JPH0595946A - 超音波の音速測定法及び音速測定手段を備えた超音波診断装置 - Google Patents

超音波の音速測定法及び音速測定手段を備えた超音波診断装置

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JPH0595946A
JPH0595946A JP3261756A JP26175691A JPH0595946A JP H0595946 A JPH0595946 A JP H0595946A JP 3261756 A JP3261756 A JP 3261756A JP 26175691 A JP26175691 A JP 26175691A JP H0595946 A JPH0595946 A JP H0595946A
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memory
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wave
angle
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JP3261756A
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Taihou Ri
太宝 李
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GE Healthcare Japan Corp
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Yokogawa Medical Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組織の超音波伝播速度を外部から無侵襲に測
定する超音波診断装置を実現することである。 【構成】 送波振動子1は角度調節器13で出射角度θ
i を変えられながら超音波を送波し、受波振動子2は角
度調節器14で角度θj を変えられながら超音波を受波
する。この間の経過時間tijは時間計測回路17で計測
されてtijメモリ18に格納される。音速メモリ19に
は仮想音速分布図が格納されており、この音速分布図に
基づいて音線追跡演算回路20は音速メモリ19上で送
受波振動子の送受波角度を変化させて音線経路を設定し
て、その所要時間tij′をtij′メモリ21に格納す
る。比較器22はtijとtij′の比較による誤差データ
をコントローラ23に入力し、コントローラ23は入力
された誤差データを最小にするように音速メモリ19に
格納されている仮想音速分布を修正し、最終的に得られ
た音速分布により音速を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波診断装置に関し、
特に超音波の生体内を伝播する音速を無侵襲に測定し、
音速分布の不均一に基づく誤差の少ない画像を得る音速
測定法及び音速測定手段を備えた超音波診断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置は超音波探触子から超音
波信号を被検体内に照射して、被検体内の組織や病変部
から反射されてくる信号を超音波探触子で受波し、その
反射信号により形成される断層像をCRTに表示して診
断の用に供する装置である。
【0003】この超音波診断装置において得られる情報
は一般に反射波の強さの情報であって、音響インピーダ
ンスの不連続性及び構造上の不連続性を反映している。
近時、上記のようなBモード像を表示する超音波診断装
置では、分解能の向上が図られ、表示された画像に基づ
く診断がほぼ定着しているが、異なる情報を診断情報に
加えたいという要求が高まり、音速等の相違による特性
抽出を臨床的に行おうとする試みがなされている。
【0004】このように生体内を伝播する超音波の速
度、特に生体組織の局部音速値を臨床的に測定すること
は、超音波診断装置による診断に極めて有用と考えられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、生体内にお
ける音速は決して一様ではなく、異なる媒質を通過する
毎に音速は変化し、送波から受波に至る間の行程におい
て多くの媒質を経由するために、超音波探触子の送波部
の送波用振動子から反射体を経て受波部の受波用振動子
に至る距離とパルス間隔から得られる時間差によって各
媒質における音速を求めることはできない。
【0006】従来、生体組織の音速測定法としては次の
ような方法がある。 (イ)送受2個の振動子を向い合わせて配置し、その間
に乳房などを挾んで振動子間の距離と超音波の伝播時間
から音速を求める方法。
