JPH0595634U - 中空糸膜モジュ−ル - Google Patents
中空糸膜モジュ−ルInfo
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- JPH0595634U JPH0595634U JP4410492U JP4410492U JPH0595634U JP H0595634 U JPH0595634 U JP H0595634U JP 4410492 U JP4410492 U JP 4410492U JP 4410492 U JP4410492 U JP 4410492U JP H0595634 U JPH0595634 U JP H0595634U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 モジュールケースからポッティング剤が剥れ
た場合のシール漏れを防止し、しかもモジュールケース
の成形上の制約を最小限にした状態で耐圧性を高める。 【構成】 モジュールケース2とポッティング剤5との
接着面をシールするためのシール部材7を設けると共
に、一方、モジュールケース2の開口部には、ポッティ
ング剤5によって固められた中空糸膜3端末の封止固定
部6に係合してモジュールケース2からの脱落を防止す
る補強リング9を取付けてなることを特徴とする。ま
た、モジュールケース2には、モジュールケース2を貫
通してポッティング剤5まで達する深さの装着溝8が形
成され、一方、補強リング9には前記装着溝8を覆うよ
うな筒状のカバー部92を設け、このカバー部92によ
ってシール部材7を装着溝8内に圧着してなることを特
徴とする。
た場合のシール漏れを防止し、しかもモジュールケース
の成形上の制約を最小限にした状態で耐圧性を高める。 【構成】 モジュールケース2とポッティング剤5との
接着面をシールするためのシール部材7を設けると共
に、一方、モジュールケース2の開口部には、ポッティ
ング剤5によって固められた中空糸膜3端末の封止固定
部6に係合してモジュールケース2からの脱落を防止す
る補強リング9を取付けてなることを特徴とする。ま
た、モジュールケース2には、モジュールケース2を貫
通してポッティング剤5まで達する深さの装着溝8が形
成され、一方、補強リング9には前記装着溝8を覆うよ
うな筒状のカバー部92を設け、このカバー部92によ
ってシール部材7を装着溝8内に圧着してなることを特
徴とする。
Description
【0001】
本考案は、たとえば家庭用浄水器,医療用あるいは工業用の各種濾過装置等に 用いられる中空糸膜モジュールに関する。
【0002】
従来の中空糸膜モジュールとしては、例えば図3に示すようなものがある。す なわち、多数本の中空糸膜100を束ねてモジュールケース102内に挿入し、 充填接着剤としてのポッティング剤103を、各中空糸膜100と中空糸膜10 0との隙間,各中空糸膜100とモジュールケース102との隙間に充填して中 空糸膜100の端末部をモジュールケース102に封止固定したものである。
【0003】 そして、ポッティング剤103の封止部分のモジュールケース102形状を絞 ることで段部101を形成し、この段部101によって圧力を受け持ってポッテ ィング部の脱落を防止し、耐圧性を向上させる工夫がなされている。
【0004】
しかし、従来の中空糸膜モジュールでは、モジュールケース102内周に段部 101を形成するために、モジュールケース102の成形に関して制約が多くな る。たとえば、モジュールケースにこのような絞り段部を型成形する場合、この 絞り段部を型から抜くためには、ポッティング封止部分とは反対側のケース頭部 を閉塞したい場合、この閉塞部分をモジュールケ−ス102と一体で覆うことが 困難となる。そのため、生産工程において、中空糸膜を損傷させたり、異物の混 入等が発生するという不都合な点が多かった。
【0005】 また、耐圧性が高いとしても、なお圧力によって剥れるおそれはあり、過って 熱水あるいは温水を通水したような場合、ポッティング剤103とモジュールケ ース102との熱膨張率の差によって、モジュールケース102からポッティン グ剤103が剥れる場合もある。
【0006】 本考案は、上記した従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目 的とするところは、モジュールケースからポッティング剤が剥れた場合のシール 漏れを防止し得る中空糸膜モジュールを提供することにある。
【0007】
上記目的を達成するために、本考案にあっては、多数本の中空糸膜を束ねてモ ジュールケース内に挿入し、充填接着剤を、各中空糸膜と中空糸膜との隙間,各 中空糸膜とモジュールケースとの隙間に充填して中空糸膜の束をモジュールケー スに封止固定する中空糸膜モジュールにおいて、 前記モジュールケースとポッティング剤との接着面をシールするためのシール 部材を設けると共に、一方、モジュールケースの開口部に、ポッティング剤によ って固められた中空糸膜端末のポッティング部に係合し、ポッティング部がモジ ュールケース開口部から脱落するのを防止する補強部材を取付けてなることを特 徴とする。
【0008】 また、モジュールケースには、モジュールケースを越えてポッティング部まで 達する深さのシール部材が装着される装着溝が形成され、一方、補強部材には前 記装着溝を覆うような筒状のカバー部を設け、該カバー部によってシール部材を 押圧してなることを特徴とする。
【0009】
本考案にあっては、過大な圧力が作用したり、モジュールケースとポッティン グ剤間の熱膨張差等によって、ポッティング剤がモジュールケースから剥れたと しても、シール部材によってシール漏れが防止される。
