JPH0596381A - 抵抗溶接制御又は測定装置 - Google Patents
抵抗溶接制御又は測定装置Info
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- JPH0596381A JPH0596381A JP19856491A JP19856491A JPH0596381A JP H0596381 A JPH0596381 A JP H0596381A JP 19856491 A JP19856491 A JP 19856491A JP 19856491 A JP19856491 A JP 19856491A JP H0596381 A JPH0596381 A JP H0596381A
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Abstract
(57)【要約】
[目的]抵抗溶接制御又は検出装置において、安全性・
信頼性の高い簡易な回路構成で、スプラッシュ発生の有
無を自動的に検出するようにする。 [構成]ゼロ電流検出回路32は各半サイクルまたは各
1サイクル毎に一次電流i1 の導通終了時点を検出す
る。ゼロ電圧検出回路34は各半サイクルまたは各1サ
イクル毎に電源電圧Eの極性が変わる時点(ゼロクロス
点)を検出する。マイクロプロセッサ28は、ゼロ電圧
検出回路34からのゼロ電圧検出信号とゼロ電流検出回
路34からのゼロ電流検出信号とから力率角を算出し、
その力率角の時間的な変化からスプラッシュが発生した
か否かを判定する。
信頼性の高い簡易な回路構成で、スプラッシュ発生の有
無を自動的に検出するようにする。 [構成]ゼロ電流検出回路32は各半サイクルまたは各
1サイクル毎に一次電流i1 の導通終了時点を検出す
る。ゼロ電圧検出回路34は各半サイクルまたは各1サ
イクル毎に電源電圧Eの極性が変わる時点(ゼロクロス
点)を検出する。マイクロプロセッサ28は、ゼロ電圧
検出回路34からのゼロ電圧検出信号とゼロ電流検出回
路34からのゼロ電流検出信号とから力率角を算出し、
その力率角の時間的な変化からスプラッシュが発生した
か否かを判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流式抵抗溶接機にお
いてスプラッシュ発生の有無を検出する機能を備えた抵
抗溶接制御又は測定装置に関する。
いてスプラッシュ発生の有無を検出する機能を備えた抵
抗溶接制御又は測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】抵抗溶接時に被溶接材(ワーク)からス
プラッシュが飛ぶと、製品の品質を損ねるだけでなく、
作業環境の悪化、産業廃棄物等の環境問題を招くため、
スプラッシュを抑制することが今日の重要な要請となっ
ている。
プラッシュが飛ぶと、製品の品質を損ねるだけでなく、
作業環境の悪化、産業廃棄物等の環境問題を招くため、
スプラッシュを抑制することが今日の重要な要請となっ
ている。
【0003】したがって、スプラッシュが発生したとき
は、その事態を検出し、溶接電流を低減する等の処置を
早めにとる必要がある。一般の抵抗溶接作業場において
は、作業員が目視でスプラッシュ発生の有無を検出し、
手操作で溶接電流等の調整を行っているが、生産性向上
・人手不足解消等の面から、自動化が急務とされてい
る。
は、その事態を検出し、溶接電流を低減する等の処置を
早めにとる必要がある。一般の抵抗溶接作業場において
は、作業員が目視でスプラッシュ発生の有無を検出し、
手操作で溶接電流等の調整を行っているが、生産性向上
・人手不足解消等の面から、自動化が急務とされてい
る。
【0004】従来から、スプラッシュを検出ないし抑制
する機能を備えた抵抗溶接制御又は検出装置はいろいろ
ある。これら従来装置のいずれも、抵抗溶接機の二次回
路の電圧または電流、あるいは電極チップ間の抵抗をモ
ニタし、それらの時間特性に基づいてスプラッシュの有
無を検出するものであった。
する機能を備えた抵抗溶接制御又は検出装置はいろいろ
ある。これら従来装置のいずれも、抵抗溶接機の二次回
路の電圧または電流、あるいは電極チップ間の抵抗をモ
ニタし、それらの時間特性に基づいてスプラッシュの有
無を検出するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、抵抗溶接機に
おいては、二次回路を構成する二次導体、電極チップ等
が可動部になっていて、ロボットハンドリングや加圧動
作によって頻繁に運動・移動する。このため、従来の装
置では、二次回路に設けたトロイダルコイルの出力線
や、電極チップに接続される電圧検出器のセンス線等
が、それら可動部の運動・移動の際に捩じれたり何かに
引っ掛けて切断することがあり、安全性・信頼性の点で
問題があった。
おいては、二次回路を構成する二次導体、電極チップ等
が可動部になっていて、ロボットハンドリングや加圧動
作によって頻繁に運動・移動する。このため、従来の装
置では、二次回路に設けたトロイダルコイルの出力線
や、電極チップに接続される電圧検出器のセンス線等
が、それら可動部の運動・移動の際に捩じれたり何かに
引っ掛けて切断することがあり、安全性・信頼性の点で
問題があった。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、安全性・信頼性の高い簡易な回路構成で、スプ
ラッシュ発生の有無を自動的に検出するようにした抵抗
溶接制御又は測定装置を提供することを目的とする。
もので、安全性・信頼性の高い簡易な回路構成で、スプ
ラッシュ発生の有無を自動的に検出するようにした抵抗
溶接制御又は測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の抵抗溶接制御又は測定装置は、交流式抵抗
溶接機の一次回路または二次回路に印加される交流電圧
の極性が変化する時点を検出するゼロ電圧検出手段と、
交流式抵抗溶接機の一次回路または二次回路に流れる交
流電流の各導通終了時点を検出するゼロ電流検出手段
と、ゼロ電圧検出手段からのゼロ電圧検出信号とゼロ電
流検出手段からのゼロ電流検出信号とに基づいて力率角
を割り出す力率角検出手段と、この力率角検出手段より
得られる力率角の変化に基づいてスプラッシュ発生の有
無を検出するスプラッシュ検出手段とを具備する構成と
した。
め、本発明の抵抗溶接制御又は測定装置は、交流式抵抗
溶接機の一次回路または二次回路に印加される交流電圧
の極性が変化する時点を検出するゼロ電圧検出手段と、
交流式抵抗溶接機の一次回路または二次回路に流れる交
流電流の各導通終了時点を検出するゼロ電流検出手段
と、ゼロ電圧検出手段からのゼロ電圧検出信号とゼロ電
流検出手段からのゼロ電流検出信号とに基づいて力率角
を割り出す力率角検出手段と、この力率角検出手段より
得られる力率角の変化に基づいてスプラッシュ発生の有
無を検出するスプラッシュ検出手段とを具備する構成と
した。
【0008】
【作用】交流式抵抗溶接機において、電圧の極性が変化
する時点(電圧ゼロクロス点)とその直後の点弧時点と
の間の位相差は点弧角であり、各点弧時点からほぼ半サ
イクル経過後において電圧ゼロクロス点と電流の導通終
了時点との間の位相差は遅れ角である。点弧角と遅れ角
とが与えられると、所定の演算式から、力率角を求める
ことができる。
する時点(電圧ゼロクロス点)とその直後の点弧時点と
の間の位相差は点弧角であり、各点弧時点からほぼ半サ
イクル経過後において電圧ゼロクロス点と電流の導通終
了時点との間の位相差は遅れ角である。点弧角と遅れ角
とが与えられると、所定の演算式から、力率角を求める
ことができる。
【0009】本発明では、各半サイクルまたは各1サイ
クル毎に、ゼロ電圧検出手段が電圧ゼロクロス点を検出
するとともに、ゼロ電流検出手段が電流の導通終了時点
を検出し、力率角検出手段がゼロ電圧検出手段からのゼ
ロ電圧検出信号とゼロ電流検出手段から点弧角、遅れ角
を割り出し、それら点弧角、遅れ角から力率角を割り出
す。
クル毎に、ゼロ電圧検出手段が電圧ゼロクロス点を検出
するとともに、ゼロ電流検出手段が電流の導通終了時点
を検出し、力率角検出手段がゼロ電圧検出手段からのゼ
ロ電圧検出信号とゼロ電流検出手段から点弧角、遅れ角
を割り出し、それら点弧角、遅れ角から力率角を割り出
す。
【0010】ところで、スプラッシュが発生すると、被
溶接材の抵抗が急激が低下し、この抵抗の急激な低下に
伴って力率角は急激に増大する特性がある。しかして、
力率角検出手段より得られる力率角の値が急激に増大し
て、その変化率が所定値を超えると、スプラッシュ検出
手段は、スプラッシュが発生したものと判定する。
溶接材の抵抗が急激が低下し、この抵抗の急激な低下に
伴って力率角は急激に増大する特性がある。しかして、
力率角検出手段より得られる力率角の値が急激に増大し
て、その変化率が所定値を超えると、スプラッシュ検出
手段は、スプラッシュが発生したものと判定する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例による抵抗溶接制
御装置を適用した単相交流式抵抗溶接機の回路構成を示
す。この抵抗溶接機において、入力端子10,12に入
力された商用周波数の交流電源電圧Eは、一対のサイリ
スタ14,16からなるコンタクタを介して溶接トラン
ス18の一次コイルに供給される。溶接トランス18の
二次コイルに発生した交流の誘導起電力(二次電圧)は
二次導体および一対の電極チップ20,22を介して被
溶接材24,26に印加され、二次回路に溶接電流i2
が流れる。
御装置を適用した単相交流式抵抗溶接機の回路構成を示
す。この抵抗溶接機において、入力端子10,12に入
力された商用周波数の交流電源電圧Eは、一対のサイリ
スタ14,16からなるコンタクタを介して溶接トラン
ス18の一次コイルに供給される。溶接トランス18の
二次コイルに発生した交流の誘導起電力(二次電圧)は
二次導体および一対の電極チップ20,22を介して被
溶接材24,26に印加され、二次回路に溶接電流i2
が流れる。
【0012】溶接電流i2 の大きさ(実効値)は、通電
角によって決まるが、点弧角+通電角=πの関係がある
ので、点弧角によって決まるともいえる。しかして、マ
イクロプロセッサ28が点弧回路30を介してサイリス
タ14,16の点弧タイミングを制御することによっ
て、溶接電流i2 の実効値を制御する。
角によって決まるが、点弧角+通電角=πの関係がある
ので、点弧角によって決まるともいえる。しかして、マ
イクロプロセッサ28が点弧回路30を介してサイリス
タ14,16の点弧タイミングを制御することによっ
て、溶接電流i2 の実効値を制御する。
【0013】二次回路で溶接電流i2 が流れている間、
一次回路ではi2 と同相の小さな電流(一次電流)i1
が流れる。本実施例では、ゼロ電流検出回路32が一次
回路に設けられる。このゼロ電流検出回路32は、サイ
リスタ間の電圧を検知し、電流が流れると電圧が下が
り、電流が止まると電圧が上がることで、各半サイクル
毎に一次電流i1 の導通終了時点を検出し、その導通終
了時点のタイミングを表すゼロ電流検出信号をマイクロ
プロセッサ28に与える。
一次回路ではi2 と同相の小さな電流(一次電流)i1
が流れる。本実施例では、ゼロ電流検出回路32が一次
回路に設けられる。このゼロ電流検出回路32は、サイ
リスタ間の電圧を検知し、電流が流れると電圧が下が
り、電流が止まると電圧が上がることで、各半サイクル
毎に一次電流i1 の導通終了時点を検出し、その導通終
了時点のタイミングを表すゼロ電流検出信号をマイクロ
プロセッサ28に与える。
【0014】また、ゼロ電圧検出回路34も一次回路に
設けられる。このゼロ電圧検出回路34は、各半サイク
ル毎に電源電圧Eの極性が変わる時点(ゼロクロス点)
を検出し、そのゼロクロス点のタイミングを表すゼロ電
圧検出信号をマイクロプロセッサ28に与える。
設けられる。このゼロ電圧検出回路34は、各半サイク
ル毎に電源電圧Eの極性が変わる時点(ゼロクロス点)
を検出し、そのゼロクロス点のタイミングを表すゼロ電
圧検出信号をマイクロプロセッサ28に与える。
【0015】マイクロプロセッサ28は、ゼロ電圧検出
回路34からのゼロ電圧検出信号とゼロ電流検出回路3
2からのゼロ電流検出信号とから力率角を算出する。図
4〜図6を参照して、以下に本実施例による力率角の算
出方法を説明する。
回路34からのゼロ電圧検出信号とゼロ電流検出回路3
2からのゼロ電流検出信号とから力率角を算出する。図
4〜図6を参照して、以下に本実施例による力率角の算
出方法を説明する。
【0016】図4は、交流式抵抗溶接機の等価回路を示
す。この回路において、インダクタンスLは主として溶
接トランス(18)の漏れリアクタンスであり、抵抗R
は一次および二次導体の抵抗、および被溶接材(24,
26)の抵抗等を含む合成抵抗である。スイッチSWは
サイリスタ・コンタクタ(14,16)に対応し、交流
電源電圧eは入力電圧Eに対応する。
す。この回路において、インダクタンスLは主として溶
接トランス(18)の漏れリアクタンスであり、抵抗R
は一次および二次導体の抵抗、および被溶接材(24,
26)の抵抗等を含む合成抵抗である。スイッチSWは
サイリスタ・コンタクタ(14,16)に対応し、交流
電源電圧eは入力電圧Eに対応する。
【0017】かかるLR回路において、ある時刻[0]
にスイッチSWを閉成すると、図5に示すような波形の
電流iが流れる。図5において、is は定常電流、it
は過渡電流で、これらの電流is 、it を合成したもの
が、実際に流れる電流iである。また、時刻[0]と直
前の電圧ゼロクロス点TZ 間の位相角φは初期点弧角で
あり、定常電流is が時刻[0]前に流れた場合の直前
の仮想電流ゼロクロス点TP と電圧ゼロクロス点TZ 間
の位相角ψは力率角である。そうすると、電流iは次式
のように表される。 i=is +it =sin(ωt+φ−ψ)−sin(φ−ψ)・exp(−R/L)t …… (1) ω、(−R/L)は定数で、φはマイクロプロセッサ2
8の制御下にあるから各半サイクルまたは各1サイクル
の期間中に電流iの瞬時値が零になった時間tを検出し
て、その時間tを上式(1) に代入することにより、各半
サイクルまたは各1サイクルにおける力率角ψを求める
ことができる。
にスイッチSWを閉成すると、図5に示すような波形の
電流iが流れる。図5において、is は定常電流、it
は過渡電流で、これらの電流is 、it を合成したもの
が、実際に流れる電流iである。また、時刻[0]と直
前の電圧ゼロクロス点TZ 間の位相角φは初期点弧角で
あり、定常電流is が時刻[0]前に流れた場合の直前
