JPH0594472A - 適訳語選択方式 - Google Patents

適訳語選択方式

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JPH0594472A
JPH0594472A JP3253250A JP25325091A JPH0594472A JP H0594472 A JPH0594472 A JP H0594472A JP 3253250 A JP3253250 A JP 3253250A JP 25325091 A JP25325091 A JP 25325091A JP H0594472 A JPH0594472 A JP H0594472A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 辞書構築が困難であるシソーラス辞書を使用
せずに、適訳語による訳出を可能にすること。 【構成】 適訳語を選択する場合、まず、共起辞書によ
って各訳語候補に対する共起語を調べる(ステップ30
2)。さらに、その共起語を訳語候補とする共起関連語
の存在を調べ、適訳語を付与すべき原語句Tjに対する
前記共起関連語の原文上での出現位置や出現回数などに
基づいて、適訳語としての評価値Viを各訳語候補i毎
に計算する(ステップ303)。そして、原語句Tjに
対する複数の訳語候補の中から、評価値Viが最大とな
る訳語候補iを、語句Tjの適訳語に選択する(ステッ
プ306)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータを利用し
て翻訳処理を実行する機械翻訳システムにおいて、入力
された原文の語句に対して、複数の訳語候補が存在する
場合に、その複数の訳語候補の中から訳語として最も相
応しい適訳語を選択する適訳語選択方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、機械翻訳システムが数多く商品化
されているが、複数の訳語候補の中からどのように適訳
語を選択して訳出するかが訳文の質を大きく左右する。
適訳語を選択する方法は、主語、目的語、述語などの意
味的な情報から判断して訳出する方法と、翻訳対象の文
章の分野に応じて訳出する方法との2つに大別できる
が、小説や手紙文には前者が、マニュアルや科学技術文
には後者が有効であると考えられる。
【0003】しかし、現在の機械翻訳の対象(ターゲッ
ト)は、主に、マニュアルや科学技術文であることか
ら、訳文の質の向上には後者の方法を充実させることが
重要になる。
【0004】ところで、後者の方法の場合、辞書に分野
別の訳語を用意し分野を指定して訳出する方法が一般的
であるが、分野をあらかじめ指定しなければならないと
いった問題点や、標準の訳語でよいものまで分野別の訳
語に変更してしまうといった問題点などがあった。
【0005】そこで、特開昭63ー29880号公報等
において、シソーラス辞書を用いて適訳語を訳出する方
式が提案されている。この方式は、例えば、和文英訳
で、「はね」という単語を英語に翻訳する場合に、以前
に”airplane”という訳語をつかっていたとすると、シ
ソーラス辞書に基づいて、「はね」の訳語候補(”feat
her”,”wing”・・・)の中から、前記”airplane”の下
位語である”wing”を適訳語として選択するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シソーラス辞
書を利用する従来の方式の場合、シソーラス辞書を構築
すること自体に多大な労力が必要になると同時に、専門
分野における博識が必要となり、シソーラス辞書構築に
要する手間のために、機械翻訳システムの製作費が高価
になるという問題があった。
【0007】また、上位語や下位語、あるいは同義語な
ど、シソーラス辞書での取り扱い対象語が出現しなけれ
ば、シソーラス辞書自体は有効に活用することができ
ず、その結果、適訳語を選択する性能が低下する虞れが
あった。
