JPH0596310A - 圧延機のロールギヤツプ調整方法 - Google Patents
圧延機のロールギヤツプ調整方法Info
- Publication number
- JPH0596310A JPH0596310A JP15574291A JP15574291A JPH0596310A JP H0596310 A JPH0596310 A JP H0596310A JP 15574291 A JP15574291 A JP 15574291A JP 15574291 A JP15574291 A JP 15574291A JP H0596310 A JPH0596310 A JP H0596310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- screw shaft
- stopper
- distance
- rolls
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/16—Adjusting or positioning rolls
- B21B31/20—Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis
- B21B31/22—Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis mechanically, e.g. by thrust blocks, inserts for removal
- B21B31/26—Adjusting eccentrically-mounted roll bearings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/005—Cantilevered roll stands
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 一方のロール1を偏心カートリッジ6で保持
し、ロールギャップ調整用ネジ軸15に螺合するトラニ
オンナット9によって偏心カートリッジを回動させるよ
うにした圧延機のロールギャップ調整方法において、機
構上定められる最小軸心間距離よりもロール径が小さく
なるまでロールを使用可能とする。 【構成】 ネジ軸15に、トラニオンナット9の移動を
阻止するストッパ17を位置調整可能に取付けておき、
ストッパの位置を、トラニオンナットがストッパに当接
した状態でロールの軸心間距離となるように設定し、ト
ラニオンナットがストッパに当接するまでは両ロールが
接近可能とすることにより、最小軸心間距離を確保す
る。
し、ロールギャップ調整用ネジ軸15に螺合するトラニ
オンナット9によって偏心カートリッジを回動させるよ
うにした圧延機のロールギャップ調整方法において、機
構上定められる最小軸心間距離よりもロール径が小さく
なるまでロールを使用可能とする。 【構成】 ネジ軸15に、トラニオンナット9の移動を
阻止するストッパ17を位置調整可能に取付けておき、
ストッパの位置を、トラニオンナットがストッパに当接
した状態でロールの軸心間距離となるように設定し、ト
ラニオンナットがストッパに当接するまでは両ロールが
接近可能とすることにより、最小軸心間距離を確保す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は圧延機におけるロール
の間隔を調整する方法に関し、特にロールを回転自在に
支持する偏心カートリッジをネジ軸およびそのネジ軸に
螺合するトラニオンナットによって回動させることによ
りロールを半径方向に平行移動させてロールギャップを
調整する方法に関するものである。
の間隔を調整する方法に関し、特にロールを回転自在に
支持する偏心カートリッジをネジ軸およびそのネジ軸に
螺合するトラニオンナットによって回動させることによ
りロールを半径方向に平行移動させてロールギャップを
調整する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば電線やケーブルの素材とする線条
体を圧延する場合、歯車を噛合せて相互に連結した1対
の回転軸のそれぞれに、孔型(カリバー)を形成したス
リーブを嵌込んで圧延ロールを構成し、一方の回転軸を
駆動することにより各圧延ロールを互いに反対方向に回
転させ、その孔型に圧延粗材を通して圧延を行なってい
る。その圧延ロールの間隔は目的に応じて正確に調整す
る必要があり、圧延機の種類によってはそのための調整
機構として偏心カートリッジを用いた機構が従来採用さ
れている。これは、回転軸の軸心から偏心した位置を中
心に回転する偏心カートリッジによって回転軸を直接保
持し、もしくは回転軸を支持する軸受を保持し、その偏
心カートリッジをそれに取付けたトラニオンナットとそ
のトラニオンナットに螺合するネジ軸とによって回動さ
せることにより、圧延ロールをその半径方向へ移動させ
てロール間隔を変える構成である。
体を圧延する場合、歯車を噛合せて相互に連結した1対
の回転軸のそれぞれに、孔型(カリバー)を形成したス
リーブを嵌込んで圧延ロールを構成し、一方の回転軸を
駆動することにより各圧延ロールを互いに反対方向に回
転させ、その孔型に圧延粗材を通して圧延を行なってい
る。その圧延ロールの間隔は目的に応じて正確に調整す
る必要があり、圧延機の種類によってはそのための調整
機構として偏心カートリッジを用いた機構が従来採用さ
れている。これは、回転軸の軸心から偏心した位置を中
心に回転する偏心カートリッジによって回転軸を直接保
持し、もしくは回転軸を支持する軸受を保持し、その偏
心カートリッジをそれに取付けたトラニオンナットとそ
のトラニオンナットに螺合するネジ軸とによって回動さ
せることにより、圧延ロールをその半径方向へ移動させ
てロール間隔を変える構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した圧延
ロールでは、歯車の適正な噛合状態を確保する必要があ
るから、圧延ロール同士を接近させるとしても、その最
小間隔は歯車によって規制される。このように歯車の適
正な噛合状態を確保するために規制される圧延ロールの
軸心間の最小間隔を、この明細書では最小軸心間距離と
称する。
ロールでは、歯車の適正な噛合状態を確保する必要があ
るから、圧延ロール同士を接近させるとしても、その最
小間隔は歯車によって規制される。このように歯車の適
正な噛合状態を確保するために規制される圧延ロールの
軸心間の最小間隔を、この明細書では最小軸心間距離と
称する。
【0004】一方、一般に圧延設備では、圧延ロールが
摩耗した場合あるいは圧延ロールを削り直した場合、ネ
ジ軸を次第に締め込んで圧延ロールの軸心間隔を小さく
して使用することが行なわれている。この場合の従来の
調整方法としては、いわゆるロールタッチ方式が適用さ
れている。すなわち前記ネジ軸を締め込んで圧延ロール
同士を接触させ、その状態での軸心間距離(これはロー
ル径に等しい)が歯車の適正な噛合状態から規制される
最小軸心間距離となっていれば、その圧延ロールを寿命
到来として廃却することが行なわれている。したがって
従来の方式では、ロール径が最小軸心間距離と等しくな
った状態でその圧延ロールを寿命到来として廃却してい
ることになる。
摩耗した場合あるいは圧延ロールを削り直した場合、ネ
ジ軸を次第に締め込んで圧延ロールの軸心間隔を小さく
して使用することが行なわれている。この場合の従来の
調整方法としては、いわゆるロールタッチ方式が適用さ
れている。すなわち前記ネジ軸を締め込んで圧延ロール
同士を接触させ、その状態での軸心間距離(これはロー
ル径に等しい)が歯車の適正な噛合状態から規制される
最小軸心間距離となっていれば、その圧延ロールを寿命
到来として廃却することが行なわれている。したがって
従来の方式では、ロール径が最小軸心間距離と等しくな
った状態でその圧延ロールを寿命到来として廃却してい
ることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に圧延時には、圧
延ロール間にある所定のギャップ、すなわちロールギャ
ップを設定して圧延する必要がある。したがって前述の
ように寿命到来とされる圧延ロールの圧延機における実
際の圧延時の軸心間距離は、そのロール径にロールギャ
ップを加えた距離に設定されることになるから、最小軸
心間距離よりも広くなり、したがって寿命到来とされた
圧延ロールでも、実際にはロールギャップ調整のための
ネジ軸を更に締め込んで圧延ロールを接近させることが
可能である。すなわち、寿命到来とされた圧延ロールで
も、実際には、ロール径が最小軸心間距離からロールギ
ャップを減じた直径になるまで、更に継続して使用する
ことができ、そのようにすれば圧延ロールの耐用寿命を
さらに延長することができる。
延ロール間にある所定のギャップ、すなわちロールギャ
ップを設定して圧延する必要がある。したがって前述の
ように寿命到来とされる圧延ロールの圧延機における実
際の圧延時の軸心間距離は、そのロール径にロールギャ
ップを加えた距離に設定されることになるから、最小軸
心間距離よりも広くなり、したがって寿命到来とされた
圧延ロールでも、実際にはロールギャップ調整のための
ネジ軸を更に締め込んで圧延ロールを接近させることが
可能である。すなわち、寿命到来とされた圧延ロールで
も、実際には、ロール径が最小軸心間距離からロールギ
ャップを減じた直径になるまで、更に継続して使用する
ことができ、そのようにすれば圧延ロールの耐用寿命を
さらに延長することができる。
【0006】このような所謂圧延ロールの転用によって
寿命の延長を図った場合、ロール径が最小軸心間距離よ
りも小さくなるから、従来のロールタッチ方式のように
圧延ロール同士を接触させて最小軸心間距離を確保する
とすれば、圧延ロール接触時の軸心間距離が最小軸心間
距離よりも小さくなる。その場合、ロールギャップ調整
用のネジ軸を設計上想定されている以上にねじ込むこと
になり、そのため歯車の適正な噛合状態を保持するに支
障をきたし、そのネジ軸はトラニオンナットに螺合した
まま締め込むことに伴って大きく傾斜するから、ネジ軸
がケーシングなどに当って曲ってしまう等の危険が多分
にあった。
寿命の延長を図った場合、ロール径が最小軸心間距離よ
りも小さくなるから、従来のロールタッチ方式のように
圧延ロール同士を接触させて最小軸心間距離を確保する
とすれば、圧延ロール接触時の軸心間距離が最小軸心間
距離よりも小さくなる。その場合、ロールギャップ調整
用のネジ軸を設計上想定されている以上にねじ込むこと
になり、そのため歯車の適正な噛合状態を保持するに支
障をきたし、そのネジ軸はトラニオンナットに螺合した
まま締め込むことに伴って大きく傾斜するから、ネジ軸
がケーシングなどに当って曲ってしまう等の危険が多分
にあった。
【0007】このような不都合は、既に述べたようにロ
ール径が最小軸心間距離と同一となることによって寿命
到来とすれば解消することができるが、これではロール
寿命を従来以上には延長することができなくなる。
ール径が最小軸心間距離と同一となることによって寿命
到来とすれば解消することができるが、これではロール
寿命を従来以上には延長することができなくなる。
【0008】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、ロール寿命の延長にあたって支障を来たすことの
ないロールギャップ調整方法を提供することを目的とす
るものである。
ので、ロール寿命の延長にあたって支障を来たすことの
ないロールギャップ調整方法を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、歯車を噛み合わせて相互に連結した
1対のロールのうち一方のロールを、その中心軸線に対
して偏心した位置を中心に回転する偏心カートリッジで
回転自在に保持し、その偏心カートリッジを前記ロール
の軸線に対してほぼ直交する方向に向けて配置したロー
ルギャップ調整用ネジ軸およびそのネジ軸に螺合するト
ラニオンナットによって回動させることにより前記一方
のロールを他方のロールに対して接近離隔させる圧延機
のロールギャップ調整方法において、前記ネジ軸に、そ
のネジ軸の回転に伴うトラニオンナットの移動を阻止す
るストッパを位置調整可能に取付けておき、前記トラニ
オンナットがストッパに当接した状態で両ロールの軸心
間距離が予め定めた最小軸心間距離となるようにストッ
パの位置を設定し、両ロールを接近させるべくネジ軸を
回転させるにあたって、トラニオンナットがストッパに
当接するまで両ロールが接近可能とすることにより、最
小軸心間距離を確保するようにしたことを特徴とするも
のである。
を達成するために、歯車を噛み合わせて相互に連結した
1対のロールのうち一方のロールを、その中心軸線に対
して偏心した位置を中心に回転する偏心カートリッジで