【0007】(ロ)断層像を合成する場合に設定した音
速設定値を音速とする方法。 (ハ)所定距離離れた2組の振動子をそれぞれ送信用と
受信用に用い、その間の超音波の伝播時間と、超音波の
受波角度と、2振動子間の距離とから被測定点に至る超
音波の伝播速度を求めることにより音速を知る方法。
【0008】併しながら、上記の方法には次のような問
題点がある。以下に示す各項目は上記の各項目に対応し
て記述してある。 (イ)乳房のような体表面に突出している組織の測定に
限られ、例えば、肝臓などの臓器の音速は測定できな
い。
【0009】(ロ)音速設定により画像のピント合わせ
を行うことは、操作者のパタン認識を必要とするため時
間がかかり、操作者が疲労するなど実用的ではない。 (ハ)超音波の送信経路と受信経路が直線であると仮定
しており、生体内部特に皮膚下部の筋肉や脂肪層などの
異なる音速をもつ組織の境界に生ずる屈折の影響による
誤差が大きいため、臨床装置として使用できない。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、組織の超音波伝播速度を外部から無侵
襲に測定する音速測定法を実現し、音速測定手段を備え
た超音波診断装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】被測定部を任意の領域に
分割してそれぞれの領域に仮想の音速値を定めた仮想音
速分布を作って格納する段階と、少なくとも2個の異な
る位置に配置した送信手段と受信手段との間でそれぞれ
送受信角度を変えながら超音波の送受を行い、それぞれ
の角度における時間を測定する段階と、前記仮想音速分
布に基づき、音線近似手法を用いて送信から受信に至る
超音波の経路とその所要伝播時間を超音波入射角度と受
波角度を変えながら演算する段階と、前記実測伝播時間
と前記仮想音速分布に基づく仮想伝播時間とを同一送信
角度同一受信角度の場合について比較し、その差の累積
値である誤差関数を求める段階と、仮想音速分布を繰り
返し変更して前記誤差関数の値を最小にする収束演算を
行うことを特徴とするものである。又、第2の発明は、
照射角度θi を変えながら測定対象に超音波を送波する
送波振動子と、反射された超音波を入射角度θj を変え
ながら受波する受波振動子と、音線を形成し、前記送波
振動子の送波指向性を制御する第1の角度調節器と、前
記受波振動子の指向性を制御すると共に、受波信号を整
相加算する第2の角度調節器と、超音波送波から反射波
受波までの時間を各指向方向θi ,θj について計測す
る時間計測回路と、該時間計測回路で得た時間データt
ijを格納するt ijメモリと、任意に与えられた仮想音速
の分布を格納する音速メモリと、該音速メモリに格納さ
れている仮想音速分布に基づき音線近似手法を用いて送
信波束及び受信波束の伝播経路を追跡しながら伝播時間
ij′を計算する音線追跡演算回路と、該音線追跡演算
回路の出力の仮想音線による伝播時間tij′を格納する
ij′メモリと、前記tijメモリと前記tij′メモリと
に格納されているデータを比較して誤差を求める比較器
と、該比較器の出力の誤差データが入力され、該誤差デ
ータの変化に基づいて前記音速メモリに格納されている
音速分布を繰り返し変更して、前記比較器の出力の誤差
データの値を最小にするための制御を行うコントローラ
と、前記音速メモリに格納されている音速値及び音速分
布を表示する表示器とを具備することを特徴とするもの
である。
【0012】
【作用】送波振動子は第1の角度調節器により照射角度
θi を変化させながら照射し、受波振動子は第2の角度
調節器により入射角度θj を変化させながら受波する。
この間の経過時間を時間計測回路は測定してtijメモリ
に格納する。音速メモリには仮想音速分布が格納されて
おり、この音速分布図に基づいて音線追跡演算回路は音
線メモリ上で送受波振動子の送受波角度を変化させて、
それぞれに対応する音線経路を設定し、その所要時間t
ij′を、tij′メモリに格納する。
【0013】比較器はtijメモリとtij′メモリの対応
する各データを比較して誤差データを求め、コントロー
ラは入力される誤差データを最小にするように音線メモ
リに格納されている音線分布を修正し、修正された音線
分布により音速を求める。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。ここで、本発明が実施しようとする方法の
説明をする。図2は生体内の超音波の伝播を平面的に示
した図である。図において、1は超音波を送波する送波
振動子、2は生体内から反射してきた超音波を受波する
受波振動子である。送波振動子1は体表3の垂線に対し
て角度θi で超音波を出射する。この超音波は体表組織
4と体内組織5との境界面で屈折し、次に体内組織5と
肝臓6との境界面で屈折して肝臓6に入射される。反射
点Qで反射された超音波は同様に各境界面で屈折しなが
ら受波振動子2に角度θj で入射する。
【0015】送波振動子1で送波された超音波が受波振
動子2に到達する間の伝播時間を測定して得た時間をt
ijとする。送波出射角度θi と受波入射角度θj を変え
ながら測定した伝播時間の実測値を次のように記録す
る。
【0016】 tij(θi ,θj ) i=1,2,…,n、j=1,2,…,m (本明細書を通じてi,jは上記の範囲の数とする。) 次に、仮想音速分布図を作ってその音速に基づき超音波
伝播経路を想定して、それぞれの音速を求める方法の説
明図を図3に示す。図に示すように送波振動子1と受波
振動子2を含む平面を格子状に分割し、各格子点の音速
を平均値を1540m/sとして適宜想定して設定す
る。
【0017】送波振動子1から角度θi で出射された超
音波の波束のこの平面における伝播経路及び伝播時間t
i ′を求め、同時に受波振動子2から角度θj で出射さ
れた超音波の波束のこの平面における伝播経路及び伝播
時間tj ′を求める。この計算を両波束が交差するまで
続ける。θi 及びθj を変えて得た伝播時間の計算値を
次のように記録する。
【0018】tij′(θi ,θj )=ti′+tj ′ 伝播経路及び伝播時間の計算を音線追跡法を用いて行
う。格子内の経路は次のように規定して描く。即ち、一
般に、空間的に速度が線形に変化する場では音線は円弧
を画く。この方法としては、音線の伝播方向に三角形を
展開し、三角形内の音速分布を線形音速場に近似して求
める。図4に線形音速場に近似した三角形を示す。頂点
Pの座標をx1 ,y1 、音速をc1 とし、同様にQ点,
R点のそれをそれぞれx2 ,y2 ,c2 及びx3
3 ,c3 とする。三角形内の任意の点x,yにおける
音速c(x,y)は次式で求められる。
【0019】 c(x,y)= cx ・x + cy ・y + co ………(1) (1)式の定数cx ,cy ,co は頂点P,Q,Rにお
ける音速値c1 ,c2 ,c3 で決めることができる。
【0020】 x1 ・ cx + y1 ・ cy +co = c1 x2 ・ cx + y2 ・ cy +co = c2 x3 ・ cx + y3 ・ cy +co = c3 図4においてP点を通過する音線の方向ベクトルを
x ,Ay とすれば、超音波の軌跡は次の方程式で表さ
れる円となる。
【0021】 (x-xo ) 2 + (y-yo ) 2 ={ c1 /( cx Ay -cy Ax )}2 ………(2) ここで、xo ,yo は次の方程式を満たす直線上の点で
ある。 cx xo + cy yo + co = 0 このようにして、三角形を展開して、三角形の各頂点で
の音速値を各格子点の音速値の補間値として求める。三
角形内を(1)式で示す線形音速場で近似し、三角形内
での音線経路を(2)式で示す円の円弧の一部で表現
し、この円弧を接続して音線を形成する。このようにし
て得た音線経路の始点と終点との間の伝播時間を各三角
形中の伝播時間を累積計算することにより求める。
【0022】図2で求めた伝播時間の実測値tijと、伝
播時間の計算値tij′との差をeとし、次式により演算
する。
【0023】
【数1】
【0024】この差eは仮想音測分布が体内の音速分布
を的確に反映していないことから生じたものと考える。
このため、図3の仮想音速分布を変えて超音波の経路を
計算し直して求め、tij′を再度求める。この過程を
(3)式のeが最小になるまで繰り返し、最小になった
場合の経路を体内の音速分布による経路として、その時
の各格子点の音速が体内の音速分布に等しいものとす
る。
【0025】(3)式の計算はニュートン法などの収束
計算手法を用いて行う。以下にニュートン法について説
明する。 測定値をx1 ,x2 ,…,xp ,…,xN 推定値をy1 ,y2 ,…,yp ,…,yN とする。xp は(3)式のtij,yp はtij′に相当す
る。推定値のコントロールパラメータはc1 ,c2
…,cq ,…,cM である。上記において、p=1,
2,…,N、q=1,2,…,Mである。誤差関数er
は次式で求められる。
【0026】
【数2】
【0027】(4)式はcq の関数である。er の最小
値はer をcq で微分することにより求めればよいが実
際にはer とcq との関係の式が未知なために演算はで
きない。そのため、cq を次々と用いて試行錯誤の結果
によりer の最小値を求める以外にはない。これを努め
て速く求める手法の一つがニュートン法である。
【0028】図5はニュートン法の説明のための図であ
る。図において8は(4)式に示す誤差曲線である。
【0029】
【数3】
【0030】その過程を繰り返して行くと最小誤差min
(er )に達すると考えられる。1からMまでのM個の
qに対して(cq o が同一過程で試行される。これをベ
クトルで書けば(5)式のようになる。
【0031】
【数4】
【0032】この(5)式がニュートン法の一般式であ
る。(5)式においてk,k+1は回数を示す数字であ
る。この式の意味はk=0においてc1 以外は一定とし
てc 1 のみを変化させる。この時の変化のステップはΔ
cである。c1 が終ればc2 のみを変化させ、cM まで
を行った後、k=1として同様な演算を行う。kは予め
決めておいた値まで実施するものである。
【0033】次に上記のような原理に基づく音速測定法
を実施する装置の実施例について説明する。図1は本発
明の一実施例の装置のブロック図である。図において、
図2と同等の部分には同一の符号を付してある。図中、
11は送信するためのパルスを作り、又、装置の動作の
タイミングを定めるクロックを発生するクロック発振
器、12は送波するための高周波信号を発生し、この高
周波信号をクロックパルスで変調し、必要な電力レベル
に増幅する等の処理を行う送信回路である。
【0034】13は送波される超音波を目標に焦点を結
ばせるために音線を形成し、音線の指向方向を変化させ
る角度調節器で、音線の角度の調節は電気的に行うもの
に限らず、機械的に送波振動子1を動かして角度を調節
するものであっても良い。この角度調節器13によって
決められる送波振動子1の超音波入射角度を体表3の垂
線に対してθi とする。
【0035】14は受波振動子2の受信信号のビームフ
ォーミングを行うと共に、受波信号の到来方向への受波
振動子2の受信指向性を制御する角度調節器で、受波振
動子2への超音波入射角度をθj に設定する。15は受
信信号を増幅,検波などの処理をする受信回路である。
【0036】16は受信回路15の出力のアナログ信号
をディジタル信号に変換するAD変換器、17はAD変
換器16の出力が入力されて、別に入力されているクロ
ック発振器11からのクロックと比較して、送信から受
信までに要した時間tijを計測する時間計測回路であ
る。計測された時間データはtijメモリ18に格納され
る。時間tijというのは角度θi で入射された超音波を
θj の角度の受波振動子2で受けた場合に要する時間
で、すべてのi,jについて行った時間の集合である。
【0037】19は、既述のように図3に示す格子を生
体内に仮想し、各格子点に仮想音速を設定して格納する
音速メモリである。20は音速メモリ19に格納されて
いる各格子点における仮想音速を用いて、その場内に三
角形を展開して音線の経路を算出し、送波振動子1側と
受波振動子2側からの音線が交差した場合の経路を通過
するに要する時間tij′を送波振動子1と受波振動子2
の角度θi とθj を変化させてすべてのiとjについて
計算する音線追跡演算回路である。
【0038】21は音線追跡演算回路20で算出された
各角度における所要時間tij′を格納するtij′メモリ
である。22はtijメモリ18とtij′メモリ21とに
格納されているデータを読み出して比較し、(3)式の
演算を行う比較器である。比較器22で演算された誤差
データeはコントローラ23に入力される。コントロー
ラ23は音速メモリ19の各格子点のアドレスとデータ
とを認識しており、図3に示す速度分布における時間を
実測時間と比較して得た誤差データeと、例えば座標
(a1 ,b1 )のデータをΔc変化させた時の誤差デー
タeとを比較して、誤差が大きくなっていれば同一座標
の格子点の音速をΔc変化させ、小さくなっていれば他
の格子点の音速を変化させて同様の演算を行わせるため
の音速変更の制御を音速メモリ19に行う。Δcは予め
定めた各格子点の音速を変化させる音速のステップであ
る。
【0039】24は音速メモリ19に格納されている各
格子点の音速値を表示する表示器で、操作者は音速と音
速分布とを知ることができる。次に上記のように構成さ
れた実施例の動作を説明する。クロック発振器11はク
ロックを発生して送信回路12に送る。送信回路12で
発生した高周波信号はトリガで変調され、変調された高
周波信号は電力増幅されて角度調節器13に入力され
る。角度調節器13は入力された信号でビームを形成さ
せ、送波探触子1から出射される超音波の音線の出射角
度をθi とする。
【0040】受波振動子2が受波する音線は、角度調節
器14でθj 方向からの音線のみとなっている。この信
号は角度調節器14で整相加算されて受信回路15で増
幅,検波等の処理を受け、AD変換器16でディジタル
信号に変換されて時間計測回路17に入力される。
【0041】時間計測回路17にはクロック信号が入力
されていて、このクロック信号(送波時間と同じ)と受
波信号とから伝播時間tijを計測し、tijメモリ18に
格納する。
【0042】一方、音速メモリ17には図3に示す格子
を仮想し、各格子点に任意に想定された速度が格納され
ている。音速追跡演算回路20は各格子点の仮想速度を
読み出し、(1)式と(2)式の演算を行って音線の軌
跡を算出し、この経路の所要伝播時間tij′を求めてt
ij′メモリ21に格納する。
【0043】比較器22はtijメモリ18とtij′メモ
リ21とに格納されているデータを読み出して(3)式
の演算を行って誤差データeを算出する。この誤差デー
タeはコントローラ23に入力される。
【0044】コントローラ23は誤差データeの変化に
応じて音速メモリ19に格納されているデータにデータ
変化のステップΔcずつ変化させて誤差データeが小さ
くなるように音速を選択する。音速メモリ19に格納さ
れている音速データが誤差データeを最小にするように
全格子点について設定されれば、測定を終了する。音速
メモリ19のデータは表示器24に逐次表示され、操作
者は音速と音速分布を知ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、組織を伝播する超音波の速度を外部から無侵襲に測
定できるようになり、実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置のブロック図である。
【図2】生体内の超音波の伝播を平面的に示した図であ
る。
【図3】超音波伝播経路を求めるための仮想音速分布を
示す図である。
【図4】音線経路を求めるために線形音速場に近似して
設けた三角形の図である。
【図5】ニュートン法の説明図である。
【符号の説明】
1 送波振動子 2 受波振動子 13,14 角度調節器 17 時間計測回路 18 tijメモリ 19 音速メモリ 20 音線追跡演算回路 21 tij′メモリ 22 比較器 23 コントローラ 24 表示器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定部を任意の領域に分割してそれぞ
    れの領域に仮想の音速値を定めた仮想音速分布を作って
    格納する段階と、 少なくとも2個の異なる位置に配置した送信手段と受信
    手段との間でそれぞれ送受信角度を変えながら超音波の
    送受を行い、それぞれの角度における時間を測定する段
    階と、 前記仮想音速分布に基づき、音線近似手法を用いて送信
    から受信に至る超音波の経路とその所要伝播時間を超音
    波入射角度と受波角度を変えながら演算する段階と、 前記実測伝播時間と前記仮想音速分布に基づく仮想伝播
    時間とを同一送信角度同一受信角度の場合について比較
    し、その差の累積値である誤差関数を求める段階と、 仮想音速分布を繰り返し変更して前記誤差関数の値を最
    小にする収束演算を行うことを特徴とする超音波の音速
    測定法。
  2. 【請求項2】 照射角度θi を変えながら測定対象に超
    音波を送波する送波振動子(1)と、 反射された超音波を入射角度θj を変えながら受波する
    受波振動子(2)と、 音線を形成し、前記送波振動子(1)の送波指向性を制
    御する第1の角度調節器(13)と、 前記受波振動子(2)の指向性を制御すると共に、受波
    信号を整相加算する第2の角度調節器(14)と、 超音波送波から反射波受波までの時間を各指向方向
    θi ,θj について計測する時間計測回路(17)と、 該時間計測回路(17)で得た時間データtijを格納す
    るtijメモリ(18)と、 任意に与えられた仮想音速の分布を格納する音速メモリ
    (19)と、 該音速メモリ(19)に格納されている仮想音速分布に
    基づき音線近似手法を用いて送信波束及び受信波束の伝
    播経路を追跡しながら伝播時間tij′を計算する音線追
    跡演算回路(20)と、 該音線追跡演算回路(20)の出力の仮想音線による伝
    播時間tij′を格納するtij′メモリ(21)と、 前記tijメモリ(18)と前記tij′メモリ(21)と
    に格納されているデータを比較して誤差を求める比較器
    (22)と、 該比較器(22)の出力の誤差データが入力され、該誤
    差データの変化に基づいて前記音速メモリ(19)に格
    納されている音速分布を繰り返し変更して、前記比較器
    (22)の出力の誤差データの値を最小にするための制
    御を行うコントローラ(23)と、 前記音速メモリ(19)に格納されている音速値及び音
    速分布を表示する表示器(24)とを具備することを特
    徴とする音速測定手段を備えた超音波診断装置。
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