JPH0593550U - 揺動選別籾摺機の脱ぷ率点検装置 - Google Patents
揺動選別籾摺機の脱ぷ率点検装置Info
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- JPH0593550U JPH0593550U JP3920192U JP3920192U JPH0593550U JP H0593550 U JPH0593550 U JP H0593550U JP 3920192 U JP3920192 U JP 3920192U JP 3920192 U JP3920192 U JP 3920192U JP H0593550 U JPH0593550 U JP H0593550U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 脱ぷ率の点検を容易、かつ正確に行う。
【構成】 揺動選別板19…の排出口25…付近には適
正脱ぷ率時における籾層幅の基準となるマーカ34を設
けるとともに、揺動選別板19…を覆う安全カバー33
の一部に該マーカ34を目視するための窓48を開口す
る。
正脱ぷ率時における籾層幅の基準となるマーカ34を設
けるとともに、揺動選別板19…を覆う安全カバー33
の一部に該マーカ34を目視するための窓48を開口す
る。
Description
【0001】
本考案は、揺動式の籾(もみ)玄米選別装置を備えてなる揺動選別籾摺(すり )機に係り、特に、揺動選別籾摺機の脱ぷ率点検装置に関する。
【0002】
従来、この種の揺動選別籾摺機においては、原料籾は一対の脱ぷロールで脱ぷ 作用を受けて摺米となった後、主風選装置により籾殻を除去されて籾・玄米の混 合米となり、次に、一側に設けた揺動式の籾玄米選別装置に供給されて揺動選別 作用を受け、揺り上げ上位側に玄米を、下位側に籾を、そして、中間層に混合米 をそれぞれ偏流させ、玄米を機外に取出すように形成されている。
【0003】 ところで、前記脱ぷロールにおける脱ぷ作用は、対向状に異速回転する一対の 脱ぷロールの間隙(げき)に原料籾を供給することにより行われるが、前記間隙 が広すぎると脱ぷ作用が低下し、逆に、間隙が狭すぎると玄米表面に損傷を与え るので、通常、ロール間隙を0.8〜1.2mmとして脱ぷ率を80〜90%と することが望ましい。そして、この脱ぷ率の確認は、例えば、実開昭55−15 9739号公報で知られるように(図8参照)、脱ぷロール間隙を通過した摺米 が風選作用を受けて混合米受樋50内に落下する流路に取出口51を開口すると ともに、この取出口51の下縁部に設けた蝶番52に、常時は取出口51の蓋( ふた)となる一方、回動することにより試料の取出しを行い得る試料取出樋53 を固着してなるサンプリング装置で行っている。
【0004】
しかしながら、このようなサンプリング装置にあっては、サンプリングされる 混合米はわずかであり、また、手のひらの上で採取することが多く、正確な脱ぷ 率を判断するには相当の経験を要する。
【0005】 本考案は前記問題点にかんがみ、容易かつ正確に脱ぷ率を判断することのでき る揺動選別籾摺機の脱ぷ率点検装置を提供することを技術的課題とする。
【0006】
前記課題を解決するため本考案は、一対の脱ぷロールと風選装置とからなる籾 摺部と、安全カバー内に揺動自在に設けた揺動選別板からなる籾玄米選別部とを 備えた揺動選別籾摺機において、 イ.前記揺動選別板の排出口付近には適正脱ぷ時における籾層幅の基準となるマ ーカ(marker)を設ける。 ロ.前記安全カバーの一部に該マーカを目視するための窓を開口する。 という技術的手段を講じた。
【0007】 そして、上記窓には、開閉可能な透明蓋をを設けるとよい。
【0008】
脱ぷ・風選作用を受けて揺動選別板に供給される混合米(籾・玄米)は、周知 の揺動選別作用を受けて揺上げ側に玄米が、その反対側に籾が各々偏流して玄米 層及び籾層が形成され、それらの中間にに混合米層が形成され、それぞれ排出口 から分離状に流出する。この際、適正な脱ぷ率(80〜90%)時における前記 排出口付近の籾層と混合米層との境界部にあらかじめ固設されたマーカにより脱 ぷ率の点検を行い、実際の籾層幅がマーカよりも広い場合は、脱ぷ率を上げるよ うに脱ぷロール間隙をわずかに小さくし、逆に、実際の籾層幅がマーカよりも狭 い場合は、脱ぷ率を下げるように脱ぷロール間隙をわずかに大きくして調整する 。
【0009】 また、マーカの目視は、窓に装着した透明蓋を介して行うことも可能である。
【0010】
以下、本考案の好適な実施例につき説明する。図1において、符号1は揺動選 別籾摺機の全体を示し、該揺動選別籾摺機1は籾摺部2と籾玄米選別部3とから なる。籾摺部2において、張込ホッパ4の下方に、対向状に異速回転する一対の 脱ぷロール5,6を主軸30及び副軸31に各々軸着する。前記副軸31は主軸 30に対して遠近に移動可能に形成し、この副軸31の移動はロール間隙調整ハ ンドル32により行う。脱ぷロール5,6の下方には振動コンベア7を板ばね( 図示せず)によって振動可能に構設するとともに、該振動コンベア7の搬送終端 部は主風選装置8に接続する。主風選装置8は、底部を混合米受樋9に、上端を ファン10の吸引口11に各々連通した竪型の風路12からなり、風路12には 未熟米受樋13を形成する。該未熟米受樋13及び前記混合米受樋9にはそれぞ れスクリューコンベア(図示せず)を備え、未熟米受樋13の吐出口は機外へ臨 ませ、混合米受樋9の搬送終端部は混合米スロワ14に接続する。
