JPH0599548A - 人工スキー場 - Google Patents
人工スキー場Info
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- JPH0599548A JPH0599548A JP10694791A JP10694791A JPH0599548A JP H0599548 A JPH0599548 A JP H0599548A JP 10694791 A JP10694791 A JP 10694791A JP 10694791 A JP10694791 A JP 10694791A JP H0599548 A JPH0599548 A JP H0599548A
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- JP
- Japan
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- refrigerant
- pipes
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- base
- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 面積の広い人工スキー場であっても人工雪の
積雪を均一に冷却して積雪の融解防止、その雪質の維持
をできるようにする。 【構成】 傾斜したゲレンデの基盤1の下部に函状体1
2aを設置し、この内部に入口側ヘッダ14および出口
側ヘッダ15を配設する一方、傾斜基盤1に傾斜方向に
沿って並列的に多数本の小径のパイプ9を配設し、隣合
うパイプの中を流通する冷媒の流れ方向が互いに逆にな
るようにパイプ9の一端部を前記入口側ヘッダ14に接
続し、他端部を前記出口側ヘッダ15に接続する。そし
て、入口側ヘッダ14から冷媒を供給し、多数本のパイ
プに冷媒を流通させて傾斜基盤1上に氷結層を形成し、
この氷結層の上に人工雪を積雪する。
積雪を均一に冷却して積雪の融解防止、その雪質の維持
をできるようにする。 【構成】 傾斜したゲレンデの基盤1の下部に函状体1
2aを設置し、この内部に入口側ヘッダ14および出口
側ヘッダ15を配設する一方、傾斜基盤1に傾斜方向に
沿って並列的に多数本の小径のパイプ9を配設し、隣合
うパイプの中を流通する冷媒の流れ方向が互いに逆にな
るようにパイプ9の一端部を前記入口側ヘッダ14に接
続し、他端部を前記出口側ヘッダ15に接続する。そし
て、入口側ヘッダ14から冷媒を供給し、多数本のパイ
プに冷媒を流通させて傾斜基盤1上に氷結層を形成し、
この氷結層の上に人工雪を積雪する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地表に施工したゲレ
ンデの基盤に氷結層を形成し、この氷結層上に人工雪を
積雪させて形成した人工スキー場に関する。
ンデの基盤に氷結層を形成し、この氷結層上に人工雪を
積雪させて形成した人工スキー場に関する。
【0002】
【従来の技術】山腹等の傾斜した地表を利用して人工ス
キー場を造る場合、地表に直接的に人工雪を積雪させた
だけでは地熱によって人工雪が融解し、常時人工雪を補
充しなくてはならないため実用的ではない。
キー場を造る場合、地表に直接的に人工雪を積雪させた
だけでは地熱によって人工雪が融解し、常時人工雪を補
充しなくてはならないため実用的ではない。
【0003】そこで、地表にコンクリート施工あるいは
ブロック積み等によって傾斜したゲレンデの基盤を設
け、この傾斜基盤に直接人工雪を積雪したり、あるいは
傾斜基盤面を冷却して人工雪を積雪し、この冷却基盤で
前記積雪の下層を冷却する施工が行われている。この施
工によれば、基盤が地表との間の断熱材となり、さらに
冷却された基盤により人工雪の融解を防止できる。
ブロック積み等によって傾斜したゲレンデの基盤を設
け、この傾斜基盤に直接人工雪を積雪したり、あるいは
傾斜基盤面を冷却して人工雪を積雪し、この冷却基盤で
前記積雪の下層を冷却する施工が行われている。この施
工によれば、基盤が地表との間の断熱材となり、さらに
冷却された基盤により人工雪の融解を防止できる。
【0004】ところが、積雪させた人工雪の下層を直接
冷却管で冷却する場合には、相応な厚さの根雪を堆積さ
