JPH059753B2 - - Google Patents
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- JPH059753B2 JPH059753B2 JP57027656A JP2765682A JPH059753B2 JP H059753 B2 JPH059753 B2 JP H059753B2 JP 57027656 A JP57027656 A JP 57027656A JP 2765682 A JP2765682 A JP 2765682A JP H059753 B2 JPH059753 B2 JP H059753B2
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- tld
- light emitter
- electrical signal
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/02—Dosimeters
- G01T1/10—Luminescent dosimeters
- G01T1/11—Thermo-luminescent dosimeters
- G01T1/115—Read-out devices
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱螢光線量読取装置(以下、TLDリ
ーダーという)、さらに詳しくは経時における感
度の補正を随時、自動的に行なうための補正機構
を備えたTLDリーダーに関するものである。
ーダーという)、さらに詳しくは経時における感
度の補正を随時、自動的に行なうための補正機構
を備えたTLDリーダーに関するものである。
ある種の螢光体は、放射線を被曝した後、加熱
されると放射線被曝量に比例した熱螢光(TL)
を発する。熱螢光線量計(TLD)はこの性質を
利用したものであり、構成としては螢光体を適当
な形に成型加工してなる熱螢光線量計素子(以下
TLD素子という)とTLD素子を加熱し、測光す
るTLDリーダーからなり、放射線の被曝を受け
たTLD素子はTLDリーダーで加熱され、その時
発生するTLを光電子増倍管などの光電変換素子
で受光し、光電変換した後、このTLの量に対応
する被曝量をアナログ又はデジタルでTLDリー
ダー上に表示するものである。
されると放射線被曝量に比例した熱螢光(TL)
を発する。熱螢光線量計(TLD)はこの性質を
利用したものであり、構成としては螢光体を適当
な形に成型加工してなる熱螢光線量計素子(以下
TLD素子という)とTLD素子を加熱し、測光す
るTLDリーダーからなり、放射線の被曝を受け
たTLD素子はTLDリーダーで加熱され、その時
発生するTLを光電子増倍管などの光電変換素子
で受光し、光電変換した後、このTLの量に対応
する被曝量をアナログ又はデジタルでTLDリー
ダー上に表示するものである。
第1図は従来のTLDリーダーの回路構成図の
一例を示すブロツクダイアグラムである。
一例を示すブロツクダイアグラムである。
この第1図に示されるTLDリーダーにおいて、
まず放射線の被曝を受けたTLD素子2は試料
台1に設けられた加熱用ヒーター3で加熱され、
その際放出されたTLを、集光レンズ5を介して
光電子増倍管6で受光し、光電変換した後、増幅
器8で増幅され、電圧に変換される。次いでV−
Fコンバーター9によつてデジタル化され、その
パルスをカウンター10で計数して表示器11に
より表示される。この際TLDリーダーは、TLD
素子が被曝した放射線量を正しく表示するよう、
常に校正されていなければならない。従つて、既
知の放射線量を被曝したTLD素子を測定した時、
その照射線量を正しく表示するようにTLDリー
ダーの調整(感度校正)が行なわれる。
台1に設けられた加熱用ヒーター3で加熱され、
その際放出されたTLを、集光レンズ5を介して
光電子増倍管6で受光し、光電変換した後、増幅
器8で増幅され、電圧に変換される。次いでV−
Fコンバーター9によつてデジタル化され、その
パルスをカウンター10で計数して表示器11に
より表示される。この際TLDリーダーは、TLD
素子が被曝した放射線量を正しく表示するよう、
常に校正されていなければならない。従つて、既
知の放射線量を被曝したTLD素子を測定した時、
その照射線量を正しく表示するようにTLDリー
ダーの調整(感度校正)が行なわれる。
しかし、一度感度校正を行なつておいても光電
子増倍管の感度や光電変換後の電気回路系の経時
変化に伴つてTLDリーダーの感度が変化する場
合があるので、この感度変化を監視するため試料
台1に設けられた、常に一定の光量で発光してい
る発光器4を光電子増倍管6の直下に導いてその
発光量を測定し、この測定によつて得られた値と
感度校正時に発光器4の測定によつて得られた値
を比較してこれら両方の値が異なれば感度に変化
が生じたこととなるので感度を調整(感度のドリ
フト補正)しなければならない。
子増倍管の感度や光電変換後の電気回路系の経時
変化に伴つてTLDリーダーの感度が変化する場
合があるので、この感度変化を監視するため試料
台1に設けられた、常に一定の光量で発光してい
る発光器4を光電子増倍管6の直下に導いてその
発光量を測定し、この測定によつて得られた値と
感度校正時に発光器4の測定によつて得られた値
を比較してこれら両方の値が異なれば感度に変化
が生じたこととなるので感度を調整(感度のドリ
フト補正)しなければならない。
このように、TLDリーダーが感度のドリフト
を起こしたときは、TLDリーダーに備え付けら
れた感度補正用可変ボリウムをその都度、手で回
すことによつて高圧電源7を調整して光電子増倍
管6に供給する電圧を変化させるか、増幅器8の
利得を変化させるかによつてTLDリーダーの感
度を調整していたため、感度調整の操作が煩雑で
あるという問題点があつた。そのため、TLDリ
ーダーの経時変化を手動で補正せず、一定の光量
で発光する較正光源を用いて測定系の感度変化を
検出し、TLDリーダーの構成要素の経時変化に
よる測定値変化を補償する系を備えたTLDリー
ダーが提案されている(特開昭52−692540号参
照)が、この場合でも、測定の度に較正光源を
TLDリーダーにセツトして経時変化の較正を行
わなければならないという煩わしさが依然として
あり、その改善が望まれていた。
を起こしたときは、TLDリーダーに備え付けら
れた感度補正用可変ボリウムをその都度、手で回
すことによつて高圧電源7を調整して光電子増倍
管6に供給する電圧を変化させるか、増幅器8の
利得を変化させるかによつてTLDリーダーの感
度を調整していたため、感度調整の操作が煩雑で
あるという問題点があつた。そのため、TLDリ
ーダーの経時変化を手動で補正せず、一定の光量
で発光する較正光源を用いて測定系の感度変化を
検出し、TLDリーダーの構成要素の経時変化に
よる測定値変化を補償する系を備えたTLDリー
ダーが提案されている(特開昭52−692540号参
照)が、この場合でも、測定の度に較正光源を
TLDリーダーにセツトして経時変化の較正を行
わなければならないという煩わしさが依然として
あり、その改善が望まれていた。
本発明は上記事情に鑑み、経時による感度変化
を常に正確に自動補正することができるTLDリ
ーダーを提供することを目的とするものである。
を常に正確に自動補正することができるTLDリ
ーダーを提供することを目的とするものである。
本発明の熱螢光線量読取装置(TLDリーダー)
は、熱螢光線量計素子を載置する摺動可能な試料
台、該熱螢光線量計素子を加熱する加熱部、該加
熱部とは異なる位置に配設された、常に一定の発
光量を有する標準発光器、前記熱螢光線量計素子
から発光する熱螢光を第1の電気信号に変換する
光電変換器、所定の線量に対応する第2の電気信
号の値を出力する線量情報入力手段、この第2の
電気信号の値とこの所定の線量の放射線を照射さ
れた基準熱螢光線量計素子を加熱したときに得ら
れる前記第1の電気信号の基準値との比である校
正定数を演算する演算手段、この校正定数を記憶
する記憶装置、およびこの記憶された校正定数と
任意の線量の放射線を照射された被測定熱螢光線
量計素子を加熱したときに得られる前記第1の電
気信号の実測値との積を表示する表示装置からな
る熱螢光線量読取装置であつて、 前記基準値を得る直前もしくは直後に前記標準
発光器を測光して得られる前記第1の電気信号の
初期値と前記校正定数との積からなる補正係数を
演算する演算手段、この補正係数を記憶する第1
の記憶手段、前記被測定熱螢光線量計素子の測定
直前に前記標準発光器を測光して得られる前記第
1の電気信号の経時値を記憶する第2の記憶手
段、および前記被測定熱螢光線量計素子の測光に
より得られる前記第1の電気信号の実測値に前記
第1の記憶手段により記憶された前記補正係数を
乗じ、かつ前記第2の記憶手段により記憶された
前記経時値で除して前記表示装置に入力する演算
手段を備えるとともに、前記被測定熱螢光線量計
素子の測定が行われていない時は前記標準発光器