【0008】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、辞書構築に要する手間や辞書構築作業の困難性のた
めに機械翻訳システムの製作費が高価になるという問題
を解消することができ、しかも、翻訳対象の文章中に上
位語や下位語といった意味的な関連語が出現していなく
ても適切に適訳語に訳出することができて、翻訳品質の
向上および安定化を図ることのできる適訳語選択方式を
提供することを目的する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る適訳語選択
方式は、コンピュータを利用して翻訳処理を実行する機
械翻訳システムにおいて、入力された原文の語句に対し
て、複数の訳語候補が存在する場合に、その複数の訳語
候補の中から訳語として最も相応しい適訳語を選択する
ものである。
【0010】具体的には、前記機械翻訳システムには、
共起辞書と、複数の訳語候補の中から適訳語を選択する
適訳語選択処理を前記共起辞書を利用して実行する適訳
語選択部とを装備した構成をなす。
【0011】また、前記共起辞書は、見出し語として設
定した目的言語による語句に対して、この見出し語と一
緒に出現する語句を共起語として設定し、かつ、見出し
語とその共起語とが一緒に訳文上に出現する度合いを示
す評価値Kを各共起語毎に記述した構成をなす。
【0012】さらに、前記適訳語選択部における適訳語
選択処理では、前記共起辞書を利用して各訳語候補毎に
その訳語候補に対する共起語を調べ、さらに、その共起
語自体を訳語候補とする共起関連語が翻訳すべき原文中
に存在するか否かを調べる。そして、共起関連語が存在
する場合には、適訳語を付与すべき原文中の語句Tjに
対する前記共起関連語の原文上での出現位置や出現回数
や前記共起辞書に記述されている共起語の評価値Kを考
慮して、その訳語候補が適訳語として使用される度合い
を示す評価値Viを各訳語候補i毎に計算する。
【0013】そして、原文中の語句Tjに対する複数の
訳語候補の中から、前記評価値Viが最大となる訳語候
補iを、その語句Tjの適訳語として選択する。
【0014】
【作用】本発明に係る適訳語選択方式は、複数の訳語候
補の中から訳語として最も相応しい適訳語を選択する適
訳語選択処理は共起辞書を利用し、シソーラス辞書は使
用しない。
【0015】しかも、前記共起辞書自体は、目的言語に
よる文章に出現する単語相互について意味的な関連を考
慮に入れずに単純にその出現位置や出現回数を整理する
処理によって作成することができる。
【0016】従って、シソーラス辞書を利用していた従
来の方式と比較すると、辞書構築に要する手間や辞書構
築作業の困難性のために機械翻訳システムの製作費が高
価になるという問題を解消することができ、しかも、翻
訳対象の文章中に上位語や下位語といった意味的な関連
語が出現していなくても適切に適訳語に訳出することが
できるため、翻訳品質の向上および安定化を図ることも
可能になる。
【0017】
【実施例】図5は、本発明に係る適訳語選択方式の一実
施例を採用した機械翻訳システムの装置構成を示すブロ
ック図である。この機械翻訳システムは、図示のよう
に、入力部1、翻訳部2、適訳語選択部3、出力部4、
単語辞書5、共起辞書6などから構成されている。
【0018】前記入力部1は、OCR、キーボードなど
によって翻訳対象の文章(原文)を入力する部分で、該
入力部1に入力された文章を翻訳部2に送る。
【0019】前記翻訳部2および適訳語選択部3は、コ
ンピュータ本体(CPU)において所定の翻訳処理を実
行する部分である。翻訳部2は、入力された文を前記単
語辞書5を用いて目的言語に翻訳し、結果および訳語候
補を適訳語選択部3に送る。また、適訳語選択部3は、
本発明に係る適訳語選択処理を実行する部分で、共起辞
書6を用いて前記翻訳部2の訳語を適訳語に修正し、結
果(訳文)を出力部4に送る。
【0020】前記出力部4は、CRT、プリンタなどに
