JPH0593636A - フルイデイツク流量計 - Google Patents
フルイデイツク流量計Info
- Publication number
- JPH0593636A JPH0593636A JP3109061A JP10906191A JPH0593636A JP H0593636 A JPH0593636 A JP H0593636A JP 3109061 A JP3109061 A JP 3109061A JP 10906191 A JP10906191 A JP 10906191A JP H0593636 A JPH0593636 A JP H0593636A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- partition plates
- fluid
- jet nozzle
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フルイディック素子の性能への悪影響を抑制
するとともに、流速センサの計測感度を向上でき、微小
流量域においても正確な計量ができる流量計を提供す
る。 【構成】 噴出ノズル28の内部に複数枚の仕切り板2
9を所定間隔を存して配設するとともに、これら仕切り
板29のうち、最上部の仕切り板29Uと噴出ノズル2
8の上面との間隔および最下部の仕切り板29Lと噴出
ノズル28の下面との間隔を、前記仕切り板29相互間
の間隔よりも大きくし、さらに噴出ノズル28の入口側
に位置する仕切り板29の末端部および噴出ノズル28
の出口側に位置する仕切り板29の先端部に端部に向っ
て漸次薄肉となるテーパ部30a,30b,30cを形
成する。噴出ノズル28を通過する流体は仕切板29に
よって上下方向に分散される。
するとともに、流速センサの計測感度を向上でき、微小
流量域においても正確な計量ができる流量計を提供す
る。 【構成】 噴出ノズル28の内部に複数枚の仕切り板2
9を所定間隔を存して配設するとともに、これら仕切り
板29のうち、最上部の仕切り板29Uと噴出ノズル2
8の上面との間隔および最下部の仕切り板29Lと噴出
ノズル28の下面との間隔を、前記仕切り板29相互間
の間隔よりも大きくし、さらに噴出ノズル28の入口側
に位置する仕切り板29の末端部および噴出ノズル28
の出口側に位置する仕切り板29の先端部に端部に向っ
て漸次薄肉となるテーパ部30a,30b,30cを形
成する。噴出ノズル28を通過する流体は仕切板29に
よって上下方向に分散される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、噴出ノズルから流路
内に噴出されるガス等の流体の振動現象によって生じる
交番圧力波を検出して流量を検出するフルイディック流
量計に関する。
内に噴出されるガス等の流体の振動現象によって生じる
交番圧力波を検出して流量を検出するフルイディック流
量計に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭等に設置され、ガスの流量を計
量するフルイディック流量計は、例えば、特開昭63−
313018号公報、特開平1−250725号公報か
ら公知である。
量するフルイディック流量計は、例えば、特開昭63−
313018号公報、特開平1−250725号公報か
ら公知である。
【0003】このフルイディック流量計は、流路の上流
側流路と下流側流路とを区画する隔壁に噴出ノズルが設
けられ、この噴出ノズルから下流側流路に設けられたフ
ルイディック素子に流体を噴出すると、コアンダ効果に
よって噴出流体は、例えば右側の側壁に沿って流れる。
側流路と下流側流路とを区画する隔壁に噴出ノズルが設
けられ、この噴出ノズルから下流側流路に設けられたフ
ルイディック素子に流体を噴出すると、コアンダ効果に
よって噴出流体は、例えば右側の側壁に沿って流れる。
【0004】この右側の側壁に流れた流体の一部は帰還
流体となり、この帰還流体の流体エネルギが噴出流体に
付与され、噴出流体が左側の側壁に沿って流れるように
なり、今度は左側の側壁に流れた流体の一部が帰還流体
となり、この帰還流体の流体エネルギが噴出流体に付与
され、噴出流体が再び右側の側壁に沿って流れるように
なる。
流体となり、この帰還流体の流体エネルギが噴出流体に
付与され、噴出流体が左側の側壁に沿って流れるように
なり、今度は左側の側壁に流れた流体の一部が帰還流体
となり、この帰還流体の流体エネルギが噴出流体に付与
され、噴出流体が再び右側の側壁に沿って流れるように
なる。
【0005】つまり、噴出ノズルから流路内に噴出され
る流体の振動現象によって交番圧力波が生じる。この交
番圧力波を圧電膜センサによって検出し、この周波数か
ら流量を算出して流体の流量を検出している。
る流体の振動現象によって交番圧力波が生じる。この交
番圧力波を圧電膜センサによって検出し、この周波数か
ら流量を算出して流体の流量を検出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フルイディ
ック流量計は、ケース本体の流入口体から流入した流体
が上流側流路を介して噴出ノズルに導かれ、この噴出ノ
ズルから噴出された流体がフルイディック素子に流入す
るが、微小流量域においては流速センサの感度が悪く、
高精度な計測ができない。
ック流量計は、ケース本体の流入口体から流入した流体
が上流側流路を介して噴出ノズルに導かれ、この噴出ノ
ズルから噴出された流体がフルイディック素子に流入す
るが、微小流量域においては流速センサの感度が悪く、
高精度な計測ができない。
【0007】そこで、前記噴出ノズルの内部に複数枚の
仕切り板を等間隔に設け、上流側流路から下流側流路に
向う流体が噴出ノズルの中央部に集中するのを防止する
ために仕切り板によって分流させることが行われてい
る。
仕切り板を等間隔に設け、上流側流路から下流側流路に
向う流体が噴出ノズルの中央部に集中するのを防止する
ために仕切り板によって分流させることが行われてい
る。
【0008】このように噴出ノズルに仕切り板を設ける
と、流速センサの感度をある程度上げられるが、仕切り
板の端部が流体の流通方向に対して直角になっているた
め、流体が仕切り板の端部に当って渦流となり乱れが生
じる。このため、フルイディック素子の性能が悪くな
り、正確に計量できないという問題がある。
と、流速センサの感度をある程度上げられるが、仕切り
板の端部が流体の流通方向に対して直角になっているた
め、流体が仕切り板の端部に当って渦流となり乱れが生
じる。このため、フルイディック素子の性能が悪くな
り、正確に計量できないという問題がある。
【0009】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、フルイディック素子
の性能への悪影響を抑制するとともに、流速センサの計
測感度を向上でき、微小流量域においても正確な計量が
できるフルイディック流量計を提供することにある。
もので、その目的とするところは、フルイディック素子
の性能への悪影響を抑制するとともに、流速センサの計
測感度を向上でき、微小流量域においても正確な計量が
できるフルイディック流量計を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項1は、流路を構成する流路本体
に隔壁を設けて上流側流路と下流側流路とを区画し、こ
の隔壁に上流側流路の流体を下流側流路に噴出する噴出
ノズルを設け、この噴出ノズルの内部に複数枚の仕切り
板を前記流路本体の底面と平行に、しかも所定間隔を存
して配設するとともに、これら仕切り板のうち、最上部
の仕切り板と噴出ノズルの上面との間隔および最下部の
仕切り板と噴出ノズルの下面との間隔を、前記仕切り板
相互間の間隔よりも大きくしたことを特徴とする。
達成するために、請求項1は、流路を構成する流路本体
に隔壁を設けて上流側流路と下流側流路とを区画し、こ
の隔壁に上流側流路の流体を下流側流路に噴出する噴出
ノズルを設け、この噴出ノズルの内部に複数枚の仕切り
板を前記流路本体の底面と平行に、しかも所定間隔を存
して配設するとともに、これら仕切り板のうち、最上部
の仕切り板と噴出ノズルの上面との間隔および最下部の
仕切り板と噴出ノズルの下面との間隔を、前記仕切り板
相互間の間隔よりも大きくしたことを特徴とする。
【0011】請求項2は、前記噴出ノズルの入口側に位
置する仕切り板の一端部および噴出ノズルの出口側に位
置する仕切り板の他端部に端部に向って漸次薄肉となる
テーパ部を形成したことを特徴とする。
置する仕切り板の一端部および噴出ノズルの出口側に位
置する仕切り板の他端部に端部に向って漸次薄肉となる
テーパ部を形成したことを特徴とする。
【0012】請求項3は、前記仕切り板の末端部におけ
るテーパ部は、端部に向って漸次噴出ノズルの中央部に
集中傾斜するテーパで、噴出ノズルを通過する流体を噴
出ノズルの上下に分散させ、仕切り板の他端部における
テーパ部は、端部に向って漸次噴出ノズルの上下部に分
散傾斜するテーパで、噴出ノズルから噴出する流体を上
下に分散させることを特徴とする。請求項4は、前記仕
切り板のテーパ部は、面取りによって形成された直線ま
たは曲線のテーパであることを特徴とする。
るテーパ部は、端部に向って漸次噴出ノズルの中央部に
集中傾斜するテーパで、噴出ノズルを通過する流体を噴
出ノズルの上下に分散させ、仕切り板の他端部における
テーパ部は、端部に向って漸次噴出ノズルの上下部に分
散傾斜するテーパで、噴出ノズルから噴出する流体を上
下に分散させることを特徴とする。請求項4は、前記仕
切り板のテーパ部は、面取りによって形成された直線ま
たは曲線のテーパであることを特徴とする。
【0013】
【作用】上流側流路から噴出ノズルを介して下流側流路
に向う流体は、噴出ノズルの内部に設けられた仕切り板
によって分流されるとともに、流速センサを有する噴出
ノズルの下側部に流体が集中して流通してフルイディッ
ク素子に向うことになり、流速センサの感度が上り微小
流量であっても正確に計量できる。
に向う流体は、噴出ノズルの内部に設けられた仕切り板
によって分流されるとともに、流速センサを有する噴出
ノズルの下側部に流体が集中して流通してフルイディッ
ク素子に向うことになり、流速センサの感度が上り微小
流量であっても正確に計量できる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0015】図3および図4はフルイディック流量計の
全体を示すもので、11はケースである。このケース1
1は矩形箱状のケース本体12と、このケース本体12
の開口部を閉塞する蓋体13とから構成されている。
全体を示すもので、11はケースである。このケース1
1は矩形箱状のケース本体12と、このケース本体12
の開口部を閉塞する蓋体13とから構成されている。
【0016】ケース本体12の上部にはガス流入口体1
4が設けられ、下部にはガス流出口体15が設けられて
いる。また、ケース11の内部における下部には後述す
るフルイディック素子17が設置され、上部には遮断弁
18が設置されている。
4が設けられ、下部にはガス流出口体15が設けられて
いる。また、ケース11の内部における下部には後述す
るフルイディック素子17が設置され、上部には遮断弁
18が設置されている。
【0017】前記フルイディック素子17について説明
すると、19はダイキャスト等によって形成された流路
本体であり、この流路本体19の開口部をパッキング2
0を介して蓋体21によって閉塞することにより、流路
22が構成されている。この流路22は隔壁23によっ
て区画され、上流側流路24は前記ガス流入口体14に
連通し、下流側流路25は前記ガス流出口体15に連通
している。
すると、19はダイキャスト等によって形成された流路
本体であり、この流路本体19の開口部をパッキング2
0を介して蓋体21によって閉塞することにより、流路
22が構成されている。この流路22は隔壁23によっ
て区画され、上流側流路24は前記ガス流入口体14に
連通し、下流側流路25は前記ガス流出口体15に連通
している。
【0018】上流側流路24の途中には弁座26が設け
られ、この弁座26には前記遮断弁18の弁体27が対
向している。すなわち、感震器等が異常を感知したと
き、遮断弁18によって流路22を遮断することができ
るように構成されている。
られ、この弁座26には前記遮断弁18の弁体27が対
向している。すなわち、感震器等が異常を感知したと
き、遮断弁18によって流路22を遮断することができ
るように構成されている。
【0019】前記流路本体19の隔壁23には噴出ノズ
ル28が設けられている。この噴出ノズル28は流路本
体19の奥行き方向全体に亘って開口するスリット状
で、その長手方向の開口両側縁には上流側流路24に突
出する突出部28a,28bを有し、ノズル通路長を延
長させている。
ル28が設けられている。この噴出ノズル28は流路本
体19の奥行き方向全体に亘って開口するスリット状
で、その長手方向の開口両側縁には上流側流路24に突
出する突出部28a,28bを有し、ノズル通路長を延
長させている。
【0020】この噴出ノズル28の内部には図1および
図2に示すように、複数枚の仕切り板29が設けられて
いる。これら仕切り板29は流路本体19の底面に対し
て平行で、しかも仕切り板29相互は等間隔に配設され
ている。すなわち、流路本体19の底面を下部、蓋体2
1を上部とすると、複数枚の仕切り板29は上下方向に
等間隔に配設されている。
図2に示すように、複数枚の仕切り板29が設けられて
いる。これら仕切り板29は流路本体19の底面に対し
て平行で、しかも仕切り板29相互は等間隔に配設され
ている。すなわち、流路本体19の底面を下部、蓋体2
1を上部とすると、複数枚の仕切り板29は上下方向に
等間隔に配設されている。
【0021】さらに、これら仕切り板29のうち、最上
部の仕切り板29Uと噴出ノズル28の上面との間隔a
および最下部の仕切り板29Lと噴出ノズル28の下面
との間隔cは、前記仕切り板29相互間の間隔bよりも
大きく形成され、a>b,c>bの関係に設定されてい
る。そして、噴出ノズル28の下面、つまり仕切り板2
9Lとの間隔を広くした通路に後述する流速センサ40
が設けられている。
部の仕切り板29Uと噴出ノズル28の上面との間隔a
および最下部の仕切り板29Lと噴出ノズル28の下面
との間隔cは、前記仕切り板29相互間の間隔bよりも
大きく形成され、a>b,c>bの関係に設定されてい
る。そして、噴出ノズル28の下面、つまり仕切り板2
9Lとの間隔を広くした通路に後述する流速センサ40
が設けられている。
【0022】また、仕切り板29は噴出ノズル28の内
面形状に沿って噴出ノズル28の入口側が幅広で、出口
側が狭幅に形成されている。そして、複数枚の仕切り板
29のうち、中央の1枚の仕切り板29における噴出ノ
ズル28の入口側に位置する端部は、両面面取りによっ
て端部に向って漸次薄肉となるテーパ部30aが形成さ
れている。
面形状に沿って噴出ノズル28の入口側が幅広で、出口
側が狭幅に形成されている。そして、複数枚の仕切り板
29のうち、中央の1枚の仕切り板29における噴出ノ
ズル28の入口側に位置する端部は、両面面取りによっ
て端部に向って漸次薄肉となるテーパ部30aが形成さ
れている。
【0023】また、前記中央の仕切り板29の上部に配
設された仕切り板29の噴出ノズル28の入口側に位置
する端部は、上面側を片面面取りすることによって端部
に向って漸次薄肉となるテーパ部30bが形成され、下
部に配設された仕切り板29の噴出ノズル28の入口側
に位置する端部は、下面側を片面面取りすることによっ
て端部に向って漸次薄肉となるテーパ部30cが形成さ
れている。
設された仕切り板29の噴出ノズル28の入口側に位置
する端部は、上面側を片面面取りすることによって端部
に向って漸次薄肉となるテーパ部30bが形成され、下
部に配設された仕切り板29の噴出ノズル28の入口側
に位置する端部は、下面側を片面面取りすることによっ
て端部に向って漸次薄肉となるテーパ部30cが形成さ
れている。
【0024】さらに、前記中央の1枚の仕切り板29に
おける噴出ノズル28の出口側に位置する端部は、両面
面取りによって端部に向って漸次薄肉となるテーパ部3
1aが形成されている。
おける噴出ノズル28の出口側に位置する端部は、両面
面取りによって端部に向って漸次薄肉となるテーパ部3
1aが形成されている。
【0025】前記中央の仕切り板29の上部に配設され
た仕切り板29の噴出ノズル28の出口側に位置する端
部は、下面側を片面面取りすることよって端部に向って
漸次薄肉となるテーパ部31bが形成され、下部に配設
された仕切り板29の噴出ノズル28の出口側に位置す
る端部は、上面側を片面面取りすることよって端部に向
って漸次薄肉となるテーパ部31cが形成されている。
しかも、最上部と最下部の仕切り板29U,29Lは噴
出ノズル28の出口側に延長しており、他の仕切り板2
9よりも長さが長く形成されている。
た仕切り板29の噴出ノズル28の出口側に位置する端
部は、下面側を片面面取りすることよって端部に向って
漸次薄肉となるテーパ部31bが形成され、下部に配設
された仕切り板29の噴出ノズル28の出口側に位置す
る端部は、上面側を片面面取りすることよって端部に向
って漸次薄肉となるテーパ部31cが形成されている。
しかも、最上部と最下部の仕切り板29U,29Lは噴
出ノズル28の出口側に延長しており、他の仕切り板2
9よりも長さが長く形成されている。
【0026】また、前記噴出ノズル28の出口側に対向
する下流側流路25には流体の流動方向切換安定化を図
るための第1のターゲット33が設けられている。この
第1のターゲット33を挟んで両側には側壁34a,3
4bが対称的に設けられている。
する下流側流路25には流体の流動方向切換安定化を図
るための第1のターゲット33が設けられている。この
第1のターゲット33を挟んで両側には側壁34a,3
4bが対称的に設けられている。
【0027】さらに、前記第1のターゲット33より下
流側に位置する中央部には第2のターゲット35が設け
られ、さらに下流側には下流側流路25の幅方向に延長
するリターン壁36が設けられている。そして、前記側
壁34a,34bの外側に帰還流路37a,37bが形
成され、リターン壁36の両端外側に排出通路38a,
38bが設けられている。
流側に位置する中央部には第2のターゲット35が設け
られ、さらに下流側には下流側流路25の幅方向に延長
するリターン壁36が設けられている。そして、前記側
壁34a,34bの外側に帰還流路37a,37bが形
成され、リターン壁36の両端外側に排出通路38a,
38bが設けられている。
【0028】したがって、下流側流路25に噴出された
流体はコアンダ効果によって、例えば右側の側壁34a
の内側に沿って流れる。この右側の側壁34aに流れた
流体の大部分は排出通路38aに向かうが、一部は帰還
流体となり、帰還通路37aに向かう。
流体はコアンダ効果によって、例えば右側の側壁34a
の内側に沿って流れる。この右側の側壁34aに流れた
流体の大部分は排出通路38aに向かうが、一部は帰還
流体となり、帰還通路37aに向かう。
【0029】この帰還流体の流体エネルギが噴出流体に
付与され、噴出流体が左側の側壁34bの内側に沿って
流れるようになり、今度は左側の側壁34bに流れた流
体の一部が帰還流体となり、この帰還流体の流体エネル
ギが噴出流体に付与され、噴出流体が再び右側の側壁3
4aの内側に沿って流れるようになる。つまり、噴出ノ
ズル28から下流側流路25内に噴出される流体の振動
現象によって交番圧力波が生じるように構成されてい
る。
付与され、噴出流体が左側の側壁34bの内側に沿って
流れるようになり、今度は左側の側壁34bに流れた流
体の一部が帰還流体となり、この帰還流体の流体エネル
ギが噴出流体に付与され、噴出流体が再び右側の側壁3
4aの内側に沿って流れるようになる。つまり、噴出ノ
ズル28から下流側流路25内に噴出される流体の振動
現象によって交番圧力波が生じるように構成されてい
る。
【0030】さらに、前記噴出ノズル28に対応する前
記流路本体19の底部には流速センサ40および圧電膜
センサ41が設けられている。流速センサ40は、セン
サ本体42と、検出部43とからなり、センサ本体42
を前記流路本体19の底部に固定し、検出部43を噴出
ノズル28に臨ませている。
記流路本体19の底部には流速センサ40および圧電膜
センサ41が設けられている。流速センサ40は、セン
サ本体42と、検出部43とからなり、センサ本体42
を前記流路本体19の底部に固定し、検出部43を噴出
ノズル28に臨ませている。
【0031】すなわち、流速センサ40は、微小流量域
の計測を行うために、幅方向の流路が狭められて流速が
最も速くなる位置に設置されている。また、前記圧電膜
センサ41は大流量域の計測を行うためのもので、セン
サ本体44と、圧力波導入部45とからなり、センサ本
体44を前記流路本体19の底部に固定し、圧力波導入
部45は前記噴出ノズル28の出口側で、振動現象によ
って交番圧力波の生ずる位置に開口する一対の圧力波導
入口46,46に連通している。
の計測を行うために、幅方向の流路が狭められて流速が
最も速くなる位置に設置されている。また、前記圧電膜
センサ41は大流量域の計測を行うためのもので、セン
サ本体44と、圧力波導入部45とからなり、センサ本
体44を前記流路本体19の底部に固定し、圧力波導入
部45は前記噴出ノズル28の出口側で、振動現象によ
って交番圧力波の生ずる位置に開口する一対の圧力波導
入口46,46に連通している。
【0032】したがって、噴出ノズル28から下流側流
路25内に噴出される流体の振動現象によって生じる交
番圧力波、つまり噴出ノズル28からの噴流の流動方向
の変化に起因する圧力変化は圧力波導入口46,46を
介して圧電膜センサ41によって検出される。流速セン
サ40および圧電膜センサ41からの波形信号はその周
波数から流体流量を算出して流量表示窓に表示される。
路25内に噴出される流体の振動現象によって生じる交
番圧力波、つまり噴出ノズル28からの噴流の流動方向
の変化に起因する圧力変化は圧力波導入口46,46を
介して圧電膜センサ41によって検出される。流速セン
サ40および圧電膜センサ41からの波形信号はその周
波数から流体流量を算出して流量表示窓に表示される。
【0033】なお、前記一実施例においては、複数枚の
仕切り板29のうち、最上部の仕切り板29Uと噴出ノ
ズル28の上面との間隔および最下部の仕切り板29L
と噴出ノズル28の下面との間隔を、前記仕切り板29
相互間の間隔よりも大きく形成したが、流速センサ40
を有する噴出ノズル28の下面と最下部の仕切り板29
Lとの間隔のみを、前記仕切り板29相互間の間隔より
も大きく形成しても流速センサ40を感度を上げること
ができ、同様な効果が得られる。
仕切り板29のうち、最上部の仕切り板29Uと噴出ノ
ズル28の上面との間隔および最下部の仕切り板29L
と噴出ノズル28の下面との間隔を、前記仕切り板29
相互間の間隔よりも大きく形成したが、流速センサ40
を有する噴出ノズル28の下面と最下部の仕切り板29
Lとの間隔のみを、前記仕切り板29相互間の間隔より
も大きく形成しても流速センサ40を感度を上げること
ができ、同様な効果が得られる。
【0034】また、複数枚の仕切り板のうち、中央部の
仕切り板と上下の仕切り板のテーパ部の形状を変えて流
体を分散するようにしたが、すべての仕切り板を同一形
状のテーパ部としてもよく、テーパ部の形状が上下同一
傾斜のテーパであってもよい。さらに、前記一実施例に
おいては、テーパ部を直線的な面取り加工によって形成
したが、曲線的な面取り加工であってもよい。
仕切り板と上下の仕切り板のテーパ部の形状を変えて流
体を分散するようにしたが、すべての仕切り板を同一形
状のテーパ部としてもよく、テーパ部の形状が上下同一
傾斜のテーパであってもよい。さらに、前記一実施例に
おいては、テーパ部を直線的な面取り加工によって形成
したが、曲線的な面取り加工であってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1によれば、噴出ノズルの内部に複数枚の仕切り板を所
定間隔を存して配設するとともに、これら仕切り板のう
ち、少なくとも最下部の仕切り板と噴出ノズルの下面と
の間隔を、前記仕切り板相互間の間隔よりも大きくした
ことを特徴とする。したがって、流速センサの計測感度
を向上でき、微小流量域においても正確な計量ができる
という効果がある。
1によれば、噴出ノズルの内部に複数枚の仕切り板を所
定間隔を存して配設するとともに、これら仕切り板のう
ち、少なくとも最下部の仕切り板と噴出ノズルの下面と
の間隔を、前記仕切り板相互間の間隔よりも大きくした
ことを特徴とする。したがって、流速センサの計測感度
を向上でき、微小流量域においても正確な計量ができる
という効果がある。
【0036】また、請求項2、3によれば、噴出ノズル
の入口側に位置する仕切り板の一端部および噴出ノズル
の出口側に位置する仕切り板の他端部に端部に向って漸
次薄肉となるテーパ部を形成し、また仕切り板の一端部
におけるテーパ部は、噴出ノズルの中央に向って傾斜す
るテーパで、仕切り板の他端部におけるテーパ部は、噴
出ノズルの上下に向って傾斜するテーパにしたことを特
徴とする。したがって、流体がテーパに沿って流れて安
定化し、性能を一層向上できる。