回転自在に保持し、その偏心カートリッジを前記ロール
の軸線に対してほぼ直交する方向に向けて配置したロー
ルギャップ調整用ネジ軸およびそのネジ軸に螺合するト
ラニオンナットによって回動させることにより前記一方
のロールを他方のロールに対して接近離隔させる圧延機
のロールギャップ調整方法において、前記ネジ軸に、そ
のネジ軸の回転に伴うトラニオンナットの移動を阻止す
るストッパを位置調整可能に取付けておき、前記トラニ
オンナットがストッパに当接した状態で両ロールの軸心
間距離が予め定めた最小軸心間距離となるようにストッ
パの位置を設定し、両ロールを接近させるべくネジ軸を
回転させるにあたって、トラニオンナットがストッパに
当接するまで両ロールが接近可能とすることにより、最
小軸心間距離を確保するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0010】
【作用】この発明においても、ロールギャップの調整
は、ネジ軸を回転して行ない、例えばネジ軸を締め込む
ことによりトラニオンナットとの作用により偏心カート
リッジが回動し、その結果、一方の圧延ロールが他方の
圧延ロールに対して接近もしくは離隔する。ネジ軸の操
作によって圧延ロールを接近させた場合、トラニオンナ
ットがネジ軸に取り付けたストッパに当たることによ
り、ネジ軸の締め込みすなわち偏心カートリッジの回動
が阻止され、その状態で圧延ロールの軸心間距離が予め
定めておいた最小軸心間距離となる。したがって圧延ロ
ールをそれ以上摩耗するまで継続して使用しても圧延ロ
ールを上記の最小軸心間距離以上に接近させることがな
いので、歯車の適正な噛合状態が保持され、かつネジ軸
がケーシングに当るなどの支障が生じない。
は、ネジ軸を回転して行ない、例えばネジ軸を締め込む
ことによりトラニオンナットとの作用により偏心カート
リッジが回動し、その結果、一方の圧延ロールが他方の
圧延ロールに対して接近もしくは離隔する。ネジ軸の操
作によって圧延ロールを接近させた場合、トラニオンナ
ットがネジ軸に取り付けたストッパに当たることによ
り、ネジ軸の締め込みすなわち偏心カートリッジの回動
が阻止され、その状態で圧延ロールの軸心間距離が予め
定めておいた最小軸心間距離となる。したがって圧延ロ
ールをそれ以上摩耗するまで継続して使用しても圧延ロ
ールを上記の最小軸心間距離以上に接近させることがな
いので、歯車の適正な噛合状態が保持され、かつネジ軸
がケーシングに当るなどの支障が生じない。
【0011】
【実施例】以下にこの発明の実施例を添付の図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0012】図1および図2はこの発明の方法を実施す
るための圧延機の一例を示す概略的な断面図であって、
1対のロール1,2が互いに平行でかつ回転自在にケー
シング3に取付けられ、その一方のロール1が従動ロー
ルとされ、かつ他方のロール2が外部から動力を受けて
回転させられる駆動ロールとされている。すなわち従動
ロール1は、中間部に歯車4を有する回転軸5をその一
端部がケーシング3から突出するよう偏心カートリッジ
6を介してケーシング3に対して回転自在に支持し、か
つその回転軸5の突出端に孔型(カリバー)スリーブ7
を取付けた構成である。ここで偏心カートリッジ6は、
前記回転軸5を回転自在に保持するとともに、回転軸5
の軸心すなわち従動ロール1の軸心に対して偏心した位
置を中心に回動するようケーシング3に取付けたもので
あって、回転軸5について左右1対設けられ、この偏心
カートリッシ6が回動することにより従動ロール1が上
下に平行移動するようになっている。また左右の偏心カ
ートリッジ6は図3に示すようにプレート8で連結され
るとともに、そのプレート8にトラニオンナット9が保
持されている。
るための圧延機の一例を示す概略的な断面図であって、
1対のロール1,2が互いに平行でかつ回転自在にケー
シング3に取付けられ、その一方のロール1が従動ロー
ルとされ、かつ他方のロール2が外部から動力を受けて
回転させられる駆動ロールとされている。すなわち従動
ロール1は、中間部に歯車4を有する回転軸5をその一
端部がケーシング3から突出するよう偏心カートリッジ
6を介してケーシング3に対して回転自在に支持し、か
つその回転軸5の突出端に孔型(カリバー)スリーブ7
を取付けた構成である。ここで偏心カートリッジ6は、
前記回転軸5を回転自在に保持するとともに、回転軸5
の軸心すなわち従動ロール1の軸心に対して偏心した位
置を中心に回動するようケーシング3に取付けたもので
あって、回転軸5について左右1対設けられ、この偏心
カートリッシ6が回動することにより従動ロール1が上
下に平行移動するようになっている。また左右の偏心カ
ートリッジ6は図3に示すようにプレート8で連結され
るとともに、そのプレート8にトラニオンナット9が保
持されている。
【0013】他方、駆動ロール2は、前記歯車4に噛み
合う歯車10を中間部に備えた回転軸11を、その両端
部がケーシング3から突出するようケーシング3に回転
自在に取付け、その回転軸11の一方の突出端に前記孔
型スリーブ7と対をなす孔型スリーブ12を取付けると
ともに、他方の突出端にベベルギヤ13を取付けた構成
であって、そのベベルギヤ13に噛み合わせたベベルギ
ヤ14から駆動力を入力するようになっている。
合う歯車10を中間部に備えた回転軸11を、その両端
部がケーシング3から突出するようケーシング3に回転
自在に取付け、その回転軸11の一方の突出端に前記孔
型スリーブ7と対をなす孔型スリーブ12を取付けると
ともに、他方の突出端にベベルギヤ13を取付けた構成
であって、そのベベルギヤ13に噛み合わせたベベルギ
ヤ14から駆動力を入力するようになっている。
【0014】上記の圧延機におけるロールギャップGの
調整は、前記偏心カートリッジ6を回動させて従動ロー
ル1を上下動させることにより行ない、そのための機構
は以下のように構成されている。すなわちロールギャッ
プ調整用のネジ軸15が前記従動ロール1の軸線にほぼ
直交する方向に向けて配置されており、このネジ軸15
は図4に示すように下端部をネジ部としたものであっ
て、そのネジ部を前記トラニオンナット9に螺合させた
状態でベアリングカートリッジ16を介してケーシング
3に回転自在に取付けられている。そのネジ部の上端部
に、トラニオンナット9の上限位置を規定する円筒状の
ストッパ17が位置調整可能とするべく着脱自在に嵌め
込まれるとともに、止メネジ18によって固定されてい
る。
調整は、前記偏心カートリッジ6を回動させて従動ロー
ル1を上下動させることにより行ない、そのための機構
は以下のように構成されている。すなわちロールギャッ
プ調整用のネジ軸15が前記従動ロール1の軸線にほぼ
直交する方向に向けて配置されており、このネジ軸15
は図4に示すように下端部をネジ部としたものであっ
て、そのネジ部を前記トラニオンナット9に螺合させた
状態でベアリングカートリッジ16を介してケーシング
3に回転自在に取付けられている。そのネジ部の上端部
に、トラニオンナット9の上限位置を規定する円筒状の
ストッパ17が位置調整可能とするべく着脱自在に嵌め
込まれるとともに、止メネジ18によって固定されてい
る。
【0015】なお、ネジ軸15はベアリングカートリッ
ジ16内に位置する部分のうち軸受19より下側に軸受
用フランジ(もしくは段部)20を形成し、また軸受1
9より上側に軸受ナット(図示せず)をねじ込むネジ部
21を形成した構成であり、したがってこのネジ軸15
によれば、そのネジ部をトラニオンナット9に螺合させ
た後に、軸受19を取付けることができるので、その作
業が容易になる。
ジ16内に位置する部分のうち軸受19より下側に軸受
用フランジ(もしくは段部)20を形成し、また軸受1
9より上側に軸受ナット(図示せず)をねじ込むネジ部
21を形成した構成であり、したがってこのネジ軸15
によれば、そのネジ部をトラニオンナット9に螺合させ
た後に、軸受19を取付けることができるので、その作
業が容易になる。
【0016】上記の圧延機においては、ネジ軸15を回
転させてトラニオンナット9を上昇もしくは下降させ、
それに伴って偏心カートリッジ6が回動することにより
従動ロール1が上下動し、ロールギャップGが調整され
る。ロール1,2が摩耗した場合には、ネジ軸15を締
め込んでトラニオンナット9を上昇させ、それに伴う偏
心カートリッジ6の回動によって従動ロール1を駆動ロ
ール2に接近させることによりロールギャップGを適正
値に維持する。
転させてトラニオンナット9を上昇もしくは下降させ、
それに伴って偏心カートリッジ6が回動することにより
従動ロール1が上下動し、ロールギャップGが調整され
る。ロール1,2が摩耗した場合には、ネジ軸15を締
め込んでトラニオンナット9を上昇させ、それに伴う偏
心カートリッジ6の回動によって従動ロール1を駆動ロ
ール2に接近させることによりロールギャップGを適正
値に維持する。
【0017】ここで、ネジ軸15を回動させてトラニオ
ンナット8を上昇させることにより従動ロール1を駆動
ロール2に接近させるにあたっては、トラニオンナット
9がストッパ17に当接するまでは接近可能である。そ
してこの発明の方法では、ストッパ17の位置は、ロー
ル1,2の軸心間距離lが、機構上予め定められた最小
軸心間距離l0 となった状態でストッパ17にトラニオ
ンナット9が当接するように、ストッパ17の位置が予
め設定される。したがって、ロール径が最小軸心間距離
l0 よりも減少した状態でネジ軸15をさらに締め込ん
だ場合、トラニオンナット9がストッパ17に当接する
ことにより、それ以上のネジ軸15の締め込みが阻止さ
れ、その状態では各ロール1,2の軸心間距離lが最小
軸心間距離l0 となり、それ以上に軸心間距離lが小さ
くなることが阻止される。そして上述の状態では現実の
軸心間距離が最小軸心間距離l0 となっており、かつそ
の状態ではロールギャップGが生じている(すなわち軸
心間距離のうちにロールギャップGが含まれている)か
ら、ロール径は(l0 −G)となる。したがって、従来
のロールタッチ方式ではロール径が最小軸心間距離l0
と同一の径となった状態で寿命到来としていたのに対し
て、この発明の場合は耐用寿命が長くなる。また現実の
軸心間距離が予め定められた最小軸心間距離l0 になる
と、ネジ軸15をそれ以上締め込めなくなり、したがっ
てネジ軸15が予め想定した以上に傾斜することがない
ので、ベアリングカートリッジ16のケースとの干渉な
どによるネジ軸15の湾曲などが生じることはない。
ンナット8を上昇させることにより従動ロール1を駆動
ロール2に接近させるにあたっては、トラニオンナット
9がストッパ17に当接するまでは接近可能である。そ
してこの発明の方法では、ストッパ17の位置は、ロー
ル1,2の軸心間距離lが、機構上予め定められた最小
軸心間距離l0 となった状態でストッパ17にトラニオ
ンナット9が当接するように、ストッパ17の位置が予
め設定される。したがって、ロール径が最小軸心間距離
l0 よりも減少した状態でネジ軸15をさらに締め込ん
だ場合、トラニオンナット9がストッパ17に当接する
ことにより、それ以上のネジ軸15の締め込みが阻止さ
れ、その状態では各ロール1,2の軸心間距離lが最小
軸心間距離l0 となり、それ以上に軸心間距離lが小さ
くなることが阻止される。そして上述の状態では現実の
軸心間距離が最小軸心間距離l0 となっており、かつそ
の状態ではロールギャップGが生じている(すなわち軸
心間距離のうちにロールギャップGが含まれている)か
ら、ロール径は(l0 −G)となる。したがって、従来
のロールタッチ方式ではロール径が最小軸心間距離l0
と同一の径となった状態で寿命到来としていたのに対し
て、この発明の場合は耐用寿命が長くなる。また現実の
軸心間距離が予め定められた最小軸心間距離l0 になる
と、ネジ軸15をそれ以上締め込めなくなり、したがっ
てネジ軸15が予め想定した以上に傾斜することがない
ので、ベアリングカートリッジ16のケースとの干渉な
どによるネジ軸15の湾曲などが生じることはない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の方法によ
れば、ロールが最小軸心間距離よりも小径になるまで摩
耗しても、ロールギャップ調整用のネジ軸は、ロールの
軸心間距離が予め定めた最小軸心間距離となるまでしか
締め込めないので、ネジ軸の過剰な締め込みによる湾曲
などの不都合が生じる危険がなく、それに伴い従来最小
軸心間距離と同一径となることによって寿命到来とされ
ていたロールを更に継続して使用することができ、その
結果、ロール寿命を延長し、ひいては設備コストを低廉
化することができる。
れば、ロールが最小軸心間距離よりも小径になるまで摩
耗しても、ロールギャップ調整用のネジ軸は、ロールの
