JPH05980U - 圧縮機の圧力制御弁 - Google Patents

圧縮機の圧力制御弁

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JPH05980U
JPH05980U JP1223991U JP1223991U JPH05980U JP H05980 U JPH05980 U JP H05980U JP 1223991 U JP1223991 U JP 1223991U JP 1223991 U JP1223991 U JP 1223991U JP H05980 U JPH05980 U JP H05980U
Authority
JP
Japan
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valve
pressure
bellows
rod
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP1223991U
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English (en)
Inventor
悟 岡田
昇 高木
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Pacific Industrial Co Ltd
Original Assignee
Pacific Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機1を停止させた後、再度圧縮機の運転
が行われる時に、分割して作られているベローズ32と
ロッド34の当接位置がずれることにより、前記ロッド
34に対するベローズ32の傾き、偏心、およびロッド
34の端面の傾き等により、作動特性がバラツクのを防
止する。 【構成】 ベローズ32とこの変位を弁体33に伝達す
るロッド34とからなる圧力変位変換部25と、弁体3
3の変位量に応じてスプール弁30の下部に流れ込む冷
媒ガス量と吸入室側窓部27を経て吸入室6へ流れ出す
冷媒ガス量により中間圧力Pmを発生させるようにした
2方弁部26と、この中間圧力Pmによって変位するス
プール弁によりクランク室21と吸入室6とを接続する
スプール弁30外周面と窓27との位置関係により生ず
る吸入通路の通路面積を変えるメインバルブ部46とか
らなる圧力制御弁において、前記ロッド34とベローズ
32を一体化したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両空調用等に使用される可変容量圧縮機にあって、その能力を制 御する圧力制御弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、従来の圧力制御弁を可変容量型揺動傾斜板式圧縮機に具体化したもの であり、以下、この図面に基づき従来の圧力制御弁の構成および機能について説 明する。 可変容量圧縮機1は、シリンダーブロック2とこの左端面に弁板3を介して接 続固定されたリヤハウジング4と右端面に接続固定されたフロントハウジング1 0とによって構成されている。 また、前記弁板3には、各シリンダ室13の圧縮室内で圧縮された冷媒ガスを前 記吐出室8に導入するための吐出弁機構16が設けられている。 圧力制御弁5は、前記リヤハウジング4に内装されており、このリヤハウジン グ4内の外周部に区画形成された吸入室6には、前記圧力制御弁の吸入側通路7 に連通され、吐出室8には、圧力制御弁5の吐出側通路9に連通されている。
【0003】 前記シリンダーブロック2とフロントハウジング10内には、駆動軸11が一 対の軸受12を介して回転可能に支持されている。尚、シリンダブロック2とフ ロントハウジング10との間に横架して設けられている案内ロッド20は、揺動 傾斜板19が回転体17と共にまわるのを防止するものである。 また、前記シリンダブロック2には、それを貫通する多数個(例えば5個)のシ リンダ室13が前記駆動軸11と平行に形成されている。また、前記駆動軸11 には、回転体17を嵌合固定すると共に連結ピン18を介して揺動傾斜板19を 傾斜可能に連結し、この揺動傾斜板19の左端部と前記シリンダ室13に配置し たピストン14の右端部とをピストンロッド15で連結させることにより、駆動 軸11の回転により回転体17が回転されて、揺動傾斜板19が傾動されたとき 、ピストンロッド15を介してピストン14がシリンダ室13内を往復摺動する ようになっている。 そして、吸入室6の吸入圧力Psとクランク室21のクランク室圧力Pcとの差 圧に応じて前記揺動傾斜板19の傾斜角が変化し、ピストンストロークが変わっ て圧縮機の容量が制御されるようになっている。
【0004】 次に、圧縮室44に作用する吐出側圧力Pdの大小にかかわらずクランク室圧 力Pcをほぼ一定値に保持するための従来の圧力制御弁の構造を図3に基づいて 説明する。 圧力制御弁5は、下部のメインバルブ部24と中央部の圧力変位変換部25お よび上部の2方弁部26とからなっている。 そして、前記のメンイバルブ部24は、ボディ29の側部に、吸入室6とクラン ク室21に通じる通路22、23にそれぞれ開口した窓27、28が設けられる と共に、ボディ29内にはスプール弁30が内挿され、このスプール弁30はバ ネ31により下端面に押し付けられるように付勢されている。 また、前記圧力変位変換部25は、ボディ29に接合固定されクランク室圧力P cの増減によって伸縮変位するベローズ32とこの変位を弁体33に伝達するロ ッド34とからなっている。 また、前記2方弁部26は、弁口部35に当接する弁体33とこの弁体33が弁 口部35に着座するように付勢したバネ36とこのバネ力を調整する調整ネジ3 7およびストレーナ38とからなっている。 そして、前記ロッド34の周りにチャンバー39を形成すると共にこれに連通す る通路40を設け、この通路40は、リヤハウジング4に設けられた通路41を 介してスプール弁30の下端に導通する通路42に連通するようになっている。 また、クランク室圧力Pcは、通路43を介してベローズ32の外側に作用して いる。
【0005】 また、従来の圧力制御弁においては、吐出室8の冷媒ガスは、通路9、ストレ ーナ38、弁口部35、通路40、41、42を経てスプール弁30外周面とボ ディ内周面との隙間を通り吸入室側窓部27を経て吸入室6へ流れるようになっ ている。また、ピストン14とシリンダ室13の内周面との隙間を通り、圧縮室 44からクランク室21へブローバイされた冷媒ガスは、ボディ29に設けられ たクランク室側窓部28からスプール弁30と、ボディ29に設けられた吸入室 側窓部27との位置関係により生ずる通路を経て吸入室6へ還元され、クランク 室圧力Pcの上昇を抑制するようになっている。
【0006】 今、圧縮機が運転を開始し、「熱負荷>圧縮機の冷媒能力」の場合、吸入側圧 力Psが上昇し、それに伴って高圧側圧力Pdも上昇する。 このため、吐出室8から通路9を通りストレーナ38、弁口部35、通路40、 41、42を経てスプール弁30の下部に流れ込む冷媒の量が、スプール弁の外 周面とボディ内周面との隙間から吸入室側窓部27を経て吸入室6へ流れる冷媒 の量より多くなり、スプール弁30の下方に作用する中間圧力Pmが上昇し、ス プール弁30の上部に作用するクランク室圧力Pcとバネ31の力よりも大きく なり、スプール弁30を上方へ押し上げ、スプール弁30の上端外径部と吸入室 側窓部27とで形成される通路を小さくする。 そうすると、圧縮室44からクランク室21へブローバイされた冷媒ガスの吸入 室への還元量が減り、クランク室圧力Pcはわずかに上昇する。そうすると今度 は、クランク室圧力Pcが通路43を通ってベローズ32の上部に作用し、この ベローズがわずかに縮み、弁体33は、ロッド34を介して閉弁方向へ動き、弁 開度を小さくするので、吐出室8からスプール弁30の下部に流れ込む冷媒の量 は、吸入室側窓部27を経て吸入室6へ流れる冷媒の量より少なくなり、スプー ル弁30の下方に作用する中間圧力Pmが下降し、スプール弁30を下方へ押し 下げ、スプール弁30と吸入室側窓部27とで形成される通路を大きくする。 そうすると、圧縮室44からクランク室21へブローバイされた冷媒ガスの吸入 室への還元量が増え、クランク室圧力Pcは下降する。
【0007】 このように、高圧側圧力Pdが上昇しても、クランク室圧力Pcはほぼ一定値 にたもたれる。 これをピストン14に作用する力の関係から見れば、ピストン14の上面に作用 する吐出側圧力Pdとピストン14の下面に作用するクランク室Pcが釣り合っ た状態であったものが、吐出側圧力Pdが上昇しても、クランク室圧力Pcがほ ぼ一定値のため、ピストン14の上面に作用する力が勝り、斜板19は傾きが大 きくなる方へ動かされ、ピストンストロークが大きくなるため、圧縮機1の容量 は増大する。
【0008】 次に、「熱負荷<圧縮機の冷媒能力」の場合、吸入側圧力Psが下降し、それ に伴って高圧側圧力Pdも下降する。 このため、スプール弁30の下方に作用する中間圧力Pmが下降し、クランク室 圧力Pcとバネ31の力が勝り、スプール弁30を下方へ押し下げ、スプール弁 30と吸入室側窓部27とで形成される通路を大きくする。 そうすると、圧縮室44からクランク室21へブローバイされた冷媒ガスの吸入 室への還元量が増し、クランク室圧力Pcはわずかに下降する。そうすると今度 は、ベローズ32がわずかに伸び、弁体33は、ロッド34を介して開弁方向へ 動き、弁開度を大きくするので、吐出室8からスプール弁30の下部に流れ込む 冷媒の量は、スプール弁の外周面とボディ内周面との隙間から吸入室側窓部27 を経て吸入室6へ流れる冷媒の量より多くなり、中間圧力Pmが上昇し、スプー ル弁30を上方へ押し上げ、スプール弁30と吸入室側窓部27とで形成される 通路を小さくする。 そうすると、圧縮室44からクランク室21へブローバイされた冷媒ガスの吸入 室への還元量が減り、クランク室圧力Pcは上昇する。このように、高圧側圧力 Pdが下降しても、高圧側圧力Pdが上昇した時とは反対に圧縮機1の容量を減 少させてクランク室圧力Pcはほぼ一定値に保たれる。 従って、クランク室21から吸入室6へ還元される冷媒ガス量を調整すること により、吐出側圧力Pdの変化によってもクランク室圧力Pcをほぼ一定に保ち 、ピストン14に作用する吐出側の圧力変化によって斜板9の傾きを変え、圧縮 機1の容量を可変に制御することができる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
従来の前記構造を有する圧力制御弁5においては、ベローズ32とロッド34 は分離した構造になっていた。 また、ベローズ32の内部圧力は、絶対圧制御のため、真空状態に保持されて おり、圧縮機1が停止した場合には圧縮機1の内部圧力が均一になり、該圧力に よって、ベローズはホルダー47に当接するまで縮小する構造になっていた。 従って、この時ベローズ32とロッド34は分離状態になり、再度圧縮機を運 転してベローズ32とロッド34が当接した時、ロッド34に対するベローズ3 2の傾き、偏心、およびロッド34の端面の傾き等により、分離状態の以前と同 一状態で当接することが難しく、特性上再現性が得られないといった問題があっ た。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の問題点にかんがみて考案されたもので、ベローズ32とロッ ド34を一体化することで、圧縮機が停止して、圧縮機1内が均圧状態になって も、従来のようにベローズ32とロッド34が分離することがないようにし、特 性上、再現性のある圧力制御弁を得ることを目的とするものである。
【0011】 すなわち、本考案の圧縮機の圧力制御弁は、クランク室圧力Pcの増減によっ て伸縮変位するベローズ32とこの変位を弁体33に伝達するロッド34とから なる圧力変位変換部25と、弁体33の変位の大きさにより弁開度が規制され、 吐出室8から弁口部35を通りスプール弁30の下部に流れ込む冷媒ガス量とス プール弁30外周面とボディ29内周面との隙間から吸入室側窓部27を経て吸 入室6へ流れ出す冷媒ガス量により中間圧力Pmを発生させるようにした2方弁 部26と、この中間圧力Pmによって変位するスプール弁によりクランク室21 と吸入室6とを接続するスプール弁30外周面と窓27との位置関係により生ず る吸入通路の通路面積を変えるメインバルブ部46とからなる圧力制御弁におい て、前記ロッド34とベローズ32を一体化したものである。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜2に基づき説明する。 可変容量圧縮機の構造については、従来の圧力制御弁を除き他は全く同一であ るので詳細な説明を省略する。 本実施例では、ロッド34に当金48が圧入され、さらに、ベローズ32に前 記当金48がハンダにより一体的に接続されている。また、ロッド34、ベロー ズ32およびホルダー47間の同軸度、垂直度は、当金48をベローズ32にハ ンダ付する工程において、治具(図は省略)にて同軸度、垂直度ともでるように 工夫されており、完成時、特性上のヒステリシスに悪影響を及ぼさないように考 慮してある。 なお、本実施例では、ロッド34と当金48が別体として作られているが、これ を一体形状としても効果は同じである。
【0013】 次に、本考案の圧力制御弁の動作について説明する。 圧縮機が運転状態にある「熱負荷>圧縮機の冷媒能力」の場合、および「熱負 荷<圧縮機の冷媒能力」の場合については、従来品と同様に作動するので説明を 省略する。 圧縮機が停止状態にある場合は、圧縮機内の圧力が均一になる。また、ベロー ズ32の内部圧力は真空状態に保たれているため、ベローズの外部圧力によりベ ローズ32は、ホルダー47に当接するまで縮小するが、ロッド34は当金48 を介してベローズ32にハンダにて一体的に接続されているため、ロッド34も ベローズ32に合わせて同一の動きをする。 従って、ベローズ32とロッド34は分離することがない。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、本考案の圧力制御弁によれば、ベローズ32とロッド34を一 体化したことにより、圧縮機の運転の如何に係わらずベローズ32とロッド34 が分離しないため、ロッド34に対するベローズ32の偏心、傾き等による影響 を受けないから、ベローズ32に発生する力を確実にロッド34を介して弁体3 3に伝達することができる。 従って、設定値およびヒステリシス等、特性上非常に安定した再現性のある制 御弁を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の圧力制御弁の縦断面図。
【図2】 圧力制御弁を組込んだ可変容量圧縮機の縦断
面図。
【図3】 従来の圧力制御弁の縦断面図。
【符号の説明】
1 可変容量圧縮機。 2 シリンダブロック。 3 弁板。 4 リヤハウジング。 5 圧力制御弁。 6 吸込室。 7 吸込側通路。 8 吐出室。 9 吐出側通路。 10 フロントハウジング。 11 駆動軸。 12 軸受。 13 シリンダ室。 14 ピストン。 15 ロッド。 16 吐出弁機構。 17 回転体。 18 連結ピン。 19 揺動傾斜板。 20 案内ロッド。 21 クランク室。 22 通路。 23通路。 24 メインバルブ部。 25 圧力変位変換部。 26 2方弁部。27 窓。 28 窓。 29 ボディ。 30スプール弁。 31 バネ。 32 ベローズ。 33 弁体。 34 ロッド。 35 弁口部。 36 バネ部。 37 調整ネジ。 38 ストレーナ。 39 チャンバー。 40通路。 41 通路。 42 通路。 43通路。 44 圧縮室。 45 圧力制御弁。 46 メインバルブ部。 47 ホルダー。 48 当金。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 クランク室圧力Pcの増減によって伸縮
    変位するベローズ32とこの変位を弁体33に伝達する
    ロッド34とからなる圧力変位変換部25と、弁体33
    の変位の大きさにより弁開度が規制され、吐出室8から
    弁口部35を通りスプール弁30の下部に流れ込む冷媒
    ガス量とスプール弁30外周面とボディ29内周面との
    隙間から吸入室側窓部27を経て吸入室6へ流れ出す冷
    媒ガス量により中間圧力Pmを発生させるようにした2
    方弁部26と、この中間圧力Pmによって変位するスプ
    ール弁によりクランク室21と吸入室6とを接続するス
    プール弁30外周面と窓27との位置関係により生ずる
    吸入通路の通路面積を変えるメインバルブ部46とから
    なる圧力制御弁において、前記ロッド34とベローズ3
    2を一体化したことを特徴とする圧縮機の圧力制御弁。
JP1223991U 1991-02-12 1991-02-12 圧縮機の圧力制御弁 Pending JPH05980U (ja)

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