【0010】 また、過大が圧力が作用しても、補強部材によってポッティング部の脱落が防 止される。
【0011】 本考案は、充填接着剤により中空糸膜を封止する際に、ポッティング剤が剥れ ることを前提としている。そして、シール性能はOリング等のシール部材によっ て負担させ、封止固定部の脱落は補強部材によって負担させることにより、従来 の中空糸膜モジュールと同等の性能をもたせることが可能なる。
【0012】 この構造を用いることにより、モジュールケース成形時の制約を最小限にした 状態で、圧力に対する封止固定部の剥れや、熱水あるいは温水等の通水による剥 れに対して対応することが可能となる。
【0013】
以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。本考案の一実施例にかかる 中空糸膜モジュールを示す図1において、1は中空糸膜モジュール全体を示して いる。
【0014】 この中空糸膜モジュール1は全量濾過型のもので、概略、モジュールケース2 と、このモジュールケース2内に充填される多数本の中空糸膜3と、各中空糸膜 3の端部をモジュールケース2に封止固定する充填接着剤としてのポッティング 剤5と、から構成されている。
【0015】 モジュールケース2は有底円筒形状で、各中空糸膜3はU字状に曲げられてそ の両端末部がモジュールケース2の開口端部に揃えて束ねられ、各中空糸膜3の 端末部がポッティング剤5によってモジュールケース2に固着されている。ポッ ティング剤5は各中空糸膜3同士の隙間,各中空糸膜3とモジュールケース2間 の隙間に気密状態で充填され、モジュールケース2の内部空間Aと外部空間Bと を隔てている。したがって、中空糸膜3は、内部空間Aに露出して濾過膜として 機能する濾過部4と、ポッティング剤5によって封止固定され濾過膜として機能 しない封止固定部6と、に分かれている。
【0016】 モジュールケース2には、図示しないが、濾過すべき原液の流入口が適宜箇所 に設けられ、原液はモジュールケース2の内部空間A内に流入し、図1(c) に示 すように、各中空糸膜3の多孔質の膜壁3aを通じて中空糸膜3の内部通路3b に流入する。この膜壁3aの微細孔を通過する際に原液が濾過され、濾過液が内 部通路3bを通って中空糸膜3の両端末の開口部から流出するようになっている 。
【0017】 上記したようにモジュールケース2とポッティング剤5は気密に接着されてい るが、熱膨張差等により剥れるおそれがあるために、接着面をシールするための シール部材7が設けられている。
【0018】 シール部材7は、モジュールケース2に形成された装着溝8に装着されている 。装着溝8はモジュールケース2の外周全周に亙って形成れるもので、モジュー ルケース2を貫通してポッティング剤5まで達する深さの断面コ字形状に成形さ れている。
【0019】 一方、モジュールケース2の開口部には、ポッティング剤5によって固められ た封止固定部6がモジュールケース2開口部から脱落するのを防止するための補 強部材としての補強リング9が取付られている。
【0020】 補強リング9は、モジュールケース2の開口端部に接着あるいは溶着されるワ ッシャ状のリング本体91と、このリング本体91の外周縁から軸方向に伸びて 装着溝8を覆うような筒状のカバー部92と、から構成されている。このリング 本体91の外縁部がモジュールケース2の開口端に固着されるもので、内周縁が ポッティング剤5によって固められた封止固定部6の端面に係合している。一方 、カバー部92は装着溝8内に装着されたOリング等のシール部材7を圧着して シールを確実に行うようになっている。
【0021】 図2はこのような中空糸膜モジュールの製造工程を示している。
【0022】 先ず、従来の一般的な中空糸膜モジュールを製造する(図2(a) 参照)。この 中空糸膜モジュールは、いわゆる全量濾過タイプで、有底筒状のモジュールケー ス2に中空糸膜3の束を挿入し、両端末部をポッティング剤5によって封止固定 したものである。
【0023】 次いで、この封止固定部6に、後から装着溝8を加工し(図2(b) 参照)、シ ール部材7を抱かせ、補強リング9を取り付ける(図2(c) 参照)。
【0024】 本考案にあっては、過大な圧力が作用したり、モジュールケース2とポッティ ング剤5間の熱膨張差等によって、ポッティング剤5がモジュールケース2から 剥れたとしても、シール部材7によってポッティング剤5とモジュールケース2 との接着面がシールされ原液の漏れが防止される。
【0025】 また、封止固定部6は補強リング9によって補強されているので、耐圧性の向 上を図ることができる。すなわち、封止固定部6に加わる原液圧力は、封止固定 部6のポッティング剤5とモジュールケース2との接着力に加えて、補強リング 9のリング本体91とモジュールケース2との固着力によって受け持たれること になり、その分耐圧性が高くなる。
【0026】 図示例では、補強リング9をモジュールケース2の端末に接着あるいは溶着し た例を示しているが、たとえば、カバー部92内周とモジュールケース2外周に 互いに螺合するねじ部を設けて締めつけ固定するようにしてもよく、その他種々 の固定方法を採用することができる。
【0027】
本考案は以上の構成および作用を有するもので、過大な圧力が作用したり、モ ジュールケースと充填接着剤間の熱膨張差等によって、充填接着剤がモジュール ケースから剥れたとしても、シール部材によってシール漏れを防止することがで きる。
【0028】 また、過大な圧力が作用しても、補強部材によって中空糸膜の封止固定部の脱 落を防止することができ、耐圧性を高めることができる。