【0011】 前記混合米スロワ14の吐出口は、機体背面側上部に設けた吊タンク15上方 に位置させ、該吊タンク15はばね16によって吊設される。また、吊タンク1 5下端の排出口には該排出口の開口度を調整するシャッタ板17を設けるととも に、シャッタ板17を作動させる操作棒18を機外へ突出させて設ける。吊タン ク15下方の混合米流下路中には、棚板及び風路により二次風選装置を形成し( 図示せず)、更にその下方に、後述する揺動選別板19…の均分器20を臨ませ る(図2参照)。
【0012】 次に、籾玄米選別部部3について説明する。多段状に重設した粗雑面からなる 揺動選別板19…は安全カバー33内にあって、揺動アーム21,22により傾 斜状に一体に支持されるとともに、一方の揺動アーム21にはクランク機構23 を連結し、他方の揺動アーム22には揺動選別板19…の傾斜角度を変化させる ための変角装置24を接続する。更に、前記傾斜方向に直交する方向に揺動選別 板19…を傾斜させ、傾斜上位側に前記均分器20を添設し、傾斜下位側の各端 部を開放して排出口25…となす。均分器20には、各揺動選別板19…に開口 した供給口26と各々連通する落下口27…を設け、該落下口27のやや上流側 にならし板28を吊設する。
【0013】 また、最上段の揺動選別板19の排出口25付近にはマーカ34を設ける。す なわち、固定板35の一端を揺動選別板19の排出口25付近のフランジ部19 aに固着することにより、固定版35を揺動選別板19に対して平行に設ける。 固定板35には籾層36と混合米層37との境界の基準となる位置に向けて垂下 する指示部38を一体に設ける。指示部38は、籾・玄米の中にあって際立つよ うな着色を施すとよい。前記基準となる境界位置は、定常運転時において脱ぷ率 を85%程度とし、吊タンク15のシャッタ板17の開度並びに揺動選別板19 …の揺動方向の傾斜角度を標準としたときに現れる籾・混合米の境界線39に基 づいて実験的に設定される。
【0014】 前記揺動選別板19…の排出口25…に近接して玄米仕切板40及び籾仕切板 41を設ける。これらの仕切板40,41は、安全カバー33の外部に突設した つまみ42などにより仕切位置を変更可能に設けられる。そして、籾仕切板41 の下端下方には返り籾スロワ50に接続する籾流路43を形成し、玄米仕切板4 0の下端下方には混合米受樋9に通じる混合米流路44を形成する。他方、玄米 仕切板40で仕切られた玄米を受けるため、前記混合米流路44の傾斜上位側に 、仕上玄米スロワ46に連絡する玄米流路45を形成するとともに、玄米流路4 5と混合米流路44との接続部に切換弁47を設ける。更に、前記揺動選別板1 9…の排出口25…上方には前記安全カバー33を一部開口して点検窓48を設 けるとともに、この点検窓48に開閉可能に透明蓋49を装着する。
【0015】 以下、本実施例における具体的作動につき説明する。ロール間隙調整ハンドル 32により、一対のロール5,6間隙を0.8〜1.2mmに調整した後、操作 レバーを運転開始位置にして原料籾をロール5,6間隙に投入する。原料籾は脱 ぷ作用を受けて玄米、籾、半脱ぷ米及び籾殻となって振動コンベア7内に落下し 、主風選装置8による風選作用を受け、籾殻は風路12及びファン10を経て機 外に除去され、未熟米は未熟米受樋13により排出され、籾・玄米の混合米は混 合米スロワ14により揚送されて吊タンク15に至る。
【0016】 吊タンク15内の混合米は、シャッタ板17により適度な一定流量で排出され 、二次風選装置により、混合米スロワ14によって生じた半脱ぷ米からの籾殻片 が除去されて均分器20内に落下する。そして、揺動選別板19…と共に揺動す る均分器20内を、ならし板28によって均平にされながら落下口27…側へ搬 送され、各落下口27…内へ均等に落下する(本実施例では8等分される)。
【0017】 前記各落下口27…に落下した混合米は、各揺動選別板19…の供給口26… から一斉に供給され、揺動作用により揺動選別板19全面に広がるとともに、揺 動方向の傾斜上位側に玄米層が、傾斜下位側に籾層が、そして、中間部に混合米 層が各々の形成される。このとき、透明蓋49を通して点検窓48からマーカ3 4を目視し、マーカ34の指示部38が籾層36の幅、つまり、籾層36と混合 米層37との境界線39を指示していれば、適正な脱ぷ率(85%前後)である とみなし、籾層36の幅が前記指示部38よりも広い場合は、脱ぷ率を上げるよ うにロール間隙調整ハンドル32により脱ぷロール5,6間隙をわずかに小さく し、逆に、籾層36の幅が前記指示部38よりも狭い場合は、脱ぷ率を下げるよ うにロール間隙調整ハンドル32により脱ぷロール5,6間隙をわずかに大きく する。
【0018】 こうして、マーカ34による脱ぷ率の点検・調整が終わると、玄米仕切板40 により分離された玄米層中に籾の混入のないことを確認したうえで前記操作レバ ーにより切換弁47を排出側に切換え、仕上玄米が仕上玄米スロワ46から機外 に排出される一方、籾層36は籾仕切板41により分離され、返り籾スロワ50 により脱ぷロール5,6間隙に還流されて再び脱ぷ作用を受ける。
【0019】 次に、図4〜図7によりマーカ34の他の実施態様につき説明する。図4は固 定板51に複数の指示部52,53を垂設した例であり、例えば、軟質米のよう に「はだ擦れ」などの損傷を受けやすい品種の原料の場合は、脱ぷ率を下げるよ うに幅の広い方の指示部53により点検することができる。
【0020】 図5は、固定板54に直接複数の指示部55〜57を形成し、しかも標準とな る指示部55の一側に脱ぷ率が低過ぎることを表示した指示部56を、他側に脱 ぷ率が高過ぎることを表示した指示部57を各々形成したものである。
【0021】 図6は指示部59を移動可能とした例である。すなわち、固定板58の長手方 向に長孔(あな)62を設けるとともに、別体の指示部59を、前記長孔62に 挿通したボルト60・ナット61により、長孔62に沿って移動可能に形成した ものである。
【0022】 図7はピン状の指示部63を直接揺動選別板19に植設した例である。
【0023】
以上述べたように本考案によれば、揺動選別板の排出口付近には適正脱ぷ率時 における籾層幅の基準となるマーカを設けるとともに、揺動選別板を覆う安全カ バーの一部に前記マーカを目視するための窓を開口したので、この窓からマーカ を目視してマーカと籾層の幅とを比較することにより、容易かつ正確に脱ぷ率の 点検が行える。
【0024】 また、前記窓に透明蓋を装着することにより、ほこりの飛散防止等の点で効果 的であり、必要に応じて透明蓋を開け、直接、マーカ及び籾層の点検を行い得る 。
【図1】本考案にかかる揺動選別籾摺機の正面図であ
る。
る。
【図2】同上の要部拡大斜視図である。
【図3】同上の要部を示す端面図である。
【図4】第2の実施例を示す斜視図である。
【図5】第3の実施例を示す斜視図である。
【図6】第4の実施例を示す斜視図である。
【図7】第5の実施例を示す斜視図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
1 揺動選別籾摺機 2 籾摺部 3 籾玄米選別部 4 張込ホッパ 5 脱ぷロール 6 脱ぷロール 7 振動コンベア 8 主風選装置 9 混合米受樋 10 ファン 11 吸引口 12 風路 13 未熟米受樋 14 混合米スロワ 15 吊タンク 16 ばね 17 シャッタ板 18 操作棒 19 揺動選別板 20 均分器 21 揺動アーム 22 揺動アーム 23 クランク機構 24 変角装置 25 排出口 26 供給口 27 落下口 28 ならし板 30 主軸 31 副軸 32 ロール間隙調整ハンドル 33 安全カバー 34 マーカ 35 固定板 36 籾層 37 混合米層 38 指示部 39 境界線 40 玄米仕切板 41 籾仕切板 42 つまみ 43 籾流路 44 混合米流路 45 玄米流路 46 仕上玄米スロワ 47 切換弁 48 点検窓 49 透明蓋 50 返り籾スロワ 51 固定板 52 指示部 53 指示部 54 固定板 55 指示部 56 指示部 57 指示部 58 固定板 59 指示部 60 ボルト 61 ナット 62 長孔 63 指示部
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の脱ぷロールと風選装置とからなる
籾摺部と、安全カバー内に揺動自在に設けた揺動選別板
からなる籾玄米選別部とを備えた揺動選別籾摺機におい
て、前記揺動選別板の排出口付近には適正脱ぷ率時にお
ける籾層幅の基準となるマーカを設けるとともに、前記
安全カバーの一部に該マーカを目視するための窓を開口
したことを特徴とする揺動選別籾摺機の脱ぷ率点検装
置。 - 【請求項2】 上記窓には開閉自在な透明蓋を装着して
なる請求項1の揺動選別籾摺機の脱ぷ率点検装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3920192U JP2580249Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 揺動選別籾摺機の脱ぷ率点検装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3920192U JP2580249Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 揺動選別籾摺機の脱ぷ率点検装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0593550U true JPH0593550U (ja) | 1993-12-21 |
| JP2580249Y2 JP2580249Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=12546519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3920192U Expired - Fee Related JP2580249Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 揺動選別籾摺機の脱ぷ率点検装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580249Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP3920192U patent/JP2580249Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2580249Y2 (ja) | 1998-09-03 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |