JPH0596592U - 差動装置のピニオンシャフト - Google Patents
差動装置のピニオンシャフトInfo
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- JPH0596592U JPH0596592U JP4523992U JP4523992U JPH0596592U JP H0596592 U JPH0596592 U JP H0596592U JP 4523992 U JP4523992 U JP 4523992U JP 4523992 U JP4523992 U JP 4523992U JP H0596592 U JPH0596592 U JP H0596592U
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- pinion shaft
- lubricating oil
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Links
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 差動装置を長期間休止状態にしてから再作動
させる際、ピニオンギヤの軸穴とピニオンシャフトのジ
ャーナル部との間の初期潤滑の向上を図り、両者の摩耗
や焼付きを防止する 【構成】 上下一対のピニオンギヤ7は、各々の中心に
貫設された軸穴11がピニオンシャフト5の各ジャーナ
ル部6に微小なクリアランスをもって遊嵌されることに
より、互いに反対方向に滑り回転し得るようになってい
る。各ジャーナル部6には、軸方向に3個かつ円周方向
に4列に配列された合計12個のディンプル12が設け
られている。前記クリアランスには潤滑油13が供給さ
れ、該潤滑油13は各ディンプル12に長期間保持され
る。
させる際、ピニオンギヤの軸穴とピニオンシャフトのジ
ャーナル部との間の初期潤滑の向上を図り、両者の摩耗
や焼付きを防止する 【構成】 上下一対のピニオンギヤ7は、各々の中心に
貫設された軸穴11がピニオンシャフト5の各ジャーナ
ル部6に微小なクリアランスをもって遊嵌されることに
より、互いに反対方向に滑り回転し得るようになってい
る。各ジャーナル部6には、軸方向に3個かつ円周方向
に4列に配列された合計12個のディンプル12が設け
られている。前記クリアランスには潤滑油13が供給さ
れ、該潤滑油13は各ディンプル12に長期間保持され
る。
Description
【0001】
本考案は、差動装置に用いられるピニオンギヤのピニオンシャフトに関するも のである。
【0002】
自動車の駆動輪軸の中央部に装着される差動装置は、左右の駆動輪軸の回転速 度の差を吸収するための一対のピニオンギヤを備えている。この一対のピニオン ギヤは、各々の中心に貫設された軸穴がピニオンシャフトの両端付近のジャーナ ル部に微小なクリアランスをもって遊嵌されることにより、互いに反対方向に滑 り回転し得るようになっている。そして、ピニオンギヤとピニオンシャフトとの 間の摩擦力を低下させたり耐摩耗性を向上させたりするために、両者間は潤滑油 による流体潤滑が図られ、さらにピニオンシャフトには浸炭焼入れ処理、軟窒化 処理(タフトライド)、Ni−Pめっき処理、リン酸塩皮膜処理等の表面処理が 施されている。
【0003】
ところが、前記ピニオンギヤの軸穴とピニオンシャフトのジャーナル部との間 の微小なクリアランスにはわずかな潤滑油しか供給することができないので、自 動車を停止させ、差動装置を長期間休止状態にした場合には、次に自動車を発進 させ、カーブを曲がって差動装置を再作動させた際に、ピニオンギヤとピニオン シャフトとの間の初期潤滑が十分に行われず、また前記表面処理だけでは両者の 接触に耐え難いため、両者が摩耗したり焼付きを起こしたりする心配があった。
【0004】 なお、図3及び図4に示すようにピニオンシャフト51のジャーナル部52に 二面幅部53を設けたり、図5に示すように螺旋溝54を設けたりして、これら の二面幅部53又は螺旋状の油溝54に十分な量の潤滑油57を供給し、ピニオ ンギヤ55の軸穴56との間を積極的に潤滑させる方法も検討されている。しか し、これらの二面幅部53又は螺旋溝54のようにピニオンシャフト51の軸方 向に延びた形状では、差動装置の休止中に潤滑油57が二面幅部53等を伝って 落下しやすいため、上記の問題を解決することはできなかった。
【0005】 本考案の目的は、上記の問題を解決し、差動装置を長期間休止状態にしてから 再作動させる際、ピニオンギヤの軸穴とピニオンシャフトのジャーナル部との間 の初期潤滑の向上を図り、両者の摩耗や焼付きを防止することができるピニオン シャフトを提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案の差動装置のピニオンシャフトにおいては 、ピニオンギヤの軸穴が滑り回転するピニオンシャフトのジャーナル部に複数個 のディンプルを設けるという手段をとった。
【0007】
前記ピニオンギヤの軸穴とピニオンシャフトのジャーナル部との間の微小なク リアランスには潤滑油が供給され、該潤滑油はディンプルに保持される。そして 、この差動装置を長期間休止状態にした場合でも、該潤滑油はディンプルに保持 されたまま残る。このため、次に差動装置を再作動させた際に、ピニオンギヤと ピニオンシャフトとの間の初期潤滑が十分に行われる。
【0008】
以下、本考案を自動車の駆動輪軸の中央部に装着される差動装置に具体化した 一実施例について、図1及び図2を参照して説明する。この差動装置1は、駆動 ギヤ2と噛み合って水平軸の回りを回転するリングギヤ3と、該リングギヤ3と 共に回転するケース4と、該ケース4に対して軸直交方向に取付けられたピニオ ンシャフト5と、該ピニオンシャフト5の両端付近のジャーナル部6に配された 上下一対の傘歯のピニオンギヤ7と、両ピニオンギヤ7と噛み合って水平軸の回 りを回転する左右一対の傘歯のサイドギヤ8とから構成されている。前記ケース 4の左右の軸穴9には図示しない左右の駆動輪軸が滑り回転可能に挿通され、こ れら左右の駆動輪軸の内端は両サイドギヤ8の軸穴10に対してスプライン構造 により取付けられるようになっている。
