JPH0597432A - 超電導体 - Google Patents
超電導体Info
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- JPH0597432A JPH0597432A JP3256763A JP25676391A JPH0597432A JP H0597432 A JPH0597432 A JP H0597432A JP 3256763 A JP3256763 A JP 3256763A JP 25676391 A JP25676391 A JP 25676391A JP H0597432 A JPH0597432 A JP H0597432A
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- superconductor
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高酸素分圧中におけるHIP処理温度が低くて
も、従来のものと同等の超電導特性をもつLa(212
6)系超電導体を提供する。 【構成】一般式、(La1−ηBaη)2−θ(Ca
1−γMgγ)1+θCu2Oδ ただし、 0≦η<0.2 0≦θ<0.3 0<γ≦0.4 5.9<δ<6.1 か、 (La1−αSrα)2−βCa1+βCu2−ξLi
ξOζ ただし、 0≦α<0.3 0≦β<0.3 0<ξ≦0.3 5.9<ζ<6.1 で表わされる超電導体。
も、従来のものと同等の超電導特性をもつLa(212
6)系超電導体を提供する。 【構成】一般式、(La1−ηBaη)2−θ(Ca
1−γMgγ)1+θCu2Oδ ただし、 0≦η<0.2 0≦θ<0.3 0<γ≦0.4 5.9<δ<6.1 か、 (La1−αSrα)2−βCa1+βCu2−ξLi
ξOζ ただし、 0≦α<0.3 0≦β<0.3 0<ξ≦0.3 5.9<ζ<6.1 で表わされる超電導体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、核融合炉、電磁流体
発電機、加速器、回転電気機器(電動機、発電機等)、
磁気分離機、磁気浮上列車、核磁気共鳴測定装置、磁気
推進船、電子線露光装置、各種実験装置等のマグネット
コイル材料として適し、また、送電線、電気エネルギー
貯蔵器、変圧器、整流器、調相器等の電力損失が問題に
なる用途に適し、さらに、ジョセフソン素子、SQUI
D素子、超電導トランジスタ等の素子として適し、さら
にまた、赤外線探知材料、磁気遮蔽材料等の機能材料と
して適した超電導体に関する。
発電機、加速器、回転電気機器(電動機、発電機等)、
磁気分離機、磁気浮上列車、核磁気共鳴測定装置、磁気
推進船、電子線露光装置、各種実験装置等のマグネット
コイル材料として適し、また、送電線、電気エネルギー
貯蔵器、変圧器、整流器、調相器等の電力損失が問題に
なる用途に適し、さらに、ジョセフソン素子、SQUI
D素子、超電導トランジスタ等の素子として適し、さら
にまた、赤外線探知材料、磁気遮蔽材料等の機能材料と
して適した超電導体に関する。
【0002】
【従来の技術】超電導転移温度の高い超電導体として、
よく知られている一連の銅複合酸化物系超電導体があ
る。これらの銅複合酸化物系超電導体と構造が類似する
銅複合酸化物、すなわち、単位格子中に、主としてCa
からなる層を挟んで底面を対向させたCuとOとからな
る2つのピラミッド構造を含み、これらピラミッド構
造、主としてCa、ピラミッド構造からなる層がLa2
O2を介して積み重なった構造の、いわゆるLa(21
26)系銅複合酸化物は、結晶構造の類似性から超電導
になることが予想され、多くの研究がなされている。そ
して、(La1−xSrx)2CaCu2Oyなるもの
で、Tczeroが40〜50Kの超電導特性が確認されて
いる(“Nature”、第345巻、第602〜60
4頁、1990年)。しかしながら、この超電導体は、
難取り扱い性の原料を使用する必要があるうえにガラス
アンビル中に封じ込めて焼結せねばならず、製造がやっ
かいであるばかりか、大型のものや長尺のものの製造に
は適さない。その後、La2−xCa1+xCu2Oy
において、空気中や1気圧の酸素中で焼結したものを高
酸素分圧中でHIP(Hot Isostatic Press )処理する
と超電導化できることが判明したが、この組成のもの
は、HIP処理温度を1200℃前後まで上げなければ
ならず、しかも、この温度は融点に近いために微妙な温
度制御が必要で、工業的ではない。
よく知られている一連の銅複合酸化物系超電導体があ
る。これらの銅複合酸化物系超電導体と構造が類似する
銅複合酸化物、すなわち、単位格子中に、主としてCa
からなる層を挟んで底面を対向させたCuとOとからな
る2つのピラミッド構造を含み、これらピラミッド構
造、主としてCa、ピラミッド構造からなる層がLa2
O2を介して積み重なった構造の、いわゆるLa(21
26)系銅複合酸化物は、結晶構造の類似性から超電導
になることが予想され、多くの研究がなされている。そ
して、(La1−xSrx)2CaCu2Oyなるもの
で、Tczeroが40〜50Kの超電導特性が確認されて
いる(“Nature”、第345巻、第602〜60
4頁、1990年)。しかしながら、この超電導体は、
難取り扱い性の原料を使用する必要があるうえにガラス
アンビル中に封じ込めて焼結せねばならず、製造がやっ
かいであるばかりか、大型のものや長尺のものの製造に
は適さない。その後、La2−xCa1+xCu2Oy
において、空気中や1気圧の酸素中で焼結したものを高
酸素分圧中でHIP(Hot Isostatic Press )処理する
と超電導化できることが判明したが、この組成のもの
は、HIP処理温度を1200℃前後まで上げなければ
ならず、しかも、この温度は融点に近いために微妙な温
度制御が必要で、工業的ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、従
来の、いわゆるLa(2126)系超電導体の上述した
問題点を解決し、高酸素分圧中におけるHIP処理温度
が低くても従来のものと同等の超電導特性を得ることが
できるLa(2126)系超電導体を提供するにある。
来の、いわゆるLa(2126)系超電導体の上述した
問題点を解決し、高酸素分圧中におけるHIP処理温度
が低くても従来のものと同等の超電導特性を得ることが
できるLa(2126)系超電導体を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、下記一般式で表される超電導体を提供
する(以下、これを第1発明という。)。
に、この発明は、下記一般式で表される超電導体を提供
する(以下、これを第1発明という。)。
【0005】 (La1−ηBaη)2−θ(Ca1−γMgγ)1+θCu2Oδ ただし、 0≦η<0.2 0≦θ<0.3 0<γ≦0.4 5.9<δ<6.1 また、この発明は、下記一般式で表される超電導体を提
供する(以下、これを第2発明という。)。
供する(以下、これを第2発明という。)。
【0006】 (La1−αSrα)2−βCa1+βCu2−ξLiξOζ ただし、 0≦α<0.3 0≦β<0.3 0<ξ≦0.3 5.9<ζ<6.1 この発明の超電導体は、構造的には、単位格子中に、C
uまたはこれと置換したLiの周りにOが5配位したピ
ラミッド構造を2ユニット含んでいる。また、これらC
uまたはLiとOとからなるピラミッド型ユニットは、
主としてアルカリ土類元素であるCaやMgを挟んで底
面を対向させた配置になっている。さらに、各単位格子
は、c軸方向(ピラミッド型の底面に垂直な方向)に、
ピラミッド型の頂点に位置するOと、Laまたはこれと
置換したSrやBaとで岩塩構造を形成しながら積み重
なっている。また、この結晶構造の単一相は、Laまた
はこれと置換したSrやBaと、アルカリ土類元素であ
るCaやMgと、CuまたはLiの比がある範囲内にあ
るときにのみ得られる。すなわち、第1発明と第2発明
における一般式において、θやβが上述した範囲から外
れると、結晶構造が別の結晶系になったり、他の不純物
相(絶縁体)が多く混在するようになる。
uまたはこれと置換したLiの周りにOが5配位したピ
ラミッド構造を2ユニット含んでいる。また、これらC
uまたはLiとOとからなるピラミッド型ユニットは、
主としてアルカリ土類元素であるCaやMgを挟んで底
面を対向させた配置になっている。さらに、各単位格子
は、c軸方向(ピラミッド型の底面に垂直な方向)に、
ピラミッド型の頂点に位置するOと、Laまたはこれと
置換したSrやBaとで岩塩構造を形成しながら積み重
なっている。また、この結晶構造の単一相は、Laまた
はこれと置換したSrやBaと、アルカリ土類元素であ
るCaやMgと、CuまたはLiの比がある範囲内にあ
るときにのみ得られる。すなわち、第1発明と第2発明
における一般式において、θやβが上述した範囲から外
れると、結晶構造が別の結晶系になったり、他の不純物
相(絶縁体)が多く混在するようになる。
【0007】この発明の超電導体においては、超電導電
荷担体は正孔で与えられ、従来の正孔型銅複合酸化物系
超電導体と同じく、正孔濃度がCu1個あたり0.01
以上、0.25以下の時にのみ超電導体となる。そうし
て、正孔濃度は、第1発明の場合は−6+0.5θ+η
−0.5×η×θ+δ、第2発明の場合は(−12+β
+2α−α×β+ξ+2ζ)/(2−ξ)で与えられる
から、第1発明の場合は2.01<−4+0.5θ+η
−0.5×η×θ+δ<2.25でなければならず、第
2発明の場合は2.01<(−8+β+2α−α×β−
ξ+2ζ)/(2−ξ)<2.25でなければならない
ことになる。
荷担体は正孔で与えられ、従来の正孔型銅複合酸化物系
超電導体と同じく、正孔濃度がCu1個あたり0.01
以上、0.25以下の時にのみ超電導体となる。そうし
て、正孔濃度は、第1発明の場合は−6+0.5θ+η
−0.5×η×θ+δ、第2発明の場合は(−12+β
+2α−α×β+ξ+2ζ)/(2−ξ)で与えられる
から、第1発明の場合は2.01<−4+0.5θ+η
−0.5×η×θ+δ<2.25でなければならず、第
2発明の場合は2.01<(−8+β+2α−α×β−
ξ+2ζ)/(2−ξ)<2.25でなければならない
ことになる。
【0008】構造が理想的に実現されたとき、第1発明
の超電導体は(La1−ηBaη)2(Ca1−γMg
γ)1Cu2O6となり、第2発明の超電導体は(La
1− αSrα)2Ca1Cu2−ξLiξO6となる
が、通常は酸素の過不足があるため、第1発明の場合は
(La1−ηBaη)2−θ(Ca1−γMgγ)1+
θCu2Oδ、第2発明の場合は(La1−αSrα)
2−βCa1+βCu2 −ξLiξOζという、一般式
において5.9<δ<6.1や5.9<ζ<6.1とい
う組成範囲が許される。また、上述した岩塩構造におけ
る、Laまたはこれと置換したSrやBaの位置の元素
と、CuまたはLiとOとからなるピラミッド型ユニッ
トの対向する底面間に挟まれたCaやMgの位置の元素
とは若干の入れ代わりがあり、特に、CaやMgの位置
に入るべき元素の一部がLaまたはこれと置換したSr
やBaの位置に入ったほうが構造が安定になる。そのた
め、第1発明においては0≦θ<0.3、第2発明にお
いては0≦β<0.3という制限が加わる。さらに、第
1発明においては、BaやMgの固溶限界から0≦η<
0.2や0<γ≦0.4という制限が加わり、第2発明
においては、SrやLiの固溶限界から0≦α<0.3
や0<ξ≦0.3という制限が加わる。
の超電導体は(La1−ηBaη)2(Ca1−γMg
γ)1Cu2O6となり、第2発明の超電導体は(La
1− αSrα)2Ca1Cu2−ξLiξO6となる
が、通常は酸素の過不足があるため、第1発明の場合は
(La1−ηBaη)2−θ(Ca1−γMgγ)1+
θCu2Oδ、第2発明の場合は(La1−αSrα)
2−βCa1+βCu2 −ξLiξOζという、一般式
において5.9<δ<6.1や5.9<ζ<6.1とい
う組成範囲が許される。また、上述した岩塩構造におけ
る、Laまたはこれと置換したSrやBaの位置の元素
と、CuまたはLiとOとからなるピラミッド型ユニッ
トの対向する底面間に挟まれたCaやMgの位置の元素
とは若干の入れ代わりがあり、特に、CaやMgの位置
に入るべき元素の一部がLaまたはこれと置換したSr
やBaの位置に入ったほうが構造が安定になる。そのた
め、第1発明においては0≦θ<0.3、第2発明にお
いては0≦β<0.3という制限が加わる。さらに、第
1発明においては、BaやMgの固溶限界から0≦η<
0.2や0<γ≦0.4という制限が加わり、第2発明
においては、SrやLiの固溶限界から0≦α<0.3
や0<ξ≦0.3という制限が加わる。
【0009】さて、この発明の超電導体においては、O
の量を制御して注入する正孔濃度を調整するために、高
酸素分圧中でHIP処理を施す。通常のLa2−xCa
1+ xCu2Oyでは、その融点ぎりぎりの温度、すな
わち、1200℃前後の高温で熱処理しなければ酸素が
取り込まれにくく、超電導電荷担体が注入できないため
に十分な超電導転移温度が得られないが、第1、第2発
明では、3価のLaを2価のBaで置換したり、3価の
Laを2価のSrで置換したり、2価のCuを1価のL
iで置換し、また、これらの置換とさらにMgによるC
aの置換によって原子のパッキング状態を変え、Oを取
り込みやすくしてあるために、1100℃以下でのHI
P処理によっても、La2−xCa1+xCu2Oyの
1200℃前後の温度でのHIP処理による場合と同程
度の超電導転移温度が得られ、HIP処理のサイクルを
早めることができ、また、HIP処理に要するエネルギ
ーを低減できる。
の量を制御して注入する正孔濃度を調整するために、高
酸素分圧中でHIP処理を施す。通常のLa2−xCa
1+ xCu2Oyでは、その融点ぎりぎりの温度、すな
わち、1200℃前後の高温で熱処理しなければ酸素が
取り込まれにくく、超電導電荷担体が注入できないため
に十分な超電導転移温度が得られないが、第1、第2発
明では、3価のLaを2価のBaで置換したり、3価の
Laを2価のSrで置換したり、2価のCuを1価のL
iで置換し、また、これらの置換とさらにMgによるC
aの置換によって原子のパッキング状態を変え、Oを取
り込みやすくしてあるために、1100℃以下でのHI
P処理によっても、La2−xCa1+xCu2Oyの
1200℃前後の温度でのHIP処理による場合と同程
度の超電導転移温度が得られ、HIP処理のサイクルを
早めることができ、また、HIP処理に要するエネルギ
ーを低減できる。
【0010】この発明の超電導体は、いろいろな方法に
よって製造することができる。たとえば、いわゆる粉末
混合法によることができる。この方法は、成分元素の酸
化物やその前駆体(炭酸塩、硝酸塩等)の粉末を所望の
割合で混合し、焼結温度以下の温度で焼成し、さらに粉
砕、混合し、所望の形状に成形し、酸素分圧が5気圧以
下の雰囲気中で焼結し、さらに酸素分圧10気圧以上の
雰囲気中でHIP処理して超電導体とする方法である。
よって製造することができる。たとえば、いわゆる粉末
混合法によることができる。この方法は、成分元素の酸
化物やその前駆体(炭酸塩、硝酸塩等)の粉末を所望の
割合で混合し、焼結温度以下の温度で焼成し、さらに粉
砕、混合し、所望の形状に成形し、酸素分圧が5気圧以
下の雰囲気中で焼結し、さらに酸素分圧10気圧以上の
雰囲気中でHIP処理して超電導体とする方法である。
【0011】また、薄膜を形成する場合は、よく知られ
た、電子ビーム蒸着法、レーザー蒸着法等の各種蒸着法
によったり、マグネトロンスパッタ法等の各種スパッタ
法、ハロゲン化物や有機金属等を用いる化学的気相成長
法、硝酸塩や有機酸塩等を用いた霧化法、アルコキシド
等を用いた塗布法によることができる。
た、電子ビーム蒸着法、レーザー蒸着法等の各種蒸着法
によったり、マグネトロンスパッタ法等の各種スパッタ
法、ハロゲン化物や有機金属等を用いる化学的気相成長
法、硝酸塩や有機酸塩等を用いた霧化法、アルコキシド
等を用いた塗布法によることができる。
【0012】そして、この発明の超電導体は、テープ
状、線状、繊維状、シート状等、いろいろな形態にして
用いることができる。また、炭素繊維や、セラミックス
や、銀等の金属からなる補強線材上に形成して用いるこ
ともできる。さらに、銀シース等の補強用中空材料に詰
め込んで使用することもできる。さらにまた、銅等のマ
トリクスを用いて多芯線構造の超電導線材とすることも
できる。また、Si、MgO、SrTiO3、LaGa
O3、NdGaO3等の基板上に薄膜として形成し、い
ろいろな素子や、LSIの配線用として用いることがで
きる。
状、線状、繊維状、シート状等、いろいろな形態にして
用いることができる。また、炭素繊維や、セラミックス
や、銀等の金属からなる補強線材上に形成して用いるこ
ともできる。さらに、銀シース等の補強用中空材料に詰
め込んで使用することもできる。さらにまた、銅等のマ
トリクスを用いて多芯線構造の超電導線材とすることも
できる。また、Si、MgO、SrTiO3、LaGa
O3、NdGaO3等の基板上に薄膜として形成し、い
ろいろな素子や、LSIの配線用として用いることがで
きる。
【0013】
【実施例1】La2O3、BaCO3、CaCO3、M
gO、CuOの各粉末を、La:Ba:Ca:Mg:C
uが1.6:0.2:1.0:0.2:2.0になるよ
うに計りとり、メノウ乳鉢で混合した後、Al2O3の
容器に入れ、空気中にて950℃で12時間焼成した。
さらに、再びメノウ乳鉢で粉砕し、ペレット状に成形
し、空気中にて1000℃で24時間焼成した後、徐冷
した。
gO、CuOの各粉末を、La:Ba:Ca:Mg:C
uが1.6:0.2:1.0:0.2:2.0になるよ
うに計りとり、メノウ乳鉢で混合した後、Al2O3の
容器に入れ、空気中にて950℃で12時間焼成した。
さらに、再びメノウ乳鉢で粉砕し、ペレット状に成形
し、空気中にて1000℃で24時間焼成した後、徐冷
した。
【0014】次に、ペレット状の焼結体を、酸素とアル
ゴンとの混合比が1:4の混合ガスを使用し、1020
℃で、総圧力1800気圧(酸素分圧:360気圧)中
にて3時間HIP処理し、その後、1.5時間で室温ま
で冷却した。
ゴンとの混合比が1:4の混合ガスを使用し、1020
℃で、総圧力1800気圧(酸素分圧:360気圧)中
にて3時間HIP処理し、その後、1.5時間で室温ま
で冷却した。
【0015】得られた超電導体は、組成が(La
0.89Ba0.11)1.8(Ca0. 83Mg
0.17)1.2Cu2O6.03で、通常の四端子法
によって電気抵抗の温度依存性を測定したところ、58
Kで超電導転移にともなう抵抗の急激な低下が始まり
(Tconset )、32Kで抵抗が零になった(T
czero)。粉末にして交流帯磁率の温度依存性を測定し
たところ、51Kでマイスナー効果の始まり(Tc
(χ)onset )を確認できた。
0.89Ba0.11)1.8(Ca0. 83Mg
0.17)1.2Cu2O6.03で、通常の四端子法
によって電気抵抗の温度依存性を測定したところ、58
Kで超電導転移にともなう抵抗の急激な低下が始まり
(Tconset )、32Kで抵抗が零になった(T
czero)。粉末にして交流帯磁率の温度依存性を測定し
たところ、51Kでマイスナー効果の始まり(Tc
(χ)onset )を確認できた。
【0016】
【実施例2】La2O3、SrCO3、CaCO3、C
uO、Li2CO3の各粉末を、La:Sr:Ca:C
u:Liが1.8:0.2:1.0:1.8:0.2に
なるように計りとり、メノウ乳鉢で混合した後、Al2
O3の容器に入れ、空気中にて950℃で12時間焼成
した。さらに、再びメノウ乳鉢で粉砕し、ペレット状に
成形し、空気中にて1050℃で12時間焼成した後、
室温下に取り出した。次に、ペレット状の焼結体を、酸
素とアルゴンとの混合比が1:4の混合ガスを使用し、
1075℃で、総圧力2000気圧(酸素分圧:400
気圧)中にて8時間HIP処理し、その後、2時間で室
温まで冷却した。
uO、Li2CO3の各粉末を、La:Sr:Ca:C
u:Liが1.8:0.2:1.0:1.8:0.2に
なるように計りとり、メノウ乳鉢で混合した後、Al2
O3の容器に入れ、空気中にて950℃で12時間焼成
した。さらに、再びメノウ乳鉢で粉砕し、ペレット状に
成形し、空気中にて1050℃で12時間焼成した後、
室温下に取り出した。次に、ペレット状の焼結体を、酸
素とアルゴンとの混合比が1:4の混合ガスを使用し、
1075℃で、総圧力2000気圧(酸素分圧:400
気圧)中にて8時間HIP処理し、その後、2時間で室
温まで冷却した。
【0017】得られた超電導体は、組成が(La0.9
Sr0.1)2Ca1Cu1.8Li0.2O6.02
であり、Tconset は60K、Tczeroは43K、Tc
(χ)onset は53Kであった。
Sr0.1)2Ca1Cu1.8Li0.2O6.02
であり、Tconset は60K、Tczeroは43K、Tc
(χ)onset は53Kであった。
【0018】
【実施例3】La2O3、CaCO3、MgO、CuO
の各粉末を、La:Ca:Mg:Cuが1.8:0.
9:0.3:2.0になるように計りとり、メノウ乳鉢
で混合した後、Al2O3の容器に入れ、空気中にて9
50℃で12時間焼成した。さらに、再びメノウ乳鉢で
粉砕し、ペレット状に成形した。
の各粉末を、La:Ca:Mg:Cuが1.8:0.
9:0.3:2.0になるように計りとり、メノウ乳鉢
で混合した後、Al2O3の容器に入れ、空気中にて9
50℃で12時間焼成した。さらに、再びメノウ乳鉢で
粉砕し、ペレット状に成形した。
【0019】次に、ペレット状成形体を、酸素とアルゴ
ンとの混合比が1:4の混合ガスを使用し、1050℃
で、総圧力1500気圧(酸素分圧:300気圧)中に
て5時間HIP処理し、その後、1時間で室温まで冷却
した。
ンとの混合比が1:4の混合ガスを使用し、1050℃
で、総圧力1500気圧(酸素分圧:300気圧)中に
て5時間HIP処理し、その後、1時間で室温まで冷却
した。
【0020】得られた超電導体は、組成が(La1.8
(Ca0.75Mg0.25)1. 2Cu2O6.07
で、Tconset は52K、Tczeroは31K、Tc
(χ)on set は45Kであった。
(Ca0.75Mg0.25)1. 2Cu2O6.07
で、Tconset は52K、Tczeroは31K、Tc
(χ)on set は45Kであった。
【0021】
【比較例1】La2O3、CaCO3、CuOの各粉末
を、La:Ca:Cuが1.8:1.2:2.0になる
ように計りとり、メノウ乳鉢で混合した後、Al2O3
の容器に入れ、空気中にて950℃で12時間焼成し
た。さらに、再びメノウ乳鉢で粉砕し、ペレット状に成
形し、空気中にて1050℃で12時間焼成した後、室
温下に取り出した。
を、La:Ca:Cuが1.8:1.2:2.0になる
ように計りとり、メノウ乳鉢で混合した後、Al2O3
の容器に入れ、空気中にて950℃で12時間焼成し
た。さらに、再びメノウ乳鉢で粉砕し、ペレット状に成
形し、空気中にて1050℃で12時間焼成した後、室
温下に取り出した。
【0022】次に、ペレット状の焼結体を、酸素とアル
ゴンとの混合比が1:4の混合ガスを使用し、1050
℃で、総圧力2000気圧(酸素分圧:400気圧)中
にて5時間HIP処理し、その後、2時間で室温まで冷
却した。
ゴンとの混合比が1:4の混合ガスを使用し、1050
℃で、総圧力2000気圧(酸素分圧:400気圧)中
にて5時間HIP処理し、その後、2時間で室温まで冷
却した。
【0023】得られた超電導体は、組成がLa1.8C
a1.2Cu2O5であり、Tcon set は40K、Tc
zeroは15K、Tc(χ)onset は32Kであった。
a1.2Cu2O5であり、Tcon set は40K、Tc
zeroは15K、Tc(χ)onset は32Kであった。
【0024】
【比較例2】La2O3、CaCO3、CuOの各粉末
を、La:Ca:Cuが1.8:1.2:2.0になる
ように計りとり、メノウ乳鉢で混合した後、Al2O3
の容器に入れ、空気中にて950℃で12時間焼成し
た。さらに、再びメノウ乳鉢で粉砕し、ペレット状に成
形し、空気中にて1050℃で12時間焼成した後、室
温下に取り出した。
を、La:Ca:Cuが1.8:1.2:2.0になる
ように計りとり、メノウ乳鉢で混合した後、Al2O3
の容器に入れ、空気中にて950℃で12時間焼成し
た。さらに、再びメノウ乳鉢で粉砕し、ペレット状に成
形し、空気中にて1050℃で12時間焼成した後、室
温下に取り出した。
【0025】次に、ペレット状の焼結体を、酸素とアル
ゴンとの混合比が1:4の混合ガスを使用し、1225
℃で、総圧力2000気圧(酸素分圧:400気圧)中
にて5時間HIPし、その後、2時間で室温まで冷却し
た。
ゴンとの混合比が1:4の混合ガスを使用し、1225
℃で、総圧力2000気圧(酸素分圧:400気圧)中
にて5時間HIPし、その後、2時間で室温まで冷却し
た。
【0026】得られた超電導体は、組成がLa
1.8(Ca0.75Mg0.25)1.2Cu2O
6.07であり、Tconset は58K、Tczeroは41
K、Tc(χ)onset は50Kであった。
1.8(Ca0.75Mg0.25)1.2Cu2O
6.07であり、Tconset は58K、Tczeroは41
K、Tc(χ)onset は50Kであった。
【0027】
【発明の効果】この発明の超電導体は、一般式、 (La1−ηBaη)2−θ(Ca1−γMgγ)1+θCu2Oδ ただし、 0≦η<0.2 0≦θ<0.3 0<γ≦0.4 5.9<δ<6.1 で表されるか、 (La1−αSrα)2−βCa1+βCu2−ξLiξOζ ただし、 0≦α<0.3 0≦β<0.3 0<ξ≦0.3 5.9<ζ<6.1 で表わされるもので、実施例にも示したように、高酸素
分圧中でのHIP処理温度が低くても、この系で知られ
ている従来のものと同等の超電導特性をもっている。
分圧中でのHIP処理温度が低くても、この系で知られ
ている従来のものと同等の超電導特性をもっている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 39/24 ZAA Z 8728−4M
Claims (2)
- 【請求項1】下記一般式で表される超電導体。 (La1−ηBaη)2−θ(Ca1−γMgγ)1+θCu2Oδ ただし、 0≦η<0.2 0≦θ<0.3 0<γ≦0.4 5.9<δ<6.1
- 【請求項2】下記一般式で表される超電導体。 (La1−αSrα)2−βCa1+βCu2−ξLiξOζ ただし、 0≦α<0.3 0≦β<0.3 0<ξ≦0.3 5.9<ζ<6.1
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3256763A JPH0597432A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 超電導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3256763A JPH0597432A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 超電導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0597432A true JPH0597432A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17297110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3256763A Pending JPH0597432A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 超電導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0597432A (ja) |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP3256763A patent/JPH0597432A/ja active Pending
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