JPH0598518A - 梳綿装置 - Google Patents
梳綿装置Info
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- JPH0598518A JPH0598518A JP9249091A JP9249091A JPH0598518A JP H0598518 A JPH0598518 A JP H0598518A JP 9249091 A JP9249091 A JP 9249091A JP 9249091 A JP9249091 A JP 9249091A JP H0598518 A JPH0598518 A JP H0598518A
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- card
- transporter
- cylinder
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 カード8,9を複数個連続して配設し、一の
カード8のドッファーによって繊維材料Fを次のカード
9のトランスポータ10に搬送する梳綿装置において、
前記一のカード8のドッファー6,7を複数個とし、少
なくともこのドッファー6,7と前記次のカード9のト
ランスポータ10とのニップ点近傍であって、繊維材料
移行側に繊維材料案内部材29,30を配設した構成と
した。 【効果】 一のカード8から次のカード9に送給される
繊維材料Fは、複数のドッファー6,7から次のトラン
スポータ10へ移行し、このためこの移行率は高くな
る。したがって、剥離工程から紡出されるウェブは従来
と比べて速く形成され、ウェブ形成の能率を向上させる
ことができる。また、繊維材料は繊維材料案内部材2
9,30によって剥離されることなくスムースに送給さ
れる。
カード8のドッファーによって繊維材料Fを次のカード
9のトランスポータ10に搬送する梳綿装置において、
前記一のカード8のドッファー6,7を複数個とし、少
なくともこのドッファー6,7と前記次のカード9のト
ランスポータ10とのニップ点近傍であって、繊維材料
移行側に繊維材料案内部材29,30を配設した構成と
した。 【効果】 一のカード8から次のカード9に送給される
繊維材料Fは、複数のドッファー6,7から次のトラン
スポータ10へ移行し、このためこの移行率は高くな
る。したがって、剥離工程から紡出されるウェブは従来
と比べて速く形成され、ウェブ形成の能率を向上させる
ことができる。また、繊維材料は繊維材料案内部材2
9,30によって剥離されることなくスムースに送給さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維材料を梳綿して不織
布やウェブ等を製造する梳綿装置に関する。
布やウェブ等を製造する梳綿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の梳綿装置として例えば図5に示す
ようなものがある。繊維材料供給装置等から繊維材料が
フィードローラ101に供給されると、このフィードロ
ーラ101からさらにテーカイン102に送給される。
このとき、繊維材料はテーカイン102によって解され
ながら引き伸ばされる。この繊維材料はテーカイン10
2からシリンダ103へ送給され、このシリンダ103
によってさらに引き伸ばされる。また、シリンダ103
に送給された繊維材料はワーカー104によって梳綿作
用を受け、このワーカー104に一部分が巻き付くが、
この繊維材料はストリッパー105によって剥離され再
びシリンダ103に戻される。シリンダ103から繊維
材料は一旦ドッファー106によってウェブ状に形成さ
れて次の工程へ送り出される。
ようなものがある。繊維材料供給装置等から繊維材料が
フィードローラ101に供給されると、このフィードロ
ーラ101からさらにテーカイン102に送給される。
このとき、繊維材料はテーカイン102によって解され
ながら引き伸ばされる。この繊維材料はテーカイン10
2からシリンダ103へ送給され、このシリンダ103
によってさらに引き伸ばされる。また、シリンダ103
に送給された繊維材料はワーカー104によって梳綿作
用を受け、このワーカー104に一部分が巻き付くが、
この繊維材料はストリッパー105によって剥離され再
