冷紗58は、比較的腰が弱いのでそのフ
ィルターの変形を防止するために、円筒状に形成した目
の粗い金網をフィルターの内側に取り付けるとよい。更
に、寒冷紗58等の織布に樹脂を含浸または塗布、若し
くは吹き付けることにより、腰を強くし、フィルターの
変形を防止することもできる。特に含水状態のときにも
水の重量で座屈する心配もなく、常に安定した性能を長
時間維持することができると共に金網を用いることより
も安価に製作することができる。
【0054】更に、第4の実施例について、図15を参
照してその詳細を説明する。
【0055】第1の実施例では、給水ホース44の給水
位置が気化フィルター19に対して常に一定であるのに
対し、本実施例は、気化フィルター19に対する給水ホ
ース44の給水位置を移動するようにした。即ち、本実
施例は、気化フィルター19の全域に亘ってより早く、
且つ均一に含水されるようにしたものである。
【0056】第1の実施例と同一箇所には、同一符号を
引用して説明する。
【0057】第1の実施例のように、給水ポンプ42に
て水を水タンク5より汲み上げて気化フィルター19に
1箇所より給水する場合には、水を気化フィルター19
の全体に行き渡らせるために、実際の消費水量に比べ、
多量の水を供給しなければならない。このため、気化フ
ィルター19が局部的に水を含みすぎて目詰り状態にな
り、空気の通過量が低下し、気化熱を利用した空気の冷
却効果が保たれない状態となる。空気の通過量を上げる
ためには、送風用シロッコファン15の回転数を極度に
増加させねばならず、回転数を極度に増加すれば騒音等
が急激に増し、周囲の人々に不快感を与え、使用に耐え
られるものではない。
【0058】また、逆に給水量が少ない場合には、給水
溝22の全周に亘って間隔をおいて配置された給水滴下
口24より滴下される水が、給水位置から離れるにした
がって少なくなり、気化フィルター19の全体に均一に
行き渡らない状態となる傾向がある。しかし、本実施例
は、このような状態となる恐れもないようにするもので
ある。
【0059】本実施例は、給水管61を逆U字状に折り
曲げ、その一端を給水ホース44に回転可能に管継手6
2にて連結すると共に給水溝22の軸芯Xの周りに回転
し得るように配置し、他端を給水溝22に臨ませる。こ
の給水管61は適宜の減速装置を介してモータにて回転
駆動され、気化フィルター19の全周に亘って一定速度
で給水する。
【0060】本実施例では、給水管61を回転するよう
にしたが、給水管61を固定して給水溝22、または気
化フィルター19を回転するようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明は、水受け部30の下面に、一部が排水口33に臨
み、且つその水受け部30の下面より水タンク5内まで
下方へ向かって伸びる導水杆36を設けたことにより、
水受け部30に溜まった水が排水口33より水タンク5
の水面まで導水杆36を伝わって流れ落ちるので、水受
け部30の排水口33から水タンク5の水面へ落下する
雨垂れに似た音即ち、「ポチャッ」 というような耳障り
な音が発生するのを防止することができ、その上周囲の
人々への不快感をなくすことができる。
【0062】また、構造も極めて簡単で、安価に製作す
ることができるので、その効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を具体化した第1の実施例を示
す冷風扇の斜視図である。
【図2】図2は、冷風扇の拡大縦断面図である。
【図3】図3は、図2のA部分の拡大図である。
【図4】図4は、図2のB部分の拡大分解斜視図であ
る。
【図5】図5は、フィルター枠体の給水溝部分の平面図
である。
【図6】図6は、冷風扇の制御回路である。
【図7】図7は、本発明を具体化した第2の実施例を示
すフィルター遊嵌溝に吸水材を配設した構造の斜視図で
ある。
【図8】図8は、図7においてセルロース・スポンジ等
の吸水性材料にて包囲した気化フィルターをフィルター
遊嵌溝に取り付ける状態の分解斜視図である。
【図9】図9は、本発明を具体化した第3の実施例を示
す寒冷紗の気化フィルターの取り付け状態の断面図であ
る。
【図10】図10は、寒冷紗の気化フィルターを巻回し
て形成する気化フィルターの斜視図である。
【図11】図11は 寒冷紗の上下各端部を折り曲げて
縫製した状態の気化フィルター斜視図である。
【図12】図12は、ロール状に巻回した状態の気化フ
ィルターの斜視図である。
【図13】図13は、寒冷紗の上下各端縁に吸水性材料
を貼り付けた状態の気化フィルターの斜視図である。
【図14】図14は、図13の気化フィルターの取り付
け状態を示す断面図である。
【図15】図15は、本発明を具体化した第4の実施例
を示す気化フィルターに沿って移動する給水装置の断面
図である。
【符号の説明】
1 冷風扇本体 5 水タンク 15 送風用ファン 17 吹き出し口 19 気化フィルター装置 30 水受け部 33 排気口 36 導水杆 41 吸い込み口 42 給水ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷風扇本体(1)に空気の吸い込み口
    (41)と吹き出し口(17)とをそれぞれ形成し、 前記冷風扇本体(1)内に送風用ファン(15)を設け
    ると共に、前記吸い込み口(41)からの空気の流路中
    に気化フィルター装置(19)を配設し、 その気化フィルター装置(19)より下方に水タンク
    (5)を設け、 この水タンク(5)に前記気化フィルター装置(19)
    に水を供給するための給水ポンプ(42)の少なくとも
    給水部を配設してなる冷風扇において、 その気化フィルター装置(19)の下部に、水受け部
    (30)を形成し、 その水受け部(30)には、それに溜まった水を排水す
    る排水口(33)を設けると共に、 その水受け部(30)の下面に、一部が前記排水口(3
    3)に臨み、且つその水受け部(30)の下面より水タ
    ンク(5)内まで下方へ向かって伸びる導水杆(36)
    を設けたことを特徴とする冷風扇の導水装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107709790A (zh) * 2015-12-03 2018-02-16 株式会社地球风日本 风扇机

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