せる必要とするため、積雪層の厚さを大にする必要があ
り、多量の人工雪が必要となる。また、寒冷地の天然ス
キー場のゲレンデのように広いスキー場とまではいかな
くても、それに近いゲレンデを人工的に造るためには、
基盤の広さが広くなり、これを冷却するための冷凍機器
の運転に要する電力消費も大となる。
冷却管で冷却する場合には、相応な厚さの根雪を堆積さ
せる必要とするため、積雪層の厚さを大にする必要があ
り、多量の人工雪が必要となる。また、寒冷地の天然ス
キー場のゲレンデのように広いスキー場とまではいかな
くても、それに近いゲレンデを人工的に造るためには、
基盤の広さが広くなり、これを冷却するための冷凍機器
の運転に要する電力消費も大となる。
【0005】さらに、広い基盤上に均一な雪質の積雪層
を維持、形成するためには、基盤の全範囲に亘りできる
だけ冷媒の冷却作用が均一に及ぶようにすることが必要
であり、人工スキー場の設計および施工に多くの労力を
費やしている。
を維持、形成するためには、基盤の全範囲に亘りできる
だけ冷媒の冷却作用が均一に及ぶようにすることが必要
であり、人工スキー場の設計および施工に多くの労力を
費やしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、人工ス
キー場の設計および施工は、スキーでの滑降等の目的か
ら基盤が傾斜していなくてはならず、その上、広い面積
を均一に冷却したり、均質な人工雪の積雪を形成、維持
しなくてはならないため、施工費用が膨大となり、また
冷凍機器の運転のための電力コストが大きく、経済的な
面での問題を残している。
キー場の設計および施工は、スキーでの滑降等の目的か
ら基盤が傾斜していなくてはならず、その上、広い面積
を均一に冷却したり、均質な人工雪の積雪を形成、維持
しなくてはならないため、施工費用が膨大となり、また
冷凍機器の運転のための電力コストが大きく、経済的な
面での問題を残している。
【0007】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、傾斜した広いゲレン
デの人工スキー場であっても、人工雪の積雪を効率よく
均一に冷却してその融解を防止し、人工雪の均質な積雪
を維持することができ、また、施工が容易で、積雪の形
成および維持のためのコストの節減が図れる人工スキー
場を提供することにある。
もので、その目的とするところは、傾斜した広いゲレン
デの人工スキー場であっても、人工雪の積雪を効率よく
均一に冷却してその融解を防止し、人工雪の均質な積雪
を維持することができ、また、施工が容易で、積雪の形
成および維持のためのコストの節減が図れる人工スキー
場を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目
的を達成するために、傾斜したゲレンデの基盤の上部に
その傾斜方向に沿って多数本の小径の冷媒流通用のパイ
プをほゞ平行に配設するとともに、この基盤の下部に入
口側ヘッダと出口側ヘッダを設け、前記パイプの隣合う
パイプ中を流通する冷媒の流れ方向が互いに逆になるよ
うにパイプの一端側を入口側ヘッダに、パイプの他端側
を出口側ヘッダにそれぞれ接続し、さらに前記入口側ヘ
ッダを送り管を介して冷媒供給装置に接続するとともに
出口側ヘッダを戻り管を介して冷媒供給装置に接続し、
前記多数本のパイプに冷媒を流通させ、予め前記基盤上
に氷結層を形成して、この氷結層上に人工雪を積雪させ
たことにある。
的を達成するために、傾斜したゲレンデの基盤の上部に
その傾斜方向に沿って多数本の小径の冷媒流通用のパイ
プをほゞ平行に配設するとともに、この基盤の下部に入
口側ヘッダと出口側ヘッダを設け、前記パイプの隣合う
パイプ中を流通する冷媒の流れ方向が互いに逆になるよ
うにパイプの一端側を入口側ヘッダに、パイプの他端側
を出口側ヘッダにそれぞれ接続し、さらに前記入口側ヘ
ッダを送り管を介して冷媒供給装置に接続するとともに
出口側ヘッダを戻り管を介して冷媒供給装置に接続し、
前記多数本のパイプに冷媒を流通させ、予め前記基盤上
に氷結層を形成して、この氷結層上に人工雪を積雪させ
たことにある。
【0009】
【作用】冷媒供給装置から供給された冷媒は送り管を介
して入口側ヘッダに入り、この入口側ヘッダから基盤上