の仮想電流ゼロクロス点TP と電圧ゼロクロス点TZ 間
の位相角ψは力率角である。そうすると、電流iは次式
のように表される。 i=is +it =sin(ωt+φ−ψ)−sin(φ−ψ)・exp(−R/L)t …… (1) ω、(−R/L)は定数で、φはマイクロプロセッサ2
8の制御下にあるから各半サイクルまたは各1サイクル
の期間中に電流iの瞬時値が零になった時間tを検出し
て、その時間tを上式(1) に代入することにより、各半
サイクルまたは各1サイクルにおける力率角ψを求める
ことができる。
【0018】しかし、本実施例では、より簡単でより高
速な演算方法を用いる。先ず、図5に示されるように、
過渡電流it が流れる時間は非常に短く、実質的な持続
時間は最初の半サイクルであるから、式(1) において第
2項のit を無視して考えてよい。一方、サイリスタ点
弧制御の場合、電圧と電流の間には遅れ角がある。
速な演算方法を用いる。先ず、図5に示されるように、
過渡電流it が流れる時間は非常に短く、実質的な持続
時間は最初の半サイクルであるから、式(1) において第
2項のit を無視して考えてよい。一方、サイリスタ点
弧制御の場合、電圧と電流の間には遅れ角がある。
【0019】しかして、本実施例では、図6に示すよう
な電圧・電流波形から各半サイクルまたは各1サイクル
における力率角ψi,ψi+1,…を求める。図6において、
φi,φi+1,…は各1サイクルにおける点弧角で、δi,δ
i+1,…は1半サイクルにおける遅れ角である。各点弧角
φi,φi+1,…は、電圧eの極性が変わる各電圧ゼロクロ
ス点からサイリスタ12,14が点弧されるまでの時間
である。したがって、ゼロ電圧検出回路34が電圧ゼロ
クロス点を検出した時刻を知ることで、マイクロプロセ
ッサ28は各点弧角φi,φi+1,…の値を管理・把握する
ことができる。
な電圧・電流波形から各半サイクルまたは各1サイクル
における力率角ψi,ψi+1,…を求める。図6において、
φi,φi+1,…は各1サイクルにおける点弧角で、δi,δ
i+1,…は1半サイクルにおける遅れ角である。各点弧角
φi,φi+1,…は、電圧eの極性が変わる各電圧ゼロクロ
ス点からサイリスタ12,14が点弧されるまでの時間
である。したがって、ゼロ電圧検出回路34が電圧ゼロ
クロス点を検出した時刻を知ることで、マイクロプロセ
ッサ28は各点弧角φi,φi+1,…の値を管理・把握する
ことができる。
【0020】また、各遅れ角δi,δi+1 …と電流iとの
間には、位相角が(π+δi),(π+δi+1)、…の時に各
半サイクルにおける電流iの導通時間が終了するという
関係がある。そして、各遅れ角δi,δi+1 …は、点弧タ
イミングから半サイクル後における電圧ゼロクロス点と
その直後に電流iの瞬時値が零になる時点との間の時間
として測定できる。
間には、位相角が(π+δi),(π+δi+1)、…の時に各
半サイクルにおける電流iの導通時間が終了するという
関係がある。そして、各遅れ角δi,δi+1 …は、点弧タ
イミングから半サイクル後における電圧ゼロクロス点と
その直後に電流iの瞬時値が零になる時点との間の時間
として測定できる。
【0021】したがって、本実施例では、ゼロ電圧検出
回路34からのゼロ電圧検出信号とゼロ電流検出回路3
2からのゼロ電流検出信号とに基づいて、各半サイクル
または各1サイクルにおける点弧角φi,φi+1,…および
遅れ角δi,δi+1 …を検出して、それらのパラメータか
ら上式(1) により各半サイクルにおける力率角ψi,ψi+
1,…を求める。
回路34からのゼロ電圧検出信号とゼロ電流検出回路3
2からのゼロ電流検出信号とに基づいて、各半サイクル
または各1サイクルにおける点弧角φi,φi+1,…および
遅れ角δi,δi+1 …を検出して、それらのパラメータか
ら上式(1) により各半サイクルにおける力率角ψi,ψi+
1,…を求める。
【0022】もっとも、上式(1) を演算して力率角ψi,
ψi+1,…を算出するには、相当な演算ビット数と演算時
間を要するので、マイクロプロセッサ28の負担が大き
くなる。そこで、別個の計算機により、種々の点弧角φ
および遅れ角δの値に対する力率角の値を予め演算し
て、図3に示すようなルック・アップ・テーブルをメモ
リ36に格納し、各半サイクルにおいて検出された点弧
角φi および遅れ角δiを引数として、それらに対応す
る力率角ψijをメモリ36から引き出す(読み出す)こ
とで、マイクロプロセッサ28が複雑な演算処理を行わ
なくとも、各半サイクル毎に力率角ψを割り出すことが
できる。
ψi+1,…を算出するには、相当な演算ビット数と演算時
間を要するので、マイクロプロセッサ28の負担が大き
くなる。そこで、別個の計算機により、種々の点弧角φ
および遅れ角δの値に対する力率角の値を予め演算し
て、図3に示すようなルック・アップ・テーブルをメモ
リ36に格納し、各半サイクルにおいて検出された点弧
角φi および遅れ角δiを引数として、それらに対応す
る力率角ψijをメモリ36から引き出す(読み出す)こ
とで、マイクロプロセッサ28が複雑な演算処理を行わ
なくとも、各半サイクル毎に力率角ψを割り出すことが
できる。
【0023】マイクロプロセッサ28は、このようにし
て半サイクルまたは各1サイクル毎に力率角ψを検出
し、その時間的な変化から、スプラッシュが発生したか
否かを判定する。すなわち、スプラッシュは被溶接物か
ら溶融金属が爆飛するものであって、スプラッシュが発
生すると被溶接物の抵抗が急激に減少するが、その抵抗
の急激な減少につれて力率は逆に急激に増大するという
関係がある。
て半サイクルまたは各1サイクル毎に力率角ψを検出
し、その時間的な変化から、スプラッシュが発生したか
否かを判定する。すなわち、スプラッシュは被溶接物か
ら溶融金属が爆飛するものであって、スプラッシュが発
生すると被溶接物の抵抗が急激に減少するが、その抵抗
の急激な減少につれて力率は逆に急激に増大するという
関係がある。
【0024】そこで、マイクロプロセッサ28は各半サ
イクルまたは各1サイクル毎に力率角ψを検出すると同
時に、その変化を監視し、正方向の変化率(上昇率)が
所定値を超えたときは、被溶接材24,26からスプラ
ッシュが発生したものと判定し、表示器38等を通じて
警報を出す。さらに、次回以降の溶接ではスプラッシュ
を発生させないよう、サイリスタ14,16に対する点
弧制御を補正したり、加圧機構40を通じて被溶接材2
4,26に対する加圧力を補正する等の処置を行う。
イクルまたは各1サイクル毎に力率角ψを検出すると同
時に、その変化を監視し、正方向の変化率(上昇率)が
所定値を超えたときは、被溶接材24,26からスプラ
ッシュが発生したものと判定し、表示器38等を通じて
警報を出す。さらに、次回以降の溶接ではスプラッシュ
を発生させないよう、サイリスタ14,16に対する点
弧制御を補正したり、加圧機構40を通じて被溶接材2
4,26に対する加圧力を補正する等の処置を行う。
【0025】図2は、被溶接材20,22がそれぞれ
0.8mm厚のSPC(冷間圧延鋼板)であって、これ
らを2枚重ねにして240Kg重の加圧力を印加し、約
10KAの溶接電流i2 を流した場合の力率角の時間特
性例を示す。特性曲線NLはスプラッシュが発生しなか
った場合で、通電時間を通じて力率角ψに急激な変化は
