JPH0596658A - 弾性ローラ - Google Patents
弾性ローラInfo
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- JPH0596658A JPH0596658A JP26232291A JP26232291A JPH0596658A JP H0596658 A JPH0596658 A JP H0596658A JP 26232291 A JP26232291 A JP 26232291A JP 26232291 A JP26232291 A JP 26232291A JP H0596658 A JPH0596658 A JP H0596658A
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- JP
- Japan
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- roller
- silicone rubber
- elastic
- siloxane
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】機器に搭載して加熱されても良好なトナー定着
ができる弾性ローラを製造する。 【構成】シリコーンゴムから成る弾性体層中に含有され
る低分子量のシロキサンを予めシリコーンゴムから除去
して−(Si(CH3)2−O)−nで示されるn≦12の
シロキサンの含有量を0.05重量パーセント以下、且
つ12<n≦20のシロキサンの含有量を0.10重量
パーセント以下にするか、あるいはシリコーンゴムを加
硫する際、低温で長時間の加熱を行い、低分子量のシロ
キサンを気化させる。 【効果】弾性体層に気化しやすい低分子量のシロキサン
が存在しないため、機器に搭載され複写時に加熱されて
も低分子量シロキサンの気体が発生されず、従ってロー
ラの細りが発生しない。よって安定した通紙が成され
る。
ができる弾性ローラを製造する。 【構成】シリコーンゴムから成る弾性体層中に含有され
る低分子量のシロキサンを予めシリコーンゴムから除去
して−(Si(CH3)2−O)−nで示されるn≦12の
シロキサンの含有量を0.05重量パーセント以下、且
つ12<n≦20のシロキサンの含有量を0.10重量
パーセント以下にするか、あるいはシリコーンゴムを加
硫する際、低温で長時間の加熱を行い、低分子量のシロ
キサンを気化させる。 【効果】弾性体層に気化しやすい低分子量のシロキサン
が存在しないため、機器に搭載され複写時に加熱されて
も低分子量シロキサンの気体が発生されず、従ってロー
ラの細りが発生しない。よって安定した通紙が成され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタや電子
複写機等のローラに係わり、特にトナー定着部に使用さ
れるローラに関する。
複写機等のローラに係わり、特にトナー定着部に使用さ
れるローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子複写機やレーザープリン
タの普及に伴い、機器の小型化、低加重化が図られ、そ
れに対応してこれらの機器のトナー定着部も小型化、低
硬度化が要求されている。トナー定着部は、内部にトナ
ーを溶融するヒータを設けた加熱ローラと、加熱ローラ
に通紙を押圧する加圧ローラとを備え、通紙上にトナー
の定着を行っている。これらの定着ローラは、熱伝導性
がよく、耐熱性であり通紙の安定性を図るため、ニップ
幅が確保されなければならず、単層のシリコーンゴムで
形成されたものでは通紙性、表面平滑性、耐久性の点で
満足のいくものが得られなかった。
タの普及に伴い、機器の小型化、低加重化が図られ、そ
れに対応してこれらの機器のトナー定着部も小型化、低
硬度化が要求されている。トナー定着部は、内部にトナ
ーを溶融するヒータを設けた加熱ローラと、加熱ローラ
に通紙を押圧する加圧ローラとを備え、通紙上にトナー
の定着を行っている。これらの定着ローラは、熱伝導性
がよく、耐熱性であり通紙の安定性を図るため、ニップ
幅が確保されなければならず、単層のシリコーンゴムで
形成されたものでは通紙性、表面平滑性、耐久性の点で
満足のいくものが得られなかった。
【0003】そのため、芯金上に弾性体を形成し、その
上層に摩擦係数の小さいトナーとの離型性がよい最外層
を設けた多層構造のローラが用いられている。特に、弾
性体としてシリコーンゴムを用い、最外層にフッ素樹脂
層を設けたローラは適度な弾性を備え、高画質で熱応答
性がよいため、連続通紙時の定着性がよく、しかも耐久
性を備えているため多用されていた。
上層に摩擦係数の小さいトナーとの離型性がよい最外層
を設けた多層構造のローラが用いられている。特に、弾
性体としてシリコーンゴムを用い、最外層にフッ素樹脂
層を設けたローラは適度な弾性を備え、高画質で熱応答
性がよいため、連続通紙時の定着性がよく、しかも耐久
性を備えているため多用されていた。
【0004】多層構造のローラを作製するには、芯金に
シリコーンゴム、フッ素ゴム等を加硫、接着して弾性体
を形成した後、表面を研削し最外層にプライマーを介し
て、フッ素樹脂等のディスパージョンを塗装し、焼成し
てトナーとの離型性のよいフッ素樹脂層を形成する方法
もあった。しかしながら、フッ素樹脂等のディスパージ
ョン中にごみなどが混入しやすく、また、塗布後塗布液
が均一に塗布されるようローラを回転させなければなら
ず、時間を要し効率が悪かった。
シリコーンゴム、フッ素ゴム等を加硫、接着して弾性体
を形成した後、表面を研削し最外層にプライマーを介し
て、フッ素樹脂等のディスパージョンを塗装し、焼成し
てトナーとの離型性のよいフッ素樹脂層を形成する方法
もあった。しかしながら、フッ素樹脂等のディスパージ
ョン中にごみなどが混入しやすく、また、塗布後塗布液
が均一に塗布されるようローラを回転させなければなら
ず、時間を要し効率が悪かった。
【0005】また、最外層としてチューブ等を用いて製
造する方法もあった。チューブを用いてローラを製造す
るには、芯金に弾性体を形成したものを熱収縮チューブ
に挿入し、弾性体と熱収縮チューブとを加熱接着し一体
化してローラを製造する。あるいは円筒金型を用い、円
筒金型の内側にチューブを添装させ、円筒金型の中心に
芯金を配置して芯金とチューブ間に液状ゴムを注入し、
金型ごと焼成加硫して製造する方法(特開平1−219
781号、特開平1−278315号、特開平1−27
8316号公報)があった。
造する方法もあった。チューブを用いてローラを製造す
るには、芯金に弾性体を形成したものを熱収縮チューブ
に挿入し、弾性体と熱収縮チューブとを加熱接着し一体
化してローラを製造する。あるいは円筒金型を用い、円
筒金型の内側にチューブを添装させ、円筒金型の中心に
芯金を配置して芯金とチューブ間に液状ゴムを注入し、
金型ごと焼成加硫して製造する方法(特開平1−219
781号、特開平1−278315号、特開平1−27
8316号公報)があった。
【0006】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、最外層にフッ
素樹脂チューブを用いて形成したローラは、電子複写機
等に搭載し複写を反復するうちに、チャージワイヤーに
汚れが生じ画像がでなかったり、外径が細り通紙性が悪
くなったりしてしまうことがあった。特に、ニップ幅を
確保するため弾性体層が厚い加圧ローラの場合、この外
径の細りが発生する傾向が著しかった。
素樹脂チューブを用いて形成したローラは、電子複写機
等に搭載し複写を反復するうちに、チャージワイヤーに
汚れが生じ画像がでなかったり、外径が細り通紙性が悪
くなったりしてしまうことがあった。特に、ニップ幅を
確保するため弾性体層が厚い加圧ローラの場合、この外
径の細りが発生する傾向が著しかった。
【0007】ここでこのような何れの方法によっても製
造されるローラの弾性体層を形成するシリコーンゴム
は、(−Si(CH3)2−O−)nで示されるポリジメチル
シロキサンが加硫されて網目構成を持つものであり、他
のゴムに比較して広い温度範囲でゴム弾性を有するもの
であるが、同時にその低分子量シロキサンを含有する。
このような、シロキサンは低分子量のもの程気化しやす
く、形成時の加熱により気化されるものであるが、シリ
コーンゴム中即ち弾性体層に残留する。
造されるローラの弾性体層を形成するシリコーンゴム
は、(−Si(CH3)2−O−)nで示されるポリジメチル
シロキサンが加硫されて網目構成を持つものであり、他
のゴムに比較して広い温度範囲でゴム弾性を有するもの
