JPH0595990U - パンタグラフ装置 - Google Patents

パンタグラフ装置

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JPH0595990U
JPH0595990U JP4186192U JP4186192U JPH0595990U JP H0595990 U JPH0595990 U JP H0595990U JP 4186192 U JP4186192 U JP 4186192U JP 4186192 U JP4186192 U JP 4186192U JP H0595990 U JPH0595990 U JP H0595990U
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JP
Japan
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screw
pantograph
screw member
link
nut
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Application number
JP4186192U
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English (en)
Inventor
喜明 池田
Original Assignee
エルイ−エル株式会社
アイケー総業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】モータを駆動させなくとも手動でパンタグラフ
部の伸縮量を迅速に調整することができ、作業性を良好
としたパンタグラフ装置を提供することにある。 【構成】第1リンク部材2,2、第2リンク部材3,3
等の複数のリンク部材を回動自在に連結してなるパンタ
グラフ部1と、少なくとも一のリンク部材である第1リ
ンク部材2,2に回転自在に配設される捩子部材4と、
他の少なくとも一のリンク部材である第2リンク部材
3,3に配設されると共に捩子部材4と螺合するナット
部材5と、捩子部材4を回転させるモータ6とからな
り、ナット部材5には、捩子部材4の出入り方向で、し
かも一方方向である図中上方向への入力により、捩子部
材4との螺合状態を解除する解除手段が設けられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、照明装置等を吊り下げて上下方向に移動させる際に用いて好適なパ ンタグラフ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパンタグラフ装置としては、パンタグラフ部を構成する複数のリンク部 材のうち、隣り合うリンク部材間の距離を調整することにより、パンタグラフ部 全体の伸縮量を調整し、吊り下げた物体の上下方向の位置を移動するタイプのも のが知られている。
【0003】 すなわち、このようなパンタグラフ装置では、パンタグラフ部の上端を天井等 に連結すると共に、下端に照明具等を吊り下げるようにしている。このパンタグ ラフ部の一のリンク部材には、捩子部材が回動自在に配設されると共に、隣り合 う他のリンク部材にはこの捩子部材と螺合する雌捩子を形成したナット部材が配 設されている。
【0004】 そして、モ−タの駆動によりギヤ等を介して捩子部材が回転し、ナット部材の 位置を捩子部材に沿って上下方向に移動させる。このナット部材の移動により、 隣り合うリンク部材間の距離が接近、離反して、パンタグラフ部を伸縮し、照明 具等の上下方向の移動を行うようにしている。
【0005】 尚、上記のパンタグラフ装置に限らず、パンタグラフ部の上端を天井に固定し た部分に捩子部材、又は、ナット部材のいずれか一方を配設したものも同様であ る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこの様な従来のパンタグラフ装置では、ナット部材を捩子部材の回転に より上下方向に移動させてパンタグラフ部の伸縮量の調整を行うようにしている ので、モータを回転させなければ、パンタグラフ部を伸縮させることができない 。特に吊り下げられた照明器具等を迅速に上方に移動させたい場合などには適当 でない。
【0007】 本考案は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、 モータを回転させなくとも手動でパンタグラフ部の伸縮量を迅速に調整すること ができ、作業性を良好としたパンタグラフ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば前記目的は、複数のリンク部材を回動自在に連結してなるパン タグラフ部と、少なくとも一のリンク部材に回転自在に配設される捩子部材と、 他の少なくとも一のリンク部材に配設されると共に捩子部材と螺合するナット部 材と、捩子部材を回転させるモータとからなり、ナット部材には、捩子部材の出 入り方向で、しかも一方方向の入力により、捩子部材との螺合状態を解除する解 除手段が設けられているパンタグラフ装置によって達成される。
【0009】
【作用】
本考案によるパンタグラフ装置によれば、任意の入力があると、解除手段によ ってナット部材と捩子部材との螺合状態を解除することができるようになってい るため、解除状態でナット部材を捩子部材上の任意の位置に手動で移動させるこ とができる。 このため、モータを回転させなくともパンタグラフ部の伸縮量を迅速に調整す ることができる。 しかも、捩子部材の出入り方向で、しかも一方方向に入力があった場合のみ、 螺合状態が解除されるので、誤動作の恐れがない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す具体例に基いて更に詳細に説明する。これにより前 記考案、更に他の考案が明瞭となるであろう。 本具体例のパンタグラフ装置は、図1ないし図5に示すように第1リンク部材 2,2、第2リンク部材3,3等の複数のリンク部材を回動自在に連結してなる パンタグラフ部1と、少なくとも一のリンク部材である第1リンク部材2,2に 回転自在に配設される捩子部材4と、他の少なくとも一のリンク部材である第2 リンク部材3,3に配設されると共に捩子部材4と螺合するナット部材5と、捩 子部材4を回転させるモータ6とからなり、ナット部材5には、捩子部材4の出 入り方向で、しかも一方方向である図1中上方向への入力により、捩子部材4と の螺合状態を解除する解除手段7が設けられている。
【0011】 解除手段7は、テーパー状に形成されたナット部材5の内側に捩子部材4の出 入り方向である図3中上下方向に沿ってスライド自在に配設される楔状の捩子コ マ8と、この捩子コマ8のスライド方向に捩子コマ8を付勢し、捩子部材4と捩 子コマ8とを螺合させる付勢部材としてのコイルスプリング9とから主に構成さ れている。
【0012】 第1リンク部材2の一端には、この第1リンク部材2と回動自在にベース部材 10が配設されている。このベース部材10上には、支持枠11が設けられてい る。そしてこの支持枠11を介して図示しない天井等にパンタグラフ部1の上端 側を連結する。さらにこのパンタグラフ部1の下端側には、照明具13等を吊り 下げる下端枠12が設けられている。
【0013】 ベース部材10は平板状を呈するとともに、このベース部材10上にはモータ 6のモータ軸14が貫通するモータ孔15、モータ取付穴及び捩子部材4,4の 一端を支持する支持孔16,16が設けられている。モータ6は、このベース部 材11の下面側にビス等によって固定されると共に、このモータ軸14の先端に はモータギヤ17が固着されている。支持孔16,16にはベアリング18,1 8が嵌合され、このベアリング18,18には、モータギヤ17と噛み合う昇降 ギヤ19,19が回動自在に挿入されている。この昇降ギヤ19,19のベース 部材10下面側に突出した先端には捩子部材4,4が固着されている。そして、 モータ軸14の回転により、捩子部材4,4が適度に減速されて回転するように 設定されている。捩子部材4,4の側面には螺旋状の捩子山23,23が夫々形 成されている。
【0014】 第2リンク部材3の略中央には、ナット受け部材20が回動自在に配設されて いる。ナット受け部材20は主に本体ケース21とカバー部材22とから主に構 成されている。この本体ケース21の内部には、回転不能にナット5,5が配設 されている。そして、この本体ケース21の下面側開口は、カバー部材22によ り、カシメ止めされてナット5,5を本体ケース21内に固定している。
【0015】 このナット受け部材20は、略直方体形状を呈し、第2リンク部材3,3同士 の交差位置である略中央部に対して、両端を回動自在に配設している。
【0016】 そして、モ−タ6のモータ軸14の回転力が、昇降ギヤ19,19、捩子部材 16,16等を介してナット部材5に伝えられ、ナット受け部材20を図1中上 下方向に移動させ、第1、第2リンク部材2、3間を開閉する。この開閉により 、パンタグラフ部1は伸縮し、照明具13等の上下方向の移動を行うようにして いる。
【0017】 次にナット部材5の解除手段の構造について図3ないし図5を用いて説明する 。 ナット部材5は、主にテーパー状の内側内周面28を有するナット本体24、 捩子山25を有する捩子コマ8、ワッシャ26、コイルスプリング9、キャップ 27によって構成されている。
【0018】 このナット本体24の内側内周面28はナット本体24の下面側を広口開口と するテーパー状に形成されている。そしてこの内側内周面28には、楔状の捩子 コマ8が、3個放射状に隣接すると共に、捩子部材4の出入り方向に沿って夫々 スライド自在に配設されている。 この捩子コマ8のスライド方向であって、捩子コマ8及び捩子部材4の捩子山 23,25同士を係合させる方向に、この捩子コマ8の図3中下方側から付勢力 を与えるコイルスプリング9がワッシャ26を介して当接している。そして、こ のコイルスプリング9の他端を支持するキャップ27がナット本体24の下側開 口面にカシメられて固定されている。
【0019】 このため、捩子山25に図3中下方向への押圧力が作用すると、コイルスプリ ング9の付勢力に抗して、捩子コマ8は、夫々内側内周面28に沿って図4に示 すようにスライドし、捩子山23、25同士の係合を解除するように設定されて いる。
【0020】 このように構成された本考案のパンタグラフ装置の作用について説明する。 まず、図3に示すように捩子山25の下側から捩子山23が当接している状態 、すなわち、下端枠12に照明具13等が吊り下げられている状態では、捩子コ マ8はコイルスプリング9の付勢力により図中上方へ押し上げられている。この ため、捩子部材4の捩子山23がナット部材5の捩子山25に螺合している状態 となる。そして、モータ19の駆動により、モータ軸14は回転し、モータギヤ 17、昇降ギヤ19,19、を介して捩子部材4,4を回転させる。この捩子部 材4,4の回転により、ナット受け部材21は捩子部材4,4上を上下方向に移 動して、第1、第2リンク部材2、3間を開閉する。この開閉により、パンタグ ラフ部1は伸縮し、照明具13等を上下方向に移動することができる。
【0021】 次に、この照明具13等を持って上方に押し上げると、図4に示すように、捩 子山25の上側から捩子山23が当接して、コイルスプリング9の付勢力に抗し て図中下方に捩子コマ8がスライドする。このとき、捩子コマ8は、テーパーを 形成した内側内側面28に沿ってスライドして個々に開くので、捩子山25の上 側に捩子山23の下側が当接しながら滑り、捩子部材4とこの捩子コマ8との螺 合状態が解除される。このため、ナット部材5は捩子部材4上の任意の位置まで 移動させることができる。したがって、パンタグラフ部1を収縮して、照明具1 3等を迅速に手動で移動させることができる。
【0022】 移動後、照明具13等から手を放すと、コイルスプリング9の付勢力によって 、捩子コマ8は、図3に示される元の位置に復帰し、捩子部材4の捩子山23が ナット5の捩子山25に螺合する。このため、任意の位置でそのまま停止させる ことができる。しかも、再び、モータ6を駆動して、捩子部材4,4を回転させ 、パンタグラフ部1の伸縮を行うこともできる。
【0023】 このため、モータ6を駆動させなくともパンタグラフ部1の伸縮量を迅速に調 整することができる。従って迅速な作業を要求される照明具13等のパンタグラ フに用いるのに好適である。
【0024】 しかも、捩子部材4,4の出入り方向で、しかも一方方向に入力があった場合 のみ、螺合状態が解除されるので、誤動作の恐れがない。このため、照明具13 等、比較的重量を有するものを吊り下げても好適である。
【0025】 尚、この実施例の捩子コマ8は、3個の捩子コマ8を放射状に配設して用いて いるが、特にこれに限らず、捩子部材4との螺合状態を解除できるものであれば 、3個以外、単数又は複数個用いても良い。
【0026】 加えて、本考案では、付勢部材としてコイルスプリング9を用いているが特に これに限らず、捩子コマ8のスライド方向であって、捩子部材4及び捩子コマ8 の捩子山23,25同士を係合させる方向に捩子コマ8を付勢するものであるな らば、ゴム、スポンジ等いかなる材質の部材によって、いかなる形状に形成され ていてもよい。
【0027】 更に、この考案の実施例では、一対の捩子部材4,4及びナット部材5,5を 用いているが、特にこれに限らず、一本、または複数本の捩子部材4、ナット部 材5を用いても良い。
【0028】 更に、この実施例では、モータ6を用いているが、捩子部材4,4を回転させ るものならば、電動モータ、油圧モータ等、いかなるモータを用いても良い。
【0029】 また、この考案の実施例では、照明等を吊り下げるパンタグラフ装置に適用し て好適であるが、搬送装置等、必ずしもそれに限定されないのはもちろんである 。
【0030】 そして、この考案の実施例では、捩子部材4を第1リンク部材2,2に、ナッ ト部材5を第2リンク部材3,3に夫々配設しているが、捩子部材4を第2リン ク部材3,3に、ナット部材5を第1リンク部材2,2に夫々配設してもよい。
【0031】 更に、この考案の実施例では、隣り合う第1リンク部材2と第2リンク部材3 間に捩子部材4及びナット部材5を配設しているが、異なるリンク部材であれば 複数個のリンク部材に跨がって捩子部材4及びナット部材5を配設しても良い。
【0032】 尚、上記のパンタグラフ装置に限らず、パンタグラフ部1の上端を天井に固定 した部分に直接、捩子部材4、又は、ナット部材5のいずれか一方を配設したも のも同様である。
【0033】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、解除手段によってナット部材と捩子部材との螺 合状態を解除することができるようになっているため、解除状態では、ナット部 材を捩子部材上の任意の位置まで手動で移動させることができる。 しかも、移動後は、再び螺合状態となるので、任意の位置で停止させることが できる。
【0034】 このため、モータを回転させなくともパンタグラフ部の伸縮量を迅速に調整す ることができ、作業性が良好である。
【0035】 しかも、捩子部材の出入り方向で、しかも一方方向に入力があった場合のみ、 螺合状態が解除されるので、誤動作の恐れがない。このため、照明具等、比較的 重量を有するものを吊り下げても好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願考案の好ましい一実施例のパンタグラフ
装置を示す図2のI−I断面図である。
【図2】 一実施例の一部を分解した様子を示す斜視図
である。
【図3】 一実施例の要部を示す断面図である。
【図4】 一実施例の要部を示し、ナット部材が図中上
方に移動する様子を示す断面図である。
【図5】 一実施例のナット部材の内部の様子を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 パンタグラフ部 2、3 第1、第2リンク部材 4 捩子部材 5 ナット部材 6 モータ 7 解除手段 8 捩子コマ 9 コイルスプリング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のリンク部材を回動自在に連結してな
    るパンタグラフ部と、少なくとも一のリンク部材に回転
    自在に配設される捩子部材と、他の少なくとも一のリン
    ク部材に配設されると共に捩子部材と螺合するナット部
    材と、捩子部材を回転させるモータとからなり、ナット
    部材には、捩子部材の出入り方向で、しかも一方方向の
    入力により、捩子部材との螺合状態を解除する解除手段
    が設けられているパンタグラフ装置。
  2. 【請求項2】解除手段は、テーパー状に形成されたナッ
    ト部材の内側に捩子部材の出入り方向に沿ってスライド
    自在に配設される楔状の捩子コマと、捩子コマのスライ
    ド方向に捩子コマを付勢し、捩子部材と捩子コマとを螺
    合させる付勢部材とを有する請求項1に記載のパンタグ
    ラフ装置。
JP4186192U 1992-05-26 1992-05-26 パンタグラフ装置 Pending JPH0595990U (ja)

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