JPH06100359B2 - 蓄熱制御方法 - Google Patents
蓄熱制御方法Info
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- JPH06100359B2 JPH06100359B2 JP63138778A JP13877888A JPH06100359B2 JP H06100359 B2 JPH06100359 B2 JP H06100359B2 JP 63138778 A JP63138778 A JP 63138778A JP 13877888 A JP13877888 A JP 13877888A JP H06100359 B2 JPH06100359 B2 JP H06100359B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、蓄熱を利用したヒートポンプ式空気調和機等
の蓄熱制御方法に関するものである。
の蓄熱制御方法に関するものである。
従来の技術 従来、冷凍サイクルに蓄熱を利用した例としてはヒート
ポンプ式空気調和機において、圧縮機吐出ガスの熱の一
部を蓄熱槽に蓄熱しておき、暖房立上り運転時や除霜運
転時にこの蓄熱した熱を利用するものがある(例えば特
開昭62−178855号公報)。このヒートポンプ式空気調和
機においては、蓄熱槽(蓄熱器)への蓄熱量の制御は、
蓄熱槽に設けた温度センサを用いて行なっていた。すな
わち、温度センサの設置値を蓄熱材の液相の温度領域の
所定値とし、検知温度が設置値以上となると蓄熱完了と
判断して蓄熱槽への蓄熱を停止するという蓄熱制御を行
なっていた。
ポンプ式空気調和機において、圧縮機吐出ガスの熱の一
部を蓄熱槽に蓄熱しておき、暖房立上り運転時や除霜運
転時にこの蓄熱した熱を利用するものがある(例えば特
開昭62−178855号公報)。このヒートポンプ式空気調和
機においては、蓄熱槽(蓄熱器)への蓄熱量の制御は、
蓄熱槽に設けた温度センサを用いて行なっていた。すな
わち、温度センサの設置値を蓄熱材の液相の温度領域の
所定値とし、検知温度が設置値以上となると蓄熱完了と
判断して蓄熱槽への蓄熱を停止するという蓄熱制御を行
なっていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の蓄熱制御方法では以下のよう
な課題があった。
な課題があった。
すなわち、暖房立上り運転に蓄熱を利用するには運転開
始前に蓄熱槽への蓄熱が完了していなければならないの
で、暖房運転停止中においても蓄熱槽に設けた温度セン
サが所定値以下となると蓄熱運転を行なう必要がある。
ここで、蓄熱材として例えば酢酸ナトリウム3水塩(Na
CHCOO.3H2O)を使用した場合(融点58℃、融解熱60kcal
/kg、液相比熱0.7kcal/kg°c、固相比熱0.4kcal/kg°
c)、温度センサの設定値を65℃とし、暖房立上り時に
蓄熱材が20℃になるまで蓄熱を利用できるとすると、蓄
熱完了時の蓄熱量は801kcal/kgである。蓄熱完了後、蓄
熱槽からの熱リークのため蓄熱量は低下するので再び蓄
熱運転を行なう必要がある。したがって、蓄熱運転開始
の温度センサの設定値を60℃とすると、蓄熱完了後、蓄
熱量のわずか2.5%の熱リークで再び蓄熱運転を行なわ
なければならない。温度センサの設定値を蓄熱材の固相
領域の温度とすると、今度は大部分の蓄熱量が失われる
まで検知不可能となるので、やはり、液相の温度を設定
値としなければならない。このため、温度センサの検知
温度が65℃となって蓄熱運転を停止すると、冷媒の再蒸
発や周囲温度との温度差による熱リークのため、すぐに
60℃となって再び蓄熱運転を開始してしまい、暖房運転
停止中にもかかわらず頻繁に運転・停止を繰り返して効
率の低下を招いていた。また、使用者に対しても不快感
を与えていた。除霜運転時に蓄熱を利用する場合におい
ても同様に、暖房運転時の効率の低下を招き、弁の切換
によって発生する冷媒音により使用者に不快感を与えて
いた。
始前に蓄熱槽への蓄熱が完了していなければならないの
で、暖房運転停止中においても蓄熱槽に設けた温度セン
サが所定値以下となると蓄熱運転を行なう必要がある。
