JPH0596149U - 掘削機におけるクラッシャー装置 - Google Patents

掘削機におけるクラッシャー装置

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JPH0596149U
JPH0596149U JP3807192U JP3807192U JPH0596149U JP H0596149 U JPH0596149 U JP H0596149U JP 3807192 U JP3807192 U JP 3807192U JP 3807192 U JP3807192 U JP 3807192U JP H0596149 U JPH0596149 U JP H0596149U
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隆晴 大下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掘削部に設けられた吸引口より掘削片をとり
入れ、配管系を通して吸引搬送する掘削機において、粗
大な掘削片を破砕し、配管系の閉塞を防止する。 【構成】 バケットホイール6内の固定の吸引口10内
にスクリーン27を設け、吸引口10内に隔壁26を設
け、バケットホイール6の回転する円筒部にスクレーパ
28を設け、吸引口10の前後壁24及び隔壁26にス
クレーパ28が交差して通過するスリット30を設けて
なり、スクリーン27で捕捉された粗大な掘削ずりが、
スクレーパ28によって掻き集められ、スクレーパ28
がスリット30を通過するときに挟まれて破砕されるよ
うにしたクラッシャー装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、掘削した軟岩片、石、土砂等の掘削片を吸引口よりとり込んで搬出 する掘削機に備えられ、吸引口にとり込まれた粗大な掘削片を破砕するようにし たクラッシャー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
軟岩等を掘削すると共に、掘削した軟岩片、石、土砂等の掘削片(以下、掘削 ずりと呼ぶ)の搬出機能を備えた掘削機の一例として、バケットホイール式水中 掘削機を図5、6に示す。図5にはその側面を、図6には平面を示してある。
【0003】 図5、6において、1が車両本体をなすフレームであり、その両側には走行の ためのクローラ2が備えられている。フレーム1上には旋回テーブル3及びスラ リーポンプ4が配設されている。旋回テーブル3には前方に延びるラダー5が取 付けられており、ラダー5の先端部には、軟岩を掘削するためのバケットホイー ル6が取付けられている。バケットホイール6は駆動回転される。ラダー5はラ ダー上下用シリンダ7により上下に回動されるようになっており、また、旋回テ ーブル3がラダー旋回用シリンダ8により旋回されることにより旋回動もされる ようになっている。バケットホイール6において、多数のバケット9が取付けら れている円筒部には開口部が設けられている。円筒部内には吸引口10が設けら れており、この吸引口10は配管11により前記スラリーポンプ4に接続されて いる。
【0004】 この掘削機による掘削作業は、バケットホイール6を駆動回転させ、ラダー上 下用シリンダ7を調節して、掘削しようとする軟岩の所定の位置にセットし、続 けてラダー旋回用シリンダ8によりバケットホイール6を水平に旋回させて対象 とする軟岩を掘削する。
【0005】 右ないし左旋回を終えたら、クローラ2により掘削機を前進させることにより バケットホイール6を前進させ、再び前述と同様にしてバケットホイール6の旋 回を行う。このように、バケットホイール6の旋回と前進を繰り返すことによっ て、バケット9により前方の軟岩を掘削して行く。
【0006】 掘削破砕された掘削ずりは、バケット9内にとり込まれ、バケットホイール円 筒部の開口部から、重力とスラリーポンプ4の吸引力との両作用により吸引口1 0内に水と共に流れ込み、配管11を通って水上へ搬送される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述のような掘削機において、バケットホイール6により掘削された軟岩掘削 ずりが小片に破砕されていれば、吸引口10や配管系で詰まることはなく、スム ースに搬送可能であるが、軟岩の種類によっては、掘削ずりに大塊が混入する場 合があり、その場合には、吸引口10からスラリーポンプ4への搬送途上で閉塞 を生じさせてしまうことがある。
【0008】 このような不具合を防止するためには、吸引口10より手前側で大塊を破砕す る必要があるが、掘削機の構造上吸引口10の前方に破砕機構を設けることはス ペース的にも動力的にも不可能であった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案では、駆動回転される円筒部の回りに多数の掘 削具が設けられ、掘削具により掘削された掘削片を、前記円筒部内に固定して設 けられた吸引口にとり入れ、配管を通してポンプにより吸引搬出する掘削機にお いて、前記吸引口の中に粗大掘削片を捕捉するスクリーンを設ける一方、前記円 筒部の内側にスクレーパを設け、前記吸引口内に設けられる隔壁及び吸引口の壁 面に前記スクレーパが交差して通過するスリットを設けてクラッシャー装置を構 成したのである。
【0010】
【作用】
上記装置においては、吸引口にとり入れられた掘削片のうち大きいものはスク リーンによって捕捉される。捕捉された掘削片はスクレーパによって掻き集めら れ、スクレーパが吸引口の隔壁及び壁面のスリットを通過するときに破砕される 。破砕されて小片となった掘削片はスクリーンを通過して吸引搬出される。
【0011】
【実施例】
次に、本考案に係るクラッシャー装置の一実施例を図面に基づき説明する。 図1には、本考案をバケットホイール式掘削機に適用した実施例のバケットホ イール部の一部断面とした側面を示してあり、図2にはそのA−A矢視断面を示 してある。
【0012】 この実施例において掘削機自体の構成は図5、6に示したものと同じである。 つまり、ラダー5は、旋回用シリンダ8、上下用シリンダ7により旋回動及び俯 仰動されるようになっている。このラダー5の先端部側面に回転軸21が突出さ れ、この回転軸21にバケットホイール6の円筒部22が一体に取付けられてい る。回転軸21はラダー5内に組み込まれている駆動系により駆動回転される。
【0013】 円筒部22の外周面には掘削具として多数のバケット9が設けられており、各 バケット9内において円筒部22には掘削ずりの取入口である開口部23が設け られている。なお、バケット9の先端は掘削のため歯が付けられている。一方、 円筒部22内には、上方に開口する吸引口(サクションマウス)10が固定して 設けられている。吸引口10はスラリーポンプ4につながる配管11の先端に一 体的に取付けられ、配管11と共にラダー5に支持されるなどして固定されてい る。
【0014】 吸引口10はバケットホイール6の回転方向前後の前後壁24、両側の側壁2 5及び内部を前後に仕切る隔壁26とからなっている。吸引口10内の下部には 、大きな掘削ずりを捕捉するためのスクリーン27が設けられている。つまり、 掘削ずりのうち配管11内を閉塞するおそれのない大きさのものはスクリーン2 7を通過し、それより大きいものはスクリーン27上に捕捉されるのである。
【0015】 一方、バケットホイール6の円筒部22の内周面には、内方に突出させてスク レーパ28が設けられている。スクレーパ28の先端には図4に示すように、掘 削ずりの破砕のため、可撓性に富む刃29が設けられている。本実施例では、ス クレーパ28は二つずつ四箇所に設けられている。吸引口10の前後の壁24及 び隔壁26にはスクレーパ28に対応してスリット30が設けられている。つま り、吸引口10内をスクレーパ28が通過できるようになっているのである。図 3には隔壁26に設けられたスリット30を示す。なお、前後壁24の内側面、 隔壁26の一面には、スリット30を塞ぎ、スリット30から掘削ずりが通過し てしまうのを防止するためのゴム板32が貼り付けられている。勿論、ゴム板3 2はスクレーパ28の通過を許容するものである。
【0016】 次に、上記クラッシャー装置の作用について説明する。バケットホイール6を 駆動回転(図1中矢印方向)させながら、ラダー5を左右に振ることにより、バ ケット9の歯先が軟岩を掘削する。掘削された軟岩は掘削ずりとしてバケット9 内に入り、回転作用により上部位置まで運ばれ、そこで重力と吸引口10からの 吸引力の作用により、吸引口10内にとり込まれる。
【0017】 吸引口10内にとり込まれた掘削ずりのうち、小粒径のものはスクリーン27 を通過して配管11内を吸引搬送されるが、粗大掘削ずりはスクリーン27に捕 捉される。スクリーン27上に捕捉された粗大掘削ずりは、バケットホイール6 の円筒部22と共に回転するスクレーパ28の先端の刃29により掻き取られて 回転方向に集められる。
【0018】 掻き集められた粗大掘削ずりは、スクレーパ28が隔壁26及び後壁24のス リット30を通過する際に、両者に挟み込まれて破砕される。破砕されて細粒化 した掘削ずりは、スクリーン27の目を通過し、配管11内を吸引搬送される。
【0019】 なお、吸引口10の前後壁24の内側にはスリット30を塞ぐゴム板32が貼 られているので、スクレーパ28が通過していないときにはスリット30は閉じ た状態にあり、掘削ずりが吸引口10外に洩れてしまうことはない。
【0020】 上記実施例は、本考案をバケットホイール式の掘削機に適用したものであるが 、適用できる掘削機はこれに限られない。また、吸引口10における隔壁26の 数も一つには限定されず、スクレーパ28の数や形状も実施例のものに限定され ず、種々変更可能である。
【0021】
【考案の効果】
本考案に係る掘削機におけるクラッシャー装置によれば、吸引口の中に粗大掘 削片を破砕させる機構を設けたので、粗大掘削片が配管内に入り込むことがなく なり、配管系の閉塞が防止できる。また、破砕機構は吸引口内に設けられること から、掘削機の大型化や大幅な構造の変更を招くこともなく、また掘削機の回転 部の動力を破砕の動力として利用するので、新たな動力源を設ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係るクラッシャー装置全体の一部断
面とした側面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】吸引口の部分斜視図である。
【図4】スクレーパの部分斜視図である。
【図5】バケットホイール式掘削機の側面図である。
【図6】バケットホイール式掘削機の平面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 クローラ 3 旋回テーブル 4 スラリーポンプ 5 ラダー 6 バケットホイール 7 ラダー上下用シリンダ 8 ラダー旋回用シリンダ 9 バケット 10 吸引口 21 回転軸 22 円筒部 23 開口部 24 吸引口の前後壁 25 吸引口の側壁 26 吸引口の隔壁 27 スクリーン 28 スクレーパ 30 スリット 32 ゴム板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動回転される円筒部の回りに多数の掘
    削具が設けられ、掘削具により掘削された掘削片を、前
    記円筒部内に固定して設けられた吸引口にとり入れ、配
    管を通してポンプにより吸引搬出する掘削機において、
    前記吸引口の中に粗大掘削片を捕捉するスクリーンを設
    ける一方、前記円筒部の内側にスクレーパを設け、前記
    吸引口内に設けられる隔壁及び吸引口の壁面に前記スク
    レーパが交差して通過するスリットを設けたことを特徴
    とする掘削機におけるクラッシャー装置。
JP3807192U 1992-06-05 1992-06-05 掘削機におけるクラッシャー装置 Expired - Fee Related JP2556757Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9541284B2 (en) 2010-02-13 2017-01-10 Mcalister Technologies, Llc Chemical reactors with annularly positioned delivery and removal devices, and associated systems and methods

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9541284B2 (en) 2010-02-13 2017-01-10 Mcalister Technologies, Llc Chemical reactors with annularly positioned delivery and removal devices, and associated systems and methods

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JP2556757Y2 (ja) 1997-12-08

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