JPH0595544A - 画像データの動き量検出方法及び動き量検出回路 - Google Patents

画像データの動き量検出方法及び動き量検出回路

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JPH0595544A
JPH0595544A JP3282183A JP28218391A JPH0595544A JP H0595544 A JPH0595544 A JP H0595544A JP 3282183 A JP3282183 A JP 3282183A JP 28218391 A JP28218391 A JP 28218391A JP H0595544 A JPH0595544 A JP H0595544A
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image data
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JP3282183A
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Moriji Izumida
守司 泉田
Yoshimi Ishida
義美 石田
Isao Iwasaki
功 岩崎
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Hitachi Microcomputer System Ltd
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Hitachi Microcomputer System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、2つの画像データ間の動き
量の検出方法における動き量の検出精度を向上させるこ
とである。 【構成】 現フレームの画像データと前フレームの画像
データとを近傍処理回路11,12に入力する。近傍処
理回路は、入力データをブロック単位で平均化する処理
を近傍の複数ブロックに対して行い、例えばブロックの
画素データ数と同等の数の平均値の集合を単位としたサ
ンプルデータを出力する。サンプルデータは複数ブロッ
クの画素データを集約して備える。すなわち、周辺画素
データの情報を内在する。これにより、後段回路で行わ
れる相関演算に際して比較されるべきブロックもしくは
代表点同士が大きく離れていても相関のあるブロックを
精度良く求めることができ、またデータの信号対雑音比
も良好にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの画像データ間の
動き量を多段検索形式で検出する方法並びにこれを用い
た動き量検出回に係り、更に詳しくは、信号対雑音比
(SN比)が良く、かつ演算速度を高速化できる画像デ
ータの動き量検出技術に関し、例えばテレビ電話システ
ムなど動画信号を処理する装置に適用して有効な技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像信号やテレビ(TVとも記す)信号
をアナログ/ディジタル変換して画像処理する場合、大
量のデータを高速に処理しなければならない。二つの画
像データ間の相関を計算するには専用の大規模な回路が
必要とされ、また、ソフトウェアで計算する場合には膨
大な演算時間がかかるという問題があった。これに関し
て例えば、TV信号を高能率に符号化して記録したり伝
送する装置として例えば特開平1−243790号に記
載された『動き補償フレーム間予測符号化装置』があ
る。これは、(1)TV信号を標本化して画素とし、
(2)複数個の画素(例えば縦横各8画素)を1つのブ
ロックとし、(3)上記ブロックに最も類似しているブ
ロックを伝送済みのフレームのデータから少しずつ位置
をずらしながら探索し(以下、動き量検出法と呼ぶ)、
(4)上記の「位置ずれ量」と「動き補償の後の二つの
ブロック間の差分」を伝送する、夫々の処理を行うもの
である。この「動き補償フレーム間予測」の手法によ
り、広い周波数帯域を有するテレビ信号をディジタル信
号に変換して伝送する時の伝送速度を低減することがで
きると共に、演算速度を高速化することができるように
なる。
【0003】前記(3)に示した動き量(または動きベ
クトル)検出法では2つのブロック間の相関を計算する
必要があるが、この検出法には大別して全探索方式と、
多段探索方式の二通りの手法が知られている。全探索方
式は、基準ブロックと探索すべき範囲内の全てのずれた
位置にあるブロックとを比較し、差分が最小となるブロ
ックの位置を動き量とするものである。多段検索方式
は、予め定められた数種類のずれた位置にあるブロック
(代表点)と基準ブロックを比較し、その中で最も類似
したブロックの周囲に最適なブロックがあると推定し、
さらにその周囲を細かく探索し、最終結果を動き量とす
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の全探索方式と多
段検索方式の動き量検出方式には各々次のような問題点
がある。すなわち全探索方式は、その範囲内では最も類
似したブロックを選択できるが、比較するブロックの数
が非常に多くなるため処理時間が長くなり、動作速度が
問題となる。このため使用する回路の動作速度を高速化
するか、回路規模を増やして並列処理をしなければなら
ない等の問題があった。また、信号対雑音比(SN比)
が悪い場合には検出精度が悪くなる等の欠点もある。
【0005】これに対して多段検索方式では、演算すべ
き対象のブロック数が少ないため処理時間を大幅に短縮
できるという利点があるが、動き量の検出精度が全探索
方式に比較して劣化するという問題があった。
【0006】本発明の目的は、画像データに対する信号
対雑音比を良好にして画像データの動きを検出すること
ができる技術を提供することにある。また、本発明の別
の目的は、画像データの動きを検出するための演算速度
を高速化することができる画像データの動き量検出技術
を提供することにある。
【0007】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0009】すなわち、多段検索方式の動き量検出にお
いて、予め定められた数種類のずれた位置にあるブロッ
クと比較する際に、近傍の画素との平均化処理などの演
算を行った後に相関を調べる演算を行うものである。さ
らに詳しくは、現フレームの画像データと前フレームの
画像データとの夫々をブロック単位で平均化し、その平
均化処理を近傍の複数ブロックに対して行い、例えばブ
ロックの画素データ数と同等の数の平均値の集合を単位
としたサンプルデータを生成する。サンプルデータは複
数ブロックの画素データを集約して備え、周辺画素デー
タの情報を内在する。データ代表点のブロックに関して
は、平均化処理により代表点の周囲の画像に関する性質
を保存した形で相関演算を行い、最も類似した代表ブロ
ックを決定する。さらに、この周囲に最適なブロックが
あるとしてその周囲を細かく探索する処理を繰り返す。
最終段階では平均化を行わず、画素単位で行うことがで
きる。演算速度の向上を企図する場合には、データ領域
内の画素データを間引いてサンプリングする処理を含め
た演算を採用することができる。
【0010】
【作用】上記した手段によれば、相関演算されるべきデ
ータは画像信号が平均化された信号であり、代表点同士
が大きく離れている場合でも、相関判定に利用される平
均化処理された信号はブロックの周辺情報を含んでい
る。このことが、相関のあるブロックを精度良く求める
ことができるように働く。また、従来の多段探索法に比
較して、平均化する画素の数をnとすると、相関のある
信号はn倍であるが雑音は√n倍となるため、信号対雑
音比を√n倍だけ向上した形で代表点の中から最も相関
のあるブロックを精度良く検出できる。
【0011】
【実施例】図4には本発明を適用したTV信号の動き補
償フレーム間予測符号化装置の一例が示される。
【0012】TVカメラ101で撮像されたTV信号
は、走査線方向に走査され、アナログ/ディジタル変換
器102によりディジタル信号に変換された画素信号と
なる。さらに走査線/ブロック走査変換回路103によ
り複数画素単位に纏められてブロックとされ、一時記憶
メモリ104に格納される。一時記憶メモリ104から
読み出された基準データとしてのディジタルデータと、
伝送済みの前TVフレームの信号を格納するフレームメ
モリ105から読み出された参照データとは、動き補償
回路106に供給される。動き補償回路106は参照デ
ータの中から基準データに相関のある若しくは類似する
データの領域を検索する。そして最も相関の高い位置か
ら動き量(動きベクトル)を算出する。算出された動き
量は制御回路107に与えられる。制御回路107は、
動き量を補償した位置にある前TVフレーム画素データ
をフレームメモリ105から読出して、減算器108に
与える。読み出されたデータは、符号化すべき画素を予
測したデータとして位置づけられる。減算回路108は
動き補償後のフレーム間予測誤差を計算する。
【0013】前記予測誤差は、そのまま、又は直交変換