見られない。これに対し、特性曲線ALはスプラッシュ
が発生した場合である。この場合、第3サイクルから第
4サイクルにかけて力率角ψが急激に変化し、実際、こ
の時にスプラッシュが発生している。なお、この図2の
データは、1サイクル毎に力率角を検出した場合であ
る。半サイクル毎に力率角を検出する場合はより精細で
滑らかな特性曲線が得られる。
0.8mm厚のSPC(冷間圧延鋼板)であって、これ
らを2枚重ねにして240Kg重の加圧力を印加し、約
10KAの溶接電流i2 を流した場合の力率角の時間特
性例を示す。特性曲線NLはスプラッシュが発生しなか
った場合で、通電時間を通じて力率角ψに急激な変化は
見られない。これに対し、特性曲線ALはスプラッシュ
が発生した場合である。この場合、第3サイクルから第
4サイクルにかけて力率角ψが急激に変化し、実際、こ
の時にスプラッシュが発生している。なお、この図2の
データは、1サイクル毎に力率角を検出した場合であ
る。半サイクル毎に力率角を検出する場合はより精細で
滑らかな特性曲線が得られる。
【0026】上述したように、本実施例の抵抗溶接制御
装置は、スプラッシュ発生の有無を自動的に検出し、ス
プラッシュが発生したときは自動的に所要の処置・補正
を行うので、スプラッシュ監視のための作業員が不要と
なる。
装置は、スプラッシュ発生の有無を自動的に検出し、ス
プラッシュが発生したときは自動的に所要の処置・補正
を行うので、スプラッシュ監視のための作業員が不要と
なる。
【0027】また、上述した実施例では、ゼロ電圧検出
回路34およびゼロ電流検出回路32をそれぞれ一次回
路に設け、一次側の電圧、電流を監視して力率角を求
め、力率角の変化に基づいてスプラッシュ発生の有無を
検出するようにした。これにより、二次導体にトロイダ
ルコイル等を設けたり、電極チップ20,22に電圧セ
ンス線を接続する必要がないので、ロボット(図示せ
ず)や加圧機構40の駆動によって二次導体や電極チッ
プ20,22が運動・移動する際に、ケーブルや電圧セ
ンス線等の断線事故を起こす問題はない。したがって、
安心して自動化・省力化を推進することができる。
回路34およびゼロ電流検出回路32をそれぞれ一次回
路に設け、一次側の電圧、電流を監視して力率角を求
め、力率角の変化に基づいてスプラッシュ発生の有無を
検出するようにした。これにより、二次導体にトロイダ
ルコイル等を設けたり、電極チップ20,22に電圧セ
ンス線を接続する必要がないので、ロボット(図示せ
ず)や加圧機構40の駆動によって二次導体や電極チッ
プ20,22が運動・移動する際に、ケーブルや電圧セ
ンス線等の断線事故を起こす問題はない。したがって、
安心して自動化・省力化を推進することができる。
【0028】なお、上述した実施例は、抵抗溶接制御装
置に係るものであったが、抵抗溶接測定装置にも本発明
は適用可能である。
置に係るものであったが、抵抗溶接測定装置にも本発明
は適用可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明は、上述したような構成を有する
ことにより、以下のような効果を奏する。交流式抵抗溶
接機において、電圧ゼロクロス点と電流導通終了時点と
から力率角を算出し、力率角の変化に基づいてスプラッ
シュ発生の有無を検出するようにしたので、トロイダル
コイルや電圧検出回路等の高価なセンサを用いることな
く自動的にスプラッシュの監視を行うことができる。ま
た、ゼロ電圧検出手段およびゼロ電流検出手段は一次回
路に設けることで、ケーブルやセンス線等の断線事故の
問題を解消することができる。したがって、安心して抵
抗溶接作業場の自動化・省力化を推進することができ
る。
ことにより、以下のような効果を奏する。交流式抵抗溶
接機において、電圧ゼロクロス点と電流導通終了時点と
から力率角を算出し、力率角の変化に基づいてスプラッ
シュ発生の有無を検出するようにしたので、トロイダル
コイルや電圧検出回路等の高価なセンサを用いることな
く自動的にスプラッシュの監視を行うことができる。ま
た、ゼロ電圧検出手段およびゼロ電流検出手段は一次回
路に設けることで、ケーブルやセンス線等の断線事故の
問題を解消することができる。したがって、安心して抵
抗溶接作業場の自動化・省力化を推進することができ
る。
【図1】本発明の一実施例による抵抗溶接制御装置を適
用した単相交流式抵抗溶接機の回路構成を示す回路図で
ある。
用した単相交流式抵抗溶接機の回路構成を示す回路図で
ある。
【図2】実施例の作用を説明するための力率角の時間特
性例を示す図である。
性例を示す図である。
【図3】各サイクル毎に検出された点弧角φおよび遅れ
角δから力率角ψを瞬時に引き出すためのロック・アッ
プ・テーブルを概念的に示す図である。
角δから力率角ψを瞬時に引き出すためのロック・アッ
プ・テーブルを概念的に示す図である。
【図4】交流式抵抗溶接機の等価回路を示す回路図であ
る。
る。
【図5】図4の等価回路における電圧および電流の波形
を示す図である。
を示す図である。
【図6】実施例による簡易な力率算出方法を説明するた
めの電圧および電流の波形を示す図である。
めの電圧および電流の波形を示す図である。
18 溶接トランス 28 マイクロプロセッサ 30 点弧回路 32 ゼロ電流検出回路 34 ゼロ電圧検出回路 36 メモリ 38 表示器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流式抵抗溶接機にお
いてスプラッシュ発生の有無を検出する機能を備えた抵
抗溶接制御又は測定装置に関する。
いてスプラッシュ発生の有無を検出する機能を備えた抵
抗溶接制御又は測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】抵抗溶接時に被溶接材(ワーク)からス
プラッシュが飛ぶと、製品の品質を損ねるだけでなく、
作業環境の悪化、産業廃棄物等の環境問題を招くため、
スプラッシュを抑制することが今日の重要な要請となっ
ている。
プラッシュが飛ぶと、製品の品質を損ねるだけでなく、
作業環境の悪化、産業廃棄物等の環境問題を招くため、
スプラッシュを抑制することが今日の重要な要請となっ
ている。
【0003】したがって、スプラッシュが発生したとき
は、その事態を検出し、溶接電流を低減する等の処置を
早めにとる必要がある。一般の抵抗溶接作業場において
は、作業員が目視でスプラッシュ発生の有無を検出し、
手操作で溶接電流等の調整を行っているが、生産性向上
・人手不足解消等の面から、自動化が急務とされてい
る。
は、その事態を検出し、溶接電流を低減する等の処置を
早めにとる必要がある。一般の抵抗溶接作業場において
は、作業員が目視でスプラッシュ発生の有無を検出し、
手操作で溶接電流等の調整を行っているが、生産性向上
・人手不足解消等の面から、自動化が急務とされてい
る。
【0004】従来から、スプラッシュを検出ないし抑制
する機能を備えた抵抗溶接制御又は検出装置はいろいろ
ある。これら従来装置のいずれも、抵抗溶接機の二次回
路の電圧または電流、あるいは電極チップ間の抵抗をモ
ニタし、それらの時間特性に基づいてスプラッシュの有
無を検出するものであった。
する機能を備えた抵抗溶接制御又は検出装置はいろいろ
ある。これら従来装置のいずれも、抵抗溶接機の二次回
路の電圧または電流、あるいは電極チップ間の抵抗をモ
ニタし、それらの時間特性に基づいてスプラッシュの有
無を検出するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、抵抗溶接機に
おいては、二次回路を構成する二次導体、電極チップ等
が可動部になっていて、ロボットハンドリングや加圧動
作によって頻繁に運動・移動する。このため、従来の装
置では、二次回路に設けたトロイダルコイルの出力線
や、電極チップに接続される電圧検出器のセンス線等
が、それら可動部の運動・移動の際に捩じれたり何かに
引っ掛けて切断することがあり、安全性・信頼性の点で
問題があった。
おいては、二次回路を構成する二次導体、電極チップ等
が可動部になっていて、ロボットハンドリングや加圧動
作によって頻繁に運動・移動する。このため、従来の装
置では、二次回路に設けたトロイダルコイルの出力線
や、電極チップに接続される電圧検出器のセンス線等
が、それら可動部の運動・移動の際に捩じれたり何かに
引っ掛けて切断することがあり、安全性・信頼性の点で
問題があった。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、安全性・信頼性の高い簡易な回路構成で、スプ
ラッシュ発生の有無を自動的に検出するようにした抵抗
溶接制御又は測定装置を提供することを目的とする。
もので、安全性・信頼性の高い簡易な回路構成で、スプ
ラッシュ発生の有無を自動的に検出するようにした抵抗
溶接制御又は測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の抵抗溶接制御又は測定装置は、交流式抵抗
溶接機の一次回路または二次回路に印加される交流電圧
の極性が変化する時点を検出するゼロ電圧検出手段と、
交流式抵抗溶接機の一次回路または二次回路に流れる交
流電流の各導通終了時点を検出するゼロ電流検出手段
と、ゼロ電圧検出手段からのゼロ電圧検出信号とゼロ電
流検出手段からのゼロ電流検出信号とに基づいて力率角
を割り出す力率角検出手段と、この力率角検出手段より
得られる力率角の変化に基づいてスプラッシュ発生の有
無を検出するスプラッシュ検出手段とを具備する構成と
した。
め、本発明の抵抗溶接制御又は測定装置は、交流式抵抗
溶接機の一次回路または二次回路に印加される交流電圧
の極性が変化する時点を検出するゼロ電圧検出手段と、
交流式抵抗溶接機の一次回路または二次回路に流れる交
流電流の各導通終了時点を検出するゼロ電流検出手段
と、ゼロ電圧検出手段からのゼロ電圧検出信号とゼロ電
流検出手段からのゼロ電流検出信号とに基づいて力率角
を割り出す力率角検出手段と、この力率角検出手段より
得られる力率角の変化に基づいてスプラッシュ発生の有
無を検出するスプラッシュ検出手段とを具備する構成と
した。
【0008】
【作用】交流式抵抗溶接機において、電圧の極性が変化
する時点(電圧ゼロクロス点)とその直後の点弧時点と
の間の位相差は点弧角であり、各点弧時点からほぼ半サ
イクル経過後において電圧ゼロクロス点と電流の導通終
了時点との間の位相差は遅れ角である。点弧角と遅れ角
とが与えられると、所定の演算式から、力率角を求める
ことができる。
する時点(電圧ゼロクロス点)とその直後の点弧時点と
の間の位相差は点弧角であり、各点弧時点からほぼ半サ
イクル経過後において電圧ゼロクロス点と電流の導通終
了時点との間の位相差は遅れ角である。点弧角と遅れ角
とが与えられると、所定の演算式から、力率角を求める
ことができる。
【0009】本発明では、各半サイクルまたは各1サイ
クル毎に、ゼロ電圧検出手段が電圧ゼロクロス点を検出
するとともに、ゼロ電流検出手段が電流の導通終了時点
を検出し、力率角検出手段がゼロ電圧検出手段からのゼ
ロ電圧検出信号とゼロ電流検出手段からのゼロ電流検出
信号とに基づいて点弧角、遅れ角を割り出し、それら点
弧角、遅れ角から力率角を割り出す。
クル毎に、ゼロ電圧検出手段が電圧ゼロクロス点を検出
するとともに、ゼロ電流検出手段が電流の導通終了時点
を検出し、力率角検出手段がゼロ電圧検出手段からのゼ
ロ電圧検出信号とゼロ電流検出手段からのゼロ電流検出
信号とに基づいて点弧角、遅れ角を割り出し、それら点
弧角、遅れ角から力率角を割り出す。
【0010】ところで、スプラッシュが発生すると、被
溶接材の抵抗が急激が低下し、この抵抗の急激な低下に
伴って力率角は急激に増大する特性がある。しかして、
力率角検出手段より得られる力率角の値が急激に増大し
て、その変化率が所定値を超えると、スプラッシュ検出
手段は、スプラッシュが発生したものと判定する。
溶接材の抵抗が急激が低下し、この抵抗の急激な低下に
伴って力率角は急激に増大する特性がある。しかして、
力率角検出手段より得られる力率角の値が急激に増大し
て、その変化率が所定値を超えると、スプラッシュ検出
手段は、スプラッシュが発生したものと判定する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例による抵抗溶接制
御装置を適用した単相交流式抵抗溶接機の回路構成を示
す。この抵抗溶接機において、入力端子10,12に入
力された商用周波数の交流電源電圧Eは、一対のサイリ
スタ14,16からなるコンタクタを介して溶接トラン
ス18の一次コイルに供給される。溶接トランス18の
二次コイルに発生した交流の誘導起電力(二次電圧)は
二次導体および一対の電極チップ20,22を介して被
溶接材24,26に印加され、二次回路に溶接電流i2
が流れる。
御装置を適用した単相交流式抵抗溶接機の回路構成を示
す。この抵抗溶接機において、入力端子10,12に入
力された商用周波数の交流電源電圧Eは、一対のサイリ
スタ14,16からなるコンタクタを介して溶接トラン
ス18の一次コイルに供給される。溶接トランス18の
二次コイルに発生した交流の誘導起電力(二次電圧)は
二次導体および一対の電極チップ20,22を介して被
溶接材24,26に印加され、二次回路に溶接電流i2
が流れる。
【0012】溶接電流i2の大きさ(実効値)は、通電
角によって決まるが、点弧角と通電角との間にはほぼ一
定の関係があるので、点弧角によって決まるともいえ
る。しかして、マイクロプロセッサ28が点弧回路30
を介してサイリスタ14,16の点弧タイミングを制御
することによって、溶接電流i2の実効値を制御する。
角によって決まるが、点弧角と通電角との間にはほぼ一
定の関係があるので、点弧角によって決まるともいえ
る。しかして、マイクロプロセッサ28が点弧回路30
を介してサイリスタ14,16の点弧タイミングを制御
することによって、溶接電流i2の実効値を制御する。
【0013】二次回路で溶接電流i2が流れている間、
一次回路ではi2と同相の小さな電流(一次電流)i1
が流れる。本実施例では、ゼロ電流検出回路32が一次
回路に設けられる。このゼロ電流検出回路32は、サイ
リスタ間の電圧を検知し、電流が流れると電圧が下が
り、電流が止まると電圧が上がることで、各半サイクル
毎に一次電流i1の導通終了時点を検出し、その導通終
了時点のタイミングを表すゼロ電流検出信号をマイクロ
プロセッサ28に与える。
一次回路ではi2と同相の小さな電流(一次電流)i1
が流れる。本実施例では、ゼロ電流検出回路32が一次
回路に設けられる。このゼロ電流検出回路32は、サイ
リスタ間の電圧を検知し、電流が流れると電圧が下が
り、電流が止まると電圧が上がることで、各半サイクル
毎に一次電流i1の導通終了時点を検出し、その導通終
了時点のタイミングを表すゼロ電流検出信号をマイクロ
プロセッサ28に与える。
【0014】また、ゼロ電圧検出回路34も一次回路に
設けられる。このゼロ電圧検出回路34は、各半サイク
ル毎に電源電圧Eの極性が変わる時点(ゼロクロス点)
を検出し、そのゼロクロス点のタイミングを表すゼロ電
圧検出信号をマイクロプロセッサ28に与える。
設けられる。このゼロ電圧検出回路34は、各半サイク
ル毎に電源電圧Eの極性が変わる時点(ゼロクロス点)
を検出し、そのゼロクロス点のタイミングを表すゼロ電
圧検出信号をマイクロプロセッサ28に与える。
【0015】マイクロプロセッサ28は、ゼロ電圧検出
回路34からのゼロ電圧検出信号とゼロ電流検出回路3
2からのゼロ電流検出信号とから力率角を算出する。図
4〜図6を参照して、以下に本実施例による力率角の算
出方法を説明する。
回路34からのゼロ電圧検出信号とゼロ電流検出回路3
2からのゼロ電流検出信号とから力率角を算出する。図
4〜図6を参照して、以下に本実施例による力率角の算
出方法を説明する。
【0016】図4は、交流式抵抗溶接機の等価回路を示
す。この回路において、インダクタンスLは主として溶
接トランス(18)の漏れリアクタンスであり、抵抗R
は一次および二次導体の抵抗、および被溶接材(24,
26)の抵抗等を含む合成抵抗である。スイッチSWは
サイリスタ・コンタクタ(14,16)に対応し、交流
電源電圧eは入力電圧Eに対応する。
す。この回路において、インダクタンスLは主として溶
接トランス(18)の漏れリアクタンスであり、抵抗R
は一次および二次導体の抵抗、および被溶接材(24,
26)の抵抗等を含む合成抵抗である。スイッチSWは
サイリスタ・コンタクタ(14,16)に対応し、交流
電源電圧eは入力電圧Eに対応する。
【0017】かかるLR回路において、ある時刻[0]
にスイッチSWを閉成すると、図5に示すような波形の
電流iが流れる。図5において、isは定常電流、it
は過渡電流で、これらの電流is、itを合成したもの
が、実際に流れる電流iである。また、時刻[0]と直
前の電圧ゼロクロス点TZ間の位相角φは初期点弧角で
あり、定常電流isが時刻[0]前に流れた場合の直前
の仮想電流ゼロクロス点TPと電圧ゼロクロス点TZ間
の位相角φは力率角である。そうすると、電流iは次式
のように表される。 i=is+it =sin(ωt+φ−ψ)−sin(φ−ψ)・exp(−R/L)t ……(1) ω、(−R/L)は定数で、φはマイクロプロセッサ2
8の制御下にあるから各半サイクルまたは各1サイクル
の期間中に電流iの瞬時値が零になった時間tを検出し
て、その時間tを上式(1)に代入することにより、各
半サイクルまたは各1サイクルにおける力率角ψを求め
ることができる。
にスイッチSWを閉成すると、図5に示すような波形の
電流iが流れる。図5において、isは定常電流、it
は過渡電流で、これらの電流is、itを合成したもの
が、実際に流れる電流iである。また、時刻[0]と直
前の電圧ゼロクロス点TZ間の位相角φは初期点弧角で
あり、定常電流isが時刻[0]前に流れた場合の直前
の仮想電流ゼロクロス点TPと電圧ゼロクロス点TZ間
の位相角φは力率角である。そうすると、電流iは次式
のように表される。 i=is+it =sin(ωt+φ−ψ)−sin(φ−ψ)・exp(−R/L)t ……(1) ω、(−R/L)は定数で、φはマイクロプロセッサ2
8の制御下にあるから各半サイクルまたは各1サイクル
の期間中に電流iの瞬時値が零になった時間tを検出し
て、その時間tを上式(1)に代入することにより、各
半サイクルまたは各1サイクルにおける力率角ψを求め
ることができる。
【0018】本実施例では、図6に示すような電圧・電
流波形から各半サイクルまたは各1サイクルにおける力
率角ψi,ψi+1,…を求める。図6において、φ
i,φi+1,…は各1サイクルにおける点弧角で、δ
i,δi+1,…は各1サイクルにおける遅れ角であ
る。各点弧角φi,φi+1,…は、電圧eの極性が変
わる各電圧ゼロクロス点からサイリスタ12,14が点
弧されるまでの時間である。したがって、ゼロ電圧検出
回路34が電圧ゼロクロス点を検出した時刻を知ること
で、マイクロプロセッサ28は各点弧角φi,φi+
1,…の値を管理・把握することができる。
流波形から各半サイクルまたは各1サイクルにおける力
率角ψi,ψi+1,…を求める。図6において、φ
i,φi+1,…は各1サイクルにおける点弧角で、δ
i,δi+1,…は各1サイクルにおける遅れ角であ
る。各点弧角φi,φi+1,…は、電圧eの極性が変
わる各電圧ゼロクロス点からサイリスタ12,14が点
弧されるまでの時間である。したがって、ゼロ電圧検出
回路34が電圧ゼロクロス点を検出した時刻を知ること
で、マイクロプロセッサ28は各点弧角φi,φi+
1,…の値を管理・把握することができる。
【0019】また、各遅れ角δi,δi+1…と電流i
との間には、位相角が(π+δi),(π+δi+
1)、…の時に各半サイクルにおける電流iの導通時間
が終了するという関係がある。そして、各遅れ角δi,
δi+1…は、点弧タイミングから半サイクル後におけ
る電圧ゼロクロス点とその直後に電流iの瞬時値が零に
なる時点との間の時間として測定できる。
との間には、位相角が(π+δi),(π+δi+
1)、…の時に各半サイクルにおける電流iの導通時間
が終了するという関係がある。そして、各遅れ角δi,
δi+1…は、点弧タイミングから半サイクル後におけ
る電圧ゼロクロス点とその直後に電流iの瞬時値が零に
なる時点との間の時間として測定できる。
【0020】したがって、本実施例では、ゼロ電圧検出
回路34からのゼロ電圧検出信号とゼロ電流検出回路3
2からのゼロ電流検出信号とに基づいて、各半サイクル
または各1サイクルにおける点弧角φi,φi+1,…
および遅れ角δi,δi+1…を検出して、それらのパ
ラメータから上式(1)により各半サイクルにおける力
率角ψi,ψi+1,…を求める。
回路34からのゼロ電圧検出信号とゼロ電流検出回路3
2からのゼロ電流検出信号とに基づいて、各半サイクル
または各1サイクルにおける点弧角φi,φi+1,…
および遅れ角δi,δi+1…を検出して、それらのパ
ラメータから上式(1)により各半サイクルにおける力
率角ψi,ψi+1,…を求める。
【0021】もっとも、上式(1)を演算して力率角ψ
i,ψi+1,…を算出するには、相当な演算ビット数
と演算時間を要するので、マイクロプロセッサ28の負
担が大きくなる。そこで、別個の計算機により、種々の
点弧角φおよび遅れ角δの値に対する力率角の値を予め
演算して、図3に示すようなルック・アップ・テーブル
をメモリ36に格納し、各半サイクルにおいて検出され
た点弧角φiおよび遅れ角δiを引数として、それらに
対応する力率角ψijをメモリ36から引き出す(読み
出す)ことで、マイクロプロセッサ28が複雑な演算処
理を行わなくとも、各半サイクル毎に力率角ψを割り出
すことができる。
i,ψi+1,…を算出するには、相当な演算ビット数
と演算時間を要するので、マイクロプロセッサ28の負
担が大きくなる。そこで、別個の計算機により、種々の
点弧角φおよび遅れ角δの値に対する力率角の値を予め
