JPH0597371A - エスカレータの安全装置 - Google Patents
エスカレータの安全装置Info
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- JPH0597371A JPH0597371A JP28715491A JP28715491A JPH0597371A JP H0597371 A JPH0597371 A JP H0597371A JP 28715491 A JP28715491 A JP 28715491A JP 28715491 A JP28715491 A JP 28715491A JP H0597371 A JPH0597371 A JP H0597371A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は停電時でもステップの自走速度を
低く抑えることができるエスカレータの安全装置を得る
ことを目的とする。 【構成】 エスカレータのステップ1を駆動する電動機
2の電源6遮断時に閉成状態となる常閉接点12c,1
2d,13c,13dを介して上記誘導電動機2の一次
巻線に、コンデンサ制動をかけるコンデンサ14と抵抗
器15とを並列接続する。 【効果】 この発明によれば、エスカレータ休止時にお
けるステップの自走速度を低速に抑えることができるの
で、利用客の転倒事故等を防止し、利用客の安全に寄与
できる。
低く抑えることができるエスカレータの安全装置を得る
ことを目的とする。 【構成】 エスカレータのステップ1を駆動する電動機
2の電源6遮断時に閉成状態となる常閉接点12c,1
2d,13c,13dを介して上記誘導電動機2の一次
巻線に、コンデンサ制動をかけるコンデンサ14と抵抗
器15とを並列接続する。 【効果】 この発明によれば、エスカレータ休止時にお
けるステップの自走速度を低速に抑えることができるの
で、利用客の転倒事故等を防止し、利用客の安全に寄与
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エスカレータの安全
装置に係り、特にブレーキ故障時の安全制御に関する装
置である。
装置に係り、特にブレーキ故障時の安全制御に関する装
置である。
【0002】
【従来の技術】エスカレータは無端状に配列されたステ
ップを誘導電動機で回動し、ステップ上に乗った利用客
を上昇、あるいは下降させる輸送機関である。このエス
カレータは使用しない時には、ブレーキ装置により制動
力を与えてステップの回動を停止し、同時にステップが
停止中にステップ上に乗った重量物、例えば停止中のエ
スカレータを階段がわりに利用する利用客などによりス
テップが下降方向に自走することを防ぐようにステップ
を停止した位置に保持している。
ップを誘導電動機で回動し、ステップ上に乗った利用客
を上昇、あるいは下降させる輸送機関である。このエス
カレータは使用しない時には、ブレーキ装置により制動
力を与えてステップの回動を停止し、同時にステップが
停止中にステップ上に乗った重量物、例えば停止中のエ
スカレータを階段がわりに利用する利用客などによりス
テップが下降方向に自走することを防ぐようにステップ
を停止した位置に保持している。
【0003】このようにブレーキ装置はエスカレータを
構成する装置の中でも非常に重要な安全装置であり、そ
の構成は故障が少なく、信頼性の高い方式となってい
る。しかしもしブレーキ装置に故障が生じると、ブレー
キ装置はその制動力をステップに加えることができなく
なることがある。このためブレーキ装置を2重に備えた
いわゆるダブルブレーキを採用した例もあるが、エスカ
レータのサイズが大きくなり、且つ高価であるという欠
点を有する。
構成する装置の中でも非常に重要な安全装置であり、そ
の構成は故障が少なく、信頼性の高い方式となってい
る。しかしもしブレーキ装置に故障が生じると、ブレー
キ装置はその制動力をステップに加えることができなく
なることがある。このためブレーキ装置を2重に備えた
いわゆるダブルブレーキを採用した例もあるが、エスカ
レータのサイズが大きくなり、且つ高価であるという欠
点を有する。
【0004】これを防ぐため、電気的に制動力を与える
方法が提案されている。例えば実開昭63−13048
2では図3、図4の案が開示されている。図3におい
て、ステップ1は誘導電動機2と連結された減速機3か
らチェーン3aを介して駆動するギア4により回動す
る。誘導電動機2にはこれを制動するブレーキ装置5が
取り付けられ、交流電源6から制御装置7を介し電源を
供給される。8は運転指令信号、9は誘導電動機2に連
結されてステップの自走速度を検出する速度発電機、1
0はブレーキ装置5の故障等によりステップが自走した
場合、速度発電機9の印加電圧によりこれを検出する自
走検出器で、制動装置11はこの自走検出器10の指令
により誘導電動機に制動力を発生させる。
方法が提案されている。例えば実開昭63−13048
2では図3、図4の案が開示されている。図3におい
て、ステップ1は誘導電動機2と連結された減速機3か
らチェーン3aを介して駆動するギア4により回動す
る。誘導電動機2にはこれを制動するブレーキ装置5が
取り付けられ、交流電源6から制御装置7を介し電源を
供給される。8は運転指令信号、9は誘導電動機2に連
結されてステップの自走速度を検出する速度発電機、1
0はブレーキ装置5の故障等によりステップが自走した
場合、速度発電機9の印加電圧によりこれを検出する自
走検出器で、制動装置11はこの自走検出器10の指令
により誘導電動機に制動力を発生させる。
【0005】図4は自走検出器10の回路構成の一実施
例である。図においてR0〜R2は抵抗、OPは演算増
幅器で、R2/R1の比を大きくし比較器100を構成
する。Trはトランジスタ、101は自走検出リレー
で、101aは自走検出リレー101のa接点、S1は
自走検出リレー101の励磁を遮断するためのリセット
用スイッチ、80は運転指令信号8が発生している時に
は開き、この指令が無い時には閉じる接点である。
例である。図においてR0〜R2は抵抗、OPは演算増
幅器で、R2/R1の比を大きくし比較器100を構成
する。Trはトランジスタ、101は自走検出リレー
で、101aは自走検出リレー101のa接点、S1は
自走検出リレー101の励磁を遮断するためのリセット
用スイッチ、80は運転指令信号8が発生している時に
は開き、この指令が無い時には閉じる接点である。
【0006】スイッチS1は閉路されている時に、運転
指令8が発生すると、接点80の開路により比較器10
0は動作せず、自走検出リレー101はオフ状態を継続
する。運転指令8が無い時は接点80が閉路状態とな
る。この時ステップが自走すると速度発電機9が電圧を
発生する。これにより比較器100は出力電圧を発生
し、トランジスタTrをオンする。従って自走検出リレ
ー101は励磁されると共に、接点101aにより保持
される。すなわち自走検出リレー101がブレーキ装置
5の故障などによる自走検出信号となる。
指令8が発生すると、接点80の開路により比較器10
0は動作せず、自走検出リレー101はオフ状態を継続
する。運転指令8が無い時は接点80が閉路状態とな
る。この時ステップが自走すると速度発電機9が電圧を
発生する。これにより比較器100は出力電圧を発生
し、トランジスタTrをオンする。従って自走検出リレ
ー101は励磁されると共に、接点101aにより保持
される。すなわち自走検出リレー101がブレーキ装置
5の故障などによる自走検出信号となる。
【0007】この自走検出信号により制動装置11が作
動する。制動装置11は、図示は省略されているが誘導
電動機の一次巻き線を電源から切り離し、固定子側から
直流励磁して発電機としてその発生電力を固定子端子間
に接続させた抵抗体により熱として消費させるいわゆる
発電制動により誘導電動機に制動を掛ける方法がとられ
る。
動する。制動装置11は、図示は省略されているが誘導
電動機の一次巻き線を電源から切り離し、固定子側から
直流励磁して発電機としてその発生電力を固定子端子間
に接続させた抵抗体により熱として消費させるいわゆる
発電制動により誘導電動機に制動を掛ける方法がとられ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
においては、誘導電動機に直流励磁を与えるための電源
装置、及び自走検出装置を必要とし、且つ停電時には効
果がないので、停電で停止している時に利用客によって
ステップの自走が発生すると危険である。
においては、誘導電動機に直流励磁を与えるための電源
装置、及び自走検出装置を必要とし、且つ停電時には効
果がないので、停電で停止している時に利用客によって
ステップの自走が発生すると危険である。
【0009】この発明は上記に鑑み、停電時でもステッ
プの自走速度を低く抑えることができるエスカレータの
安全装置を提供する。
プの自走速度を低く抑えることができるエスカレータの
安全装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この第1の発明に係るエ
スカレータの安全装置は、制御装置の電源遮断時に閉成
状態となる常閉接点を介して、上記誘導電動機の一次巻
き線にコンデンサと抵抗器とを並列接続したものであ
る。
スカレータの安全装置は、制御装置の電源遮断時に閉成
状態となる常閉接点を介して、上記誘導電動機の一次巻
き線にコンデンサと抵抗器とを並列接続したものであ
る。
【0011】この第2の発明に係るエスカレータの安全
装置は、インバータ制御される電動機によって駆動され
るエスカレータの制御装置において、前記制御装置の電
源遮断中に閉成状態となる常閉接点と抵抗器からなる直
列体をインバータの直流入力側に接続したものである。
装置は、インバータ制御される電動機によって駆動され
るエスカレータの制御装置において、前記制御装置の電
源遮断中に閉成状態となる常閉接点と抵抗器からなる直
列体をインバータの直流入力側に接続したものである。
【0012】
【作用】この第1の発明によれば、エスカレータ装置の
電源停電時にはエスカレータ駆動用の誘導電動機は一次
巻線に並列接続されたコンデンサを抵抗器によってコン
デンサ制動がかけられるため、ブレーキ故障によりステ
ップが自走してもその速度を低く抑えられ、利用客の安
全性を確保することができる。
電源停電時にはエスカレータ駆動用の誘導電動機は一次
巻線に並列接続されたコンデンサを抵抗器によってコン
デンサ制動がかけられるため、ブレーキ故障によりステ
ップが自走してもその速度を低く抑えられ、利用客の安
全性を確保することができる。
【0013】また、この第2の発明によれば、エスカレ
ータを駆動するインバータ制御の電動機の電源が停電と
ともに、ブレーキの故障によってステップが自走した場
合、電動機の一次巻線に接続された並列コンデンサによ
って電動機の誘起電圧が上昇し、この誘起電圧によって
インバータの直流側に接続された抵抗器に電流が流れ電
動機を回生制動し、ステップの自走を低く抑えエスカレ
ータ利用客の安全性を確保する。
ータを駆動するインバータ制御の電動機の電源が停電と
ともに、ブレーキの故障によってステップが自走した場
合、電動機の一次巻線に接続された並列コンデンサによ
って電動機の誘起電圧が上昇し、この誘起電圧によって
インバータの直流側に接続された抵抗器に電流が流れ電
動機を回生制動し、ステップの自走を低く抑えエスカレ
ータ利用客の安全性を確保する。
【0014】
【実施例】以下、この第1の発明の一実施例を図に従っ
て説明する。図1は本実施例に係るエスカレータの安全
装置の構成図である。尚、図中、図3、図4と同一符号
は同一、又は相当部分を示す。図において、12a,1
2bは上昇用コンタクタ(図示せず)の常開接点、12
c,12dは上昇用コンタクタの常閉接点、13a,1
3bは下降用コンタクタ(図示せず)の常開接点、13
c,13dは下降用コンタクタの常閉接点である。この
ような構成において、エスカレータ停止中あるいは停電
時には駆動用誘導電動機2は接点12a,12b、ある
いは13a,13bによって電源と切り離されており、
接点12c,13cおよび12d,13dを通じてコン
デンサ14、抵抗器15が誘導電動機2に接続されてい
る。
て説明する。図1は本実施例に係るエスカレータの安全
装置の構成図である。尚、図中、図3、図4と同一符号
は同一、又は相当部分を示す。図において、12a,1
2bは上昇用コンタクタ(図示せず)の常開接点、12
c,12dは上昇用コンタクタの常閉接点、13a,1
3bは下降用コンタクタ(図示せず)の常開接点、13
c,13dは下降用コンタクタの常閉接点である。この
ような構成において、エスカレータ停止中あるいは停電
時には駆動用誘導電動機2は接点12a,12b、ある
いは13a,13bによって電源と切り離されており、
接点12c,13cおよび12d,13dを通じてコン
デンサ14、抵抗器15が誘導電動機2に接続されてい
る。
【0015】もし機械式ブレーキ5が故障時に、利用客
が多数ステップ1に乗っていると、ステップ1は下降し
始め誘導電動機の残留電圧によって誘導電動機の一次巻
線にはコンデンサ14を通じて進相電流が流れる。この
進相電流によって誘導電動機2は誘導発電機として作動
し、誘導電動機2の一次電圧が上昇する。この一次電圧
はコンデンサ14の容量および誘導電動機2の回転数に
よって決まり、この誘起電圧により抵抗器15に電流が
流れ、誘導電動機2を制動する。この結果ステップ1は
抵抗器15及び乗客数で決まる速度で下降するが、この
下降速度は抵抗器15の値で変えられる。
が多数ステップ1に乗っていると、ステップ1は下降し
始め誘導電動機の残留電圧によって誘導電動機の一次巻
線にはコンデンサ14を通じて進相電流が流れる。この
進相電流によって誘導電動機2は誘導発電機として作動
し、誘導電動機2の一次電圧が上昇する。この一次電圧
はコンデンサ14の容量および誘導電動機2の回転数に
よって決まり、この誘起電圧により抵抗器15に電流が
流れ、誘導電動機2を制動する。この結果ステップ1は
抵抗器15及び乗客数で決まる速度で下降するが、この
下降速度は抵抗器15の値で変えられる。
【0016】次に、図2は第2の発明の一実施例の構成
を示す図である。本実施例では、エスカレータの駆動電
動機を可変電圧・可変周波数(以下インバータと称す)
電源装置で駆動する場合を示す。インバータ装置を使用
することによって、電動機の速度を任意に変えることが
でき、例えば朝夕のラッシュ時には定格速度でエスカレ
ータを運転し、日中の閑散時には低速度運転することが
できる。あるいは乗客が居ない時にはエスカレータを停
止させ、乗客が来た時にはエスカレータを起動すること
も容易である。この時エスカレータの起動を緩やかに起
動し、乗客が乗り込む時の安全を確保する。
を示す図である。本実施例では、エスカレータの駆動電
動機を可変電圧・可変周波数(以下インバータと称す)
電源装置で駆動する場合を示す。インバータ装置を使用
することによって、電動機の速度を任意に変えることが
でき、例えば朝夕のラッシュ時には定格速度でエスカレ
ータを運転し、日中の閑散時には低速度運転することが
できる。あるいは乗客が居ない時にはエスカレータを停
止させ、乗客が来た時にはエスカレータを起動すること
も容易である。この時エスカレータの起動を緩やかに起
動し、乗客が乗り込む時の安全を確保する。
【0017】図において105はインバータ装置の詳細
であって、電圧型インバータと呼ばれるものである。1
06a,106bは三相電源6とインバータ105間に
挿入された走行用コンタクタ(図示せず)の常開接点、
106c〜106eは同じく常閉接点である。110a
〜110fはコンバータ側のトランジスタ、112a〜
112fはコンバータ側ダイオード、111a〜111
fはインバータ側トランジスタ、113a〜113fは
インバータ側ダイオード、115は制動抵抗、116は
コンデンサで、インバータ105の出力は誘導電動機2
に接続されている。
であって、電圧型インバータと呼ばれるものである。1
06a,106bは三相電源6とインバータ105間に
挿入された走行用コンタクタ(図示せず)の常開接点、
106c〜106eは同じく常閉接点である。110a
〜110fはコンバータ側のトランジスタ、112a〜
112fはコンバータ側ダイオード、111a〜111
fはインバータ側トランジスタ、113a〜113fは
インバータ側ダイオード、115は制動抵抗、116は
コンデンサで、インバータ105の出力は誘導電動機2
に接続されている。
【0018】トランジスタ110a〜110fとダイオ
ード112a〜112fはそれぞれ逆並列に接続されて
いる。トランジスタ111a〜111fとダイオード1
13a〜113fも同様である。制動抵抗115は走行
用コンタクタの常閉接点106cを介してインバータ1
05の直流回路に接続されている。
ード112a〜112fはそれぞれ逆並列に接続されて
いる。トランジスタ111a〜111fとダイオード1
13a〜113fも同様である。制動抵抗115は走行
用コンタクタの常閉接点106cを介してインバータ1
05の直流回路に接続されている。
【0019】エスカレータの停止時、インバータ装置1
05のトランジスタはそのベースが遮断され、カットオ
フ状態にされている。またコンタクタ接点106a,1
06bは開放され、コンタクタ接点106c〜106e
が閉じて、制動抵抗115がインバータ装置105の直
流回路に接続され、同時に進相用コンデンサ14が誘導
電動機2に接続される。
05のトランジスタはそのベースが遮断され、カットオ
フ状態にされている。またコンタクタ接点106a,1
06bは開放され、コンタクタ接点106c〜106e
が閉じて、制動抵抗115がインバータ装置105の直
流回路に接続され、同時に進相用コンデンサ14が誘導
電動機2に接続される。
【0020】この状態でブレーキ5の故障時に、利用客
がステップ1に乗っていると、ステップ1は下降し始め
ると時誘導電動機の残留電圧によって、誘導電動機の一
次側にはコンデンサ14による進相電流が流れ、この進
相電流が更に誘導電動機の誘起電圧を高める。この誘起
電圧によって抵抗器115には、ダイオード113a〜
113fを通じて電流が流れ、誘導電動機2を制動す
る。この結果ステップ1は抵抗器115及び乗客数で決
まる速度で下降するが、この速度は抵抗器115の値で
低速に抑えられる。
がステップ1に乗っていると、ステップ1は下降し始め
ると時誘導電動機の残留電圧によって、誘導電動機の一
次側にはコンデンサ14による進相電流が流れ、この進
相電流が更に誘導電動機の誘起電圧を高める。この誘起
電圧によって抵抗器115には、ダイオード113a〜
113fを通じて電流が流れ、誘導電動機2を制動す
る。この結果ステップ1は抵抗器115及び乗客数で決
まる速度で下降するが、この速度は抵抗器115の値で
低速に抑えられる。
【0021】誘導電動機2は、リニアモータであっても
効果は同じである。更にインバータ制御を使用する時、
誘導電動機2の代わりに同期電動機を用いる方法もあ
る。動機電動機の場合には、界磁磁束が確立しているの
で、図2のコンタクタ接点106d,106e及びコン
デンサ14は不要となり、更に誘導電動機の場合より速
やかに制動力が作用し、より安全である。図2において
も、図1と同じく制動抵抗15を直接誘導電動機の一次
側に接続してもよいが、三相回路では3個の抵抗が必要
で回路が複雑となる。図2では、直流回路に一本の抵抗
115を挿入しただけで、構成が極めて簡単となる。
効果は同じである。更にインバータ制御を使用する時、
誘導電動機2の代わりに同期電動機を用いる方法もあ
る。動機電動機の場合には、界磁磁束が確立しているの
で、図2のコンタクタ接点106d,106e及びコン
デンサ14は不要となり、更に誘導電動機の場合より速
やかに制動力が作用し、より安全である。図2において
も、図1と同じく制動抵抗15を直接誘導電動機の一次
側に接続してもよいが、三相回路では3個の抵抗が必要
で回路が複雑となる。図2では、直流回路に一本の抵抗
115を挿入しただけで、構成が極めて簡単となる。
【0022】
【発明の効果】以上述べた通り、この第1の発明によれ
ば、エスカレータ駆動用の誘導電動機をコンデンサ制動
する構成としたため、エスカレータ装置の電源停電時
に、ブレーキ故障によりステップが自走してもコンデン
サ制動により自走速度を低速に抑えることができ、利用
客の転倒事故等を防止し利用客の安全性を確保すること
ができる。
ば、エスカレータ駆動用の誘導電動機をコンデンサ制動
する構成としたため、エスカレータ装置の電源停電時
に、ブレーキ故障によりステップが自走してもコンデン
サ制動により自走速度を低速に抑えることができ、利用
客の転倒事故等を防止し利用客の安全性を確保すること
ができる。
【0023】また、この第2の発明によれば、インバー
タ制御によるエスカレータ駆動用電動機の停電停止時
に、ブレーキ故障によりステップが自走すると、電動機
の一次巻線に並列接続されたコンデンサにより電動機の
誘起電圧が上昇し、この誘起電圧によってインバータ直
流側に接続された抵抗器に電流が流れ回生制動がかかり
ステップの自走速度を低速化するため、第1の発明の効
果に加え、より簡単な回路構成でブレーキ故障時におけ
るステップ上の利用客の安全性を確保することができ
る。
タ制御によるエスカレータ駆動用電動機の停電停止時
に、ブレーキ故障によりステップが自走すると、電動機
の一次巻線に並列接続されたコンデンサにより電動機の
誘起電圧が上昇し、この誘起電圧によってインバータ直
流側に接続された抵抗器に電流が流れ回生制動がかかり
ステップの自走速度を低速化するため、第1の発明の効
果に加え、より簡単な回路構成でブレーキ故障時におけ
るステップ上の利用客の安全性を確保することができ
る。
【図1】この第1の発明の一実施例によるエスカレータ
の安全装置の構成図である。
の安全装置の構成図である。
【図2】この第2の発明の一実施例によるエスカレータ
の安全装置の構成図である。
の安全装置の構成図である。
【図3】従来のエスカレータの安全装置の構成図であ
る。
る。
【図4】図3に示す自走検出器10の内部構成図であ
る。
る。
1 ステップ 2 誘導電動機 5 機械式ブレーキ 14 並列コンデンサ 15 並列抵抗器 105 インバータ装置 106c 常閉接点 12c,12d,13c,13d 常閉接点
Claims (2)
- 【請求項1】 誘導電動機で駆動されるエスカレータの
制御装置において、前記制御装置の電源遮断時に閉成状
態となる常閉接点を介して、上記誘導電動機の一次巻き
線にコンデンサと抵抗器とを並列接続したことを特徴と
するエスカレータの安全装置。 - 【請求項2】 インバータ制御される電動機によって駆
動されるエスカレータの制御装置において、前記制御装
置の電源遮断中に閉成状態となる常閉接点と抵抗器から
なる直列体をインバータの直流入力側に接続したことを
特徴とするエスカレータの安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28715491A JPH0597371A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | エスカレータの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28715491A JPH0597371A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | エスカレータの安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0597371A true JPH0597371A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17713778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28715491A Pending JPH0597371A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | エスカレータの安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0597371A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1118464A (ja) * | 1997-06-23 | 1999-01-22 | Sanyo Denki Co Ltd | モータ制御装置 |
| JP2002234685A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-23 | Mitsubishi Electric Corp | マンコンベアの制御装置 |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP28715491A patent/JPH0597371A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1118464A (ja) * | 1997-06-23 | 1999-01-22 | Sanyo Denki Co Ltd | モータ制御装置 |
| JP2002234685A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-23 | Mitsubishi Electric Corp | マンコンベアの制御装置 |
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