に配設された多数本のパイプに分配されてパイプ中を流
通し、出口側ヘッダから戻り管を介して冷媒供給装置に
還流する。パイプ中を流れる冷媒により基盤上に氷結層
を形成する。その際、隣合うパイプの中を流通する冷媒
の流れ方向が互いに逆になるため冷媒作用が基盤全面に
亘り全体的に均一に及び、その結果、氷結屑の氷温およ
び氷質は平均化される。人工雪は氷結層上に積雪するた
め、この積雪も均一に冷却できる。
して入口側ヘッダに入り、この入口側ヘッダから基盤上
に配設された多数本のパイプに分配されてパイプ中を流
通し、出口側ヘッダから戻り管を介して冷媒供給装置に
還流する。パイプ中を流れる冷媒により基盤上に氷結層
を形成する。その際、隣合うパイプの中を流通する冷媒
の流れ方向が互いに逆になるため冷媒作用が基盤全面に
亘り全体的に均一に及び、その結果、氷結屑の氷温およ
び氷質は平均化される。人工雪は氷結層上に積雪するた
め、この積雪も均一に冷却できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は、人工スキー場の縦断側面図であり、
1は人工スキー場の基礎となるゲレンデの傾斜基盤であ
る。この基盤1は、山腹等の地表の上部に立設した複数
の支柱2・・・によって支持されている。3は坂上側、
4は坂下側であり、傾斜基盤1の坂上側3および坂下側
4はなだらかな斜面1a、1aに、途中は急斜面1bに
形成されているが、坂下側4の斜面1aは滑降の停止を
容易にするため逆斜面になっていてもよい。
説明する。図1は、人工スキー場の縦断側面図であり、
1は人工スキー場の基礎となるゲレンデの傾斜基盤であ
る。この基盤1は、山腹等の地表の上部に立設した複数
の支柱2・・・によって支持されている。3は坂上側、
4は坂下側であり、傾斜基盤1の坂上側3および坂下側
4はなだらかな斜面1a、1aに、途中は急斜面1bに
形成されているが、坂下側4の斜面1aは滑降の停止を
容易にするため逆斜面になっていてもよい。
【0011】前記基盤1は、図2に示すように、自然の
地盤をそのまま使用してもよいが、コンクリート施工ま
たはブロック積み等をしたものでもよく、この基盤1の
周囲または両サイドにはゲレンデの冷たい空気を逃さな
いように所望の高さのフェンス5が立設されている。ま
た、傾斜基盤1の上面には耐水ベニヤ板6を介してスタ
イロフォームからなる断熱材7が設けられている。
地盤をそのまま使用してもよいが、コンクリート施工ま
たはブロック積み等をしたものでもよく、この基盤1の
周囲または両サイドにはゲレンデの冷たい空気を逃さな
いように所望の高さのフェンス5が立設されている。ま
た、傾斜基盤1の上面には耐水ベニヤ板6を介してスタ
イロフォームからなる断熱材7が設けられている。
【0012】さらに、この断熱材7の上面には防水性の
あるメタルコーティングシート8が敷設されている。メ
タルコーティングシート8の上部には冷媒を流通するた
めの多数本の小径のパイプ9・・・が後述する手段によ
って傾斜基盤の傾斜方向に沿ってほゞ平行に所定間隔を
存して配設されており、これらパイプ9・・・の上部は
例えば160mmメッシュの冷熱伝導性の良好なワイヤ
メッシュ10によって覆われている。そして、前記パイ
プ9を配設した前記メタルコーティングシート8の上面
に水等を散布し、この水等を冷媒により冷却して氷結層
11を形成し、この氷結層11の上面に人工雪12を積
雪してゲレンデが形成されている。
あるメタルコーティングシート8が敷設されている。メ
タルコーティングシート8の上部には冷媒を流通するた
めの多数本の小径のパイプ9・・・が後述する手段によ
って傾斜基盤の傾斜方向に沿ってほゞ平行に所定間隔を
存して配設されており、これらパイプ9・・・の上部は
例えば160mmメッシュの冷熱伝導性の良好なワイヤ
メッシュ10によって覆われている。そして、前記パイ
プ9を配設した前記メタルコーティングシート8の上面
に水等を散布し、この水等を冷媒により冷却して氷結層
11を形成し、この氷結層11の上面に人工雪12を積
雪してゲレンデが形成されている。
【0013】また、図1に示すように、前記基盤1はそ
の長手方向のほゞ中間部、すなわち中腹部を境界として
上部領域11aと下部領域11bに区分されており、両
領域11a、11bには基本的に同一の冷媒配管設備が
設けられている。すなわち、前記坂上側3、坂下側4お
よび中腹に位置する傾斜基盤1の下部にはコンクリート
ブロック等によって形成された函状体12a、12b、
12cが設けられ、函状体12aと12cとの間で上部
領域11aの冷媒配管を構成し、函状体12bと12c
との間で下部領域11bの冷媒配管を構成している。
の長手方向のほゞ中間部、すなわち中腹部を境界として
上部領域11aと下部領域11bに区分されており、両
領域11a、11bには基本的に同一の冷媒配管設備が
設けられている。すなわち、前記坂上側3、坂下側4お
よび中腹に位置する傾斜基盤1の下部にはコンクリート
ブロック等によって形成された函状体12a、12b、
12cが設けられ、函状体12aと12cとの間で上部
領域11aの冷媒配管を構成し、函状体12bと12c
との間で下部領域11bの冷媒配管を構成している。
【0014】これら函状体12a、12b、12cは断
面が略角U字状で、傾斜基盤1の幅方向(傾斜方向と直
角方向)に延長しており、その上部は傾斜基盤1にその
幅方向に亘って穿設された開口部13と対向している。
面が略角U字状で、傾斜基盤1の幅方向(傾斜方向と直
角方向)に延長しており、その上部は傾斜基盤1にその
幅方向に亘って穿設された開口部13と対向している。
【0015】前記傾斜基盤1の中腹に設けられた函状体
12cについて説明すると、図3に示すように構成され
ている。すなわち、14は入口側ヘッダ、15は出口側
ヘッダ、16は前記入口側ヘッダ14および出口側ヘッ
ダ15の内圧を調節する均圧ヘッダであり、これらは函
状体12cの一方の内側壁に固定されている。
12cについて説明すると、図3に示すように構成され
ている。すなわち、14は入口側ヘッダ、15は出口側
ヘッダ、16は前記入口側ヘッダ14および出口側ヘッ
ダ15の内圧を調節する均圧ヘッダであり、これらは函
状体12cの一方の内側壁に固定されている。
【0016】入口側ヘッダ14にはコック付きジョイン
ト19を介してサブヘッダ20が接続され、出口側ヘッ
ダ15にはコック付きジョイント17を介してサブヘッ
ダ18が接続されている。そして、サブヘッダ18、2
0には前記下部領域11bの冷媒配管を構成するパイプ
9・・・の端部が接続されている。
ト19を介してサブヘッダ20が接続され、出口側ヘッ
ダ15にはコック付きジョイント17を介してサブヘッ
ダ18が接続されている。そして、サブヘッダ18、2
0には前記下部領域11bの冷媒配管を構成するパイプ
9・・・の端部が接続されている。
【0017】前記パイプ9・・・は合成樹脂または銅等
の金属材料からなる長さの長いパイプで、ドラム等に巻
回できるように可撓性を有している。また、このパイプ
9は小径で、その内径は例えば1/2インチ〜1/6イ
ンチであり、このような小径の2本のパイプを引揃えて
一体化した2連のパイプを採用している。
の金属材料からなる長さの長いパイプで、ドラム等に巻
回できるように可撓性を有している。また、このパイプ
9は小径で、その内径は例えば1/2インチ〜1/6イ
ンチであり、このような小径の2本のパイプを引揃えて
一体化した2連のパイプを採用している。
【0018】さらに、パイプ9はその長手方向の中間部
で略U字状に屈曲された屈曲部21を有しており、所定
間隔を存してほゞ平行に引揃えられている。そして、パ
イプ9の一端部は、その2連のパイプを分岐して一方が
サブヘッダ20およびコック付きジョイント19を介し
て入口側ヘッダ14に連結され、他方がサブヘッダ18
およびコック付きジョイント17を介して出口側ヘッダ
15に連結され、パイプ9の他端部は、同じく2連のパ
イプを分岐して、前記一端部が入口側ヘッダ14に連結
された一方はサブヘッダ18およびコック付きジョイン
ト17を介して出口側ヘッダ15に連結され、前記一端
部が出口側ヘッダ15に連結された他方はサブヘッダ2
0およびコック付きジョイント19を介して入口側ヘッ
ダ14に連結されている。なお、22は出口側ヘッダ1
5と接続する配管であり、この配管22には空気抜き弁
23と圧力計24が設けられている。
で略U字状に屈曲された屈曲部21を有しており、所定
間隔を存してほゞ平行に引揃えられている。そして、パ
イプ9の一端部は、その2連のパイプを分岐して一方が