の入口側に位置する仕切り板の一端部および噴出ノズル
の出口側に位置する仕切り板の他端部に端部に向って漸
次薄肉となるテーパ部を形成し、また仕切り板の一端部
におけるテーパ部は、噴出ノズルの中央に向って傾斜す
るテーパで、仕切り板の他端部におけるテーパ部は、噴
出ノズルの上下に向って傾斜するテーパにしたことを特
徴とする。したがって、流体がテーパに沿って流れて安
定化し、性能を一層向上できる。
【図1】この発明の一実施例を示すフルイディック流量
計の噴出ノズルを示す分解斜視図。
計の噴出ノズルを示す分解斜視図。
【図2】同実施例の噴出ノズルの縦断側面図。
【図3】同実施例のフルイディック流量計の内部構造を
示す正面図。
示す正面図。
【図4】同実施例のフルイディック流量計の一部切欠し
た側面図。
た側面図。
17…フルイディック素子、19…流路本体、22…流
路、23…隔壁、24…上流側流路、25…下流側流
路、28…噴出ノズル、29……仕切板、30a〜30
c…テーパ部、31a〜31c…テーパ部。
路、23…隔壁、24…上流側流路、25…下流側流
路、28…噴出ノズル、29……仕切板、30a〜30
c…テーパ部、31a〜31c…テーパ部。
フロントページの続き (72)発明者 青木 利昭 東京都板橋区志村1丁目2番3号 株式会 社金門製作所内 (72)発明者 一色 尚志 東京都板橋区志村1丁目2番3号 株式会 社金門製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】 流路を構成する流路本体に隔壁を設けて
上流側流路と下流側流路とを区画し、この隔壁に上流側
流路の流体を下流側流路に噴出する噴出ノズルを設け、
この噴出ノズルの下面に流速センサを設けるとともに下
流側流路にフルイディック素子を設けたフルイディック
流量計において、前記噴出ノズルの内部に複数枚の仕切
り板を前記流路本体の底面と平行に、しかも所定間隔を
存して配設するとともに、これら仕切り板のうち、少な
くとも最下部の仕切り板と噴出ノズルの下面との間隔
を、前記仕切り板相互間の間隔よりも大きくしたことを
特徴とするフルイディック流量計。 - 【請求項2】 前記噴出ノズルの入口側に位置する仕切
り板の一端部および噴出ノズルの出口側に位置する仕切
り板の他端部に端部に向って漸次薄肉となるテーパ部を
形成したことを特徴とする請求項1記載のフルイディッ
ク流量計。 - 【請求項3】 前記仕切り板の一端部におけるテーパ部
は、端部に向って噴出ノズルの中央部に集中傾斜するテ
ーパで、噴出ノズルを通過する流体を噴出ノズルの上下
に分散させ、仕切り板の他端部におけるテーパ部は、端
部に向って噴出ノズルの上下部に分散傾斜するテーパ
で、噴出ノズルから噴出する流体を上下に分散させるこ
とを特徴とする請求項1または2記載のフルイディック
流量計。 - 【請求項4】 前記仕切り板のテーパ部は、面取りによ
って形成された直線または曲線のテーパであることを特
徴とする請求項1または2または3記載のフルイディッ
ク流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3109061A JP2709202B2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | フルイディック流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3109061A JP2709202B2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | フルイディック流量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0593636A true JPH0593636A (ja) | 1993-04-16 |
| JP2709202B2 JP2709202B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=14500610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3109061A Expired - Fee Related JP2709202B2 (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | フルイディック流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2709202B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005533229A (ja) * | 2002-07-17 | 2005-11-04 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー | 改良されたスカートガイド式グローブバルブ |