びシリンダ103に戻される。シリンダ103から繊維
材料は一旦ドッファー106によってウェブ状に形成さ
れて次の工程へ送り出される。
【0003】このように繊維帯は、テーカイン102,
シリンダ103,ワーカー104,ストリッパー105
を経てドッファー106によってウェブ状に形成される
が、これら梳綿要素を全体として一山カード107と称
している。この一山カード107の次に略同じ様な二山
目のカード108を連続して配設している。すなわち、
二山目のカード108はテーカイン102に相当するト
ランスポータ109、シリンダ110、ワーカー11
1、ストッパー112およびドッファー113からなっ
ており、この各梳綿要素は前記と同じ働きをする。この
ようにカード107,108を二山有するものをタンデ
ム式梳綿装置と称している。
シリンダ103,ワーカー104,ストリッパー105
を経てドッファー106によってウェブ状に形成される
が、これら梳綿要素を全体として一山カード107と称
している。この一山カード107の次に略同じ様な二山
目のカード108を連続して配設している。すなわち、
二山目のカード108はテーカイン102に相当するト
ランスポータ109、シリンダ110、ワーカー11
1、ストッパー112およびドッファー113からなっ
ており、この各梳綿要素は前記と同じ働きをする。この
ようにカード107,108を二山有するものをタンデ
ム式梳綿装置と称している。
【0004】ところで、一山目のカード107のシリン
ダ103からドッファー106を経ずに二山目のカード
108のトランスポータ109に直接繊維材料を送給す
るスクリブラー方式の梳綿装置がある。このスクリブラ
ー方式の梳綿装置は一山目カード107のシリンダ10
3における繊維材料の密度の不均一および混ざり具合の
ムラがそのまま二山目カード108のシリンダ110に
移行してしまい、二山目のカード108を経て剥離工程
114から紡出されるウェブは繊維材料の不均一および
混ざり具合のムラがなおも残留したものとなる。しか
し、タンデム式の梳綿装置に一山目のカード107から
二山目のカード108に送給するのにドッファー106
によって一旦ウェブ状に形成するので、このときに繊維
材料が梳綿され、剥離工程114からは繊維材料の密度
が均一であって混ざり具合のよいウェブが紡出される。
ダ103からドッファー106を経ずに二山目のカード
108のトランスポータ109に直接繊維材料を送給す
るスクリブラー方式の梳綿装置がある。このスクリブラ
ー方式の梳綿装置は一山目カード107のシリンダ10
3における繊維材料の密度の不均一および混ざり具合の
ムラがそのまま二山目カード108のシリンダ110に
移行してしまい、二山目のカード108を経て剥離工程
114から紡出されるウェブは繊維材料の不均一および
混ざり具合のムラがなおも残留したものとなる。しか
し、タンデム式の梳綿装置に一山目のカード107から
二山目のカード108に送給するのにドッファー106
によって一旦ウェブ状に形成するので、このときに繊維
材料が梳綿され、剥離工程114からは繊維材料の密度
が均一であって混ざり具合のよいウェブが紡出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のタンデム式の梳綿装置にあっては、繊維材料
を一山目のカード107から二山目のカード108に送
給するのに、一山目のカード107のドッファー106
によって一旦ウェブ状に形成した後に二山目のカード1
08に送給しているために、一山目のカード107から
二山目のカード108への繊維材料の移行率は30%と
低く、その結果ウェブを紡出するのに時間がかかってし
まい、ウェブ形成の能率が低いという問題点があった。
うな従来のタンデム式の梳綿装置にあっては、繊維材料
を一山目のカード107から二山目のカード108に送
給するのに、一山目のカード107のドッファー106
によって一旦ウェブ状に形成した後に二山目のカード1
08に送給しているために、一山目のカード107から
二山目のカード108への繊維材料の移行率は30%と
低く、その結果ウェブを紡出するのに時間がかかってし
まい、ウェブ形成の能率が低いという問題点があった。
【0006】ちなみに、スクリブラー方式の梳綿装置は
一山目のカードから二山目のカードへはシリンダから直
接トランスポータに送給するので、前記移行率は100
%と高く、前記能率は高い。
一山目のカードから二山目のカードへはシリンダから直
接トランスポータに送給するので、前記移行率は100
%と高く、前記能率は高い。
【0007】本発明は、一山目のカードから二山目のカ
ードへの繊維材料の移行率を高くして、ウェブ形成の能
率を向上させた梳綿装置を提供することを目的とする。
ードへの繊維材料の移行率を高くして、ウェブ形成の能
率を向上させた梳綿装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、供給された繊維材料を解
しながら引き伸ばすテーカイン又はトランスポータと、
このテーカイン又はトランスポータから送給された繊維
材料をさらに引き伸ばすシリンダと、このシリンダと協
働して引き伸ばされている繊維材料を梳綿するワーカー
と、引き伸ばされかつ梳綿された繊維材料を前記シリン
ダから次の工程へ送給するドッファーとを有するカード
を複数個連続して配設し、前記一のカードのドッファー
によって繊維材料を次のカードのトランスポータに搬送
する梳綿装置において、前記一のカードのドッファーを
複数個とし、少くともこのドッファーと前記次のカード
のトランスポータとのニップ点近傍であって繊維材料移
行側に繊維材料案内部材を配設した構成とするものであ
る。
るために、本発明にあっては、供給された繊維材料を解
しながら引き伸ばすテーカイン又はトランスポータと、
このテーカイン又はトランスポータから送給された繊維
材料をさらに引き伸ばすシリンダと、このシリンダと協
働して引き伸ばされている繊維材料を梳綿するワーカー
と、引き伸ばされかつ梳綿された繊維材料を前記シリン
ダから次の工程へ送給するドッファーとを有するカード
を複数個連続して配設し、前記一のカードのドッファー
によって繊維材料を次のカードのトランスポータに搬送
する梳綿装置において、前記一のカードのドッファーを
複数個とし、少くともこのドッファーと前記次のカード
のトランスポータとのニップ点近傍であって繊維材料移
行側に繊維材料案内部材を配設した構成とするものであ
る。
【0009】あるいは、前記一のカードのドンファーの
直径を次のカードのトランスポータの直径以上とし、前
記繊維材料案内部材を前記ニップ点に向けて鋭角に折り
曲げた構成とするものである。
直径を次のカードのトランスポータの直径以上とし、前
記繊維材料案内部材を前記ニップ点に向けて鋭角に折り
曲げた構成とするものである。
【0010】
【作用】一つのカードから次のカードに送給される繊維
材料は、複数のドッファーから次のトランスポータへ移
行するために、この移行率は高くなる。このため剥離工
程から紡出されるウェブは従来と比べて速く形成され
る。
材料は、複数のドッファーから次のトランスポータへ移
行するために、この移行率は高くなる。このため剥離工
程から紡出されるウェブは従来と比べて速く形成され
る。
【0011】次に、繊維材料はドッファーから繊維材料
案内部材の鋭角の折曲部を経てトランスポータへ移行さ
れるので、高速回転するトランスポータによる気流によ
って吹き飛ばされる。このため、繊維材料はこの縦横方
向のみならず、厚さ方向にも配向され、三次元的な擬似
ランダム性が付与される。
案内部材の鋭角の折曲部を経てトランスポータへ移行さ
れるので、高速回転するトランスポータによる気流によ
って吹き飛ばされる。このため、繊維材料はこの縦横方
向のみならず、厚さ方向にも配向され、三次元的な擬似
ランダム性が付与される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1および図2は本発明に係る梳綿装置の第1実施例を示
す図である。
1および図2は本発明に係る梳綿装置の第1実施例を示
す図である。
【0013】繊維材料供給装置から繊維材料Fがフィー
ドローラ1へ送給されると、このフィードローラ1から
隣接するテーカイン2へ送給される。フィードローラ1
の搬送速度は1〜2m/minであるのに対しテーカイ
ン2の搬送速度は150〜250m/minであり、こ
のために、前記繊維材料Fは解されながら引き伸ばされ
る。次に解された繊維材料はテーカイン2から隣接する
シリンダ3に送給されるが、シリンダ3の搬送速度は2
50〜1000m/minであるので前記繊維材料Fは
さらに引き伸ばされる。
ドローラ1へ送給されると、このフィードローラ1から
隣接するテーカイン2へ送給される。フィードローラ1
の搬送速度は1〜2m/minであるのに対しテーカイ
ン2の搬送速度は150〜250m/minであり、こ
のために、前記繊維材料Fは解されながら引き伸ばされ
る。次に解された繊維材料はテーカイン2から隣接する
シリンダ3に送給されるが、シリンダ3の搬送速度は2
50〜1000m/minであるので前記繊維材料Fは
さらに引き伸ばされる。
【0014】シリンダ3にはワーカー4が隣接して配設
されており、搬送速度が10m/minのワーカー4に
よってシリンダ3に保持されている繊維材料Fは梳綿さ
れる。このとき、繊維材料Fは突出して不均一となって
いる一部がワーカー4に巻き付いてしまうが、この巻き
付いた繊維材料Fはストリッパー5によってシリンダ3
へと戻され、このようにして繊維材料Fを均一化してい
る。シリンダ3から繊維材料Fは隣接する2個のドッフ
ァー6,7へと送給される。ドッファー6,7の搬送速
度は10〜20m/minであるので、シリンダ3に対
して非常に遅く、繊維材料Fは梳綿されながら一旦ウェ
ブ状に形成され、次の工程へ送給される。すなわち、テ
ーカイン2に送給された繊維材料Fはドッファー6,7
によってウェブ状の繊維材料Fに一旦形成されるが、こ
れらテーカイン2、シリンダ3、ワーカー4、ストリッ
パー5、ドッファー6,7の梳綿要素は全体として一山
のカード8を構成している。
されており、搬送速度が10m/minのワーカー4に
よってシリンダ3に保持されている繊維材料Fは梳綿さ
れる。このとき、繊維材料Fは突出して不均一となって
いる一部がワーカー4に巻き付いてしまうが、この巻き
付いた繊維材料Fはストリッパー5によってシリンダ3
へと戻され、このようにして繊維材料Fを均一化してい
る。シリンダ3から繊維材料Fは隣接する2個のドッフ
ァー6,7へと送給される。ドッファー6,7の搬送速
度は10〜20m/minであるので、シリンダ3に対
して非常に遅く、繊維材料Fは梳綿されながら一旦ウェ
ブ状に形成され、次の工程へ送給される。すなわち、テ
ーカイン2に送給された繊維材料Fはドッファー6,7
によってウェブ状の繊維材料Fに一旦形成されるが、こ
れらテーカイン2、シリンダ3、ワーカー4、ストリッ
パー5、ドッファー6,7の梳綿要素は全体として一山
のカード8を構成している。
【0015】この一山目のカード8には2山目のカード
9が連続して配設されている。すなわち、2山目のカー
ド9は、ドッファー6,7に隣接してテーカイン2に相
当するトランスポータ10、メインシリンダ11、4個
のワーカー12およびストリッパー13、2個のドッフ
ァー14,15を有しており、これら梳綿要素は前記カ
ード8の梳綿要素より搬送速度がワンランク速いだけあ
って略同様の働きをする。なお、一山目のカード8のド
ッファー6,7は直径がトランスポータ10の直径より
やや小さい。また、ドッファー14にはこのドッファー
14に巻き付いた繊維材料をメインンシリンダ11に戻
すためのドッファストリッパ16が設けられている。
9が連続して配設されている。すなわち、2山目のカー
ド9は、ドッファー6,7に隣接してテーカイン2に相
当するトランスポータ10、メインシリンダ11、4個
のワーカー12およびストリッパー13、2個のドッフ
ァー14,15を有しており、これら梳綿要素は前記カ
ード8の梳綿要素より搬送速度がワンランク速いだけあ
って略同様の働きをする。なお、一山目のカード8のド
ッファー6,7は直径がトランスポータ10の直径より
やや小さい。また、ドッファー14にはこのドッファー
14に巻き付いた繊維材料をメインンシリンダ11に戻
すためのドッファストリッパ16が設けられている。
【0016】二山目のカード9のドッファー14,15
からウェブ状の繊維材料Fは次の剥離工程17へ送給さ
れるが、この剥離工程17はドッファー14,15にそ
れぞれ隣接する第1コンデンサ18,19、この第1コ
ンデンサ18,19に隣接する第2コンデンサ20,2
1、リダイレクトローラ23,24、サーキュラーブラ
シ25,26、テイクオフローラ27,28とからなっ
ている。ウェブ状の繊維材料Fは第1コンデンサ18,
19、さらに第2コンデンサ20,21に圧縮されなが
ら蓄積され、テイクオフローラ27,28からウェブが
紡出される。ここで、図2に示すようにシリンダ3に保
持された繊維材料Fは2個のドッファー6,7によって