軸心間距離が予め定めた最小軸心間距離となるまでしか
締め込めないので、ネジ軸の過剰な締め込みによる湾曲
などの不都合が生じる危険がなく、それに伴い従来最小
軸心間距離と同一径となることによって寿命到来とされ
ていたロールを更に継続して使用することができ、その
結果、ロール寿命を延長し、ひいては設備コストを低廉
化することができる。
【図1】図1はこの発明の方法を実施するための圧延機
の一例を示す断面側面図である。
の一例を示す断面側面図である。
【図2】図2は図1の圧延機の断面正面図である。
【図3】図3は図1の III−III 線矢視拡大図である。
【図4】図4はネジ軸の一例を示す拡大図である。
1 ロール 2 ロール 4 歯車 9 トラニオンナット、 10 歯車 15 ネジ軸 17 ストッパ
Claims (1)
- 歯車を噛み合わせて相互に連結した1対のロールのうち
一方のロールを、その中心軸線に対して偏心した位置を
中心に回転する偏心カートリッジで回転自在に保持し、
その偏心カートリッジを前記ロールの軸線に対してほぼ
直交する方向に向けて配置したロールギャップ調整用ネ
ジ軸およびそのネジ軸に螺合するトラニオンナットによ
って回動させることにより前記一方のロールを他方のロ
ールに対して接近離隔させる圧延機のロールギャップ調
整方法において、前記ネジ軸に、そのネジ軸の回転に伴
うトラニオンナットの移動を阻止するストッパを位置調
整可能に取付けておき、前記トラニオンナットがストッ
パに当接した状態で両ロールの軸心間距離が予め定めた
最小軸心間距離となるようにストッパの位置を設定し、
両ロールを接近させるべくネジ軸を回転させるにあたっ
て、トラニオンナットがストッパに当接するまで両ロー
ルが接近可能とすることにより、最小軸心間距離を確保
するようにしたことを特徴とする圧延機のロールギャッ
プ調整機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15574291A JPH0596310A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 圧延機のロールギヤツプ調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15574291A JPH0596310A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 圧延機のロールギヤツプ調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596310A true JPH0596310A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=15612445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15574291A Pending JPH0596310A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 圧延機のロールギヤツプ調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0596310A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115815326A (zh) * | 2022-10-31 | 2023-03-21 | 广西大学 | 一种液冷板的加工装置及加工方法 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP15574291A patent/JPH0596310A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115815326A (zh) * | 2022-10-31 | 2023-03-21 | 广西大学 | 一种液冷板的加工装置及加工方法 |
| CN115815326B (zh) * | 2022-10-31 | 2025-07-18 | 广西大学 | 一种液冷板的加工装置及加工方法 |
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