JPH0597395A - ドラム転造用ロールダイス - Google Patents

ドラム転造用ロールダイス

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JPH0597395A
JPH0597395A JP25526091A JP25526091A JPH0597395A JP H0597395 A JPH0597395 A JP H0597395A JP 25526091 A JP25526091 A JP 25526091A JP 25526091 A JP25526091 A JP 25526091A JP H0597395 A JPH0597395 A JP H0597395A
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rope groove
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純一 松本
Hiroya Murakami
碩哉 村上
Hiroshi Kanai
博志 金井
Kunio Kuronuma
邦夫 黒沼
Shigeru Uemura
茂 植村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロープホイスト用ドラムの外周にロープ溝を転
造するにあたり、被加工物であるドラムのロープ溝深さ
を深く成形して、ロープがロープ溝から外れにくくでき
ると同時に、ロールダイスの寿命を長くすることのでき
る、改良されたドラム転造用ロールダイスの提供。 【構成】複数個の転造用突起23A−1,23B−1を
個々に分割して転造用突起分割部材23A,23Bを成
形し、前記各分割部材23A,23Bを、ボルト25に
より結合、その他の機械的結合によって連結することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロープホイスト用ドラ
ム転造盤に係り、さらに詳細には、ホイスト用ドラムの
外周にロープ溝を転造するドラム転造用ロールダイスの
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の説明に先立ち、ロープホイスト
の構成、ならびにその動作につき、図6にもとづいて説
明すると、1は巻上用電動機を示し、主枠2aに固着さ
れている。
【0003】3は減速機構部で、主枠2bに支持されて
おり、ドラム4と直結している。
【0004】以上の構成において、電動機1を回転させ
ることにより、電動機1の軸5,減速機構部3、および
ドラム4に巻き込まているロープ6を介し、下フック7
が上下行される。
【0005】ところで、ロープホイストには、荷物を吊
り上げるとき、偏荷重がかかってロープ6がドラム4の
ロープ溝から外れやすい。
【0006】また、ホイストが横行するときにも、荷物
の振れ動きによってロープ6がドラム4のロープ溝から
外れやすい。
【0007】このようなことから、ドラム4のロープ溝
深さは深い方がよい。
【0008】図8はドラム4の構成を示し、巻胴部8と
側板9a,9bおよびスプラインボス10は、全て鋼板
製であり、前記各部材8〜10は、それぞれ溶接により
接合されている。
【0009】そして、ドラム4には、ロープ溝11(右
巻ロープ溝11aおよび左巻ロープ溝11b)がほどこ
されている。
【0010】ここで、ドラム転造盤の構成、ならびにそ
の動作につき、図7,図9、および図10にもとづいて
説明すると、転造盤は、ベッド12と主軸台13、およ
びロールユニット14により構成されており、ロールダ
イス15(15a,15b)は、ロールユニット14に
取り付けられている。
【0011】主軸台13内には、主軸16が設けられて
おり、主軸16は、電動機17により回転する。
【0012】主軸16には、マンドレル18が締結され
ており、転造作業時、マンドレル18に対し、被加工物
であるドラム4を挿入する。
【0013】また、ドラム4は、固定金具19を介し、
油圧シリンダー20により固定される。
【0014】そして、ロールユニット14の転造シリン
ダー21により、ロールダイス15a,15bをドラム
4に押し付け、主軸16を電動機17によって回転させ
ることにより、先のロープ溝11を転造成形する。
【0015】ロールダイス15a(15bも同じ)は、
図10に示すように、ドラム4の円周上を3等分した位
置に3個設置されている。
【0016】また、前記3個のロールダイス15a(1
5bも同じ)は、ドラム4の軸方向に対し、順次ロープ
溝ピッチの1/3ずれた位置に配置されている。
【0017】さらに、前記ロールダイス15a,15b
は、ドラム4の軸方向に対し、それぞれ図11に示すロ
ープ溝11のリード角θ分だけ傾けて設置されている。
【0018】そして、ドラム4の外周に右巻ロープ溝1
1aを転造するときは、ロールダイス15a(右巻ロー
プ溝用ロールダイス15a)が使用され、また左巻ロー
プ溝11bを転造するときは、ロールダイス15b(左
巻ロープ溝用ロールダイス15b)が使用される。
【0019】以上の構成において、ドラム4の外周にロ
ープ溝11を転造する場合の一連の動作について説明す
ると、まず最初に、転造盤の固定金具19を取り外す。
【0020】そして、ドラム4をマンドレル18に挿入
し、固定金具19でドラム4の右端部を仮固定する。
【0021】次に、油圧シリンダー20を動作させ、ド
ラム4を固定する。
【0022】その後、移動装置22により、ロールユニ
ット14をドラム4の右巻ロープ溝11aの切り始め点
まで移動させる。
【0023】そして、転造シリンダー21により、右巻
ロープ溝用ロールダイス15aをドラム4に押し付け、
電動機17で主軸16を回転させ、転造を開始する。
【0024】なお、右巻ロープ溝11a(左巻ロープ溝
11bも同じ)は、図11に示すように、ねじ状に成形
されるため、ロールユニット14は、右巻ロープ溝11
aのリード角θにより、当該ロープ溝11aの切り終り
点まで移動する。
【0025】したがって、この時点で、転造シリンダー
21により、右巻ロープ溝用ロールダイス15aをドラ
ム4から後退させ、移動装置22により、左巻ロープ溝
11bの切り始め点まで移動する。
【0026】次に、転造シリンダー21が前進し、左巻
ロープ溝用ロールダイス15bをドラム4に押し付け、
左巻ロープ溝11bを転造成形する。
【0027】そして、左巻ロープ溝11bの切り終り点
まで移動すると、転造シリンダー21により、左巻ロー
プ溝用ロールダイス15bをドラム4から後退させ、ド
ラム4の転造成形作業を終了する。
【0028】その後、ドラム4の脱着に支障のない場所
にロールユニット14を移動させ、油圧シリンダー20
の固定を解除し、固定金具19をゆるめる。
【0029】次に、固定金具19を取り外し、ドラム4
をマンドレル18から取り外す。
【0030】ここで、ドラム4の外周にロープ溝11を
成形する従来形ロールダイス15の形状を図5に示す。
【0031】図5に示すように、ロールダイス15の外
周には、複数個の突起部15−1、すなわち前記ドラム
4の外周にロープ溝11を転造する複数個のロールダイ
ス転造用突起15−1が設けられている。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロープホイ
ストには、荷物を吊り上げるとき、偏荷重がかかってロ
ープ6がドラム4のロープ溝11から外れやすく、また
ホイストが横行するときにも、荷物の振れ動きによって
ロープ6がドラム4のロープ溝11から外れやすく、こ
のようなことから、ドラム4のロープ溝深さは深い方が
よい点については既述した。
【0033】これに対し、図5に示す従来形ロールダイ
ス15を用いてドラム4の外周にロープ溝11を深く成
形する場合、転造用突起15−1,15−1間を結ぶ根
元部15−2は、曲率半径の小さな円とする必要があ
る。
【0034】しかし、前記のように、転造用突起15−
1,15−1間を結ぶ根元部15−2を、曲率半径の小
さな円とした場合、この根元部には、大きな応力集中が
発生する。
【0035】ここで、ロールダイス15に作用する力に
ついて、前記各図を参照しつつ、図12にもとづいて説
明する。
【0036】ロールダイス15は、転造シリンダー21
の前進により、ドラム4に押し付けられ、したがってロ
ールダイス15には、その反作用としての荷重がかか
る。
【0037】また、ロールダイス15の複数個の転造用
突起15−1,15−1間でドラム4のロープ溝11が
成形されるに際し、突起15−1の内側と外側とのバラ
ンスが崩れ、突起15−1,15−1を軸方向に引き裂
こうとする力が発生する。
【0038】さらに、ドラム4は、ロールダイス15の
転造用突起15−1により、マンドレル18に強圧され
るため、当該ドラム4には、軸方向に伸びる力が作用す
る。
【0039】このようなことから、前記した転造用突起
15−1の内側と外側とのバランスの崩れはさらに大き
くなり、突起15−1,15−1を軸方向に引き裂こう
とする力もさらに大きくなる。
【0040】そして、その場合の応力集中係数は、図1
3に示すように、ロールダイス15の根本部15−2の
曲率半径ρと、突起15−1の半径rとの比ρ/rに反
比例して大きくなる。
【0041】このように、図5に示す従来形ロールダイ
ス15を用いてドラム4の外周にロープ溝11を深く成
形する場合、すなわち転造用突起15−1,15−1間
を結ぶ根元部15−2を、曲率半径の小さな円とした場
合、この根元部には、大きな応力集中が発生し、ロール
ダイス15の寿命が短くなる欠点があり、はなはだしい
場合には、ドラム4の外周にロープ溝11を転造する場
合の当初、ロールダイス15が直ちに破損に至るケ−ス
もある。
【0042】本発明の目的は、前記した従来技術の欠点
をなくし、ロープホイスト用ドラムの外周にロープ溝を
転造するにあたり、被加工物であるドラムのロープ溝深
さを深く成形して、ロープがロープ溝から外れにくくで
きると同時に、ロールダイスの寿命を長くすることので
きる、改良されたドラム転造用ロールダイスを提供する
ことにある。
【0043】
【課題を解決するための手段】前記目的は、複数個の転
造用突起を有するドラム転造用ロールダイスにおいて、
前記複数個の転造用突起を個々に分割して転造用突起分
割部材を成形し、前記各分割部材を、ボルト結合などの
機械的結合によって連結することによって達成される。
【0044】
【作用】しかして、前記構成よりなる本発明によれば、
ドラム転造用ロールダイスの各転造用突起は、それぞれ
分割部材として個々に成形されており、従来のように、
1個の転造用突起とこれに隣接する他の転造用突起とを
結ぶ一体的根元部を有していないため、ロープ溝深さの
深いロープホイスト用ドラム、すなわちロープがロープ
溝から外れにくいドラムが容易に製作可能であると同時
に、前記複数個の転造用突起を結ぶ根元部は左右に分か
れているため、ロープホイスト用ドラムの転造に際して
当該ドラムに大きな力が加わっても、前記左右両側の転
造用突起を結ぶ根元部に集中応力は発生しない。
【0045】
【実施例】以下、本発明を、図1および図2の一実施例
にもとづいて説明すると、符号23はドラム転造用ロー
ルダイスを総称しており、2個の転造用突起23A−
1,23B−1は個々に分割されていて、本実施例の場
合、2個の転造用突起分割部材23A,23Bは、その
側面を、ボルト25を左右交互に挿通することによって
締結されている。
【0046】しかして、前記構成よりなる本発明によれ
ば、ドラム転造用ロールダイス23の各転造用突起23
A−1,23B−1は、それぞれ分割部材として個々に
成形されており、従来のように、1個の転造用突起とこ
れに隣接する他の転造用突起とを結ぶ一体的根元部を有
していないため、ロープ溝深さの深いロープホイスト用
ドラム、すなわちロープがロープ溝から外れにくいドラ
ムが容易に製作可能であると同時に、前記複数個の転造
用突起23A−1,23B−1を結ぶ根元部24は左右
に分かれているため、(1)転造用シリンダーの前進に
よってロールダイス23がドラムに強く押し付けられ、
したがってロールダイス23に反作用として大きな荷重
がかかっても、(2)また、転造用突起23A−1(2
3B−1も同様である)の内側と外側とのバランスが崩
れ、前記両突起23A−1,23B−1を引き裂こうと
する力が発生しても、(3)さらに、前記ドラムがマン
ドレルに強圧され、当該ドラムが軸方向に伸びるように
作用しても、前記転造用両突起23A−1,23B−1
を結ぶ根元部に集中応力は発生せず、ドラム転造用ロー
ルダイスの寿命を長くすることができる。
【0047】なお、前記実施例によれば、転造用突起分
割部材23A,23Bとして同形のものを成形すればよ
く、結果的に材料の歩留りをよくすることができる。
【0048】また、前記実施例によれば、転造用突起部
材23A,23Bは、その側面を、図2に明示するよう
に、ボルト25を左右交互に挿通することによって締結
されているため、換言すると、ダイス側面に対する占有
面積の大きなボルト頭を左右交互に配してあるため、ボ
ルト25の取付ピッチを小さくして多数のボルト25に
よって転造用突起分割部材23A,23Bを連結するこ
とができ、分割部材23A,23B間の連結強度を高め
ることができる。
【0049】図3は本発明の第2の実施例を示し、本実
施例においては、1個の転造用突起分割部材23Aの側
面に雄ねじ26を設け、この雄ねじ26に、他の転造用
突起分割部材23Bの側面に設けた雌ねじ27を締結し
たした場合を示している。
【0050】図4は本発明の第4の実施例を示し、本実
施例においては、1個の転造用突起分割部材23Aの側
面に雄ねじ26を設け、この雄ねじ26に、他の転造用
突起分割部材23Bの側面部を嵌合して、前記雄ねじ2
6の先端部分にナット28を締結した場合を示してい
る。
【0051】
【発明の効果】本発明は以上のごときであり、本発明に
よれば、ロープホイスト用ドラムの外周にロープ溝を転
造するにあたり、被加工物であるドラムのロープ溝深さ
を深く成形して、ロープがロープ溝から外れにくくでき
ると同時に、ロールダイスの寿命を長くすることのでき
る、改良されたドラム転造用ロールダイスを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロールダイスの一実施例を示す縦
断面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】本発明ロールダイスの第2の実施例を示す左半
部縦断面図である。
【図4】本発明ロールダイスの第3の実施例を示す左半
部縦断面図である。
【図5】従来形ロールダイスの縦断面図である。
【図6】ロープホイストの要部縦断面図である。
【図7】ドラム転造盤の全体構成を示す斜視図である。
【図8】ロープ溝を転造したホイスト用ドラムの縦断面
図である。
【図9】図7に示す転造盤の一部縦断正面図である。
【図10】図9のI−I断面図である。
【図11】図8に示すドラムの正面図である。
【図12】ドラム転造時ロールダイスに作用する力の説
明図である。
【図13】ドラム転造時ロールダイスに作用する応力集
中の説明図である。
【符号の説明】
23A,23B…転造用突起分割部材、23A−1,2
3B−1…転造用突起、25…ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒沼 邦夫 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 植村 茂 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の転造用突起を有するドラム転造用
    ロールダイスにおいて、前記複数個の転造用突起を個々
    に分割して転造用突起分割部材を成形し、前記各分割部
    材を、ボルト結合などの機械的結合によって連結したこ
    とを特徴とするドラム転造用ロールダイス。
  2. 【請求項2】請求項1において、複数個の転造用突起分
    割部材の側面を、ボルトを左右交互に挿通することによ
    って締結したドラム転造用ロールダイス。
  3. 【請求項3】請求項1において、1個の転造用突起分割
    部材の側面に雄ねじを設け、この雄ねじに、他の転造用
    突起分割部材の側面に設けた雌ねじを締結したドラム転
    造用ロールダイス。
  4. 【請求項4】請求項1において、1個の転造用突起分割
    部材の側面に雄ねじを設け、この雄ねじに、他の転造用
    突起分割部材の側面部を嵌合して、前記雄ねじの先端部
    分にナットを締結したドラム転造用ロールダイス。
JP3255260A 1991-10-02 1991-10-02 ドラム転造用ロールダイス Expired - Lifetime JP2690641B2 (ja)

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