であるが、同時にその低分子量シロキサンを含有する。
このような、シロキサンは低分子量のもの程気化しやす
く、形成時の加熱により気化されるものであるが、シリ
コーンゴム中即ち弾性体層に残留する。
【0008】本発明者らは、弾性体層に低分子量シロキ
サンが残留する弾性ローラが電子複写機に搭載され、複
写のため加熱されると、残留するシロキサンが弾性体層
中から気化しローラの細りが生じて、チャージワイヤー
に汚れが生じ画像がでなかったり、外径が細り通紙性が
悪くなったりしてしまうことを発見した。本発明は、上
記欠点を解決するためになされたものであって、機器に
搭載され複写の加熱後であっても、ローラの外径の細り
が生じることなく、特に弾性体層の厚いローラにおいて
も最外層のフッ素樹脂層表層の平滑性が高く、良好なト
ナー定着が得られ、しかも耐久性を有する弾性ローラを
提供することを目的とする。
サンが残留する弾性ローラが電子複写機に搭載され、複
写のため加熱されると、残留するシロキサンが弾性体層
中から気化しローラの細りが生じて、チャージワイヤー
に汚れが生じ画像がでなかったり、外径が細り通紙性が
悪くなったりしてしまうことを発見した。本発明は、上
記欠点を解決するためになされたものであって、機器に
搭載され複写の加熱後であっても、ローラの外径の細り
が生じることなく、特に弾性体層の厚いローラにおいて
も最外層のフッ素樹脂層表層の平滑性が高く、良好なト
ナー定着が得られ、しかも耐久性を有する弾性ローラを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の弾性ローラは、最外層と成るチューブと、
前記チューブに同軸状に挿入される芯金と、前記芯金及
び前記チューブ間に形成されるシリコーンゴムから成る
弾性体層とを備えた弾性ローラにおいて、前記シリコー
ンゴムは−(Si(CH3)2−O)−n、(n≦12)で示
されるの低分子量シロキサンの含有量が0.05重量パ
ーセント以下であり、且つ−(Si(CH3)2−O)−n、
(12<n≦20)の低分子量シロキサンの含有量が
0.10重量パーセント以下である。
め、本発明の弾性ローラは、最外層と成るチューブと、
前記チューブに同軸状に挿入される芯金と、前記芯金及
び前記チューブ間に形成されるシリコーンゴムから成る
弾性体層とを備えた弾性ローラにおいて、前記シリコー
ンゴムは−(Si(CH3)2−O)−n、(n≦12)で示
されるの低分子量シロキサンの含有量が0.05重量パ
ーセント以下であり、且つ−(Si(CH3)2−O)−n、
(12<n≦20)の低分子量シロキサンの含有量が
0.10重量パーセント以下である。
【0010】
【作用】弾性体層を形成するシリコーンゴムに含有され
る低分子量のシロキサンを除去する。そのためシリコー
ンゴムの弾性体層を有し、最外層としてチューブを用い
て形成されたローラを、複写機器に搭載して複写のため
に加熱された場合、シリコーンゴム加硫時に揮発しない
で残留する低分子量のシロキサン成分が殆ど存在しない
ため、シロキサンが気化するために生じる弾性体の細り
がなくなる。従って、通紙を反復してもローラの細りが
ない表層の平滑な弾性ローラが得られる。
る低分子量のシロキサンを除去する。そのためシリコー
ンゴムの弾性体層を有し、最外層としてチューブを用い
て形成されたローラを、複写機器に搭載して複写のため
に加熱された場合、シリコーンゴム加硫時に揮発しない
で残留する低分子量のシロキサン成分が殆ど存在しない
ため、シロキサンが気化するために生じる弾性体の細り
がなくなる。従って、通紙を反復してもローラの細りが
ない表層の平滑な弾性ローラが得られる。
【0011】
【実施例】本発明の弾性ローラを電子複写機の加圧ロー
ラに適用した一実施例を図面を参照して説明する。図1
に示すように、弾性ローラ1は、芯金2上に弾性体層3
と、最外層4とを有するものである。
ラに適用した一実施例を図面を参照して説明する。図1
に示すように、弾性ローラ1は、芯金2上に弾性体層3
と、最外層4とを有するものである。
【0012】芯金2は、熱伝導性がよく、しかも外周に
設けられる弾性体層4との接着がよい材質、例えば、
鉄、アルミニウム等から選択される。芯金2上に設けら
れる弾性体層3は、熱伝導性がよく、ニップ幅を確保で
きる弾力が得られる厚さのシリコーンゴムから形成され
る。さらに、弾性体層3の外周に設けられる最外層4
は、フッ素樹脂から成る。フッ素樹脂は耐熱性であり、
熱による劣化がなく摩擦係数が小さいため、トナーとの
離型性に優れている。そのため、加圧ローラの最外層と
して特に耐久性に優れた好ましいものである。フッ素樹
脂としては、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA樹
脂)や、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE樹
脂)が適用される。これらのフッ素樹脂は、チューブに
形成され、弾性ローラ1の最外層4を形成する。
設けられる弾性体層4との接着がよい材質、例えば、
鉄、アルミニウム等から選択される。芯金2上に設けら
れる弾性体層3は、熱伝導性がよく、ニップ幅を確保で
きる弾力が得られる厚さのシリコーンゴムから形成され
る。さらに、弾性体層3の外周に設けられる最外層4
は、フッ素樹脂から成る。フッ素樹脂は耐熱性であり、
熱による劣化がなく摩擦係数が小さいため、トナーとの
離型性に優れている。そのため、加圧ローラの最外層と
して特に耐久性に優れた好ましいものである。フッ素樹
脂としては、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA樹
脂)や、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE樹
脂)が適用される。これらのフッ素樹脂は、チューブに
形成され、弾性ローラ1の最外層4を形成する。
【0013】このような構成の弾性ローラ1を製造する
には、図2に示すような内壁面にチューブ4が添装され
る円筒金型5と、円筒金型5に挿入される芯金2を円筒
金型5と同軸状に挟持する1対の挟持体6及び7が設け
られた製造装置8を用いてもよい。芯金2にシリコーン
ゴムとの接着を促すプライマーを塗布し、未加硫のシリ
コーンゴムを巻き付けたものを、内壁面にチューブ4が
添装された円筒金型5に挿入し、加熱加硫して製造す
る。
には、図2に示すような内壁面にチューブ4が添装され
る円筒金型5と、円筒金型5に挿入される芯金2を円筒
金型5と同軸状に挟持する1対の挟持体6及び7が設け
られた製造装置8を用いてもよい。芯金2にシリコーン
ゴムとの接着を促すプライマーを塗布し、未加硫のシリ
コーンゴムを巻き付けたものを、内壁面にチューブ4が
添装された円筒金型5に挿入し、加熱加硫して製造す
る。
【0014】あるいは、円筒金型5を挟持する挟持体7
の一方に射出装置(図示せず)に連結された液状ゴムの
射出口と嵌合するゴム注入口を備え、他方の挟持体8に
は一定圧以上の圧力が負荷されると弁が開き、内部の圧
力が調整される圧力調整弁が設けられた製造装置(図示
せず)を用い、常温で液状の縮含反応型シリコーンゴム
(RTV)や、付加反応型シリコーンゴム(LTV)等
の液状シリコーンゴムをチューブ4と芯金2間に注型し
て、加熱、加硫して芯金2の外周に弾性体層3を形成す
ると同時に、チューブ4と接着させて弾性ローラ1を製
造するようにしてもよい。
の一方に射出装置(図示せず)に連結された液状ゴムの
射出口と嵌合するゴム注入口を備え、他方の挟持体8に
は一定圧以上の圧力が負荷されると弁が開き、内部の圧
力が調整される圧力調整弁が設けられた製造装置(図示
せず)を用い、常温で液状の縮含反応型シリコーンゴム
(RTV)や、付加反応型シリコーンゴム(LTV)等
の液状シリコーンゴムをチューブ4と芯金2間に注型し
て、加熱、加硫して芯金2の外周に弾性体層3を形成す
ると同時に、チューブ4と接着させて弾性ローラ1を製
造するようにしてもよい。
【0015】また、単に芯金に未加硫の弾性体を設けた
ものをチューブに挿入してもよい。ここで弾性体に用い
られるシリコーンゴムは、(−Si(CH3)2−O−)nで
示されるポリジメチルシロキサンが加硫されて網目構成
を持つものであり、他のゴムに比較して広い温度範囲で
ゴム弾性を有するものであるが、同時に−(Si(CH3)
2−O)−nで示される低分子量シロキサンを含有する。
このような、シロキサンは低分子量のもの程気化しやす
く、形成時の加熱により気化されるものであるが、シリ
コーンゴム中即ち弾性体層に残留する。弾性体層中に残
留する低分子量シロキサンが複写時に加熱されて気化す
ることがローラの細りの起因となる。この複写時に生じ
るローラの細りを阻止する方法つまり弾性体層中に低分
子量シロキサンが残留しないようにする方法としては、
予め原料のシリコーンゴムに混在する低分子量シロキサ
ンを低量にして用いるか、またはシリコーンゴム加硫時
の加熱を調整する方法がある。
ものをチューブに挿入してもよい。ここで弾性体に用い
られるシリコーンゴムは、(−Si(CH3)2−O−)nで
示されるポリジメチルシロキサンが加硫されて網目構成
を持つものであり、他のゴムに比較して広い温度範囲で
ゴム弾性を有するものであるが、同時に−(Si(CH3)
2−O)−nで示される低分子量シロキサンを含有する。
このような、シロキサンは低分子量のもの程気化しやす
く、形成時の加熱により気化されるものであるが、シリ
コーンゴム中即ち弾性体層に残留する。弾性体層中に残
留する低分子量シロキサンが複写時に加熱されて気化す
ることがローラの細りの起因となる。この複写時に生じ
るローラの細りを阻止する方法つまり弾性体層中に低分
子量シロキサンが残留しないようにする方法としては、
予め原料のシリコーンゴムに混在する低分子量シロキサ
ンを低量にして用いるか、またはシリコーンゴム加硫時
の加熱を調整する方法がある。
【0016】原料のシリコーンゴムを選択する方法とし
ては、シリコーンゴム中に混在する低温で気化しやすい
低分子量のシロキサンを低量にする。特に、−(SiH2
−O)−nの3<n≦12の低分子量シロキサンの含有
量を0.05重量パーセント以下とし、且つ12<n≦
20のシロキサンの含有量を0.10重量パーセント以
下とすることにより、ローラの細りの生じない弾性体層
3を得ることができる。 また、シリコーンゴムの加硫
加熱を調整する方法としては、2次加硫の加熱を低温で
長時間行い、シリコーンゴムの加硫加熱中に気化しやす
い低分子量のシロキサンを気化して蒸発させ、シリコー
ンゴムの有効成分のジチメルシロキサンの架橋度を高め
て硬化させる。加熱温度、加熱時間は弾性体層及び最外
層の厚さで異なる。適宜選択して行なう。
ては、シリコーンゴム中に混在する低温で気化しやすい
低分子量のシロキサンを低量にする。特に、−(SiH2
−O)−nの3<n≦12の低分子量シロキサンの含有
量を0.05重量パーセント以下とし、且つ12<n≦
20のシロキサンの含有量を0.10重量パーセント以
下とすることにより、ローラの細りの生じない弾性体層
3を得ることができる。 また、シリコーンゴムの加硫
加熱を調整する方法としては、2次加硫の加熱を低温で
長時間行い、シリコーンゴムの加硫加熱中に気化しやす
い低分子量のシロキサンを気化して蒸発させ、シリコー
ンゴムの有効成分のジチメルシロキサンの架橋度を高め
て硬化させる。加熱温度、加熱時間は弾性体層及び最外
層の厚さで異なる。適宜選択して行なう。
【0017】〈実施例〉−(Si(CH3)2−O)−nの3
<n≦12の低分子量シロキサンの含有量が0.05重
量パーセント以下、且つ12<n≦20のシロキサンの
含有量が0.10重量パーセント以下の付加反応型シリ
コーンゴムを厚さ10mmの弾性体層となるよう、厚さ3
0μmのチューブに注型し80℃で2時間加熱し、弾性
ローラを得た。機器に搭載して通紙試験を行なったとこ
ろ、通紙枚数は100万枚以上であった。
<n≦12の低分子量シロキサンの含有量が0.05重
量パーセント以下、且つ12<n≦20のシロキサンの
含有量が0.10重量パーセント以下の付加反応型シリ
コーンゴムを厚さ10mmの弾性体層となるよう、厚さ3
0μmのチューブに注型し80℃で2時間加熱し、弾性
ローラを得た。機器に搭載して通紙試験を行なったとこ
ろ、通紙枚数は100万枚以上であった。
【0018】比較例として、−(Si(CH3)2−O)−n
の3<n≦12の低分子量シロキサンの含有量が0.0
5重量パーセント以上、且つ12<n≦20の低分子量
シロキサンの含有量が0.10重量パーセント以上のシ
リコーンゴムを用いて、同様の弾性ローラを作成し、機
器に搭載した。通紙枚数は50万枚であった。
の3<n≦12の低分子量シロキサンの含有量が0.0
5重量パーセント以上、且つ12<n≦20の低分子量
シロキサンの含有量が0.10重量パーセント以上のシ
リコーンゴムを用いて、同様の弾性ローラを作成し、機
