JPH0596923A - サスペンシヨンシステム - Google Patents
サスペンシヨンシステムInfo
- Publication number
- JPH0596923A JPH0596923A JP24063491A JP24063491A JPH0596923A JP H0596923 A JPH0596923 A JP H0596923A JP 24063491 A JP24063491 A JP 24063491A JP 24063491 A JP24063491 A JP 24063491A JP H0596923 A JPH0596923 A JP H0596923A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damping force
- suspension
- actuator
- controller
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直進走行時と旋回走行時の急ブレーキ動作に
伴なうサスペンション制御システム。 【構成】 ブレーキスイッチのON、OFF信号を入力
として各車輪11の上下動を緩和するアクチュエータ1
2に所定の制御信号を出力するサスペンションコントロ
ーラ14と、このサスペンションコントローラ14にス
テアリング角度情報を出力するステアリングセンサ15
と、車輪11のロック防止がなされたことを出力するA
BSコントローラ17とを備えたサスペンションシステ
ム。前記サスペンションコントローラ14は常時アクチ
ュエータ12の減衰力を小にしてサスペンションをソフ
トに維持する信号を与え、ブレーキスイッチ16により
急ブレーキ動作が検出されたときに減衰力を大にしてサ
スペンションをハードに切換る信号を出力する一方、こ
の状態でステアリング角度情報より所定角度以上が検出
されたときに前輪側アクチュエータ12の減衰力を小に
切換える制御信号を出力する。
伴なうサスペンション制御システム。 【構成】 ブレーキスイッチのON、OFF信号を入力
として各車輪11の上下動を緩和するアクチュエータ1
2に所定の制御信号を出力するサスペンションコントロ
ーラ14と、このサスペンションコントローラ14にス
テアリング角度情報を出力するステアリングセンサ15
と、車輪11のロック防止がなされたことを出力するA
BSコントローラ17とを備えたサスペンションシステ
ム。前記サスペンションコントローラ14は常時アクチ
ュエータ12の減衰力を小にしてサスペンションをソフ
トに維持する信号を与え、ブレーキスイッチ16により
急ブレーキ動作が検出されたときに減衰力を大にしてサ
スペンションをハードに切換る信号を出力する一方、こ
の状態でステアリング角度情報より所定角度以上が検出
されたときに前輪側アクチュエータ12の減衰力を小に
切換える制御信号を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サスペンションシステ
ムに係り、アクチュエータの減衰力をブレーキ動作に追
従して制御するとともに、ABS制御が行なわれている
際に車両が急旋回したことを検出して前輪側アクチュエ
ータの減衰力を後輪側アクチュエータの減衰力に対して
相対変化させるサスペンションシステムに関する。
ムに係り、アクチュエータの減衰力をブレーキ動作に追
従して制御するとともに、ABS制御が行なわれている
際に車両が急旋回したことを検出して前輪側アクチュエ
ータの減衰力を後輪側アクチュエータの減衰力に対して
相対変化させるサスペンションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より車両の走行安定性ないし乗心地
を向上させるため、種々のサスペンションシステムが開
発されている。
を向上させるため、種々のサスペンションシステムが開
発されている。
【0003】この種のサスペンションシステムとして
は、路面状況等に応じて各車輪の上下方向における衝撃
を緩和するためのダンパ構造を備えたアクチュエータを
各車輪に対応配置し、車載用電子制御装置等からの制御
信号により、アクチュエータの減衰力をハードないしソ
フトに適宜切換えるよう構成したものが知られている。
は、路面状況等に応じて各車輪の上下方向における衝撃
を緩和するためのダンパ構造を備えたアクチュエータを
各車輪に対応配置し、車載用電子制御装置等からの制御
信号により、アクチュエータの減衰力をハードないしソ
フトに適宜切換えるよう構成したものが知られている。
【0004】かかるサスペンションシステムの減衰力制
御において、例えば、図6に示されれるように、ブレー
キスイッチがONしたときに、アクチュエータの減衰力
が大となるようにしてソフト制御すると、図7に示され
るように、車両の前方が前のめり状態となり、いわゆる
ノーズダイブ現象を生ずるため、走行安定性が損なわれ
るという問題がある。
御において、例えば、図6に示されれるように、ブレー
キスイッチがONしたときに、アクチュエータの減衰力
が大となるようにしてソフト制御すると、図7に示され
るように、車両の前方が前のめり状態となり、いわゆる
ノーズダイブ現象を生ずるため、走行安定性が損なわれ
るという問題がある。
【0005】ところで、急ブレーキをかけた際、車輪の
回転を止めるよう車輪とブレーキパッドとの間に作用す
る摩擦抵抗が、車輪と路面との間における摩擦抵抗を越
えると、車輪がロックされる状態を生じ、特に降雨、降
雪時の路面、凍結路、荒れ地等においてはかかるロック
状態がより顕出する。そのため、車輪ロック時は方向安
定性が損なわれ、これを防止すべくブレーキ制御を行な
うABS制御が知られている。
回転を止めるよう車輪とブレーキパッドとの間に作用す
る摩擦抵抗が、車輪と路面との間における摩擦抵抗を越
えると、車輪がロックされる状態を生じ、特に降雨、降
雪時の路面、凍結路、荒れ地等においてはかかるロック
状態がより顕出する。そのため、車輪ロック時は方向安
定性が損なわれ、これを防止すべくブレーキ制御を行な
うABS制御が知られている。
【0006】前記ABS制御によれば、車輪のロック防
止により、車両の方向安定性が維持されるとともに、操
縦性を確保し、また、制動力を最大限に発揮して停止距
離の短縮を図ることが可能となる。
止により、車両の方向安定性が維持されるとともに、操
縦性を確保し、また、制動力を最大限に発揮して停止距
離の短縮を図ることが可能となる。
【0007】しかしながら、急ブレーキ時において、各
アクチュエータの減衰力が小さくなると、つまり、ハー
ドの状態になると、この状態で急旋回が行なわれた際に
旋回半径が大きくなってアンダーステア傾向となり、障
害物等からの退避に遅れを生ずる等の問題がある。(図
3、4曲線R1参照)
アクチュエータの減衰力が小さくなると、つまり、ハー
ドの状態になると、この状態で急旋回が行なわれた際に
旋回半径が大きくなってアンダーステア傾向となり、障
害物等からの退避に遅れを生ずる等の問題がある。(図
3、4曲線R1参照)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、直進走行時における急ブレーキの際には各減衰力ア
クチュエータをハードに維持して車両のノーズダイブ現
象を回避するとともに、同時にABS制御が行なわれて
いる状態で車両が急旋回したときに前輪側アクチュエー
タの減衰力を後輪側アクチュエータの減衰力よりもソフ
トにして旋回半径を小さくし、これによって方向安定性
の向上が期待できるサスペンションシステムを提供する
ことにある。
は、直進走行時における急ブレーキの際には各減衰力ア
クチュエータをハードに維持して車両のノーズダイブ現
象を回避するとともに、同時にABS制御が行なわれて
いる状態で車両が急旋回したときに前輪側アクチュエー
タの減衰力を後輪側アクチュエータの減衰力よりもソフ
トにして旋回半径を小さくし、これによって方向安定性
の向上が期待できるサスペンションシステムを提供する
ことにある。
【0009】
【発明が解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るサスペンションシステムは、ブレーキ
スイッチのON、OFF信号を入力とし、各車輪に対応
配置された減衰力切換アクチュエータの減衰力を適宜切
換えるサスペンションコントローラを備えたサスペンシ
ョンシステムにおいて、前記サスペンションシステム
は、ステアリング角度を検出して角度情報をサスペンシ
ョンコントローラに出力するステアリングセンサと、急
ブレーキ等に基づく車輪のロックを防止するABS制御
信号をサスペンションコントローラに出力するABSコ
ントローラとを備え、直進走行時にブレーキスイッチの
ON信号が出力されたときにサスペンションコントロー
ラを介してアクチュエータの減衰力をハードに制御する
とともに、ABS制御信号の出力状態でステアリング角
度の所定角度以上が検出されたときに、前輪側アクチュ
エータの減衰力を後輪側アクチュエータの減衰力に対し
てソフトに制御するよう構成されている。
め、本発明に係るサスペンションシステムは、ブレーキ
スイッチのON、OFF信号を入力とし、各車輪に対応
配置された減衰力切換アクチュエータの減衰力を適宜切
換えるサスペンションコントローラを備えたサスペンシ
ョンシステムにおいて、前記サスペンションシステム
は、ステアリング角度を検出して角度情報をサスペンシ
ョンコントローラに出力するステアリングセンサと、急
ブレーキ等に基づく車輪のロックを防止するABS制御
信号をサスペンションコントローラに出力するABSコ
ントローラとを備え、直進走行時にブレーキスイッチの
ON信号が出力されたときにサスペンションコントロー
ラを介してアクチュエータの減衰力をハードに制御する
とともに、ABS制御信号の出力状態でステアリング角
度の所定角度以上が検出されたときに、前輪側アクチュ
エータの減衰力を後輪側アクチュエータの減衰力に対し
てソフトに制御するよう構成されている。
【0010】
【作用】直進走行時において急ブレーキがかけられる
と、車輪のロックが防止されるようにABS制御信号が
サスペンションコントローラに出力されるとともに、ブ
レーキスイッチよりON信号がサスペンションコントロ
ーラに与えられ、当該サスペンションコントローラは各
減衰力アクチュエータに作動信号を出力し、アクチュエ
ータの減衰力が小さくされてサスペンションがハード状
態での走行を許容する。ここで車両が前方の障害物を避
けるためないし急カーブが路を走行しようとしてハンド
ル操作が行なわれてステアリングセンサよりサスペンシ
ョンコントローラに与えられるステアリング角度が所定
角度を越えたときに、サスペンションコントローラは前
輪側アクチュエータの減衰力を大きくする、すなわちソ
フト状態にする制御信号を与え、これによって前輪側ア
クチュエータの減衰力は後輪側アクチュエータの減衰力
に対して相対変化される。
と、車輪のロックが防止されるようにABS制御信号が
サスペンションコントローラに出力されるとともに、ブ
レーキスイッチよりON信号がサスペンションコントロ
ーラに与えられ、当該サスペンションコントローラは各
減衰力アクチュエータに作動信号を出力し、アクチュエ
ータの減衰力が小さくされてサスペンションがハード状
態での走行を許容する。ここで車両が前方の障害物を避
けるためないし急カーブが路を走行しようとしてハンド
ル操作が行なわれてステアリングセンサよりサスペンシ
ョンコントローラに与えられるステアリング角度が所定
角度を越えたときに、サスペンションコントローラは前
輪側アクチュエータの減衰力を大きくする、すなわちソ
フト状態にする制御信号を与え、これによって前輪側ア
クチュエータの減衰力は後輪側アクチュエータの減衰力
に対して相対変化される。
【0011】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0012】本実施例の全体構成が示された図1および
図2において、各車輪10に対応した所定位置には、車
両11の上下動を緩和して車両の走行安定性ないし乗心
地を制御するダンパ構造を備えた減衰力切換用のアクチ
ュエータ12がそれぞれ対応配置されている。
図2において、各車輪10に対応した所定位置には、車
両11の上下動を緩和して車両の走行安定性ないし乗心
地を制御するダンパ構造を備えた減衰力切換用のアクチ
ュエータ12がそれぞれ対応配置されている。
【0013】前記アクチュエータ12には、サスペンシ
ョンコントローラ14より出力される制御信号が入力さ
れ、この制御信号に対応して各アクチュエータ12の減
衰力が本実施例では、大、小の2段階に切換られて、車
両の上下動がハード、ソフトに維持されるようになって
いる。
ョンコントローラ14より出力される制御信号が入力さ
れ、この制御信号に対応して各アクチュエータ12の減
衰力が本実施例では、大、小の2段階に切換られて、車
両の上下動がハード、ソフトに維持されるようになって
いる。
【0014】サスペンションコントローラ14には、ス
テアリングセンサ15、ブレーキスイッチ16、ABS
コントローラ17がそれぞれ接続され、ステアリングセ
ンサ15により車両11の方向すなわちステアリング角
度が、ブレーキスイッチ16によりブレーキの作動が、
またABSコントローラにより車輪10のロック防止状
態がそれぞれ検出できるようになっている。
テアリングセンサ15、ブレーキスイッチ16、ABS
コントローラ17がそれぞれ接続され、ステアリングセ
ンサ15により車両11の方向すなわちステアリング角
度が、ブレーキスイッチ16によりブレーキの作動が、
またABSコントローラにより車輪10のロック防止状
態がそれぞれ検出できるようになっている。
【0015】前記ステアリングセンサ15は、例えばス
テアリング角度を電圧で出力するポテンショメータなど
により構成されているが、本発明は必ずしもこれに限ら
ずその他、公知の検出方式を採用することでもよい。
テアリング角度を電圧で出力するポテンショメータなど
により構成されているが、本発明は必ずしもこれに限ら
ずその他、公知の検出方式を採用することでもよい。
【0016】また、ブレーキスイッチ16は、図示しな
いブレーキペダルの踏み込みを検出するスイッチ等によ
り構成され、通常のブレーキ動作と急ブレーキとの識別
は、ブレーキペダルの踏み込み量と時間との相関関係に
より行なわれるが、電圧変化等の検出により行なうこと
も可能である。
いブレーキペダルの踏み込みを検出するスイッチ等によ
り構成され、通常のブレーキ動作と急ブレーキとの識別
は、ブレーキペダルの踏み込み量と時間との相関関係に
より行なわれるが、電圧変化等の検出により行なうこと
も可能である。
【0017】前記ABSコントローラは、車輪10のロ
ック防止を行なうためのものであり、車輪10とブレー
キパッドとの間に生ずる摩擦抵抗が、車輪10と路面と
の間に生ずる摩擦抵抗を上回らないようにブレーキパッ
ドの押圧等を調整するもので、これにより、降雨、降雪
時等の路面状況における車両11の方向安定性を一定に
維持するようになっている。このABS制御が行なわれ
ると、その作動信号はサスペンションコントローラ14
に与えられる。
ック防止を行なうためのものであり、車輪10とブレー
キパッドとの間に生ずる摩擦抵抗が、車輪10と路面と
の間に生ずる摩擦抵抗を上回らないようにブレーキパッ
ドの押圧等を調整するもので、これにより、降雨、降雪
時等の路面状況における車両11の方向安定性を一定に
維持するようになっている。このABS制御が行なわれ
ると、その作動信号はサスペンションコントローラ14
に与えられる。
【0018】次に本実施例の作用につき、図3ないし図
5をも参照して説明する。
5をも参照して説明する。
【0019】今、車両11が車進走行をしているとし、
常時はアクチュエータ12の減衰力を大にしてサスペン
ションをソフトに保持すべくサスペンションコントロー
ラ14は各アクチュエータ12を制御しているものとす
る。
常時はアクチュエータ12の減衰力を大にしてサスペン
ションをソフトに保持すべくサスペンションコントロー
ラ14は各アクチュエータ12を制御しているものとす
る。
【0020】この状態で、図3に示されるように、車両
11の前方に位置する障害物20を避けるためP地点に
て急ブレーキがかけられると、サスペンションコントロ
ーラ14はブレーキスイッチ16からの出力信号に基づ
き各アクチュエータ12の減衰力を小さくする制御信号
を出力する一方、ABSコントローラ17からABS制
御信号が入力されたか否かを判断する。ここで、ABS
制御信号が入力されているときは、前記ステアリングセ
ンサ15からのステアリング角度に基づき車両11が旋
回方向に走行しているか否かを判断する。そして、ステ
アリング角度が与め設定された角度以下であるときは、
依然としてサスペンションをハードに保持するようサス
ペンションコントローラ14は作動するが、所定角度以
上が検出され、車両11が旋回方向に走行していると判
断されたときは、前輪側のアクチュエータ12のみの減
衰力を大きくすべき減衰力切換信号を前輪側アクチュエ
ータ12に出力する。
11の前方に位置する障害物20を避けるためP地点に
て急ブレーキがかけられると、サスペンションコントロ
ーラ14はブレーキスイッチ16からの出力信号に基づ
き各アクチュエータ12の減衰力を小さくする制御信号
を出力する一方、ABSコントローラ17からABS制
御信号が入力されたか否かを判断する。ここで、ABS
制御信号が入力されているときは、前記ステアリングセ
ンサ15からのステアリング角度に基づき車両11が旋
回方向に走行しているか否かを判断する。そして、ステ
アリング角度が与め設定された角度以下であるときは、
依然としてサスペンションをハードに保持するようサス
ペンションコントローラ14は作動するが、所定角度以
上が検出され、車両11が旋回方向に走行していると判
断されたときは、前輪側のアクチュエータ12のみの減
衰力を大きくすべき減衰力切換信号を前輪側アクチュエ
ータ12に出力する。
【0021】前記サスペンションコントローラ14より
出力された減衰力切換信号に基づき、前輪側アクチュエ
ータには減衰力が大きくされて、前輪側サスペンション
のみがソフトに保持される。
出力された減衰力切換信号に基づき、前輪側アクチュエ
ータには減衰力が大きくされて、前輪側サスペンション
のみがソフトに保持される。
【0022】前輪側サスペンションがソフトに保持さ
れ、後輪側サスペンションがハードに保持された状態で
の旋回走行は、図3、図4に示されるように旋回半径が
小さくなり、符号R2で示されるように、障害物20等
に対する回避特性がより向上する走行軌跡が得られるよ
うになる。
れ、後輪側サスペンションがハードに保持された状態で
の旋回走行は、図3、図4に示されるように旋回半径が
小さくなり、符号R2で示されるように、障害物20等
に対する回避特性がより向上する走行軌跡が得られるよ
うになる。
【0023】従って、本発明の上述のような実施例によ
れば次のような効果がある。
れば次のような効果がある。
【0024】すなわち、直進走行中における急ブレーキ
時において、サスペンションがハードに保持されるため
ノーズダイブ現象の回避を行なうことができ、走行安定
性ないし乗心地を良好に維持することができるととも
に、同状態でABS制御がなされたときには、車輪のロ
ックが有効に防止し得るため、車の方向安定性を維持し
つつ操縦性が確保でき、制動力を最大限に発揮して停止
距離の短縮を図ることができる。
時において、サスペンションがハードに保持されるため
ノーズダイブ現象の回避を行なうことができ、走行安定
性ないし乗心地を良好に維持することができるととも
に、同状態でABS制御がなされたときには、車輪のロ
ックが有効に防止し得るため、車の方向安定性を維持し
つつ操縦性が確保でき、制動力を最大限に発揮して停止
距離の短縮を図ることができる。
【0025】また、ABS制御がなされている状態でス
テアリングセンサ15からの角度情報を得るようにし、
これが所定の角度を越えたときに車両11の旋回走行を
検知し、このとき前輪側アクチュエータ12のみの減衰
力をソフトにするようサスペンションコントローラ14
が所定の制御を行なうよう作用するから、車両11の方
向安定性を維持しつつ、旋回半径を小さくすることがで
き、前方の障害物等からの退避をより早期に行なえ、ま
た、急カーブ路面走行におけるオーバーステア傾向によ
っていわゆるハンドルの切れを良好に維持することがで
きるという効果がある。
テアリングセンサ15からの角度情報を得るようにし、
これが所定の角度を越えたときに車両11の旋回走行を
検知し、このとき前輪側アクチュエータ12のみの減衰
力をソフトにするようサスペンションコントローラ14
が所定の制御を行なうよう作用するから、車両11の方
向安定性を維持しつつ、旋回半径を小さくすることがで
き、前方の障害物等からの退避をより早期に行なえ、ま
た、急カーブ路面走行におけるオーバーステア傾向によ
っていわゆるハンドルの切れを良好に維持することがで
きるという効果がある。
【0026】さらに、前記効果を得るために、本実施例
では、ステアリング角度情報と、ブレーキスイッチ16
のON、OFF信号並びにABSコントローラ17から
のABS制御信号を入力としてサスペンションコントロ
ーラ14が所定の制御を行なうよう構成しただけで、複
雑なシステム構成とすることもない。
では、ステアリング角度情報と、ブレーキスイッチ16
のON、OFF信号並びにABSコントローラ17から
のABS制御信号を入力としてサスペンションコントロ
ーラ14が所定の制御を行なうよう構成しただけで、複
雑なシステム構成とすることもない。
【0027】なお、ABS制御時における旋回を検出し
た際は、前輪側アクチュエータの減衰力を後輪側に対し
て大きくすればよいものであり、その程度は複数段階に
微細に調整する構成とすることも可能である。例えば、
かかる調整を行なうため、ステアリング角度に基づく旋
回量を段階的に複数に区分し、旋回量が大きくなるにつ
れ、つまりステアリング角度が大きくなるにつれて前輪
側サスペンションの減衰力を大きくするようにしてより
ソフトに制御すること等が考えられる。
た際は、前輪側アクチュエータの減衰力を後輪側に対し
て大きくすればよいものであり、その程度は複数段階に
微細に調整する構成とすることも可能である。例えば、
かかる調整を行なうため、ステアリング角度に基づく旋
回量を段階的に複数に区分し、旋回量が大きくなるにつ
れ、つまりステアリング角度が大きくなるにつれて前輪
側サスペンションの減衰力を大きくするようにしてより
ソフトに制御すること等が考えられる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
直進走行時の急ブレーキ時とのサスペンションと急ブレ
ーキ時および旋回時におけるサスペンションを異なる制
御により調整する構成としたことにより、走行安定性、
乗心地を良好に維持し得るとともに、障害物等からの早
期退避を実現し得るという効果がある。
直進走行時の急ブレーキ時とのサスペンションと急ブレ
ーキ時および旋回時におけるサスペンションを異なる制
御により調整する構成としたことにより、走行安定性、
乗心地を良好に維持し得るとともに、障害物等からの早
期退避を実現し得るという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すシステムの全体構成の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図2】前記実施例のブロック図である。
【図3】直進走行時における作用説明図である。
【図4】カーブ路面走行時における作用説明図である。
【図5】前記実施例のフローチャート図である。
【図6】減衰力切換とブレーキ信号との関係を示す従来
例のタイミングチャート図である。
例のタイミングチャート図である。
【図7】図6におけるタイミングで減衰力切換を行った
ときの車両のノーズダイブ現象を説明するための図であ
る。
ときの車両のノーズダイブ現象を説明するための図であ
る。
11 車両 12 減衰力切換用アクチュエータ 14 サスペンションコントローラ 15 ステアリングセンサ 16 ブレーキスイッチ 17 ABSコントローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】かかるサスペンションシステムの減衰力制
御において、例えば、図6に示されれるように、ブレー
キスイッチがONしたときに、アクチュエータの減衰力
が小となるようにしてソフト制御すると、図7に示され
るように、車両の前方が前のめり状態となり、いわゆる
ノーズダイブ現象を生ずるため、走行安定性が損なわれ
るという問題がある。
御において、例えば、図6に示されれるように、ブレー
キスイッチがONしたときに、アクチュエータの減衰力
が小となるようにしてソフト制御すると、図7に示され
るように、車両の前方が前のめり状態となり、いわゆる
ノーズダイブ現象を生ずるため、走行安定性が損なわれ
るという問題がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】しかしながら、急ブレーキ時において、各
アクチュエータの減衰力が大きくなると、つまり、ハー
ドの状態になると、この状態で急旋回が行なわれた際に
旋回半径が大きくなってアンダーステア傾向となり、障
害物等からの退避に遅れを生ずる等の問題がある。(図
3、4曲線R1参照)
アクチュエータの減衰力が大きくなると、つまり、ハー
ドの状態になると、この状態で急旋回が行なわれた際に
旋回半径が大きくなってアンダーステア傾向となり、障
害物等からの退避に遅れを生ずる等の問題がある。(図
3、4曲線R1参照)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【作用】直進走行時において急ブレーキがかけられる
と、車輪のロックが防止されるようにABS制御信号が
サスペンションコントローラに出力されるとともに、ブ
レーキスイッチよりON信号がサスペンションコントロ
ーラに与えられ、当該サスペンションコントローラは各
減衰力アクチュエータに作動信号を出力し、アクチュエ
ータの減衰力が大きくされてサスペンションがハード状
態での走行を許容する。ここで車両が前方の障害物を避
けるためないし急カーブが路を走行しようとしてハンド
ル操作が行なわれてステアリングセンサよりサスペンシ
ョンコントローラに与えられるステアリング角度が所定
角度を越えたときに、サスペンションコントローラは前
輪側アクチュエータの減衰力を小さくする、すなわちソ
フト状態にする制御信号を与え、これによって前輪側ア
クチュエータの減衰力は後輪側アクチュエータの減衰力
に対して相対変化される。
と、車輪のロックが防止されるようにABS制御信号が
サスペンションコントローラに出力されるとともに、ブ
レーキスイッチよりON信号がサスペンションコントロ
ーラに与えられ、当該サスペンションコントローラは各
減衰力アクチュエータに作動信号を出力し、アクチュエ
ータの減衰力が大きくされてサスペンションがハード状
態での走行を許容する。ここで車両が前方の障害物を避
けるためないし急カーブが路を走行しようとしてハンド
ル操作が行なわれてステアリングセンサよりサスペンシ
ョンコントローラに与えられるステアリング角度が所定
角度を越えたときに、サスペンションコントローラは前
輪側アクチュエータの減衰力を小さくする、すなわちソ
フト状態にする制御信号を与え、これによって前輪側ア
クチュエータの減衰力は後輪側アクチュエータの減衰力
に対して相対変化される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】今、車両11が車進走行をしているとし、
常時はアクチュエータ12の減衰力を小にしてサスペン
ションをソフトに保持すべくサスペンションコントロー
ラ14は各アクチュエータ12を制御しているものとす
る。
常時はアクチュエータ12の減衰力を小にしてサスペン
ションをソフトに保持すべくサスペンションコントロー
ラ14は各アクチュエータ12を制御しているものとす
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】この状態で、図3に示されるように、車両
11の前方に位置する障害物20を避けるためP地点に
て急ブレーキがかけられると、サスペンションコントロ
ーラ14はブレーキスイッチ16からの出力信号に基づ
き各アクチュエータ12の減衰力を大きくする制御信号
を出力する一方、ABSコントローラ17からABS制
御信号が入力されたか否かを判断する。ここで、ABS
制御信号が入力されているときは、前記ステアリングセ
ンサ15からのステアリング角度に基づき車両11が旋
回方向に走行しているか否かを判断する。そして、ステ
アリング角度が与め設定された角度以下であるときは、
依然としてサスペンションをハードに保持するようサス
ペンションコントローラ14は作動するが、所定角度以
上が検出され、車両11が旋回方向に走行していると判
断されたときは、前輪側のアクチュエータ12のみの減