サブヘッダ20およびコック付きジョイント19を介し
て入口側ヘッダ14に連結され、他方がサブヘッダ18
およびコック付きジョイント17を介して出口側ヘッダ
15に連結され、パイプ9の他端部は、同じく2連のパ
イプを分岐して、前記一端部が入口側ヘッダ14に連結
された一方はサブヘッダ18およびコック付きジョイン
ト17を介して出口側ヘッダ15に連結され、前記一端
部が出口側ヘッダ15に連結された他方はサブヘッダ2
0およびコック付きジョイント19を介して入口側ヘッ
ダ14に連結されている。なお、22は出口側ヘッダ1
5と接続する配管であり、この配管22には空気抜き弁
23と圧力計24が設けられている。
【0019】また、前記函状体12cの他方の内側壁に
はフック25が固定され、このフック25には前記上部
領域11aの冷媒配管を構成するパイプ9の中間部の屈
曲部21が掛止される。したがって、函状体12cの内
部には上部領域11aのパイプ9・・・の中間部と下部
領域11bのパイプ9の両端部が開口部13から導入さ
れており、開口部13にはこれらパイプ9・・・を保持
する円柱状のパイプ保持具26が設けられている。
はフック25が固定され、このフック25には前記上部
領域11aの冷媒配管を構成するパイプ9の中間部の屈
曲部21が掛止される。したがって、函状体12cの内
部には上部領域11aのパイプ9・・・の中間部と下部
領域11bのパイプ9の両端部が開口部13から導入さ
れており、開口部13にはこれらパイプ9・・・を保持
する円柱状のパイプ保持具26が設けられている。
【0020】また、前記基盤1の坂下側4に設けられた
函状体12bについて説明すると、図4に示すように構
成されている。すなわち、函状体12bの内側壁にはフ
ック25だけが設けられ、このフック25には前記下部
領域11bの冷媒配管を構成するパイプ9の中間部の屈
曲部21が掛止される。
函状体12bについて説明すると、図4に示すように構
成されている。すなわち、函状体12bの内側壁にはフ
ック25だけが設けられ、このフック25には前記下部
領域11bの冷媒配管を構成するパイプ9の中間部の屈
曲部21が掛止される。
【0021】したがって、図5に示すように、上部領域
11aおよび下部領域11bにおける多数本のパイプ9
・・・は傾斜基盤1の傾斜方向に沿ってほゞ配置され、
これらパイプ9・・・の端部は基盤1の傾斜方向と直角
方向に配設された入口側ヘッダ14および出口側ヘッダ
15に接続されている。また、各パイプ9・・・の屈曲
部21・・・はフック25・・・に掛止され、一定の間
隔に保持されている。
11aおよび下部領域11bにおける多数本のパイプ9
・・・は傾斜基盤1の傾斜方向に沿ってほゞ配置され、
これらパイプ9・・・の端部は基盤1の傾斜方向と直角
方向に配設された入口側ヘッダ14および出口側ヘッダ
15に接続されている。また、各パイプ9・・・の屈曲
部21・・・はフック25・・・に掛止され、一定の間
隔に保持されている。
【0022】また、前記入口側ヘッダ14および出口側
ヘッダ15は冷媒供給装置27に接続されている。冷媒
供給装置27は、冷凍機28と循環ポンプ29とを備え
ており、冷凍機28の冷媒出口30が循環ポンプ29の
吸込口31に接続され、循環ポンプ29の吐出口32は
送り管33を介して前記入口側ヘッダ14に接続されて
いる。また、出口側ヘッダ15は戻り管34を介して前
記冷凍機28の冷媒入口35に接続されている。
ヘッダ15は冷媒供給装置27に接続されている。冷媒
供給装置27は、冷凍機28と循環ポンプ29とを備え
ており、冷凍機28の冷媒出口30が循環ポンプ29の
吸込口31に接続され、循環ポンプ29の吐出口32は
送り管33を介して前記入口側ヘッダ14に接続されて
いる。また、出口側ヘッダ15は戻り管34を介して前
記冷凍機28の冷媒入口35に接続されている。
【0023】したがって、冷凍機28および循環ポンプ
29を駆動すると、冷媒は循環ポンプ29によって送り
管33に吐出され、この送り管33から入口側ヘッダ1
4に供給される。入口側ヘッダ14に供給された冷媒は
多数本のパイプ9・・・の一端部に供給されパイプ9中
を流通する。すなわち、傾斜基盤1の傾斜方向に沿って
配管されたパイプ9中を冷媒は坂上側3から坂下側4に
向かって流通し、屈曲部21で迂回して坂下側4から坂
上側3に向かって流通して出口側ヘッダ15に戻る。そ
して、出口側ヘッダ15に戻った冷媒は戻り管34を介
して冷凍機28に戻る。
29を駆動すると、冷媒は循環ポンプ29によって送り
管33に吐出され、この送り管33から入口側ヘッダ1
4に供給される。入口側ヘッダ14に供給された冷媒は
多数本のパイプ9・・・の一端部に供給されパイプ9中
を流通する。すなわち、傾斜基盤1の傾斜方向に沿って
配管されたパイプ9中を冷媒は坂上側3から坂下側4に
向かって流通し、屈曲部21で迂回して坂下側4から坂
上側3に向かって流通して出口側ヘッダ15に戻る。そ
して、出口側ヘッダ15に戻った冷媒は戻り管34を介
して冷凍機28に戻る。
【0024】この場合、多数本のパイプ9・・・は2本
のパイプを引揃えて一体化した2連のパイプを採用し、
そのパイプの両端部を分岐して一方の一端部は入口側ヘ
ッダ14、他端部は出口側ヘッダ15に連結し、他方の
一端部は出口側ヘッダ15、他端部は入口側ヘッダ14
に連結しているため、パイプ9中を流れる冷媒の流通方
向は隣合うパイプにおいて互いに逆方向になり、パイプ
9中を流れる過程で冷媒の温度が上昇しても、全体的に
は冷媒の冷凍作用が坂上側3および坂下側4において均
一となり、また、パイプ9・・・が所定間隔を存して配
設されているため傾斜基盤1の幅方向においても均一と
なり、傾斜基盤1上のパイプ9表面付近を均一に冷却す
る。
のパイプを引揃えて一体化した2連のパイプを採用し、
そのパイプの両端部を分岐して一方の一端部は入口側ヘ
ッダ14、他端部は出口側ヘッダ15に連結し、他方の
一端部は出口側ヘッダ15、他端部は入口側ヘッダ14
に連結しているため、パイプ9中を流れる冷媒の流通方
向は隣合うパイプにおいて互いに逆方向になり、パイプ
9中を流れる過程で冷媒の温度が上昇しても、全体的に
は冷媒の冷凍作用が坂上側3および坂下側4において均
一となり、また、パイプ9・・・が所定間隔を存して配
設されているため傾斜基盤1の幅方向においても均一と
なり、傾斜基盤1上のパイプ9表面付近を均一に冷却す
る。
【0025】このように冷媒を循環する一方、基盤1上
に氷結層を形成するため水を散布すると、散布された水
は冷媒の作用により氷結し、傾斜基盤1上に氷結層11
が形成される。そして、氷結層11が前記ワイヤメッシ
ュ10を埋没する厚さに形成された段階で、この形成さ
れた氷結層11の上に人工雪12を積雪することによっ
て人工スキー場のゲレンデとする。この場合、冷媒の冷
却作用は全体的に均一に及ぶため、基盤1上には氷質お
よび氷温が均一な氷結層が形成され、それに伴い氷結層
上に積雪された人工雪12は均一に冷却される。
に氷結層を形成するため水を散布すると、散布された水
は冷媒の作用により氷結し、傾斜基盤1上に氷結層11
が形成される。そして、氷結層11が前記ワイヤメッシ
ュ10を埋没する厚さに形成された段階で、この形成さ
れた氷結層11の上に人工雪12を積雪することによっ
て人工スキー場のゲレンデとする。この場合、冷媒の冷
却作用は全体的に均一に及ぶため、基盤1上には氷質お
よび氷温が均一な氷結層が形成され、それに伴い氷結層
上に積雪された人工雪12は均一に冷却される。
【0026】また、前記パイプ9・・・はワイヤメッシ
ュ10によって覆われ、氷結層11はこのワイヤメッシ
ュ10に食込んだ状態で形成される一方、人工雪12の
積雪の下層は氷結層11の上面に結着されるため、氷結
層11および人工雪12が坂下側4に流れるのを防止で
きるとともに、パイプ9・・・がスキー板によって破損
されるのを防止できる。
ュ10によって覆われ、氷結層11はこのワイヤメッシ
ュ10に食込んだ状態で形成される一方、人工雪12の
積雪の下層は氷結層11の上面に結着されるため、氷結
層11および人工雪12が坂下側4に流れるのを防止で
きるとともに、パイプ9・・・がスキー板によって破損
されるのを防止できる。
【0027】なお、前記一実施例においては、入口側ヘ
ッダ14および出口側ヘッダ15を傾斜基盤1の下部に
設けた函状体12b、12cの内部に設置したが、傾斜
基盤1のサイド側の下部に傾斜方向に延びるピットを設
け、このピット内に入口側ヘッダ14と出口側ヘッダ1
5を設けてもよい。
ッダ14および出口側ヘッダ15を傾斜基盤1の下部に
設けた函状体12b、12cの内部に設置したが、傾斜
基盤1のサイド側の下部に傾斜方向に延びるピットを設
け、このピット内に入口側ヘッダ14と出口側ヘッダ1
5を設けてもよい。
【0028】また、前記一実施例では、パイプ9の中間
部に屈曲部21を設け、パイプの両端部を接続する入口
側ヘッダ14、出口側ヘッダ15を同じ函状体内に設け
たが、パイプを屈曲しないで真直ぐに配設し、パイプの
一端部が接続される入口側ヘッダ14とパイプの他端部
が接続される出口側ヘッダ15を異る函状体内に設けて
もよい。
部に屈曲部21を設け、パイプの両端部を接続する入口
側ヘッダ14、出口側ヘッダ15を同じ函状体内に設け
たが、パイプを屈曲しないで真直ぐに配設し、パイプの
一端部が接続される入口側ヘッダ14とパイプの他端部
が接続される出口側ヘッダ15を異る函状体内に設けて
もよい。
【0029】さらに、前記一実施例ではパイプは2連の
パイプを使用したが、一連のパイプ(単管)でもよい。
この場合は、略U字状に屈曲したパイプの一端部を入口
側ヘッダに、他端部を出口側ヘッダに接続し、これに隣
合パイプも同様に略U字状に屈曲したパイプの一端部を
入口側ヘッダに、他端部を出口側ヘッダに接続すると、
パイプ中を流れる冷媒の流通方向が隣合うパイプにおい
て逆方向となる。
パイプを使用したが、一連のパイプ(単管)でもよい。
この場合は、略U字状に屈曲したパイプの一端部を入口
側ヘッダに、他端部を出口側ヘッダに接続し、これに隣
合パイプも同様に略U字状に屈曲したパイプの一端部を
入口側ヘッダに、他端部を出口側ヘッダに接続すると、
パイプ中を流れる冷媒の流通方向が隣合うパイプにおい
て逆方向となる。
【0030】また、前記一実施例においては水を散布し
て氷結層を形成したが、氷結可能な物質であれば氷結層
の材料成分は特に限定されない。
て氷結層を形成したが、氷結可能な物質であれば氷結層
の材料成分は特に限定されない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、基盤上にまず氷結層を形成し、この氷結層上に人工
雪を積雪させたので、積雪量を少なくすることができ
る。しかも、氷結層形成のために、基盤にその傾斜方向
に沿って多数本の小径のパイプを配管し、このパイプ中
を流れる冷媒の流通方向が隣合うパイプにおいて逆方向
となるようにしているので、少い量の冷媒により広い面
積であっても均一な氷結層を形成することができ、それ
により人工雪を均一に冷却でき、その融解の防止、均一
な雪質の維持を効率的に達成することができる。また、
冷却効率が向上し、電力消費の節減が図れる。さらに、
入口側ヘッダおよび出口側ヘッダを函状体の内部に設置
することにより、保守点検・修理を容易に行なうことが
できる。
ば、基盤上にまず氷結層を形成し、この氷結層上に人工
雪を積雪させたので、積雪量を少なくすることができ
る。しかも、氷結層形成のために、基盤にその傾斜方向
に沿って多数本の小径のパイプを配管し、このパイプ中
を流れる冷媒の流通方向が隣合うパイプにおいて逆方向
となるようにしているので、少い量の冷媒により広い面
積であっても均一な氷結層を形成することができ、それ
により人工雪を均一に冷却でき、その融解の防止、均一
な雪質の維持を効率的に達成することができる。また、
冷却効率が向上し、電力消費の節減が図れる。さらに、
入口側ヘッダおよび出口側ヘッダを函状体の内部に設置
することにより、保守点検・修理を容易に行なうことが
できる。
【図1】この発明の一実施例を示す人工スキー場の縦断
側面図。
側面図。
【図2】図1のa−a線に沿う断面図。
【図3】図1のb部を拡大して示す縦断側面図。
【図4】図1のc部を拡大して示す縦断側面図。
【図5】同実施例を示すパイプの配管構造の平面図
1・・・傾斜基盤、3・・・坂上側、4・・・坂下側、
9・・・パイプ、12a〜12c・・・函状体、14・
・・入口側ヘッダ、15・・・出口側ヘッダ、27・・
・冷媒供給装置、33・・・送り管、34・・・戻り
管。
9・・・パイプ、12a〜12c・・・函状体、14・
・・入口側ヘッダ、15・・・出口側ヘッダ、27・・
・冷媒供給装置、33・・・送り管、34・・・戻り
管。
Claims (2)
- 【請求項1】 傾斜したゲレンデの基盤の上部に傾斜方
向に沿って多数本の小径の冷媒流通用のパイプをほゞ平
行に配設するとともに、前記基盤の下部に送り管を介し
て冷媒供給装置に接続した入口側ヘッダおよび戻り管を
介して冷媒供給装置に接続した出口側ヘッダを配設し、
隣合うパイプの中を流通する冷媒の流れ方向が互いに逆
になるように前記パイプの一端側を前記入口側ヘッダ
に、他端側を前記出口側ヘッダにそれぞれ接続し、前記
多数本のパイプに前記冷媒供給装置から供給される冷媒
を流通させて前記基盤上に氷結層を形成し、この氷結層
上に人工雪を積雪させたことを特徴とする人工スキー
場。 - 【請求項2】 前記入口側ヘッダおよび出口側ヘッダ
は、前記基盤の下部に1個または複数個設けられた函状
体に収納されていることを特徴とする請求項1記載の人
工スキー場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10694791A JPH0599548A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 人工スキー場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10694791A JPH0599548A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 人工スキー場 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0599548A true JPH0599548A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=14446572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10694791A Pending JPH0599548A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 人工スキー場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0599548A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003535663A (ja) * | 2000-06-19 | 2003-12-02 | スノウボリューション リミテッド | 回転式スキースロープ |
| JP2014055755A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Toyo Eng Works Ltd | サイクロン方式を利用した積雪方法 |
| EP3412993A1 (en) * | 2017-06-09 | 2018-12-12 | Dreamsbig, LLC | Liquid cooling system for outdoor surfaces |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP10694791A patent/JPH0599548A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003535663A (ja) * | 2000-06-19 | 2003-12-02 | スノウボリューション リミテッド | 回転式スキースロープ |
| JP2014055755A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | Toyo Eng Works Ltd | サイクロン方式を利用した積雪方法 |
| EP3412993A1 (en) * | 2017-06-09 | 2018-12-12 | Dreamsbig, LLC | Liquid cooling system for outdoor surfaces |
| US10835807B2 (en) | 2017-06-09 | 2020-11-17 | Dreamsbig, Llc | Liquid cooling system for outdoor surfaces |
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