訳文を出力する。単語辞書5は原言語および目的言語の
単語の情報を記述したものであり、共起辞書6は目的言
語のある単語(図2における見出し語)と別のある単語
(図2における共起語)とが共に出現する度合いを、各
共起語毎に評価値K(図2参照)として記述したもので
ある。これらの単語辞書5、共起辞書6は、外部記憶装
置上あるいはCPUの管理するメインメモリ上に配置さ
れて使用される。
【0021】次に、一実施例に密接な構成について詳述
する。
【0022】初めに、共起辞書6の構成について説明す
る。共起辞書6は、図2に示すように、見出し語8と、
共起語9と、共起語9に対する評価値Kとで構成されて
いる。ここに、見出し語8は目的言語による文章中の任
意の単語であり、共起語9は前記見出し語8と一緒に文
章上に出現している単語である。見出し語8や共起語9
を抽出する範囲は、一連の文章中の一段落(パラグラ
フ)内を対象としてもよいし、一連の文章全体(複数の
段落から構成される)を対象としてもよく、さらには、
技術分野の共通する複数の文章(多量の文章)を一連の
文章として共起辞書の作成に利用することによって、適
訳語選択処理の信頼性を高めることも考えられる。ま
た、見出し語8や共起語9に設定する単語は、特定の品
詞に制限してもよいし、全品詞を対象としてもよい。
【0023】前記評価値Kは、見出し語8に設定された
単語と共起語9に設定された単語とが共に一文章上に出
現する度合いを示したもので、この一実施例では、{1
/(見出し語と共起語との間の単語数+1)}の総和と
して算出している。換言すれば、評価値Kは、目的言語
によるある文章中に出現したすべての単語間について、
出現した位置、回数などに応じて、出現する度合いを求
めたものである。
【0024】以上のような構成をなす共起辞書は、目的
言語による文章に出現する単語相互について、意味的な
関連を考慮に入れずに、単純にその出現位置や出現回数
を整理する処理によって作成することができる。従っ
て、単語相互の意味的な関係を考慮して作成しなければ
ならないシソーラス辞書の場合と比較すると、辞書の作
成に必要な手間が軽減されると同時に、作成処理作業が
容易になる。
【0025】なお、図2に示した共起辞書6では、「機
械翻訳システムが・・・・・訳文の質を大きく左右す
る。従って、機械翻訳での・・・・」という文章につい
てのもので、見出し語8および共起語9となる単語の品
詞は、名詞と動詞に制限している。
【0026】図3は、ある技術分野における英文和訳用
の単語辞書5の構成を示したものである。この単語辞書
5は、従来のものと同様な構成で、見出し語11、品詞
12、訳語候補13などから構成されている。
【0027】図4は、ある技術分野の英文を日本語文に
翻訳するために、予め、その技術分野の日本語文(以前
に翻訳処理した訳文でもよい)を分析することによって
作成した共起辞書6の例である。図2の場合と同様に、
見出し語8、共起語9、評価値Kなどから構成されてお
り、また、対応する技術分野は、図3の単語辞書5と共
通している。
【0028】次に、 ”The solar system・・・by comput
er system.”(なお、左記の英文の「・・・」の部分には
10個の単語があり、かつ、それらの10個の単語に
は、「solar」、「system」、「computer」などの単語
が使用されていないものとする)なる英文を日本語文に
翻訳する場合を例として、図5に示した機械翻訳システ
ムの処理動作を説明する。
【0029】なお、前記英文の翻訳には、図3に示した
単語辞書5と、図4に示した共起辞書6とを使用するも
のとする。
【0030】図1は、図5の機械翻訳システムにおける
一連の翻訳処理手順を示したもので、この図1に基づい
て、一実施例の適訳語選択方式を詳述する。
【0031】まず、入力部1では、入力された前述の英
文を翻訳部2に送る(ステップ100)。すると、翻訳
部2では、図3の単語辞書5を用いて、入力された英文
中の各語句(原語)に対して訳語を選出するとともに、