と前記光電変換器とが対面する位置に前記試料台
を摺動させ、前記標準発光器の光量を自動的に一
定間隔を置いて測光し、前記経時値を逐次更新す
るようにしたことを特徴とするものである。
は、熱螢光線量計素子を載置する摺動可能な試料
台、該熱螢光線量計素子を加熱する加熱部、該加
熱部とは異なる位置に配設された、常に一定の発
光量を有する標準発光器、前記熱螢光線量計素子
から発光する熱螢光を第1の電気信号に変換する
光電変換器、所定の線量に対応する第2の電気信
号の値を出力する線量情報入力手段、この第2の
電気信号の値とこの所定の線量の放射線を照射さ
れた基準熱螢光線量計素子を加熱したときに得ら
れる前記第1の電気信号の基準値との比である校
正定数を演算する演算手段、この校正定数を記憶
する記憶装置、およびこの記憶された校正定数と
任意の線量の放射線を照射された被測定熱螢光線
量計素子を加熱したときに得られる前記第1の電
気信号の実測値との積を表示する表示装置からな
る熱螢光線量読取装置であつて、 前記基準値を得る直前もしくは直後に前記標準
発光器を測光して得られる前記第1の電気信号の
初期値と前記校正定数との積からなる補正係数を
演算する演算手段、この補正係数を記憶する第1
の記憶手段、前記被測定熱螢光線量計素子の測定
直前に前記標準発光器を測光して得られる前記第
1の電気信号の経時値を記憶する第2の記憶手
段、および前記被測定熱螢光線量計素子の測光に
より得られる前記第1の電気信号の実測値に前記
第1の記憶手段により記憶された前記補正係数を
乗じ、かつ前記第2の記憶手段により記憶された
前記経時値で除して前記表示装置に入力する演算
手段を備えるとともに、前記被測定熱螢光線量計
素子の測定が行われていない時は前記標準発光器
と前記光電変換器とが対面する位置に前記試料台
を摺動させ、前記標準発光器の光量を自動的に一
定間隔を置いて測光し、前記経時値を逐次更新す
るようにしたことを特徴とするものである。
なおTLD素子および標準発光器の測光によつ
て得られる電気信号は、熱および経時等による外
部要因から影響を受けないデジタル信号に変換し
て処理する。また上記補正係数は校正定数を求め
ると同時にこの校正定数に上記初期値を乗じて求
められる。
て得られる電気信号は、熱および経時等による外
部要因から影響を受けないデジタル信号に変換し
て処理する。また上記補正係数は校正定数を求め
ると同時にこの校正定数に上記初期値を乗じて求
められる。
このように本発明のTLDリーダーにおいては、
電気回路の増幅度および光電子増倍管の特性が経
時によつて変化したときに行なう感度ドリフト補
正を、上記電気回路の増幅度および光電子増倍管
の印加電圧を変化させる手動による作業に代えて
上記所定の線量を照射した基準TLD素子の測光
直前もしくは直後(感度校正時)にTLDリーダ
ー内に配設されている一定の発光量を有する標準
発光器を測光して得られる電気信号の初期値と前
記校正定数との積からなる補正係数、および任意
の線量を照射された被測定TLD素子の測光直前
に行なわれるこの標準発光器の測光により得られ
る電気信号の経時値(この値は被測定TLD素子
が測定されていない間は一定間隔を置いて自動的
に更新される)をそれぞれ別々に記憶装置に記憶
しておき、この被測定TLD素子の測光によつて
得られる電気信号の実測値に前記記憶装置に記憶
されていた前記補正係数を乗じ、かつ前記経時値
で除して測定系のドリフトを自動的に補正する自
動補正にしている。このため、手動による補正作
業は必要とせず常に正確な補正を行なうことがで
きる。
電気回路の増幅度および光電子増倍管の特性が経
時によつて変化したときに行なう感度ドリフト補
正を、上記電気回路の増幅度および光電子増倍管
の印加電圧を変化させる手動による作業に代えて
上記所定の線量を照射した基準TLD素子の測光
直前もしくは直後(感度校正時)にTLDリーダ
ー内に配設されている一定の発光量を有する標準
発光器を測光して得られる電気信号の初期値と前
記校正定数との積からなる補正係数、および任意
の線量を照射された被測定TLD素子の測光直前
に行なわれるこの標準発光器の測光により得られ
る電気信号の経時値(この値は被測定TLD素子
が測定されていない間は一定間隔を置いて自動的
に更新される)をそれぞれ別々に記憶装置に記憶
しておき、この被測定TLD素子の測光によつて
得られる電気信号の実測値に前記記憶装置に記憶
されていた前記補正係数を乗じ、かつ前記経時値
で除して測定系のドリフトを自動的に補正する自
動補正にしている。このため、手動による補正作
業は必要とせず常に正確な補正を行なうことがで
きる。
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第2図は本発明のTLDリーダーの回路構成を
示すブロツクダイアフラムである。
示すブロツクダイアフラムである。
摺動可能な試料台1には、TLD素子加熱用ヒ
ーター3および常に一定の光量を発する発光器4
が互いに異なつた位置に置かれている。放射線を
被曝したTLD素子2はヒーター3で加熱され、
その時TLD素子2より発せられる螢光は、レン
ズ5を介して光電変換素子(光電子増倍管)6で
光電変換される。7は光電子増倍管6に電圧を供
給する高圧電源である。光電子増倍管6の出力は
増幅器8に導かれ、電圧信号に変換され、次いで
電圧周波数変換器(V−Fコンバーター)9によ
りデジタル化され、計数器10により計数され
る。計数器10で計数されたTLD素子からの螢
光量の積分値に比例した計数値はマイクロコンピ
ユーター11に入力され、ここで予め記憶されて
いる種々の校正定数が乗じられた後、表示器13
に表示される。12はマイクロコンピユーター1
1に外部から様々な情報を予め入力しておくため
の線量情報入力手段である操作キーである。
ーター3および常に一定の光量を発する発光器4
が互いに異なつた位置に置かれている。放射線を
被曝したTLD素子2はヒーター3で加熱され、
その時TLD素子2より発せられる螢光は、レン
ズ5を介して光電変換素子(光電子増倍管)6で
光電変換される。7は光電子増倍管6に電圧を供
給する高圧電源である。光電子増倍管6の出力は
増幅器8に導かれ、電圧信号に変換され、次いで
電圧周波数変換器(V−Fコンバーター)9によ
りデジタル化され、計数器10により計数され
る。計数器10で計数されたTLD素子からの螢
光量の積分値に比例した計数値はマイクロコンピ
ユーター11に入力され、ここで予め記憶されて
いる種々の校正定数が乗じられた後、表示器13
に表示される。12はマイクロコンピユーター1
1に外部から様々な情報を予め入力しておくため
の線量情報入力手段である操作キーである。
本発明のTLDリーダーの経時による感度変化
の補正に際しては、基準となる放射線源を用いて
基準TLD素子2に既知の線量〔Z〕を照射し、
操作キー12より、照射線量が〔Z〕であること
をマイクロコンピユーター11に入力した後、
TLDリーダーでこのTLD素子2を測定する。基
準TLD素子2からの発光は光電変換後デジタル
化され、計数器10で計数され、計数器10での
基準値〔X〕がマイクロコンピユーター11に入
力され、ここで直ちに感度校正定数〔Y〕(=
〔Z〕/〔X〕)が演算され、この感度校正定数
〔Y〕を求める直前もしくは直後に試料台1を摺
動させて発光器4を光電子増倍管6の直下に置
き、発光器4の発光を光電子増倍管6で受光し、
以降、TLD素子2からのTLを測定する時と同じ
電気回路系を通して一定時間測光し、計数器10
で計数した初期値〔XCAL〕をマイクロコンピユ
ーター11に導いて、ここで前記初期値〔XCAL〕
と予め演算されて求められた前記校正定数〔Y〕
との積からなる補正係数〔XCAL・Y〕をマイク
ロコンピユーター11に記憶させ保存しておく。
更に、一定時間経過後、被測定TLD素子2を測
定するとき、その直前に試料台1を摺動させて発
光器4を光電子増倍管6の真下に移動すると、発
光器4の光量が自動的に測定され、その時の計数
器10で計数された経時値〔X′CAL〕も、コンピ
ユーター11に導いてここで記憶させ、一旦保存
しておく。そしてこの後、このTLDリーダーで
被測定TLD素子を測定したとき、このTLD素子
からのTLは光電変換した後にデジタル化され、
計数器10で計数された後、その実測値は先にマ
イクロコンピユーター11に記憶されている感度
校正定数〔Y〕と発光器4の発光を測光して得た
初期値〔XCAL〕との積からなる補正係数
〔XCAL・Y〕が乗ぜられ、次いで同じくマイクロ
コンピユーター11に記憶されていた発光器4か
らの発光量の経時値〔X′CAL〕で除してドリフト
補正した後、表示器13に表示される。当然のこ
とながら、この時逆に被測定TLD素子からのTL
を測定した実測値を発光器4からの発光量の経時
値〔X′CAL〕で除してから前記補正係数〔XCAL・
Y〕を乗じた後、表示器13に表示してもよい。
の補正に際しては、基準となる放射線源を用いて
基準TLD素子2に既知の線量〔Z〕を照射し、
操作キー12より、照射線量が〔Z〕であること
をマイクロコンピユーター11に入力した後、
TLDリーダーでこのTLD素子2を測定する。基
準TLD素子2からの発光は光電変換後デジタル
化され、計数器10で計数され、計数器10での
基準値〔X〕がマイクロコンピユーター11に入
力され、ここで直ちに感度校正定数〔Y〕(=
〔Z〕/〔X〕)が演算され、この感度校正定数
〔Y〕を求める直前もしくは直後に試料台1を摺
動させて発光器4を光電子増倍管6の直下に置
き、発光器4の発光を光電子増倍管6で受光し、
以降、TLD素子2からのTLを測定する時と同じ
電気回路系を通して一定時間測光し、計数器10
で計数した初期値〔XCAL〕をマイクロコンピユ
ーター11に導いて、ここで前記初期値〔XCAL〕
と予め演算されて求められた前記校正定数〔Y〕
との積からなる補正係数〔XCAL・Y〕をマイク
ロコンピユーター11に記憶させ保存しておく。
更に、一定時間経過後、被測定TLD素子2を測
定するとき、その直前に試料台1を摺動させて発
光器4を光電子増倍管6の真下に移動すると、発
光器4の光量が自動的に測定され、その時の計数
器10で計数された経時値〔X′CAL〕も、コンピ
ユーター11に導いてここで記憶させ、一旦保存
しておく。そしてこの後、このTLDリーダーで
被測定TLD素子を測定したとき、このTLD素子
からのTLは光電変換した後にデジタル化され、
計数器10で計数された後、その実測値は先にマ
イクロコンピユーター11に記憶されている感度
校正定数〔Y〕と発光器4の発光を測光して得た
初期値〔XCAL〕との積からなる補正係数
〔XCAL・Y〕が乗ぜられ、次いで同じくマイクロ
コンピユーター11に記憶されていた発光器4か
らの発光量の経時値〔X′CAL〕で除してドリフト
補正した後、表示器13に表示される。当然のこ
とながら、この時逆に被測定TLD素子からのTL
を測定した実測値を発光器4からの発光量の経時
値〔X′CAL〕で除してから前記補正係数〔XCAL・
Y〕を乗じた後、表示器13に表示してもよい。
このようにTLD素子からのTLの実測値は光電
変換した後デジタル化され、計数器10で計数さ
れた後、種々の感度補正のための演算が行なわ
れ、その演算値は表示器13に表示される。この
演算値はこの時同時に再び被測定TLD素子の識
別番号と共にマイクロコンピユーター11に順次
記憶させ、データとして保存しておき、後で操作
キー12から順次または指定した被測定TLD素
子の識別番号を指示して所望のデータを出力さ
せ、再度表示器13に表示したり、インターフエ
ースを介してプリンター等の別の表示装置にデー
タを出力したり、一旦まとめて測定値を記憶させ
ておき、後でこれらの測定値をとり出してマイク
ロコンピユーター11に入力して平均値、標準偏
差値等を演算させるようにしてもよい。このよう
に、被測定TLD素子の測定値を全て記憶させる
記憶手段を設けておき、不必要となつた時そのデ
ータを消去するようにすれば、測定値の記録ミス
や測定データの紛失等のトラブルが回避できるの
でより好ましい。なお、上記補正係数〔XCAL・
Y〕はマイクロコンピユーター11に一度記憶さ
れると校正定数〔Y〕を求め直すまでは消去され
ないが、本発明のTLDリーダーでは、試料台1
上の被測定TLD素子2を別の素子と交換したり、
測定を中断する際に試料台1を摺動することによ
つて発光器4が光電変換素子6の直下に配置さ
れ、発光器4の光量を測定しうる状態にしておく
と自動的に一定の時間間隔を置いて絶えず発光器
4からの発光光を一定時間測定し、その時の計数
器10で計数された経時値〔X″CAL〕は逐時マイ
クロコンピユーター11に入力され、先に記憶さ
れていた経時値〔X′CAL〕に替わつて新たに記憶
され、上述の順序に従つて自動的に常に最新の経
時値により被測定TLD素子の実測値のドリフト
補正の演算が行なわれる。このようにして、一度
感度校正されたTLDリーダーは、その後、光電
変換素子や電気回路系の感度が経時変化しても、
最終的には感度が校正時と同一となるように自動
調整される。
変換した後デジタル化され、計数器10で計数さ
れた後、種々の感度補正のための演算が行なわ
れ、その演算値は表示器13に表示される。この
演算値はこの時同時に再び被測定TLD素子の識
別番号と共にマイクロコンピユーター11に順次
記憶させ、データとして保存しておき、後で操作
キー12から順次または指定した被測定TLD素
子の識別番号を指示して所望のデータを出力さ
せ、再度表示器13に表示したり、インターフエ
ースを介してプリンター等の別の表示装置にデー
タを出力したり、一旦まとめて測定値を記憶させ
ておき、後でこれらの測定値をとり出してマイク
ロコンピユーター11に入力して平均値、標準偏
差値等を演算させるようにしてもよい。このよう
に、被測定TLD素子の測定値を全て記憶させる
記憶手段を設けておき、不必要となつた時そのデ
ータを消去するようにすれば、測定値の記録ミス
や測定データの紛失等のトラブルが回避できるの
でより好ましい。なお、上記補正係数〔XCAL・
Y〕はマイクロコンピユーター11に一度記憶さ
れると校正定数〔Y〕を求め直すまでは消去され
ないが、本発明のTLDリーダーでは、試料台1
上の被測定TLD素子2を別の素子と交換したり、
測定を中断する際に試料台1を摺動することによ
つて発光器4が光電変換素子6の直下に配置さ
れ、発光器4の光量を測定しうる状態にしておく
と自動的に一定の時間間隔を置いて絶えず発光器
4からの発光光を一定時間測定し、その時の計数
器10で計数された経時値〔X″CAL〕は逐時マイ
クロコンピユーター11に入力され、先に記憶さ
れていた経時値〔X′CAL〕に替わつて新たに記憶
され、上述の順序に従つて自動的に常に最新の経
時値により被測定TLD素子の実測値のドリフト
補正の演算が行なわれる。このようにして、一度
感度校正されたTLDリーダーは、その後、光電
変換素子や電気回路系の感度が経時変化しても、
最終的には感度が校正時と同一となるように自動
調整される。
なお本発明のTLDリーダーにおいてマイクロ
コンピユーター11の記憶部に記憶された種々の
データは、TLDリーダーの電源を切つた時ある
いは停電時に消去されないようバツクアツプ用電
池を内蔵させておき、常時データを消さないで保
持するようにすればこのTLDリーダーの操作性、
信頼性は向上する。
コンピユーター11の記憶部に記憶された種々の
データは、TLDリーダーの電源を切つた時ある
いは停電時に消去されないようバツクアツプ用電
池を内蔵させておき、常時データを消さないで保
持するようにすればこのTLDリーダーの操作性、
信頼性は向上する。
以上詳細に説明した通り、本発明によるTLD
リーダーは、TLD素子を載置する試料台の摺動
操作のみによつて、電気回路の経時における特性
の変化であるドリフトによる感度変化の補正を、
TLD素子からの発光を測光する時と同じ光電変
換経路により、TLDリーダーに配設された上記
標準発光器からの光を測光し、その変化率を演算
して被測定TLD素子の測光により得られる実測
値を自動的に補正するため、従来必要とされた手
動による電気回路における電気回路の特性の補正
を行なう必要はなく操作性の向上がはかれ、実用
上の価値は大きい。
リーダーは、TLD素子を載置する試料台の摺動
操作のみによつて、電気回路の経時における特性
の変化であるドリフトによる感度変化の補正を、
TLD素子からの発光を測光する時と同じ光電変
換経路により、TLDリーダーに配設された上記
標準発光器からの光を測光し、その変化率を演算
して被測定TLD素子の測光により得られる実測
値を自動的に補正するため、従来必要とされた手
動による電気回路における電気回路の特性の補正
を行なう必要はなく操作性の向上がはかれ、実用
上の価値は大きい。
第1図は従来のTLDリーダーの一つの回路構
成を示すブロツクダイアグラム、第2図は本発明
の一つの実施例を示すブロツクダイアグラムであ
る。 1……試料台、2……TLD素子、3……加熱
用ヒーター、4……標準発光器、5……レンズ、
6……光電子増倍管、7……高圧電源、8……増
幅器、9……電圧周波数変換器、10……計数
器、11……マイクロコンピユーター、12……
操作キー、13……表示器。
成を示すブロツクダイアグラム、第2図は本発明
の一つの実施例を示すブロツクダイアグラムであ
る。 1……試料台、2……TLD素子、3……加熱
用ヒーター、4……標準発光器、5……レンズ、
6……光電子増倍管、7……高圧電源、8……増
幅器、9……電圧周波数変換器、10……計数
器、11……マイクロコンピユーター、12……
操作キー、13……表示器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 螢光線量計素子を載置する摺動可能な試料
台、該熱螢光線量計素子を加熱する加熱部、該加
熱部とは異なる位置に配設された、常に一定の発
光量を有する標準発光器、前記熱螢光線量計素子
から発光する熱螢光を第1の電気信号に変換する
光電変換器、所定の線量に対応する第2の電気信
号の値を出力する線量情報入力手段、この第2の