ここで、蓄熱材として例えば酢酸ナトリウム3水塩(Na
CHCOO.3H2O)を使用した場合(融点58℃、融解熱60kcal
/kg、液相比熱0.7kcal/kg°c、固相比熱0.4kcal/kg°
c)、温度センサの設定値を65℃とし、暖房立上り時に
蓄熱材が20℃になるまで蓄熱を利用できるとすると、蓄
熱完了時の蓄熱量は801kcal/kgである。蓄熱完了後、蓄
熱槽からの熱リークのため蓄熱量は低下するので再び蓄
熱運転を行なう必要がある。したがって、蓄熱運転開始
の温度センサの設定値を60℃とすると、蓄熱完了後、蓄
熱量のわずか2.5%の熱リークで再び蓄熱運転を行なわ
なければならない。温度センサの設定値を蓄熱材の固相
領域の温度とすると、今度は大部分の蓄熱量が失われる
まで検知不可能となるので、やはり、液相の温度を設定
値としなければならない。このため、温度センサの検知
温度が65℃となって蓄熱運転を停止すると、冷媒の再蒸
発や周囲温度との温度差による熱リークのため、すぐに
60℃となって再び蓄熱運転を開始してしまい、暖房運転
停止中にもかかわらず頻繁に運転・停止を繰り返して効
率の低下を招いていた。また、使用者に対しても不快感
を与えていた。除霜運転時に蓄熱を利用する場合におい
ても同様に、暖房運転時の効率の低下を招き、弁の切換
によって発生する冷媒音により使用者に不快感を与えて
いた。
本発明は上記課題に鑑み、蓄熱槽に所定値以上の蓄熱量
を保持する蓄熱モード時に、蓄熱停止時間を直前の蓄熱
時間の関数として定めることで、使用者に不快感を与え
ることなく、また効率よく蓄熱量の制御を行なうことを
目的としている。
を保持する蓄熱モード時に、蓄熱停止時間を直前の蓄熱
時間の関数として定めることで、使用者に不快感を与え
ることなく、また効率よく蓄熱量の制御を行なうことを
目的としている。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の蓄熱制御方法は、内
部に潜熱蓄熱材を充填した蓄熱槽に蓄熱する蓄熱手段お
よび前記蓄熱槽に蓄熱された熱を利用する蓄熱利用手段
を有し、前記蓄熱槽の温度を検知する温度検知手段を備
え、前記蓄熱手段を用いて前記蓄熱槽への蓄熱および蓄
熱停止を繰り返して所定値以上の蓄熱量を保持する蓄熱
モード時に、前記温度検知手段により検知された前記蓄
熱槽の温度が前記潜熱蓄熱材の液相の温度領域の所定値
以上となると前記蓄熱槽への蓄熱を停止し、この蓄熱停
止時間をその直前の蓄熱時間の関数として定めたもので
ある。
部に潜熱蓄熱材を充填した蓄熱槽に蓄熱する蓄熱手段お
よび前記蓄熱槽に蓄熱された熱を利用する蓄熱利用手段
を有し、前記蓄熱槽の温度を検知する温度検知手段を備
え、前記蓄熱手段を用いて前記蓄熱槽への蓄熱および蓄
熱停止を繰り返して所定値以上の蓄熱量を保持する蓄熱
モード時に、前記温度検知手段により検知された前記蓄
熱槽の温度が前記潜熱蓄熱材の液相の温度領域の所定値
以上となると前記蓄熱槽への蓄熱を停止し、この蓄熱停
止時間をその直前の蓄熱時間の関数として定めたもので
ある。
作用 本発明は上記手段とすることにより、簡単な構成で使用
者に不快感を与えることなく、また効率よく蓄熱槽の蓄
熱量制御を行なえる。
者に不快感を与えることなく、また効率よく蓄熱槽の蓄
熱量制御を行なえる。
実施例 以下、本発明をその実施例を示す添付図面の第1図〜第
4図を参考に説明する。
4図を参考に説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるヒートポンプ式空気
調和機の冷凍サイクル図であり、第2図は同ヒートポン
プ式空気調和機の各運転時の弁類の動作状態を示す図で
ある。
調和機の冷凍サイクル図であり、第2図は同ヒートポン
プ式空気調和機の各運転時の弁類の動作状態を示す図で
ある。
第1図において、主冷媒回路は圧縮機1、四方弁2、室
内側熱交換器3、膨張弁4、室外側熱交換器5を環状に
連結して構成される。6は蓄熱槽で、内部に蓄熱用熱交
換器7、吸熱用熱交換器8を配設し、相変化を利用して
蓄熱する潜熱蓄熱材9を充填している。10は圧縮機1と
四方弁2を結ぶ管路をバイパスし、管路の途中に蓄熱用
熱交換器7を有する第1バイパス回路であり、11は室外
側熱交換器5をバイパスし、管路の途中に吸熱用熱交換
器8を有する第2バイパス回路である。また、冷媒流路
を切換えるために12〜17の二方弁を設けている。さら
に、二方弁17と室外側熱交換器5の間の管路と吸熱用熱
交換器8と二方弁16の間の管路を結び、途中に二方弁18
を設けた第3バイパス回路19を配設している。20は蓄熱
槽6の内部に取付けられた温度センサであり、温度検知
回路21でこの温度を検知し、マイクロコンピュータ22に
信号を送る。マイクロコンピュータ22は、演算を行なっ
て制御リレー23に信号を送る。制御リレー23は、マイク
ロコンピュータ22からの信号を受けて圧縮機1や二方弁
12〜18、室内外ファン(図示せず)を制御する。
内側熱交換器3、膨張弁4、室外側熱交換器5を環状に
連結して構成される。6は蓄熱槽で、内部に蓄熱用熱交
換器7、吸熱用熱交換器8を配設し、相変化を利用して
蓄熱する潜熱蓄熱材9を充填している。10は圧縮機1と
四方弁2を結ぶ管路をバイパスし、管路の途中に蓄熱用
熱交換器7を有する第1バイパス回路であり、11は室外
側熱交換器5をバイパスし、管路の途中に吸熱用熱交換
器8を有する第2バイパス回路である。また、冷媒流路
を切換えるために12〜17の二方弁を設けている。さら
に、二方弁17と室外側熱交換器5の間の管路と吸熱用熱
交換器8と二方弁16の間の管路を結び、途中に二方弁18
を設けた第3バイパス回路19を配設している。20は蓄熱
槽6の内部に取付けられた温度センサであり、温度検知
回路21でこの温度を検知し、マイクロコンピュータ22に
信号を送る。マイクロコンピュータ22は、演算を行なっ
て制御リレー23に信号を送る。制御リレー23は、マイク
ロコンピュータ22からの信号を受けて圧縮機1や二方弁
12〜18、室内外ファン(図示せず)を制御する。
第2図において、○印は弁が開の状態、×印は閉の状態
を示す。
を示す。
このヒートポンプ式空気調和機において、第2図に示す
各運転モードの説明を行なうと、まず冷房モード時には
二方弁12、17が開であり、圧縮機1より吐出された冷媒
は、四方弁2、室外側熱交換器5、膨張弁4、室内側熱
交換器3、四方弁2の順で流れ、圧縮機1に吸入され
る。
各運転モードの説明を行なうと、まず冷房モード時には
二方弁12、17が開であり、圧縮機1より吐出された冷媒
は、四方弁2、室外側熱交換器5、膨張弁4、室内側熱
交換器3、四方弁2の順で流れ、圧縮機1に吸入され
る。
暖房モードにおいて、蓄熱を行なわない場合は、二方弁
12〜18の状態は冷房モードの時と同じで四方弁2のみ暖
房サイクル側へ切換える。したがって、圧縮機1より吐
出された冷媒は、四方弁2、室内側熱交換器3、膨張弁
4、室外側熱交換器5、四方弁2の順で流れて圧縮機1
に吸入される。この時、蓄熱槽6に蓄熱は行なわれな
い。
12〜18の状態は冷房モードの時と同じで四方弁2のみ暖
房サイクル側へ切換える。したがって、圧縮機1より吐
出された冷媒は、四方弁2、室内側熱交換器3、膨張弁
4、室外側熱交換器5、四方弁2の順で流れて圧縮機1
に吸入される。この時、蓄熱槽6に蓄熱は行なわれな
い。
暖房モードにおいて、蓄熱を行なう場合は二方弁12を閉
とし、二方弁13、14を開とする。したがって、圧縮機1
より吐出された冷媒は第1バイパス回路10、四方弁2、
室内側熱交換器3、膨張弁4、室外側熱交換器5、四方
弁2の順で流れ、圧縮機1に吸入される。この時、圧縮
機1より吐出された高温、高圧の冷媒の持つ熱の一部は
蓄熱用熱交換器7より潜熱蓄熱材9へ与えられて蓄熱さ
れ、残りの熱が室内側熱交換器3で暖房に用いられる。
とし、二方弁13、14を開とする。したがって、圧縮機1
より吐出された冷媒は第1バイパス回路10、四方弁2、
室内側熱交換器3、膨張弁4、室外側熱交換器5、四方
弁2の順で流れ、圧縮機1に吸入される。この時、圧縮
機1より吐出された高温、高圧の冷媒の持つ熱の一部は
蓄熱用熱交換器7より潜熱蓄熱材9へ与えられて蓄熱さ
れ、残りの熱が室内側熱交換器3で暖房に用いられる。
次に、暖房運転停止中においても蓄熱槽6に所定量以上
の蓄熱量があれば、次回の暖房立上り時にこの熱を利用
することが可能である。蓄熱を利用した立上りモードに
おいては、二方弁12、15、16が開で他は閉の状態であ