各原語に対する訳語候補を生成する翻訳処理を実行し、
処理結果を適訳語選択部3に出力する(ステップ20
0)。
【0032】図6は、前記翻訳部2における翻訳処理の
結果を示したものである。図6において、原語15は翻
訳すべき入力文(前述の文)中の単語、訳語16は単語
辞書5に基づいて前記翻訳部2が付与した訳語、訳語候
補17は原語15に対して単語辞書5に記述してあった
訳語候補である。
【0033】この具体例の場合、翻訳部2における翻訳
処理では、"solar”には訳語候補1の「太陽」、”syst
eme”には同じく訳語候補1の「組織」を、それぞれ訳
語として選出している。即ち、翻訳部2における処理で
は、原文を、「太陽組織は、コンピュータ組織によって
……」と翻訳したことになる。
【0034】図1のステップ300以降の処理は、適訳
語選択部3による処理である。適訳語選択部3では、原
文上の各単語毎に訳語候補から適訳語を選択する処理を
実施するが、まず、パラメータjに初期値1を設定する
(ステップ300)。このパラメータjは処理する原文
上の単語の順位を示すもので、例えば、j=1であれ
ば、処理する単語Tjは、図6で一番目に位置した”so
lar”となる。
【0035】次いで、パラメータiを初期値1に設定す
る(ステップ301)。このパラメータiは、先に指定
した処理単語Tjの訳語候補の中から訳語を選択するも
ので、i=1のときは、図6に示した訳語候補欄の第1
番目の訳語(訳語候補1)を選択したことになる。従っ
て、j=1,かつi=1であれば、その時選択された訳
語は、「太陽」である。
【0036】次いで、以上までの過程で設定した単語T
jの訳語候補iについて、図4に示した共起辞書6を検
索する(ステップ302)。この例の場合、”solar”
の訳語候補1の「太陽」について共起辞書6を検索した
結果、共起語9として、「電池(評価値K=6.3)」
と、「系(評価値K=4.0)」とを得る。
【0037】次いで、各共起語のそれぞれについて、そ
れを訳語候補として持つ原語(以下、共起関連語と呼
ぶ)が同じ段落(あるいはパラグラフ)内に出現してい
るか否かを調べ、その出現回数、出現位置などから訳語
候補iの評価値Viを計算する(ステップ303)。
【0038】この例では、共起語「電池」を訳語候補と
して持つ共起関連語は原文中には出現しない。しかし、
共起語「系」を訳語候補として持つ共起関連語として
は、”system”が原文中の2ヵ所に出現している。
【0039】前述の訳語候補iの評価値Viは、その訳
語候補iに対するある共起語の機評価値をK、その共起
語を訳語候補として持つある共起関連語と処理単語Tj
との間の単語数をZとしたとき、原文中に出現する共起
関連語毎に個別評価値Pn={K/(Z+1)}を算出
して、算出した各個別評価値Pnの総和とする。ただ
し、個別評価値Pnにおける添字nは、共起関連語の出
現順位を示すパラメータである。
【0040】この一例の場合、「電池」を訳語候補とす
る共起関連語はないが、「系」を訳語候補とする共起関
連語としては、前述のように、”system”が2回出現し
ているので、各”system”毎に前述の個別評価値pを算
出して、それらの総和を求めることによって、訳語候補
「太陽」に対する評価値Viが求められる。
【0041】最初に出現する共起関連語”system”に対
する個別評価値P1は、Z=0、K=4.0であること
から、P1=4/(0+1)=4。
【0042】2番目に出現する共起関連語”system”に
対する個別評価値P2は、Z=13、K=4.0である
ことから、P2=4/(13+1)=0.29。
【0043】従って、処理単語”solar”の訳語候補
「太陽」に対する評価値Viは、Vi=P1+P2=
4.29となる。
【0044】訳語候補iの評価値Viの算出が終了した
ら、単語Tjについて、その他の訳語候補が存在するか
否かを翻訳部2の処理結果に基づいて判断し、処理して
いない訳語候補がある場合はパラメータiの値に1を加
算して次の訳語候補を設定し、ステップ302に戻る