電気信号の値とこの所定の線量の放射線を照射さ
れた基準熱螢光線量計素子を加熱したときに得ら
れる前記第1の電気信号の基準値との比である校
正定数を演算する演算手段、この校正定数を記憶
する記憶装置、およびこの記憶された校正定数と
任意の線量の放射線を照射された被測定熱螢光線
量計素子を加熱したときに得られる前記第1の電
気信号の実測値との積を表示する表示装置からな
る熱螢光線量読取装置であつて、 前記基準値を得る直前もしくは直後に前記標準
発光器を測光して得られる前記第1の電気信号の
初期値と前記校正定数との積からなる補正係数を
演算する演算手段、この補正係数を記憶する第1
の記憶手段、前記被測定熱螢光線量計素子の測定
直前に前記標準発光器を測光して得られる前記第
1の電気信号の経時値を記憶する第2の記憶手
段、および前記被測定熱螢光線量計素子の測光に
より得られる前記第1の電気信号の実測値に前記
第1の記憶手段により記憶された前記補正係数を
乗じ、かつ前記第2の記憶手段により記憶された
前記経時値で除して前記表示装置に入力する演算
手段を備えるとともに、前記被測定熱螢光線量計
素子の測定が行われていない時は前記標準発光器
と前記光電変換器とが対面する位置に前記試料台
を摺動させ、前記標準発光器の光量を自動的に一
定間隔を置いて測光し、前記経時値を逐次更新す
るようにしたことを特徴とする熱螢光線量読取装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2765682A JPS58144768A (ja) | 1982-02-23 | 1982-02-23 | 熱螢光線量読取装置 |
| US06/442,756 US4480189A (en) | 1981-11-20 | 1982-11-18 | Thermoluminescence dosimeter reader |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2765682A JPS58144768A (ja) | 1982-02-23 | 1982-02-23 | 熱螢光線量読取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58144768A JPS58144768A (ja) | 1983-08-29 |
| JPH059753B2 true JPH059753B2 (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=12226966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2765682A Granted JPS58144768A (ja) | 1981-11-20 | 1982-02-23 | 熱螢光線量読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58144768A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4407332C2 (de) * | 1994-03-02 | 1998-08-27 | Lange Gmbh Dr Bruno | Verfahren zur Bestimmung der Extinktion oder Transmission und Photometer |
| GB2515964B (en) * | 2012-06-22 | 2016-03-02 | Landauer Inc | Method and apparatus for fast determination of unknown radiation dose |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5292540A (en) * | 1976-01-28 | 1977-08-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Measuring device |
-
1982
- 1982-02-23 JP JP2765682A patent/JPS58144768A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58144768A (ja) | 1983-08-29 |
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