| JP2006038627A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Toyo Gas Meter Kk | ガスメータ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4948908A (ja) * | 1972-06-26 | 1974-05-11 | ||
| JPH0266700U (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-21 |
-
1991
- 1991-05-14 JP JP3109061A patent/JP2709202B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4948908A (ja) * | 1972-06-26 | 1974-05-11 | ||
| JPH0266700U (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-21 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005533229A (ja) * | 2002-07-17 | 2005-11-04 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー | 改良されたスカートガイド式グローブバルブ |
| JP2006038627A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Toyo Gas Meter Kk | ガスメータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2709202B2 (ja) | 1998-02-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5396809A (en) | Flow meter having a fluidic oscillator | |
| JP2709203B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| AU745657B2 (en) | Fluid oscillator with extended slot | |
| JPH0593636A (ja) | フルイデイツク流量計 | |
| JP3297122B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JP3017787B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JP3012680B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JP3267447B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JP3181139B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JP3290299B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JP3295532B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JP2708282B2 (ja) | マイクロフローセンサ付フルイディック流量計 | |
| JP3272080B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JP3530645B2 (ja) | 流量計の流路構造 | |
| JP3295520B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JP3017832B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JP3237954B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JPH04145327A (ja) | フルイディック流量計 | |
| JP3272081B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JP3272082B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JP3272084B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JPH07318387A (ja) | フルイディック流量計およびフルイディック発振検出装置 | |
| JPH04326017A (ja) | フルィディック流量計 | |
| JP3267446B2 (ja) | フルイディック流量計 | |
| JPH07239256A (ja) | フルイディック流量計 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |