JPH0597106U - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
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- JPH0597106U JPH0597106U JP4145892U JP4145892U JPH0597106U JP H0597106 U JPH0597106 U JP H0597106U JP 4145892 U JP4145892 U JP 4145892U JP 4145892 U JP4145892 U JP 4145892U JP H0597106 U JPH0597106 U JP H0597106U
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 入出力電極間のアイソレーションを向上させ
て、高性能な誘電体フィルタを作製すること。 【構成】 誘電体基板12の両入出力電極14,15の
間にスリット17を形成する。入出力電極14,15間
にスリット17を形成することにより、入出力電極1
4,15間の静電結合が弱くなり、入出力電極14,1
5間のアイソレーションが向上する。特に、入出力電極
14,15間のアイソレーションを向上させることで、
減衰特性が良くなり、高性能な誘電体フィルタが形成で
きる。
て、高性能な誘電体フィルタを作製すること。 【構成】 誘電体基板12の両入出力電極14,15の
間にスリット17を形成する。入出力電極14,15間
にスリット17を形成することにより、入出力電極1
4,15間の静電結合が弱くなり、入出力電極14,1
5間のアイソレーションが向上する。特に、入出力電極
14,15間のアイソレーションを向上させることで、
減衰特性が良くなり、高性能な誘電体フィルタが形成で
きる。
Description
【0001】
本考案は、例えば、自動車電話、携帯電話等の移動通信機器に使用されるマイ クロ波帯用の誘電体フィルタに関するものである。
【0002】
図7は従来の誘電体フィルタの分解斜視図を示しており、例えば、4段の共振 器構成となっている。4個並設される誘電体同軸共振器1〜4は、誘電体の穴5 の内面に形成した内導体と、該誘電体の外面に形成した外導体とで所定の周波数 で共振するようになっている。 誘電体同軸共振器1〜4の穴5には内部の内導体と接触した接続端子6がそれ ぞれ圧入されていて、接続端子6の先端が結合基板7の上面に形成したコンデン サ電極膜8〜11に接続されるようになっている。
【0003】 誘電体からなる平板状の誘電体基板12には上記結合基板7と誘電体同軸共振 器1〜4が実装され、上面の一部と底面にはアース電極13が形成してある。尚 図8は誘電体基板12の底面図を示している。 この誘電体基板12の端部側の両側には信号の入出力を行う入出力電極14, 15が形成されている。 誘電体基板12の上面に結合基板7及び誘電体同軸共振器1〜4が半田付け等 で実装され、その上面には金属製で下面を開口した箱状のカバー16が覆設され る。
【0004】
上記の誘電体フィルタの構成において、2つの入出力電極14,15が同一の 誘電体基板12上に形成されているために、両入出力電極14,15間でのアイ ソレーションが悪化するという問題があった。特に、このアイソレーションの悪 化によりフィルタの減衰特性が悪くなる。
【0005】 本考案は上述の点に鑑みて提供したものであって、入出力電極間のアイソレー ションを向上させて、高性能な誘電体フィルタを作製することを目的としたもの である。
【0006】
本考案は、誘電体の穴の内面に形成した内導体と、上記誘電体の外面に形成し た外導体とで所定の周波数で共振する複数の誘電体同軸共振器と、上記複数の誘 電体同軸共振器をその上面に配設する誘電体基板と、上記誘電体同軸共振器の内 導体と接続した接続端子の先端とそれぞれ接続され、互いに静電結合する複数の コンデンサ電極膜を形成した誘電体からなる結合基板と、この結合基板のコンデ ンサ電極膜と静電結合して信号の入出力を行い、上記誘電体基板に形成された複 数の入出力電極とを備えた誘電体フィルタにおいて、互いの入出力電極間の結合 を減少させる結合減少手段を上記誘電体基板に設けたものである。
【0007】
本考案は、結合減少手段により互いの入出力電極間の結合を減少させて、入出 力電極間のアイソレーションを向上させることができる。このアイソレーション を向上させることで、特にフィルタの減衰特性が向上し、高性能な誘電体フィル タを作製することができる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1は本考案の一実施例の 誘電体フィルタの分解斜視図を示し、誘電体同軸共振器1〜4、結合基板7等は 従来と同様に構成されている。なお、上記誘電体フィルタは、例えば、自動車電 話、携帯電話等の移動通信機器に使用されるものである。 誘電体同軸共振器1〜4は、直方体状に形成されている誘電体の穴5の内周面 に形成した電極膜状の内導体と、該誘電体の表面に形成した電極膜状の外導体と で構成されている。この誘電体同軸共振器1〜4の穴5には一端側を略円筒状に 形成した金属製の接続端子6が圧入されて、穴5内の内導体と接触して導通を得 ている。 上記接続端子6の他端側は舌片状に形成されていて、結合基板7の上面に形成 した複数のコンデンサ電極膜8〜11に半田付け等で接続されるようになってい る。なお、この結合基板7は誘電体で形成されている。
【0009】 平板状で誘電体からなる誘電体基板12の上面の一部及び底面には電極膜状の アース電極13が形成されており、また、誘電体基板12の端部の両側にはそれ ぞれ膜状の入出力電極14,15が上面から側面を介して下面に至るように形成 されている。なお、図2は底面(実装面)側から見た誘電体基板12の斜視図を 示している。 上記結合基板7の両側のコンデンサ電極膜8,11の下面にはコンデンサ電極 膜が形成されていて、該コンデンサ電極膜が誘電体基板12の両入出力電極14 ,15と半田付け等で接続されるようになっている。 誘電体同軸共振器1〜4は誘電体基板12上に配設されて、誘電体基板12の アース電極13に半田付け等で実装される。また、金属製で下面開口のカバー1 6は上記誘電体同軸共振器1〜4を覆設し、カバー16の側片と誘電体基板12 とが半田付けで結合される。
【0010】 図3は図1に示す誘電体フィルタの等価回路図を示し、C1 ,C5 は結合基板 7のコンデンサ電極膜8,11と下面のコンデンサ電極膜との間で形成されるキ ャパシタを示している。また、C2 〜C3 は結合基板7のコンデンサ電極膜8〜 11間で形成されるキャパシタを示し、C6 〜C9 は結合基板7の各コンデンサ 電極膜8〜11と誘電体基板12の下面のアース電極13との間で形成されるキ ャパシタを示している。このようにして構成される誘電体フィルタはバンドパス フィルタとして作用する。また、かかる誘電体フィルタは配線基板に表面実装タ イプとして実装されるようになっている。
【0011】 次に、本考案の要旨について詳述する。図1及び図2に示すように、誘電体基 板12の両入出力電極14,15の間には結合減少手段であるスリット17を形 成している。このスリット17の形成方法は、誘電体基板12に矩形状の貫通孔 を穿設した後に、端部側を切り出して端部を開口して形成される。尚、スリット 17の内面には、アース電極13と同様に電極膜を形成しても良く、また、電極 膜を形成しなくても良い。 このように、入出力電極14,15間にスリット17を形成することにより、 入出力電極14,15間の静電結合が弱くなり、入出力電極14,15間のアイ ソレーションを向上させることができる。特に、入出力電極14,15間のアイ ソレーションを向上させることで、減衰特性が良くなり、高性能な誘電体フィル タを形成することができる。 なお、スリット17の幅及び奥行きは適宜な寸法で形成される。
【0012】 (実施例2) 図4は実施例2を示し、入出力電極14,15間に端部側が閉塞された溝18 を形成したものである。この溝18により入出力電極14,15間のアイソレー ションを向上させている。なお、図4は誘電体基板12の実装面側を示している 。 また、この溝18は上下面に貫通していても良く、また、貫通していなくても 良い。更に、溝18の内面は電極膜を形成していても良く、また、電極膜を形成 していなくても良い。
【0013】 なお、上記の各実施例では、バンドパスフィルタの場合を例にして説明したが 、他のハイパスフィルタ、ローパスフィルタ、バンドエリミネーションフィルタ 等にも適用できるのは勿論である。また、誘電体同軸共振器が4段の場合につい て説明したが、段数に限定されず適用できるものである。
【0014】 (実施例3) 次に、実施例3について説明する。図5は例えば、自動車電話等に用いられる アンテナ共用器のブロック図を示し、受信用と送信用の周波数を異ならせて使用 する関係から、それぞれ共振周波数が異なるフィルタを用いている。 受信用のRX用フィルタ部21としては、例えばバンドパスフィルタで構成さ れ、TX用フィルタ部22としては、例えばバンドエリミネーションフィルタで 構成されている。そして、RX用フィルタ部21の出力側の端子として図6に示 すような入出力電極23が誘電体基板26に形成されており、また、TX用フィ ルタ部22の入力側の端子として入出力電極24が形成されている。RX用フィ ルタ部21とTX用フィルタ部22の共通端子として、アンテナに接続される入 出力電極25が誘電体基板26に形成されている。
【0015】 ここで、図6に示すように、誘電体基板26の両側に入出力電極23,24が 形成されていて、中央の端部側に入出力電極25が形成されている。そして、入 出力電極23と入出力電極25との間にスリット27を形成し、入出力電極24 と入出力電極25の間にもスリット27を形成している。 これにより、入出力電極23と入出力電極25との間、及び入出力電極24と 入出力電極25との間の静電結合を弱めてアイソレーションを向上させて、フィ ルタ特性を向上させることができる。
【0016】 なお、スリット27は、各電極23,24,25の間にそれぞれ形成したが、 どちらか片方に形成するようにしてもよい。また、スリット27の形状として、 上記実施例2で示した構成(溝状、或いは貫通孔状)でも良い。 更に、本実施例では、バンドパスフィルタとバンドエリミネーションフィルタ の組み合わせの例を示したが、ハイパスフィルタ、ローパスフィルタ、バンドパ スフィルタ、バンドエリミネーションフィルタとの各組み合わせの場合にも適用 できる。
【0017】
本考案は上述のように、誘電体の穴の内面に形成した内導体と、上記誘電体の 外面に形成した外導体とで所定の周波数で共振する複数の誘電体同軸共振器と、 上記複数の誘電体同軸共振器をその上面に配設する誘電体基板と、上記誘電体同 軸共振器の内導体と接続した接続端子の先端とそれぞれ接続され、互いに静電結 合する複数のコンデンサ電極膜を形成した誘電体からなる結合基板と、この結合 基板のコンデンサ電極膜と静電結合して信号の入出力を行い、上記誘電体基板に 形成された複数の入出力電極とを備えた誘電体フィルタにおいて、互いの入出力 電極間の結合を減少させる結合減少手段を上記誘電体基板に設けたものであるか ら、結合減少手段により互いの入出力電極間の結合を減少させて、入出力電極間 のアイソレーションを向上させることができる。そのため、このアイソレーショ ンを向上させることで、特にフィルタの減衰特性が向上し、高性能な誘電体フィ ルタを作製することができるという効果を奏するものである。
【図1】本考案の実施例の誘電体フィルタの分解斜視図
である。
である。
【図2】誘電体基板の底面側から見た斜視図である。
【図3】誘電体フィルタの等価回路図である。
【図4】実施例2の誘電体基板の底面側から見た斜視図
である。
である。
【図5】実施例3の誘電体フィルタのブロック図であ
る。
る。
【図6】実施例3の誘電体基板の底面図である。
【図7】従来例の誘電体フィルタの分解斜視図である。
【図8】従来例の誘電体基板の底面図である。
1〜4 誘電体同軸共振器 5 穴 6 接続端子 7 結合基板 8〜11 コンデンサ電極膜 12 誘電体基板 17 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 寄田 忠弘 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 誘電体の穴の内面に形成した内導体と、
上記誘電体の外面に形成した外導体とで所定の周波数で
共振する複数の誘電体同軸共振器と、上記複数の誘電体
同軸共振器をその上面に配設する誘電体基板と、上記誘
電体同軸共振器の内導体と接続した接続端子の先端とそ
れぞれ接続され、互いに静電結合する複数のコンデンサ
電極膜を形成した誘電体からなる結合基板と、この結合
基板のコンデンサ電極膜と静電結合して信号の入出力を
行い、上記誘電体基板に形成された複数の入出力電極と
を備えた誘電体フィルタにおいて、互いの入出力電極間
の結合を減少させる結合減少手段を上記誘電体基板に設
けたことを特徴とする誘電体フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4145892U JPH0597106U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4145892U JPH0597106U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 誘電体フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0597106U true JPH0597106U (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=12608935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4145892U Withdrawn JPH0597106U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 誘電体フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0597106U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112164851A (zh) * | 2020-10-29 | 2021-01-01 | 广东通宇通讯股份有限公司 | 一种介质滤波器的负耦合结构 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4145892U patent/JPH0597106U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112164851A (zh) * | 2020-10-29 | 2021-01-01 | 广东通宇通讯股份有限公司 | 一种介质滤波器的负耦合结构 |
| CN112164851B (zh) * | 2020-10-29 | 2025-02-11 | 广东通宇通讯股份有限公司 | 一种介质滤波器的负耦合结构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960801 |