トランスポータ10へ送給するようにしたので、このド
ッファー6,7によってシリンダ3およびトランスポー
タ10によって囲まれる空間S1ができてしまう。シリ
ンダ3とトランスポータ10とは比較的高速で回転する
ために前記空間S1内には乱気流が発生し、この乱気流
によってシリンダ3、ドッファー6,7、トランスポー
タ10等に保持される繊維材料Fは剥離されてしまい、
ひいては搬送されなくなる虞が生じる。そこで、空間S
1内には板材によって四角柱に折曲して形成し、この側
面部を弧状とした繊維材料案内部材29を配設してい
る。この繊維材料案内部材29によって空間S1内の気
流はシリンダ3、ドッファー6,7、トランスポータ1
0のそれぞのれの回転方向に整流され、繊維材料Fは剥
離されることなくスムースに送給方向へ案内される。
からウェブ状の繊維材料Fは次の剥離工程17へ送給さ
れるが、この剥離工程17はドッファー14,15にそ
れぞれ隣接する第1コンデンサ18,19、この第1コ
ンデンサ18,19に隣接する第2コンデンサ20,2
1、リダイレクトローラ23,24、サーキュラーブラ
シ25,26、テイクオフローラ27,28とからなっ
ている。ウェブ状の繊維材料Fは第1コンデンサ18,
19、さらに第2コンデンサ20,21に圧縮されなが
ら蓄積され、テイクオフローラ27,28からウェブが
紡出される。ここで、図2に示すようにシリンダ3に保
持された繊維材料Fは2個のドッファー6,7によって
トランスポータ10へ送給するようにしたので、このド
ッファー6,7によってシリンダ3およびトランスポー
タ10によって囲まれる空間S1ができてしまう。シリ
ンダ3とトランスポータ10とは比較的高速で回転する
ために前記空間S1内には乱気流が発生し、この乱気流
によってシリンダ3、ドッファー6,7、トランスポー
タ10等に保持される繊維材料Fは剥離されてしまい、
ひいては搬送されなくなる虞が生じる。そこで、空間S
1内には板材によって四角柱に折曲して形成し、この側
面部を弧状とした繊維材料案内部材29を配設してい
る。この繊維材料案内部材29によって空間S1内の気
流はシリンダ3、ドッファー6,7、トランスポータ1
0のそれぞのれの回転方向に整流され、繊維材料Fは剥
離されることなくスムースに送給方向へ案内される。
【0017】また、ドッファー7とトランスポータ10
の繊維材料F搬送側にも板材をくの字に折曲して形成し
た繊維材料案内部材30が配設されている。この繊維材
料案内部材30もドッファー7,トランスポータ10の
回転によって発生する気流を整流し、繊維材料Fをスム
ースに送給方向へ案内する。
の繊維材料F搬送側にも板材をくの字に折曲して形成し
た繊維材料案内部材30が配設されている。この繊維材
料案内部材30もドッファー7,トランスポータ10の
回転によって発生する気流を整流し、繊維材料Fをスム
ースに送給方向へ案内する。
【0018】ところで一山目のカード8のドッファー
6,7から二山目のカード9のトランスポータ10にウ
ェブ状の繊維材料Fが送給される際において1個のドッ
ファー6からトランスポータ10への繊維材料Fの移行
率は約30%位であるが、もう1個のドッファー7から
も送給されるので、トランスポータ10への繊維材料F
の移行率は全体として約60%近くになる。このため、
トランスポータ10へ送給される繊維材料Fは従来の約
2倍位であるので、剥離工程17のテイクオフローラ2
7,28から紡出されるウェブは従来と比べて約2倍の
速さである。また、2個のドッファー6,7から繊維材
料Fがトランスポータ10に送給されるので、この繊維
材料Fはよく混合されて(いわゆるダブリング効果)移
行する。
6,7から二山目のカード9のトランスポータ10にウ
ェブ状の繊維材料Fが送給される際において1個のドッ
ファー6からトランスポータ10への繊維材料Fの移行
率は約30%位であるが、もう1個のドッファー7から
も送給されるので、トランスポータ10への繊維材料F
の移行率は全体として約60%近くになる。このため、
トランスポータ10へ送給される繊維材料Fは従来の約
2倍位であるので、剥離工程17のテイクオフローラ2
7,28から紡出されるウェブは従来と比べて約2倍の
速さである。また、2個のドッファー6,7から繊維材
料Fがトランスポータ10に送給されるので、この繊維
材料Fはよく混合されて(いわゆるダブリング効果)移
行する。
【0019】次に本発明に係る梳綿装置の第2実施例を
図3および図4に示して説明する。この実施例は3山の
カード41,42,43を連続して配設したものであ
り、一山目のカード41はテーカイン44、ワーカー4
5,シリンダ46、ドッファー47,48を有し、二山
目のカード42はトランスポータ49、ワーカー50、
シリンダ51、ドッファー52,53を有し、3山目の
カード43はトランスポータ54、ワーカー55、シリ
ンダ56、ドッファー57,58を有している。3山目
のカード43には前記同様のウェブ剥離工程17が連続
して配設されている。1山目,2山目のカード41,4
2のドッファー47,48,52,53はこの直径が2
山目,3山目のカード42,43のトランスポータ4
9,54の直径と略同じか少し大き目となっている。
図3および図4に示して説明する。この実施例は3山の
カード41,42,43を連続して配設したものであ
り、一山目のカード41はテーカイン44、ワーカー4
5,シリンダ46、ドッファー47,48を有し、二山
目のカード42はトランスポータ49、ワーカー50、
シリンダ51、ドッファー52,53を有し、3山目の
カード43はトランスポータ54、ワーカー55、シリ
ンダ56、ドッファー57,58を有している。3山目
のカード43には前記同様のウェブ剥離工程17が連続
して配設されている。1山目,2山目のカード41,4
2のドッファー47,48,52,53はこの直径が2
山目,3山目のカード42,43のトランスポータ4
9,54の直径と略同じか少し大き目となっている。
【0020】また、シリンダ46,51、ドッファー4
7,48,52,53、トランスポータ49,54によ
ってそれぞれ形成される空間S2,S3にはそれぞれ繊維
材料案内部材59,60が配設され、またドッファー4
8,53とトランスポータ49,54のそれぞれの搬送
側にも繊維材料案内部材61,62が配設されている。
7,48,52,53、トランスポータ49,54によ
ってそれぞれ形成される空間S2,S3にはそれぞれ繊維
材料案内部材59,60が配設され、またドッファー4
8,53とトランスポータ49,54のそれぞれの搬送
側にも繊維材料案内部材61,62が配設されている。
【0021】繊維材料案内部材59は図4に示すように
四隅が鋭角に折曲された折曲部59a,59b,59
c,59dを有し、この折曲部59a,59b,59
c,59dはドッファー47,48、シリンダ46、ト
ランスポータ49の相互のニップル点N1,N2,N3,
N4に向けて鋭角に折り曲げられている。ここで、ドッ
ファー47に保持されているウェブ状の繊維材料Fは繊
維材料案内部材59によって案内されながら搬送され、
折曲部59aを経てトランスポータ49へ移行される。
トランスポータ49は高速回転しているので、高速の気
流が発生しており、繊維材料Fは鋭角の折曲部59aに
よって急に大きく方向転換させられるときに前記気流に
よって吹き飛ばされることになる。このように繊維材料
Fは吹き飛ばされて移行すると、この繊維材料Fはこの
縦横方向のみならず、厚さ方向にも配向され、三次元的
な擬似ランダム性が付与される。
四隅が鋭角に折曲された折曲部59a,59b,59
c,59dを有し、この折曲部59a,59b,59
c,59dはドッファー47,48、シリンダ46、ト
ランスポータ49の相互のニップル点N1,N2,N3,
N4に向けて鋭角に折り曲げられている。ここで、ドッ
ファー47に保持されているウェブ状の繊維材料Fは繊
維材料案内部材59によって案内されながら搬送され、
折曲部59aを経てトランスポータ49へ移行される。
トランスポータ49は高速回転しているので、高速の気
流が発生しており、繊維材料Fは鋭角の折曲部59aに
よって急に大きく方向転換させられるときに前記気流に
よって吹き飛ばされることになる。このように繊維材料
Fは吹き飛ばされて移行すると、この繊維材料Fはこの
縦横方向のみならず、厚さ方向にも配向され、三次元的
な擬似ランダム性が付与される。
【0022】繊維材料案内部材61も鋭角に折曲されニ
ップル点N2近傍に位置する折曲部61aを有してい
る。このため、ドッファー48からトランスポータ49
へ移行する繊維材料Fは同様にして三次元的な擬似ラン
ダム性が付与される。また、繊維材料案内部材60も同
様に構成されており、2山目のカード42のドッファー
52,53から3山目のカード43のトランスポータ5
4へ繊維材料Fが移行するときにも、この繊維材料Fに
同様な擬似ランダム性が繰り返し付与され一層ランダム
化が促進される。次に、剥離工程11によって剥離して
テイクオフローラ27,28からウェブが紡出される
が、このウェブは前記したようにランダム化が促進され
ている。したがって、2種類以上の繊維材料Fの混合率
を高めることに役立ち、不織布を作るときにも縦横の強
度化を同じ位にすることができる。
ップル点N2近傍に位置する折曲部61aを有してい
る。このため、ドッファー48からトランスポータ49
へ移行する繊維材料Fは同様にして三次元的な擬似ラン
ダム性が付与される。また、繊維材料案内部材60も同
様に構成されており、2山目のカード42のドッファー
52,53から3山目のカード43のトランスポータ5
4へ繊維材料Fが移行するときにも、この繊維材料Fに
同様な擬似ランダム性が繰り返し付与され一層ランダム
化が促進される。次に、剥離工程11によって剥離して
テイクオフローラ27,28からウェブが紡出される
が、このウェブは前記したようにランダム化が促進され
ている。したがって、2種類以上の繊維材料Fの混合率
を高めることに役立ち、不織布を作るときにも縦横の強
度化を同じ位にすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
のカードのドッファーを複数個とし、少なくともこのド
ッファーと次のカードのトランスポータとのニップ点近
傍であって、繊維材料移行側に繊維材料案内部材を配設
したので、一のカードから次のカードに送給される繊維
材料は、複数のドッファーから次のトランスポータへ移
行し、このためこの移行率は高くなる。したがって、剥
離工程から紡出されるウェブは従来と比べて速く形成さ
れ、ウェブ形成の能率を向上させることができる。ま
た、繊維材料は繊維材料案内部材によって剥離されるこ
となくスムースに送給される。
のカードのドッファーを複数個とし、少なくともこのド
ッファーと次のカードのトランスポータとのニップ点近
傍であって、繊維材料移行側に繊維材料案内部材を配設
したので、一のカードから次のカードに送給される繊維
材料は、複数のドッファーから次のトランスポータへ移
行し、このためこの移行率は高くなる。したがって、剥
離工程から紡出されるウェブは従来と比べて速く形成さ
れ、ウェブ形成の能率を向上させることができる。ま
た、繊維材料は繊維材料案内部材によって剥離されるこ
となくスムースに送給される。
【0024】次に1のカードのドッファーの直径を次の
カードのトランスポータの直径以上とし、繊維材料案内
部材を前記ニップ点に向けて鋭角に折り曲げたので、移
行される繊維材料には三次元的な擬似ランダム性が付与
される。このため、剥離工程から紡出されるウェブはラ
ンダム化が促進されている。したがって、2種類以上の
繊維材料の混合率を高めることに役立ち、不織布を作る
ときにも縦横の強度化を同じ位にすることができる。
カードのトランスポータの直径以上とし、繊維材料案内
部材を前記ニップ点に向けて鋭角に折り曲げたので、移
行される繊維材料には三次元的な擬似ランダム性が付与
される。このため、剥離工程から紡出されるウェブはラ
ンダム化が促進されている。したがって、2種類以上の
繊維材料の混合率を高めることに役立ち、不織布を作る
ときにも縦横の強度化を同じ位にすることができる。
【図1】本発明に係る梳綿装置の第1実施例を示す概略
側面図。
側面図。
【図2】図1におけるA矢視部拡大図
【図3】この第2実施例を示す概略側面図
【図4】図3におけるB矢視部拡大図
【図5】従来の梳綿装置の概略側面図
2…テーカイン、3,11…シリンダ、4,12…ワー
カー、5,13…ストリッパー、6,7,14,15…
ドッファー、10…トランスポータ、29,30…繊維
材料案内部材。
カー、5,13…ストリッパー、6,7,14,15…
ドッファー、10…トランスポータ、29,30…繊維
材料案内部材。
Claims (2)
- 【請求項1】 供給された繊維材料を解しながら引き伸
ばすテーカイン又はトランスポータと、このテーカイン
又はトランスポータから送給された繊維材料をさらに引
き伸ばすシリンダと、このシリンダと協働して引き伸ば
されている繊維材料を梳綿するワーカーと、引き伸ばさ
