JPH0597261A - 給紙装置の制御装置 - Google Patents

給紙装置の制御装置

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JPH0597261A
JPH0597261A JP3292121A JP29212191A JPH0597261A JP H0597261 A JPH0597261 A JP H0597261A JP 3292121 A JP3292121 A JP 3292121A JP 29212191 A JP29212191 A JP 29212191A JP H0597261 A JPH0597261 A JP H0597261A
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JP
Japan
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paper
cassette
sheet
feed
feeding
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Application number
JP3292121A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kawano
浩 川野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセットセット状態で手差し給紙使用する場
合において,カセット用紙の挟持の有無を電気的に検知
して自動的に除却し,作業者の確認作業を不要にし,且
つ,ミスコピーすることなく安心してコピー作業可能に
する。 【構成】 カセットセット状態での手差し給紙使用時に
おいて,用紙セット前の状態でフィードローラの近くの
手差しサイズセンサ302により用紙有りを,手差しテ
ーブルの手差しエンドセンサ300により用紙無しを検
知する場合にカセット用紙の挟持を判定し,この場合に
はマイクロコンピュータ700によりモータ101の逆
転でフィードローラのみを反給紙方向に回転して挟持さ
れた用紙を自動的にカセットに戻して除却し,この後に
コピー動作してミスコピーを未然に回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,複写機等においてカセ
ット給紙と手差し給紙とを同一の給送路により行う給紙
装置において,カセットセット状態で手差し給紙使用す
る場合に,カセット用紙の挟持によるミスコピーを防止
するように制御する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の給紙装置として,用紙の給紙方
向に回転するフィードローラと,このフィードローラと
対をなしてトルクリミッタを介し逆転駆動するセパレー
トローラとを有する摩擦分離ローラ方式は周知である。
この方式は,例えばカセットに堆積して収容された用紙
が,プルフィードローラにより上から順次フィードロー
ラとセパレートローラのニップに送られ,ここで重送紙
の場合に分離して装置本体の内部に一枚ずつ給紙するよ
うに構成されている。
【0003】このような摩擦分離ローラ方式において
は,フィードローラとセパレートローラのニップ部で重
送紙を分離しているので,分離して残された用紙がその
ニップ部に挟んだ状態で保持されることがある。また,
用紙間摩擦力が比較的大きい用紙,例えば再生紙等で
は,用紙の継ぎ目における用紙間摩擦力との摩擦力差が
大きくなる。そのため,ピックアップローラより用紙が
3〜5枚程度重送状態でフィードローラに搬送され,フ
ィードローラとセパレートローラにニップに挟持される
ことがある。
【0004】この場合に,カセットまたは手差しの同一
の給紙が継続して行われる限りにおいては,ニップの残
紙が順次給紙されて何ら支障を生じることがない。とこ
ろで,カセット給紙と手差し給紙を同一の給送路により
行う構成の複写機において,カセット給紙の際の残紙の
状態で手差し給紙に移行されると,以下のような不具合
を生じる。即ち,フィードローラとセパレートローラの
ニップには,既にカセット用紙が残紙されているので,
手差し給紙の際にサイズや紙種の異なる用紙を搬送しよ
うとしても,ニップの残紙が先に搬送されてしまい,こ
れによりミスコピーを生じる。
【0005】そこで,従来上述の摩擦分離ローラ方式の
残紙の不具合を解消する方法として,給紙後にフィード
ローラとセパレートローラを一時的に逆転し,ニップに
挟まれたカセット用紙の残紙をカセットに戻す方式が提
案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の残紙戻しの方式にあっては,挟持される用紙が1枚
であれば常に確実に戻すことが可能であるが,再生紙等
の継ぎ目で生じる重送時のように2枚以上挟持している
場合には,セパレートローラの接触圧が比較的弱く設定
されているので,戻しきれないことがある。この場合
に,セパレートローラの接触圧は給紙条件により決定さ
れているので,接触圧を上げると給紙不良等を生じるた
め変更することはできない。
【0007】従って,手差し給紙を使用する場合には,
その都度フィードローラとセパレートローラのニップに
用紙が挟持されていないかどうか確認する方法が,全て
のカセット用紙の給紙に適応することができる。しか
し,フィードローラ等の位置は装置本体の内部であるの
で,確認するにはカセットを一旦外す等の作業が必要に
なって,非常に手間がかかり,作業性を低下する等の問
題点があった。
【0008】本発明は,この点に鑑みてなされたもの
で,カセットセット状態で手差し給紙使用する場合にお
いて,カセット用紙の挟持の有無を電気的に検知して自
動的に除却し,作業者の確認を不要にし,且つ,ミスコ
ピーすることなく安心してコピー作業可能にすることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め,本発明は,1組のフィードローラ,セパレートロー
ラ,ピックアップローラを有する給送路に,カセットと
手差しテーブルが一緒にセットされてそのいずれか一方
より給紙する給紙装置において,フィードローラに連結
されて給紙方向と反給紙方向に回転駆動するモータと,
フィードローラの付近に配置されてその部分の用紙の有
無を検知する第1の検知装置と,手差しテーブルの用紙
の有無を検知する第2の検知装置と,手差し給紙使用時
にこれらの第1,第2の検知装置の信号を処理し,カセ
ット用紙の挟持の場合にはモータを反給紙方向に回転し
てその挟持された用紙を除却するマイクロコンピュータ
とを備えるものである。
【0010】
【作用】上記構成に基づき,1組のフィードローラ,セ
パレートローラ,ピックアップローラを有する給送路に
カセットをセットすると,そのカセットの用紙を給紙し
てコピー動作され,カセットセット状態でも手差しテー
ブルを開いてセットすることにより,手差しテーブルの
用紙を同一の給送路により給紙して同様にコピー動作さ
れる。そして,この手差し給紙使用時においては,例え
ば用紙セット前の第1の検知装置による用紙有りと,第
2の検知装置による用紙無しの信号でカセット用紙の挟
持が判定され,この場合にはモータの逆転でフィードロ
ーラのみが反給紙方向に回転し,挟持された用紙が自動
的にカセットに戻るように除却され,その後にコピー動
作するように制御されて,ミスコピーが未然に回避され
るようになる。
【0011】
【実施例】以下,本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において,摩擦分離給紙装置の駆動系につい
て説明すると,給紙装置100は正逆転するモータ10
1を有し,このモータ101のモータ軸102が軸継手
103を介してフィードローラ105のフィードローラ
軸104に連結される。そして,カセット給紙時にモー
タ101が正転することによりフィードローラ105を
矢印の給紙方向に回転し,手差し給紙時において用紙が
挟持される場合は,モータ101が逆転することにより
フィードローラ105を反給紙方向に回転するようにな
っている。
【0012】また,フィードローラ軸104にはその逆
回転時にフリーになる一方向クラッチ106を介してギ
ヤ107が装着され,このギヤ107がアイドラギヤ1
08を介して,ピックアップローラ110のピックアッ
プローラ軸111のギヤ109に噛み合い,モータ10
1の正転によりピックアップローラ110も矢印の給紙
方向に回転する。このピックアップローラ軸111とギ
ヤ109との間には,ピックアップローラ110が逆転
する際にフリーになる一方向クラッチ112が設けられ
る。更に,図2に示すように,ピックアップローラ11
0はスプリング201を介してソレノイド200により
保持されている。そして,ソレノイド200のONによ
りピックアップローラ110が持上げられて用紙から離
れ,ソレノイド200のOFFによりピックアップロー
ラ110が下降して用紙に圧接するようになっている。
【0013】一方,駆動源により矢印の時計方向に回転
するギヤ113を有し,このギヤ113がギヤ114,
トルクリミッタ駆動軸115を介してギヤ116に連結
されている。そして,このギヤ116がトルクリミッタ
118の駆動側のギヤ117に噛み合い,トルクリミッ
タ118の従動軸119にセパレートローラ120が固
定され,これにより給紙時にトルクリミッタ118を駆
動して,セパレートローラ120に破線の矢印の反給紙
方向に一定のトルクを付与する。
【0014】図5と図6において,カセットと手差しテ
ーブルが装着される給紙ユニットについて説明する。符
号500は給紙ユニットであり,この給紙ユニット50
0の内部に上述のフィードローラ105,セパレートロ
ーラ120及びピックアップローラ110が設けられ,
この給送路の直下にカセット510が挿入される。ま
た,給紙ユニット500のカセット直上部には手差しテ
ーブル520が配設され,同一の給送路で給紙すること
が可能になっている。
【0015】カセット510は内部に上昇アーム511
を備えた底板512,バックフェンス513等を有し
て,多量の用紙Sが堆積して収容されている。このカセ
ット510が給紙ユニット500に装着されてカセット
給紙モードになっている場合は,図5のようにアーム軸
501により上昇アーム511が回転して底板512と
共に用紙Sの先端が上昇され,用紙Sの上面がピックア
ップローラ110に接触する。そして,用紙Sの上面と
ピックアップローラ110が給紙位置に達すると,図示
しないセンサで上昇停止され,これ以降は用紙Sの給紙
によりピックアップローラ110の位置が下がる毎に上
昇アーム511が回転して,用紙S上面の高さを一定に
保つようになっている。
【0016】手差しテーブル520は先端に補助板52
1を有し,支持部材522の軸502により図5の上方
の閉じ位置と,図6の下方略水平の給紙位置に回転する
ことが可能に装着される。この手差しテーブル520を
開くと,図示しない切換スイッチにより手差し給紙モー
ドに切換わり,ソレノイド200がONしてピックアッ
プローラ110が持上げられ,アーム軸501が上述と
逆回転してカセット510の上昇アーム511,底板5
12,用紙Sが下降される。これにより,手差しテーブ
ル520の補助板521は,ユニット側板レールにより
案内され,給紙位置にピックアップローラ110等と衝
突することなく侵入可能になる。
【0017】また,上記手差しテーブル520には,図
3と図4のように,手差しエンドセンサ300が用紙検
知フィラー301を具備して配置される。そして,手差
しテーブル520に用紙Gがある場合のフィラー301
の倒状態と,用紙がない場合のフィラー301の立状態
をセンサ300で検出して,用紙Gの有無を検知する。
【0018】次に,この給紙装置100による用紙給紙
の動作について説明する。先ず,カセット給紙の場合に
ついて説明すると,手差しテーブル520を上方に回転
して閉じることで,カセット給紙モードになる。そし
て,カセット510内部の用紙Sの上面が上昇して,ソ
レノイド200のOFFにより下降するピックアップロ
ーラ110に圧接し,且つ,両者が給紙位置にセットさ
れて給紙可能になる。
【0019】そこで,スタートボタンをONすると,モ
ータ101が正転してフィードローラ軸104によりフ
ィードローラ105が給紙方向に回転する。このとき,
一方向クラッチ106,112が一体化して,モータ動
力がギヤ107,108,109を介してピックアップ
ローラ軸111にも伝達され,これによりピックアップ
ローラ110も給紙方向に回転して,カセット510の
用紙Sの上部が送り出される。また,この給紙時には,
他の駆動源からの動力がギヤ113以降に伝達してトル
クリミッタ118に入力する
【0020】そこで,上記給紙時にピックアップローラ
110により1枚の用紙Sがフィードローラ105に進
入すると,この場合の大きい摩擦力でトルクリミッタ1
18がOFFしてセパレートローラ120も給紙方向に
連れ回され,こうして正常に給紙される。一方,図2の
ように2枚以上の用紙Sがフィードローラ105に進入
すると,セパレートローラ120には用紙間の小さい摩
擦力が作用することになり,このためトルクリミッタ1
18がONして反給紙方向にトルクが付与される。そこ
で,このセパレートローラ120の摩擦分離作用により
2枚目以降の用紙Sの送りが阻止され,こうして1枚ず
つに分離して安定的に給紙され,この場合に分離されて
残った重送紙S’は,フィードローラ105とセパレー
トローラ120のニップに挟んで保持される。
【0021】次いで,手差し給紙の場合について説明す
る。この場合は,手差しテーブル520を下方に回転し
て開くと手差し給紙モードに切換わり,図3のようにソ
レノイド200のONによりピックアップローラ110
が一旦上昇した状態で,補助板521が給紙位置に進入
する。そして,図4のように手差しテーブル520に用
紙Gがセットされ,手差しエンドセンサ300によりそ
の用紙を検知すると,ソレノイド200がOFFしてピ
ックアップローラ110が用紙Gの上に圧接して固定す
るようになり,こうして給紙可能になる。そこで,スタ
ートボタンをONすると,モータ101の正転により上
述と同様にフィードローラ105,ピックアップローラ
110が回転し,セパレートローラ120にトルクが付
与する。そして,この手差し給紙では重送状態でフィー
ドローラ105に進入する複数枚の用紙Gが,セパレー
トローラ120により一枚ずつ分離して給紙される。
【0022】続いて,上記給紙装置100の制御装置に
ついて説明する。先ず,図7において全体の制御系につ
いて説明すると,マイクロコンピュータ700を中心に
構成されており,手差しモードで使用されるセンサ群と
して,手差しサイズセンサ302,手差しエンドセンサ
300,手差し開閉センサ701を有する。
【0023】手差しサイズセンサ302は,図3のよう
にフィードローラ105の直前の位置に配置される。こ
こでこのセンサ302は,図8のように例えば3つの反
射型フォトセンサ801,802,803を所定の間隔
で直線的に配置し,且つ,それらのフォトセンサ80
1,802,803を並列接続して構成される。そし
て,手差しモードのみにおいてフォトセンサ801,8
02,803がスキャンされ,その出力信号の組合わせ
により手差し用紙Gのサイズを検知する。
【0024】一方,手差しモードでは手差しテーブル5
20を閉じた後に用紙Gをセットするまでの待機時間が
あり,このときフォトセンサ801,802,803が
フィードローラ105の直前の状態を検知するが,仮に
カセット給紙の用紙S”が挟持されている場合は,この
用紙S”が図3のように下方に屈曲するもののフォトセ
ンサ801,802,803との距離は短い。フォトセ
ンサ801,802,803の出力は,距離により変化
するが,挟持された用紙S”との距離は短くて充分い検
知することが可能であり,これにより手差しテーブル5
20に用紙Gがセットされる前に,その時間を利用して
挟持された用紙S”の有無も検知する機能を有する。
【0025】手差しエンドセンサ300は既に説明した
ように,手差しテーブル520の用紙Gの有無を検知す
る。手差し開閉センサ701は,手差しテーブル520
の開閉状態を検出して,手差しモードのセット,オフを
検知する。そして,これらのセンサ302,300,7
01の信号が,マイクロコンピュータ700に入力す
る。
【0026】カセットモードで使用されるセンサ群とし
ては,カセット510のセットの有無を検知するカセッ
トセットセンサ702,カセット510内の用紙Sの残
量を検知するカセット残量検知センサ703,用紙サイ
ズを検知するカセットサイズセンサ704を有し,これ
らのセンサ信号もマイクロコンピュータ700に入力す
る。
【0027】マイクロコンピュータ700は,上述のセ
ンサ以外に,給紙センサ705,操作パネル710のモ
ード選択キー711,複写キー712等の信号が入力
し,カセットモードまたは手差しモードの判定等を行
い,用紙搬送機構720を駆動し,本体機構部721を
制御し,更に表示器713に種々のメッセージを表示す
る。また,カセット給紙と手差し給紙の際に複写キー7
12の操作によりモータ101を給紙方向に回転し,カ
セット給紙から手差し給紙への切換時にカセット用紙の
挟持を判断すると,モータ101を一時的に逆転するよ
うに構成される。
【0028】次に,手差しモードの動作を,図9のフロ
ーチャートを用いて説明する。先ず,給紙モードをチェ
ックし(S1),手差しテーブル520が閉状態のカセ
ットモードの場合はモード1に進む。一方,手差しテー
ブル520が開操作されてそれが手差し開閉センサ70
1により検知されると,手差しモードを判定し,カセッ
トセットセンサ702によるカセットセットの状態をチ
ェックする(S2)。そして,カセットセットされてい
ない場合は,モード2に進む。一方,カセットセットさ
れてカセット給紙の際の残紙のおそれがある場合は,手
差しサイズセンサ302のデータの有無をチェックする
(S3)。
【0029】ここで,既に説明したように,給紙装置1
00でのカセット給紙の際に重送紙が無い場合には,フ
ィードローラ105の部分にカセット用紙が存在してい
ない。また,手差しモードの初期においては,手差しテ
ーブル520に未だ用紙Gがセットされていない。従っ
て,この給紙状態では手差しサイズセンサ302により
データ無しを検知し,用紙セットを指示する(S5)。
【0030】ところで,上述のカセット給紙において再
生紙等の場合には,大きい用紙間摩擦力で重送されるこ
とがある。この場合には,図3のようにカセット用紙
S”がフィードローラ105に予め挟持されるため,用
紙セット前に手差しサイズセンサ302によりデータ有
りを検知する。一方,この手差しモードにおいては,手
差しテーブル520に用紙Gをセットしながら開くよう
に操作されることもあり,この場合にも手差しサイズセ
ンサ302ではデータ有りを検知する。そして,これら
のいずれの場合も,手差しエンドセンサ300により手
差しテーブル520の実際の用紙有無をチェックして
(S4),上述のいずれのものかを判定する。即ち,手
差しエンドセンサ300により用紙有りを検知する場合
は,上述の手差しサイズセンサ302の判定は正常な用
紙セットと判断して,手差し用紙Gのサイズを検知する
(S8)。
【0031】一方,手差しサイズセンサ302で用紙有
りを検知するにもかかわらず,手差しエンドセンサ30
0では用紙無しを検知する場合は,明らかに図3のよう
に重送されたカセット用紙S”の挟持状態であることが
判断される。そして,この場合はモード4のミスコピー
防止ルーチンでコピー動作を禁止し(S12),モータ
101を逆転駆動する(S13)。そこで,モータ10
1の逆転動力がフィードローラ105に伝達されるが,
一方向クラッチ106がフリーになってギヤ107以降
は停止状態に保持され,これによりフィードローラ10
5のみに反給紙方向の搬送力が作用して,フィードロー
ラ105に挟持されるカセット用紙S”をカセット51
0に戻すように除去される。このようなモータ101の
逆転駆動は,カセット用紙S”が完全に除去されるまで
繰返され,こうしてミスコピーを未然に回避することが
可能となる。
【0032】そして,カセット用紙S”の除却が判定さ
れると(S14),再びモード3の通常の手差しモード
動作ルーチンに戻る。そしてこの場合は,カセット用紙
の挟持が解除されているので,上述の正常状態に復帰し
たものと判断され(S3,S4),表示器713で手差
しテーブル520への用紙セットを指示する(S5)。
その後,図4のように手差しテーブル520に用紙Gが
セットされてそれが判定され(S6),手差しエンドセ
ンサ300により用紙有りを確認し(S7),手差しサ
イズセンサ302により用紙サイズを検知し(S8),
手差し給紙可能な状態になる。
【0033】そこで,複写キー712をチェックしてO
Nされると(S9),既に説明したようにカセット給紙
と同一の給送路により用紙を搬送して,手差しモードの
コピー動作を行う(S10)。そして,コピー終了をチ
ェックし,手差しテーブル520の用紙Gを取り除いて
手差しテーブル520を再び閉じると,コピー終了を判
定して手差しモードの動作を終了する(S11)。
【0034】尚,上述の手差しモードの作用における各
センサの出力状態と,用紙の状態をまとめて示すと,図
10に示す表1のようになる。
【0035】こうして,カセット給紙と手差し給紙とを
同一の給送路で行う給紙装置100において,カセット
セット状態で手差しモードに移行する度に,用紙Gがセ
ットされる前の時間を利用して,手差しサイズセンサ3
02と手差しエンドセンサ300で用紙検知される。そ
して,両センサ302,300の信号の組合わせによ
り,予め電気的にカセット用紙S”の挟持の有無が検知
されてその結果が作業者に表示され,ミスコピーを生じ
ないように制御されることになる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
カセット給紙と手差し給紙を同一の給送路で行う給紙装
置において,カセットセット状態で手差し給紙使用する
場合には,予めカセット用紙の挟持の有無が判定され,
挟持状態の場合にはモータによりフィードローラが逆転
駆動されるので,そのカセット用紙を確実にカセットに
戻すことができる。従って,手差し給紙使用時には常に
フィードローラに挟持される用紙が無くなるので,作業
者がいちいち挟持状態を確認することが不要になって,
作業性が向上し,確認忘れも生じない。また,このよう
な制御により,ミスコピーが未然に回避され,安心して
効率良くコピー作業することができ,特に給紙装置にカ
セット給紙の際の残紙除去の機構が設けられるが,再生
紙等の場合に充分に機能しない場合に有効である。フィ
ードローラの駆動系にモータを装着し,このモータの正
転と逆転により給紙と挟持された用紙の戻しとを行うよ
うに構成されるので,構造,制御が簡単になる。
【0037】カセット用紙の挟持有無の判定は,手差し
テーブルへ用紙をセットする前の時間を利用して行うの
で,作業性を損わない。この判定は,フィードローラの
付近の手差しサイズセンサと手差しテーブルの手差しエ
ンドセンサの信号の組合わせにより行うので,判定の精
度,信頼性が高い。手差しサイズセンサは,用紙サイズ
と挟持用紙を検知する機能を有するので,新たなセンサ
が不要になり,コスト,スペース的に有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給紙装置の駆動系を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明に係る給紙装置のカセット給紙の状態を
示す側面図である。
【図3】本発明に係る給紙装置のカセット給紙から手差
し給紙への切換時におけるカセット用紙挟持状態を示す
側面図である。
【図4】本発明に係る給紙装置の手差し給紙の状態を示
す側面図である。
【図5】本発明に係る給紙装置のカセット給紙の給紙ユ
ニットを示す断面図である。
【図6】本発明に係る給紙装置の手差し給紙における給
紙ユニットを示す断面図である。
【図7】本発明に係る給紙装置の制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【図8】本発明に係る給紙装置の制御装置における手差
しサイズセンサの構成を示す説明図である。
【図9】本発明に係る給紙装置の制御装置における手差
しモードの動作を示すフローチャートである。
【図10】手差しモードの作用における各センサの出力
状態と,用紙の状態を示す表である。
【符号の説明】
100 給紙装置 101 モー
タ 105 フィードローラ 110 ピッ
クアップローラ 120 セパレートローラ 510 カセ
ット 520 手差しテーブル 302 手差
しサイズセンサ 300 手差しエンドセンサ 700 マイ
クロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 11/00 J 7111−3F G03G 15/00 109 7369−2H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1組のフィードローラ,セパレートロー
    ラ,ピックアップローラを有する給送路に,カセットと
    手差しテーブルが一緒にセットされてそのいずれか一方
    より給紙する給紙装置において,フィードローラに連結
    されて給紙方向と反給紙方向に回転駆動するモータと,
    フィードローラの付近に配置されてその部分の用紙の有
    無を検知する第1の検知装置と,手差しテーブルの用紙
    の有無を検知する第2の検知装置と,手差し給紙使用時
    にこれらの第1,第2の検知装置の信号を処理し,カセ
    ット用紙の挟持の場合にはモータを反給紙方向に回転し
    てその挟持された用紙を除却するマイクロコンピュータ
    とを備えることを特徴とする給紙装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の検知装置は,手差し給紙使用
    の場合で用紙セット前ではカセット用紙の挟持の有無を
    検知し,用紙セット後ではその用紙サイズを検知する機
    能を備えることを特徴とする請求項1の給紙装置の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記マイクロコンピュータは,手差し給
    紙使用時において用紙セット前の状態で,第1の検知装
    置が用紙有りを検知するが,第2の検知装置が手差しテ
    ーブルの用紙無しを検知する場合にカセット用紙の挟持
    を判定し,モータを反給紙方向に回転して挟持された用
    紙を自動的に除却し,カセット用紙が除却された後に用
    紙セットを指示し,用紙が手差しテーブルにセットされ
    た後は,第1の検知装置により用紙サイズも検知するよ
    うに制御することを特徴とする請求項1の給紙装置の制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記フィードローラは正逆転可能なモー
    タに常に動力伝達するように連結し,ピックアップロー
    ラはモータに対して給紙時にのみモータ動力を伝達する
    ように連結し,セパレートローラはトルクリミッタを介
    して他の駆動源に連結することを特徴とする請求項1の
    給紙装置の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051767A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Ricoh Co Ltd 給紙装置、画像形成装置、及び用紙残量検知方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011051767A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Ricoh Co Ltd 給紙装置、画像形成装置、及び用紙残量検知方法

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