器109により直交変換された後に量子化器110によ
り量子化され、可変長符号化回路111により発生頻度
に対応した長さの符号語が割り当てられる。一般に、予
測誤差が小さい場合には符号語長は短くなり、これが大
きい場合には、符号語長が長くなることが知られる。可
変長符号化回路111で符号化された信号は、上記の動
き量と共に伝送速度の平滑化用の先入れ先出し(FIF
O)メモリ112に書き込まれる。FIFOメモリ11
2から符号化信号が一定の速度で読み出され、伝送路1
13に送出される。前記量子化器110から出力される
量子化信号、或いは更にこれを逆直交変換回路114に
より逆直交変換した信号と、フレームメモリ105から
読出される動き補償予測信号とは、加算回路115によ
り加算された後に次のTV画面を予測するためにフレー
ムメモリ105に書き込まれる。
【0014】前記動き補償回路106は、前TVフレー
ムから読み出す位置をずらすズレ量(動き量)を制御回
路107に与えて、動き量を補償した位置にある前TV
フレームの画素信号をフレームメモリ105から読み出
させる。
【0015】ここで、後の説明を容易とするために、先
ず図3を用いて一般的な多段検索方式の画像データの動
き量検出の動作原理を簡単に述べる。
【0016】図3に基準ブロック(A)と探索領域
(B)を示す。例えば基準ブロック(A)は現在のフレ
ームの一部のデータであり、探索領域(B)は1フレー
ム前の一部のデータとされる。ここでは1例として基準
ブロック(A)を4×4画素、探索領域を18×18画
素とする。したがって、探索領域に対する探索は4×4
画素単位の参照データ単位で行われる。探索範囲は、x
方向に−7〜+7、y方向に−7〜+7とする。
【0017】多段検索方式の第1ステップでは図3の
(C)に示すように、x方向、y方向ともに±4画素づ
つずれた位置に9個の代表点(111〜119)を採
り、この周りの4×4画素のデータを参照データとして
前記基準ブロック(A)のデータと相関演算を行う。相
関演算としては、対応する基準ブロック(A)の画素の
データA(i,j)(1≦i,j≦4)と、探索領域B
B(m,n)(1≦m,n≦18)から選択された4×
4画素の参照データB(i,j)(1≦i,j≦4)と
の2乗誤差(または絶対値)を算出してブロック内での
積算値を計算すればよい。この結果を比較し、最小値と
なるブロックを求める。これにより、その位置の近傍に
最も相関のあるブロックがあると推定する。この説明で
は図3における(C)の代表点111の近傍に最も相関
のあるブロックがあるとする。
【0018】多段検索方式の第2ステップでは図3の
(D)に示されるように第1ステップで求めた代表点の
近傍(111)で、x方向、y方向ともに±2画素ずれ
た位置に9個の代表点(121〜129)を採り、第1
ステップと同様な計算を行い、2乗誤差が最小となる位
置の近傍に最も相関のあるブロックがあると推定する。
尚、中心位置125に対する計算は既に行われているた
め省略してもよい。例えばこの第2ステップでは代表点
121の近傍に最も相関のあるブロックがあるとする。
【0019】多段検索方式の第3ステップでは図3の
(E)に示すように、第2ステップで求めた代表点の近
傍(121)で、x方向、y方向ともに±1画素ずれた
位置に9個の代表点(番号は図示せず)を採り、第1ス
テップと同様な計算を行い、最も誤差の小さい位置を見
い出す。この3回の検索の動きを拡大して示すと、図3
(F)の様に各ステップ毎に検索範囲が次第に小さくな
り、最終的に最も相関のあるブロックを決定することが
できる。
【0020】次に、本発明に係る画像データの動き量検
出回路の一実施例を図1を用いて詳しく説明する。
【0021】動き量検出回路106は、一次記憶メモリ
104から画像データを受ける入力端子10、フレーム
メモリ105から画像データを受ける入力端子、そして
制御回路107へのデータ出力端子20を有し、近傍処
理回路11,12、減算回路15、2乗誤差計算回路1
6、積算回路17、最小値判定回路18、及び比較メモ
リ19を内蔵する。この動き量検出回路106において
近傍処理回路11,12を除く回路ブロックは前記図3
に基づいて説明した処理を行うものであり、この実施例
において近傍処理回路11,12が本発明の特徴的な部
分に対応される回路ブロックである。
【0022】先ず近傍処理回路11,12を説明する前
にその後段の回路ブロックについて説明する。前記近傍
処理回路11から出力されるデータA(i,j)(1≦
i,j≦4)が減算回路15に入力される。これに応じ
