JPH059670A - 低磁歪非晶質合金 - Google Patents
低磁歪非晶質合金Info
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- JPH059670A JPH059670A JP3099219A JP9921991A JPH059670A JP H059670 A JPH059670 A JP H059670A JP 3099219 A JP3099219 A JP 3099219A JP 9921991 A JP9921991 A JP 9921991A JP H059670 A JPH059670 A JP H059670A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
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- H01F1/147—Alloys characterised by their composition
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- H01F1/15316—Amorphous metallic alloys, e.g. glassy metals based on Co
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 式(Ni0.5 Co0.5-x Tx )100-b Mb 又
は式(Ni0.75Co0.25-xTx )100-b Mb を有し、式
中、TはMn,Cr及びVのうちの少くとも1種、M
は、B,Si,P,C、及びGeのうちの少くとも1種
であり、xは0.25以下、bは17〜22である、少
くとも50%が非晶質の磁性合金。 【効果】 二次加工が容易で、優れた安定性を有するほ
とんどゼロに近い低磁歪の非晶質合金を提供する。磁気
ひずみ値−8×10-6乃至+2×10-6、飽和誘導値
0.1乃至0.8Tを有する。
は式(Ni0.75Co0.25-xTx )100-b Mb を有し、式
中、TはMn,Cr及びVのうちの少くとも1種、M
は、B,Si,P,C、及びGeのうちの少くとも1種
であり、xは0.25以下、bは17〜22である、少
くとも50%が非晶質の磁性合金。 【効果】 二次加工が容易で、優れた安定性を有するほ
とんどゼロに近い低磁歪の非晶質合金を提供する。磁気
ひずみ値−8×10-6乃至+2×10-6、飽和誘導値
0.1乃至0.8Tを有する。
Description
【0001】本発明は非晶質合金に関し、さらに詳しく
は、ある種の遷移金属とメタロイド元素を含む、コバル
ト及びニッケルに富む非晶質金属合金に関する。
は、ある種の遷移金属とメタロイド元素を含む、コバル
ト及びニッケルに富む非晶質金属合金に関する。
【0002】磁性材料の容易な磁化および減磁を抑制し
得る3つの物理的パラメーターがある。強い異方性、0
でない磁気ひずみ、および高周波における低い抵抗率で
ある。金属ガラスは一般に100マイクロohm cmより大
きい抵抗率を示すが、結晶質および多結晶質磁性金属
は、一般に、50マイクロohm cmより小さい抵抗率を示
す。また、金属ガラスは、ランダムに不規則な構造を有
しているために、通常その物理的性質が等方性であり、
磁化もそのような物理的性質の1つである。これら2つ
の特徴を有するために、金属ガラスは、通常の磁性金属
よりも初期利点を有している。しかしながら、金属ガラ
スは、一般にゼロの磁気ひずみを示さない。ゼロの磁気
ひずみガラスが見出し得るとき、それらは一般に、良好
な軟磁性金属である。(R.C.O' Handley,
B.A.Nesbitt,およびL.I.Mendel
sohn,IEEETrans Mag−12,第94
2頁,1976,米国特許第4,038,073号、お
よび同第4,150,981)何故なら、それらは上記
3つの是認された基準を満足するからである。この理由
により、低磁歪金属ガラスに関する多くの刊行物がある
ことによって示されるように、磁気ひずみゼロのガラス
に対して強い関心がもたれてきた(A.W.Simps
onおよびW.G.Clements,IEEE Tr
ans Mag−11,第133頁,1975;N,T
suya,K.I.Arai,Y.Shiragaおよ
びT.Masumoto,Phys.Lett.A5
1,第121頁,1975;H.A.Brooks,J
our.Appl.Phys,47,第334頁,19
75;T.Egami,P.J.Flandersおよ
びC.D.Graham,Jr., Appl.Phy
s.Lett.26,第128頁,1975およびAI
P Conf.Proc.No.24,第697頁,19
75;R.C.Sherwood,E.M.Gyorg
y.H.S.Chen.S.D.Ferris,G.N
ormanおよびH.J.Leamy,AIPCon
f.Proc.No.24,第745頁,1975;H.
Fujimori,K.I.Arai,H.Shira
ga,M.Yamada,T.Masumotoおよび
N.Tsuya,Japan,Jour,Appl.P
hys.15,第705頁,1976;L.Kraus
およびJ.Schneider,Phys,Stat,
Sol.a39,第K161頁,1977;R.C.
O' Handley in Amorphous Ma
gnetism,R.LevyおよびR.Hasega
wa編(Plenum Press,New York
1977),第379頁;R.C.O' Handle
y,Solid State Communicati
ons 21,第1119頁,1977;R.C.O'
Handley,Solid State Commu
nications22,第458頁,1977;R.
C.O' Handley,Phys.Rev.18,第
930頁,1978;H.S.Chem,E.M.Gy
orgy,H.J.LeamyおよびR.C.Sher
wood,米国特許第4,056,411号,11月1
日,1977)。
得る3つの物理的パラメーターがある。強い異方性、0
でない磁気ひずみ、および高周波における低い抵抗率で
ある。金属ガラスは一般に100マイクロohm cmより大
きい抵抗率を示すが、結晶質および多結晶質磁性金属
は、一般に、50マイクロohm cmより小さい抵抗率を示
す。また、金属ガラスは、ランダムに不規則な構造を有
しているために、通常その物理的性質が等方性であり、
磁化もそのような物理的性質の1つである。これら2つ
の特徴を有するために、金属ガラスは、通常の磁性金属
よりも初期利点を有している。しかしながら、金属ガラ
スは、一般にゼロの磁気ひずみを示さない。ゼロの磁気
ひずみガラスが見出し得るとき、それらは一般に、良好
な軟磁性金属である。(R.C.O' Handley,
B.A.Nesbitt,およびL.I.Mendel
sohn,IEEETrans Mag−12,第94
2頁,1976,米国特許第4,038,073号、お
よび同第4,150,981)何故なら、それらは上記
3つの是認された基準を満足するからである。この理由
により、低磁歪金属ガラスに関する多くの刊行物がある
ことによって示されるように、磁気ひずみゼロのガラス
に対して強い関心がもたれてきた(A.W.Simps
onおよびW.G.Clements,IEEE Tr
ans Mag−11,第133頁,1975;N,T
suya,K.I.Arai,Y.Shiragaおよ
びT.Masumoto,Phys.Lett.A5
1,第121頁,1975;H.A.Brooks,J
our.Appl.Phys,47,第334頁,19
75;T.Egami,P.J.Flandersおよ
びC.D.Graham,Jr., Appl.Phy
s.Lett.26,第128頁,1975およびAI
P Conf.Proc.No.24,第697頁,19
75;R.C.Sherwood,E.M.Gyorg
y.H.S.Chen.S.D.Ferris,G.N
ormanおよびH.J.Leamy,AIPCon
f.Proc.No.24,第745頁,1975;H.
Fujimori,K.I.Arai,H.Shira
ga,M.Yamada,T.Masumotoおよび
N.Tsuya,Japan,Jour,Appl.P
hys.15,第705頁,1976;L.Kraus
およびJ.Schneider,Phys,Stat,
Sol.a39,第K161頁,1977;R.C.
O' Handley in Amorphous Ma
gnetism,R.LevyおよびR.Hasega
wa編(Plenum Press,New York
1977),第379頁;R.C.O' Handle
y,Solid State Communicati
ons 21,第1119頁,1977;R.C.O'
Handley,Solid State Commu
nications22,第458頁,1977;R.
C.O' Handley,Phys.Rev.18,第
930頁,1978;H.S.Chem,E.M.Gy
orgy,H.J.LeamyおよびR.C.Sher
wood,米国特許第4,056,411号,11月1
日,1977)。
【0003】Co−Mn−Bガラスの磁気ひずみにゼロ
が存在することがドイツ国,Hanau,Vacuum
schmeltze A.G.のH.Hiltzing
erによって観察された。
が存在することがドイツ国,Hanau,Vacuum
schmeltze A.G.のH.Hiltzing
erによって観察された。
【0004】Journal of Applied
Physics,第49巻,第5663頁,1978年
において、N.Heiman,R.D.Hempste
adおよびN.Kazamaによって6原子%のCrを
含むCo富ガラスに言及がなされている。彼らの関心
は、Co−B系の薄いフィルムの腐食抵抗を改善するこ
とにあった。同論文中では、磁気ひずみについては全く
言及がなされていない。最近、RITU(東北大学研究
所)発行のScientific Reports o
f RITU,A,1978年6月号の付録第117頁
において、T.Mizoguchiにより、Co80-xT
x P10P10ガラス(T=Mn,CrまたはV)の飽和モ
ーメントおよびキュリー温度が報告された。しかしなが
ら、それらの金属ガラスについての磁気ひずみ特性につ
いては全く報告されていない。
Physics,第49巻,第5663頁,1978年
において、N.Heiman,R.D.Hempste
adおよびN.Kazamaによって6原子%のCrを
含むCo富ガラスに言及がなされている。彼らの関心
は、Co−B系の薄いフィルムの腐食抵抗を改善するこ
とにあった。同論文中では、磁気ひずみについては全く
言及がなされていない。最近、RITU(東北大学研究
所)発行のScientific Reports o
f RITU,A,1978年6月号の付録第117頁
において、T.Mizoguchiにより、Co80-xT
x P10P10ガラス(T=Mn,CrまたはV)の飽和モ
ーメントおよびキュリー温度が報告された。しかしなが
ら、それらの金属ガラスについての磁気ひずみ特性につ
いては全く報告されていない。
【0005】Journal of Applied
Physics,第50巻,第7597頁,1979年
において、S.OhnumaおよびT.Masumot
oは、Co−Fe−B−Si系ガラス中の成分元素を軽
遷移金属(Mn,Cr,V,W,Ta,MoおよびN
b)で置換したときの磁化および磁気ひずみについての
彼等の研究の概要を述べている。彼等は、磁気ひずみが
ゼロとなる付近の組成範囲において、保磁率(coer
civity)が減少し、有効透磁率が増加することを
示している。
Physics,第50巻,第7597頁,1979年
において、S.OhnumaおよびT.Masumot
oは、Co−Fe−B−Si系ガラス中の成分元素を軽
遷移金属(Mn,Cr,V,W,Ta,MoおよびN
b)で置換したときの磁化および磁気ひずみについての
彼等の研究の概要を述べている。彼等は、磁気ひずみが
ゼロとなる付近の組成範囲において、保磁率(coer
civity)が減少し、有効透磁率が増加することを
示している。
【0006】容易に2次加工でき、優れた安定性を有す
る改良された軟性ゼロ磁性材料を必要とする新しい用途
は、さらに特定な組成の合金を開発する努力を必要とす
るようになった。
る改良された軟性ゼロ磁性材料を必要とする新しい用途
は、さらに特定な組成の合金を開発する努力を必要とす
るようになった。
【0007】本発明は、2次加工が容易で熱的に安定な
低磁歪およびゼロ磁歪ガラス質合金を提供する。該合金
は少くとも50%が非晶質であって、実質上次の式によ
って定義される組成からなり:(Co1-x Tx )100-b
(B1-y Yy )b 、ただし式中TはCrおよびVのうち
の少くとも1つであり、Yは炭素および珪素のうちの少
くとも1つであり、Bは硼素であり、xは0.05〜
0.25の範囲内にあり、yは0.75以下の範囲内に
あり、bは14〜28の範囲内にある。本発明の合金は
−6×10-6乃至4×10-6の範囲内の磁気ひずみ値を
有し、かつ0.2乃至1.0Tの飽和誘導を有してい
る。
低磁歪およびゼロ磁歪ガラス質合金を提供する。該合金
は少くとも50%が非晶質であって、実質上次の式によ
って定義される組成からなり:(Co1-x Tx )100-b
(B1-y Yy )b 、ただし式中TはCrおよびVのうち
の少くとも1つであり、Yは炭素および珪素のうちの少
くとも1つであり、Bは硼素であり、xは0.05〜
0.25の範囲内にあり、yは0.75以下の範囲内に
あり、bは14〜28の範囲内にある。本発明の合金は
−6×10-6乃至4×10-6の範囲内の磁気ひずみ値を
有し、かつ0.2乃至1.0Tの飽和誘導を有してい
る。
【0008】本発明は、2次加工が容易で熱的に安定な
ニッケル・コバルト富合金およびコバルト−鉄−ニッケ
ル基かつニッケル富磁性合金を提供する。該コバルト−
鉄−ニッケル基合金は、少くとも50%が非晶質であ
り、かつ式:(Co1-x-y-z Fex Niy Tz )100-x
(B1-w Mw )b によって定義される組成から実質上な
る合金であり、ここに上記式中TはMn,Cr,V,T
i,Mo,NbおよびWのうちの少くとも1種であり、
MはSi,P,CおよびGeのうち少くとも1種であ
り、Bは硼素であり、xは0.05〜0.25の範囲内
にあり、yは0.05〜0.80の範囲内にあり、zは
0〜0.25の範囲内にあり、bは12〜30原子%の
範囲内にあり、wは、MがSiまたはGeのとき、0.
75以下の範囲内にあり、MがCまたはPのとき、0.
5以下の範囲内にある。これらの合金は、約−7×10
-6乃至+5×10-6の磁気ひずみ値と0.2乃至1.4
Tの飽和誘導とを有している。該ニッケル・コバルト富
合金は、少くとも50%が非晶質であり、次の式によっ
て定義される組成から実質上なり;(Ni0.5 Co0.5-
x Tx )100-b Mb 、ここに前記式中TはMn,Cr,
およびVのうちの少くとも1つであり、MはB,Si,
P,CおよびGeのうちの少くとも1つであり、xは
0.25以下であり、bは17〜22の範囲内にある。
該コバルト・ニッケル富合金は、−8×10-6乃至+2
×10-6の磁気ひずみ値と、0.3〜0.8Tの飽和誘
導とを有している。
ニッケル・コバルト富合金およびコバルト−鉄−ニッケ
ル基かつニッケル富磁性合金を提供する。該コバルト−
鉄−ニッケル基合金は、少くとも50%が非晶質であ
り、かつ式:(Co1-x-y-z Fex Niy Tz )100-x
(B1-w Mw )b によって定義される組成から実質上な
る合金であり、ここに上記式中TはMn,Cr,V,T
i,Mo,NbおよびWのうちの少くとも1種であり、
MはSi,P,CおよびGeのうち少くとも1種であ
り、Bは硼素であり、xは0.05〜0.25の範囲内
にあり、yは0.05〜0.80の範囲内にあり、zは
0〜0.25の範囲内にあり、bは12〜30原子%の
範囲内にあり、wは、MがSiまたはGeのとき、0.
75以下の範囲内にあり、MがCまたはPのとき、0.
5以下の範囲内にある。これらの合金は、約−7×10
-6乃至+5×10-6の磁気ひずみ値と0.2乃至1.4
Tの飽和誘導とを有している。該ニッケル・コバルト富
合金は、少くとも50%が非晶質であり、次の式によっ
て定義される組成から実質上なり;(Ni0.5 Co0.5-
x Tx )100-b Mb 、ここに前記式中TはMn,Cr,
およびVのうちの少くとも1つであり、MはB,Si,
P,CおよびGeのうちの少くとも1つであり、xは
0.25以下であり、bは17〜22の範囲内にある。
該コバルト・ニッケル富合金は、−8×10-6乃至+2
×10-6の磁気ひずみ値と、0.3〜0.8Tの飽和誘
導とを有している。
【0009】本発明の好ましい具体例についての下記の
詳細な記述および添付の図面に言及がなされるとき、本
発明はさらにもっと十分に理解され、かつその上の利点
も明らかとなるであろう。
詳細な記述および添付の図面に言及がなされるとき、本
発明はさらにもっと十分に理解され、かつその上の利点
も明らかとなるであろう。
【0010】本発明によって、少くとも50%が非晶質
であり、(Co1-x Tx )100-b (B1-y Yy )b の組
成から実質上なる磁性合金が提供される。ここに前記式
中Tはクロムおよびバナジウムのうち少くとも1つであ
り、Yは炭素および珪素のうち少くとも1つであり、x
は0.05〜0.25の範囲内にあり、yは0.75以
下の範囲内にあり、bは14〜28の範囲内にある。該
ガラス質合金は−6×10-6乃至4×10-6の磁気ひず
み値と0.2乃至1.0Tの飽和誘導とを有している。
であり、(Co1-x Tx )100-b (B1-y Yy )b の組
成から実質上なる磁性合金が提供される。ここに前記式
中Tはクロムおよびバナジウムのうち少くとも1つであ
り、Yは炭素および珪素のうち少くとも1つであり、x
は0.05〜0.25の範囲内にあり、yは0.75以
下の範囲内にあり、bは14〜28の範囲内にある。該
ガラス質合金は−6×10-6乃至4×10-6の磁気ひず
み値と0.2乃至1.0Tの飽和誘導とを有している。
【0011】上記組成物の純度は通常市販されているも
のの純度である。しかしながら、本発明の合金は、組成
物の全量を基準として5原子%以下の少くとも1つの他
の遷移金属元素たとえばFe,Co,Ni,Cu,Z
n,Mn,Cr,V,Ti,Zr,Nb,Ta,Mo,
W,Ru,RhおよびPd、組成物全量を基準として約
2原子%以下の少くとも1つの他のメタロイド元素たと
えばB,C,Si,P,Ge,Al,N,OおよびS
を、これらガラス質合金の所望の磁気特性を著しく低下
させることなく、含み得ることが理解されるであろう。
のの純度である。しかしながら、本発明の合金は、組成
物の全量を基準として5原子%以下の少くとも1つの他
の遷移金属元素たとえばFe,Co,Ni,Cu,Z
n,Mn,Cr,V,Ti,Zr,Nb,Ta,Mo,
W,Ru,RhおよびPd、組成物全量を基準として約
2原子%以下の少くとも1つの他のメタロイド元素たと
えばB,C,Si,P,Ge,Al,N,OおよびS
を、これらガラス質合金の所望の磁気特性を著しく低下
させることなく、含み得ることが理解されるであろう。
【0012】本発明の非晶質合金は、前記組成物の溶融
体を、少くとも105 ℃/秒の速度で冷却することによ
ってつくることができる。当該技術分野でよく知られて
いるように、スプラット急冷した箔および超急冷した連
続リボン、ワイヤー、シート等を成形加工するためには
各種の方法が利用できる。典型的には、ある特定の組成
を選び、必要な元素の(または分解してそのような元素
を生ずる物質たとえばニッケルボライド等の)粉末を所
望の比率で混合したものを溶融均一化し、該溶融合金を
回転している冷却シリンダーのような冷却表面上で超急
冷するか、あるいは冷却ブライン液のような適当な流体
媒質中で超急冷する。非晶質合金は空気中でもつくるこ
とができる。しかしながら、Ray等への米国特許第
4,154,283号に開示されているように、絶対圧
力が5.5cmHg以下、好ましくは、100μm〜1cmHg
の不完全真空中でこれらの非晶質合金を形成することに
より、優れた機械的性質を得ることができる。
体を、少くとも105 ℃/秒の速度で冷却することによ
ってつくることができる。当該技術分野でよく知られて
いるように、スプラット急冷した箔および超急冷した連
続リボン、ワイヤー、シート等を成形加工するためには
各種の方法が利用できる。典型的には、ある特定の組成
を選び、必要な元素の(または分解してそのような元素
を生ずる物質たとえばニッケルボライド等の)粉末を所
望の比率で混合したものを溶融均一化し、該溶融合金を
回転している冷却シリンダーのような冷却表面上で超急
冷するか、あるいは冷却ブライン液のような適当な流体
媒質中で超急冷する。非晶質合金は空気中でもつくるこ
とができる。しかしながら、Ray等への米国特許第
4,154,283号に開示されているように、絶対圧
力が5.5cmHg以下、好ましくは、100μm〜1cmHg
の不完全真空中でこれらの非晶質合金を形成することに
より、優れた機械的性質を得ることができる。
【0013】該非晶質金属合金は、X−線回折による測
定で少くとも50%が非晶質であり、好ましくは少くと
も80%が非晶質である。しかしながら、これらの非晶
質金属合金を部分的(すなわち不完全)真空中で形成す
ることにより、100%非晶質に近い実質上の非晶質が
得られる。これによって延性が改善される。従って実質
上の非晶質性を有するこれらの合金は、好ましい非晶質
合金である。
定で少くとも50%が非晶質であり、好ましくは少くと
も80%が非晶質である。しかしながら、これらの非晶
質金属合金を部分的(すなわち不完全)真空中で形成す
ることにより、100%非晶質に近い実質上の非晶質が
得られる。これによって延性が改善される。従って実質
上の非晶質性を有するこれらの合金は、好ましい非晶質
合金である。
【0014】これらの合金のリボンは、軟磁性分野に用
途があり、また低い磁気ひずみ、高い熱的安定性(たと
えば約100℃まで安定)および卓越した2次加工性が
必要とされる分野に用途がある。
途があり、また低い磁気ひずみ、高い熱的安定性(たと
えば約100℃まで安定)および卓越した2次加工性が
必要とされる分野に用途がある。
【0015】下記の実施例は、より完全な発明の理解を
可能ならしめるために記されたものである。採用された
特定の技術、条件、物質、比率および報告されたデータ
は、発明の原理および実施方法を説明するための例示的
なものであり、これらが発明の範囲を制限するものと解
釈されるべきではない。
可能ならしめるために記されたものである。採用された
特定の技術、条件、物質、比率および報告されたデータ
は、発明の原理および実施方法を説明するための例示的
なものであり、これらが発明の範囲を制限するものと解
釈されるべきではない。
【0016】実施例
組成のわかった合金溶融体を超急冷して非結晶質のリボ
ンを形成した。リボンの組成は溶融体と同じものである
と考えてよいであろう。該リボンは、典型的には40マ
イクロメーター(μm)×2mmの横断面を有しており、
これらリボンはいくつかの正方形にカットされた。29
5K<T<Tx ,結晶化温度で、特定の磁化σ(4.2
K,9KOe)およびσ(T,9KOe)について、振
動試料マグネトメーター測定を行なうためであった。キ
ュリー温度はσ(T,9KOe)曲線における変曲点か
ら得られた。
ンを形成した。リボンの組成は溶融体と同じものである
と考えてよいであろう。該リボンは、典型的には40マ
イクロメーター(μm)×2mmの横断面を有しており、
これらリボンはいくつかの正方形にカットされた。29
5K<T<Tx ,結晶化温度で、特定の磁化σ(4.2
K,9KOe)およびσ(T,9KOe)について、振
動試料マグネトメーター測定を行なうためであった。キ
ュリー温度はσ(T,9KOe)曲線における変曲点か
ら得られた。
【0017】磁気ひずみ測定は、4KOe以下の磁界中
で、金属箔ひずみゲージを用いて行なった(これについ
ては、Solid State Communicat
ion,第22巻,第485頁,1977年中に、R.
C.O' Handleyによって、より詳しく報告され
ている)。これらの測定値の精度は、歪全体の大きさの
10%以内であり、歪感度は10-7オーダーであると考
えられる。
で、金属箔ひずみゲージを用いて行なった(これについ
ては、Solid State Communicat
ion,第22巻,第485頁,1977年中に、R.
C.O' Handleyによって、より詳しく報告され
ている)。これらの測定値の精度は、歪全体の大きさの
10%以内であり、歪感度は10-7オーダーであると考
えられる。
【0018】Co80-xTx B20(T=Fe,Mn,C
r,V)という組成を持つガラスの組成を表すxの関数
としての室温比飽和磁化σ(295K,9KOe)の組
成変化が図1に示されている。図1における傾向は、こ
れらの合金の飽和モーメントnB およびキュリー温度T
c 両者の変化を反映する。
r,V)という組成を持つガラスの組成を表すxの関数
としての室温比飽和磁化σ(295K,9KOe)の組
成変化が図1に示されている。図1における傾向は、こ
れらの合金の飽和モーメントnB およびキュリー温度T
c 両者の変化を反映する。
【0019】Co富ガラスのキュリー温度は、一般に結
晶化温度Tx の十分上にあるが、CrまたはVを十分多
量に添加すると、Tx の下に落ちる(図2参照)。
晶化温度Tx の十分上にあるが、CrまたはVを十分多
量に添加すると、Tx の下に落ちる(図2参照)。
【0020】磁気装置で有効に使用できるためには、そ
の材料はしかるべき磁性を示すものでなければならな
い。パーマロイ〔(Ni82Fe18)1-x Xx ,ただしX
=MoまたはCu、x<0.04〕によって代表される
種類の市販のゼロ磁歪結晶質金属合金は、その有する飽
和誘導Bs =H+4πMs =4πMs が約0.6〜0.
8テスラ(6〜8Kガウス)である。図1に示す比磁化
(specific magnetizations)
は、質量密度倍の4π/10,000をかけることによ
りテスラに換算することができる。これら研究されたガ
ラスの密度は、Co80B20,Fe80B20およびCo70F
e10B20などのガラスについて測定された密度および結
晶質Co,Fe,Mn,CrおよびVの公知の密度から
推定することができる。
の材料はしかるべき磁性を示すものでなければならな
い。パーマロイ〔(Ni82Fe18)1-x Xx ,ただしX
=MoまたはCu、x<0.04〕によって代表される
種類の市販のゼロ磁歪結晶質金属合金は、その有する飽
和誘導Bs =H+4πMs =4πMs が約0.6〜0.
8テスラ(6〜8Kガウス)である。図1に示す比磁化
(specific magnetizations)
は、質量密度倍の4π/10,000をかけることによ
りテスラに換算することができる。これら研究されたガ
ラスの密度は、Co80B20,Fe80B20およびCo70F
e10B20などのガラスについて測定された密度および結
晶質Co,Fe,Mn,CrおよびVの公知の密度から
推定することができる。
【0021】ρx を結晶質物質Xの質量密度、ρg をガ
ラス質物質X80B20の質量密度と定義するとき、測定量
の比ρg /ρx はC80B20およびFe80B20については
0.92〜0.94であることが見出された。表Iに示
す仮説的なX80B20ガラスについても、類似の傾向が保
たれている。X80B20(X=Mn,Cr,V)という組
成のガラスについての推定密度も表Iに示されている。
Co70X10B20ガラスの密度は、Co80B20およびX80
B20の密度を組み合わせて直線的に計算したものであ
る。そのようにして求めたCo70Fe10B20についての
値は、そのガラスについて測定した密度よりも僅か1%
未満大きいだけであった。
ラス質物質X80B20の質量密度と定義するとき、測定量
の比ρg /ρx はC80B20およびFe80B20については
0.92〜0.94であることが見出された。表Iに示
す仮説的なX80B20ガラスについても、類似の傾向が保
たれている。X80B20(X=Mn,Cr,V)という組
成のガラスについての推定密度も表Iに示されている。
Co70X10B20ガラスの密度は、Co80B20およびX80
B20の密度を組み合わせて直線的に計算したものであ
る。そのようにして求めたCo70Fe10B20についての
値は、そのガラスについて測定した密度よりも僅か1%
未満大きいだけであった。
【0022】
【0023】図3には、Co80B20ガラスの飽和磁気ひ
ずみに対するFe,Mn,CrおよびV置換の効果が示
されている。O' Handley等の米国特許第4,0
38,073号に開示されているCoをFeで置換する
ケースのように、より軽い遷移金属はゼロを通過してλ
s (飽和磁気歪値)を増加させ、MnおよびCr置換の
場合はTc より低い正の値に到らしめ、V置換の場合に
はゼロに到る。Co66V14B20ガラスの場合は、Tc =
300Kである(図2参照)。従って多分Tc が低いこ
とによるものと思われるが、室温における磁気ひずみは
0である。図4はC80-xTx B20非晶質合金についての
温度と磁気歪値との関係を示している。C80-xTx B20
非晶質合金の場合、Vが増加するにつれて磁気歪値はプ
ラスの方向に近付いており、V14の場合はほぼ0であ
る。この図に示されたデータを外挿すればVが14以上
の場合、4.2Kで正の磁気歪を示すであろうことが理
解できる。Co−Mn−B及びCo−Cr−Bガラスの
場合、同様にほぼゼロに近い低磁歪性であり、x≦14
の場合と、ほぼ同じ値を示す。このことは図3からも理
解できる。Co74Fe6 B20および関連ガラスはλ=0
のパーマロイの磁化の約2倍の磁化(magnetiz
ation)を有する非磁歪性合金である。Co71Mn
9 B20ガラスは同じカテゴリーの合金であり、λ=0,
σ(295K)=111emu /gm(4πM=11Kガウ
ス)である。
ずみに対するFe,Mn,CrおよびV置換の効果が示
されている。O' Handley等の米国特許第4,0
38,073号に開示されているCoをFeで置換する
ケースのように、より軽い遷移金属はゼロを通過してλ
s (飽和磁気歪値)を増加させ、MnおよびCr置換の
場合はTc より低い正の値に到らしめ、V置換の場合に
はゼロに到る。Co66V14B20ガラスの場合は、Tc =
300Kである(図2参照)。従って多分Tc が低いこ
とによるものと思われるが、室温における磁気ひずみは
0である。図4はC80-xTx B20非晶質合金についての
温度と磁気歪値との関係を示している。C80-xTx B20
非晶質合金の場合、Vが増加するにつれて磁気歪値はプ
ラスの方向に近付いており、V14の場合はほぼ0であ
る。この図に示されたデータを外挿すればVが14以上
の場合、4.2Kで正の磁気歪を示すであろうことが理
解できる。Co−Mn−B及びCo−Cr−Bガラスの
場合、同様にほぼゼロに近い低磁歪性であり、x≦14
の場合と、ほぼ同じ値を示す。このことは図3からも理
解できる。Co74Fe6 B20および関連ガラスはλ=0
のパーマロイの磁化の約2倍の磁化(magnetiz
ation)を有する非磁歪性合金である。Co71Mn
9 B20ガラスは同じカテゴリーの合金であり、λ=0,
σ(295K)=111emu /gm(4πM=11Kガウ
ス)である。
【0024】飽和磁気歪値(λs )は温度に依存する。
この点についていくつかの合金について図4に示した。
飽和磁気歪値の符号(sign)は、ここに示したガラ
スの2つにおいて変化することが観察された。磁気歪値
(λ)が正又は負からゼロに変る温度を補償温度(co
mpensation temperature)と称
する。こうした補償温度が金属ガラスに関して観察され
たことはなかった。バナジウム含有ガラスは補償が認識
される前に常磁性になるか結晶化してしまう。すなわち
V含有合金のいくつかにおいてはキュリー温度及び/又
は結晶化温度が低いため、合金のキュリー温度及び/又
は結晶化温度のいずれかをこえる前にクロスオーバー
(補償)温度に到達することはできないのである。図3
のグラフはそれぞれの合金において磁気歪値が温度の関
数であることを示している。図3に示されている負の磁
気ひずみを有するガラスは、幾分高い温度(室温よりも
約200℃程度までだけ高い温度。このような温度は電
子装置では珍しいことではない。)においてλs =0で
あることを必要とする用途に使用することができる。本
明細書に開示されている新規な低磁歪金属ガラス(Co
−Cr−BおよびCo−V−B)は、比較的低い4πM
s を示す(図1参照)。その結果として、それらの有用
性は、パーマロイその他のλs =0の結晶質または非結
晶質物質に対比して、より優れた機械的性質または改善
された腐蝕抵抗を必要とする用途に限定されている。
この点についていくつかの合金について図4に示した。
飽和磁気歪値の符号(sign)は、ここに示したガラ
スの2つにおいて変化することが観察された。磁気歪値
(λ)が正又は負からゼロに変る温度を補償温度(co
mpensation temperature)と称
する。こうした補償温度が金属ガラスに関して観察され
たことはなかった。バナジウム含有ガラスは補償が認識
される前に常磁性になるか結晶化してしまう。すなわち
V含有合金のいくつかにおいてはキュリー温度及び/又
は結晶化温度が低いため、合金のキュリー温度及び/又
は結晶化温度のいずれかをこえる前にクロスオーバー
(補償)温度に到達することはできないのである。図3
のグラフはそれぞれの合金において磁気歪値が温度の関
数であることを示している。図3に示されている負の磁
気ひずみを有するガラスは、幾分高い温度(室温よりも
約200℃程度までだけ高い温度。このような温度は電
子装置では珍しいことではない。)においてλs =0で
あることを必要とする用途に使用することができる。本
明細書に開示されている新規な低磁歪金属ガラス(Co
−Cr−BおよびCo−V−B)は、比較的低い4πM
s を示す(図1参照)。その結果として、それらの有用
性は、パーマロイその他のλs =0の結晶質または非結
晶質物質に対比して、より優れた機械的性質または改善
された腐蝕抵抗を必要とする用途に限定されている。
【0025】正および負の磁気ひずみを有するCo富ガ
ラス組成物は、直線的に添加されてゼロ磁歪を与えるこ
とができる。たとえば、Co70Fe10B20およびCo80
B20ガラスに対するλs はそれぞれ+4および−4×1
0-6である。これらのガラスの50−50%混合物はC
o75Fe5 B20となるが、これは実際にλs =0を示す
(O' Handley等,IEEE Trans Ma
g−12,第942頁,1976年)。同様に、Co40
Ni40B20についてλs =−7×10-6であるが、一方
Fe80B20についてはλs =32×10-6である。これ
らより、λ=0となる直線的混合物は0.18×(Fe
80B20)+0.82×(Co40Ni40B20)=Co33N
i33Fe14B20と推定されるが、これはλs =0である
ことが観察された組成であるところのCo33.5Ni33.5
Fe13B20に非常に近い。
ラス組成物は、直線的に添加されてゼロ磁歪を与えるこ
とができる。たとえば、Co70Fe10B20およびCo80
B20ガラスに対するλs はそれぞれ+4および−4×1
0-6である。これらのガラスの50−50%混合物はC
o75Fe5 B20となるが、これは実際にλs =0を示す
(O' Handley等,IEEE Trans Ma
g−12,第942頁,1976年)。同様に、Co40
Ni40B20についてλs =−7×10-6であるが、一方
Fe80B20についてはλs =32×10-6である。これ
らより、λ=0となる直線的混合物は0.18×(Fe
80B20)+0.82×(Co40Ni40B20)=Co33N
i33Fe14B20と推定されるが、これはλs =0である
ことが観察された組成であるところのCo33.5Ni33.5
Fe13B20に非常に近い。
【0026】対立する磁気ひずみの線状組合せの法則
(linear combination of op
posing magnetostrictions
(LCOM))が応用されて、さらに別のゼロ磁歪ガラ
スが開発された。
(linear combination of op
posing magnetostrictions
(LCOM))が応用されて、さらに別のゼロ磁歪ガラ
スが開発された。
【0027】図3にはこれらのゼロに近い低磁歪性合金
について、飽和磁歪と組成との関係を示す。表IIには、
このようなガラスのいくつかの例を示し、図5に、三角
組成図のコバルトに富んだコーナーにおいて、これらの
ガラスが占める位置を示した。このような、新たに開発
されたλs =0の組成物を結ぶ線は、使用したメタロイ
ドが、本発明ではBのみであるにもかかわらず、前述の
OhnumaとMasumotoが(Co−Fe−X)
78B14Si8 (X=Mn,Cr,V)ガラス(すなわち
メタロイドとしてB+Siを使用したガラス)について
観察した結果とよく合っている。
について、飽和磁歪と組成との関係を示す。表IIには、
このようなガラスのいくつかの例を示し、図5に、三角
組成図のコバルトに富んだコーナーにおいて、これらの
ガラスが占める位置を示した。このような、新たに開発
されたλs =0の組成物を結ぶ線は、使用したメタロイ
ドが、本発明ではBのみであるにもかかわらず、前述の
OhnumaとMasumotoが(Co−Fe−X)
78B14Si8 (X=Mn,Cr,V)ガラス(すなわち
メタロイドとしてB+Siを使用したガラス)について
観察した結果とよく合っている。
【0028】
【0029】Coに富んだガラスの磁気ひずみは、磁気
ひずみ上の2つの独立したメカニズムが正に打ち消し合
う(ニア・キャンセレーション)ため小さい。メカニズ
ムの一つは2−イオン・相互作用(two−ion i
nteraction)、すなわち正の2種イオン(F
eとT)の相互作用であり、もう一つはシングル−TM
−イオンターム、すなわち負の遷移金属(TM)イオン
(Co)によるものである。(O' Handley,P
hys.Rev.B18,第930ページ,1978
年,参照)。すなわちCoは純砕であればある程磁気ひ
ずみ的に負となり、負に寄与する。一方、FeとTの成
分は、正の磁気ひずみ要因となる。両者は互に打ち消し
あい、ほぼゼロに近い低磁歪合金を提供する。この現象
については、図5において(Co1-x-y Fex Ty )80
B20合金について図示的に説明した。
ひずみ上の2つの独立したメカニズムが正に打ち消し合
う(ニア・キャンセレーション)ため小さい。メカニズ
ムの一つは2−イオン・相互作用(two−ion i
nteraction)、すなわち正の2種イオン(F
eとT)の相互作用であり、もう一つはシングル−TM
−イオンターム、すなわち負の遷移金属(TM)イオン
(Co)によるものである。(O' Handley,P
hys.Rev.B18,第930ページ,1978
年,参照)。すなわちCoは純砕であればある程磁気ひ
ずみ的に負となり、負に寄与する。一方、FeとTの成
分は、正の磁気ひずみ要因となる。両者は互に打ち消し
あい、ほぼゼロに近い低磁歪合金を提供する。この現象
については、図5において(Co1-x-y Fex Ty )80
B20合金について図示的に説明した。
【0030】この相互作用に基づくCo富ガラスにおけ
る磁気ひずみの組成依存度は室温では一般に次の式によ
って示すことができる。
る磁気ひずみの組成依存度は室温では一般に次の式によ
って示すことができる。
【0031】
λs α+6.8×10-6−10.2×10-6×(100−x)/80
ただしここで最初の項目(α)は、(メタロイド量とは
無関係に)磁気ひずみにおける観察された2−イオン成
分に関し、そして残りは(TM濃度、すなわち100−
xによって直線的に変化する)磁気ひずみのシングル−
イオン成分に関する。従って、メタロイドxの量が増加
するにつれて、磁気ひずみは負性を減じ、λの変化はメ
タロイドが1原子%多くなる毎に+0.13×10-6と
なる。または、ゼロ磁歪組成は、100−xが増加する
につれて、鉄により一層富んだガラスにシフトする。シ
フトは、xが1%減少する毎に、約+0.23%Feで
ある。 図5に示すように、λs =0に対するCo−F
e−T比(T=Mn,Cr,V)は、12<x<28原
子%のガラス形成範囲内の他のTM/M比についてもほ
ぼ当てはまる。第1のオーダーの補正は、xが4%減少
する毎に、λs =0の線をFeに向って約1%だけシフ
トさせる。
無関係に)磁気ひずみにおける観察された2−イオン成
分に関し、そして残りは(TM濃度、すなわち100−
xによって直線的に変化する)磁気ひずみのシングル−
イオン成分に関する。従って、メタロイドxの量が増加
するにつれて、磁気ひずみは負性を減じ、λの変化はメ
タロイドが1原子%多くなる毎に+0.13×10-6と
なる。または、ゼロ磁歪組成は、100−xが増加する
につれて、鉄により一層富んだガラスにシフトする。シ
フトは、xが1%減少する毎に、約+0.23%Feで
ある。 図5に示すように、λs =0に対するCo−F
e−T比(T=Mn,Cr,V)は、12<x<28原
子%のガラス形成範囲内の他のTM/M比についてもほ
ぼ当てはまる。第1のオーダーの補正は、xが4%減少
する毎に、λs =0の線をFeに向って約1%だけシフ
トさせる。
【0032】メタロイドの種類は、Co富ガラスにおけ
る磁気ひずみの大きさおよび符号にほとんど影響を与え
ない(O' Handley in Amorphous
Magnetismeds.R.Levy and
R.Hasegawa.Plenum Press 1
977,第379頁)。したがって表IIおよび図5の組
成物は、もしBがP,C,Siまたはこれらメタロイド
の何らかの組合せによって置換されても、やはり磁気ひ
ずみが0に近いという点は変らないであろう。先に述べ
た対立する磁気ひずみの線状組合せの法則(LCOM)
は、図6に示したFe−Co−Ni3角磁歪図表のCo
−Ni側を横断して適用することもできる(O' Han
dleyの米国特許第4150981号参照)。表III
にはこのようにして得た代表的なほぼゼロ磁歪組成を示
す。
る磁気ひずみの大きさおよび符号にほとんど影響を与え
ない(O' Handley in Amorphous
Magnetismeds.R.Levy and
R.Hasegawa.Plenum Press 1
977,第379頁)。したがって表IIおよび図5の組
成物は、もしBがP,C,Siまたはこれらメタロイド
の何らかの組合せによって置換されても、やはり磁気ひ
ずみが0に近いという点は変らないであろう。先に述べ
た対立する磁気ひずみの線状組合せの法則(LCOM)
は、図6に示したFe−Co−Ni3角磁歪図表のCo
−Ni側を横断して適用することもできる(O' Han
dleyの米国特許第4150981号参照)。表III
にはこのようにして得た代表的なほぼゼロ磁歪組成を示
す。
【0033】
【0034】図6において、3角Fe−Co−Ni図表
のNi富コーナーに、加工が困難で比較的不安定なガラ
スの領域部分が存在する。しかし、各種の用途への可能
性をもった磁気ひずみがゼロまたは低いガラス質合金が
そこに存在する。
のNi富コーナーに、加工が困難で比較的不安定なガラ
スの領域部分が存在する。しかし、各種の用途への可能
性をもった磁気ひずみがゼロまたは低いガラス質合金が
そこに存在する。
【0035】もし、“遅い(late)”遷移金属Ni
が“早い(early)”TM(遷移金属)、たとえば
Mn,Cr,Vによってある程度までバランスされてい
れば、Ni−富ガラスはもっと容易につくられ、かつも
っと安定である。そういったガラスの例としてはNi50
Mn30B20,Ni60Cr20B20,または、Ni70V10B
20などがある。
が“早い(early)”TM(遷移金属)、たとえば
Mn,Cr,Vによってある程度までバランスされてい
れば、Ni−富ガラスはもっと容易につくられ、かつも
っと安定である。そういったガラスの例としてはNi50
Mn30B20,Ni60Cr20B20,または、Ni70V10B
20などがある。
【0036】上に示されたλs =0の合金の存在の証拠
および公知の軽いTMのNi−富ガラスに与える安定化
効果に基いて、Mn,Cr,および/またはVの添加に
より、Niに富んだ新規な低磁歪ガラスが、図6のλs
=0の線の下または近くの領域(すなわち、最初にλs
<0を示すガラス)に開発された。従って、たとえば、
(Co0.25Ni0.75)80B20は、Coの代りにMn,C
rまたはVを置換することにより、より一層2次加工性
が良好であり、かつガラス状態においてより安定である
ようにされることができ、かつその負の磁気ひずみがゼ
ロ近くまで増加させられることができる:(Ni0.75C
o0.25-xTx )80B20。
および公知の軽いTMのNi−富ガラスに与える安定化
効果に基いて、Mn,Cr,および/またはVの添加に
より、Niに富んだ新規な低磁歪ガラスが、図6のλs
=0の線の下または近くの領域(すなわち、最初にλs
<0を示すガラス)に開発された。従って、たとえば、
(Co0.25Ni0.75)80B20は、Coの代りにMn,C
rまたはVを置換することにより、より一層2次加工性
が良好であり、かつガラス状態においてより安定である
ようにされることができ、かつその負の磁気ひずみがゼ
ロ近くまで増加させられることができる:(Ni0.75C
o0.25-xTx )80B20。
【0037】以上本発明をかなり詳細に記述したが、そ
のような詳細はそれに厳密に固執させるためのものでは
なく、各種の変更および改良が当業者には自明であると
思う。そういったものもすべて、特許請求の範囲に定義
される本発明の技術範囲に属するものである。
のような詳細はそれに厳密に固執させるためのものでは
なく、各種の変更および改良が当業者には自明であると
思う。そういったものもすべて、特許請求の範囲に定義
される本発明の技術範囲に属するものである。
【図1】式:Co80-xTx B20(ただしTはFe,M
n,CrおよびVのうち少くとも1つであり、xは約1
6原子%以下の範囲内にある。)によって定義される組
成物についての飽和磁化を示すグラフである。
n,CrおよびVのうち少くとも1つであり、xは約1
6原子%以下の範囲内にある。)によって定義される組
成物についての飽和磁化を示すグラフである。
【図2】Tc が結晶化温度Tx よりも下にある組成物に
ついてのキュリー温度を示すグラフである。
ついてのキュリー温度を示すグラフである。
【図3】飽和磁歪と本発明の選ばれた合金についての組
成との関係を示すグラフである。
成との関係を示すグラフである。
【図4】温度と本発明の選ばれた合金についての磁歪値
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
【図5】式:(Co1-x-y Fex Ty )80B20(ただし
TはV,Cr,Mn,Fe,CoおよびNiのうち少く
とも1つである)によって定義される組成物についての
3角図表のコバルト−富コーナーを示す。
TはV,Cr,Mn,Fe,CoおよびNiのうち少く
とも1つである)によって定義される組成物についての
3角図表のコバルト−富コーナーを示す。
【図6】正および負の磁気ひずみの領域を示す3角Fe
−Co−Ni図表であって、点線は非晶質金属が形成さ
れ難くかつ熱的に不安定である領域を区分している。
−Co−Ni図表であって、点線は非晶質金属が形成さ
れ難くかつ熱的に不安定である領域を区分している。
Claims (4)
- 【請求項1】 式(Ni0.5 Co0.5-x Tx )100-b M
b を有し、少くとも50%が非晶質である磁性合金であ
って、前記式中TはMn,CrおよびVのうちの少くと
も1種であり、MはB,Si,P,CおよびGeのうち
の少くとも1種であり、xは0.25以下の数値であ
り、bは17〜22の範囲内にあり、前記合金は−8×
10-6乃至+2×10-6の磁気ひずみ値および0.3乃
至0.8Tの飽和誘導を有することを特徴とする、磁性
合金。 - 【請求項2】 前記式において、Mは実質上硼素であ
り、かつ前記合金は、 メタロイド不純物として、B,Si,P,CおよびGe
のうち少くとも1種を2原子%以下含むことを特徴とす
る請求項1に記載の磁性合金。 - 【請求項3】 式(Ni0.75Co0.25-xTx )100-b M
b を有し、少くとも50%が非晶質である磁性合金であ
って、前記式中TはMn,CrおよびVのうち少くとも
1種であり、MはB,Si,P,CおよびGeのうち少
くとも1種であり、xは0.25以下の範囲内の数値で
あり、bは17〜22の範囲内にあり、前記合金は−6
×10-6乃至+2×10-6の磁気ひずみ値と0.1乃至
0.7Tの飽和誘導とを有することを特徴とする磁性合
金。 - 【請求項4】 前記式において、Mは実質上硼素であ
り、かつ前記合金は、メタロイド不純物として、B,S
i,P,CおよびGeのうち少くとも1種を2原子%以
下含むことを特徴とする請求項3に記載の磁性合金。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US133775 | 1980-03-25 | ||
| US06/133,775 US4482400A (en) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | Low magnetostriction amorphous metal alloys |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4385081A Division JPS56152941A (en) | 1980-03-25 | 1981-03-25 | Low magnetostriction amorphous alloy |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059670A true JPH059670A (ja) | 1993-01-19 |
| JPH0645842B2 JPH0645842B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=22460248
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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Also Published As
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