演算して、図3に示すようなルック・アップ・テーブル
をメモリ36に格納し、各半サイクルにおいて検出され
た点弧角φiおよび遅れ角δiを引数として、それらに
対応する力率角ψijをメモリ36から引き出す(読み
出す)ことで、マイクロプロセッサ28が複雑な演算処
理を行わなくとも、各半サイクル毎に力率角ψを割り出
すことができる。
【0022】マイクロプロセッサ28は、このようにし
て半サイクルまたは各1サイクル毎に力率角ψを検出
し、その時間的な変化から、スプラッシュが発生したか
否かを判定する。すなわち、スプラッシュは被溶接物か
ら溶融金属が爆飛するものであって、スプラッシュが発
生すると被溶接物の抵抗が急激に減少するが、その抵抗
の急激な減少につれて力率は逆に急激に増大するという
関係がある。
て半サイクルまたは各1サイクル毎に力率角ψを検出
し、その時間的な変化から、スプラッシュが発生したか
否かを判定する。すなわち、スプラッシュは被溶接物か
ら溶融金属が爆飛するものであって、スプラッシュが発
生すると被溶接物の抵抗が急激に減少するが、その抵抗
の急激な減少につれて力率は逆に急激に増大するという
関係がある。
【0023】そこで、マイクロプロセッサ28は各半サ
イクルまたは各1サイクル毎に力率角ψを検出すると同
時に、その変化を監視し、正方向の変化率(上昇率)が
所定値を超えたときは、被溶接材24,26からスプラ
ッシュが発生したものと判定し、表示器38等を通じて
警報を出す。さらに、次回以降の溶接ではスプラッシュ
を発生させないよう、サイリスタ14,16に対する点
弧制御を補正したり、加圧機構40を通じて被溶接材2
4,26に対する加圧力を補正する等の処置を行う。
イクルまたは各1サイクル毎に力率角ψを検出すると同
時に、その変化を監視し、正方向の変化率(上昇率)が
所定値を超えたときは、被溶接材24,26からスプラ
ッシュが発生したものと判定し、表示器38等を通じて
警報を出す。さらに、次回以降の溶接ではスプラッシュ
を発生させないよう、サイリスタ14,16に対する点
弧制御を補正したり、加圧機構40を通じて被溶接材2
4,26に対する加圧力を補正する等の処置を行う。
【0024】図2は、被溶接材20,22がそれぞれ
0.8mm厚のSPC(冷間圧延鋼板)であって、これ
らを2枚重ねにして240Kg重の加圧力を印加し、約
10KAの溶接電流i2を流した場合の力率角の時間特
性例を示す。特性曲線NLはスプラッシュが発生しなか
った場合で、通電時間を通じて力率角ψに急激な変化は
見られない。これに対し、特性曲線ALはスプラッシュ
が発生した場合である。この場合、第3サイクルから第
4サイクルにかけて力率角ψが急激に変化し、実際、こ
の時にスプラッシュが発生している。なお、この図2の
データは、1サイクル毎に力率角を検出した場合であ
る。半サイクル毎に力率角を検出する場合はより精細で
滑らかな特性曲線が得られる。
0.8mm厚のSPC(冷間圧延鋼板)であって、これ
らを2枚重ねにして240Kg重の加圧力を印加し、約
10KAの溶接電流i2を流した場合の力率角の時間特
性例を示す。特性曲線NLはスプラッシュが発生しなか
った場合で、通電時間を通じて力率角ψに急激な変化は
見られない。これに対し、特性曲線ALはスプラッシュ
が発生した場合である。この場合、第3サイクルから第
4サイクルにかけて力率角ψが急激に変化し、実際、こ
の時にスプラッシュが発生している。なお、この図2の
データは、1サイクル毎に力率角を検出した場合であ
る。半サイクル毎に力率角を検出する場合はより精細で
滑らかな特性曲線が得られる。
【0025】上述したように、本実施例の抵抗溶接制御
装置は、スプラッシュ発生の有無を自動的に検出し、ス
プラッシュが発生したときは自動的に所要の処置・補正
を行うので、スプラッシュ監視のための作業員が不要と
なる。
装置は、スプラッシュ発生の有無を自動的に検出し、ス
プラッシュが発生したときは自動的に所要の処置・補正
を行うので、スプラッシュ監視のための作業員が不要と
なる。
【0026】また、上述した実施例では、ゼロ電圧検出
回路34およびゼロ電流検出回路32をそれぞれ一次回
路に設け、一次側の電圧、電流を監視して力率角を求
め、力率角の変化に基づいてスプラッシュ発生の有無を
検出するようにした。これにより、二次導体にトロイダ
ルコイル等を設けたり、電極チップ20,22に電圧セ
ンス線を接続する必要がないので、ロボット(図示せ
ず)や加圧機構40の駆動によって二次導体や電極チッ
プ20,22が運動・移動する際に、ケーブルや電圧セ
ンス線等の断線事故を起こす問題はない。したがって、
安心して自動化・省力化を推進することができる。
回路34およびゼロ電流検出回路32をそれぞれ一次回
路に設け、一次側の電圧、電流を監視して力率角を求
め、力率角の変化に基づいてスプラッシュ発生の有無を
検出するようにした。これにより、二次導体にトロイダ
ルコイル等を設けたり、電極チップ20,22に電圧セ
ンス線を接続する必要がないので、ロボット(図示せ
ず)や加圧機構40の駆動によって二次導体や電極チッ
プ20,22が運動・移動する際に、ケーブルや電圧セ
ンス線等の断線事故を起こす問題はない。したがって、
安心して自動化・省力化を推進することができる。
【0027】なお、上述した実施例は、抵抗溶接制御装
置に係るものであったが、抵抗溶接測定装置にも本発明
は適用可能である。
置に係るものであったが、抵抗溶接測定装置にも本発明
は適用可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上述したような構成を有する
ことにより、以下のような効果を奏する。交流式抵抗溶
接機において、電圧ゼロクロス点と電流導通終了時点と
から力率角を算出し、力率角の変化に基づいてスプラッ
シュ発生の有無を検出するようにしたので、トロイダル
コイルや電圧検出回路等の高価なセンサを用いることな
く自動的にスプラッシュの監視を行うことができる。ま
た、ゼロ電圧検出手段およびゼロ電流検出手段は一次回
路に設けることで、ケーブルやセンス線等の断線事故の
問題を解消することができる。したがって、安心して抵
抗溶接作業場の自動化・省力化を推進することができ
る。
ことにより、以下のような効果を奏する。交流式抵抗溶
接機において、電圧ゼロクロス点と電流導通終了時点と
から力率角を算出し、力率角の変化に基づいてスプラッ
シュ発生の有無を検出するようにしたので、トロイダル
コイルや電圧検出回路等の高価なセンサを用いることな
く自動的にスプラッシュの監視を行うことができる。ま
た、ゼロ電圧検出手段およびゼロ電流検出手段は一次回
路に設けることで、ケーブルやセンス線等の断線事故の
問題を解消することができる。したがって、安心して抵
抗溶接作業場の自動化・省力化を推進することができ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】各サイクル毎に検出された点弧角φおよび遅れ
角δから力率角ψを瞬時に引き出すためのルック・アッ
プ・テーブルを概念的に示す図である。
角δから力率角ψを瞬時に引き出すためのルック・アッ
プ・テーブルを概念的に示す図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】実施例による簡易な力率角算出方法を説明する