(ステップ304,305)。
【0045】この例の場合では、i=2とすることによ
って、原語”solar”に対する訳語候補2の「ソーラ
ー」がステップ302における処理対象となる。訳語候
補2の「ソーラー」の場合は、共起辞書6を検索した結
果、共起語として「カー(評価値K=3.1)」が得ら
れる。そして、続くステップ303では、「カー」を訳
語候補に持つ共起関連語の存在を調べて、存在の有無に
応じて訳語候補「ソーラー」に対する評価値Viを求め
ることになるが、この例では、原文上に「カー」を訳語
候補とする単語がないので、原語”solar”に対する訳
語候補「ソーラー」の評価値Viは、Vi=0となる。
【0046】前記ステップ304で、処理単語Tjの全
ての訳語候補についてステップ302,303の処理が
完了したと判断されれば、その処理単語Tjの各訳語候
補の評価値Viを大小比較して、評価値Viが最大とな
る訳語候補を適訳語mとする(ステップ306)。
【0047】以上の例の場合、原語”solar”に対し
て、訳語候補1(太陽)の評価値Viは4.29、訳語
候補2(ソーラー)の評価値Viは0であるので、評価
値Viが最大となる訳語候補1の「太陽」が、適訳語m
に認識される。
【0048】次いで、前記翻訳部2の翻訳結果を調べ
て、原語”solar”に対する訳語として、ステップ30
6で求めた適訳語mが使用されているか否かを判断し
(ステップ307)、適訳語mが使用されていないとき
には、訳語を適訳語mに変更する(ステップ308)。
【0049】次いで、処理単語Tjがまだ残っている場
合には、パラメータjの値を1増やしてステップ301
に戻る(ステップ309、310)。
【0050】この例の場合では、j=2としてステップ
301〜308を実行することによって、原語”syste
m”に対する訳語を適訳語に修正することができ、同様
にして、さらにjの値を1増やす毎にステップ301〜
308を繰り返すことによって、翻訳部2で処理した訳
語を順に適訳語に修正する。
【0051】そして、前記ステップ309において、全
ての処理単語Tjに対してステップ301〜308の処
理が終了したと判断されたら、適訳語mで修正済みの訳
文を出力部4に出力することによって、適訳語選択部3
における適訳語選択処理が終了する(ステップ40
0)。
【0052】なお、前述の具体例について補足説明する
と、原文上の最初の”system”についての適訳語選択処
理では、次のような結果となる。訳語候補1の「組織」
に対する共起語は「改革する(評価値K=14.4)」
と「改革(評価値K=12.8)」で、これらの共起語
に対する共起関連語は原文上に出現しない。従って、訳
語候補「組織」に対する評価値Viは0である。
【0053】また、訳語候補2の「システム」に対する
共起語は「翻訳(評価値K=7.7)」と「開発する
(評価値K=6.6)」と「コンピュータ(評価値K=
5.2)」であり、共起語「コンピュータ」に対する共
起関連語として「computer」が存在していることから、
訳語候補「システム」に対する評価値Viは、Vi=
5.2/(11+1)=5.2/12=0.43であ
る。
【0054】また、訳語候補3の「系」に対する共起語
は「太陽(評価値K=4.0)」と「銀河(評価値K=
3.9)」であり、共起語「太陽」に対する共起関連語
として「solar」が存在していることから、訳語候補
「系」の評価値Viは、Vi=4.0/1=4.00で
ある。
【0055】そして、各訳語候補の評価値Viを大小比
較することによって、最初の”system”に対する適訳語
には、「系」が選択される。
【0056】”by”,”computer”の場合は、訳語候補
が一つだけで、選択の余地がないので、翻訳部2で付与
した訳語が、そのまま適訳語として残される。
【0057】2番目の”system”の場合は、最初の”sy
stem”の場合と同様の処理手順によて、評価値Viの値
が最大となる訳語候補「システム(評価値Vi=5.
2)」が適訳語として選択される。
【0058】そして、以上の処理結果から、「太陽は、
コンピュータシステムによって・・・」という訳文が出
力部4に送られる。
【0059】以上に説明した一実施例の適訳語選択方式
では、複数の訳語候補の中から訳語として最も相応しい
適訳語を選択するには、まず、共起辞書6を利用して各
訳語候補毎にその訳語候補に対する共起語を調べ、さら
に、その共起語自体を訳語候補とする共起関連語が翻訳
すべき原文中に存在するか否かを調べる。
【0060】そして、共起関連語が存在する場合には、
適訳語を付与すべき原文中の語句Tjに対する前記共起
関連語の原文上での出現位置や出現回数や共起語の評価
値Kを考慮して、その訳語候補が適訳語として使用され
る度合いを示す評価値Viを各訳語候補i毎に求める。
【0061】そして、原文中の語句Tjに対する複数の
訳語候補の中から、前記評価値Viが最大となる訳語候
補iを、その語句Tjの適訳語として選択する。
【0062】換言すれば、一実施例の適訳語選択方式
は、従来のシソーラス辞書を使用せず、共起辞書を使用
して、共起する度合いを表す評価値K,Viを利用して
適訳語の選択を行うもので、予め機械翻訳システムに用
意しておく共起辞書自体は、目的言語による文章に出現
する単語相互について、意味的な関連を考慮に入れず
に、単純にその出現位置や出現回数を整理する処理によ
って作成することができる。従って、単語相互の意味的
な関係を考慮して作成しなければならないシソーラス辞
書の場合と比較すると、辞書の構築に必要な手間が軽減
されると同時に、辞書構築処理作業が容易になる。
【0063】従って、シソーラス辞書を利用していた従
来の方式と比較すると、辞書構築に要する手間や辞書構
築作業の困難性のために機械翻訳システムの製作費が高
価になるという問題を解消することができ、しかも、翻
訳対象の文章中に上位語や下位語といった意味的な関連
語が出現していなくても適切に適訳語に訳出することが
できるため、翻訳品質の向上および安定化を図ることも
できる。
【0064】
【発明の効果】本発明に係る適訳語選択方式は、複数の
訳語候補の中から訳語として最も相応しい適訳語を選択
する適訳語選択処理は共起辞書を利用し、シソーラス辞
書は使用しない。しかも、前記共起辞書自体は、目的言
語による文章に出現する単語相互について意味的な関連
を考慮に入れずに単純にその出現位置や出現回数を整理
する処理によって作成することができる。
【0065】従って、シソーラス辞書を利用していた従
来の方式と比較すると、辞書構築に要する手間や辞書構
築作業の困難性のために機械翻訳システムの製作費が高
価になるという問題を解消することができ、しかも、翻
訳対象の文章中に上位語や下位語といった意味的な関連
語が出現していなくても適切に適訳語に訳出することが
できるため、翻訳品質の向上および安定化を図ることも
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における適訳語選択処理の説
明図である。
【図2】本発明の一実施例における共起辞書の構成例で
ある。
【図3】本発明の一実施例における単語辞書の構成説明
図である。
【図4】本発明の一実施例における共起辞書の構成説明
図である。
【図5】本発明の一実施例を実行する機械翻訳システム
の概略構成図である。
【図6】本発明の一実施例の翻訳処理の説明図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 翻訳部 3 適訳語選択部 4 出力部 5 単語辞書 6 共起辞書 8,11 見出し語 9 共起語 K,Vi 評価値 12 品詞 13,17 訳語候補 15 原語 16 訳語

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを利用して翻訳処理を実行
    する機械翻訳システムにおいて、入力された原文の語句
    に対して、複数の訳語候補が存在する場合に、その複数
    の訳語候補の中から訳語として最も相応しい適訳語を選
    択する適訳語選択方式であって、 前記機械翻訳システムには、共起辞書と、複数の訳語候
    補の中から適訳語を選択する適訳語選択処理を前記共起
    辞書を利用して実行する適訳語選択部とを装備するとと
    もに、 前記共起辞書は、見出し語として設定した目的言語によ
    る語句に対して、この見出し語と一緒に出現する語句を
    共起語として設定し、かつ、見出し語とその共起語とが
    一緒に訳文上に出現する度合いを示す評価値Kを各共起
    語毎に記述した構成をなし、 かつ、前記適訳語選択部における適訳語選択処理では、 前記共起辞書を利用して各訳語候補毎にその訳語候補に
    対する共起語を調べ、さらに、その共起語自体を訳語候
    補とする共起関連語が翻訳すべき原文中に存在するか否
    かを調べ、 共起関連語が存在する場合には、適訳語を付与すべき原
    文中の語句Tjに対する前記共起関連語の原文上での出
    現位置や出現回数や前記共起辞書に記述されている共起
    語の評価値Kを考慮して、その訳語候補が適訳語として
    使用される度合いを示す評価値Viを各訳語候補i毎に
    計算し、 原文中の語句Tjに対する複数の訳語候補の中から、前
    記評価値Viが最大となる訳語候補iを、その語句Tj
    の適訳語として選択することを特徴とした適訳語選択方
    式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US10372827B2 (en) 2012-10-31 2019-08-06 International Business Machines Corporation Translating phrases from image data on a GUI

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