JPH0598275A - 圧縮型冷凍機用潤滑油 - Google Patents

圧縮型冷凍機用潤滑油

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JPH0598275A
JPH0598275A JP26222691A JP26222691A JPH0598275A JP H0598275 A JPH0598275 A JP H0598275A JP 26222691 A JP26222691 A JP 26222691A JP 26222691 A JP26222691 A JP 26222691A JP H0598275 A JPH0598275 A JP H0598275A
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JP
Japan
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lubricating oil
freon
group
hydrogen
compression type
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JP26222691A
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English (en)
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Yasuhiro Kawaguchi
泰宏 川口
Nobuaki Shimizu
延晃 清水
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フロン134a等の水素含有フロン化合物と
の相溶性が良好で、かつ潤滑性能や安定性に優れた圧縮
型冷凍機用潤滑油を開発すること。 【構成】 一般式(I) (式中、R1 〜R6 はそれぞれ水素又は炭素数1〜6の
アルキル基を示し、A1 〜A6 はそれぞれオキシエチレ
ン基の繰り返しを主鎖とするポリオキシアルキレン基を
示す。)で表わされるポリオキシアルキレングリコール
誘導体を主成分とし、かつ100℃における動粘度が2
〜50cStである圧縮型冷凍機用潤滑油。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な圧縮型冷凍機用潤
滑油に関するものである。さらに詳しくは、環境汚染で
問題となっている冷媒のジクロロジフルオロメタン(以
下、フロン12と称す)等のフロン化合物の代替となる
うる1,1,1,2−テトラフルオロエタン(以下、フ
ロン134aと称す)等の水素含有フロン化合物との相
溶性が良好で、かつ潤滑性能や安定性に優れたポリオキ
シアルキレングリコール誘導体を主成分とする圧縮型冷
凍機用潤滑油に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に、圧縮型冷凍機は圧縮機,凝縮器,膨張弁,蒸発器か
ら構成され、冷媒と潤滑油の混合液体がこの密閉された
系内を循環する構造となっている。このような圧縮型冷
凍機においては、装置の種類にもよるが、一般に、圧縮
機内では50℃以上の温度となる一方、冷却器内では−
40℃程度の温度となるので、冷媒と潤滑油は、通常こ
の−40℃から+50℃の温度範囲で相分離することな
く、この系内を循環することが必要である。もし、冷凍
機の運転中に相分離が生じると、装置の寿命や効率に著
しい悪影響をもたらす。例えば、圧縮機部分で冷媒と潤
滑油の相分離が生じると、可動部が潤滑不良となって、
焼き付きなどを起こして、装置の寿命を著しく短くし、
一方蒸発器内で相分離が生じると、粘度の高い潤滑油が
存在するため熱交換の効率低下をもたらす。
【0003】また、冷凍機用潤滑油は、冷凍機の可動部
分を潤滑する目的で用いられることから、潤滑性能も当
然重要となる。特に、圧縮機内は高温となるため、潤滑
に必要な油膜を保持できる粘度が重要となる。必要とさ
れる粘度は使用する圧縮機の種類,使用条件により異な
るが、通常、冷媒と混合する前の潤滑油の粘度は、10
