JPH0598319A - 注湯ノズル - Google Patents

注湯ノズル

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JPH0598319A
JPH0598319A JP25931591A JP25931591A JPH0598319A JP H0598319 A JPH0598319 A JP H0598319A JP 25931591 A JP25931591 A JP 25931591A JP 25931591 A JP25931591 A JP 25931591A JP H0598319 A JPH0598319 A JP H0598319A
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JP
Japan
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pouring
nozzle
pouring nozzle
molten metal
hole
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Pending
Application number
JP25931591A
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English (en)
Inventor
Senji Fujita
宣治 藤田
Kiyoshi Suzuki
喜代志 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP25931591A priority Critical patent/JPH0598319A/ja
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  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 注湯を行なう場合に、ノズルの注湯孔が閉塞
することのない注湯ノズルを提供すること。 【構成】 溶融炉1の底部に注湯ノズル17を取り付け
て、溶湯7をチャンバ15内に供給する場合、その注湯
ノズル17の材料として、MgO:70重量%,Al2
3:30重量%からなるセラミックス材料を使用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば合金等の金属を
製造する場合に、加熱によって溶融した金属の注湯に使
用される注湯ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、合金等の金属材料の製造方法
としては、例えばガスなどを利用したアトマイズ法(噴
霧法)によって金属粉末を製造し、この金属粉末を焼結
して合金を製造する粉末冶金法や、或は溶融した金属材
料をタンディッシュ(注湯用容器)から連続的に供給
し、冷却しながら鋳造する連続鋳造法等が知られてい
る。
【0003】前記粉末冶金法による合金、例えばハイス
の場合は、靱性,耐摩性に優れており、高級エンドミ
ル,ホブカッターを始めとして広範囲に用途が拡大され
つつある。また、高硬度,耐摩耗性の特徴を生かして、
熱間ロール,冷間ロールの分野にも実用化されつつあ
る。この様な粉末冶金においては、金属粉末を形成する
方法として、上述した噴霧法が行われているが、この噴
霧法とは、例えば誘導炉等で粉末用合金を溶解し、誘導
炉からタンディッシュに溶湯を注ぎ込み、タンディシュ
の底部に設けられた注湯ノズルより溶湯を落下させて、
ガス、又は水を用いて粉化させる方法である。
【0004】また、前記連続鋳造法とは、タンディッシ
ュに溶融した合金材料を供給し、このタンディッシュの
底部に設けられた注湯ノズルから溶湯を連続的に流出さ
せ、流出した材料の周囲を鋳型等の冷却装置で冷却しな
がら、ローラ等で徐々に鋳造するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た粉末冶金や連続鋳造等では、通常、溶湯を供給する流
路(注湯孔)の径の小さな注湯ノズルを使用して溶湯を
供給するので、下記の様な問題があり必ずしも好適では
なかった。
【0006】つまり、例えば粉末冶金においては、粒径
の揃った良好な合金用粉末を製造するためには、小さな
径の注湯孔の注湯ノズルを使用することと、溶湯を注ぐ
際に注湯孔の径が変化しないことが重要であるが、従来
の注湯ノズルは通常Al23(アルミナ)やBN(ボロ
ンナイトライド)等の材料によって形成されているの
で、図5に示す様に、使用しているうちに注湯ノズルP
1が閉塞してしまうという問題があった。この注湯ノズ
ルP1の閉塞とは、溶湯に僅かに含まれているアルミナ
が、注湯しているうちに注湯ノズルP1の内側面P2に
付着して、注湯孔P3を塞ぐ現象である。
【0007】また、この注湯ノズルの閉塞という問題
は、上述した連続鋳造に使用される注湯ノズルにも同様
に発生していた。本発明は、前記課題を解決し、注湯を
行なう場合にノズルの注湯孔が閉塞することのない注湯
ノズルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項1の発明は、加熱によって溶融した金属溶湯が
通過する注湯孔を備えた注湯ノズルにおいて、該注湯ノ
ズルの注湯孔の内側表面が、MgOを70重量%以上含
むMgO系材料からなることを特徴とする注湯ノズルを
特徴とする注湯ノズルを要旨とする。
【0009】ここで、前記加熱によって溶融した金属
(溶湯)となる材料の種類としては、例えば様々な組成
の合金鋼の材料が使用できるが、特に超合金やNi基合
金が好適である。また、前記注湯ノズルのMgO以外の
残部材料としては、アルミナ又はシリカ(SiO2)等
を使用でき、例えばマグネシア・アルミナスピネルの状
態であることが望ましい。尚、注湯ノズルを製造する際
のセラミックス粉末の粒径は、50μm以下であると焼
成後に緻密になるので好ましい。
【0010】更に、例えば粉末冶金においては、注湯ノ
ズルの注湯孔の径は、粒径の小さな金属粉末を製造でき
る細径(例えば1〜10mm)が採用されることが望まし
いが、その様な細径の場合でも、ノズル閉塞を生ずるこ
となく注湯ができるので特に好適である。
【0011】また、この注湯ノズルは、粉末冶金用の金
属粉末の製造に使用されるタンディッシュ、或は連続鋳
造に使用されるタンディッシュの底部に、直接に取り付
けられて使用することができるが、それ以外にも、これ
らのタンディッシュの底部の下方にスライドする装置
(スライディングノズル)を設け、このスライド装置
に、複数の注湯ノズルを配置して使用してもよい。
【0012】
【作用】本発明者らは、粉末冶金や連続鋳造等に使用さ
れる注湯ノズルにおいて、溶湯を流しているうちに溶湯
の流路(注湯孔)が付着物によって閉塞する問題を研究
し、この注湯ノズルの閉塞が生じない材料等について鋭
意研究を重ねることによって本発明を完成した。
【0013】つまり、従来の様なアルミナ等の材料から
なる注湯ノズルでは、注湯孔の内周面に主にアルミナが
付着することによって流路の閉塞が発生するが、本発明
者らは、通常では脆い材料であるとして使用されなかっ
たMgO系の材料を採用して注湯ノズルを製造したとこ
ろ、このMgOを70重量%以上含むセラミックス材料
からなる注湯ノズルの場合には、アルミナの付着がほと
んどなく、注湯ノズルの閉塞が生じなかった。
【0014】このアルミナが付着しない理由は明確では
ないが、注湯ノズルを構成する焼成したMgOと溶湯中
のアルミナとは結合し難い性質を備えていると推定され
る。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例の注湯ノズルについて、
図に基づいて説明する。まず、粉末冶金において、合金
用粉体の製造に使用される誘導炉について、図1に基づ
いて説明する。
【0016】図1に示す様に、第1実施例の誘導炉1
は、炉本体3の周囲に加熱用の誘導コイル5が設けられ
たものであり、例えばFe−50Coの溶湯7が入れら
れた溶融室9の上部を覆って気密用の蓋11がかぶせら
れている。そして、溶融室9の上部の空間12は、真空
ポンプにて真空ないし減圧状態、又はアルゴンガスが充
填された適当な加圧状態となっている。
【0017】また、前記誘導炉1の炉底13の中央部に
は、溶湯7を下方のチャンバ15内に供給するための注
湯ノズル17が設けられており、チャンバ15内には、
落下する溶湯7に対して窒素(又はアルゴン等)のガス
噴霧を行なう噴霧ノズル19が取り付けられている。
【0018】前記注湯ノズル17は、MgO70重量
%,アルミナ30重量%のマグネシア・アルミナスピネ
ルからなり、溶湯7が通過する注湯ノズル17の注湯孔
21の内径は、微細な金属粉末を形成できる様に極めて
細径(例えば5mm)とされている。
【0019】尚、前記の様なMgOを主成分とするセラ
ミックス製の注湯ノズル17は、粒径が50μm以下に
調製された前記組成のセラミックス原料粉末を焼成する
ことによって製造することができる。次に、本実施例の
注湯ノズルの効果を確認するために行った実験例につい
て説明する。
【0020】この実験では、前記と同様の成分のMgO
系のセラミックス材料を用いて、注湯孔の内径を4mmと
した注湯ノズルを複数本製造した。そして、この注湯ノ
ズルにFe−50Coからなる溶湯を1チャージ分(1
回の溶融分)流し、その際の注湯ノズルの閉塞の有無
や、注湯の完了の時間を測定した。また、比較例とし
て、従来のアルミナ系とBN系の注湯ノズルを使用し、
同様にして注湯ノズルの閉塞状態等を調べた。この結果
を図2に示す。
【0021】図2に示す様に、本実施例の注湯ノズル
は、細径であるにもかかわらず、注湯を行った場合に閉
塞が発生することなく、しかも約14分程度で注湯が完
了し、極めて優れたものであることが分かる。それに対
して、比較例のものは、短時間で閉塞が発生するので不
適なものである。
【0022】次に、第2実施例について、図3に基づい
て説明する。図3に示す様に、第2実施例の注湯ノズル
22は、前記実施例と同様な組成のMgO系のセラミッ
クスからなり、誘導炉23の下方に設けられたスライデ
ィングノズル25に複数個配列されている。
【0023】つまり、誘導炉23の炉底に出湯孔27が
設けられ、この出湯孔27の下端に耐火物ランナー29
が取り付けられ、更に、この耐火物ランナー29の下端
に、スライディングノズル25が取り付けられている。
前記スライディングノズル25は、耐火物ランナー29
の下端に接触するとともに、シリンダ31等の駆動部に
よって左右に移動するノズルであって、そのスライディ
ングノズル29に一列に注湯ノズル22が配置されてい
る。
【0024】この様な実施例によっても、前記第1実施
例と同様な効果を奏するとともに、万一一つの注湯ノズ
ル22が閉塞した場合には、スライディングノズル25
を移動させることによって、他の注湯ノズル22を用い
て迅速に注湯を再開することが可能である。尚、この場
合、耐火物ランナー29についても、注湯ノズル22と
同様なものを用いることができる。
【0025】次に、第3実施例について、図4に基づい
て説明する。本実施例の注湯ノズル41は、前記第1,
2実施例と同様な材料で構成されているが、連続鋳造に
使用されるノズルであるので、図4に示す様に、前記
1,2実施例と大きく異なる形状をしている。
【0026】つまり、タンディッシュ43の底部を貫い
て取り付けられた注湯ノズル41は、その側壁下部の4
箇所に注湯孔45を備えており、この注湯孔45から供
給された溶湯は、冷却鋳型47によって周囲を冷やされ
てローラ49等によって下方に導き出される。
【0027】この様な実施例によっても、前記第1,2
実施例と同様な効果を奏するとともに、容易に連続鋳造
に適用できるという利点がある。尚、前記本発明の実施
例について説明したが、本発明はこのような実施例に何
等限定されるものではなく、この要旨を逸脱しない範囲
内に於て種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【0028】例えば、粉末冶金や連続鋳造以外の方法
で、金属の溶湯をタンディッシュ等から供給する際に、
前記の様な注湯ノズルを使用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
注湯ノズルの材料として、MgOを70重量%以上含む
セラミックス材料を用いたので、注湯ノズルの注湯孔の
内側表面にアルミナ等が付着することを低減することが
でき、それによって、注湯ノズルが閉塞することを未然
に防止できるという顕著な効果がある。
【0030】本発明では、特に注湯ノズルが細径である
場合に、ノズルの閉塞を防止する効果が優れているので
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の注湯ノズルを示す説明図
である。
【図2】注湯ノズルの閉塞実験の結果を示すグラフであ
る。
【図3】第2実施例の注湯ノズルを示す断面図である。
【図4】第3実施例の注湯ノズルを示す断面図である。
【図5】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】 1…誘導炉 17,22,41…注湯ノズル 21,45…注湯孔 25…スライディングノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱によって溶融した金属溶湯が通過す
    る注湯孔を備えた注湯ノズルにおいて、 該注湯ノズルの注湯孔の内側表面が、MgOを70重量
    %以上含むMgO系材料からなることを特徴とする注湯
    ノズル。
JP25931591A 1991-10-07 1991-10-07 注湯ノズル Pending JPH0598319A (ja)

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JP25931591A JPH0598319A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 注湯ノズル

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JP25931591A JPH0598319A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 注湯ノズル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002211977A (ja) * 2001-01-10 2002-07-31 Toshiba Ceramics Co Ltd 耐火性部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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