れかつ梳綿された繊維材料を前記シリンダから次の工程
へ送給するドッファーとを有するカードを複数個連続し
て配設し、前記一のカードのドッファーによって繊維材
料を次のカードのトランスポータに搬送する梳綿装置に
おいて、 前記一のカードのドッファーを複数個とし、少くともこ
のドッファーと前記次のカードのトランスポータとのニ
ップ点近傍であって繊維材料移行側に繊維材料案内部材
を配設したことを特徴とする梳綿とする梳綿装置。 - 【請求項2】 前記一のカードのドッファーの直径を次
のカードのトランスポータの直径以上とし、前記繊維材
料案内部材を前記ニップ点に向けて鋭角に折り曲げたこ
とを特徴とする請求項1記載の梳綿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3092490A JP2525519B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 梳綿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3092490A JP2525519B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 梳綿装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0598518A true JPH0598518A (ja) | 1993-04-20 |
| JP2525519B2 JP2525519B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=14055743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3092490A Expired - Lifetime JP2525519B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 梳綿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2525519B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60239526A (ja) * | 1983-12-22 | 1985-11-28 | ヘルゲス、ホリングスヴオルス、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユランクタ−、ハフトウンク | 紡績材料から不揃い繊維ウエブを製造する方法および装置 |
| JPS6270183U (ja) * | 1985-10-15 | 1987-05-02 | ||
| JPH0248652A (ja) * | 1988-08-10 | 1990-02-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光乳剤 |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP3092490A patent/JP2525519B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60239526A (ja) * | 1983-12-22 | 1985-11-28 | ヘルゲス、ホリングスヴオルス、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユランクタ−、ハフトウンク | 紡績材料から不揃い繊維ウエブを製造する方法および装置 |
| JPS6270183U (ja) * | 1985-10-15 | 1987-05-02 | ||
| JPH0248652A (ja) * | 1988-08-10 | 1990-02-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | ハロゲン化銀写真感光乳剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2525519B2 (ja) | 1996-08-21 |
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