【0009】 前記上下一対のピニオンギヤ7は、各々の中心に貫設された軸穴11がピニオ ンシャフト5の各ジャーナル部6に微小なクリアランス(便宜上、図1では実際 より大きく表示してある。)をもって遊嵌されることにより、互いに反対方向に 滑り回転し得るようになっている。また、ピニオンシャフト5の各ジャーナル部 6には、軸方向に3個かつ円周方向に4列に配列された合計12個のディンプル 12が設けられており、各ディンプル12の直径は約3mm、深さは約0.5m mである。但し、このディンプル12の数、配列の仕方、寸法等は適宜変更する ことができる。前記ピニオンギヤ7とピニオンシャフト5との間のクリアランス には潤滑油13が供給され、該潤滑油13は各ディンプル12に保持される。
【0010】 そして、自動車を停止させ、この差動装置1を長期間休止状態にした場合でも 、該潤滑油13は各ディンプル12に保持されたまま残る。このため、次に自動 車を発進させ、カーブを曲がってこの差動装置1を再作動させた際に、ピニオン ギヤ7とピニオンシャフト5との間の初期潤滑が十分に行われ、両者の摩耗や焼 付きを防止することができる。
【0011】 なお、本考案は前記実施例の構成に限定されるものではなく、例えば従来技術 の二面幅部や螺旋溝と併用する等、考案の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更し て具体化することもできる。
【0012】
本考案のピニオンシャフトは、上記の通り構成されているので、差動装置を長 期間休止状態にしてから再作動させる際、ピニオンギヤの軸穴とピニオンシャフ トのジャーナル部との間の初期潤滑の向上を図り、両者の摩耗や焼付きを防止す ることができる。
【図1】本考案を具体化した実施例のピニオンシャフト
とピニオンギヤとを示す要部断面図である。
とピニオンギヤとを示す要部断面図である。
【図2】同ピニオンシャフトを用いた差動装置全体の断
面図である。
面図である。
【図3】従来検討されていたピニオンシャフトとピニオ
ンギヤとを示す要部断面図である。
ンギヤとを示す要部断面図である。
【図4】図3のIV−IV線における断面図である。
【図5】従来検討されていた別のピニオンシャフトとピ
ニオンギヤとを示す要部断面図である。
ニオンギヤとを示す要部断面図である。
1 差動装置 5 ピニオンシ
ャフト 6 ジャーナル部 7 ピニオンギ
ヤ 11 軸穴 12 ディンプ
ル
ャフト 6 ジャーナル部 7 ピニオンギ
ヤ 11 軸穴 12 ディンプ
ル
Claims (1)
- 【請求項1】 ピニオンギヤの軸穴が滑り回転するピニ
オンシャフトのジャーナル部に複数個のディンプルが設
けられたことを特徴とする差動装置のピニオンシャフ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4523992U JPH0596592U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 差動装置のピニオンシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4523992U JPH0596592U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 差動装置のピニオンシャフト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596592U true JPH0596592U (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=12713706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4523992U Pending JPH0596592U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 差動装置のピニオンシャフト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0596592U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005024033A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Nissan Motor Co Ltd | ギア装置 |
| JP2007024121A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Otics Corp | ディファレンシャル装置 |
| KR100969367B1 (ko) * | 2007-12-04 | 2010-07-09 | 현대자동차주식회사 | 차동 기어세트 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5926644A (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-10 | Nissan Motor Co Ltd | デイフアレンシヤルギヤ装置 |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP4523992U patent/JPH0596592U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5926644A (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-10 | Nissan Motor Co Ltd | デイフアレンシヤルギヤ装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005024033A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Nissan Motor Co Ltd | ギア装置 |
| JP2007024121A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Otics Corp | ディファレンシャル装置 |
| KR100969367B1 (ko) * | 2007-12-04 | 2010-07-09 | 현대자동차주식회사 | 차동 기어세트 |
| US7785222B2 (en) | 2007-12-04 | 2010-08-31 | Hyundai Motor Company | Differential gear set in which lubrication structure is improved |
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