衰力を小さくすべき減衰力切換信号を前輪側アクチュエ
ータ12に出力する。
11の前方に位置する障害物20を避けるためP地点に
て急ブレーキがかけられると、サスペンションコントロ
ーラ14はブレーキスイッチ16からの出力信号に基づ
き各アクチュエータ12の減衰力を大きくする制御信号
を出力する一方、ABSコントローラ17からABS制
御信号が入力されたか否かを判断する。ここで、ABS
制御信号が入力されているときは、前記ステアリングセ
ンサ15からのステアリング角度に基づき車両11が旋
回方向に走行しているか否かを判断する。そして、ステ
アリング角度が与め設定された角度以下であるときは、
依然としてサスペンションをハードに保持するようサス
ペンションコントローラ14は作動するが、所定角度以
上が検出され、車両11が旋回方向に走行していると判
断されたときは、前輪側のアクチュエータ12のみの減
衰力を小さくすべき減衰力切換信号を前輪側アクチュエ
ータ12に出力する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】前記サスペンションコントローラ14より
出力された減衰力切換信号に基づき、前輪側アクチュエ
ータには減衰力が小さくされて、前輪側サスペンション
のみがソフトに保持される。
出力された減衰力切換信号に基づき、前輪側アクチュエ
ータには減衰力が小さくされて、前輪側サスペンション
のみがソフトに保持される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】なお、ABS制御時における旋回を検出し
た際は、前輪側アクチュエータの減衰力を後輪側に対し
て小さくすればよいものであり、その程度は複数段階に
微細に調整する構成とすることも可能である。例えば、
かかる調整を行なうため、ステアリング角度に基づく旋
回量を段階的に複数に区分し、旋回量が大きくなるにつ
れ、つまりステアリング角度が大きくなるにつれて前輪
側サスペンションの減衰力を小さくするようにしてより
ソフトに制御すること等が考えられる。
た際は、前輪側アクチュエータの減衰力を後輪側に対し
て小さくすればよいものであり、その程度は複数段階に
微細に調整する構成とすることも可能である。例えば、
かかる調整を行なうため、ステアリング角度に基づく旋
回量を段階的に複数に区分し、旋回量が大きくなるにつ
れ、つまりステアリング角度が大きくなるにつれて前輪
側サスペンションの減衰力を小さくするようにしてより
ソフトに制御すること等が考えられる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ブレーキスイッチのON、OFF信号を
入力とし、各車輪に対応配置された減衰力切換アクチュ
エータの減衰力を適宜切換えるサスペンションコントロ
ーラを備えたサスペンションシステムにおいて、前記サ
スペンションシステムは、ステアリング角度を検出して
角度情報をサスペンションコントローラに出力するステ
アリングセンサと、急ブレーキ等に基づく車輪のロック
を防止するABS制御信号をサスペンションコントロー
ラに出力するABSコントローラとを備え、直進走行時
にブレーキスイッチのON信号が出力されたときにサス
ペンションコントローラを介してアクチュエータの減衰
力をハードに制御するとともに、ABS制御信号の出力
状態でステアリング角度の所定角度以上が検出されたと
きに、前輪側アクチュエータの減衰力を後輪側アクチュ
エータの減衰力に対してソフトに制御するよう構成した
ことを特徴とするサスペンションシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24063491A JPH0596923A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | サスペンシヨンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24063491A JPH0596923A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | サスペンシヨンシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596923A true JPH0596923A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17062418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24063491A Withdrawn JPH0596923A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | サスペンシヨンシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0596923A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2832102A1 (fr) * | 2001-11-13 | 2003-05-16 | Volkswagen Ag | Procede de reglage d'amortisseurs |
| FR2851219A1 (fr) * | 2003-02-19 | 2004-08-20 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede de reduction du diametre de braquage d'un vehicule automobile et vehicule automobile |
| JP2007145175A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Toyota Motor Corp | 車輌の走行制御装置 |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP24063491A patent/JPH0596923A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2832102A1 (fr) * | 2001-11-13 | 2003-05-16 | Volkswagen Ag | Procede de reglage d'amortisseurs |
| FR2851219A1 (fr) * | 2003-02-19 | 2004-08-20 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede de reduction du diametre de braquage d'un vehicule automobile et vehicule automobile |
| JP2007145175A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Toyota Motor Corp | 車輌の走行制御装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5771007A (en) | Auto-cruise system for vehicle | |
| JP3660865B2 (ja) | 車両の姿勢制御装置 | |
| CA1314959C (en) | Control system for adjustable automotive suspension unit | |
| US20030213640A1 (en) | Vehicle control device with power steering device | |
| CN102781743B (zh) | 车辆的转弯控制装置 | |
| US8095272B2 (en) | Yaw moment control system of vehicle | |
| JP5961319B2 (ja) | 二輪車のカーブ走行時の操舵トルクを低減する方法 | |
| JP2005104338A (ja) | 車両のロールオーバ抑制制御装置 | |
| JP4596112B2 (ja) | 車両統合制御装置 | |
| JPH0632242A (ja) | 車両の運動制御装置 | |
| KR102455791B1 (ko) | 차량의 요 제어 방법 | |
| JP3269296B2 (ja) | 運転技量検出装置及び車両運動制御装置 | |
| JP2008189008A (ja) | 車両統合制御装置 | |
| JPS6238402Y2 (ja) | ||
| JPH0596924A (ja) | サスペンシヨンシステム | |
| JP2002331816A (ja) | 車両のサスペンション特性制御装置 | |
| JP4389810B2 (ja) | 車両挙動制御装置 | |
| JP4590789B2 (ja) | 自動車の姿勢制御装置 | |
| JPH05104925A (ja) | 追突防止システムのアンチダイブ制御方法 | |
| JP7518467B2 (ja) | 車両の姿勢制御装置 | |
| JP2005153617A (ja) | 車両挙動制御装置 | |
| JP3700274B2 (ja) | 車両用制御装置 | |
| JP2646860B2 (ja) | 車両の制動力制御装置 | |
| JP3285434B2 (ja) | 車両用スリップ制御装置 | |
| JP4385751B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |