JPH0599797A - シヤシダイナモメータとその試験方法 - Google Patents
シヤシダイナモメータとその試験方法Info
- Publication number
- JPH0599797A JPH0599797A JP3261629A JP26162991A JPH0599797A JP H0599797 A JPH0599797 A JP H0599797A JP 3261629 A JP3261629 A JP 3261629A JP 26162991 A JP26162991 A JP 26162991A JP H0599797 A JPH0599797 A JP H0599797A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- road
- tire
- chassis dynamometer
- test
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 title claims abstract description 40
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 5
- 238000010998 test method Methods 0.000 claims description 5
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 2
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低、又は高摩擦路状態を模擬した試験を誤差
少なく実施でき、しかも構造が簡素で廉価なシャシダイ
ナモメータと、その試験方法を提供すること。 【構成】 可動フレーム17上に、ロードローラ2の受
台7をロードセル19を介して設置するとともに、フリ
ーローラ3の受台8を並べて設置し、これらロードロー
ラ2とフリーローラ3の間の上に車輪6を転動させて試
験するように構成したシャシダイナモメータと、その可
動フレーム17をロードセル19の値を読みながら移動
調整し、車輪に対するみかけの摩擦力を調整するように
した試験方法。
少なく実施でき、しかも構造が簡素で廉価なシャシダイ
ナモメータと、その試験方法を提供すること。 【構成】 可動フレーム17上に、ロードローラ2の受
台7をロードセル19を介して設置するとともに、フリ
ーローラ3の受台8を並べて設置し、これらロードロー
ラ2とフリーローラ3の間の上に車輪6を転動させて試
験するように構成したシャシダイナモメータと、その可
動フレーム17をロードセル19の値を読みながら移動
調整し、車輪に対するみかけの摩擦力を調整するように
した試験方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、低摩擦路走行シュミ
レーション等を行うためのシャシダイナモメータの改良
構成と、その試験方法に関する。
レーション等を行うためのシャシダイナモメータの改良
構成と、その試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の走行状態での試験を行う
装置としてシャシダイナモメータが用いられている。こ
れは、高速,低速等の各種走行状態や登降板走行等の各
種状態をローラ上でシュミレーションして試験を行うこ
とができるものである。また、近年においては、シャシ
ダイナモメータにおいて、氷上や雪上の低摩擦路面状態
を模擬した試験や、ABS(アンチロックブレーキシス
テム)を装備した車両、トランクションコントロールを
装備した車両の試験を行うことが要求されてきている。
このため従来より、被試験車両のタイヤと、シャシダイ
ナモメータのローラとの間の摩擦係数を変更する代わり
に、ローラに加わる輪重を調整することにより、任意の
摩擦係数の路面を模擬できるようにした、図5乃至図7
に例示する如きシャシダイナモメータが提案されてい
る。これは、図5に示す如く自動車1の前後輪をそれぞ
れ2個のローラ2,3に載置し、そのローラ2にフライ
ホイール4及びダイナモメータ5を連結し、自動車1の
特性をシャシ上で測定するように構成したものである。
また、自動車1のタイヤ6を支受するローラ2,3部分
は、図6に示す如く構成するもので、前方のローラ2は
受台7に、後方のローラ3は受台8にそれぞれ回転自在
に支受されている。前方の受台7は、固定基台9に固定
支持する。後方の受台8は垂直移動台10上に設置す
る。垂直移動台10は、水平移動台13上に配置したね
じ送り機構11により、ガイド12に沿って垂直方向に
移動調整可能とする。水平移動台13は、固定基台9に
配置したねじ送り機構14により、ガイド15に沿って
水平方向に移動調整可能に構成したものである。
装置としてシャシダイナモメータが用いられている。こ
れは、高速,低速等の各種走行状態や登降板走行等の各
種状態をローラ上でシュミレーションして試験を行うこ
とができるものである。また、近年においては、シャシ
ダイナモメータにおいて、氷上や雪上の低摩擦路面状態
を模擬した試験や、ABS(アンチロックブレーキシス
テム)を装備した車両、トランクションコントロールを
装備した車両の試験を行うことが要求されてきている。
このため従来より、被試験車両のタイヤと、シャシダイ
ナモメータのローラとの間の摩擦係数を変更する代わり
に、ローラに加わる輪重を調整することにより、任意の
摩擦係数の路面を模擬できるようにした、図5乃至図7
に例示する如きシャシダイナモメータが提案されてい
る。これは、図5に示す如く自動車1の前後輪をそれぞ
れ2個のローラ2,3に載置し、そのローラ2にフライ
ホイール4及びダイナモメータ5を連結し、自動車1の
特性をシャシ上で測定するように構成したものである。
また、自動車1のタイヤ6を支受するローラ2,3部分
は、図6に示す如く構成するもので、前方のローラ2は
受台7に、後方のローラ3は受台8にそれぞれ回転自在
に支受されている。前方の受台7は、固定基台9に固定
支持する。後方の受台8は垂直移動台10上に設置す
る。垂直移動台10は、水平移動台13上に配置したね
じ送り機構11により、ガイド12に沿って垂直方向に
移動調整可能とする。水平移動台13は、固定基台9に
配置したねじ送り機構14により、ガイド15に沿って
水平方向に移動調整可能に構成したものである。
【0003】次に、上述の如く構成した従来のシャシダ
イナモメータでタイヤ6とローラ2との間でみかけの摩
擦係数を変更し、滑りを発生させるときの原理を図7に
示した静定モデルによって説明する。まず、タイヤ6部
分がローラ2,3に加える力は、θ2>θ3とすると、F
2<F3となる。ここで、θ3を0に近づけると、F2は0
に近づく。定常運転後、車1にブレーキをかけると、タ
イヤ6部分は回転速度を減少させようとするが、ローラ
2はフライホイールとダイナモメータの回転慣性により
回転し続けようとする。このため、F2が大きいとタイ
ヤ6とローラ2の間に滑りは生じないが、F2を小さく
すると、タイヤ6とローラ2間の摩擦力が小さくなっ
て、双方間で滑りが発生する。
イナモメータでタイヤ6とローラ2との間でみかけの摩
擦係数を変更し、滑りを発生させるときの原理を図7に
示した静定モデルによって説明する。まず、タイヤ6部
分がローラ2,3に加える力は、θ2>θ3とすると、F
2<F3となる。ここで、θ3を0に近づけると、F2は0
に近づく。定常運転後、車1にブレーキをかけると、タ
イヤ6部分は回転速度を減少させようとするが、ローラ
2はフライホイールとダイナモメータの回転慣性により
回転し続けようとする。このため、F2が大きいとタイ
ヤ6とローラ2の間に滑りは生じないが、F2を小さく
すると、タイヤ6とローラ2間の摩擦力が小さくなっ
て、双方間で滑りが発生する。
【0004】上述の如くしてローラ2とローラ3の相対
的距離と高さ位置を調整することにより任意の径のタイ
ヤ6でもローラ2との間に滑りを発生させ、低摩擦路面
状態でのアンチロックブレーキシステム等の試験を可能
とするものである。
的距離と高さ位置を調整することにより任意の径のタイ
ヤ6でもローラ2との間に滑りを発生させ、低摩擦路面
状態でのアンチロックブレーキシステム等の試験を可能
とするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成した
従来のシャシダイナモメータのローラ2,3とタイヤ6
との静定モデルの関係原理は、タイヤ6が単体である場
合には、十分に成立する。しかし、実際の車両では前
輪、後輪、及び車体があり、これらが相互に干渉し合っ
て、力のつり合い条件だけでは力が求まらない不静定な
構造となっている。このような不静定構造では、その構
造各部に作用する力は平易に求めることはできないが計
算機で求めた結果によると、タイヤ6とローラ2,3と
の接点の角度を変えてもローラ2の接触力はあまり変化
が見られず、タイヤ6とローラ2との間の摩擦力を十分
に調整できない場合がある。
従来のシャシダイナモメータのローラ2,3とタイヤ6
との静定モデルの関係原理は、タイヤ6が単体である場
合には、十分に成立する。しかし、実際の車両では前
輪、後輪、及び車体があり、これらが相互に干渉し合っ
て、力のつり合い条件だけでは力が求まらない不静定な
構造となっている。このような不静定構造では、その構
造各部に作用する力は平易に求めることはできないが計
算機で求めた結果によると、タイヤ6とローラ2,3と
の接点の角度を変えてもローラ2の接触力はあまり変化
が見られず、タイヤ6とローラ2との間の摩擦力を十分
に調整できない場合がある。
【0006】また、従来のものでは、低摩擦路を模擬す
るために、ローラ2とタイヤ6との接する点と、垂直線
との成す角θ2を大きくし、ローラ3とタイヤ6との接
点と、垂直線との成す角θ3を小さく設定することにな
り、タイヤ6のわずかな相対水平移動に対してもローラ
2とタイヤ6との間の接触力が大きく変動し、みかけの
摩擦力が大きく変化することになる。このため、従来の
装置でアンチロックブレーキシステムの試験を行う場合
には、ブレーキの制動をパルス的に発生させるので、タ
イヤ6が前後方向に振動することになる。このタイヤ6
の前後方向の動きに対応してローラ2とタイヤ6との間
の接触力が大きく変化し、これら相互間の摩擦力が大き
く変動することになるので、試験結果に大きな誤差を生
ずることになるという問題があった。
るために、ローラ2とタイヤ6との接する点と、垂直線
との成す角θ2を大きくし、ローラ3とタイヤ6との接
点と、垂直線との成す角θ3を小さく設定することにな
り、タイヤ6のわずかな相対水平移動に対してもローラ
2とタイヤ6との間の接触力が大きく変動し、みかけの
摩擦力が大きく変化することになる。このため、従来の
装置でアンチロックブレーキシステムの試験を行う場合
には、ブレーキの制動をパルス的に発生させるので、タ
イヤ6が前後方向に振動することになる。このタイヤ6
の前後方向の動きに対応してローラ2とタイヤ6との間
の接触力が大きく変化し、これら相互間の摩擦力が大き
く変動することになるので、試験結果に大きな誤差を生
ずることになるという問題があった。
【0007】また、従来の装置では、ローラ3を垂直又
は水平方向に動かすための装置が複雑であり、高価なも
のとなってしまう。さらにローラ3ばかりでなくローラ
2も動かすような構成を取るような場合には、ローラ2
に連結しているダイナモメータ5及びフライホイール4
等も一体に動かすことになり、装置全体が非常に高価に
なってしまうという問題があった。
は水平方向に動かすための装置が複雑であり、高価なも
のとなってしまう。さらにローラ3ばかりでなくローラ
2も動かすような構成を取るような場合には、ローラ2
に連結しているダイナモメータ5及びフライホイール4
等も一体に動かすことになり、装置全体が非常に高価に
なってしまうという問題があった。
【0008】本発明は上述の点に鑑み、摩擦力を安定し
て調整設定でき、低摩擦路を模擬した試験を誤差少なく
実施でき、しかも構造が簡素で廉価なシャシダイナモメ
ータを新たに提供することを目的とする。
て調整設定でき、低摩擦路を模擬した試験を誤差少なく
実施でき、しかも構造が簡素で廉価なシャシダイナモメ
ータを新たに提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のシャシダイナモ
メータは、被試験車両の前後方向に位置を移動調整可能
な可動フレーム上に、ロードローラを回動自由に支受す
る受台をロードセルを介して設置し、これと並列して可
動フレーム上にフリーローラを回動自由に支受する受台
を設置し、ロードローラとフリーローラの間の上部位に
被試験車両の駆動輪を転動させるよう車両をセットし、
ロードローラに接続したダイナモメータ等を用いて試験
を行うように構成したことを特徴とする。
メータは、被試験車両の前後方向に位置を移動調整可能
な可動フレーム上に、ロードローラを回動自由に支受す
る受台をロードセルを介して設置し、これと並列して可
動フレーム上にフリーローラを回動自由に支受する受台
を設置し、ロードローラとフリーローラの間の上部位に
被試験車両の駆動輪を転動させるよう車両をセットし、
ロードローラに接続したダイナモメータ等を用いて試験
を行うように構成したことを特徴とする。
【0010】また、本発明の試験方法は、上述のシャシ
ダイナモメータの可動フレームを移動調整し、ロードロ
ーラに対する被試験車両の車輪との接触力をロードセル
で計測しながら変更調整し、その間のみかけの摩擦力を
所要の値に調整し、通常の摩擦係数の道路状態から、低
摩擦路状態、又は高摩擦路状態まで種々の道路状態を設
定して試験を行えるようにしたことを特徴とする。
ダイナモメータの可動フレームを移動調整し、ロードロ
ーラに対する被試験車両の車輪との接触力をロードセル
で計測しながら変更調整し、その間のみかけの摩擦力を
所要の値に調整し、通常の摩擦係数の道路状態から、低
摩擦路状態、又は高摩擦路状態まで種々の道路状態を設
定して試験を行えるようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上述のような本発明により、1つのシャシダイ
ナモメータによって、種々の道路の摩擦係数に対応した
試験を連続して実行できるようにするものである。
ナモメータによって、種々の道路の摩擦係数に対応した
試験を連続して実行できるようにするものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明のシャシダイナモメータとその
試験方法の実施例を図1ないし図4によって説明する。
なお、この図1ないし図4において、前述した図5ない
し図7に示す従来例に対応する部分には同一符号を付す
こととし、その詳細な説明を省略する。
試験方法の実施例を図1ないし図4によって説明する。
なお、この図1ないし図4において、前述した図5ない
し図7に示す従来例に対応する部分には同一符号を付す
こととし、その詳細な説明を省略する。
【0013】図1はシャシダイナモメータで車両の試験
をしている状態を示す概略説明線図であり、図で1は自
動車、2はロードローラ、3はフリーローラ、6はタイ
ヤ、7,8は受台である。この自動車1はその前後部
に、それぞれチェーンブロック16を用いて、シャシダ
イナモメータ上の所定位置に固定してある。
をしている状態を示す概略説明線図であり、図で1は自
動車、2はロードローラ、3はフリーローラ、6はタイ
ヤ、7,8は受台である。この自動車1はその前後部
に、それぞれチェーンブロック16を用いて、シャシダ
イナモメータ上の所定位置に固定してある。
【0014】自動車1の各タイヤ6は、それぞれロード
ローラ2とフリーローラ3との間に跨がるように載置す
る。各ロードローラ2は、図示しないカップリングを介
してフライホイールとダイナモメータとに接続する。
ローラ2とフリーローラ3との間に跨がるように載置す
る。各ロードローラ2は、図示しないカップリングを介
してフライホイールとダイナモメータとに接続する。
【0015】各ロードローラ2はそれぞれ受台7に回転
自在に支受され、各フリーローラはそれぞれ受台8に回
転自在に支受される。
自在に支受され、各フリーローラはそれぞれ受台8に回
転自在に支受される。
【0016】また、本例装置では、自動車1の前輪に転
接すべきロードローラ2とフリーローラ3との対を可動
フレーム17上に設置し、後輪に転接すべきロードロー
ラ2とフリーローラ3との対を固定フレーム18上に設
置するようにする。このとき、ロードローラ2の各受台
7をロードセル19を介して各可動フレーム17又は固
定フレーム18に配置する。このロードセル19は、ロ
ードローラ2に加わる垂直荷重を計測するものであっ
て、各受台7,8の軸芯直下と、これを基準とする対象
位置に複数個配置することが望ましい。また、フリーロ
ーラ3の各受台8はそれぞれ可動フレーム17又は固定
フレーム18に直接設置する。なお、上述の如くロード
セル19を複数個配置した場合には、各ロードセル19
間の距離、及びロードセルを設置した位置から軸受の中
心までの垂直方向の距離との関係から受台7に作用する
水平方向の分力と垂直方向の分力を容易に算出できるも
のである。
接すべきロードローラ2とフリーローラ3との対を可動
フレーム17上に設置し、後輪に転接すべきロードロー
ラ2とフリーローラ3との対を固定フレーム18上に設
置するようにする。このとき、ロードローラ2の各受台
7をロードセル19を介して各可動フレーム17又は固
定フレーム18に配置する。このロードセル19は、ロ
ードローラ2に加わる垂直荷重を計測するものであっ
て、各受台7,8の軸芯直下と、これを基準とする対象
位置に複数個配置することが望ましい。また、フリーロ
ーラ3の各受台8はそれぞれ可動フレーム17又は固定
フレーム18に直接設置する。なお、上述の如くロード
セル19を複数個配置した場合には、各ロードセル19
間の距離、及びロードセルを設置した位置から軸受の中
心までの垂直方向の距離との関係から受台7に作用する
水平方向の分力と垂直方向の分力を容易に算出できるも
のである。
【0017】前述の如きローラ2,3を設置した可動フ
レーム17は、被試験車1のホイールベース長の相異を
調整するための移動装置であって、床21に対し、自動
車1の前後方向に移動調整可能に装着する。本例では、
床21上に一対の図示しないクランプ用レール部を敷設
し、このレール部上を可動フレーム17に設置した図示
しない車輪で転動し、往復動自在に載置する。
レーム17は、被試験車1のホイールベース長の相異を
調整するための移動装置であって、床21に対し、自動
車1の前後方向に移動調整可能に装着する。本例では、
床21上に一対の図示しないクランプ用レール部を敷設
し、このレール部上を可動フレーム17に設置した図示
しない車輪で転動し、往復動自在に載置する。
【0018】また、可動フレーム17を往復駆動する装
置として、一対のレール部の間に、これと平行に一対の
駆動用部材20を敷設する。この駆動用部材20は、レ
ール部と平行に設けた、溝付長尺部材である固定条部材
の上面長溝部分に、ブラケットを介してチェーンを敷設
して成る。また、可動フレーム17側には、駆動モータ
で回動する図示しないスプロケットを装着する。そし
て、このスプロケットを、前述の駆動用部材20のチェ
ーンに噛合させ、駆動モータを正転又は逆転させること
により、可動フレーム17を所要位置に移動操作可能と
するものである。なお、本例では、可動フレーム17を
チェーンを用いて移動するようにしたが、こればかりで
なく、送りねじ機構等の、その他の手段を用いて移動す
るように構成しても良い。
置として、一対のレール部の間に、これと平行に一対の
駆動用部材20を敷設する。この駆動用部材20は、レ
ール部と平行に設けた、溝付長尺部材である固定条部材
の上面長溝部分に、ブラケットを介してチェーンを敷設
して成る。また、可動フレーム17側には、駆動モータ
で回動する図示しないスプロケットを装着する。そし
て、このスプロケットを、前述の駆動用部材20のチェ
ーンに噛合させ、駆動モータを正転又は逆転させること
により、可動フレーム17を所要位置に移動操作可能と
するものである。なお、本例では、可動フレーム17を
チェーンを用いて移動するようにしたが、こればかりで
なく、送りねじ機構等の、その他の手段を用いて移動す
るように構成しても良い。
【0019】固定フレーム18は、床21に対し、基礎
ボルトを用いて固定して設置する。
ボルトを用いて固定して設置する。
【0020】次に上述のように構成した本例のシャシダ
イナモメータによる試験方法とその作用を説明する。ま
ず、試験すべき車1を図1に示す如くシャシダイナモメ
ータ上に設置する。このとき、走行模擬する所定の摩擦
係数を有する路面状態を得るため、ロードローラ2とタ
イヤ6との接触力が所定値となるロードセル19の読み
値を得るよう、車1のセット位置をチェーンブロック1
6で設定する。次に可動フレーム17を微動させ、図2
に示す如くロードローラ2とタイヤ6とが設定摩擦値と
なる、ロードセル19の読み値になるよう調整する。そ
して、通常はこの状態で試験を行う。
イナモメータによる試験方法とその作用を説明する。ま
ず、試験すべき車1を図1に示す如くシャシダイナモメ
ータ上に設置する。このとき、走行模擬する所定の摩擦
係数を有する路面状態を得るため、ロードローラ2とタ
イヤ6との接触力が所定値となるロードセル19の読み
値を得るよう、車1のセット位置をチェーンブロック1
6で設定する。次に可動フレーム17を微動させ、図2
に示す如くロードローラ2とタイヤ6とが設定摩擦値と
なる、ロードセル19の読み値になるよう調整する。そ
して、通常はこの状態で試験を行う。
【0021】次に、ロードローラ2とタイヤ6との間の
接触力を変えることにより、見かけの摩擦係数を可変に
するには、タイヤ6のばね定数が比較的小さいことを利
用し、タイヤ6とロードローラ2との水平方向の相対位
置を変更調整することにより行う。これを、可動フレー
ム17側の状態をモデルとして図2乃至図4によって説
明する。
接触力を変えることにより、見かけの摩擦係数を可変に
するには、タイヤ6のばね定数が比較的小さいことを利
用し、タイヤ6とロードローラ2との水平方向の相対位
置を変更調整することにより行う。これを、可動フレー
ム17側の状態をモデルとして図2乃至図4によって説
明する。
【0022】まず、図2に示す通常摩擦路の状態から、
図3に示す低摩擦路の状態に移行する場合には、図2の
中立位置から、可動フレーム17を車1の前方向に移動
させ、図3に示す状態とする。これにより、タイヤ6
は、ロードローラ2とフリーローラ3との中央部位置か
らフリーローラ3側に相対的に水平移動する。これによ
り、タイヤ6はロードローラ2と比較的軽い接触力で当
接し、その圧接部分の変形量も小さくなり、これらの間
のみかけの摩擦力が小さくなり、低摩擦路状態を実現す
る。さらに、反ロードローラ2側に水平移動すると、つ
いには、ロードローラ2とタイヤ6とが非接触状態とな
り、見かけの摩擦係数は零になったことになる。
図3に示す低摩擦路の状態に移行する場合には、図2の
中立位置から、可動フレーム17を車1の前方向に移動
させ、図3に示す状態とする。これにより、タイヤ6
は、ロードローラ2とフリーローラ3との中央部位置か
らフリーローラ3側に相対的に水平移動する。これによ
り、タイヤ6はロードローラ2と比較的軽い接触力で当
接し、その圧接部分の変形量も小さくなり、これらの間
のみかけの摩擦力が小さくなり、低摩擦路状態を実現す
る。さらに、反ロードローラ2側に水平移動すると、つ
いには、ロードローラ2とタイヤ6とが非接触状態とな
り、見かけの摩擦係数は零になったことになる。
【0023】次に、高摩擦路の状態とするには、可動フ
レーム17を図2、又は図3の位置から図4の位置に移
動する。すなわち、可動フレーム17を車1の後方に移
動し、タイヤ6をロードローラ2側に相対的に水平移動
する。これにより、タイヤ6はロードローラ2に強い接
触力で押し付けられ、大きく変形する。これにより、見
かけの摩擦係数が大きくなったことになり、高摩擦路状
態を実現する。
レーム17を図2、又は図3の位置から図4の位置に移
動する。すなわち、可動フレーム17を車1の後方に移
動し、タイヤ6をロードローラ2側に相対的に水平移動
する。これにより、タイヤ6はロードローラ2に強い接
触力で押し付けられ、大きく変形する。これにより、見
かけの摩擦係数が大きくなったことになり、高摩擦路状
態を実現する。
【0024】前述の如く、本例のシャシダイナモメータ
では、通常の摩擦路状態から、任意の低摩擦路、又は高
摩擦路状態までの幅広い試験状態を連続的に可変調整で
き、種々の走行模擬試験を実行可能とするものである。
では、通常の摩擦路状態から、任意の低摩擦路、又は高
摩擦路状態までの幅広い試験状態を連続的に可変調整で
き、種々の走行模擬試験を実行可能とするものである。
【0025】また、本例装置は、ロードローラ2とタイ
ヤ6の接触点と、タイヤ6の中心位置を通る垂直線との
なす角度を小さく設定することができるので、ブレーキ
試験時の荷重移動が比較的現実に近似するようにできる
ものである。
ヤ6の接触点と、タイヤ6の中心位置を通る垂直線との
なす角度を小さく設定することができるので、ブレーキ
試験時の荷重移動が比較的現実に近似するようにできる
ものである。
【0026】尚、本発明は上述の実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
その他種々の構成を取り得ることは勿論である。
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
その他種々の構成を取り得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のシャシダイ
ナモメータとその試験方法によれば、被試験車両の前後
方向に位置を移動調整可能な可動フレーム上に、ロード
ローラを回動自由に支受する受台をロードセルを介して
設置し、これと並列して可動フレーム上にフリーローラ
を回動自由に支受する受台を設置し、ロードローラとフ
リーローラの間の上部位に被試験車両の駆動輪を転動さ
せるよう車両をセットし、ロードローラに接続したダイ
ナモメータ等を用いて試験を行うように構成したことを
特徴とし、このシャシダイナモメータの可動フレームを
移動調整し、ロードローラに対する被試験車両の車輪と
の接触力をロードセルで計測しながら変更調整し、その
間のみかけの摩擦力を所要の値に調整し、通常の摩擦係
数の道路状態から、低摩擦路状態、又は高摩擦路状態ま
で種々の道路状態を設定して試験を行えるようにするも
のである。よって、1つのシャシダイナモメータによっ
て、種々の道路の摩擦係数に対応した試験を連続して実
行可能とするという効果がある。
ナモメータとその試験方法によれば、被試験車両の前後
方向に位置を移動調整可能な可動フレーム上に、ロード
ローラを回動自由に支受する受台をロードセルを介して
設置し、これと並列して可動フレーム上にフリーローラ
を回動自由に支受する受台を設置し、ロードローラとフ
リーローラの間の上部位に被試験車両の駆動輪を転動さ
せるよう車両をセットし、ロードローラに接続したダイ
ナモメータ等を用いて試験を行うように構成したことを
特徴とし、このシャシダイナモメータの可動フレームを
移動調整し、ロードローラに対する被試験車両の車輪と
の接触力をロードセルで計測しながら変更調整し、その
間のみかけの摩擦力を所要の値に調整し、通常の摩擦係
数の道路状態から、低摩擦路状態、又は高摩擦路状態ま
で種々の道路状態を設定して試験を行えるようにするも
のである。よって、1つのシャシダイナモメータによっ
て、種々の道路の摩擦係数に対応した試験を連続して実
行可能とするという効果がある。
【0028】また、ロードローラと車輪との間の摩擦係
数を変更するための可動フレームの構成を、被試験車両
のホイールベース長の相異を調整するための構成と共用
できるので、このようにすれば、構成を簡素化し、廉価
な製品を提供できるという効果がある。
数を変更するための可動フレームの構成を、被試験車両
のホイールベース長の相異を調整するための構成と共用
できるので、このようにすれば、構成を簡素化し、廉価
な製品を提供できるという効果がある。
【図1】本発明のシャシダイナモメータの一実施例を示
す概略構成説明線図。
す概略構成説明線図。
【図2】上記実施例の通常摩擦係数道路の試験状態を例
示する要部概略説明線図。
示する要部概略説明線図。
【図3】上記実施例の低摩擦路の試験状態を例示する要