0℃で2〜50cSt が好ましい。これより粘度が低いと
油膜が薄くなり潤滑不良を起こしやすく、高いと熱交換
の効率が低下する。更に、冷凍機用潤滑油は、高温から
低温までの広い温度範囲で循環使用されることから、そ
の粘度指数は高いことが望ましい。
【0004】従来、圧縮型冷凍機の冷媒としては、フロ
ン12が多く用いられ、また潤滑油としては、前記の要
求特性を満たす種々の鉱油や合成油が用いられてきた。
しかしながら、フロン12は、オゾン層を破壊するなど
環境汚染をもたらすおそれがあることから、最近、世界
的にその規制が厳しくなりつつある。そのため、新しい
冷媒としてフロン134aに代表される水素含有フロン
化合物が注目されるようになってきた。この水素含有フ
ロン化合物、特にフロン134aは、オゾン層を破壊す
るおそれが少ない上に、従来の冷凍機の構造をほとんど
変更することなく、フロン12と代替が可能であるな
ど、圧縮型冷凍機用冷媒として好ましいものである。
【0005】圧縮型冷凍機の冷媒として、フロン12の
代わりに前記フロン134a等の水素含有フロン化合物
が採用されると、潤滑油としては、当然、このフロン1
34a等の水素含有フロン化合物との相溶性に優れ、か
つ前記の要求性能を満たしうる潤滑性能に優れたものが
要求される。しかし、従来のフロン12と共に用いられ
てきた潤滑油は、フロン134a等の水素含有フロン化
合物との相溶性が良好でないため、これらの化合物に適
した新しい潤滑油が必要となる。この場合、特に自動車
用空調機においては、フロン12の代替に際し、装置の
構造をほとんど変化させないことが要望されており、潤
滑油のために、現装置の構造を大きく変化させることは
望ましいことではない。従って、フロン134a等の水
素含有フロン化合物と極めて良好な相溶性を有する潤滑
油が要求される。特に、自動車で使用されるロータリー
式の圧縮機構を有する冷凍機は、100℃で15cSt 以
上の高い粘度を有する潤滑油が必要とされている。
【0006】フロン134aと相溶性を有する潤滑油と
して、ポリアルキレングリコール系のものが知られてい
る。例えば、「リサーチ・ディスクロウジャー(Resear
ch Disclosure)」,第17463号(1978年10
月),米国特許第4755316号明細書,特開平1−
256594号公報,同1−259093〜25909
4号公報,同1−27491号公報,同2−43290
号公報,同2−84491号公報,同2−132176
〜13179号公報,同2−173195号公報,同2
−180986〜180987号公報,同2−1827
80〜182781号公報,同2−242888号公
報,同2−258895号公報,同2−269195号
公報,同2−272097号公報,同2−305893
号公報,同3−28296号公報,同3−33193号
公報,同3−103496〜103497号公報,同3
−50297号公報,同3−52995号公報,同3−
70794〜70795号公報,同3−79696号公
報,同3−106992号公報,同3−109492号
公報,同3−121195号公報などがある。これらの
中には低粘度でフロン134aと比較的良好な相溶性を
示す化合物もあるが、ポリアルキレングリコール系化合
物は、一般に粘度が高くなるに従い、フロン134aと
の相溶性は低下する。このため、100℃で15cSt 以
上、特に20cSt以上の粘度を有し、相溶性を充分満足
する例は未だ示されていない。
【0007】ポリアルキレングリコール系化合物のほか
に、フロン134aと相溶性を有する化合物としては、
エステル系化合物として、英国特許公開第221654
1号公報,国際公開6979/1990号公報,特開平
2−276894号公報,同3−128992号公報,
同3−88892号公報,同3−179091号公報な
どが知られている。しかし、加水分解による酸の生成で
コンプレッサー内部が腐食されやすいため、望ましいも
のとは言い難い。また、カーボネート系化合物として、
特開平3−149295号公報,欧州特許公開第421
298号などがあるが、加水分解に対する安定性が充分
とは言えないものである。そのほかにスルホン系化合
物,スルホキシド系化合物(いずれも国際公開5173
/1990)やアミド系化合物(米国特許第50211
79号明細書)などが知られているが、高粘度化合物の
フロン134aとの相溶性については不明である。ま
た、前記化合物を一種以上含有する混合物も知られてい
るが、必ずしも満足すべき性能を有するものではない。
【0008】このように、フロン134aとの相溶性が
充分に良好で、かつ潤滑性能の優れた圧縮機型冷凍機用
潤滑油は、未だ見出されていないのが現状であり、その
開発が強く望まれていた。本発明は、このような要望に
応え、特に環境汚染で問題となっている冷媒であるフロ
ン12あるいは他の分解し難いフロン化合物の代替とな
りうるフロン134a等の水素含有フロン化合物との相
溶性が、全使用温度範囲にわたって良好であり、しかも
潤滑性能に優れた圧縮型冷凍機用潤滑油を提供すること
を目的としてなされたものである。
【0009】本発明者らの研究グループは、既に特開平
3−14894号公報に示すように、フロン134aと
の相溶性が良好なポリアルキレングリコール誘導体を見
出しており、欧州特許公開401969号ではさらに相
溶性を改良した。さらにフロン134a等の水素含有フ
ロン化合物との相溶性、安定性と潤滑性能のいずれも優
れた圧縮型冷凍機用潤滑油を開発するために、鋭意研究
を重ねた結果、特定の構造を持つポリオキシアルキレン
グリコールの相溶性が特異的に高いことを見出した。本
発明は、この知見に基いて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、一般式
【0010】
【化2】
【0011】(式中、R1 〜R6 はそれぞれ水素又は炭
素数1〜6のアルキル基を示し、A1 〜A6 はそれぞれ
オキシエチレン基の繰り返しを主鎖とするポリオキシア
ルキレン基を示す。)で表わされるポリオキシアルキレ
ングリコール誘導体を主成分とし、かつ100℃におけ
る動粘度が2〜50cSt である圧縮型冷凍機用潤滑油を
提供するものである。
【0012】上記一般式(I)中のR1 〜R6 は、それ
ぞれ水素または炭素数が1〜6のアルキル基を示すが、
このアルキル基は、具体的にはメチル基,エチル基,n
−プロピル基,イソプロピル基,n−ブチル基,イソブ
チル基,tert−ブチル基,各種ペンチル基,各種ヘ
キシル基を示す。このアルキル基の炭素数が大きくなる
ほど、フロン134aとの相溶性が低下するため、水素
あるいは炭素数3以下のアルキル基が望ましい。なおR
1〜R6 はそれぞれ同一であってもよいし、互いに異な
っていてもよい。R1 〜R6 中の水素の割合が高い場合
には、粘度指数が低くなるばかりでなく、相溶性の低下
を招くため、R1 〜R6 全体の70%以下、特に50%
以下であることが望ましい。また、A1 〜A6 はオキシ
エチレン基の繰り返しを主鎖とするポリオキシアルキレ
ン基であるが、これは、例えばプロピレンオキシドの重
合体である式(II)
【0013】
【化3】
【0014】(式中、nは1〜80の整数を示す。)で
表されるポリオキシプロピレン基である。さらに、これ
らA1 〜A6 の例をあげれば、エチレンオキシド;プロ
ピレンオキシド;1,2−ブチレンオキシド;2,3−
ブチレンオキシド;イソブチレンオキシド;グリシジル
メチルエーテル;エチルグリシジルエーテル;プロピル
グリシジルエーテル;ブチルグリシジルエーテル;2−
エチルヘキシルグリシジルエーテル;2−メチルオクチ
ルグリシジルエーテル;ビニルグリシジルエーテル;ア
リルグリシジルエーテル;フェニルグリシジルエーテ
ル;sec−ブチルフェニルグリシジルエーテル;4,
7−ジオキサ−1,2−エポキシオクタン;1,2−エ
ポキシ−4,7,10−トリオキサウンデカン;1,2
−エポキシ−4,7,10,13−テトラオキサテトラ
デカン;4,7−ジオキサ−1,2−エポキシ−5−メ
チルオクタン;4,7−ジオキサ−1,2−エポキシ−
6−メチルオクタン;1,2−エポキシ−4,7,1
0,13−テトラオキサ−6,9,12−トリメチルテ
トラデカン;1,2−エポキシ−5−メチル−4,7,
10−トリオキサウンデカン;1,2−エポキシ−8−
メチル−4,7,10−トリオキサウンデカン;2,7
−ジオキサ−4,5−エポキシオクタン;4,5−エポ
キシ−9−メチル−2,7,10−トリオキサウンデカ
ン;4,5−エポキシ−2,7,10,13−テトラオ
キサテトラデカン;7,8−エポキシ−2,5,10,
13−テトラオキサテトラデカン;1,2−エポキシ−
3−メトキシ−5−オキサヘキサン;4,8−ジオキサ
−1,2−エポキシ−6−メトキシノナン;4,7−ジ
オキサン−1,2−エポキシ−5−(2−オキサプロピ
ル)−オクタン;3,5−ビス(2−オキサプロピル)
−4,7−ジオキサ−1,2−エポキシオクタン;3,
6−ビス(2−オキサプロピル)−4,7−ジオキサ−
1,2−エポキシオクタン;6,9−ビス(2−オキサ
プロピル)−1,2−エポキシ−4,7,10−オキサ
ウンデカンなどのエポキシ化合物の単独重合体または複
数の共重合体(ただし、これらの二価の基である)など
が挙げられる。このA1 〜A6 は同一であってもよい
し、互いに異なっていてもよい。
【0015】本発明の潤滑油は、粘度が低すぎると潤滑
に必要な油膜厚さを保持することができず、粘度が高す
ぎると相溶性が不充分になるため、100℃における動
粘度が2〜50cSt 、特に5〜40cSt であることが望
ましい。
【0016】また、本発明の潤滑油には、従来の潤滑油
に使用されている各種添加剤、例えば耐荷重添加剤,塩
素捕捉剤,酸化防止剤,金属不活性化剤,消泡剤,清浄
分散剤,粘度指数向上剤,油性剤,耐摩耗添加剤,極圧
剤,防錆剤,腐食防止剤,流動点降下剤などを、所望に
応じて添加することができる。上記耐荷重添加剤として
は、モノスルフィド類,ポリスルフィド類,スルホキシ
ド類,スルホン類,チオスルフィネート類,硫化油脂,
チオカーボネイト類,チオフェン類,チアゾール類,メ
タンスルホン酸エステル類などの有機硫黄化合物系のも
の、リン酸モノエステル類,リン酸ジエステル類,リン
酸トリエステル類(トリクレジルホスフェート)などの
リン酸エステル系のもの、亜リン酸モノエステル類,亜
リン酸ジエステル類,亜リン酸トリエステル類などの亜
リン酸エステル系のもの、チオリン酸トリエステル類な
どのチオリン酸エステル系のもの、高級脂肪酸,ヒドロ
キシアリール脂肪酸類,含カルボン酸多価アルコールエ
ステル類,金属セッケンなどの脂肪酸系のもの、多価ア
ルコールエステル類,アクリル酸エステル類などの脂肪
酸エステル系のもの、塩素化炭化水素類,塩素化カルボ
ン酸誘導体などの有機塩素系のもの、フッ素化脂肪族カ
ルボン酸類,フッ素化エチレン樹脂,フッ素化アルキル
ポリシロキサン類,フッ素化黒鉛などの有機フッ素系の
もの、高級アルコールなどのアルコール系のもの、ナフ
テン酸塩類(ナフテン酸鉛),脂肪酸塩類(脂肪酸鉛),
チオリン酸塩類(ジアルキルジチオリン酸亜鉛),チオ
カルバミン酸塩類,有機モリブテン化合物,有機スズ化
合物,有機ゲルマニウム化合物,ホウ酸エステルなどの
金属化合物系のものがある。塩素捕捉剤としては、グリ
シジルエーテル基含有化合物,エポキシ化脂肪酸モノエ
ステル類,エポキシ化油脂,エポキシシクロアルキル基
含有化合物などがある。酸化防止剤としては、フェノー
ル類(2,6−ジターシャリーブチル−p−クレゾー
ル),芳香族アミン類(α−ナフチルアミン) などがあ
る。金属不活性化剤としては、ベンゾトリアゾール誘導
体などがある。消泡剤としては、シリコーンオイル(ジ
メチルポリシロキサン),ポリメタクリレート類などが
ある。清浄分散剤としては、スルホネート類,フェネー
ト類,コハク酸イミド類などがある。粘度指数向上剤と
しては、ポリメタクリレート,ポリイソブチレン,エチ
レン−プロピレン共重合体,スチレン−ジエン水素化共
重合体などがある。
【0017】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。 製造例1 300ミリリットルのナス型フラスコに、D−ソルビッ
トを開始剤としたプロピレンオキシド開環重合物(水酸
基価400)100gとカリウムメトキシド5.9g( 0.
084モル)を加え、減圧下( 1.0mmHg)90℃で
2時間かけ、メタノールを除去した。この化合物44.5
gを、攪拌機,液導入管を取り付けた300ミリリット
ルステンレス鋼製オートクレーブに加えて窒素置換した
のち密閉し、110℃に加熱し、攪拌下にエチレンオキ
シドとプロピレンオキシドの混合物(モル比1:1)1
00gを液導入管より10時間かけてオートクレーブに
圧入し、さらに4時間攪拌した。冷却後、反応混合物に
水120ミリリットル,メタノール240ミリリットル
及びイオン交換樹脂DIAION SMNI(三菱化成
工業株式会社製)100gを加えて、30分間攪拌した
のち、濾過した。溶液のメタノールと水を留去した後、
真空ポンプ減圧下( 0.4mmHg),100℃で1時間
乾燥してエチレンオキシド−プロピレンオキシド共重合
体135gを得た。その生成物50gに28重量%ナト
リウムメトキシドのメタノール溶液30g( 0.16モ
ル)を加え、減圧下( 1.0mmHg)120℃で3時間
かけて、メタノールを除去した。反応物を攪拌機付き3
00ミリリットルステンレス鋼製オートクレーブに移
し、ヨウ化メチル30g( 0.21モル)を加え、窒素置
換したのち密閉し、攪拌しながら90℃まで徐々に昇温
し、さらに4時間攪拌した。冷却後、ヨウ化メチルを留
去したのち、水120ミリリットル,メタノール240
ミリリットル及びDIAION SMNIを200g加
えて、30分攪拌したのち、濾過した。溶液のメタノー
ルと水を留去した後、真空ポンプ減圧下( 0.4mmH
g)100℃で1時間乾燥して目的とするポリオキシア
ルキレングリコール38gを得た。
【0018】製造例2 300ミリリットルのナス型フラスコに、D−ソルビッ
トを開始剤としたプロピレンオキシド開環重合物(水酸
基価400)100gとカリウムメトキシド5.9g( 0.
084モル)を加え、減圧下( 1.0mmHg)90℃で
2時間かけ、メタノールを除去した。この化合物20.0
gを攪拌機と滴下ロートを取り付けた300ミリリット
ル4つ口フラスコに加え、110℃に加熱し、4,7−
ジオキサー1,2−エポキシ−5−メチルオクタン(エ
ピクロロヒドリン,1−メトキシ−2−プロパノールと
水酸化ナトリウムを40℃で反応した後、蒸留によって
得られた)50gを滴下し、14時間攪拌した。冷却
後、生成物に28重量%ナトリウムメトキシドのメタノ
ール溶液30g(0.16モル)を加え、減圧下( 1.0m
mHg)90℃で3時間かけて、メタノールを除去し
た。反応物を攪拌機付き300ミリリットルステンレス
鋼製オートクレーブに移し、ヨウ化メチル30g( 0.2
1モル)を加え、窒素置換したのち密閉し、攪拌しなが
ら90℃まで徐々に昇温し、さらに4時間攪拌した。冷
却後、ヨウ化メチルを留去したのち、水120ミリリッ
トル,メタノール240ミリリットル及びDIAION
SMNIを200g加えて、30分攪拌したのち、濾
過した。溶液のメタノールと水を留去した後、真空ポン
プ減圧下( 0.4mmHg)100℃で1時間乾燥して、
目的とする4,7−ジオキサ−1,2−エポキシ−5−
メチルオクタンの重合物であるポリオキシアルキレング
リコール45gを得た。
【0019】製造例3 300ミリリットルのナス型フラスコに、D−ソルビッ
トを開始剤としたプロピレンオキシド開環重合物(水酸
基価400)100gとカリウムメトキシド5.9g( 0.
084モル)を加え、減圧下( 1.0mmHg)90℃で
2時間かけ、メタノールを除去した。この化合物46.8
gを、攪拌機,液導入管を取り付けた300ミリリット
ルステンレス鋼製オートクレーブに加えて窒素置換した
のち密閉し、110℃に加熱し、攪拌下にプロピレンオ
キシド100gを液導入管より10時間かけてオートク
レーブに圧入し、さらに4時間攪拌した。冷却後、この
生成物50gに28重量%ナトリウムメトキシドのメタ
ノール溶液40g( 0.21モル)を加え、減圧下( 1.0
mmHg)120℃で3時間かけて、メタノールを除去
した。反応物を攪拌機付き300ミリリットルステンレ
ス鋼製オートクレーブに移し、ヨウ化メチル40g( 0.
28モル)を加え、窒素置換したのち密閉し、攪拌しな
がら90℃まで徐々に昇温し、さらに4時間攪拌した。
冷却後、ヨウ化メチルを留去したのち、水120ミリリ
ットル,メタノール240ミリリットル及びDIAIO
N SMNIを200g加えて、30分攪拌したのち、
濾過した。溶液のメタノールと水を留去した後、真空ポ
ンプ減圧下(0.4mmHg)100℃で1時間乾燥し
て、目的とするプロピレングリコールの重合物であるポ
リオキシアルキレングリコール43gを得た。
【0020】参考例1 攪拌機,液導入管を取り付けた200ミリリットルステ
ンレス鋼製オートクレーブに、粉末状ナトリウムメトキ
シド1.24g( 0.018モル)を加えて密閉し、110
℃に加熱し、攪拌下に4,7−ジオキサ−1,2−エポ
キシ−5−メチルオクタン50gを液導入管より20時
間かけてオートクレーブに圧入した。反応混合に水12
0ミリリットル及びメタノール240ミリリットルを加
えて溶解した後、溶液を陽イオン交換樹脂200ミリリ
ットルのカラムに通し、次いで陰イオン交換樹脂200
ミリリットルのカラムに通してナトリウムイオンを除去
した。メタノール及び水を留去した後、真空ポンプ減圧
下( 0.4mmHg)100℃で1時間乾燥して、目的と
する4,7−ジオキサ−1,2−エポキシ−5−メチル
オクタンの重合物であるポリオキシアルキレングリコー
ル(片末端がメチルエーテルであり、他の末端が水酸
基)45gを得た。
【0021】参考例2 攪拌機,液導入管を取り付けた200ミリリットルステ
ンレス鋼製オートクレーブに、メタノール1.6g,水酸
化ナトリウム0.2gを加えて密閉し、110℃に加熱
し、攪拌下にプロピレンオキシド130gを液導入管よ
り10時間かけてオートクレーブに圧入し、さらに20
時間攪拌した。冷却後、反応混合物に水120ミリリッ
トル及びメタノール240ミリリットルを加えて溶解し
た後、溶液を陽イオン交換樹脂200ミリリットルのカ
ラムに通し、次いで陰イオン交換樹脂200ミリリット
ルのカラムに通してナトリウムイオンを除去した。メタ
ノール及び水を留去した後、真空ポンプ減圧下( 0.4m
mHg)100℃で1時間乾燥して目的とするポリオキ
シアルキレングリコールモノメチルエーテル115gを
得た。
【0022】実施例1〜3及び比較例1〜2 製造例1〜3及び参考例1〜2で得られた化合物につい
て、下記の方法でその相溶性を測定した。即ち、フロン
134a(1,1,1,2−テトラフルオロエタン)に
対し、5及び10重量%となるように所定量の試料を耐
圧ガラスアンプルに加え、これを真空配管およびフロン
134aガス配管に接続した。アンプルを室温で真空脱
気後、液体窒素で冷却し、所定量のフロン134aを採
取した。次いでアンプルを封じ、恒温槽で−40℃から
温度を上昇させ相分離が始まる温度を測定した。相分離
温度が高いほど好ましい。結果を第1表に示した。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【発明の効果】本発明の潤滑油は、冷媒との相溶性と潤
滑性能に優れ、圧縮型冷凍機用として用いられるが、従
来の潤滑油と異なり、フロン134a等の水素含有フロ
ン化合物(具体的には、上記フロン134a以外に、
1,1−ジクロロ−2,2,2−トリフルオロエタン
(フロン123);1−クロロ−1,1−ジフルオロエ
タン(フロン142b);1,1−ジフルオロエタン
(フロン152a);クロロジフルオロメタン(フロン
22)あるいはトリフルオロメタン(フロン23)な
ど)と相溶性が良好である。したがって、本発明の潤滑
油は、これらの水素含有フロン化合物、特に冷媒として
フロン134aを使用する圧縮型冷凍機用として好適で
ある。また、冷媒との相溶性を改善する目的で、他の圧
縮型冷凍機用潤滑油に混合して使用することもできる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1 〜R6 はそれぞれ水素又は炭素数1〜6の
    アルキル基を示し、A1 〜A6 はそれぞれオキシエチレ
    ン基の繰り返しを主鎖とするポリオキシアルキレン基を
    示す。)で表わされるポリオキシアルキレングリコール
    誘導体を主成分とし、かつ100℃における動粘度が2
    〜50cSt である圧縮型冷凍機用潤滑油。
  2. 【請求項2】 一般式(I)中のR1 〜R6 が水素であ
    る割合が70%以下である請求項1記載の圧縮型冷凍機
    用潤滑油。
  3. 【請求項3】 圧縮型冷凍機が、冷媒として1,1,
    1,2−テトラフルオロエタンを用いたものである請求
    項1記載の圧縮型冷凍機用潤滑油。
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