JPH05966A - ポリペプチド化合物の新規用途 - Google Patents

ポリペプチド化合物の新規用途

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JPH05966A
JPH05966A JP3354117A JP35411791A JPH05966A JP H05966 A JPH05966 A JP H05966A JP 3354117 A JP3354117 A JP 3354117A JP 35411791 A JP35411791 A JP 35411791A JP H05966 A JPH05966 A JP H05966A
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JP
Japan
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nujol
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acid
nmr
production example
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JP3354117A
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Takahisa Furuta
隆久 古田
Toshiaki Iwamoto
俊朗 岩元
Akihiko Fujie
昭彦 藤江
Kumiko Nitta
久美子 新田
Yasuhisa Tsurumi
泰久 鶴海
Shinji Shigematsu
伸治 重松
Chiyoshi Kasahara
千義 笠原
Sukehiro Hino
資弘 日野
Masakuni Okuhara
正国 奥原
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K7/00Peptides having 5 to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K7/50Cyclic peptides containing at least one abnormal peptide link
    • C07K7/54Cyclic peptides containing at least one abnormal peptide link with at least one abnormal peptide link in the ring
    • C07K7/56Cyclic peptides containing at least one abnormal peptide link with at least one abnormal peptide link in the ring the cyclisation not occurring through 2,4-diamino-butanoic acid
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 式: (式中、Rは水素等、Rはヒドロキシ等、Rは水
素等、Rは水素等、Rは水素等、およびRは水素
等を意味する。)で示されるポリペプチド化合物または
その塩類を有効成分として含有するニューモシスチス
カリニ感染症の予防および治療剤。 【効果】 本発明の製剤は、ニューモシスチス カリニ
感染症の予防および治療剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリペプチド化合物また
はその塩類の新規用途に関するものであり、医薬の分野
で有用である。
【0002】
【発明の目的】本発明はポリペプチド化合物またはその
塩類を有効成分として含有する人および動物におけるニ
ューモシスチス カリニ(Pneumocystis
carinii)感染症(例えば、ニューモシスチス
カリニ肺炎等)の予防および治療剤を提供するものであ
る。
【0003】
【発明の構成】本発明で使用されるポリペプチド化合物
は新規であり、以下の一般式[I]で示されるものであ
る。
【0004】 [式中、Rは水素またはアシル、Rはヒドロキシま
たはアシルオキシ、Rは水素、ヒドロキシまたはヒド
ロキシスルホニルオキシ、Rは水素またはカルバモイ
ル、およびRおよびRは各々水素またはヒドロキシ
を意味する。(但し、(i)Rが水素である場合は、
はアシルオキシであり、また、(ii)Rが水素
である場合は、Rは水素である。)]
【0005】本発朋の発明者らは、上記ポリペプチド化
合物[I]またはその塩類が、人および動物におけるニ
ューモシスチス カリニ(Pneumocystis
carinii)感染症(例えば、ニューモシスチス
カリニ肺炎等)の予防および治療に有用であることを見
い出し、本発明を完成した。
【0006】この発明の製剤は、有効成分としてポリペ
プチド化合物[I]またはその塩類を直腸投与、経肺
(経鼻ないしバッカル吸入)、点鼻、点眼、外用(局
所)、経口または非経口(皮下、静脈内および筋肉内を
含む)などの投与または吸入に適した有機あるいは無機
担体または賦形剤と共に含有する固形、半固形あるいは
液状の製剤の形で用いることができる。有効成分は例え
ば、錠剤、ペレット剤、トローチ、カプセル剤、坐剤、
クリーム剤、軟膏剤、エアゾール剤、吸入用粉末薬、液
剤、乳剤、懸濁剤、その他使用に適した剤形に用いられ
る慣用の無毒性の医薬として許容される拒体と共に配合
することができる。さらに、必要に応じて補助剤、安定
化剤、粘稠化剤、着色剤および香料を使用することがで
きる。目的化合物[I]またはその塩類は疾患の経過ま
たは状態に所望の予防効果または治療効果を生じるに足
りる量を製剤に含有させればよい。
【0007】本発明の製剤は、当技術分野における常用
の方法により製造できる。必要により、薬物のバイオア
ベイラビリティーを向上させるために当技術分野におい
て常用される方法を、本製剤の製造に当っても、適用で
きるものである。
【0008】この製剤を人または動物に適用する場合、
静脈内、筋肉内または経口投与によるのが好ましい。ポ
リペプチド化合物[I]の予防または治療有効量は予防
または治療される各患者または動物の年令および条件に
よっても変動するが、一般にはポリペプチド化合物
[I]を、静脈内投与の場合には人または動物の体重1
kg当り1日量0.01−100mg、筋肉内投与の場
合には人または動物の体重1kg当り1日量0.1−1
00mg、経口投与の場合には人または動物の体重1k
g当り1日量0.5−100mgで感染症の治療または
予防のために投与することができる。
【0009】ニューモシスチス カリニ感染症の治療ま
たは予防に当たっては、特に以下の点に留意するべきで
ある。吸入による投与に対して本発明の化合物は、圧力
容器または噴霧器からエーロゾル噴霧の形態で供給する
ことが便利である。化合物はまた処方することができる
粉末として供給することもでき、この粉末組成物は通気
粉末吸入装置によって吸入させることができる。吸入に
好ましい供給系は計量された服用量吸入エーロゾルであ
り、これは適当な推進薬例えばフルオロカーボンまたは
ヒドロカーボン中化合物の懸濁液または溶液として処方
することができる。肺及び気管支に直接治療することが
望ましいため、エーロゾル投与が好ましい投与方法であ
る。通気法もまた特に感染が耳や他の体腔に広がってし
まう場合に望ましい方法である。また、非経口投与は静
脈内滴注投与を用いて使用することもできる
【0010】以下に、本発明で使用されるポリペプチド
化合物[I]またはその塩類について詳述する。
【0011】ポリペプチド化合物[I]またはその塩類
は以下の方法により製造される。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】[式中、R、R、RおよびRはそ
れぞれ前と同じ意味であり、 ル、 はアシルを意味する。]
【0020】原料化合物[III]のあるものは新規で
あり、上記方法3ないし6に従って調整することができ
る。
【0021】目的化合物[I]の塩類の好適な例として
は、慣用的な無毒性のモノまたはジ塩であって、アルカ
リ金属塩(たとえばナトリウム塩、カリウムなど)およ
びアルカリ土類金属塩(たとえばカルシウム塩、マグネ
シウム塩など)などの金属塩、アンモニウム塩、有機塩
基との塩(たとえばトリメチルアミン塩、トリエチルア
ミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、ジシクロヘキシルア
ミン塩、N,N−ジベンジルエチレンジアミン塩な
ど)、有機酸付加塩(たとえば蟻酸塩、酢酸塩、トリフ
ルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホ
ン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩
など)、無機酸付加塩(たとえば塩酸塩、臭化水素酸
塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、燐酸塩など)、アミノ酸
との塩(たとえばアルギニン塩、アスパラギン酸塩、グ
ルタミン酸塩など)などが挙げられる。
【0022】本明細書の前記および後記の記載におい
て、種々の定義の好適な例を次に詳細に説明する。
【0023】「低級」なる語は、特に断わりのない限
り、炭素原子数1ないし6個を意味する。
【0024】「高級」なる語は、特に断わりのない限
り、炭素原子数7ないし20個を意味する。
【0025】好適な「アシル」としては、カルボン酸、
炭酸、カルバミン酸、スルホン酸などから誘導される脂
肪族アシル、芳香族アシル、複素環アシル、アリール置
換脂肪族アシルおよび複素環置換脂肪族アシルを挙げる
ことができる。
【0026】上記「アシル」の好適な例としては、ハロ
ゲン(たとえばフルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード);
ヒドロキシ、後記高級アルコキシ、上記アリールなどの
適当な置換基を1または2個以上(好ましくは1ないし
3個)有していてもよいアリール(たとえばフェニル、
ナフチル、アントリルなど);後記低級アルコキシ;ア
ミノ;保護されたアミノ[好ましくはアシルアミノ、た
とえば、低級アルコキシカルボニルアミノ(たとえば、
メトキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミ
ノ、プロポキシカルボニルアミノ、ブトキシカルボニル
アミノ、t−ブトキシカルボニルアミノ、ペンチルオキ
シカルボニルアミノ、ヘキシルオキシカルボニルアミ
ノ、など)など];ジ(低級)アルキルアミノ(たとえ
ば、ジメチルアミノ、N−メチルエチルアミノ、ジエチ
ルアミノ、N−プロピルブチルアミノ、ジペンチルアミ
ノ、ジヘキシルアミノなど);低級アルコキシイミノ
(たとえば、メトキシイミノ、エトキシイミノ、プロポ
キシイミノ、ブトキシイミノ、t−ブトキシイミノ、ペ
ンチルオキシイミノ、ヘキシルオキシイミノなど);後
記高級アルコキシなどの適当な置換基を1または2個以
上(好ましくは1ないし3個)有していてもよいフェニ
ル(低級)アルコキシイミノなどのアル(低級)アルコ
キシイミノ(たとえば、ベンジルオキシイミノ、フェネ
チルオキシイミノ、ベンズヒドリルオキシイミノな
ど);高級アルキル(たとえば、ヘプチル、オクチル、
2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、3,7−ジメチ
ルオクチル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テト
ラデシル、ペンタデシル、3−メチル−10−エチルド
デシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、
ノナデシル、イコシルなど)などの適当な置換基を1ま
たは2個以上(好ましくは1ないし3個)有していても
よい複素環チオ(好ましくは、ピリジルチオ);アミ
ノ、上記保護されたアミノ、上記高級アルキルなどの適
当な置換基を1または2個以上(好ましくは、1ないし
3個)有していてもよい複素環基(たとえば、チエニ
ル、イミダゾリル、ピラゾリル、フリル、テトラゾリ
ル、チアゾリル、チアジアゾリルなど)などの適当な置
換基を1または2個以上(好ましくは、1ないし3個)
有していてもよい低級アルカノイル(例えば、ホルミ
ル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリ
ル、バレリル、ヘキサノイル、ピバロイル、など);
【0027】高級アルカノイル(例えば、ヘプタノイ
ル、オクタノイル、ノナノイル、デカノイル、ウンデカ
ノイル、ラウロイル、トリデカノイル、ミリストイル、
ペンタデカノイル、パルミトイル、10,12−ジメチ
ルテトラデカノイル、ヘプタデカノイル、ステアロイ
ル、ノナデカノイル、イコサノイルなど);
【0028】下記高級アルコキシなどの適当な置換基を
1または2個以上(好ましくは1ないし3個)有してい
てもよい上記アリールなどの適当な置換基を1または2
個以上(好ましくは1ないし3個)有していてもよい低
級アルケノイル(たとえば、アクリロイル、メタクリロ
イル、クロトノイル、3−ペンテノイル、5−ヘキセノ
イルなど);
【0029】高級アルケノイル(たとえば、4−ヘプテ
ノイル、3−オクテノイル、3,6−デカジエノイル、
3,7,11−トリメチル−2,6,10−ドデカトリ
エノイル、4,10−ヘプタデカジエノイルなど);
【0030】低級アルコキシカルボニル(たとえば、メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロボキシカ
ルボニル、ブトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニ
ル、ペンチルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボ
ニルなど);
【0031】高級アルコキシカルボニル(たとえば、ヘ
プチルオキシカルボニル、オクチルオキシカルボニル、
2−エチルヘキシルオキシカルボニル、ノニルオキシカ
ルボニル、デシルオキシカルボニル、3,7−ジメチル
オクチルオキシカルボニル、ウンデシルオキシカルボニ
ル、ドデシルオキシカルボニル、トリデシルオキシカル
ボニル、テトラデシルオキシカルボニル、ペンタデシル
オキシカルボニル、3−メチル−10−エチルドデシル
オキシカルボニル、ヘキサデシルオキシカルボニル、ヘ
プタデシルオキシカルボニル、オクタデシルオキシカル
ボニル、ノナデシルオキシカルボニル、イコシルオキシ
カルボニルなど);
【0032】アリールオキシカルボニル(たとえば、フ
ェノキシカルボニル、ナフチルオキシカルボニルな
ど);
【0033】アリールグリオキシロイル(たとえば、フ
ェニルグリオキシロイル、ナフチルグリオキシロイルな
ど);
【0034】適当な置換基を1または2個以上有してい
てもよいアル(低級)アルコキシカルボニル、たとえ
ば、ニトロまたは低級アルコキシを有していてもよいフ
ェニル(低級)アルコキシカルボニル(たとえば、ベン
ジルオキシカルボニル、フェネチルオキシカルボニル、
p−ニトロベンジルオキシカルボニル、p−メトキシベ
ンジルオキシカルボニルなど);
【0035】低級アルキルスルホニル(たとえば、メチ
ルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニ
ル、イソプロピルスルホニル、ペンチルスルホニル、ブ
チルスルホニルなど);
【0036】下記低級アルキル、下記高級アルコキシな
どの適当な置換基を1または2個以上(好ましくは1な
いし3個)有していてもよいアリールスルホニル(たと
えば、フェニルスルホニル、ナフチルスルホニルな
ど);
【0037】フェニル(低級)アルキルスルホニルなど
のアル(低級)アルキルスルホニル(たとえば、ベンジ
ルスルホニル、フェネチルスルホニル、ベンズヒドリル
スルホニルなど);
【0038】上記ハロゲン;低級アルキル(たとえば、
メチル、エチル、プロピル、ブチル、t−ブチル、ペン
チル、ヘキシルなど);上記高級アルキル;下記低級ア
ルコキシ、上記ハロゲン、上記アリールなどの適当な置
換基を1または2個以上(好ましくは1ないし10個)
有していてもよい低級アルコキシ(たとえば、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、
ペンチルオキシ、ヘキシルオキシなど);上記ハロゲン
などの適当な置換基を1または2個以上(好ましくは1
ないし17個)有していてもよい高級アルコキシ(たと
えば、ヘプチルオキシ、オクチルオキシ、2−エチルヘ
キシルオキシ、ノニルオキシ、デシルオキシ、3,7−
ジメチルオクチルオキシ、ウンデシルオキシ、ドデシル
オキシ、トリデシルオキシ、テトラデシルオキシ、ペン
タデシルオキシ、3−メチル−10−エチルドデシルオ
キシ、ヘキサデシルオキシ、ヘプタデシルオキシ、オク
タデシルオキシ、ノナデシルオキシ、イコシルオキシな
ど);高級アルケニルオキシ(たとえば、3−ヘプテニ
ルオキシ、7−オクテニルオキシ、2,6−オクタジエ
ニルオキシ、5−ノネニルオキシ、1−デセニルオキ
シ、3,7−ジメチル−6−オクテニルオキシ、3,7
−ジメチル−2,6−オクタジエニルオキシ、8−ウン
デセニルオキシ、3,6,8−ドデカトリエニルオキ
シ、5−トリデセニルオキシ、7−テトラデセニルオキ
シ、1,8−ペンタデカジエニルオキシ、15−ヘキサ
デセニルオキシ、11−ヘプタデセニルオキシ、7−オ
クタデセニルオキシ、10−ノナデセニルオキシ、18
−イコセニルオキシなど);カルボキシ;上記高級アル
コキシなどの適当な置換基を1または2個以上(好まし
くは1ないし3個)有していてもよい上記アリール;上
記低級アルコキシもしくは上記高級アルコキシなどの適
当な置換基を1または2個以上(好ましくは1ないし3
個)有していてもよいアリールオキシ(たとえば、フェ
ノキシ、ナフチルオキシ、アントリルオキシなど)など
の適当な置換基を1または2個以上(好ましくは1ない
し5個)有していてもよいアロイル(たとえば、ベンゾ
イル、ナフトイル、アントリルカルボニルなど);など
を挙げることができる。
【0039】前記「アシル」中、好ましいものとして
は、低級アルカノイル;ハロ(低級)アルカノイル;
【0040】ヒドロキシ、低級アルコキシ、高級アルコ
キシ、アリール、アミノ、保護されたアミノ、ジ(低
級)アルキルアミノ、低級アルコキシイミノまたは高級
アルコキシを1または2個以上(好ましくは1ないし3
個)有していてもよいアル(低級)アルコキシイミノを
1または2個以上(好ましくは1ないし3個)有してい
てもよいアル(低級)アルカノイル;
【0041】高級アルキルを1または2個以上(好まし
くは1ないし3個)有していてもよい複素環チオ(低
級)アルカノイル;低級アルコキシイミノ、高級アルキ
ル、アミノまたは保護されたアミノを1または2個以上
(好ましくは1ないし3個)有していてもよい複素環
(低級)アルカノイル;高級アルコキシを1または2個
以上(好ましくは1ないし3個)有していてもよいアル
(低級)アルコキシイミノ(低級)アルカノイル;高級
アルカノイル;
【0042】高級アルコキシを1または2個以上(好ま
しくは1ないし3個)有していてもよいアル(低級)ア
ルケノイル;高級アルケノイル;低級アルコキシカルボ
ニル;高級アルコキシカルボニル;アリールオキシカル
ボニル;低級アルキルまたは高級アルコキシを1または
2個以上(好ましくは1ないし3個)有していてもよい
アリールスルホニル;
【0043】ハロゲン、低級アルキル、高級アルキル、
カルボキシ、ハロゲンを1または2個以上(好ましくは
1ないし10個)有していてもよい低級アルコキシ、低
級アルコキシ(低級)アルコキシ、アル(低級)アルコ
キシ、ハロゲンを1または2個以上(好ましくは1ない
し17個)有していてもよい高級アルコキシ、高級アル
ケニルオキシ、高級アルコキシを1または2個以上(好
ましくは1ないし3個)有していてもよいアリールまた
は低級アルコキシもしくは高級アルコキシを1または2
個以上(好ましくは1ないし3個)有していてもよいア
リールオキシを1または2個以上(好ましくは1ないし
5個)有していてもよいアロイルを挙げることができ、
それらの中でもより好ましいものは、
【0044】低級アルカノイル;ハロ(低級)アルカノ
イル;それぞれヒドロキシ、低級アルコキシ、高級アル
コキシ、フェニル、アミノ、低級アルコキシカルボニル
アミノ、ジ(低級)アルキルアミノ、低級アルコキシイ
ミノまたは高級アルコキシを1ないし3個有していても
よいフェニル(低級)アルコキシイミノを1ないし3個
有していてもよいフェニル(低級)アルカノイルもしく
はナフチル(低級)アルカノイル;
【0045】高級アルキルを1ないし3個有していても
よいピリジルチオ(低級)アルカノイル;それぞれ低級
アルコキシイミノ、高級アルキル、アミノまたは低級ア
ルコキシカルボニルアミノを1ないし3個有していても
よいイミダゾリル(低級)アルカノイルもしくはチアゾ
リル(低級)アルカノイル;高級アルコキシを1ないし
3個有していてもよいフェニル(低級)アルコキシイミ
ノ(低級)アルカノイル;高級アルカノイル;高級アル
コキシを1ないし3個有していてもよいフェニル(低
級)アルケノイル;
【0046】高級アルケノイル;低級アルコキシカルボ
ニル、高級アルコキシカルボニル;フェノキシカルボニ
ル;それぞれ低級アルキルまたは高級アルコキシを1な
いし3個有していてもよいフェニルスルホニルもしくは
ナフチルスルホニル;
【0047】それぞれ、ハロゲン、低級アルキル、高級
アルキル、カルボキシ、ハロゲンを6ないし10個有し
ていてもよい低級アルコキシ、低級アルコキシ(低級)
アルコキシ、フェニル(低級)アルコキシ、ハロゲンを
12ないし17個有していてもよい高級アルコキシ、高
級アルケニルオキシ、高級アルコキシを1ないし3個有
していてもよいフェニル、または、低級アルコキシもし
くは高級アルコキシを1ないし3個有していてもよいフ
ェノキシを1ないし5個有していてもよいベンゾイル、
ナフトイルもしくはアントリルカルボニル;を挙げるこ
とができ、さらにより好ましいものとしては、
【0048】「(C−C)アルカノイル;ハロ(C
−C)アルカノイル;ヒドロキシ、(C−C
アルコキシ、(C−C16)アルコキシ、フェル、ア
ミノ、(C−C)アルコキシカルボニルアミノ、ジ
(C−C)アルキルアミノ、(C−C)アルコ
キシイミノまたは(C−C16)アルコシを有してい
てもよいフェニル(C−C)アルコキシイミノを1
ないし3個有していてもよいフェニル(C−C)ア
ルカノイル;(C−C)アルコキシカルボニルアミ
ノを1ないし3個有していてもよいナフチル(C−C
)アルカノイル;
【0049】1−(C−C16)アルキルピリジニオ
チオ(C−C)アルカノイル;(C−C16)ア
ルキルまたは(C−C)アルコキシカルボニルアミ
ノを1ないし3個有していてもよいイミダゾリル(C
−C)アルカノイル;(C−C)アルコキシイミ
ノまたはアミノを1ないし3個有していてもよいチアゾ
リル(C−C)アルカノイル;(C−C16)ア
ルコキシを1ないし3個有していてもよいフェニル(C
−C)アルコキシイミノ(C−C)アルカノイ
ル;
【0050】(C−C17)アルカノイル;(C
16)アルコキシを1ないし3個有していてもよいフ
ェニル(C−C)アルケノイル;(C−C18
アルケノイル;(C−C)アルコキシカルボニル;
(C−C16)アルコキシカルボニル;フェノキシカ
ルボニル;(C−C)アルキルまたは(C−C
16)アルコキシを有していてもよいフェニルスルホニ
ル;(C−C16)アルコキシを有していてもよいナ
フチルスルホニル;
【0051】ハロゲン、(C−C)アルキル、(C
−C16)アルキル、カルボキシ、ハロゲンを6ない
し10個有していてもよい(C−C)アルコキシ、
(C−C)アルコキシ(C−C)アルコキシ、
フェニル(C−C)アルコキシ、ハロゲンを12な
いし17個有していてもよい(C−C16)アルコキ
シ、(C−C16)アルコキシを1ないし3個有して
いてもよいフェニルまたは(C−C)アルコキシも
しくは(C−C16)アルコキシを1ないし3個有し
ていてもよいフェノキシを1ないし5個有していてもよ
いベンゾイル;(C−C)アルコキシ、(C−C
16)アルコキシ、または(C−C16)アルケニル
オキシを1ないし3個有していてもよいナフトイル;ま
たは、アントリルカルボニルを挙げることができ、
【0052】最も好ましいものとしては、アセチル、2
−ブロモアセチル、2−(4−ビフェニリル)アセチ
ル、2−(4−オクチルオキシフェニル)アセチル、3
−(4−オクチルオキシフェニル)プロピオニル、2−
アミノ−2−(4−オクチルオキシフェニル)アセチ
ル、2−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−2−(4
−オクチルオキシフェニル)アセチル、2−アミノ−3
−(4−オクチルオキシフェニル)プロピオニル、2−
(t−ブトキシカルボニルアミノ)−3−(4−オクチ
ルオキシフェニル)プロピオニル、2−ジメチルアミノ
−3−(4−オクチルオキシフェニル)プロピオニル、
2−(t−ブトキシカルボニルアミノ)−2−(2−ナ
フチル)アセチル、2−メトキシ−2−(4−オクチル
オキシフェニル)アセチル、2−メトキシイミノ−2−
(4−オクチルオキシフェニル)アセチル、2−(4−
オクチルオキシベンジルオキシイミノ)−2−(4−ヒ
ドロキシフェニル)アセチル、2−(4−オクチルオキ
シベンジルオキシイミノ)−2−フェニルアセチル、2
−(4−オクチルオキシベンジルオキシイミノ)アセチ
ル、2−(1−オクチル−4−ピリジニオ)チオアセチ
ル、2−メトキシイミノ−2−(2−アミノチアゾール
−4−イル)アセチル、2−(t−ブトキシカルボニル
アミノ)−3−(1−オクチル−4−イミダゾリル)プ
ロピオニル、
【0053】3−(4−オクチルオキシフェニル)アク
リロイル、3,7,11−トリメチル−2,6,10−
ドデカトリエノイル、t−ブトキシカルボニル、オクチ
ルオキシカルボニル、フェノキシカルボニル、p−トリ
ルスルホニル、4−tオクチルオキシフェニルスルホニ
ル、6−オクチルオキシ−2−ナフチルスルホニル、
【0054】4−(t−ブチル)ベンゾイル、4−オク
チルベンゾイル、2,3,5,6−テトラフルオロ−4
−(2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロ
ペンチルオキシ)ベンゾイル、4−(2−ブトキシエト
キシ)ベンゾイル、4−(4−フェニルブトキシ)ベン
ゾイル、4−オクチルオキシベンゾイル、2−カルボキ
シ−4−オクチルオキシベンゾイル、3−メトキシ−4
−オクチルオキシベンゾイル、4−(2,2,3,3,
4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−ペンタ
デカフルオロオクチルオキシ)−2,3,5,6−テト
ラフルオロベンゾイル、4−(4−オクチルオキシフェ
ニル)ベンゾイル、4−(4−ヘプチルオキシフェニ
ル)ベンゾイル、4−(4−ヘキシルオキシフェノキ
シ)ベンゾイル、4−(4−オクチルオキシフェノキ
シ)ベンゾイル、
【0055】6−ブトキシ−2−ナフトイル、6−ヘキ
シルオキシ−2−ナフトイル、6−クチルオキシ−2−
ナフトイル、6−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−
ナフトイル、6−デシルオキシ−2−ナフトイル、6−
(3,7−ジメチルオクチルオキシ)−2−ナフトイ
ル、6−ドデシルオキシ−2−ナフトイル、6−(3,
7−ジメチル−6−オクテニルオキシ)−2−ナフトイ
ル、6−(3,7−ジメチル−2,6−オクタジエニル
オキシ)−2−ナフトイルおよび2−アントリルカルボ
ニルを挙げることができる。
【0056】「高級アルコキシおよび保護されたアミノ
を有するアル(低級)アルカノイル」および「高級アル
コキシおよびアミノを有するアル(低級)アルカノイ
ル」の「アル(低級)アルカノイル」部分の好適な例と
しては、既に「アシル」に対して例示したものを、また
適置換「高級アルコキシ」および「保護されたアミノ」
の好適な例としては、既に「アシル」に対して例示した
ものを、それぞれ挙げることができる。
【0057】好適な「ハロ(低級)アルカノイル」とし
ては、既に「アシル」に対して例示したものを挙げるこ
とができる。
【0058】「高級アルキルを有していてもよいピリジ
ルチオ(低級)アルカノイル」における「ピリジルチオ
(低級)アルカノイル」の好適な例としては、既に「ア
シル基」に対して例示したものを、また、置換基「高級
アルキル」の好適な例としては、既に「アシル基」に対
して例示したものを、それぞれ挙げることができる。
【0059】好適な「アシルオキシ」としては、ヒドロ
キシスルホニルオキシ、ホスホノオキシなどが挙げられ
る。
【0060】上記で定義された目的化合物[I]のう
ち、下記の化合物[Ik]が特に好ましいものである。 (式中、Rは水素またはアシルを意味する。)
【0061】方法4におけるアシル化反応に好適な「ア
シル化剤」としては、導入されるアシル基に対応する酸
化合物またはそのカルボキシ基における反応性誘導体ま
たはその塩類が挙げられるが、前記アシル化剤の好適な
例としては、式: で表わされる化合物またはそのカルボキシ基における反
応性誘導体またはそれらの塩類を挙げることができる。
【0062】化合物[V]のうち、下記の化合物は新規
である。
【0063】
【0064】
【0065】(式中、Rは低級アルコキシ、高級アル
コキシまたは高級アルケニルオキシ、Rは−COOH
または−SOH、R10は1ないし4個のハロゲン、
11はハロゲンを1ないし2個以上有する低級アルコ
キシ、ハロゲンを1ないし2個以上有する高級アルコキ
シをそれぞれ意味する。)
【0066】化合物[V−1]および[V−2]は、下
記の方法によって製造できる。
【0067】
【0068】
【0069】(式中、R、R、R10、R11はそ
れぞれ前と同じ意味、R12は低級アルキル、高級アル
キルまたは高級アルケニル、R13はハロゲンを1また
は2個以上有する低級アルキルまたはハロゲンを1また
は2個以上有する高級アルキル、XおよびYはそれぞれ
脱離基を意味する。)
【0070】前記定義において、好適な「低級アルコキ
シ」、「高級アルコキシ」、「高級アルケニルオキ
シ」、「ハロゲン」、「低級アルキル」および「高級ア
ルキル」としては、既に例示したものを挙げることがで
きる。
【0071】好適な「高級アルケニル」としては、3−
ヘプテニル、7−オクテニル、2,6−オクタジエニ
ル、5−ノネニル、1−デセニル、3,7−ジメチル−
6−オクテニル、3,7−ジメチル−2,6−オクタジ
エニル、8−ウンデセニル、3,6,8−ドデカトリエ
ニル、5−トリデセニル、7−テトラデセニル、1,8
−ペンタデカジエニル、15−ヘキサデセニル、11−
ヘプタデセニル、7−オクタデセニル、10−ノナデセ
ニル、18−イコセニルなどが挙げられ、なかでも(C
−C16)アルケニルが好ましい。
【0072】R11のうち、「低級アルコキシ」はハロ
ゲンを1または2個以上(好ましくは1ないし10個、
より好ましくは6ないし10個)有し、「高級アルコキ
シ」はハロゲンを1または2個以上(好ましくは1ない
し17個、より好ましくは12ないし17個)有する。
【0073】R13のうち、「低級アルキル」はハロゲ
ンを1または2個以上(好ましくは1ないし10個、よ
り好ましくは6ないし10個)有し、「高級アルキル」
はハロゲンを1または2個以上(好ましくは1ないし1
7個、より好ましくは12ないし17個)有する。
【0074】Rのうち、好ましい「低級アルコキシ」
としては(C−C)アルコキシが挙げられる。
【0075】好適な「脱離基」としては、上記ハロゲ
ン、低級アルカノイルオキシ(たとえばアセトキシな
ど)、スルホニルオキシ(たとえばメシルオキシ、トシ
ルオキシなど)などを挙げることができる。
【0076】化合物[V−1]および[V−2]の好適
な塩類およびそのカルボキシ基における反応性誘導体に
関しては、化合物[V]について後に例示するものと同
じものを挙げることができる。
【0077】方法AおよびBにおける反応は、後に述べ
る本明細書の製造例中の方法またはこれと同様の方法に
従って行うことができる。
【0078】化合物[V]のうち、化合物[V−1]お
よび[V−2]以外に新規な化合物があるが、これら
は、例えば、後に述べる製造例中の方法によって製造す
ることができる。
【0079】方法4の「ピリジンチオン」の好適な例と
しては、1,2−ジヒドロピリジン−2−チオン、1,
4−ジヒドロピリジン−4−チオンなどを挙げることが
でき、前記「ピリジンチオン」は上記「高級アルキル」
を有していてもよい。
【0080】本発明の目的化合物[I]またはその塩類
の製造法を以下に詳細に説明する。 方法1 化合物[Ia]またはその塩類は発酵法により製造する
ことができる。発酵法を以下詳細に説明する。この発明
の化合物[Ia]またはその塩類は、コレオフォマ・エ
スピーF−11899(Coleophoma sp.
F−11899)のようなコレオフォマ属に属する化
合物[Ia]またはその塩類−産生菌株を栄養培地中で
発酵させることにより産生することができる。
【0081】(i)微生物 化合物[Ia]またはその塩類の産生に使用される微生
物の特性を以下説明する。菌株F−11899は福島県
いわき市で採取された土壌試料から分離された。この菌
株は種々の培地上でやや抑制的に生育し、暗灰色ないし
褐灰色の集落を形成した。アナモルフ(分生子果)は三
浦のLCA平板1)上、または、コーンミール平板上に
置いた蒸気滅菌した葉片に、分離株を接種した場合に形
成したが、寒天培地上ではテレオモルフもアナモルフも
生成しなかった。その形態学的特徴、培養上の特徴およ
び生理学的特徴は下記のとおりである。
【0082】種々の寒天培地上での培養上の特徴を表1
にまとめて示す。バレイショデキストロース寒天上での
培養物はやや速やかに生育し、25℃2週間後に直径
3.5−4.0cmに達した。この集落表面は平坦でフ
ェルト状であり、やゝしわが多く、褐灰色であった。集
落中心は淡灰色ないし褐灰色であり、気菌糸で覆われて
いた。裏面の色は暗灰色であった。麦芽エキス寒天上の
集落はより抑制的に生育し、同条件で直径2.5−3.
0cmに達した。表面は平坦で薄いか、ないしはフェル
ト状で、オリーブ褐色であった。集落中心は黄灰色であ
り、気菌糸で覆われていた。裏面は褐灰色であった。
【0083】形態学的特徴は三浦のLCA平板にのせた
滅菌葉片上の培養物に基づいて決定した。分生子果は葉
片上にのみ生成した。これらは分生子殻状(pychi
dial)、表在性、単独で、円盤状ないしアンプル
状、底部で平たくなっており、単室、薄壁であり、黒色
で、直径90−160(−200)μm、高さ40−7
0μmであった。孔口はしばしば単一、円形で中心にあ
り、乳頭状で、直径10−30μm、高さ10−20μ
mであった。分生子柄は分生子殻内壁の下層から生成し
た。これらは無色で、分枝しないか、またはごく僅かに
分枝しており、隔膜があって滑面であった。分生子形成
細胞は内生出芽型、フィアロ型、末端に分生子を有し、
アンプル状ないし倒西洋梨型で無色、滑面で5−8×4
−6μmであり、カラーを有していた。カラーは鐘状な
いし筒状で14−18×3−5μmであった。分生子は
無色、筒状で、薄壁であり、隔膜が無く滑面で、14−
16(−18)×2−3μmであった。栄養菌糸は隔膜
があり、褐色、滑面で分枝していた。菌糸細胞は筒状で
太さ2−7μmであった。厚膜胞子は無かった。菌株F
−11899はバレイショデキストロース寒天上で生育
温度範囲0℃ないし31℃、至適温度23℃ないし27
℃を有していた。上記特性は菌株F−11899がコエ
ロミセテス(Coelomycetes)目に属するこ
とを示す。2),3),4)そこで、発明者らはこの菌
株を「コエロミセテス菌株F−11899」と命名し
た。
【0084】
【0085】
【0086】これらの特徴は25℃、14日間培養後に
観察した。色名記載はザ・メスーエン・ハンドブック・
オブ・カラー(The Methuen Handbo
okof Colour)5)に基づいた。 1)三浦、および工藤:アン・アガーメディアム・フォ
ー・アクアチック・ハイホミセテス(An agar−
medium for aquatic Hyphom
ycetes)、Trans. Ycolo.Soc.
Japan,第11巻、116−118頁、1970
年。 2)アークス・ジェー・エー・フォン(Arx,J.A
Von):ザ・ジェネラ・オブ・フンジー・スポルレ
ーチング・イン・ピュア・カルチャー(TheGene
ra of Fungi−Sporulating i
n PureCulture)第三版、315頁、ジェ
ー・クレーマー・バダズ(J. Cramer Vad
uz)、1974年。 3)サットン・ビー・シー(Sutton, B.
C):ザ・コエロミセテス−フンジー・インパーフェク
チ・ウイズ・ピクニディア;アセルブリ・アンド・スト
ロマータ(The Coelomycetes−Fun
gi Imperfecti with Pycnid
ia ;Acervuli and Stromat
e)、696頁、コモンウェルス・マイコロジカル・イ
ンスチチュート、キュー(Commonwealth
Mycological Institute, Ke
w)、1980年。 4)ホークスウォース・デー・エル(Hawkswor
th, D, L.)、ビー・シー・サットン(B.
C. Sutton)およびジー・シー・エインスウォ
ース(G. C. Ainsworth):ディクショ
ナリー・オブ・ザ・フンジー(Dictionary
of the Fungi)第7版、445頁、コモン
ウェルス・マイコロジカル・インスチチュート、キュー
(Commonwealth Mycological
Institute, Kew)、1983年。 5)コーネラップ・エー(Kornerup A.)お
よびワンシャー・ジェー・エイチ(Wanscher
J. H.):メスーエン・ハンドブック・オブ・カラ
ー(Methuen Handbook of Col
our)第三版、252頁、メスーエン、ロンドン(M
ethuen London)、1983年。
【0087】コエロミセテス 菌株F−11899は茨
城県つくば市東1丁目1−3に所在の工業技術院微生物
工業技術研究所に微工研条寄第2635号(FERM
BP−2635)として1989年10月26日付で寄
託された、しかしながらその後、発明者らはさらに菌株
F−11899の分類の研究を行って、菌株F−118
99がコエロミセテス目に属するコレオフォマ・エンペ
トリ(ロストラップ)ペトラーク[Coleorhom
a empetri (Rostrup) Petra
k]1929年2),3).4)に類似しているが、た
だ、分生子殻の特徴、すなわち、丸味を帯びているか底
部が平らであること、埋没していることおよび乳頭状の
孔口部がないことの点で幾つか異なることを見出した。
これらの特徴を考慮して、発明者らはこの菌株をさらに
詳しく分類し、「コレオフォマ・エスピーF−1189
9(Coleophoma sp. F−1189
9)」と命名した。これに関連して、発明者らは工業技
術院微生物工業技術研究所に1990年9月21日付
で、「コエロミセテス 菌株F−11899」という名
前を「コレオフォマ・エスピ−F−11899」に訂正
する手続を取った。
【0088】(ii)化合物[Ia]またはその塩類の
産生 この発明の化合物[Ia]またはその塩類は、コレオフ
ォマ属に属する化合物[Ia]またはその塩類−産生菌
株を、同化し得る炭素源および窒素源を含む栄養培地
中、例えば振とう培養、深部培養等の好気条件下に生育
せしめる時に産生される。栄養培地中の好ましい炭素源
は、グルコース、スクロース、デンプン、フルクトース
またはグリセリン等のような炭水化物である。
【0089】好ましい窒素源は酵母エキス、ペプトン、
グルテン粉、綿実粉、大豆粉、コーン・スティープ・リ
カ−、乾燥酵母、小麦胚芽等並びに、例えば硝酸アンモ
ニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム等のア
ンモニウム塩類、尿素、アミノ酸等のような無機および
有機窒素化合物である。炭素源および窒素源は組合わせ
て使用すると有利ではあるが、痕跡程度の生育因子およ
びかなりの量の無機栄養素を含む低純度のものも使用に
適しているので、それらの純粋な形で使用する必要はな
い。
【0090】所望に応じて、培地に炭酸ナトリウムまた
は炭酸カルシウム、リン酸ナトリウムまたはリン酸カリ
ウム、塩化ナトリウムまたは塩化カリウム、沃化ナトリ
ウム、または沃化カリウム、マグネシウム塩類、銅塩
類、亜鉛塩類、またはコバルト塩類等のような無機塩類
を加えてもよい。必要に応じて、とりわけ培養培地が激
しく発泡する場合には、流動パラフィン、脂肪油、植物
油、鉱油またはシリコン等のような消泡剤を加えてもよ
い。
【0091】他の生物学的活性物質の大量生産のために
使用される望ましい方法の場合のように、化合物[I
a]またはその塩類の大量生産には深部好気培養条件が
望ましい。少量産生の場合には、フラスコ中またはビン
中の振とう培養または表面培養が行われる。さらに、生
育を大型タンク内で行う場合には、化合物[Ia]また
はその塩類の生産工程における生育遅延を回避するため
に、生産タンクに接種するのに菌を栄養細胞の形で使用
するのが望ましい。すなわち、まず比較的少量の培養培
地に菌の胞子または菌糸体を接種し、その接種培地を培
養することにより栄養細胞を生産し、これを大型タンク
に移すのが望ましい。栄養細胞を生産する培地は化合物
[Ia]またはその塩類の生産に利用する培地と実質的
に同じであるかまたは異なってもよい。
【0092】培養混合物の攪拌および通気は種々の方法
で行えばよい。攪拌はプロペラまたはこれに類似の機械
的攪拌装置、回転または振とう発酵装置、種々のポンプ
装置、または培地中の滅菌空気の通過によって行えばよ
い。通気は発酵混合物中を滅菌空気を通過させることに
より行えばよい。発酵は通常約10℃と40℃との間の
温度、好ましくは20℃ないし30℃で、約50時間な
いし150時間行われるが、発酵条件と規模とに従って
変化させてもよい。発酵が完了すれば、培養ブロスは次
いで化合物[Ia]またはその塩類を回収するために、
例えば適切な溶媒または数種の溶媒の混合物による溶媒
抽出、クロマトグラフィー、または適切な溶媒または数
種の溶媒の混合物からの再結晶等の、生物学的活性物質
の回収および精製に常用される種々の操作法に付され
る。
【0093】この発明によれば、化合物[Ia]または
その塩類は一般的に培養菌糸体中および培養ブロス中の
両方に見出される。従って、化合物[Ia]またはその
塩類はブロス全体からアセトンまたは酢酸エチル、また
はこれらの溶媒の混合物等のような適切な有機溶媒を用
いる抽出によって抽出される。抽出液は化合物[Ia]
またはその塩類を得られるような常法、例えば抽出液を
溶媒留去または蒸留により濃縮して少量とし、活性物
質、すなわち化合物[Ia]またはその塩類を含む残渣
を、例えばクロマトグラフィーまたは適切な溶媒または
数種の溶媒の混合物からの再結晶により精製することに
より処理され、目的物が得られる。化合物[Ia]がそ
の塩類として単離された場合には、常法により遊離の化
合物[Ia]または化合物[Ia]の別の塩類に導くこ
とができる。
【0094】方法2 化合物[Ib]またはその塩類は、化合物[Ia]また
はその塩類をスルホ基の脱離反応に付すことにより製造
することができる。化合物[Ib]の好適な塩類につい
ては、化合物[I]で例示した酸付加塩が挙げられる。
脱離反応は酵素との反応等のようなこの技術分野におけ
る常法に従って行われる。酵素との反応は化合物[I
a]またはその塩類を、スルホ基の脱離反応に適した酵
素と反応させることにより行うことができる。前記酵素
の好適な例としては、アエロバクター・アエロゲネス
(Aerobacter aerogenes)等によ
り産生されたスルファターゼVI型のようなスルファタ
ーゼが挙げられる。この脱離反応は通常、リン酸塩緩衝
液、トリス−HCl緩衝液のような溶媒中で行われる
が、反応に悪影響を及ぼさない溶媒であれば、その他の
いかなる溶媒中でも反応を行うことができる。反応温度
は特に限定されず、室温または加温下に反応を行うこと
ができる。
【0095】方法3 目的化合物[Id]またはその塩類は、化合物[Ic]
またはその塩類をN−アシル基の脱離反応に付すことに
よって製造できる。この反応は、加水分解、還元、酵素
との反応などの常法によって行うことができる。
【0096】加水分解は、塩基またはルイス酸を含む酸
の存在下で行うのが好ましい。好適な塩基としては、ア
ルカリ金属(たとえばナトリウム、カリウムなど)、ア
ルカリ土類金属(たとえばマグネシウム、カルシウムな
ど)、それらの水酸化物または炭酸塩または重炭酸塩、
トリアルキルアミン(たとえばトリメチルアミン、トリ
エチルアミンなど)、ピコリン、1,5−ジアザビシク
ロ[4,3,0]ノン−5−エン、1,4−ジアザビシ
クロ[2,2,2]オクタン、1,8−ジアザビシクロ
[5,4,0]ウンデセン−7などの無機塩基および有
機塩基を挙げることができる。好適な酸としては、有機
酸(たとえば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、トリクロロ酢
酸、トリフルオロ酢酸など)および無機酸(たとえば塩
酸、臭化水素酸、硫酸、塩化水素、臭化水素など)を挙
げることができる。トリハロ酢酸(たとえばトリクロロ
酢酸、トリフルオロ酢酸など)などのルイス酸を用いる
脱離は、カチオン捕捉剤(たとえばアニソール、フェノ
ールなど)の存在下で行うのが好ましい。反応は、通
常、水、アルコール(たとえばメタノール、エタノール
など)、塩化メチレン、テトラヒドロフラン、それらの
混合物、その他反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行わ
れる。液状の塩基または酸は溶媒としても用いることが
できる。反応温度は特に限定されず、通常、冷却ないし
加温下で反応は行われる。
【0097】本脱離反応に用いられる還元方法としては
化学還元および接触還元を挙げることができる。化学還
元に用いられる好適な還元剤としては、金属(たとえば
スズ、亜鉛、鉄など)または金属化合物(たとえば塩化
クロム、酢酸クロムなど)と有機または無機酸(たとえ
ば蟻酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、p−
トルエンスルホン酸、塩酸、臭化水素酸など)との組合
わせを挙げることができる。接触還元に用いられる好適
な触媒としては、白金触媒(たとえば白金板、白金海
綿、白金黒、コロイド白金、酸化白金、白金線など)、
パラジウム触媒(たとえばパラジウム海綿、パラジウム
黒、酸化パラジウム、パラジウム炭、コロイドパラジウ
ム、パラジウム−硫酸バリウム、パラジウム−炭酸バリ
ウムなど)、ニッケル触媒(たとえば還元ニッケル、酸
化ニッケル、ラネーニッケルなど)、コバルト触媒(た
とえば還元コバルト、ラネーコバルトなど)、鉄触媒
(たとえば還元鉄、ラネー鉄など)、銅触媒(たとえば
還元銅、ラネー銅、ウルマン銅など)などの慣用のもの
を挙げることができる。還元は、通常、水、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、N,N−ジメチルホル
ムアミド、それらの混合物など、反応に悪影響を及ぼさ
ない慣用の溶媒中で行われる。さらに、化学還元に用い
られる上記酸が液状の場合、これらの酸は溶媒としても
使用できる。また、接触還元に用いられる好適な溶媒と
しては、上記溶媒のほか、ジエチルエーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、それらの混合物などの慣用の
溶媒を挙げることができる。この還元の反応温度は特に
限定されず、通常、冷却ないし加温下で反応は行われ
る。
【0098】酵素との反応は、化合物[1c]またはそ
の塩類をN−アシル基の脱離反応に適した酵素と反応さ
せることによって行われる。前記酵素の好適な例として
は、アクチノプラネス属に属する微生物、好ましくは、
アクチノプラネス・ユタヘンシス(Actinopla
nes utahensis)種、アクチノプラネス・
ミズーリエンシス(Actinoplanes mis
souriensis)種に属する微生物、たとえばア
クチノプラネス・ユタヘンシスIFO−13244、ア
クチノプラネス・ユタヘンシスATCC12301、ア
クチノプラネス・ミズーリエンシス NRRL1205
3などによって生産されるものを挙げることができる。
この脱離反応は、通常、燐酸緩衝液、トリス−HCl緩
衝液、その他反応に悪影響を及ぼさない溶媒中で行われ
る。反応温度は特に限定されず、室温または加温下で反
応は行われる。
【0099】方法4 目的化合物[Ie]またはその塩類は、化合物[Id]
またはその塩類をアシル化反応に付すことによって製造
できる。この方法のアシル化反応は、化合物[Id]ま
たはその塩類を前記「アシル化剤」、たとえば化合物
[V]またはそのカルボキシ基における反応性誘導体ま
たはその塩類と反応させることにより行われる。
【0100】化合物[V]のカルボキシ基における反応
性誘導体の好適な例としては、酸ハライド、酸無水物、
活性アミド、活性エステルなどを挙げることができる。
反応性誘導体の好適な例としては、酸塩化物;酸アジ
ド;置換燐酸(たとえばジアルキル燐酸、フェニル燐
酸、ジフェニル燐酸、ジベンジル燐酸、ハロゲン化燐酸
など)、ジアルキル亜燐酸、亜硫酸、チオ硫酸、硫酸、
スルホン酸(たとえばメタンスルホン酸など)、脂肪族
カルボン酸(たとえば酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ
酪酸、ピバル酸、ペンタン酸、イソペンタン酸、2−エ
チル酪酸、トリクロロ酢酸など)または芳香族カルボン
酸(たとえば安息香酸など)などの酸との混合酸無水
物;対称型酸無水物;イミダゾール、4−置換イミダゾ
ール、ジメチルピラゾール、トリアゾール、テトラゾー
ルまたは1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾールと
の活性アミド;または活性エステル(たとえばシアノメ
チルエス −]エステル、ビニルエステル、プロパルギルエステ
ル、p−ニトロフェニルエステル、2,4−ジニトロフ
ェニルエステル、トリクロロフェニルエステル、ペンタ
クロロフェニルエステル、メシルフェニルエステル、フ
ェニルアゾフェニルエステル、フェニルチオエステル、
p−ニトロフェニルチオエステル、p−クレシルチオエ
ステル、カルボキシメチルチオエステル、ピラニルエス
テル、ピリジルエステル、ピペリジルエステル、8−キ
ノリルチオエステルなど)またはN−ヒドロキシ化合物
(たとえばN,N−ジメチルヒドロキシルアミン、1−
ヒドロキシ−2−(1H)−ピリドン、N−ヒドロキシ
スクシンイミド、N−ヒドロキシフタルイミド、1−ヒ
ドロキシ−1H−ベンゾトリアゾールなど)などを挙げ
ることができる。使用する化合物[V]の種類に応じ
て、これらの反応性誘導体から適当なものを選択すれば
よい。
【0101】化合物[V]およびその反応性誘導体の好
適な塩類の例としては、化合物[I]で例示したものと
同じものを挙げることができる。反応は、通常、水、ア
ルコール(たとえばメタノール、エタノールなど)、ア
セトン、ジオキサン、アセトニトリル、クロロホルム、
塩化メチレン、塩化エチレン、テトラヒドロフラン、酢
酸エチル、N,N−ジメチルホルムアミド、ピリジン、
その他反応に悪影響を及ぼさない有機溶媒などの慣用の
溶媒中で行われる。これらの慣用の溶媒は水との混合物
として用いることもできる。
【0102】この反応では、化合物[V]を遊離酸また
はその塩類の形で用いる場合、反応は慣用の縮合剤、た
とえば、N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド;
N−シクロヘキシル−N′−モルホリノエチルカルボジ
イミド;N−シクロヘキシル−N′−(4−ジエチルア
ミノシクロヘキシル)カルボジイミド;N,N′−ジエ
チルカルボジイミド;N,N′−ジイソプロピルカルボ
ジイミド;N−エチル−N′−(3−ジメチルアミノプ
ロピル)カルボジイミド;N,N′−カルボニルビス−
(2−メチルイミダゾール);ペンタメチレンケテン−
N−シクロヘキシルイミン;ジフェニルケテン−N−シ
クロヘキシルイミン;エトキシアセチレン;1−アルコ
キシ−1−クロロエチレン;トリアルキルホスファイ
ト;ポリ燐酸エチル;ポリ燐酸イソプロピル;オキシ塩
化燐(塩化ホスホリル);三塩化燐;エチルチオニル;
塩化オキサリル;ハロ蟻酸低級アルキル(たとえばクロ
ロ蟻酸エチル、クロロ蟻酸イソプロピルなど);トリフ
ェニルホスフィン;2−エチル−7−ヒドロキシベンズ
イソオキサゾリウム塩;水酸化2−エチル−5−(m−
スルホフェニル)イソオキサゾリウム分子内塩;1−
(p−クロロベンゼンスルホニルオキシ)−6−クロロ
−1H−ベンゾトリアゾール;N,N−ジメチルホルム
アミドと塩化チオニル、ホスゲン、クロロ蟻酸トリクロ
ロメチル、オキシ塩化燐、塩化メタンスルホニルなどと
反応させて製造されるいわゆるビルスマイヤー試薬など
の存在下で行うのが好ましい。
【0103】反応はアルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属
重炭酸塩、トリ(低級)アルキルアミン、ピリジン、ジ
(低級)アルキルアミノピリジン(たとえば4−ジメチ
ルアミノピリジンなど)、N−(低級)アルキルモルホ
リン、N,N−ジ(低級)アルキルベンジルアミンなど
の無機または有機塩基の存在下で行うこともできる。反
応温度は特に限定されず、通常、冷却ないし加温下で反
応は行われる。
【0104】方法5 目的化合物[Ig]またはその塩類は、化合物[If]
またはその塩類をアミノ保護基の脱離反応に付すことに
よって製造できる。化合物[If]および[Ig]の好
適な塩類としては、化合物[I]で例示したものを挙げ
ることができる。本脱離反応は上記方法3で説明した常
法によって行うことができる。
【0105】方法6 目的化合物[Ii]またはその塩類は、化合物[Ik]
またはその塩類を化合物[II]またはその塩類と反応
させることによって製造できる。化合物[Ii]の好適
な塩類としては、化合物[I]で例示したものを挙げる
ことができる。化合物[II]の好適な塩類としては、
化合物[I]で例示した酸付加塩を挙げることができ
る。
【0106】この反応は、水、燐酸緩衝液、アセトン、
クロロホルム、アセトニトリル、ニトロベンゼン、塩化
メチレン、塩化エチレン、ホルムアミド、N,N−ジメ
チルホルムアミド、メタノール、エタノール、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシ
ド、その他反応に悪影響を及ぼさない有機溶媒などの溶
媒、好ましくは極性の高い溶媒中で行うことができる。
前記溶媒のうち、親水性溶媒は水との混合物として用い
ることができる。化合物[II]が液状の場合、これを
溶媒としても使用できる。
【0107】反応は塩基、たとえばアルカリ金属水酸化
物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属重炭酸塩などの
無機塩基、トリアルキルアミンなどの有機塩基などの存
在下で行うのが好ましい。反応温度は特に限定されず、
通常、冷却下、室温、加温または加熱下で反応は行われ
る。この反応は、アルカリ金属ハロゲン化物(たとえば
ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウムなど)、アルカリ金
属チオシアン酸塩(たとえばチオシアン酸ナトリウム、
チオシアン酸カリウムなど)などの存在下で行うのが好
ましい
【0108】方法7 目的化合物[Ij]またはその塩類は、化合物[II
I]またはその塩類をアシル化反応に付すことによって
製造できる。化合物[Ij]および[III]の好適な
塩類としては、化合物[I]で例示したものを挙げるこ
とができる。この方法7の「アシル化剤」の好適な例と
しては、導入されるアシルに対応する酸化合物、たとえ
ば燐酸およびその誘導体(たとえば塩化ホスホリル、ジ
フェニルホスホロクロリデートなど)、硫酸およびその
誘導体[たとえば三酸化硫黄−ピリジン、三酸化硫黄−
トリ(低級)アルキルアミン(たとえばトリメチルアミ
ン、トリエチルアミンなど)、クロロスルホン酸など]
などを挙げることができる。
【0109】
【発明の効果】本発明で使用されるポリペプチド化合物
[I]が、人または動物におけるニューモシスチス カ
リニ感染症(例えば、ニューモシスチス カリニ肺炎
等)の予防および治療に有用であることを示すために、
以下に代表的な化合物についての薬理データを示す。
【0110】試験1
【0111】(1)試験化合物 後記の実施例2の化合物(以下、FR131535物質
と呼称する)
【0112】(2)試験方法 Hooded系ヌードラットの8匹(雄3匹、雌5匹)
に10個のラット由来Pneumocystis c
arinii(Pc)シストをそれぞれに経鼻接種後2
0mgのコーチゾンを8週間毎週1回皮下注射した。そ
の後3匹のラット(雄1、雌2)を解剖してFR131
535物質の投与前の肺シスト数について調べた。残り
のラットを試験群と無処置のコントロール(Cr)群の
2群に分け、試験群のラットには0.5mlの生理食塩
水に溶解させた2mgのFR131535物質を毎日1
回腹腔内注射(i.p)し、Cr群には0.5mlの生
理食塩水のみを実験終了までi.pした。なお、肺のシ
スト数については感染肺乳剤を作製後トルイジンブルー
O染色により算定した。
【0113】(3)試験結果 試験結果は以下の通りであった。
【0114】試験2
【0115】(1)試験化合物 i)前述のFR131535物質 ii)後記の製造例10の最初の化合物(以下、FR9
01379物質と呼称する)
【0116】(2)試験方法 5週令のBALB/C nu/nu 雌性マウスに一匹
当りニューモシスチスカリニ10シストを麻酔下に経
鼻感染させ、その後無菌状態で飼育した。
【0117】i)予防効果に関する試験 感染から52日後(この段階では、マウスの状態からニ
ューモシスチス カリニ肺炎は発症していないと判断し
た)、34匹のマウスを無作為に選び、予防効果に関す
る試験に供した。5匹のマウスを屠殺し、試験開始時の
状態を以下の方法で調べた。肺を摘出し、各葉の半分を
重量測定後、肺中のシスト数を測定するために−80℃
下に保存した。肺中のシスト数は、ホモジナイズした肺
組織をエーテル/硫酸で固定後、トルイジンブルーOで
染色した上で、顕微鏡的に測定した(以下この方法を
「プロトコール」と略称する)。残った29匹のマウス
を3群に分類した。第1群(9匹)のマウスには、土曜
日と日曜日を除き毎日一回生理食塩水を皮下投与した。
第2群(10匹)と第3群(10匹)のマウスには、1
0mg/kgのFR131535物質(第2群)および
10mg/kgのFR901379物質(第3群)を同
様に投与した。各群のマウスの半分を、投与開始後18
日後(A点)に「プロトコール」に従い肺中シスト数の
測定に供した。投与開始後56日後(B点)に残りのマ
ウスの肺中シスト数を同様に測定した。
【0118】(ii)治療効果に関する試験 感染から約3ケ月後、上記の予防効果に関する試験に使
用しなかったマウスは、体重減少やチアノーゼというニ
ューモシスチス カリニ肺炎の典型的な症状を示し始め
た。感染から101日後、マウスを症状の程度に応じて
2群に分類した(軽症群:17匹;重症群14匹)。各
群をさらに4群に分けた。軽症群および重症群から各1
群(5匹)を屠殺し、「プロトコール」に従い、試験開
始時の状態を調べた。試験化合物の投与は、上記予防効
果に関する試験における方法と同様にして土曜日と日曜
日を除く毎日一回投与した[重症群:生理食塩水投与
(3匹;第4群),FR131535物質投与(3匹;
第5群),FR901379物質投与(3匹;第6
群),軽症群:生理食塩水投与(4匹;第7群),FR
131535物質投与(4匹;第8群),FR9013
79物質投与(4匹;第9群)]。マウスには2週間試
験化合物等の投与を行った。投与終了後「プロトコー
ル」に従い肺中シスト数を測定した。
【0119】(3)試験結果 肺中シスト数は以下の通りであった。 予防効果に関する試験 A点 試験群 シスト数(mean log10) 第1群 5.35 ± 0.26 第2群 1.76 ± 0.03*** 第3群 1.81 ± 0.06*** B点 試験群 シスト数(mean log10) 第1群 6.34 ± 0.14 第2群 2.31 ± 0.26*** 第3群 2.04 ± 0.25*** ***:p<0.001
【0120】 治療効果に関する試験 試験群 シスト数(mean log10) 重症群 第4群 6.20 ± 0.08 第5群 2.06 ± 0.06*** 第6群 3.10 ± 0.513*** 軽症群 第7群 6.21 ± 0.12 第8群 3.85 ± 0.21*** 第9群 3.23 ± 0.67*** ***:p<0.001
【0121】以上の試験結果により、本発明で使用され
るポリペプチド化合物[I]またはその塩類は、ニュー
モシスチス カリニ肺炎の予防および治療にきわめて有
用であることが明らかである。
【0122】
【実施例】以下に、本発明で使用されるポリペプチド化
合物[I]またはその塩類について、製造例および実施
例により詳述する。
【0123】製造例1 メタノール(50ml)に塩化チオニル(8.73m
l)を−5℃で加え、混合物を10分間攪拌後、D−2
−(p−ヒドロキシフェニル)グリシン(5g)を氷冷
下に加える。混合物を12時間室温で攪拌する。反応混
合物を減圧濃縮して、D−2−(p−ヒドロキシフェニ
ル)グリシンメチルエステル塩酸塩(6.3g)を得
る。 IR(ヌジョール):3380,1720,1580,
1250cm−1 NMR(DMSO−d,δ):3.70(3H,
s),5.11(1H,s),6.83(2H,d,J
=8.6Hz),7.28(2H,d,J=8.6H
z),8.91(2H,s),9.93(1H,s)
【0124】製造例2 D−2−(p−ヒドロキシフェニル)グリシンメチルエ
ステル塩酸塩(6.3g)とトリエチルアミン(8.7
1ml)のテトラヒドロフラン(100ml)溶液にジ
−t−ブチル ジカルボネート(di−t−butyl
dicarbonate)(6.82g)を加える。
混合物を室温で2時間攪拌する。反応混合物をジエチル
エーテル(1l)に加え、不溶物を濾去し、濾液を減圧
下濃縮して、N−(t−ブトキシカルボニル)−D−2
−(p−ヒドロキシフェニル)グリシンメチルエステル
(6.83g)を得る。 IR(ヌジョール):3420,3350,1720,
1660cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.38(9H,
s),3.59(3H,s),5.05(1H,d,J
=7.9Hz),6.70(2H,d,J=8.5H
z),7.16(2H,d,J=8.5Hz),7.6
0(1H,d,J=7.9Hz),9.48(1H,
s)
【0125】製造例3 N−(t−ブトキシカルボニル)−D−2−(p−ヒド
ロキシフェニル)グリシンメチルエステル(6.8g)
と重炭酸カリウム(1.84g)のN,N−ジメチルホ
ルムアミド(34ml)中懸濁液に臭化オクチル(4.
176ml)を加える。混合物を60℃で6時間攪拌す
る。反応混合物を水および酢酸エチルの混合物に加え
る。有機層を分取し、硫酸マグネシウムで乾燥する。硫
酸マグネシウムを濾去し、濾液を減圧下濃縮してN−
(t−ブトキシカルボニル)−D−2−(p−オクチル
オキシフェニル)グリシンメチルエステル(6.96
g)を得る。 IR(ヌジョール):1710,1490,1240,
1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.859(3H,
t,J=6.2Hz),1.17−1.33(10H,
m),1.38(9H,s),1.60−1.80(2
H,m),3.59(3H,s),3.93(2H,
t,J=6.3Hz),5.11(1H,d,J=7.
9Hz),6.87(2H,d,J=8.7Hz),
7.27(2H,d,J=8.7Hz),7.68(1
H,d,J=7.9Hz)
【0126】製造例4 4N水素化ナトリウム水溶液(8.77ml)にN−
(t−ブトキシカルボニル)−D−2−(p−オクチル
オキシフェニル)グリシンメチルエステル(6.9g)
を加え、室温で1.5時間攪拌する。反応混合物を水お
よび酢酸エチルの混合物に加え、混合物を1N塩酸でp
H3に調整する。有機層を分取し、硫酸マグネシウムで
乾燥する。硫酸マグネシウムを濾去し、濾液を減圧下濃
縮して、N−(t−ブトキシカルボニル)−D−2−
(p−オクチルオキシフェニル)グリシン(3.9g)
を得る。 NMR(DMSO−d,δ):0.860(3H,
t,j=6.8Hz),1.17−1.33(10H,
m),1.38(9H,s),1.60−1.80(2
H,m),3.93(2H,t,J=6.4Hz),
5.10(1H,d,J=8.2Hz),6.87(2
H,d,J=8.7Hz),7.28(2H,d,J=
8.7Hz),7.46(1H,d,J=8.2Hz)
【0127】製造例5 N−(t−ブトキシカルボニル)−D−2−(p−オク
チルオキシフェニル)グリシン(1g)のアセトニトリ
ル(10ml)溶液とピリジン(0.213ml)のア
セトニトリル(10ml)溶液にN,N′−ジスクシン
イミジル カルボネート(N,N′−disuccin
imidyl carbonate)(0.675g)
を加える。混合物を室温で12時間攪拌する。反応混合
物を水および酢酸エチルの混合物に加える。有機層を分
取し、硫酸マグネシウムで乾燥する。硫酸マグネシウム
を濾去し、濾液から溶媒を減圧下蒸発させて、N−(t
−ブトキシカルボニル)−D−2−(p−オクチルオキ
シフェニル)グリシンスクシンイミドエステル(0.9
2g)を得る。 IR(ヌジョール):3350,1810,1730,
1680cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.862(3H,
t,J=6.7Hz),1.17−1.33(10H,
m),1.40(9H,s),1.60−1.80(2
H,m),2.77(4H,s),3.97(2H,
t,J=6.5Hz),5.54(1H,d,J=8.
1Hz),6.91(2H,d,J=8.7Hz),
7.39(2H,d,J=8.7Hz),8.05(1
H,d,J=8.1Hz)
【0128】製造例6 製造例2と同様にして、N−(t−ブトキシカルボニ
ル)−L−チロシンメチルエステルを得る。 IR(ヌジョール):3430,3360,1730,
1670,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.33(9H,
s),2.90(2H,m),3.59(3H,s),
4.05(1H,m),6.65(2H,d,J=8.
4Hz),7.00(2H,d,J=8,4Hz),
7.21(1H,d,J=8.0Hz),9.22(1
H,s)
【0129】製造例7 製造例3と同様にして、O−オクチル−N−(t−ブ
トキシカルボニル)−L−チロシンメチルエステルを得
る。 IR(ヌジョール):3350,1735,1685,
1250,1470cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.859(3H,
t,J=6.7Hz),1.20−1.30(10H,
m),1.68(2H,五重線,J=7.3Hz),
2.82(2H,m),3.60(3H,s),3.9
1(2H,t,J=7.3Hz),4.08(1H,
m),6.81(2H,d,J=8.6Hz),7.1
2(2H,d,J=8.6Hz),7.25(1H,
d,J=8.0Hz)
【0130】製造例8 製造例4と同様にして、O−オクチル−N−(t−ブ
トキシカルボニル)−L−チロシンを得る。 IR(ヌジョール):3400−2900(br),1
700,1240,1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.859(3H,
t,J=6.8Hz),1.20−1.30(10H,
m),1.32(9H,s),1.68(2H,五重
線,J=7.0Hz),2.67−2.95(1H,
m),3.90(2H,t,J=7.0Hz),4.0
1(1H,m),6.81(2H,d,J=8.6H
z),7.02(1H,d,J=8.3Hz),7.1
3(2H,d,J=8.6Hz)
【0131】製造例9 製造例5と同様にして、O−オクチル−N−(t−ブ
トキシカルボニル)−L−チロシンスクシンイミドエス
テルを得る。 IR(ヌジョール):3350,1780,1720,
1690cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.860(3H,
t,J=6.7Hz),1.20−1.30(10H,
m),1.32(9H,s),1.68(2H,五重
線,J=7.0Hz),2.82(4H,s),2.8
0−3.20(1H,m),3.92(2H,t,J=
7.0Hz),4.44(1H,m),6.81(2
H,d,J=8.5Hz),7.22(2H,d,J=
8.5Hz),7.60(1H,d,J=8.3Hz)
【0132】製造例10 (1)スクロース4%、綿実粉2%、乾燥酵母1%、ペ
プトン1%、KHPO 0.2%、 CaCO
0.2%、およびツイーン80(半井化学社製)0.1
%よりなる前培養培地(160ml)を500mlエル
レンマイヤーフラスコ2個それぞれに注ぎ、121℃、
30分間滅菌する。コレオフォマ・エスピ−F−118
99の斜面培養物1白金耳を各培地に接種し、振とう条
件下25℃で4日間培養する。パインデックス#3(松
谷化学社製)3%、グルコース1%、小麦胚芽1%、綿
実粉0.5%、KHPO 2%、NaHPO
12HO 1.5%、ZnSO・7HO 0.0
01%およびアデカノール(消泡剤、旭電化社製)0.
05%よりなる生産培地(20l)を30lジャーファ
ーメンターに注ぎ、121℃、30分間滅菌する。前培
養ブロス(320ml)を生産培地に接種し、200r
pmの攪拌下および毎分20lの通気下25℃、4日間
培養する。このようにして得られる培養ブロス(20
l)に等容量のアセトンを加える。暫時室温で時々攪拌
後、ブロスを濾過する。濾液を減圧濃縮してアセトンを
留去する。水性濾液(10l)を酢酸エチル等容量で2
回洗浄し、n−ブタノール(10l)で2回抽出する。
n−ブタノール層を合わせ、減圧濃縮して残渣をシリカ
ゲル60(E.メルク社製)のカラム(300ml)に
かけ、ジクロロメタン−メタノールよりなる有機溶媒混
合物で段階的に溶出する。抗カンジダ作用を有する画分
を溶媒混合物(3:1から1:1)の範囲で溶出する。
活性画分を合わせ、減圧下に濃縮乾固する。残渣を50
%メタノール水溶液(15ml)に溶解し、ODS Y
MC GEL(山村化学研究所製)のカラム(250m
l)にかける。カラムを50%メタノール水溶液で洗浄
し、80%メタノール水溶液で溶出する。溶出液を濃縮
し、さらに上部固定相の溶媒系n−ブタノール:メタノ
ール:水(4:1:5)および下降方式に底部可動相を
用いて遠心分離パーチションクロマトグラフィー(CP
C)により精製する。目的化合物(主成分)を含む画分
を集めて減圧濃縮し、シリカゲル60のカラム(35m
l)にかける。カラムをn−ブタノール:酢酸:水
(6:1:1)で展開する。活性画分を合わせ、減圧下
に濃縮乾固し、少容量の50%メタノール水溶液に溶解
する。溶液をODS YMC GEL のカラム(3.
5ml)を通過させる。カラムを50%メタノール水溶
液で洗浄し、メタノールで溶出する。溶出液を濃縮乾固
し、少容量の水に溶解して0.01NNaOH水溶液で
pH7.0に調整する。溶液を凍結乾燥して、前記化合
物をナトリウム塩(11mg)の形で(FR90137
9物質と呼称)白色粉末として得る。CPC後の2つの
少量成分を含む画分を減圧濃縮し、リクロソルブ(Li
chrosorb)RP−18(商標、メルク社製;2
50×φ25mm)の分取用高速液体クロマトグラフィ
ー(HPLC)カラムにより、45%CHCN水溶液
−0.5%NHPOよりなる可動相を用いて
9.9ml/分の流量で精製する。2成分の一つを含む
画分を等容量の水で希釈し、ODS YMC GEL
のカラム(1ml)を通過させる。カラムを40%メタ
ノール水溶液で洗浄し、メタノールで溶出する。溶出液
を減圧下に濃縮乾固し、次いで少容量の水に溶解し、凍
結乾燥して、前記化合物をアンモニウム塩(2.2m
g)の形で(FR901381物質と呼称)白色粉末と
して得る。同様にして、別の少量成分をアンモニウム塩
(1.2mg)の形で(FR901382物質と呼称)
白色粉末として得る。
【0133】上記で得られるFR901379物質は下
記物理化学的性質を有する。 外観:白色粉末 性質:中性物質 融点:215−221℃(分解) 分子式:C518121SNa 元素分析:C518121SNaとして、 計算値:C,51.17;H6.77;N,9.36;
S,2.68(%) 実測値:C,49.61;H7.58;N,7.65;
S,2.14(%) 分子量:HRFAB−MS 1219,5078(C
518221S+2Na−Hとしての計算値:
1219,5032) 溶解性:メタノール、水に可溶 酢酸エチル、アセトンに微溶 クロロホルム、n−ヘキサンに不溶 呈色反応:沃素蒸気反応、硫酸セリウム反応、 塩化第二鉄反応、ニンヒドリン反応に陽性 ドラーゲンドルフ反応、エールリッヒ反応に陰性 薄層クロマトグラフィー(TLC): 紫外吸収スペクトル: 294(sh) 赤外吸収スペクトル: 1070,1045,800,755,710cm−1 H核磁気共鳴スペクトル: (CDOD,400MHz) δ:7.30(1H,d,J=2Hz),7.03(1
H,dd,J=8および2Hz),6.85(1H,
d,J=8Hz),5.23(1Hd,J=3Hz),
5.06(1H,d,J=4Hz),4.93(1H,
d,J=3Hz),4.59−4.51(3H,m),
4.47−4.35(5H,m),4.29(1H,d
d,J=6および2Hz),4.17(1H,m),
4.07(1H,m),3.95−3.89(2H,
m),3.76(1H,ブロード d,J=11H
z),3.36(1H,m),2.75(1H,dd,
J=16および4Hz),2.50(1H,m),2.
47(1H,dd,J=16および9Hz),2.38
(1H,m),2.21(2H,m),2.03−1.
93(3H,m),1.57(2H,m),1.45−
1.20(24H,m),1.19(3H,d,J=6
Hz),1.08(3H,d,J=6Hz),0.90
(3H,t,J=7Hz) 上記物理的性質および化学的性質の解析およびさらに化
学構造の同定を研究した結果から、FR901379物
質の化学構造は下記のとおりに同定された。
【0134】上記で得られるFR901381物質は下
記物理化学的性質を有する。 外観:白色 性質:中性物質 融点:218−223℃(分解) 分子式:C518120S・NH 分子量:HRFAB−MS 1203,5100(C
518220S+2Na−Hとしての計算値:
1203,5083) 溶解性:メタノール、エタノールに可溶 水、アセトンに微溶 クロロホルム、n−ヘキサンに不溶 呈色反応:沃素蒸気反応、硫酸セリウム反応に陽性 ドラーゲンドルフ反応、エールリッヒ反応に陰性 薄層クロマトグラフィー(TLC) 紫外吸収スペクトル: 赤外吸収スペクトル: 1330,1240,1040,960cm−1 H核磁気共鳴スペクトル: (CDOD,400MHz δ:7.18(1H,d,J=2Hz),6.90(1
H,dd,J=2および8.5Hz),6.81(1
H,d,J=8.5Hz),5.29(1H,d,J=
3Hz,5.08(1H,d,J=3.5Hz),4.
98(1H,d,J=3Hz),4.63(1H,d
d,J=7および11Hz),4.58−4.51(3
H,m),4.46−4.38(3H,m),4.37
(1H,d,J=2Hz),4.16(1H,dd,J
=2および5Hz),4.07(1H,dd,J=7.
5および9.5Hz,4.02−3.94(2H,
m),3.78(1H,ブロードd,J=11Hz),
3.38(1H,t,J=9.5Hz),2.69(1
H,dd,J=4.5および15Hz),2.63−
2.50(3H,m),2.46(1H,m),2.4
3(1H,dd,J=9および15Hz),2.21
(2H,t,J=7.5Hz),2.07−1.95
(3H,m),1.58(2H,m),1.29(24
H,m),1.16(3H,d,J=6.5Hz),
1.07(3H,d,J=7Hz),0.89(3H,
t,J=6.5Hz)13 C核磁気共鳴スペクトル: (CDOD,100MHz) δ:176.7(s),175.9(s),174.4
(s),174.0(s),172.8(s),17
2.5(s),172.5(s),169.4(s),
149.1(s),141.1(s),131.1
(s),128.0(d),125.3(d),11
8.3(d),75.9(d),74.0(d),7
3.9(d),71.3(d),70.7(d),7
0.5(d),70.2(d),68.2(d),6
2.4(d),58.6(d),58.4(d),5
7.2(t),55.5(d),52.9(t),5
1.4(d),40.8(t),39.9(t),3
9.1(d),39.0(t),36.7(t),3
5.0(t),33.1(t),30.8(t,x
5),30.7(t),30.7(t),30.5
(t),30.4(t),30.3(t),27.0
(t),23.7(t),19.5(q),14.4
(q),11.1(q) 上記物理的性質および化学的性質の解析、ならびにさら
に化学構造の同定を研究した結果から、FR90138
1物質の化学構造は下記のとおりに同定された。
【0135】上記で得られるFR901382物質は下
記物理化学的性質を有する。 外観:白色粉末 性質:中性物質 融点:208−217℃(分解) 分子式:C518119S・NH 分子量:HRFAB−MS 1187,5139(C
518219S+2Na−Hとしての計算値
1187,5134) 溶解性:メタノール、エタノールに可溶 水、アセトンに微溶 クロロホルム、n−ヘキサンに不溶 呈色反応:沃素蒸気反応、硫酸セリウム反応に陽性 ドラーゲンドルフ反応、エールリッヒ反応に陰性 紫外吸収スペクトル: nm 赤外吸収スペクトル: 1245,1080,1040,960cm−1 H核磁気共鳴スペクトル: (CDOD,400MHz) δ:7.18(1H,d,J=2Hz),6.90(1
H,dd,J=2および8.5Hz),6.80(1
H,d,J=8.5Hz),5.37(1H,dd,J
=3および11Hz),5.08(1H,d,J=3.
5Hz),5.00(1H,d,J=3Hz),4.6
1(1H,dd,J=7および11Hz),4.59
(1H,d,J=2Hz),4.58−4.52(2
H,m),4.46−4.35(3H,m),4.29
(1H,d,J=2Hz),4.12(1H,dd,J
=2および4.5Hz),4.07(1H,dd,J=
8および9.5Hz),4.01(1H,dd,J=3
および11Hz),3.77(1H,ブロードd,J=
11Hz),3.37(1H,t,J=9.5Hz),
2.69(1H,dd,J=4.5および15.5H
z),2.63−2.50(3H,m),2.45(1
H,m),2.43(1H,dd,J=9および15.
5Hz),2.24(2H,m),2.09−1.95
(3H,m),1.76−1.66(2H,m),1.
59(2H,m),1.29(24H,m),1.15
(3H,d,J=6.5Hz),1.06(3H,d,
J=7Hz),0.89(3H,t,J=7Hz)13 C核磁気共鳴スペクトル: (CDOD,100MHz) δ:176.7s),176.0(s),175.1
(s),174.0(s),172.8(s),17
2.6(s),172.5(s),169.1(s),
149.1(s),141.1(s),131.1
(s),128.1(d),125.3(d),11
8.2(d),76.1(d),74.0(d),7
1.8(d),71.3(d),70.5(d),7
0.3(d),68.3(d),62.5(d),5
8.5(d),58.2(d),57.2(t),5
5.4(d),52.9(t),52.1(d),4
0.8(t),39.8(t),39.1(d),3
8.9(t),36.8(t),33.1(t),3
0.9(t),30.8(t,x5),30.7
(t),30.7(t),30.5(t),30.4
(t),30.3(t),27.3(t),26.9
(t),23.7(t),19.4(q),14.4
(q),11.1(q) 上記物理的性質および化学的性質の解析、ならびにさら
に化学構造の同定を研究した結果から、FR90138
2物質の化学構造は下記のとおりに同定された。
【0136】製造例10−1 FR901379物質(60mg)の50mMトリス−
HCl緩衝液(pH7.1、30ml)溶液に、Aer
obacter aerogenesから得たスルファ
ターゼタイプVI(シグマ、S−1629号)(200
U)を加える。37℃、30時間インキュベート後、生
成する脱スルホFR901379物質(FR13330
2物質と呼称)をn−ブタノール等容量で抽出し、1回
水洗する。抽出液を減圧濃縮し、0.5% NH
POを含む47%アセトニトリル水溶液で平衡にした
リクロプレプ(LiChroprep)RP−18(4
0−63μm)を予じめ充填したサイズBのカラム(メ
ルク社製)にかけ、同溶液で展開する。FR13330
2物質を含む画分を等容量の水で希釈し、ODSYMC
GEL (山村化学研究所製)のカラムを直接通過さ
せる。カラムを水洗し、メタノールで溶出する。溶出液
を減圧下に蒸発させてメタノールを留去し、凍結乾燥し
てFR133302物質(26mg)を白色粉末として
得る。上記で得られるFR133302物質は下記物理
化学的性質を有する。 外観:白色粉末 性質:中性物質 融点:218−222℃(分解) 分子式:C518218 分子量:HRFAB−MS 1117.5659(C
518218+Naとしての計算値:111
7.5645) 溶解性:メタノール、エタノールに可溶 水、酢酸エチルに微溶 クロロホルム、n−ヘキサンに不溶 呈色反応:沃素蒸気反応、硫酸セリウム反応に陽性 ドラーゲンドルフ反応、モーリッシュ反応に陰性 紫外吸収スペクトル: 赤外吸収スペクトル: 1065cm−1 H核磁気共鳴スペクトル: (CDOD,400MHz) δ:6.79(1H,d,J=2Hz),6.71(1
H,d,J=8Hz),6.61(1H,dd,J=8
および2Hz),5.25(1H,d,J=2.5H
z),5.06(1H,d,J=4Hz),4.96
(1H,d,J=3Hz),4.60−4.20(9
H,m),4.15(1H,m),4.08(1H,
m),3.99(1H,m),3.91(1H,m),
3.77(1H,m),3.34(1H,m),2.8
0(1H,dd,J=15および3Hz),2.54−
2.40(3H,m),2.20(2H,t,J=7H
z),2.05−1.96(3H,m),1.56(2
H,m),1.35−1.20(24H,m),1.1
5(3H,d,J=6Hz),1.02(3H,d,J
=7Hz),0.89(3H,t,J=7Hz)13 C核磁気共鳴スペクトル: (CDOD,100MHz) δ:177.2(s),175.8(s),174.5
(s),173.4(s),172.7(s),17
2.6(s),172.5(s),169.1(s),
146.4(s),146.3(s),133.7
(s),120.1(d),116.2(d),11
5.3(d),76.9(d),75.9(d),7
5.8(d),74.0(d),71.3(d),7
0.6(d),70.6(d),70.1(d),6
8.2(d),62.5(d),58.4(d),5
7.1(t),56.4(d),55,6(d),5
3.0(t),51.5(d),39,5(t),3
9.0(d),38.5(t),36.7(t),3
4.8(t),33.1(t),30.8(t x
5),30.7(t),30.6(t),30.5
(t),30.4(t),30.3(t),26.9
(t),23.7(t),19.7(q),14.4
(q),11.1(q) FR133302物質の化学構造は下記のとおりであ
る。
【0137】実施例1 FR901379物質のN−アシル基は、酵素を用いた
脱アシル化反応によって脱離される。この脱離反応につ
いて以下に詳細に説明する。
【0138】(1)アクチノプラネス・ユタヘンシス
(Actinoplanes utahensis)の
培養 FR901379物質のN−アシル基を脱離させるのに
有用な酵素がアクチノプラネス(Actinoplan
es)属に属する微生物、好ましくはアクチノプラネス
・ユタヘンシス種に属する微生物、例えば、アクチノプ
ラネス・ユタヘンシスIFO−13244によって生産
される。アクチノプラネス・ユタヘンシスIFO−13
244を予め培養して寒天斜面上で維持する。この斜面
培養物の一白金耳をとり、澱粉1%、庶糖1%、グルコ
ース1%、綿実粉1%、ペプトン0.5%、大豆粉0.
5%、CaCO0.1%からなる種培地に接種する。
回転振とう機を用い、上述の接種増殖培地を容量225
mlの広口エルレンマイヤー・フラスコ中30℃で約7
2時間培養する。この接種増殖培地をそのまま庶糖2
%、落花生粉1%、KHPO 0.12%、KH
PO 0.05%、MgSO・7HO 0.02
5%からなる醗酵培地に移植する。醗酵培地は容量30
lのジャー・ファーメンター中温度30℃で約80時間
醗酵させる。醗酵培地は常用の攪拌機を用いて回転速度
250rpmで攪拌し、通気量は1分間当り20lとす
る。醗酵を終了した培地から基生菌糸体を濾過採取し、
水で一回洗浄する。洗浄菌糸体はそのまま酵素源として
FR901379物質のN−アシル基を脱離させる反応
に使用する。
【0139】(2)脱離条件 FR901379物質を0.25Mリン酸緩衝液(pH
6.5)に溶解して最終濃度0.9mg/mlとする。
この溶液36lにアクチノプラネス・ユタヘンシスIF
O−13244の洗浄菌糸を湿重量2kg相当量加え
る。脱離反応は37℃以下の温度で23時間実施する。
FR901379物質の減少と脱アシルFR90137
9物質(以下FR133303と称する)の増加とは逆
相カラムを備えたHPLCで測定する。FR90137
9物質30gからFR133303物質22.2gが反
応系内で生成される。
【0140】(3)FR133303物質の単離 上記の反応混合物を濾過助剤を用いて濾過し、菌糸体を
ケーキとして濾去する。得られた濾液を活性炭のカラム
(2l)に通す。該カラムを6lの水で洗浄したのち、
50%アセトン水溶液12lで溶出させる。溶出液を真
空下蒸発させてアセトンを除去し、さらに YMC G
EL ODS−AM 120−S50(山村化学研究
所)のカラム(4l)に通す。このカラムを水洗し、5
0mM NaHPO を含む2%アセトニトリル水
溶液で溶出す。溶出は分析HPLCでモニターする。す
なわち、カラムとしてLiChrospher 100
RP−18(Cica−MERCK)を用い、溶媒と
して、0.5%NHPO を含む3%アセトニ
トリル水溶液を流速1ml/分で流し、UVモニターを
用いて波長210nmでFR133303物質を検出す
る。FR133303物質を含む画分を合わせて活性炭
カラム(400ml)に通す。カラムを水洗して50%
アセトン水溶液で溶出する。溶出液は真空下に濃縮して
アセトンを除き、残留物を凍結乾燥して、16.4gの
FR133303物質を白色粉末として得る。
【0141】FR133303物質の物理化学的性質は
次の通りである。 外観:白色粉末 融点:150−160℃(分解) 分子式:C3551SO20Na 元素分析:C3551SO20Naとして 計算値:C43.84,H5.36,N11.69,S
3.34(%) 分析値:C41.14,H5.74,N10.88,S
3.10(%) 溶解性:可溶 :水 わずかに可溶 :メタノール 不溶 :n−ヘキサン 呈色反応: 陽性:ヨウ素蒸気反応、硫酸セリウム反応、ニンヒドリ
ン反応 陰性:モーリッシュ反応 紫外吸収スペクトル: 赤外吸収スペクトル: 800,755,715cm−1 H核磁気共鳴スペクトル (DO,400MHz) δ:7.31(1H,d,J=2Hz),7.12(1
H,dd,J=2Hz & 8Hz)7.06(1H,
d,J=8Hz),5.40(1H,d,J=3H
z),5.04(1H,d,J=3.5Hz),4.9
4(1H,d,J=6Hz),4.73−4.55(3
H,m),4.51−4.38(4H,m),4.31
−4.23(3H,m),4.11−4.06(2H,
m),3.94−3.89(2H,m),3.41(1
H,m),2.60−2.34(5H,m),2.14
(1H,m),2.03(1H,m),1.28(3
H,d,J=6Hz),1.01(3H,d,J=6.
5Hz)13 C核磁気共鳴スペクトル: (DO,100MHz) δ:178.3(s),175.9(s),174.3
(s),174.2(s),174.0(s),17
1.8(s),171.3(s),150.9(s),
141.5(s),134.4(s),128.2
(d),124.5(d),120.3(d),78.
1(d),77.0(d),76.9(d),76.6
(d),72.9(d),72.8(d),71.2
(d),69.3(d),69.2(d),63.7
(d),60.1(d),58.3(t),58.0
(d),56.9(d),55.3(d),54.7
(t),41.8(t),39.7(d),39.5
(t),33.5(t),21.4(q),13.3
(q) FR133303物質の化学構造は、次の如く同定され
る。
【0142】実施例2 (1)4−ヒドロキシ安息香酸(19.2g)の10%
NaOH(120ml)溶液をジメチルスルホキシド
(480ml)に30分間かけて滴下する。この間反応
混合物の温度を30−40℃の間に保つ。添加終了後、
溶液を17−20℃に冷却する。この溶液に1−ブロモ
オクタン(28.95g)を30分間かけて滴下し、反
応混合物を室温で4時間激しく攪拌する。反応混合物を
氷水(1200ml)中に注ぎ、濃塩酸(40ml)で
酸性とする。さらに1時間激しく攪拌後、生成する固形
物を濾去し、アセトニトリル(60ml)に溶解する。
溶液を30分間還流し、室温で一夜静置して、4−オク
チルオキシ安息香酸(13.8g)を結晶として得る。
(融点:96℃、元素分析:C1522して:計
算値:C 71.97, H 8.86 ; 実測値:
C 71.30, H8.89) 4−オクチルオキシ安息香酸(13.8g)のジエチル
エーテル(552ml)の溶液に2,4,5−トリクロ
ロフェノール(10.87g)とN,N′−ジクロヘキ
シルカルボジイミド(11.37g)を加える。溶液を
窒素雰囲気下室温で18時間撹拌する。析出物を濾去
し、濾液を減圧濃縮する。残留物を石油エーテルに溶解
し、氷水冷却下で静置する。生成する結晶(15.2
g)を濾過し、加温したn−ヘキサン(150ml)に
溶解する。室温で一夜静置後、生成する結晶を濾去す
る。濾液を濃縮して油状物を得る。これを酢酸エチルと
n−ヘキサンの混合溶媒を用いるシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製して、4−オクチルオキシ安息香
酸2,4,5−トリクロロフェニルエステル(7.58
g)を得る。(融点:53℃、元素分析:C2123
Clとして:計算直:Cl 24.75;実測
値:Cl 24.05) (2)FR133303物質(2.04g)のN,N−
ジメチルホルムアミド(60ml)溶液に4−オクチル
オキシ安息香酸2,4,5−トリクロロフェニルレエス
テル(2.04g)と4−ジメチルアミノピリジン
(0.283g)を加える。溶液を窒素雰囲気下室温で
15時間攪拌する。この溶液に4−ジメチルアミノピリ
ジン(0.20g)を加え、混合物をさらに24時間攪
拌する。反応混合物を水(600ml)中に注ぎ、pH
を6.0に調整する。混合物を等量の酢酸エチルで二回
洗浄し、次いで30mlに濃縮する。濃縮物をDEAE
−トーヨーパール(Cl型、東ソー(株)製)のカラム
(150ml)に付す。カラムを50%メタノール水溶
液で洗浄し、1M塩化ナトリウム水溶液を含む50%メ
タノール水溶液で展開する。溶出液のモニターは、溶媒
中のアセトニトリル濃度を40%とする以外は実施例1
(3)で述べたのと同じHPLC系で行う。目的化合物
を含む画分を集め、減圧下溶媒を留去してメタノールを
除く。この溶液は、脱塩のために YMC GEL O
DS−AM 120−S50のカラム(1l)に吸着さ
せる。カラムを水洗し、30%アセトニトリル水溶液で
溶出する。溶出液から減圧下にアセトニトリルを除き、
凍結乾燥して目的化合物(以下FR131535物質と
称する)(1.4g)を白色粉末として得る。
【0143】FR131535物質の物理化学的性質は
次の通りである。 外観:白色粉末 融点:170−189℃(分解) 分子式:C5071SO22Na 元素分析:C5071SO22Na・6HOと
して 計算値:C46.22,H6.44,N8.62,S
2.46,Na1.77(%) 実測値:C46.80,H6.13,N8.78,S
1.96,Na1.81(%) 溶解性:可溶 :メタノール、水 微溶 :アセトン 不溶 :n−ヘキサン 呈色反応: 陽性:ヨウ素蒸気反応、硫酸セリウム反応、 赤外吸収スペクトル: 1110,1080,1040,960,940,88
0,840,800,750,710cm−1 H核磁気共鳴スペクトル: (CDOD,200MHz δ:7.78(2H,d,J=8Hz),7.31(1
H,d,J=2Hz),7.03(1H,dd,J=2
Hzおよび8Hz),6.96(2H,d,J=8H
z),6.87(1H,d,J=8Hz),5.33
(1H,d,J=3Hz),5.08(1H,d,J=
4Hz),4.99(1H,d,J=3Hz),4.8
0−3.20(17H,m),2.83(1H,m),
2.65−2.30(4H,m),2.22−1.90
(2H,m),1.79(2H,m),1.56−1.
25(10H,m),1.19(3H,d,J=6H
z),1.06(3H,d,J=6.5Hz),0.9
0(3H,t,J=6.5Hz)
【0144】FR131535物質の化学構造は、次の
如く同定された。
【0145】実施例3ないし11の化合物の化学構造を
以下に示す。
【0146】
【0147】実施例3 FR133303物質(1g)とN−(t−ブトキシカ
ルボニル)−D−2−(p−オクチルオキシフェニル)
グリシンスクシンイミドエステル(0.596g)の
N,N−ジメチルホルムアミド(3ml)溶液に4−ジ
メチルアミノピリジン(0.165g)を加える。混合
物を室温で12時間攪拌する。反応混合物を水(30m
l)に加え、次いでpH6に調整する。水溶液を酢酸エ
チルで洗浄し、DEAE−トーヨーパール(Cl
(60ml)イオン交換クロマトグラフィーに付し、1
M塩化ナトリウム水溶液中50%メタノールで溶出す
る。目的化合物を含む画分を合わせ、減圧下メタノール
を除く。この水溶液を1N塩酸でpH4.5に調整し、
ダイヤイオンHP−20(商標、三菱化成工業社製)
(130ml)カラムクロマトグラフィーに付し、80
%メタノール水溶液で溶出する。目的化合物を含む画分
を合わせ、減圧下メタノールを除く。残留物を凍結乾燥
してアシル化された目的化合物(以下FR138260
物質と称する)(0.77g)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1660,1500,
1240,1045,800,720cm−1 NMR(CDOD,δ):0.92(3H,t,J=
6.8Hz),1.05(3H,d,J=6.8H
z),1.17−1.33(13H,m),1.43
(9H,s),1.6−1.8(2H,m),1.9−
2.1(3H,m),2.50(3H,m),2.75
(1H,dd,J=16Hzおよび4Hz),3.35
(1H,m),3.7−3.8(1H,m),3.93
(2H,t,J=6.2Hz),3.9−4.2(5
H,m),4.3−4.5(5H,m),4.5−4.
7(3H,m),4.97(1H,d,J=3Hz),
5.05(1H,d,J=4Hz),5.11(1H,
s),5.30(1H,d,J=3Hz),6.85
(1H,d,J=8.3Hz),6.86(2H,d,
J=8.6Hz),7.02(1H,d,J=8.3H
z),7.26(2H,d,J=8.6Hz),7.3
1(1H,s) FAB−MS:e/z=1343(M+Na)
【0148】実施例4 実施例3で得られたFR138260物質(0.25
g)をトリフルオロ酢酸(1.25ml)に加え、10
分間攪拌する。反応混合物を水(30ml)に加え、次
いで飽和重炭酸ナトリウム水溶液でpH4.5に調整す
る。この水溶液をダイヤイオンHP−20(100m
l)カラムクロマトグラフィーに付し、80%メタノー
ル水溶液で溶出する。目的化合物を含む画分を合わせ、
減圧下メタノールを除く。残留物を凍結乾燥して目的化
合物(以下FR138727物質と称する)(15m
g)を得る。 NMR(CDOD,δ):0.90(3H,t,J=
6.8Hz),1.05(3H,d,J=6.8H
z),1.17−1.33(13H,m),1.6−
1.8(2H,m),1.9−2.1(3H,m),
2.50(1H,m),2.75(1H,dd,J=1
6Hzおよび4Hz),3.40(1H,m),3.7
−3.8(1H,m),3.98(2H,t,J=6.
2Hz),3.9−4.2(5H,m),4.3−4.
5(5H,m),4.5−4.7(3H,m),4.9
7(1H,d,J=3Hz),5.06(1H,s),
5.20(1H,d,J=3Hz),5.40(1H,
d,J=3Hz),6.85(1H,d,J=8.3H
z),6.95(2H,d,J=8.5Hz),7.0
2(1H,d,J=8.3Hz),7.30(1H,
d,J=8.5Hz),7.44(1H,s) FAB−MS:e/z=1259(M+K)
【0149】実施例5 実施例3と同様にして、FR133303物質をO
オクチル−N−(t−ブトキシカルボニル)−L−チロ
シンスクシンイミドエステルと反応させてFR1383
64物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1660,1620,
1240,1050cm−1 NMR(CDOD,δ):0.904(3H,t,J
=6.8Hz),1.06(3H,d,J=6.8H
z),1.17(3H,d,J=6.7Hz),1.2
0−1.30(10H,m),1.35(9H,s),
1.74(2H,五重線,J=6.5Hz),1.9−
2.1(3H,m),2.45(3H,m),2.76
(1H,dd,J=16Hzおよび4Hz),3.0−
3.1(2H,m),3.37(1H,m),3.77
(1H,d,J=11Hz),3.92(2H,t,J
=6.8Hz),3.9−4.2(7H,m),4.3
−4.5(5H,m),4.5−4.6(3H,m),
4.94(1H,d,J=3Hz),5.05(1H,
d,J=3.8Hz),5.31(1H,d,J=3H
z),6.79(2H,d,J=8.5Hz),6.8
5(1H,d,J=8.3Hz),7.03(1H,d
d,J=8.3Hzおよび2Hz),7.12(2H,
d,J=8.5Hz),7.31(1H,d,J=2H
z) FAB−MS:e/z=1357(M+Na)
【0150】実施例6 FR133303物質(0.5g)を水(5ml)とテ
トラヒドロフラン(5ml)の混合物に溶解し、溶液を
飽和重炭酸ナトリウム水溶液でpH7に調整後、ジ−t
−ブチルカルボネート(0.114g)を室温で加え
る。混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液でpH7に保
ちながら室温で5時間攪拌する。反応混合物を水に加
え、pH6に調整する。この水溶液を酢酸エチルで洗浄
し、DEAE−トーヨーパール(Cl)(30ml)
イオン交換クロマトグラフィーに付し、1M塩化ナトリ
ウム水溶液中50%メタノールで溶出する。目的化合物
を含む画分を合わせ、減圧下メタノールを除く。水溶液
を1N塩酸でpH4.5に調整し、ダイヤイオンHP−
20(100ml)カラムクロマトグラフィーに付し、
80%メタノール水溶液で溶出する。目的化合物を含む
画分を合わせ、減圧下メタノールを除く。残留物を凍結
乾燥して、アシル化された目的化合物(以下FR138
261物質と称する)(0.145g)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1660,1620,
1240,1050cm−1 NMR(CDOD,δ):1.06(3H,d,J=
6.8Hz),1.18(3H,d,J=6.0H
z),1.40(9H,s),1.9−2.1(3H,
m),2.44(3H,m),2.82(1H,dd,
J=16Hzおよび4Hz),3.37(1H,m),
3.75(1H,d,J=11Hz),3.89−4
(2H,m),4.10(1H,m),4.15(1
H,m),4.29(1H,dd,J=6Hz & 2
Hz),4.36−4.45(5H,m),4.5−
4.6(3H,m),4.97(1H,d,J=3H
z),5.06(1H,dd,J=8.2Hz & 4
Hz),5.33(1H,d,J=3Hz),6.85
(1H,d,J=8.3Hz,7.03(1H,dd,
J=8.3Hz および 2Hz),7.30(1H,
d,J=2Hz),7.50(1H,d,J=8.2H
z) FAB−MS:e/z=1081(M+Na)
【0151】実施例7 実施例6と同様にして、FR133303物質を塩化ア
セチルと反応させてFR138363物質を得る。 IR(ヌジョール): 3300,1620,125
0,1040cm−1 NMR(CDOD,δ):
1.06(3H,d,J=6.8Hz),1.20(3
H,d,J=6Hz),1.78−2.05(3H,
m),1.96(3H,s),2.21−2.54(3
H,m),2.95(1H,m),3.35−3.42
(1H,m),3.58−4.42(11H,m),
4.50−5.05(5H,m),5.23(1H,
m),6.88(1H,d,J=8.3Hz),7.0
5(1H,dd,J=8.3Hz および 2Hz),
7.35(1H,d,J=2Hz) FAB−MS:1023(M+Na)
【0152】実施例8 実施例6と同様にして、FR133303物質を塩化2
−ブロモアセチルと反応させてFR138728物質を
得る。 IR(ヌジョール):3300,1660,1620,
1500,1220,1040cm−1 NMR(CDOD,δ):1.06(3H,d,J=
6.9Hz),1.17(3H,d,J=6.1H
z),1.9−2.1(3H,m),2.50(3H,
m),2.80(1H,dd,J=16Hz および
4Hz),3.37(1H,m),3.6−4.0(5
H,m),4.09(1H,m),4.16(1H,
m),4.29(1H,dd,J=6Hz および 2
Hz),4.36−4.45(5H,m),4.5−
4.7(3H,m),4.97(1H,d,J=3H
z),5.04(1H,dd,J=8.6Hz および
4Hz),5.25(1H,d,J=3.1Hz),
6.85(1H,d,J=8.3Hz),7.03(1
H,dd,J=8.3Hz および 2.1Hz),
7.31(1H,d,J=2Hz),7.52(1H,
d,J=8.6Hz) FAB−MS:e/z=1103(M+Na)
【0153】実施例9 実施例6と同様にして、FR133303物質を塩化ベ
ンゾイルと反応させてFR138538物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1640,1240c
−1 NMR(CDOD,δ):1.05(3H,d,J=
6.8Hz),1.18(3H,d,J=6Hz),
1.89−2.12(3H,m),2.31−2.53
(3H,m),2.75(1H,dd,J=12Hz
および 4Hz),3.38(1H,m),3.76
(1H,d,J=11Hz),3.87−3.98(1
H,m),4,02−4.18(2H,m),4.22
−4.32(4H,m),4.37−4.40(3H,
m),4.49−4.62(3H,m),4.98(1
H,m),5.02(1H,m),5.37(1H,
d,J=3Hz),6.85(1H,d,J=8.3H
z),7.04(1H,dd,J=8.3Hz および
2Hz),7.11−7.50(6H,m) FAB−MS:e/z=1101(M+Na)
【0154】実施例10 実施例6と同様にして、FR133303物質を2−
(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−メトキシイ
ミノ酢酸と反応させてFR138539物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1650,1620,
1520,1260,1040cm−1 NMR(CDOD,δ):1.05(3H,d,J=
6.8Hz),1.21(3H,d,J=5.9H
z),1.89−2.21(3H,m),2.29−
2.61(3H,m),2.78−2.89(1H,
m),3.32−3.42(1H,m),3.76−
3.82(1H,m),3.91−4.01(2H,
m),3.95(3H,s),4.13(1H,m),
4.16(1H,m),4.24−4.27(1H,
m),4.32−4.43(5H,m),4.46−
4.62(3H,m),4.97−4.99(1H,
m),5.08(1H,m),5.41(1H,m),
6.79(1H,s),6.86(1H,d,J=8.
1Hz),7.04(1H,dd,J=8.1Hz お
よび 2Hz),7.31(1H,d,J=2Hz),
7.51(1H,d,J=7Hz) FAB−MS:e/z=1143(M
【0155】実施例11 実施例6と同様にして、FR133303物質を塩化ト
シルと反応させてFR138365物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1650,1620,
1260,1060cm−1 NMR(CDOD,δ):0.75(3H,d,J=
6.8Hz),1.07(3H,d,J=6.0H
z),1.61−1.79(1H,m),1.91−
2.05 (3H,m),2.30−2.59(3H,
m),3.36(1H,m),3.68(1H,d,J
=11Hz),3.81−4.07(4H,m),4.
22(1H,m),4.32−4.40(5H,m),
4.42−4.60(3H,m),4.7(1H,
m),5.0(1H,m),5.42(1H,d,J=
3Hz),6.85(1H,d,J=8.3Hz),
7.03(1H,dd,J=8.3Hz および 2H
z),7.29−7.33(3H,m),7.75(1
H,d,J=8.3Hz) FAB−MS:e/z=1135(M+Na)
【0156】製造例11 6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸(1g)を10%水酸
化ナトリウム水溶液(4.25ml)とジメチルスルホ
キシド(17ml)の混合物に溶解し、これに臭化オク
チル(0.918ml)を加える。混合物を60℃で6
時間攪拌する。反応混合物を水と酢酸エチルの混合物に
加え、濃塩酸でpH3に調整する。有機層を分取し、硫
酸マグネシウムで乾燥する。硫酸マグネシウムを濾去
し、濾液から減圧下溶媒を留去して、6−オクチルオキ
シ−2−ナフトエ酸(0.91g)を得る。 IR(ヌジョール):1670,1620,1210c
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.2−1.6(10H,m),
1.78(2H,m),4.10(2H,t,J=6.
7Hz),7.19(1H,dd,J=2.3 および
8.8Hz),7.36(1H,d,J=2.3H
z),7.83(1H,d,J=8.8Hz),7.9
7(2H,d,J=8.8Hz),8.52(1H,
s)
【0157】製造例12 1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド塩酸塩(0.703g)を6−オクチルオキ
シ−2−ナフトエ酸(0.85g)と1−ヒドロキシ−
1H−ベンゾトリアゾール(0.382g)の酢酸エチ
ル(26ml)溶液に加える。混合物を室温で2時間攪
拌する。反応混合物を水に加え、分取した有機層を水お
よび塩化ナトリウム水溶液で洗浄する。次いで有機層を
硫酸マグネシウムで乾燥する。硫酸マグネシウムを濾去
し、濾液から減圧下溶媒を留去して、1−(6−オクチ
ルオキシ−2−ナフトイル)−1H−ベンゾトリアゾー
ル−3−オキシド(0.74g)を得る。 IR(ヌジョール):1770,1740,1620,
1190,1020,740cm−1 NMR(CDCl,δ):0.90(3H,t,J=
68Hz),1.2−1.6(10H,m),1.89
(2H,m),4.14(2H,t,J=6.8H
z),7.1−7.3(2H,m),7.4−7.6
(3H,m),7.8−8.0(2H,m),8.1−
8.2(2H,m),8.80(1H,s)
【0158】実施例12の化合物の化学構造を以下に示
す。
【0159】
【0160】実施例12 FR133303物質(0.5g)および1−(6−オ
クチルオキシ−2−ナフトイル)−1H−ベンゾトリア
ゾール−3−オキシド(0.271g)のN,N−ジメ
チルホルムアミド(1.5ml)溶液に4−ジメチルア
ミノピリジン(0.0828g)を加える。混合物を1
2時間室温で攪拌する。反応混合物を水に加え、pH6
に調整する。水溶液を酢酸エチルで洗浄し、DEAE−
トーヨーパール(Cl−1)(30ml)イオン交換ク
ロマトグラフィーに付し、1M塩化ナトリウム溶液中5
0%メタノールで溶出する。目的化合物を含む画分を合
わせ、減圧下メタノールを除く。水溶液を1N塩酸でp
H4.5に調整し、ダイヤイオンHP−20(65m
l)カラムクロマトグラフィーに付し、80%メタノー
ル水溶液で溶出する。目的化合物を含む画分を合わせ、
減圧下メタノールを除く。残留物を凍結乾燥して、アシ
ル化された目的化合物(以下FR139687物質と称
する)(0.214g)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620,1500c
−1 NMR(DMSO−d+DO,δ):0.86(3
H,t,J=6.8Hz),0.97(3H,d,J=
6.8Hz),1.06(3H,d,J=6.8H
z),1.2−1.5(10H,m),1.6−2.0
(5H,m),2.2−2.5(3H,m),2.4−
2.6(1H,m),3.18(1H,m),3.6−
3.9(1H,m),4.0−4.6(15H,m),
4.84(1H,d,J=3Hz),4.90(1H,
d,J=3Hz),5.11(1H,d,J=3H
z),6.76(1H,d,J=8.3Hz),6.9
3(1H,d,J=8.3Hz),7.13(1H,
s),7.25(1H,d,J=8.3Hz),7.3
9(1H,s),7.8−8.0(3H,m),8.4
4(1H,s) FAB−MS e/z=1264(M+Na)
【0161】製造例5と同様にして、下記の化合物(製
造例13ないし16)を得る。
【0162】製造例13 N−(t−ブトキシカルボニル)−L−2−(2−ナフ
チル)グリシンスクシンイミドエステル IR(ヌジョール):3350,1800,1770,
1730,1680,1500,1200cm−1
【0163】製造例14 2−(4−ビフェニリル)酢酸スクシンイミドエステル IR(ヌジョール):1800,1770,1720,
1200cm−1 NMR(DMSO−d,δ):2.82(s,4
H),4.17(s,2H),7.30−7.50
(m,5H),7.45(d,2H,J=8.1H
z),7.67(d,2H,J=8.1Hz)
【0164】製造例15 4−t−ブチル安息香酸スクシンイミドエステル IR(ヌジョール):1760,1730,1200,
1070,990cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.33(s,9
H),2.89(s,4H),7.68(d,2H,J
=8.5Hz),8.03(d,2H,J=8.5H
z)
【0165】製造例16 4−(4−フェニルブトキシ)安息香酸スクシンイミド
エステル IR(ヌジョール):1730,1600,1240,
1170,1070cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.75(m,4
H),2.65(m,2H),4.14(m,2H),
7.15(d,2H,J=8.9Hz),7.13−
7.35(m,5H),8.03(d,2H,J=8.
9Hz)
【0166】製造例17 3,7−ジメチルオクタノール(5ml)に三臭化燐
(1.01ml)を加える。混合物を60℃で4時間攪
拌する。反応混合物を水とn−ヘキサンの混合物に加え
る。有機層を分取し、硫酸マグネシウムで乾燥する。硫
酸マグネシウムを濾去し、濾液から減圧下溶媒を留去し
て、臭化3,7−ジメチルオクチル(4.40g)を得
る。 IR(ニート):2900,1450cm−1 NMR(CDCl,δ):0.87(d,6H,J=
6.6Hz),0.89(d,3H,J=6.4H
z),1.1−1.3(m,6H),1.5−1.9
(m,4H),3.3−3.5(m,2H)
【0167】製造例11と同様にして、下記の化合物
(製造例18ないし23)を得る。
【0168】製造例18 4−[4−(オクチルオキシ)フェノキシ]安息香酸 IR(ヌジョール):1680,1600,1240,
840cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.87(t,3H,
J=6.7Hz),1.1−1.6(m,10H),
1.71(m,2H),3.96(t,2H,J=6.
4Hz),6.9−7.1(m,6H),7.92
(d,2H,J=8.7Hz),12.8(br s,
1H)
【0169】製造例19 6−(ブトキシ)−2−ナフトエ酸 IR(ヌジョール):1660,1610,1205c
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.96(t,3H,
J=7.29Hz),1.48(qt,2H,J=7.
29Hz & 7Hz),1.78(tt,2H,J=
7Hz & 6.45Hz),4.12(t,2H,J
=6.45Hz),7.24(dd,1H,J=9.0
Hz & 2.3Hz),7.40(d,1H,J=
2.3Hz),7.86(d,1H,J=8.7H
z),7.94(d,1H,J=8.7Hz),8.0
1(d,1H,J=9.0Hz),8.52(s,1
H)
【0170】製造例20 6−デシルオキシ−2−ナフトエ酸 IR(ヌジョール):1670,1620,1210c
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.85(t,3H,
J=6.7Hz),1.2−1.6(m,14H),
1.78(m,2H),4.11(t,2H,J=6.
4Hz),7.23(dd,1H,J=8.9Hz お
よび 2.4Hz),7.39(d,1H,J=2.4
Hz),7.86(d,1H,J=8.7Hz),7.
93(d,1H,J=8.7Hz),8.01(d,1
H,J=8.9Hz),8.5(s,1H)
【0171】製造例21 6−ヘキシルオキシ−2−ナフトエ酸 IR(ヌジョール):1660,1620,1290,
1210cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.89(t,3H,
J=6.8Hz),1.2−1.6(m,6H),1.
78(五重線,2H,J=6.5Hz),4.11
(t,2H,J=6.5Hz),7.23(dd,1
H,J=9.0Hzおよび 2.4Hz),7.39
(d,1H,J=2.4Hz),7.86(d,1H,
J=8.7Hz),7.94(d,1H,J=8.7H
z,8.01(d,1H,J=9.0Hz),8.52
(s,1H)
【0172】製造例22 6−ドデシルオキシ−2−ナフトエ酸 IR(ヌジョール):1670,1620,1210c
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.85(t,3H,
J=6.7Hz),1.20−1.60(m,18
H),1.78(m,2H),4.11(t,2H,J
=6.5Hz),7.22(dd,1H,J=9.0H
z および 2.4Hz),7.39(d,1H,J=
2.4Hz),7.85(d,1H,J=8.7H
z),7.93(d,1H,J=8.7Hz),8.0
0(d,1H,J=9.0Hz),8.51(s,1
H),12.90(s,1H)
【0173】製造例23 6−(3,7−ジメチルオクチルオキシ)−2−ナフト
エ酸 IR(ヌジョール):1660,1610,1290,
1210cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.84(d,6
H,J=6.6Hz),0.94(d,3H,J=6.
1Hz),1.1−1.4(m,6H),1.4−1.
9(m,4H),4.15(t,2H,J=6.7H
z),7.22(dd,1H,J=9.0Hz &
2.4Hz),7.41(d,1H,J=2.4H
z),7.86(d,1H,J=8.6Hz),7.9
3(d,1H,J=8.6Hz),8.01(d,1
H,J=9.0Hz),8.52(s,1H)
【0174】製造例12と同様にして、下記の化合物
(製造例24ないし31)を得る。
【0175】製造例24 1−[4−(4−オクチルオキシ)フェノキシ]ベンゾ
イル−1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシド IR(ヌジョール):1770,1730,1600,
1500,1230,980cm−1
【0176】製造例25 1−(6−ブトキシ−2−ナフトイル)−1H−ベンゾ
トリアゾール−3−オキシド IR(ヌジョール):1760,1610,1260,
1180,1020cm−1
【0177】製造例26 1−(6−デシルオキシ−2−ナフトイル)−1H−ベ
ンゾトリアゾール−3−オキシド IR(ヌジョール):1780,1620,1190,
1000cm−1
【0178】製造例27 1−(6−ヘキシルオキシ−2−ナフトイル)−1H−
ベンゾトリアゾール−3−オキシド IR(ヌジョール):1780,1610,1190c
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.89(t,3H,
J=6.7Hz),1.2−1.6(m,6H),1.
79(m,2H),4.12(t,2H,J=6.5H
z),7.24(dd,1H,J=9.0Hz &
2.4Hz),7.39(d,1H,J=2.4H
z),7.41(t,1H,J=8Hz),7.54
(t,1H,J=8Hz),7.72(d,1H,J=
8Hz),7.88(d,1H,J=8.7Hz),
7.90(d,1H,J=8.7Hz),7.97
(d,1H,J=8Hz),8.02(d,1H,J=
9.0Hz),8.51(s,1H)
【0179】製造例28 1−(6−ドデシルオキシ−2−ナフトイル)−1H−
ベンゾトリアゾール−3−オキシド IR(ヌジョール):1770,1620,1190,
1030,730cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.85(t,3H,
J=6.7Hz),1.2−1.3(m,18H),
1.78(m,2H),4.11(t,2H,J=6.
5Hz),7.22(dd,1H,J=9.0Hz &
2.4Hz),7.39(d,1H,J=2.4H
z),7.40(t,1H,J=8Hz),7.55
(t,1H,J=8Hz),7.73(d,1H,J=
8Hz),7.85(d,1H,J=8.7Hz),
7.93(d,1H,J=8.7Hz),7.99
(d,1H,J=8Hz),8.00(d,1H,J=
9.0Hz),8.51(s,1H)
【0180】製造例29 1−[6−(3,7−ジメチルオクチルオキシ)−2−
ナフトイル]−1Hベンゾトリアゾール−3−オキシド IR(ヌジョール):1780,1620,1190c
−1
【0181】製造例30 1−[(2E,6E)−3,7,11−トリメチル−
2,6,10−ドデカトリエノイル]−1H−ベンゾト
リアゾール−3−オキシド IR(ニート):2900,1780,1620,14
20,1070cm−1
【0182】製造例31 製造例17と同様にして、臭化3,7−ジメチル−6−
オクテニルを得る。 IR(ニート):2900,1440,1380cm
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(d,3H,
J=6.3Hz),1.0−1.5(m,2H),1.
57(s,3H),1.65(s,3H),1.7−
2.1(m,5H),3.4−3.7(m,2H),
5.08(m,1H)
【0183】製造例32 水素化ナトリウム(2.04g)のN,N−ジメチルホ
ルムアミド(50ml)中懸濁液に4−ヒドロキシピリ
ジン(5g)を室温で加える。これに臭化オクチル
(9.08ml)を加える。混合物を50℃で2時間攪
拌する。反応混合物食塩水(100ml)、テトラヒド
ロフラン(100ml)および酢酸エチル(100m
l)の混合物に加える。有機層を分取し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥する。硫酸マグネシウムを濾去し、濾液から
減圧下溶媒を留去して、1−オクチル−4−ピリドン
(14.7g)を得る。 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6Hz),1.1−1.4(m,10H),1.4
−1.8(m,2H),3.81(t,2H,J=7H
z),6.05(d,2H,J=8Hz),7.63
(d,2H,J=8Hz)
【0184】製造例33 1−オクチル−4−ピリドン(10.9g)のピリジン
(100ml)溶液に五硫化燐(8.65g)を室温で
加える。混合物を80℃で3時間攪拌する。反応混合物
を水(200ml)と塩化メチレン(200ml)の混
合物に加える。有機層を分取し、硫酸マグネシウムで乾
燥する。硫酸マグネシウムを濾去し、濾液から減圧下溶
媒を留去して、1−オクチル−1,4−ジヒドロピリジ
ン−4−チオンを得る。 IR(ニート):2910,2850,1620,14
60,1110cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6Hz),1.1−1.4(m,10H),1.5
−1.9(m,2H),3.95(t,2H,J=7H
z),7.13(d,2H,J=7Hz),7.60
(d,2H,J=7Hz)
【0185】製造例1と同様にして、下記の化合物(製
造例34ないし36)を得る。
【0186】製造例34 2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メトキシ酢酸メ
チルエステル IR(ヌジョール):3350,1740,1610,
1600,1220,1100cm−1 NMR(DMSO−d,δ):3.23(s,3
H),3.60(s,3H),4.73(s,1H),
6.72(d,2H,J=8.9Hz),7.15
(d,2H,J=8.9Hz EI−MS e/z=196(M
【0187】製造例35 D−チロシンメチルエステル塩酸塩 IR(ヌジョール):3300,1740,1220c
−1 NMR(DMSO−d,δ):3.02(m,2
H),3.67(s,3H),4.16(t,1H,J
=6.7Hz),6.72(d,2H,J=8.4H
z),7.01(d,2H,J=8.4Hz),8.5
8(s,2H),9.47(s,1H)
【0188】製造例36 (4−ヒドロキシフェニル)グリオキシル酸メチルエス
テル IR(ヌジョール):3380,1730,1700,
1600,1580,1220cm−1 NMR(DMSO−d,δ):3.91(s,3
H),6.94(d,2H,J=8.8Hz),7.8
3(d,2H,J=8.8Hz),10.9(s,1
H)
【0189】製造例37 製造例2と同様にして、N−(t−ブトキシカルボニ
ル)−D−チロシンメチルエステルを得る。 IR(ヌジョール):3360,1700,1680,
1290,1270,1250cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.33(s,9
H),2.73(m,2H),3.59(s,3H),
4.05(m,1H),6.65(d,2H,J=8.
4Hz),7.00(12H,J=8.4Hz),7.
23(d,1H,J=7.9Hz),9.23(s,1
H)
【0190】製造例38 L−チロシンメチルエステル塩酸塩(1g)の水(1.
5ml)溶液に重炭酸ナトリウム(0.363g)を氷
冷下に加え、10分間攪拌し、次いでアセトニトリル
(7ml)、37%ホルムアルデヒド水溶液(0.63
7ml)および水素化シアノ硼素ナトリウム(sodi
um cyanoborohydride)(0.18
2g)を−5℃で加える。混合物を−5℃で2時間攪拌
する。生成する不溶物を濾去し、濾液を酢酸エチルで抽
出する。有機層を分取し、硫酸マグネシウムで乾燥す
る。硫酸マグネシウムを濾去し、濾液から減圧下溶媒を
留去して、N,N−ジメチル−L−チロシンメチルエス
テル(0.21g)を得る。 IR(ヌジョール):1730,1260,1010c
−1 NMR(DMSO−d,δ):2.24(s,6
H),2.72(m,2H),3.34(m,1H),
3.53(s,3H),6.64(d,2H,J=8.
4Hz),6.97(d,2H,J=8.4Hz),
9.18(s,1H)
【0191】製造例3と同様にして、下記の化合物(製
造例39ないし44)を得る。
【0192】製造例39 2−(4−オクチルオキシフェニル)酢酸メチルエステ
ル IR(ニート):2910,2850,1730,12
40cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.3Hz),1.2−1.5(m,10H),
1.6−1.9(m,2H),3.58(s,2H),
3.59(s,3H),3.92(t,2H,J=6.
4Hz),6.85(d,2H,J=8.7Hz),
7.15(s,2H,J=8.7Hz)
【0193】製造例40 3−(4−オクチルオキシフェニル)プロピオン酸エチ
ルエステル IR(ニート):2920, 2850,1730,1
240cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.7Hz),1.15(t,3H,J=7.1H
z),1.2−1.5(m,10H),1.6−1.8
(m,2H),2.55(t,2H,J=7.2H
z),2.77(t,2H,J=7.2Hz),3.9
0(t,2H,J=6.4Hz)4.03(q,2H,
J=7.1Hz),6.81(d,2H,J=8.6H
z),7.11(d,2H,J=8.6Hz)
【0194】製造例41 2−(4−オクチルオキシフェニル)−2−メトキシ酢
酸メチルエステル IR(ニート):2910,2850,1740,16
00,1240,1100cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.8Hz),1.2−1.5(m,10H),
1.6−1.8(m,2H),3.26(s,3H),
3.62(s,3H),3.94(t,2H,J=6.
4Hz),4.83(s,1H),6.91(d,2
H,J=8.7Hz),7.27(d,2H,J=8.
7Hz) EI−MS e/z=308(M
【0195】製造例42 O−オクチル−N−(t−ブトキシカルボニル)−D
−チロシンメチルエステル IR(ヌジョール):3350,1730,1680,
1510,1240,1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.7Hz),1.2−1.3(m,10H),
1.68(m,2H),2.82(m,2H),3.6
0(s,3H),3.91(t,2H,J=7.3H
z),4.08(m,1H),6.81(d,2H,J
=8.6Hz),7.12(d,2H,J=8.6H
z),7.25(d,1H,J=8.0Hz)
【0196】製造例43 O−オクチル−N,N−ジメチル−L−チロシンメチ
ルエステル IR(ニート):2930,2860,1730,12
50cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.6Hz),1.26(m,10H),1.68
(m,2H),2.80(m,2H),3.33(s,
6H),3.37(m,1H),3.53(s,3
H),3.89(t,2H,J=6.4Hz),6.7
9(d,2H,J=8.6Hz),7.08(d,2
H,J=8.6Hz)
【0197】製造例44 (4−オクチルオキシフェニル)グリオキシル酸メチル
エステル IR(ニート):2930,2850,1730,16
70,1600,1260,1210,1160cm
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.3Hz),1.2−1.5(m,10H),
1.6−1.9(m,2H),3.93(s,3H),
4.10(t,2H,J=65Hz),7.12(d,
2H,J=8.9Hz),7.92(d,2H,J=
8.9Hz)
【0198】製造例4と同様にして、下記の化合物(製
造例45ないし51)を得る。
【0199】製造例45 4−(2−ブトキシエトキシ)安息香酸 IR(ヌジョール):1670,1610,1260c
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.87(t,3H,
J=7.2Hz),1.2−1.6(m,4H),3.
45(t,2H,J=6.4Hz),3.70(t,2
H,J=4.4Hz),4.16(t,2H,j=4.
4Hz),7.02(d,2H,J=8.9Hz),
7.88(d,2H,J=8.9Hz),12.63
(s,1H)
【0200】製造例46 2−(4−オクチルオキシフェニル)酢酸 IR(ヌジョール):1680,1240,820,7
80cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.8Hz),1.1−1.5(m,10H),
1.6−1.8(m,2H),3.47(s,2H),
3.92(t,2H,J=6.4Hz),5.84
(d,2H,J=8.6Hz),7.14(d,2H,
J=8.6Hz)
【0201】製造例47 3−(4−オクチルオキシフェニル)プロピオン酸 IR(ヌジョール):1680,1500,1200c
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.3Hz),1.1−1.5(m,10H),
1.6−1.8(m,2H),2.47(t,2H,J
=7.2Hz),2.74(t,2H,J=7.2H
z),3.90(t,2H,J=6.4Hz),6.8
1(d,2H,J=8.6Hz),7.11(d,2
H,J=8.6Hz),12.10(br s,1H)
【0202】製造例48 2−(4−オクチルオキシフェニル)−2−メトキシ酢
酸 IR(ヌジョール):1760,1720,1600,
1500,1240,1180,1100,830cm
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t3H,J
=6.7Hz),1.2−1.5(m,10H),2.
6−2.8(m,2H,3.26(s,3H),3.9
4(t,2H,J=6.4Hz),4.67(s,1
H),6.90(d,2H,J=8.6Hz),7.2
7(d,2H,J=8.6Hz)
【0203】製造例49 O−オクチル−N−(t−ブトキシカルボニル)−D
−チロシン IR(ヌジョール):3400−2900,1700,
1500,1240,1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.859(t,3
H,J=6.8Hz),1.20−1.30(m,10
H),1.32(s,9H),1.68(m,2H),
2.67−2.95(m,1H),3.90(t,2
H,J=7Hz),4.01(m,1H),6.81
(d,2H,J=8.6Hz),7.02(d,1H,
J=8.3Hz),7.13(d,2H,J=8.6H
z)
【0204】製造例50 O−オクチル−N,N−ジメチル−L−チロシン IR(ニート):2940,2860,2600,16
20,1240cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.6Hz),1.26(m,10H),1.68
(m,2H),2.67(s,6H),2.8−3.6
(m,3H),3.91(t,2H,J=6.4H
z),6.85(d,2H,J=8.5Hz),7.1
6(d,2H,J=8.5Hz)
【0205】製造例51 (4−オクチルオキシフェニル)グリオキシル酸 IR(ニート):1730,1670,1600,12
60,1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.8Hz),1.2−1.5(m,10H),
1.65−1.85(m,2H),4.09(t,2
H,J=6.5Hz),7.12(d,2H,J=8.
9Hz),7.89(d,2H,J=8.9Hz)
【0206】製造例52 製造例3および4と同様にして、N−(t−ブトキシカ
ルボニル)−L−ヒスチジンメチルエステルからNτ
オクチル−N−(t−ブトキシカルボニル)L−ヒスチ
ジンを得る。 NMR(DMSO−d,δ):0・85(t,3H,
J=6.3Hz),1.23(m,10H),1.35
(s,9H),2.83(m,2H),3.90(t,
2H,J=7Hz),4.0−4.2(m,1H),
6.36(s,1H),7.02(d,1H,J=8H
z),7.75(s,1H) 製造例11と同様にして、下記の化合物(製造例53な
いし60)を得る。
【0207】製造例53 4−オクチルオキシフタル酸 IR(ニート):2930,2860,2500,17
00,1600,1260cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.8Hz),1.2−1.5(m,10H),
1.5−1.8(m,2H),4.05(t,2H,J
=6.2Hz),7.03(d,1H,J=2.6H
z),7.06(dd,1H,J=8.4Hz &
2.6Hz),7.72(d,1H,J=8.4Hz)
【0208】製造例54 3−メトキシ−4−オクチルオキシ安息香酸 IR(ヌジョール):2600,1680,1600,
1270,1230cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.8Hz),1.2−1.5(m,10H),
1.6−1.8(m,2H),3.80(s,3H),
4.01(t,2H,J=6.5Hz),7.03
(d,1H,J=8.5Hz),7.44(d,1H,
J=1.9Hz),7.54(dd,1H,J=8.
5,1.9Hz)
【0209】製造例55 4−(4−オクチルオキシフェニル)安息香酸 IR(ヌジョール):1670,1600,830,7
70cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.87(t.3H,
J=6.7Hz),1.2−1.5(m,10H),
1.6−1.08(m,2H),4.01(t,2H,
J=6.4Hz),7.04(d,2H,J=8.8H
z),7.68(d,2H,J=8.8Hz),7.7
5(d,2H,J=8.5Hz),7.99(d,2
H,J=8.5Hz)
【0210】製造例56 6−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ナフトエ酸 IR(ヌジョール):1660,1610,1280,
1200cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.88(t,3H,
J=7.3Hz),0.92(t,3H,J=7.3H
z),1.2−1.6(m,8H),1.7−1.9
(m,1H),4.01(d,2H,J=5.7H
z),7.23(dd,1H,J=8.9,2.4H
z),7.42(d,1H,J=2.4Hz),7.8
6(d,1H,J=8.7Hz),7.94(d,1
H,J=8.7Hz),8.01(d,1H,J=8.
9Hz),8.51(s,1H),12.9(s,1
H)
【0211】製造例57 6−(3,7−ジメチル−6−オクテニルオキシ)ナフ
トエ酸 IR(ヌジョール):1660,1610,1290,
1200cm−1 NMR(DMSO.d,δ):0.95(d,3H,
J=6.1Hz),1.1−1.5(m,2H),1.
57(s,3H),1.64(s,3H),1.6−
2.1(m,5H),4.15(t,2H,J=6.7
Hz),5.10(t,1H,J=7.1Hz),7.
22(dd,1H,J=8.9Hz&2.3Hz),
7.42(d,1H,J=2.3Hz),7.86
(d,1H,J=8.6Hz),7.94(d,1H,
J=8.6Hz),8.01(d,1H,J=8.9H
z),8.52(s,1H),12.89(s,1H)
【0212】製造例58 6−(3,7−ジメチル−2,6−オクタジエニルオキ
シ)ナフトエ酸 IR(ヌジョール):1660,1620,1210c
−1 NMR(DMSO−d,δ):1.57(s,3
H),1.60(s,3H),1.76(s,3H),
2.07(m,4H),4.70(d,2H,J=6.
5Hz),5.07(m,1H),5.51(t,1
H,J=6.5Hz),7.24(dd,1H,J=
8.9Hz & 2.4Hz),7.41(d,1H,
J=2.4Hz),7.85(d,1H,J=8.7H
z),7.94(d,1H,J=8.7Hz),8.0
1(d,1H,J=8.9Hz),8.52(s,1
H),12.88(s,1H)
【0213】製造例59 (2E)−3−(4−オクチルオキシフェニル)アクリ
ル酸 IR(ヌジョール):1660,1600,1240c
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.7Hz),1.2−1.5(m,10H),
1.6−1.8(m,2H),4.00(t,2H,J
=6.4Hz),6.36(d,1H,J=16H
z),6.95(d,2H,J=8.7Hz),7.5
4(d,1H,J=16Hz),7.61(d,2H,
J=8.7Hz),12.20(br s,1H)
【0214】製造例60 6−オクチルオキシ−2−ナフタレンスルホン酸ナトリ
ウム IR(ヌジョール):1230,1180,860,8
20cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6Hz),1.1−1.6(m,10H),4.0
6(t,2H,J=5Hz),7.08(d,1H,J
=9Hz),7.21(s,1H),7.79(d,1
H,J=9Hz),8.00(s,1H)
【0215】製造例61 塩化チオニル(0.692ml)のN,N−ジメチルホ
ルムアミド(0.022ml)溶液に6−オクチルオキ
シ−2−ナフタレンスルホン酸ナトリウム(1g)を氷
冷下に加え、95℃で1.5時間攪拌する。反応混合物
から減圧下溶媒を留去して、6−オクチルオキシ−2−
ナフチルスルホニルクロリド(1g)を得る。 IR(ヌジョール):1610,1260,1160c
−1 NMR(CDCl,δ):0.90(t,3H,J=
6.2Hz),1.2−1.7(m,10H),1,8
−2.0(m,2H),4.12(t,2H,J=6.
5Hz),7.20(d,1H,J=2.2Hz),
7.32(dd,1H,J=9.0Hz & 2.2H
z),7.84−7.97(m,3H),8.49
(s,1H)
【0216】製造例12と同様にして、下記の化合物
(製造例62ないし71)を得る。
【0217】製造例62 1−(4−オクチルベンゾイル)−1H−ベンゾトリア
ゾール−3−オキシドIR(ニート):2930,28
50,1780,1610,1240,990cm−1
【0218】製造例63 1−[4−(4−オクチルオキシフェニル)ベンゾイ
ル]−1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシド IR(ヌジョール):1770,1600,980cm
−1
【0219】製造例64 1−[6−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ナフト
イル]−1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシド IR(ヌジョール):1770,1620,1270,
1180cm−1 NMR(CDCl,δ):0.93(t,3H,J=
7.1Hz),0.98(t,3H,J=7.4H
z),1.3−1.7(m,8H),1.7−2.0
(m,1H),4.03(d,2H,J=5.7H
z),7.22(d,1H,J=2.2Hz),7.2
9(dd,1H,J=8.9Hz,2.2Hz),7.
4−7.7(m,3H),7.87(d,1H,J=
9.5Hz),7.92(d,1H,J=9.5H
z),8.1−8.2(m,2H),8.80(s,1
H)
【0220】製造例65 1−[6−(3,7−ジメチル−6−オクテニルオキ
シ)−2−ナフトイル]−1H−ベンゾトリアゾール−
3−オキシド IR(ニート):2900,1770,1620,11
80cm−1
【0221】製造例66 1−[6−{(E)−3,7−ジメチル−2,6−オク
タジエニルオキシ−2−ナフトイル]−1H−ベンゾト
リアゾール−3−オキシド IR(ヌジョール):1770,1620,1270,
1180cm−1
【0222】製造例67 1−(2−アントリルカルボニル)−1H−ベンゾトリ
アゾール−3−オキシド IR(ヌジョール):1780,1200,720,7
40cm−1
【0223】製造例68 1−[2−(4−オクチルオキシフェニル)アセチル]
−1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシド IR(ヌジョール):1730,1460,1420,
1250,1130cm−1
【0224】製造例69 1−[3−(4−オクチルオキシフェニル)プロピオニ
ル]−1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシド IR(ヌジョール):1730,1420,1340,
1240,950cm−1
【0225】造例70 1−[(E)−3−(4−オクチルオキシフェニル)ア
クリロイル]−1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシ
ド IR(ヌジョール):1770,1600,1260,
1080cm−1
【0226】製造例71 1−(O−オクチル−N,N−ジメチル−L−チロシ
ル)−1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシド IR(ニート):2930,2850,1800,16
10cm−1
【0227】製造例72 水素化アルミニウムリチウム(4.05g)のテトラヒ
ドロフラン(475ml)中懸濁液に4−オクチルオキ
シベンズアルデヒド(25g)のテトラヒドロフラン
(25ml)溶液を55−60℃で滴下する。反応混合
物を1時間還流攪拌し、これにフッ化ナトリウム(3
5.84g)と水(11.52ml)を氷冷下に加え
る。混合物を30分間攪拌後、濾過する。濾液から減圧
下溶媒を留去して、4−オクチルオキシベンジルアルコ
ール(25.1g)を結晶として得る。 IR(ヌジョール):3200,1605,1510c
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.26−1.38(10H,
m),1.62−1.72(2H,m),3.92(2
H,t,J=6.5Hz),4.40(2H,d,J=
5.7Hz),5.03(1H,t,J=5.7H
z),6.85(2H,d,J=8.6Hz),7.2
0(2H,d,J=8.6Hz)
【0228】製造例73 4−オクチルオキシベンジルアルコール(25g)、N
−ヒドロキシフタルイイミド(17.15g)およびト
リフェニルホスフィン(27.74g)のテトラヒドロ
フラン(250ml)中懸濁液にアゾジカルボン酸ジエ
チル(18.4g)を氷冷下に滴下する。反応混合物を
室温で2時間攪拌し、減圧下溶媒を留去する。残留物を
シリカゲルクロマトグラフィーで精製して、N−(4−
オクチルオキシベンジルオキシ)フタルイミド(33.
45g)を結晶として得る。 IR(ヌジョール):1780,1725,1605,
1585,1505cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,
m),1.26(10H,m),1.70(2H,
m),3.95(2H,t,J=6.5Hz),5.0
8(2H,s),6.93(2H,d,J=8.6H
z),7.40(2H,d,J=8.6Hz),7.8
5(4H,s)
【0229】製造例74 N−(4−オクチルオキシベンジルオキシ)フタルイミ
ド(4.13g)のテトラヒドロフラン(16ml)溶
液にヒドラジン水和物(0.53ml)を室温で加え
る。混合物を同温で1時間攪拌後、析出物を濾去する。
濾液に水(6ml)と4−ヒドロキシフェニルグリオキ
シル酸(1.5g)を室温で加える。混合物を重炭酸ナ
トリウム水溶液でpH4−4.5に2時間保ち、これに
酢酸エチルを加え、1N塩酸でpH2に調整する。分取
した有機層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
する。有機溶媒を減圧留去して2−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−2−(4−オクチルオキシベンジルオキシイ
ミノ)酢酸(3.4g)を得る。 IR(ヌジョール):3400,1715,1605,
1590,1505cm NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,
m),1.25(10H,m),1.69(2H,
m),3.94(2H,t,J=6.4Hz),5.0
7(2H,s),6.82(2H,d,J=8.7H
z),6.90(2H,d,J=8.6Hz),7.2
9(2H,d,J=8.6Hz),7.35(2H,
d,J=8.7Hz)
【0230】製造例74と同様にして、下記の化合物
(製造例75および76)を得る。
【0231】製造例75 2−フェニル−2−(4−オクチルオキシベンジルオキ
シイミノ)酢酸 IR(ヌジョール):1720,1610,1585,
1515cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=67Hz),1.26(10H,m),1.69
(2H,m),3.94(2H,t,J=6.5H
z),5.13(2H,s),6.91(2H,d,J
=8.6Hz),7.22−7.49(7H,m)
【0232】製造例76 2−(4−オクチルオキシベンジルオキシイミノ)酢酸 IR(ヌジョール):1700,1670,1600c
−1 NMR(DMSO−d,δ);0.86(3H,t,
J=6.2Hz),1.26(10H,m),1.70
(2H,m),3.95(2H,t,J=6.5H
z),5.13(2H,s),6.91(2H,d,J
=8.6Hz),7.29(2H,d,J=8.6H
z),7.56(1H,s)
【0233】製造例77 4−オクチルオキシフェニルグリオキシル酸(0.93
5g)を水(9ml)とテトラヒドロフラン(18m
l)の混合物に溶解し、溶液を1N塩酸でpH3.5−
4に調整し、これにメトキシアミン塩酸塩(0.337
g)を室温で加える。混合物を1N塩酸でpH3.5−
4に保ちながら室温で2時間攪拌する。反応混合物を酢
酸エチルに加える。有機層を分取し、硫酸マグネシウム
で乾燥する。硫酸マグネシウムを濾去し、濾液から減圧
下溶媒を留去して、2−(4−オクチルオキシフェニ
ル)−2−メトキシイミノ酢酸(0.57g)を得る。 IR(ヌジョール):1700,1600,1250,
1030cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.3Hz),1.2−1.5(m,10H),
1.6−1.8(m,2H),3.89(s,3H),
3.99(t,2H,J=6.4Hz),7.00
(d,2H,J=8.9Hz),7.45(d,2H,
J=8.9Hz),14.05(s,1H)
【0234】製造例78 2,3,4,5,6−ペンタフルオロ安息香酸(1g)
と2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペ
ンタノール(1.18g)のN,N−ジメチルホルムア
ミド(5ml)中混合物に62%水素化ナトリウム
(0.39g)を室温で加える。混合物を同温で1時間
攪拌後、これに水と酢酸エチルの混合物を加える。分取
した有機層を水および食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧下溶媒を留去する。残留物をシリカゲ
ルクロマトグラフィーで精製して、4−(2,2,3,
3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチルオキシ)
−2,3,5,6−テトラフルオロ安息香酸(923.
0mg)を得る。 IR(ヌジョール):1700,1580cm−1 NMR(DMSO−d,δ):4.96(2H,t,
J=14.2Hz),7.10(1H,t−t,J=
5.6Hz & 50.2Hz)
【0235】製造例79 4−(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,8−ペンタデカフルオロオクチルオキシ)
−2,3,5,6−テトラフルオロ安息香酸 IR(ヌジョール):3400,1640,1560c
−1 NMR(DMSO−d,δ):4.95(2H,t,
J=14.0Hz)
【0236】製造例5と同様にして、下記の化合物(製
造例80ないし90)を得る。
【0237】製造例80 2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−(4−オクチル
オキシベンジルオキシイミノ)酢酸スクシンイミドエス
テル IR(ヌジョール):1800,1770,1700,
1600cm−1
【0238】製造例81 2−フェニル−2−(4−オクチルオキシベンジルオキ
シイミノ)酢酸スクシンイミドエステル IR(ヌジョール):1780,1730,1605c
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,
m),1.26(10H,m),1.69(2H,
m),2.90(4H,m),3.94(2H,t,J
=6.4Hz),5.30(2H,s),6.91(2
H,d,J=8.6Hz),7.25−7.56(7
H,m)
【0239】製造例82 2−(4−オクチルオキシベンジルオキシイミノ)酢酸
スクシンイミドエステル IR(ヌジョール):1760,1725,1600,
1580cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.26(10H,m),1.70
(2H,m),2.85(4H,s),3.96(2
H,m),5.28(2H,s),6.91(2H,
d,J=8.6Hz).7.33(2H,d,J=8.
6Hz),8.12(1H,s)
【0240】製造例83 4−(2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオ
ロペンチルオキシ)−2,3,5,6−テトラフルオロ
安息香酸スクシンイミドエステル IR(ヌジョール):3500,1770,1740,
1640cm−1 NMR(DMSO=d,δ):2.90(4H,
s),5.23(2H,t,J=13.8Hz),7.
11(1H,t−t,J=50.2Hz &5.6H
z)
【0241】製造例84 4−(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,8−ペンタデカフルオロオクチルオキシ)
−2,3,5,6−テトラフルオロ安息香酸スクシンイ
ミドエステル IR(ヌジョール):1735,1620,1600c
−1 NMR(DMSO−d,δ):2.90(4H,
s),5.12(2H,t,J=13.8Hz)
【0242】製造例85 3−メトキシ−4−オクチルオキシ安息香酸スクシンイ
ミドエステル IR(ヌジョール):1760,1730,1600,
1280,1200,880cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.7Hz),1.2−1.5(m,10H),
1.6−1.9(m,2H),2.88(s,4H),
3.84(s,3H),4.09(t,2H,J=6.
5Hz),7.19(d,1H,J=8.6Hz),
7.49(d,1H,J=2.0Hz),7.73(d
d,1H,J=8.6 & 20Hz)
【0243】製造例86 4−(2−ブトキシエトキシ)安息香酸スクシンイミド
エステル IR(ヌジョール):1730,1600,1250,
1060cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.87(t,3H,
J=7.2Hz),1.2−1.6(m,4H),2.
89(s,4H),3.46(t,2H,J=6.3H
z),3.73(t,2H,J=4.4Hz),4.2
5(t,2H,J=4.4Hz),7.18(d,2
H,J=9.0Hz),8.04(d,2H,J=9.
0Hz)
【0244】製造例87 2−(4−オクチルオキシフェニル)−2−メトキシ酢
酸スクシンイミドエステル IR(ヌジョール):1810,1740,1610,
1250,1210,1100cm−1 NMR(DMSO−d,δ);0.86(t,3H,
J=6.7Hz),1.2−1.5(m,10H),
1.6−1.8(m,2H),2.80(s,4H),
3.35(s,3H),3.97(t,2H,J=6.
4Hz),5.35(s,1H),6.96(d,2
H,J=8.7Hz),7,38(d,2H,J=8.
7Hz)
【0245】製造例88 O−オクチル−N−(t−ブトキシカルボニル)−D
−チロシンスクシンイミドエステル IR(ヌジョール):3370,1780,1730,
1700,1250,1200cm−1
【0246】製造例89 2−(4−オクチルオキシフェニル)−2−メトキシイ
ミノ酢酸スクシンイミドエステル IR(ヌジョール):1800,1780,1730,
1600,1250,1180,1130cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(t,3H,
J=6.6Hz),1.2−1.5(m,10H),
1.6−1.8(m,2H),2.89(s,4H),
4.01(s,3H),4.03(t,2H,J=6.
4Hz),7.08(d,2H,J=8.9Hz),
7.68(d,2H,J=8.9Hz)
【0247】製造例90 Nτ−オクチル−N−(t−ブトキシカルボニル)−L
−ヒスチジンスクシンイミドエステル IR(ニート):1810,1780,1730,15
00,1360,1200,1160cm−1
【0248】製造例91 製造例5と同様にして、4−オクチルオキシフタル酸か
ら4−オクチルオキシ無水フタル酸を得る。 IR(ニート):2910,2850,1840,17
60,1640,1610,1290,1260cm
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.8Hz),1.2−1.5(10H,m),
1.6−1.9(2H,m),4.19(2H,t,J
=6.5Hz),7.47(1H,dd,J=8・4H
z および2.2Hz),7.57(1H,d,J=
2.2Hz),7.98(1H,d,J=8.4Hz)
【0249】製造例92 製造例5と同様にして、N−オクチルオキシカルボニル
オキシスクシンイミドエステルを得る。 IR(ニート):2960,2850,1780,17
40,1260,1230cm−1 NMR(CDCl,δ):0.89(t,3H,J=
6.7Hz),1.2−1.4(m,10H),1.6
−1.8(m,2H),2.84(s,4H),4.3
2(t,2H,J=6.7Hz)
【0250】製造例93 オクチルフェニルエーテル(1.53g)のクロロホル
ム(6ml)溶液にクロロスルホン酸を0℃で加える。
混合物を室温で30分間攪拌後、水とテトラヒドロフラ
ンの混合物中に注ぐ。分取した有機層を食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去する。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
て、4−オクチルオキシフェニルスルホニルクロリド
(1.25g)を得る。 NMR(CDCl,δ):0.89(3H,t,J=
6.6Hz),1.20−1.50(10H,m),
1.80(2H,m)4.06(2H,t,J=6.4
Hz),7.03(2H,d,J=9.0Hz),7.
96(2H,d,J=9.0Hz) IR(ヌジョール):1600,1580,1500,
1380,1180cm−1
【0251】実施例13ないし53の化合物の化学構造
を以下に示す。
【0252】以下の式において、Buは、t−ブチル
基を、p−TsOHは、p−トルエンスルホン酸を意味
する。
【0253】
【0254】
【0255】
【0256】
【0257】
【0258】
【0259】
【0260】
【0261】実施例13 実施例3と同様にし、FR133303物質をN−オク
チルオキシカルボニルオキシスクシンイミドと反応させ
て、FR139835物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 FAB−MS e/z=1137(M+Na)
【0262】実施例14 実施例3と同様にして、FR133303物質を4−t
−ブチル安息香酸スクシンイミドエステルと反応させて
FR139537物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(DO,δ):1.05(d,3H,J=6.
9Hz),1.15(d,3H,J=5.9Hz),
1.33(s,9H),2.0−2.3(m,3H),
2.4−2.6(m,3H),2.7−2.9(m,1
H),3.4−3.6(m,1H),3.8−4.9
(m,12H).5.07(m,2H),5.40
(d,1H,J=3Hz),7.06(d,1H,J=
8.2Hz),7.08(dd,1H,J=8.2Hz
&2Hz),7.27(d,1H,J=2Hz),7.
60(d,1H,J=8.6Hz),7.75(d,1
H,J=8.6Hz)
【0263】実施例15 実施例3と同様にして、FR133303物質を4−
(2−ブトキシエトキシ)安息香酸スクシンイミドエス
テルと反応させてFR141145物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(DMSO−d+DO,δ):0.88
(t,3H,J=7.3Hz),0.96(d,3H,
J=6.7Hz),1.04(d,3H,J=5.7H
z),1.2−1.6(m,4H),1.7−2.0
(m,3H),2.1−2.65(m,4H),3.1
6(m,1H),3.7−4.5(m,20H),4.
78(d,1H,J=3Hz),4.86(d,1H,
J=3.8Hz),5.02(d,1H,J=3H
z),6.74(d,1H,J=8.2Hz),6.7
9(d,1H,J=8.2Hz),7.00(d,2
H,J=8,9Hz),7.06(s,1H),7.8
7(d,2H,J=8.9Hz) FAB−MS e/
z=1201(M+Na)
【0264】実施例16 実施例3と同様にして、FR133303物質を4−
(4−フェニルブトキシ)安息香酸スクシンイミドエス
テルと反応させてFR139538物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 FAB−MS e/z=1233(M+Na)
【0265】実施例17 実施例3と同様にして、FR133303物質を4−オ
クチルオキシ無水フタル酸と反応させてFR14021
5物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 FAB−MS e/z=1257(M+Na)
【0266】実施例18 実施例3と同様にして、FR133303物質を3−メ
トキシ−4−オクチルキシ安息香酸スクシンイミドエス
テルと反応させてFR140216物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 FAB−MS e/z=1243(M+Na)
【0267】実施例19 実施例3と同様にして、FR133303物質を4−
(2,2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペ
ンチルオキシ)−2,3,5,6−テトラフルオロ安息
香酸スクシンイミドエステルと反応させてFR1407
27物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1630cm−1 FAB−MS e/z=1387(M+Na)
【0268】実施例20 実施例3と同様にして、FR133303物質を4−
(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,8−ペンタデカフルオロオクチルオキシ)−
2,3,5,6−テトラフルオロ安息香酸スクシンイミ
ドエステルと反応させてFR143301物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1630cm−1 FAB−MS e/z=1534(M
【0269】実施例21 実施例3と同様にして、FR133303物質を2−
(4−ビフェニリル)酢酸スクシンイミドエステルと反
応させてFR140495物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(CDOD,δ):1.0−1.1(m,6
H),1.9−2.2(m,3H),2.3−2.6
(m,3H),2.7−2.85(m,1H),3.3
5(m,1H),3.58(s,2H),3.65−
4.7(m,13H),4.93(d,1H,J=3H
z),5.04(d,1H,J=3.8Hz),5.2
5(d,1H,J=3Hz,6.85(d,1H,J=
8.3Hz),7.01(dd,1H,J=8.3Hz
& 2Hz),7.3−7.6(m,10H)
【0270】実施例22 実施例3と同様にして、FR133303物質を2−
(4−オクチルオキシフェニル)−2−メトキシ酢酸ス
クシンイミドエステルと反応させてFR139503物
質を得る。 IR(ヌジョール):3330,1620cm−1 FAB−MS e/z=1257(M+Na)
【0271】実施例23 実施例3と同様にして、FR133303物質をO
オクチル−N−(t−ブトキシカルボニル)−D−チロ
シンスクシンイミドエステルと反応させてFR1395
00物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(CDOD,δ):0.90(t,3H,J=
8Hz),1.06(d,3H,J=6.8Hz),
1.17(d,3H,J=6.7Hz),1.20−
1.30(m,10H),1.35(s,9H),1.
74(m,2H),・1.9−2.1(m,3H),
2.45(m,3H),2.76(m,1H),3.0
−3.1(m,1H),3.37(m,1H),3.7
−4.6(m,18H),4.94(d,1H,J=3
Hz),5.01(d,1H,J=3.8Hz),5.
25(d,1H,J=3Hz),6.79(d,2H,
J=8.5Hz),6.83(d,1H,J=8.3H
z),7.03(dd,1H,J=8,3Hz & 2
Hz),7.12(d,2H,J=8.5Hz),7.
31(d,1H,J=2Hz)
【0272】実施例24 実施例3と同様にして、FR133303物質をN−
(t−ブトキシカルボニル)−L−2−(2−ナフチ
ル)グリシンスクシンイミドエステルと反応させてFR
139501物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1
【0273】実施例25 実施例3と同様にして、FR133303物質をNτ
オクチル−N−(t−ブトキシカルボニル)−L−ヒス
チジンスクシンイミドエステルと反応させてFR139
502物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 FAB−MS e/z=1330(M+Na)
【0274】実施例26 実施例3と同様にして、FR133303物質を2−
(4−オクチルオキシフェニル)−2−メトキシイミノ
酢酸スクシンイミドエステルと反応させてFR1389
59物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(CDOD,δ) :0.91(t,3H,J
=6.6Hz),1.06(d,3H,J=6.8H
z),1.25(d,3H,J=6.3Hz),1.2
5−1.6(m,10H),1.65−1.9(m,2
H),1.9−2.2(m,3H),2.3−2.65
(m,3H),1.75−1.9(m,1H),3.3
−3.5(m,1H),3.95(s,3H),3.7
−4.75(m,16H),5.03(d,1H,J=
3.0Hz),5.11(d,1H,J=3.7H
z),5.46(d,1H,J=2.7Hz),6.8
6(d,1H,J=8.2Hz),6.89(d,2
H,J=8.9Hz),7.01(dd,1H,J=
8.2Hz & 2Hz),7.31(d,1H,J=
2Hz),7.54(d,2H,J=8.9Hz) FAB−MS e/z=1270(M+Na)
【0275】実施例27 実施例3と同様にして、FR133303物質を2−
(4−ヒドロキシフェニル)−2−(4−オクチルオキ
シベンジルオキシイミノ)酢酸スクシンイミドエステル
と反応させてFR140291物質を得る。 IR(ヌジョール):3250,1650,1620c
−1 FAB−MS e/z=1363(M+Na)
【0276】実施例28 実施例3と同様にして、FR133303物質を2−フ
ェニル−2−(4−オクチルオキシベンジルオキシイミ
ノ)酢酸スクシンイミドエステルと反応させてFR14
1580物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1640cm−1 FAB−MS e/z=1346(M+Na)
【0277】実施例29 実施例3と同様にして、FR133303物質を2−
(4−オクチルオキシベンジルオキシイミノ)酢酸スク
シンイミドエステルと反応させてFR141579物質
を得る。 IR(ヌジョール): 3250,1650cm−1 FAB−MS e/z=1270(M+Na)
【0278】実施例30 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
[(2E,6E)−3,7,11−トリメチル−2,
6,10−ドデカトリエノイル]−1H−ベンゾトリア
ゾール−3−オキシドと反応させてFR141146物
質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620,1040c
−1 NMR(CDOD,δ):1.06(d,3H,J=
6.8Hz),1.19(d,3H,J=5.9H
z),1.60(s,3H),1.62(s,3H),
1.66(s,3H),1.9−2.2(m,1H),
2.05(s,3H),2.3−2.6(m,3H),
2.7−2.9(m,1H),3.35(m,1H),
3.7−5.0(m,14H),5.08(m,4
H),5.27(d,1H,J=2.8Hz),5.7
7(s,1H),6.86(d,1H,J=8.3H
z),7.04(dd,1H,J=8.3Hz&1.9
Hz),7.32(d,1H,J=1.9Hz)
【0279】実施例31 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
(4−オクチルベンゾイル)−1H−ベンゾトリアゾー
ル−3−オキシドと反応させてFR140731物質を
得る。 IR(ヌジョール): 3300,1620,1040
cm−1 NMR(CDOD,δ):0.86(t,3H,J=
6.8Hz),1.06(d,3H,J=6.8H
z),1.21(d,3H,J=5.8Hz),1.2
5−1.45(m,10H),1.55−1.75
(m,2H),1.9−2.25(m,3H),2.3
5−2.6(m,3H),2.65(t,2H,J=
7.5Hz),2.81(m,1H),3.32(m,
1H),3.7−4.8(m,14H),4.98
(d,1H,J=3Hz),5.09(d,1H,J=
3.9Hz),5.31(d,1H,J=3Hz),
6.86(d,1H,J=8.3Hz),7.03(d
d,1H,J=8.3Hz & 2Hz),7.24
(d,2H,J=8.2Hz),7.33(d,1H,
J=2Hz),7.74(d,2H,J=8.2Hz) FAB−MS e/z=1197(M+Na)
【0280】実施例32 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
[4−(4−オクチルオキシ)フェノキシ]ベンゾイル
−1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシドと反応させ
てFR140217物質を得る。 IR(ヌジョール): 3300,1620cm−1 FAB−MS e/z=1305(M+Na)
【0281】実施例33 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
[4−(4−オクチルオキシフェニル)ベンゾイル]−
1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシドと反応させて
FR142472物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(CDOD,δ):0.88(t,3H,J=
6.7Hz),1.06(d,3H,J=6.8H
z),1.23(d,3H,J=6.1Hz),1.3
−1.6(m,10H),1.8−1.9(m,2
H),1.9−2.3(m,3H),2.3−2.7
(m,3H),2.9−3.0(m,1H),3.39
(m,1H),3.7−4.7(m,16H),4.9
9(d,1H,J=3.0Hz),5.10(d,1
H,J=3.7Hz),5.35(d,1H,J=2.
7Hz),6.87(d,1H,J=8.3Hz),
6.99(d,2H,J=8.8Hz),7.04(d
d,1H,J=8.3Hz & 1.9Hz),7.3
3(d,1H,J=1.9Hz),7.58(d,2
H,J=8.8Hz),7.62(d,2H,J=8.
4Hz),7.87(d,2H,J=8.4Hz) FAB−MS e/z=1289(M+Na)
【0282】実施例34 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
(6−ブトキシ−2−ナフトイル)−1H−ベンゾトリ
アゾール−3−オキシドと反応させてFR140496
物質を得る。 IR(ヌジョール): 3300,1620cm−1 FAB−MS e/z=1207(M+Na)
【0283】実施例35 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
(6−ヘキシルオキシ−2−ナフトイル)−1H−ベン
ゾトリアゾール−3−オキシドと反応させてFR140
497物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(DMSO−d+DO,δ):0.89
(t,3H,J=6.6Hz),0.97(d,3H,
J=6.9Hz),1.08(d,3H,J=5.9H
z),1,2−1.6(m,6H),1.7−2.1
(m,5H),2.1−2.5(m,3H),2.5−
2.7(m,1H),3.19(m,1H),3.73
(m,2H),3.8−4.5(m,12H),4.8
0(d,1H,J=3Hz),4.88(d,1H,J
=3.8Hz),5.08(d,1H,J=3Hz),
6.74(d,1H,J=8.2Hz),6.80(d
d,1H,J=8.2Hz & 2Hz),7.08
(d,1H,J=2Hz),7.26(dd,1H,J
=8.9Hz&2.4Hz),7.39(d,1H,J
=2.4Hz),7.85(d,1H,J=8.7H
z),7.89(d,1H,J=8.7Hz),7.9
3(d,1H,J=8.9Hz),8.44(s,1
H) FAB−MS e/z=1236(M+Na)
【0284】実施例36 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
[6−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ナフトイ
ル]−1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシドと反応
させてFR143483物質を得る。 IR(ヌジョール):3250,1620cm−1 NMR(CDOD,δ):0.93(t,3H,J=
7.4Hz),0.98(t,3H,J=7.4H
z),1.06(d,3H,J=6.8Hz),1.2
4(d,3H,J=6.0Hz),1.3−1.7
(m,8H),1.7−1.9(m,1H),1.9−
2.3(m,3H),2.3−2.7(m,3H),
2.8−3.0(m,1H),3.39(m,1H),
3.7−4.7(m,16H),5.00(d,1H,
J=4.4Hz),5.11(d,1H,J=3.7H
z),5.37(d,1H,J=2.6Hz),6.8
7(d,1H,J=8.3Hz),7.04(dd,1
H,J=8.3Hz & 2Hz),7.17(dd,
1H,J=8.9Hz & 1.9Hz),7.22
(d,1H,J=2Hz),7.33(d,1H,J=
1.9Hz),7.7−7.9(m,3H),8.29
(s,1H) FAB−MS e/z=1263(M+Na)
【0285】実施例37 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
(6−デシルオキシ−2−ナフトイル)−1H−ベンゾ
トリアゾール−3−オキシドと反応させてFR1407
28物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(DMSO−d+DO,δ):0.86
(t,3H,J=6.6Hz),0.97(d,3H,
J=6.7Hz),1.07(d,3H,J=5.9H
z),1.2−1.6(m,14H),1.7−2.1
(m,5H),2.1−2.5(m,3H),2.5−
2.7(m,1H),3.19(m,1H),3.45
(m,1H),3.73(m,2H),3.9−4.5
(m,12H),4.79(d,1H,J=3Hz),
4.87(d,1H,J=3.8Hz),5.07
(d,1H,J=3Hz),6.74(d,1H,J=
8.2Hz),6.79(dd,1H,J=8.1Hz
& 2Hz),7.06(d,1H,J=2Hz),
7.23(dd,1H,J=8.9Hz & 2.4H
z),7.38(d,1H,J=2.4Hz),7.8
5(d,1H,J=8.7Hz),7.89(d,1
H,J=8.7Hz),7.93(d,1H,J=8.
9Hz),8.45(s,1H) FAB−MS e/z=1291(M+Na)
【0286】実施例38 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
[6−(3,7−ジメルオクチルオキシ)−2−ナフト
イル]−1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシドと反
応させてFR142172物質を得る。 IR(ヌジョール): 3300,1610cm−1 NMR(DMSO−dO,δ):0.85(d,
6H,J=6.6Hz),0.95(d,3H,J=
5.9Hz),0.97(d,3H,J=6.7H
z),1.08(d,3H,J=5.9Hz),1.1
−1.4(m,6H),1.4−2.1(m,7H),
2.1−2.5(m,3H),2.5−2.7(m,1
H),3.19(m,1H),3.74(m,2H),
3.9−4.6(m,12H),4.81(d,1H,
J=3Hz),4.87(d,1H,J=3.8H
z),5.07(d,1H,J=3Hz),6.74
(d,1H,J=8.2Hz),6.83(dd,1
H,J=8.1Hz & 2Hz),7.06(d,1
H,J=2Hz),7.23(dd,1H,J=8.9
Hz &2.4Hz),7.40(d,1H,J=2.
4Hz),7.85(d,1H,J=8.7Hz),
7.89(d,1H,J=8.7Hz),7.93
(d,1H,J=8.9Hz),8.45(s,1H) FAB−HS e/z=1291(M+Na)
【0287】実施例39 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
[6−(3,7−ジメチル−6−オクテニルオキシ)−
2−ナフトイル]−1H−ベンゾトリアゾール−3−オ
キシドと反応させてFR143326物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620,1260,
1040cm−1 NMR(CDOD,δ):1.00(d,3H,J=
6.2Hz),1.06(d,3H,J=6.8H
z),1.25(d,3H,J=5.9Hz),1.2
−1.6(m,2H),1.61(s,3H),1.6
7(s,3H),1.63−2.3(m,8H),2.
3−2.7(m,3H),2.8−3.0(m,1
H),3.39(m,1H),3.7−4.8(m,1
6H),5.00(d,1H,J=5.1Hz),5.
08−5.2(m,2H),5.37(d,1H,J=
2.5Hz),6.87(d,1H,J=8.3H
z),7.04(d,1H,J=8.3Hz),7.1
5(d,1H,J=8.9Hz),7.21(s,1
H),7.33(s,1H),7.71(d,1H,J
=8.7Hz),7.77−7.85(m,2H),
8.28(s,1H)
【0288】実施例40 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
[6−{(E)−3,7−ジメチル−2,6−オクタジ
エニルオキシ}−2−ナフトイル]−1H−ベンゾトリ
アゾール−3−オキシドと反応させてFR142390
物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(DMSO−d+DO,δ):0.97
(d,3H,J=6.7Hz)1.07(d,3H,J
=6.0Hz),1.57(s,3H),1.61
(s,3H),1.76(s,3H),1.8−2.5
(m,9H),2.5−2.7(m,1H),3.19
(m,1H),3.45(m,1H),3.73(m,
2H),3.9−4.6(m,11H),4.70
(d,2H,J=6.5Hz),4.80(d,1H,
J=3Hz),4.87(d,1H,J=3.8H
z),5.07(m,2H),5.51(t,1H,J
=6.5Hz),6.74(d1H,J=8.3H
z),6.83(dd,1H,J=8.3Hz &2H
z),7.07(d,1H,J=2Hz),7.24
(dd,1H,J=8.9Hz & 2.4Hz),
7.40(d,1H,J=2.4Hz),7.8−8.
0(m,3H),8.45(s,1H) FAB−MS e/z=1287(M+Na)
【0289】実施例41 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
(6−ドデシルオキシ−2−ナフトイル)−1H−ベン
ゾトリアゾール−3−オキシドと反応させてFR140
729物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1610cm−1 NMR(DMSO−d+DO,δ):0.85
(t,3H,J=6.6Hz),0.97(d,3H,
J=6.7Hz),1.07(d,3H,J=5.9H
z),1.2−1.6(m,18H),1.7−2.1
(m,5H),2.1−2.5(m,3H),2.5−
2.7(m,1H),3.19(m,1H),3.45
(m,1H),3.73(m,2H),3.9−4.5
(m,12H),4.79(d,1H,J=3Hz),
4.87(d,1H,J=3.8Hz),5.07
(d,1H,J=3Hz),6.74(d,1H,J=
8.1Hz),6.78(dd,1H,J=8.1Hz
& 2Hz),7.06(d,1H,J=2Hz),
7.23(dd,1H,J=8.9Hz & 2.4H
z),7.38(d,1H,J=2.4Hz),7.8
5(d,1H,J=8.7Hz),7.89(d,1
H,J=8.7Hz),7.93(d,1H,J=8.
9Hz),8.44(s,1H) FAB−MS e/z=1320(M+Na)
【0290】実施例42 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
(2−アントリルカルボニル)−1H−ベンゾトリアゾ
ール−3−オキシドと反応させてFR140730物質
を得る。 IR(ヌジョール): 3300,1620cm−1 FAB−MS e/z=1185(M+Na)
【0291】実施例43 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
[2−(4−オクチオキシフェニル)アセチル]−1H
−ベンゾトリアゾール−3−オキシドと反応させてFR
143020物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(CDOD,δ):0.87(t,3H,J=
6.8Hz),1.0−1.2(m,6H),1.2−
1.6(m,10H),1.6−1.85 (m,2
H),1.85−2.1(m,3H),2.3−2.6
(m,3H),2.7−2.85(m,1H),3.3
2(m,1H),3.46(s,2H),3.7−4.
7(m,16H),5.04(d,1H,J=3.7H
z),5.23(d,1H,J=2.7Hz),6.7
5−6.9(m,3H),7.01(d,1H,J=
8.3Hz),7.15(d,2H,J=8.5H
z),7.30(s,1H) FAB−MS e/z=1227(M+Na)
【0292】実施例44 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
[3−(4−オクチルオキシフェニル)プロピオニル]
−1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシドと反応させ
てFR143021物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 FAB−MS e/z=1241(M+Na)
【0293】実施例45 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
[(E)−3−(4−オクチルオキシフェニル)アクリ
ロイル]−1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシドと
反応させてFR141315物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(DMSO−d+DO,δ):0.86
(t,3H,J=6.7Hz),0.97(d,3H,
J=6.7Hz),1.04(d,3H,J=5.4H
z),1.2−1.5(m,10H),1.6−2.0
(m,5H),2.1−2.5(m,3H),2.5−
2.6(m,1H),3.17(m,1H),3.3−
4.5(m,15H),4.79(d,1H,J=3H
z),4.86(d,1H,J=3.8Hz),5.0
1(d,1H,J=3Hz),6.57(d,1H,J
=15.8Hz),6.74(d,1H,J=8.2H
z),6.82(d,1H,J=8.2Hz),6.9
7(d,2H,J=8.8Hz),7.09(s,1
H),7.34(d,1H,J=15.8Hz),7.
52(d,2H,J=8.8Hz) FAB−MS e/z=1239(M+Na)
【0294】実施例46 実施例12と同様にして、FR133303物質を1−
(O−オクチル−N,N−ジメチル−L−チロシル)
−1H−ベンゾトリアゾール−3−オキシドと反応させ
てFR140105物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(CDOD,δ):0.91(t,3H,J=
6.8Hz),1.06(d,3H,J=6.8H
z),1.12(d,3H,J=6.1Hz),1.3
3(m,10H),1.74(m,2H),1.98
(m,3H),2.40(s6H),2.3−2.6
(m,3H),2.8(m,2H),2.9−3.1
(m,1H),3.3−3.5(m,2H),3.6−
4.7(m,16H),5.06(d,1H,J=3.
8Hz),5.33(d,1H,J=3Hz),6.7
7(d,2H,J=8.6Hz),6.86(d,1
H,J=8.3Hz),7.03(dd,1H,J=
8.3Hz & 2Hz),7.07(d,2H,J=
8.6Hz),7.31(d,1H,J=2Hz)
【0295】実施例47 実施例6と同様にして、FR133303物質を塩化4
−オクチルオキシフェニルスルホニルと反応させてFR
141564物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(DMSO−d+DO,δ):0.87
(t,3H,J=6.7Hz),0.97(d,3H,
J=6.8Hz),1.04(d,3H,J=5.7H
z),1.1−1.5(m,10H),1.6−2.1
(m,5H),2.45(m,3H),2.5−2.7
(m,1H),3.19(m,1H),3.7−4.5
(m,16H),4.80(d,1H,J=3Hz),
4.88(d,1H,J=4Hz),5.08(d,1
H,J=3Hz),6.74(d,1H,J=8.2H
z),6.82(d,1H,J=8.2Hz),6.8
4(d,2H,J=8.7Hz),7.07(s,1
H),7.51(d・2H,J=8.7Hz) FAB−MS e/z=1249(M+Na)
【0296】実施例48 実施例6と同様にして、FR133303物質を塩化6
−オクチルオキシ−2−ナフチルスルホニルと反応させ
てFR143170物質を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 NMR(CDOD,δ):0.29(d,3H,J=
6.0Hz),0.91(t,3H,J=6.7H
z),1.07(d,3H,J=6.9Hz),1.2
5−1.6(m,10H),1.7−2.2(m,5
H),2.2−2.6(m,4H),3.37(m,1
H),3.55−4.65(m,17H),4.97
(m,1H),5.54(m,1H),6.84(d,
1H,J=8.3Hz),7.01(dd,1H,J=
8.4Hz & 2Hz),7.15−7.3(m,3
H),7.75−8.0(m,3H),8.35(s,
1H)FAB−MS e/z=1299(M+Na)
【0297】実施例49 実施例5で得られたFR138364物質(0.24
g)のアセトニトリル(5ml)溶液にp−トルエンス
ルホン酸(0.132g)を加え、室温で8時間攪拌す
る。反応混合物を水に加え、飽和重炭酸ナトリウム水溶
液でpH4.5に調整する。水溶液をダイヤイオンHP
−20カラムクロマトグラフィーに付し、80%メタノ
ール水溶液で溶出する。目的化合物を含む画分を合わ
せ、減圧下メタノールを除く。残留物を凍結乾燥して、
FR138912物質(0.15g)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 FAB−M4 e/z=1272(M+K)
【0298】実施例50 実施例8で得られたFR138728物質(0.15
g)と1−オクチル−1,4−ジヒドロピリジン−4−
チオン(0.031g)のN,N−ジメチルホルムアミ
ド中混合物を氷冷下1.5時間攪拌する。反応混合物を
ジエチルエーテル(50ml)で粉末化する。析出物を
濾過し、五酸化燐で減圧下乾燥する。粉末を水(300
ml)に加え、pH4.5に調製する。水溶液をダイヤ
イオンHP−20(50ml)カラムクロマトグラフィ
ーに付し、80%メタノール水溶液で溶出する。目的化
合物を含む画分を合わせ、減圧下メタノールを除く。残
留物を凍結乾燥して、FR138960物質(0.15
g)を得る。 IR(ヌジョール): 3300,1620cm−1 FAB−MS e/z=1222(FreeM+Na)
【0299】実施例3と同様にして、下記の化合物(実
施例51ないし53)を得る。
【0300】実施例51 FR138727物質 NMR(CDOD,δ): 0.90(3H,t,J
=6.8Hz),1.05(3H,d,J=6.8H
z),1.17−1.33(13H,m),1.6−
1.8(2H,m),1.9−2.1(3H,m),
2.50(1H,m),2.75(1H,dd,J=1
6Hz & 4Hz),3.40(1H,m),3.7
−3.8(1H,m),3.98(2H,t,J=6.
2Hz),3.9−4.2(5H,m),4.3−4.
5(5H,m),4.5−4.7(3H,m),4.9
7(1H,d,J=3Hz),5.06(1H,s),
5.20(1H,d,J=3Hz),5.40(1H,
d,J=3Hz),6.85(1H,d,J=8.3H
z),6.95(2H,d,J=8.5Hz),7.0
2(1H,d,J=8.3Hz),7.30(1H,
d,J=8.5Hz),7.44(1H,s)
【0301】実施例52 FR138912物質 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1
【0302】実施例53 FR138960物質 IR(ヌジョール):3300,1620cm−1 製造例5と同様にして、下記の化合物(製造例94およ
び95)を得る。
【0303】製造例94 4−(4−ヘプチルオキシフェニル)安息香酸スクシン
イミドエステル IR(ヌジョール):1760,1740,1600c
−1 NMR(CDCl,δ):0.87(3H,t,J=
6.8Hz),1.2−1.7(8H,m),1.7−
1.9(2H,m),2.92(4H,s),4.01
(2H,t,J=6.5Hz),7.00(2H,d,
J=8.8Hz),7.58(2H,d,J=8.8H
z),7.69(2H,d,J=8.5Hz),8.1
7(2H,d,J=8.5Hz)
【0304】製造例95 4−(4−ヘキシルオキシフェノキシ)安息香酸スクシ
ンイミドエステル IR(ヌジョール):1760,1720,1600c
−1 NMR(CDCl,δ):0.92(3H,t,J=
6.8Hz),1.2−1.5(6H,m),1.7−
1.9(2H,m),2.90(4H,s),3.96
(2H,t,J=6.5Hz),6.9−7.1(6
H,m),8.07(2H,d,J=9Hz)
【0305】実施例54および55の化合物の化学構造
を以下に示す。
【0306】
【0307】実施例3と同様にして、下記の化合物(実
施例54および55)を得る。
【0308】実施例54 FR144274 IR(ヌジョール: 3300,1620cm−1 元素分析 C5573SO22Na・6HOと
して 計算値 C:48.53,H:6.29,N:8.2
3,S:2.35 実測値 C:48.36,H:6.34,N:8.1
5,S:2.30 FAB−MS e/z=1275(M+Na)
【0309】実施例55 FR144271 元素分析 C5471SO23Na・6HOと
して 計算値 C:47.57,H:6.14,N:8.2
2,S:2.35 実測値 C:47.58,H:6.05,N:8.1
8,S:2.27 FAB−MS e/z=1277(M+Na)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 99:00 (31)優先権主張番号 9106822.1 (32)優先日 1991年4月2日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (72)発明者 鶴海 泰久 つくば市竹園3−21−1−510−601 (72)発明者 重松 伸治 つくば市梅園2−5−4−601 (72)発明者 笠原 千義 池田市緑丘2−2−13 (72)発明者 日野 資弘 土浦市東崎町13−3−1003 (72)発明者 奥原 正国 つくば市梅園2−14−10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 式: [式中、Rは水素またはアシル、Rはヒドロキシま
    たはアシルオキシ、Rは水素、ヒドロキシまたはヒド
    ロキシスルホニルオキシ、Rは水素またはカルバモイ
    ル、およびRおよびRは各々水素またはヒドロキシ
    を意味する。(但し、(i)Rが水素である場合は、
    はアシルオキシであり、また、(ii)Rが水素
    である場合は、Rは水素である。)]で示されるポリ
    ペプチド化合物またはその塩類を有効成分として含有す
    るニューモシスチス カリニ 感染症の予防および治療
    剤。
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