部概略説明線図。
部概略説明線図。
【図4】上記実施例の高摩擦路の試験状態を例示する要
部概略説明線図。
部概略説明線図。
【図5】従来のシャシダイナモメータの試験状態を示す
概略説明線図。
概略説明線図。
【図6】上記従来例のタイヤとローラ部分の概略構成線
図。
図。
【図7】上記従来例のタイヤとローラとの転動時の荷重
関係を説明する説明線図。
関係を説明する説明線図。
1…自動車、2…ローラ、3…ローラ、6…タイヤ、7
…受台、8…受台、17…可動フレーム、18…固定フ
レーム、19…ロードセル、20…駆動用部材。
…受台、8…受台、17…可動フレーム、18…固定フ
レーム、19…ロードセル、20…駆動用部材。
Claims (2)
- 【請求項1】 ダイナモメータ等を接続するロードロー
ラと、これと並置された回動自由なフリーローラとの間
の上部位に、被試験車両の駆動輪を各々転動させて試験
を行うシャシダイナモメータにおいて、被試験車両の前
後方向に移動調整可能な可動フレームを装着し、当該可
動フレーム上に、前記ロードローラを支受する受台をロ
ードセルを介して設置するとともに、前記フリーローラ
の受台を設置して構成したことを特徴とするシャシダイ
ナモメータ。 - 【請求項2】 請求項1記載のシャシダイナモメータを
用いて試験する場合において、可動フレームをロードセ
ルの値を読みながら被試験車両の前後に向けて水平に移
動調整し、ロードローラと被試験車両の車輪との接触力
を変更調整し、これらの間の摩擦抵抗を調整するように
したことを特徴とするシャシダイナモメータの試験方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3261629A JPH0599797A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | シヤシダイナモメータとその試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3261629A JPH0599797A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | シヤシダイナモメータとその試験方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0599797A true JPH0599797A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17364552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3261629A Pending JPH0599797A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | シヤシダイナモメータとその試験方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0599797A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006508863A (ja) * | 2002-12-08 | 2006-03-16 | デュール アクチエンゲゼルシャフト | 自動車の組立、調節および検査のための装置 |
| JP2007327863A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Nissan Motor Co Ltd | 車両振動計測装置および車両振動計測方法 |
| JP2010532479A (ja) * | 2007-06-26 | 2010-10-07 | ブリヂストン アメリカズ タイヤ オペレイションズ エルエルシー | タイヤトレッドの摩耗試験装置に用いる水平位置制御 |
| JP2012242152A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Honda Motor Co Ltd | 制動力測定方法 |
| WO2014038039A1 (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-13 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | シャーシダイナモメータ |
| CN107976323A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-05-01 | 郑州东辰科技有限公司 | 一种底盘测功机及其测功单元 |
| CN118518335A (zh) * | 2024-06-01 | 2024-08-20 | 宝马格(常州)工程机械有限公司 | 一种压路机钢轮测试装置 |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP3261629A patent/JPH0599797A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006508863A (ja) * | 2002-12-08 | 2006-03-16 | デュール アクチエンゲゼルシャフト | 自動車の組立、調節および検査のための装置 |
| JP2007327863A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Nissan Motor Co Ltd | 車両振動計測装置および車両振動計測方法 |
| JP2010532479A (ja) * | 2007-06-26 | 2010-10-07 | ブリヂストン アメリカズ タイヤ オペレイションズ エルエルシー | タイヤトレッドの摩耗試験装置に用いる水平位置制御 |
| JP2012242152A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Honda Motor Co Ltd | 制動力測定方法 |
| WO2014038039A1 (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-13 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | シャーシダイナモメータ |
| CN107976323A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-05-01 | 郑州东辰科技有限公司 | 一种底盘测功机及其测功单元 |
| CN118518335A (zh) * | 2024-06-01 | 2024-08-20 | 宝马格(常州)工程机械有限公司 | 一种压路机钢轮测试装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6427528B1 (en) | Apparatus for the method of testing vehicle | |
| US5076792A (en) | Riding simulator for a cycle, especially a motorcycle | |
| US9038449B2 (en) | Tire testing systems and methods | |
| US7392693B2 (en) | Test stand for motor vehicles | |
| JP2007503573A (ja) | 車両における空気力学的な測定用の試験スタンド及び方法 | |
| JP2006503311A5 (ja) | ||
| GB1208053A (en) | Stationary test-bench for automobile vehicles | |
| EP2894452B1 (en) | Chassis dynamometer | |
| JPH0599797A (ja) | シヤシダイナモメータとその試験方法 | |
| US6345237B1 (en) | Vehicle inspection device | |
| JP2003513227A (ja) | 携帯式ローラダイナモメータ及び車両試験方法 | |
| CN106153355B (zh) | 一种坡道abs制动试验台 | |
| JP2976637B2 (ja) | シャシダイナモメータ装置 | |
| JP2993312B2 (ja) | 車両のロール特性試験装置 | |
| JP3169662B2 (ja) | 車両用プレート式複合試験機 | |
| JPH06258193A (ja) | 走行負荷抵抗設定装置 | |
| JP2956408B2 (ja) | 車両のロール特性試験装置 | |
| JP3333598B2 (ja) | シャシダイナモメータの検証装置 | |
| JPH06265441A (ja) | 走行抵抗負荷の設定方法 | |
| JP2805638B2 (ja) | コンベアベルトを用いてシャシーダイナモメータ装置 | |
| CN203116968U (zh) | 一种滚筒式汽车制动检测装置 | |
| CN206002325U (zh) | 一种坡道abs制动试验台 | |
| JPH06249754A (ja) | シャシダイナモメータのメカニカルロス測定方法 | |
| JP2901810B2 (ja) | 自動車の試験装置 | |
| JP2559476Y2 (ja) | 車両の加振力測定装置 |