【0029】 さらに、補強部材によって封止固定部の固着力を補強することにより、従来の ように、モジュールケースの封止固定部に脱落防止用の段部を設ける必要はなく なり、モジュールケース成形時の制約を最小限することができる。
【図1】図1は本考案の一実施例に係る中空糸膜モジュ
ールを示すもので、同図(a) は縦断面図、同図(b) は一
部破断概略斜視図、同図(c) は中空糸膜の一部破断部分
斜視図、同図(d) は概略分解斜視図である。
ールを示すもので、同図(a) は縦断面図、同図(b) は一
部破断概略斜視図、同図(c) は中空糸膜の一部破断部分
斜視図、同図(d) は概略分解斜視図である。
【図2】図2(a) 〜(c) は図1の中空糸膜モジュールの
製造工程を示す断面図である。
製造工程を示す断面図である。
【図3】図3は従来の中空糸膜モジュールの縦断面図で
ある。
ある。
1 中空糸膜モジュール 2 モジュールケース 3 中空糸膜 3a 膜壁 3b 内部通路 4 濾過部 5 ポッティング剤(充填接着剤) 6 封止固定部 7 シール部材 8 装着溝 9 補強リング(補強部材) 91 リング本体 92 カバー部 A 内部空間 B 外部空間
Claims (2)
- 【請求項1】 多数本の中空糸膜を束ねてモジュールケ
ース内に挿入し、充填接着剤を、各中空糸膜と中空糸膜
との隙間および各中空糸膜とモジュールケースとの隙間
に充填して中空糸膜の端末をモジュールケースに封止固
定する中空糸膜モジュールにおいて、 前記モジュールケースと充填接着剤との接着面をシール
するためのシール部材を設けると共に、 一方、モジュールケースの開口部には、充填接着剤によ
って固められた中空糸膜端末の封止固定部に係合してモ
ジュールケースからの脱落を防止する補強部材を取付け
てなることを特徴とする中空糸膜モジュール。 - 【請求項2】 モジュールケースには、モジュールケー
スを貫通して固化した充填接着剤部まで達する深さの装
着溝が形成され、 一方、補強部材には前記装着溝を覆うような筒状のカバ
ー部を設け、該カバー部によってシール部材を装着溝内
に圧着してなる請求項1に記載の中空糸膜モジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992044104U JP2579503Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 中空糸膜モジュ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992044104U JP2579503Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 中空糸膜モジュ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0595634U true JPH0595634U (ja) | 1993-12-27 |
| JP2579503Y2 JP2579503Y2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=12682312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992044104U Expired - Fee Related JP2579503Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 中空糸膜モジュ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2579503Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000167362A (ja) * | 1998-12-07 | 2000-06-20 | Toray Ind Inc | 中空糸膜モジュール |
| JP2003164735A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-10 | Nok Corp | 中空糸膜モジュール |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3043317U (ja) * | 1997-05-06 | 1997-11-18 | 立山アルミ外装株式会社 | 組立式屋根構造体 |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP1992044104U patent/JP2579503Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3043317U (ja) * | 1997-05-06 | 1997-11-18 | 立山アルミ外装株式会社 | 組立式屋根構造体 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000167362A (ja) * | 1998-12-07 | 2000-06-20 | Toray Ind Inc | 中空糸膜モジュール |
| JP2003164735A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-10 | Nok Corp | 中空糸膜モジュール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2579503Y2 (ja) | 1998-08-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980414 |
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