JPH059674U - 間欠型噴水装置 - Google Patents

間欠型噴水装置

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JPH059674U
JPH059674U JP5909191U JP5909191U JPH059674U JP H059674 U JPH059674 U JP H059674U JP 5909191 U JP5909191 U JP 5909191U JP 5909191 U JP5909191 U JP 5909191U JP H059674 U JPH059674 U JP H059674U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 終端が真横にシャープに切断された歯切れの
よい棒状水塊を噴水ノズル3から間欠的に噴出させると
ともに、噴水ノズル3の口径を変えることなく、簡単な
構成で噴水高さを変えることができるようにする。 【構成】 噴水系1の噴水用配管4に噴水ノズル3を設
けたシリンダ6を接続し、間欠噴水制御弁5の制御でシ
リンダ3に送り込まれた高圧水によりピストン7を前進
移動させ、この移動の途中でバイパス通路8により高圧
水をシリンダ7の入口側から出口側に導いて噴水ノズル
3から噴出させ、ピストン7がバイパス通路8の出口側
開口8bを通過したのちは、シリンダ7の出口側の水を
ピストン7の移動によってノズル3から一気に噴出さる
とともに、圧力逃がし部9の圧力逃がし作用によってピ
ストン7を自重で復帰させるようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、間欠的な噴水を行って噴水のショー的効果を高め、話題性を喚起さ せる間欠型噴水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、間欠噴水を行う間欠型噴水装置として、たとえば図4に示すものが 知られている。この間欠型噴水装置は、噴水系1を構成しているポンプ2の吐出 口2Aと噴水ノズル3の入口3Aとを結ぶ噴水用配管4の途中に、マグネットバ ルブによってなる間欠噴水制御弁5を介設した構造になっている。この間欠噴水 装置では、間欠噴水制御弁5の開閉時間間隔に応じて該開閉時間間隔に比例した 長さの棒状水塊を噴水ノズル3から間欠的に噴出させることができるので、単純 な連続噴水と比較して噴水のショー的効果を高め、話題性を喚起させることにな る。しかし、間欠噴水用制御弁5として使用されているパイロット式の水中電磁 弁では、全開状態から全閉状態になるのに0.2〜0.3秒の時間を必要とする 。つまり、閉弁開始の時点から0.2〜0.3秒の間は、弁の通路断面が縮小さ れながらも水を流し続けることになるので、噴水ノズル3から間欠的に噴出する 棒状水塊の終端部は、前記0.2〜0.3秒の噴出長さに相当する分だけテーパ 状に漸次縮径することになり、棒状水塊の終端が真横にシャープにに切断された 歯切れのよい噴水姿態を実現することができなかった。
【0003】 また、図5に示す間欠型噴水装置も知られている。この間欠型噴水装置は、噴 水系1を構成しているポンプ2の吐出口2Aに接続された噴水用配管4にシリン ダ6を取り付け、このシリンダ6の出口に噴水ノズル3を設けるとともに、シリ ンダ6の内部に軸方向に貫通する小孔7aを形成したピストン7を収容し、噴水 用配管4にマグネットバルブによってなる間欠噴水制御弁5を介設した構造にな っている。この間欠噴水装置では、間欠噴水制御弁5を開弁してシリンダ6内に ポンプ2から高圧水を送り込むことによってピストン7を押し上げ、ピストン7 の上部に存在しているシリンダ6内の水を噴水ノズル3から棒状水塊として噴出 させる。ピストン7が上死点に到達した時点で、間欠噴水制御弁5を閉弁させる と、ピストン7の下部に存在しているシリンダ6内の水は小孔7aを通ってピス トン7の上部に移動できるので、ピストン7は自重によって下死点まで下降して 次の噴水に備える。したがって、間欠噴水制御弁5の開閉サイクル応じて、噴水 ノズル3の口径と下死点にあるピストン7の上部のシリンダ内容積によって設定 される所定の長さと外径をもった棒状水塊を噴水ノズル3から間欠的に噴出させ ることができる。この間欠型噴水装置では、ピストン7をポンプ2の吐出圧によ って押し上げることで、棒状水塊を噴水ノズル3から噴出させるようにしている ので、棒状水塊の終端がほぼ真横に切断された噴水姿態を実現することができる 利点を有している。したがって、前記図4の間欠型噴水装置よりも、一層、噴水 のショー的効果を高め、話題性を喚起させることができる。しかし、この間欠型 噴水装置では、噴水ノズル3の口径を変えずに噴水高さを変えようとしても、ピ ストン7の上昇によって得られる圧力には限界があり、噴水高さを高くすること ができない欠点を有している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、噴水ノズルから間欠的に噴出される棒状水塊の終 端が真横にシャープに切断された歯切れのよい噴水姿態を実現することができな い点と、噴水ノズルの口径を変えずに噴水高さを変えようとしても、ピストンの 上昇によって得られる圧力には限界があり、噴水高さを高くすることができない 点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、出口に噴水ノズルを設けたシリンダの入口に噴水系の噴水用配管が 接続され、前記噴水系に間欠噴水制御弁が介設され、前記シリンダにピストンが 収容されているとともに、前記噴水用配管からシリンダに送り込まれた高圧水に よるピストンの前進移動の途中で、該ピストンを迂回してシリンダの入口側から 出口側に高圧水を導くバイパス通路が形成され、前記間欠噴水制御弁とバイパス 通路との間に圧力逃がし部が設けられていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案によれば、間欠噴水制御弁の制御により噴水用配管からシリンダに高圧 水を送り込むと、始端位置にあってバイパス通路とシリンダの入口との連通を遮 断していたピストンが前進(上昇)し、バイパス通路とシリンダの入口との連通 遮断状態が解除され、この時点から、ピストンがバイパス通路におけるシリンダ の出口側開口を通過または閉塞する時点に至るまでの間は、高圧水がバイパス通 路を通ってシリンダの入口側から出口側に流動し噴水ノズルから噴出する。つま り高圧水はピストンよりも先まわりして噴水ノズルから噴出することになる。ピ ストンがバイパス通路におけるシリンダの出口側開口を通過または閉塞した時点 で、バイパス通路を通る高圧水の流動は完了し、ここからは、前記ピストンより も先まわりして噴水ノズル側に流動してシリンダ内に残存している水をピストン で押圧して一気に噴水ノズルから噴出させる。また、ピストンがバイパス通路に おけるシリンダの出口側開口を通過または閉塞した時点から噴水ノズルの入口を 閉塞するまでの間は、ピストンの移動によって棒状水塊を噴水ノズルから一気に 噴出させ、シリンダの出口側の水を全て排出した時点で噴水が停止されることに なるので、棒状水塊の終端が真横にシャープに切断された歯切れのよい噴水姿態 を実現できる。さらに、バイパス通路の長さ調整、バイパス通路の通路面積調整 などによって、噴水ノズルの口径を変えることなく、噴水高さを変えることがで きる。この間、高圧水は圧力逃がし部から流出するけれども、圧力逃がし部の通 路断面を小さく設定しておけば前述の作動を実行させることができる。ピストン が噴水ノズルの入口を閉塞して、棒状水塊の噴出が完了した時点で間欠噴水制御 弁を閉弁する。圧力逃がし部から水が流出しているので、シリンダ内の圧力が低 下し、ピストンは自重によって下降しスタ−ト位置に復帰する。したがって、間 欠噴水制御弁の制御サイクルに応じた時間間隔で、噴水ノズルの口径とピストン よりも先まわりする高圧水の水量によって設定される所定の外径と長さをもった 棒状水塊を、噴水ノズルから間欠的に噴出させることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。なお、図4および図5と同 一もしくは相当部分には同一符号を付し説明する。図1において、間欠型噴水装 置の噴水系1は、ポンプ2と、このポンプ2の吐出口2Aに接続された噴水用配 管4と、噴水ノズル3によって構成されている。噴水ノズル3はシリンダ6の出 口に形成されており、シリンダ6の入口に噴水用配管4が接続され、この噴水用 噴水用配管4の途中に電磁弁によってなる間欠噴水制御弁5が介設されている。 シリンダ6には球形のピストン7が収容されており、またシリンダ6の周壁にバ イパス通路8が形成されている。このバイパス通路8は、図2に示すように、円 周方向等間隔で4つ形成されている。また、シリンダ6の入口付近に通路断面の 小さい水平方向の透孔によってなる圧力逃がし部9が形成され、間欠噴水制御弁 5の開閉用励磁コイルには、制御器10から開弁信号および閉弁信号が出力され るようになっている。
【0008】 このような構成であれば、制御器10からの制御信号によって間欠噴水制御弁 5を開弁すると、噴水用配管4からシリンダ6に高圧水が送り込まれる。その結 果、始端位置にあってバイパス通路8とシリンダの入口との連通を遮断していた ピストン7が前進(上昇)する。ピストン7の前進移動の途中で、該ピストン7 におけるシリンダ6との摺接部がバイパス通路8におけるシリンダの入口側開口 8aを通過することでバイパス通路8とシリンダの入口との連通遮断状態が解除 され、この時点から、高圧水がバイパス通路8を通ってシリンダ6の入口側から 出口側に流動し噴水ノズル3から噴出する。つまり高圧水はピストン7よりも先 まわりして噴水ノズル3から噴出することになる。この状態は、バイパス通路8 におけるシリンダの出口側開口8bをピストン7の前記摺接部が通過するまで継 続される。
【0009】 高圧水により前進を続けるピストン7がバイパス通路8におけるシリンダの出 口側開口8bを通過した時点で、バイパス通路8を通る高圧水の流動が完了する と、該ピストン7よりも先まわりしてシリンダ6内に残存している水を、高圧水 によってさらに前進を続けるピストン7で押圧して一気に噴水ノズル3から噴出 させることができる。この間、高圧水は圧力逃がし部9から流出するけれども、 圧力逃がし部9の通路断面は小さく設定されているので前述の作動を実行できる 。ピストン7が上死点に到達した時点、または到達する寸前に制御器10からの 制御信号によって間欠噴水制御弁5を閉弁させると、圧力逃がし部9から水が流 出しているので、噴水用配管4における間欠噴水制御弁5の下流側の圧力が低下 し、ピストン7は自重により下降して原位置に復帰し、つぎの噴水に備える。し たがって、間欠噴水制御弁5の開閉サイクルに応じた時間間隔で、噴水ノズル3 の口径とピストン7よりも先まわりする高圧水の水量によって設定される所定の 外径と長さをもった棒状水塊を、噴水ノズルから間欠的に噴出させることができ る。また、ピストン7がバイパス通路8におけるシリンダの出口側開口8bを通 過した時点以後は、ピストン7の移動によって棒状水塊を噴水ノズル3から一気 に噴出させるために、シリンダ6の出口側の水を全て排出した時点で噴水が停止 されことになるので、棒状水塊の終端が真横にシャープに切断された歯切れのよ い噴水姿態を実現できるから、噴水のショー的効果を高め、話題性を喚起させる ことが可能になる。
【0010】 一方、一定の速度でピストン7を移動させる高圧水の一定圧力下において、バ イパス通路8の長さを変えてバイパス通路8の通過水量を調整することおよび一 定の速度でピストン7を移動させる高圧水の一定圧力下において、バイパス通路 8の通路面積を変えてバイパス通路8の通過水量を調整することなどによって、 噴水ノズル3の口径を変えることなく、しかも複雑な電気的な制御系の使用を省 略した簡単な構成で、噴水高さを変えて噴水のショー的効果を高め、話題性を喚 起させることが可能になる。
【0011】 図3は、本考案の変形例を示し、シリンダ6内の上下2箇所にバイパス通路8 ,8を形成してある。このように構成することで、ピストン7が下死点から上死 点まで移動する間に棒状水塊を2度噴出させることができるので、より一層、噴 水のショー的効果を高め、話題性を喚起させることが可能になる。
【0012】 前記実施例においては、圧力逃がし部9をシリンダ6の入口付近に形成した通 路断面の小さい水平方向の透孔によって構成して説明しているが、これに代えて 、間欠噴水制御弁5とシリンダ6の入口の間に圧力逃がし弁を介設して圧力逃が し部9を構成するようにしてもよい。また、球形のピストン7に代えてディスク 状または筒状のピストン7を使用してもよい。このようなピストン7を使用した 場合には、ピストン7の後端がバイパス通路8におけるシリンダの入口側開口8 aを通過する時点から、ピストン7の前端部によってバイパス通路8におけるシ リンダの出口側開口8bが閉塞される時点までの間、高圧水がバイパス通路8を 通ってシリンダ6の入口側から出口側に流動することになる。さらに、電磁弁に よってなる間欠噴水制御弁5に代えて、手動によって開閉される間欠噴水制御弁 5を使用するようにしてもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、ピストンがバイパス通路におけるシリンダの 出口側開口を通過または閉塞した時点以後は、ピストンの移動によって棒状水塊 を噴水ノズルから一気に噴出させ、シリンダの出口側の水を全て排出した時点で 噴水が停止されることになるので、棒状水塊の終端が真横にシャープに切断され た歯切れのよい噴水姿態を実現できる。また、バイパス通路の通過水量を調整す ることや、一定の速度でピストンを移動させる高圧水の一定圧力下において、バ イパス通路の長さまたは通路面積を変えてバイパス通路の通過水量を調整するこ となどによって、噴水ノズルの口径を変えることなく、しかも複雑な電気的な制 御系の使用を省略した簡単な構成で、噴水高さを変えることができ、噴水のショ ー的効果を高め、話題性を喚起させることが可能になる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す構成図である。
【図2】シリンダの横断平面図である。
【図3】本考案の変形例を示す断面図である。
【図4】従来例の構成図である。
【図5】他の従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 噴水系 3 噴水ノズル 4 噴水用配管 5 間欠噴水制御弁 6 シリンダ 7 ピストン 8 バイパス通路 9 圧力逃がし部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 出口に噴水ノズルを設けたシリンダの入
    口に噴水系の噴水用配管が接続され、前記噴水系に間欠
    噴水制御弁が介設され、前記シリンダにピストンが収容
    されているとともに、前記噴水用配管からシリンダに送
    り込まれた高圧水によるピストンの前進移動の途中で、
    該ピストンを迂回してシリンダの入口側から出口側に高
    圧水を導くバイパス通路が形成され、前記間欠噴水制御
    弁とバイパス通路との間に圧力逃がし部が設けられてい
    ることを特徴とする間欠型噴水装置。
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