ための電圧および電流の波形を示す図である。 ─────────────────────────────────────────────────────
ための電圧および電流の波形を示す図である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月26日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】各サイクル毎に検出された点弧角φおよび遅れ
角δから力率角φを瞬時に引き出すためのルック・アッ
プ・テーブルを概念的に示す図である。
角δから力率角φを瞬時に引き出すためのルック・アッ
プ・テーブルを概念的に示す図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】実施例による簡易な力率角算出方法を説明する
ための電圧および電流の波形を示す図である。
ための電圧および電流の波形を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 交流式抵抗溶接機の一次回路または二次
回路に印加される交流電圧の極性が変化する時点を検出
するゼロ電圧検出手段と、 前記交流式抵抗溶接機の一次回路または二次回路に流れ
る交流電流の各導通終了時点を検出するゼロ電流検出手
段と、 前記ゼロ電圧検出手段からのゼロ電圧検出信号と前記ゼ
ロ電流検出手段からのゼロ電流検出信号とに基づいて力
率角を割り出す力率角検出手段と、 前記力率角検出手段より得られる力率角の変化に基づい
てスプラッシュ発生の有無を検出するスプラッシュ検出
手段と、を具備することを特徴とする抵抗溶接制御又は
測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3198564A JP2767328B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 抵抗溶接制御装置及び抵抗溶接測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3198564A JP2767328B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 抵抗溶接制御装置及び抵抗溶接測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596381A true JPH0596381A (ja) | 1993-04-20 |
| JP2767328B2 JP2767328B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=16393282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3198564A Expired - Lifetime JP2767328B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 抵抗溶接制御装置及び抵抗溶接測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2767328B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101733540B (zh) | 2009-11-23 | 2011-11-16 | 上海交通大学 | 交流电阻点焊中实时获得触发角和熄灭角数值的方法 |
| JP2017009774A (ja) * | 2015-06-22 | 2017-01-12 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
| CN113843490A (zh) * | 2021-09-26 | 2021-12-28 | 北京科信机电技术研究所有限公司 | 电阻焊机焊接回路闭合检测电路及检测方法 |
| CN117129931A (zh) * | 2023-10-17 | 2023-11-28 | 广东省计量科学研究院(华南国家计量测试中心) | 一种模拟焊接电参量的焊接电流测量仪校准系统 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102662104B (zh) * | 2012-04-18 | 2015-06-17 | 华为技术有限公司 | 过零检测方法及电路 |
| CN104049143B (zh) * | 2014-06-19 | 2017-10-31 | 惠而浦(中国)股份有限公司 | 一种市电检测装置及检测方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58500315A (ja) * | 1979-01-29 | 1983-03-03 | スクウエア− デイ− コンパニ− | 抵抗溶接用の力率監視制御装置 |
| JPS5865583A (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-19 | Nippon Abionikusu Kk | 抵抗溶接装置 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP3198564A patent/JP2767328B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58500315A (ja) * | 1979-01-29 | 1983-03-03 | スクウエア− デイ− コンパニ− | 抵抗溶接用の力率監視制御装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN101733540B (zh) | 2009-11-23 | 2011-11-16 | 上海交通大学 | 交流电阻点焊中实时获得触发角和熄灭角数值的方法 |
| JP2017009774A (ja) * | 2015-06-22 | 2017-01-12 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
| CN113843490A (zh) * | 2021-09-26 | 2021-12-28 | 北京科信机电技术研究所有限公司 | 电阻焊机焊接回路闭合检测电路及检测方法 |
| CN113843490B (zh) * | 2021-09-26 | 2022-10-18 | 北京科信机电技术研究所有限公司 | 电阻焊机焊接回路闭合检测电路及检测方法 |
| CN117129931A (zh) * | 2023-10-17 | 2023-11-28 | 广东省计量科学研究院(华南国家计量测试中心) | 一种模拟焊接电参量的焊接电流测量仪校准系统 |
| CN117129931B (zh) * | 2023-10-17 | 2023-12-19 | 广东省计量科学研究院(华南国家计量测试中心) | 一种模拟焊接电参量的焊接电流测量仪校准系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2767328B2 (ja) | 1998-06-18 |
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