て、フレームメモリ13に記憶されている1フレーム前
の画像信号の中から必要な探索領域の画像信号BB
(m,n)(1≦m,n≦18)から選択された代表点
の周辺の4×4画素分のデータに対応して、近傍処理回
路12から出力されるデータB(i,j)(1≦i,j
≦4)が減算回路15に入力される。減算回路15は2
つの入力データの差を計算する。次に、2乗誤差計算回
路(または絶対値計算回路)16により2乗誤差もしく
は絶対値例えば両データの差分の2乗が計算される。こ
のデータは、積算回路17に与えられ、1ブロック分の
2乗誤差の和(積算値)が計算され、最小値判定回路1
8に入力される。多段検索方式の第1ステップでは、9
個のずれた位置のブロックに関して計算が行われる。ま
ず最初に例えば図3における(C)111のブロックの
計算を行い、その値とブロック番号を比較メモリ19に
記憶する。次に、図3における(C)の112のブロッ
クの計算を行い、この結果と先に比較メモリ19に記憶
されていたブロックの値を比較し、2乗誤差が小さい方
の値とブロックの番号を比較メモリ19に記憶する。こ
れを9回繰り返し、最終結果として得られたブロックの
付近に最も相関の高いブロックが存在すると判定する。
【0023】多段検索方式の第2,第3ステップでは比
較メモリ19に記憶されていたブロック番号を読み出
し、そのブロックの周辺の9つの代表点に関して上記と
同様の演算を行う。第3ステップの終了後に比較メモリ
19に記憶されたいるブロック番号を読み出し、この番
号から動き量を決定し、出力端子20に出力する。
【0024】入力端子10に入力された画像信号AX
(i,j)は近傍処理回路11に入力される。近傍処理
の1例としては単純な平均化処理や、重みを付けた平均
化処理などがある。即ち、画像信号AX(k,l)とし
て第1ステップでは4×4画素ではなくさらに広い領
域、例えば8×8画素をとり、近傍処理回路11では例
えば4×4画素の平均値を1画素(サンプル)として、
合計4×4サンプルのデータA(i,j)(1≦i,j
≦4)を作り、減算回路15に入力する。特にこのよう
にしてサンプリングデータを生成することは、着目ブロ
ックの周辺の画素情報がサンプルデータに含まれる平均
値に反映されることになり、これにより、相関の高いブ
ロックを一層高精度に求めることを可能にする。この処
理は見方を変えれば、8×8個の画素の情報が4×4の
サンプルデータに集約されていることを意味する。同様
に、フレームメモリ13に記憶されている1フレーム前
の画像信号BXの中から必要な探索領域の8×8画素の
画像信号BX(i,j)を読み出し、近傍処理回路12
に入力する。この回路も同様に合計4×4サンプルのデ
ータB(i,j)(1≦i,j≦4)を作り、減算回路
15に入力する。減算回路15では2つのサンプルデー
タの差を計算し、次に、2乗計算回路(または絶対値計
算回路)16により2乗誤差(または絶対値)を計算す
る。さらに、積算回路17の出力に関して最小値判定回
路18,比較メモリ19により9個のずれた位置のブロ
ックに関して最小値の計算を行う。これを第3ステップ
まで繰り返し、最終結果として得られたブロックが最も
相関の高いブロックであると判定する。なお、第2ステ
ップでは4×4画素の平均値ではなく、例えば2×2画
素の平均値をとって処理してもよい。また、第3ステッ
プでは平均値処理を行わず直接4×4画素単位の相関演
算を行ってもよい。
【0025】図2には前記近傍処理回路11の一実施例
が示される。近傍処理回路12も図2と同様の回路で構
成することができる。入力端子10に入力された画像信
号は第1の積算回路21と第2の積算回路22に入力さ
れる。これらの回路では指定されたデータ分だけ加算を
行い、その結果を切り換え回路23に出力する。例えば
積算回路21では4×4=16画素分のデータを加算し
た後、必要なスケーリング(1/16)を行って出力す
る。積算回路22では2×2=4画素分のデータを加算
した後、必要なスケーリング(1/4)を行って出力す
る。この2つの積算回路と元の信号を切り換え回路23
で選択する。例えば動き量検出の第1ステップでは積算
回路21の出力を選択し、第2ステップでは積算回路2
2の出力を、第3ステップでは元の信号を選択して減算
回路15に出力する。近傍処理回路12もフレームメモ
リ105の信号に対して同様の動作を行えばよい。
【0026】このような近傍処理を行うことにより、代
表点同士が大きく離れている場合でも相関演算を行う信
号としては周辺の情報を含んでいるため、従来の多段検
索方式で問題となっていた最初の段階での動き量の推定
を誤るという問題を解決することができる。また、画像
信号の信号対雑音比が悪い場合であっても、周辺の信号
との平均化をすることにより、雑音の影響を低減した状
態で動き量を検出することができる。例えば、平均化す
る画素の数をnとすると、相関のある信号はn倍となる
が雑音は√n倍となるため、SN比を√n倍だけ向上し
た形で最も相関のあるブロックを検出できる。例えば4
×4画素の平均化を行うと相関のない雑音に関してはS
N比を4倍(約12dB)向上することができる。この
ように、近傍演算を付加することで精度の良い動き量検
出を実現することができる。
【0027】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0028】例えば、上記実施例の説明では動き量検出
をブロックの大きさを4×4画素として説明したが、8
×8画素や、16×16画素としても同様の処理を実現
できる。
【0029】また、近傍処理回路における演算として4
×4画素の平均化の例を示したが、M×N画素でもよ
い。例えば、2×4,4×2,4×1画素等としてもよ
い。平均化の方法としては、単純な平均値だけでなく、
位置に応じて重み付けをして計算してもよい。
【0030】多段検索方式の各ステップにおいて演算処
理を切り換えることができる。例えば、第1ステップで
はM×N画素の平均、第2ステップではM’×N’画素
の平均、第3ステップでは1×1画素すなわち平均化を
行わないというように、探索ステップに応じて処理を切
り換えてもよい。この処理の切り換えは外部条件、例え
ば画像の信号対雑音比等で決定すればよい。これによ
り、データ量の多い画像信号を取り扱う動き量検出処理
を能率化することができ、全体としての演算処理時間の
短縮に寄与する。
【0031】近傍演算の対象は元のブロックサイズと同
一でもよい。この場合、平均化もそのブロック内で行え
ばよい。また、夫々のデータ領域のデータを間引くよう
にサンプリングして平均化するような処理を近傍処理と
して採用してもよい。
【0032】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるテレビ
信号の動き補償フレーム間予測符号化技術に適有した場
合を一般的に説明したが、本発明はテレビ電話システ
ム、ワークステーションやパーソナルコンピュータシス
テムなどにおける画像処理一般、さらにはテレビカメラ
の手ぶれ防止技術などに広く適用することができる。
【0033】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0034】すなわち、ブロック単位で画素を平均化し
た値を用いて画像データの動き量を検出することによ
り、その平均値もしくはその平均値の集合としてのサン
プルデータは着目領域の近傍の画素情報を内在してい
る。相関を判定すべき代表点もしくは着目領域が相互に
大きく離れている場合でも、相関演算を行うべきデータ
が周辺の画素情報を含んでいるため、多段検索方式にお
いて最初の段階での動き量の推定を確実に行うことがで
きるという効果がある。
【0035】更に、画像信号の信号対雑音比が悪い場合
であっても、相関判定もしくは動き検出に利用されるデ
ータは周辺の画素データと平均化されているから、雑音
の影響を低減した状態で動き量を検出することができ
る。例えば、平均化する画素の数をnとすると、相関の
ある信号はn倍となるが雑音は√n倍となるため、SN
比を√n倍だけ向上した形で最も相関のあるブロックを
検出できる。例えば4×4画素の平均化を行うと相関の
ない雑音に関してはSN比を4倍(約12dB)向上す
ることができる。
【0036】これらにより、精度の高い動き量検出を実
現することができる。
【0037】この方法を動き量検出回路に適用した場
合、平均化処理などを行う演算回路を減算回路などの前
段に配置すればよく、従来の回路に対してごくわずかの
回路を追加するだけで動き量の検出精度を簡単に向上さ
せることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る画像データの動き量検出回
路の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図2は動き量検出回路に含まれる近傍処理回路
の一実施例を示すブロック図である。
【図3】図3は画像データの動き量を計算するための基
準ブロック及び探索領域と共に多段検索方式の処理手順
を示す一例説明図である。
【図4】図4は図1の動き量検出回路を適用したテレビ
信号の動き補償フレーム間予測符号化装置の一実施例ブ
ロック図である。
【符号の説明】 10 入力端子 11 近傍処理回路 12 近傍処理回路 13 入力端子 15 減算回路 16 2乗誤差計算回路 17 積算回路 18 最小値判定回路 19 比較メモリ 20 出力端子 21,22 積算回路 105 フレームメモリ 106 動き量検出回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準データ領域の画素データと参照デー
    タ領域の画素データとの間の画像データの動き量を検出
    する方法において、夫々のデータ領域のデータを画素デ
    ータのブロック単位で平均化する演算を行い、演算を行
    った双方のデータに基づき、参照データ領域中で基準デ
    ータ領域の画素データと相関の高い位置を画像データの
    動き量として計算することを特徴とする画像データの動
    き量検出方法。
  2. 【請求項2】 前記平均化演算は、複数個の画素データ
    領域に対応するブロックを単位としてそれに含まれる全
    部又は部分的な画素データを平均化してその値を演算
    し、該演算処理を、近傍に位置する複数個のブロックに
    対して行い、各ブロックに対する平均化処理で求めた平
    均値の集合を複数画素のデータ領域に対応するサンプル
    データとするものであることを特徴とする請求項1記載
    の画像データの動き量検出方法。
  3. 【請求項3】 基準データ領域の画素データと参照デー
    タ領域の画素データとの間の画像データの動き量を検出
    する方法において、夫々のデータ領域のデータを間引い
    てサンプリングする演算を行い、演算を行った双方のデ
    ータに基づき、参照データ領域中で基準データ領域の画
    素データと相関の高い位置を画像データの動き量として
    計算することを特徴とする画像データの動き量検出方
    法。
  4. 【請求項4】 基準データ領域の画素データと参照デー
    タ領域の画素データとの間の画像データの動き量を検出
    する方法において、夫々のデータ領域内のデータを間引
    いてサンプリングする演算を行い、これによって得られ
    た夫々のデータに対して更に平均化処理を行い、平均化
    処理を行った双方のデータに基づき、参照データ領域中
    で基準データ領域の画素データと相関の高い位置を画像
    データの動き量として計算することを特徴とする画像デ
    ータの動き量検出方法。
  5. 【請求項5】 符号化すべき画像データと既に符号化さ
    れている画像データとを比較して動画像データを再構成
    するための画像データの動き量検出回路であって、請求
    項1乃至4の何れか1項記載の演算を行うための演算回
    路と、基準データ領域の画像データに対する演算結果と
    参照データ領域の画像データに対する演算結果との差分
    に基づいて画像データの動き量を検出する手段とを含ん
    で成るものであることを特徴とする動き量検出回路。
JP3282183A 1991-10-02 1991-10-02 画像データの動き量検出方法及び動き量検出回路 Withdrawn JPH0595544A (ja)

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JP3282183A JPH0595544A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 画像データの動き量検出方法及び動き量検出回路

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004280462A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Tokyo Institute Of Technology 画像変化抽出方法、およびその画像処理プログラム
US6912296B2 (en) 2000-07-28 2005-06-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Motion estimation method
JP2021012692A (ja) * 2019-07-04 2021-02-04 アークソフト コーポレイション リミテッドArcSoft Corporation Limited 物体識別方法、システム及び電子機器

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