器に搭載した。通紙枚数は50万枚であった。
【0019】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の弾性ローラによれば、弾性体層を形成するシリコー
ンゴム中に含有される低分子量のシロキサンを予めシリ
コーンゴム中から除去するか、あるいは加硫中に気化し
てローラの両端から蒸発させるため、機器に搭載されて
加熱されても気化される低分子量シロキサンが残留しな
いため、ローラの細りが生じることなく、安定した通紙
が行なわれ良好なトナー定着がなされる弾性ローラを得
ることができる。
明の弾性ローラによれば、弾性体層を形成するシリコー
ンゴム中に含有される低分子量のシロキサンを予めシリ
コーンゴム中から除去するか、あるいは加硫中に気化し
てローラの両端から蒸発させるため、機器に搭載されて
加熱されても気化される低分子量シロキサンが残留しな
いため、ローラの細りが生じることなく、安定した通紙
が行なわれ良好なトナー定着がなされる弾性ローラを得
ることができる。
【図1】本発明の弾性ローラの一実施例を示す断面図。
【図2】図1に示す一実施例の製造装置を示す図。
1…………弾性ローラ 2…………芯金 3…………弾性体層 4…………最外層(チューブ)
Claims (1)
- 【請求項1】最外層と成るチューブと、前記チューブに
同軸状に挿入される芯金と、前記芯金及び前記チューブ
間に形成されるシリコーンゴムから成る弾性体層とを備
えた弾性ローラにおいて、前記シリコーンゴムは−(S
i(CH3)2−O)−n、(n≦12)で示されるの低分子
量シロキサンの含有量が0.05重量パーセント以下で
あり、且つ−(Si(CH3)2−O)−n、(12<n≦2
0)の低分子量シロキサンの含有量が0.10重量パー
セント以下であることを特徴とする弾性ローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26232291A JPH0596658A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 弾性ローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26232291A JPH0596658A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 弾性ローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596658A true JPH0596658A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17374164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26232291A Pending JPH0596658A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 弾性ローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0596658A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5698320A (en) * | 1994-08-08 | 1997-12-16 | Fujitsu Limited | Image forming device |
| JP4935947B1 (ja) * | 2011-07-13 | 2012-05-23 | 富士ゼロックス株式会社 | ゴムロールの製造方法 |
| CN110133978A (zh) * | 2018-02-09 | 2019-08-16 | 柯尼卡美能达株式会社 | 硅橡胶组合物、定影部件、定影辊及定影部件的制造方法 |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP26232291A patent/JPH0596658A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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