る。この時、圧縮機1より吐出された冷媒は四方弁2、
室内側熱交換器3、膨張弁4、第2バイパス回路11、四
方弁2の順で流れ、圧縮機1に吸入される。したがっ
て、圧縮機1より吐出された高温、高圧の冷媒は、室内
側熱交換器3で暖房に利用され、膨張弁4で減圧されて
低温、低圧となり、第2バイパス回路11へ流入し、吸熱
用熱交換器8より蓄熱槽6に蓄えられた熱を吸熱し、四
方弁2を経て圧縮機1に吸入される。
の蓄熱量があれば、次回の暖房立上り時にこの熱を利用
することが可能である。蓄熱を利用した立上りモードに
おいては、二方弁12、15、16が開で他は閉の状態であ
る。この時、圧縮機1より吐出された冷媒は四方弁2、
室内側熱交換器3、膨張弁4、第2バイパス回路11、四
方弁2の順で流れ、圧縮機1に吸入される。したがっ
て、圧縮機1より吐出された高温、高圧の冷媒は、室内
側熱交換器3で暖房に利用され、膨張弁4で減圧されて
低温、低圧となり、第2バイパス回路11へ流入し、吸熱
用熱交換器8より蓄熱槽6に蓄えられた熱を吸熱し、四
方弁2を経て圧縮機1に吸入される。
また、暖房モード時に蓄熱槽6に所定量以上の蓄熱量が
あると、除霜時に蓄熱を利用することが可能である。除
霜モードにおいては、二方弁12、15、18が開で他は閉の
状態である。この時、圧縮機1より吐出された冷媒は、
四方弁2、室内側熱交換器3、膨張弁4、第2バイパス
回路11へと流れ、吸熱用熱交換器8を通過した後、第3
バイパス回路19、室外側熱交換器5、四方弁2の順で流
れ圧縮機1に吸入される。したがって、蓄熱槽6に蓄え
られた熱を利用して暖房を継続しながら除霜を行なう。
あると、除霜時に蓄熱を利用することが可能である。除
霜モードにおいては、二方弁12、15、18が開で他は閉の
状態である。この時、圧縮機1より吐出された冷媒は、
四方弁2、室内側熱交換器3、膨張弁4、第2バイパス
回路11へと流れ、吸熱用熱交換器8を通過した後、第3
バイパス回路19、室外側熱交換器5、四方弁2の順で流
れ圧縮機1に吸入される。したがって、蓄熱槽6に蓄え
られた熱を利用して暖房を継続しながら除霜を行なう。
さらに、蓄熱を利用した立上りモードを行なうには、暖
房運転停止中にも所定量以上の蓄熱量を保つ必要がある
ので、熱リークのために蓄熱量が減少すると、蓄熱モー
ドの運転を行なう必要がある。蓄熱モードでは、冷媒の
流れは暖房モードで蓄熱を行なう時と同じであるが、暖
房は行なわないので室内ファンは停止している。
房運転停止中にも所定量以上の蓄熱量を保つ必要がある
ので、熱リークのために蓄熱量が減少すると、蓄熱モー
ドの運転を行なう必要がある。蓄熱モードでは、冷媒の
流れは暖房モードで蓄熱を行なう時と同じであるが、暖
房は行なわないので室内ファンは停止している。
次に、前述の暖房運転停止中の蓄熱量制御について第3
図および第4図を参照にして説明する。第3図は、暖房
停止中の蓄熱量制御のフローチャート図、第4図は蓄熱
運転時間と停止時間の関係を示す図である。
図および第4図を参照にして説明する。第3図は、暖房
停止中の蓄熱量制御のフローチャート図、第4図は蓄熱
運転時間と停止時間の関係を示す図である。
第3図において、まずマイクロコンピュータ22は運転状
況を所定周期で読込んで、暖房運転停止を確認するとタ
イマをリセットしてカウントを始める。そして、タイマ
がカウントを開始してからの時間τ1が後述する関係式
より求めた停止時間τs以上になるまで待機する。この
τsは、暖房運転終了後の最初の停止時には求められな
いので、初期値を設定して用いる。そして、τ1≧τs
となるとタイマをリセットして(カウントは行なう)蓄
熱運転を開始する。蓄熱運転時には、所定周期で温度検
知回路21で検知された温度センサ20の取付位置の温度T1
を読込み、T1を、潜熱蓄熱材9の液相領域に設定した蓄
熱完了温度Tsと比較してT1≧Tsとなると蓄熱運転を停止
する。そして、蓄熱運転開始から停止までの蓄熱運転時
間τtより、τsを算出する。τtとτsの関係は第4
図に示すようになる。すなわち、蓄熱運転時間τtが長
いほど、その直前の停止時に蓄熱槽6の周囲への放熱量
が大きいことになるので、次回の停止時間τsを短くす
る必要がある。近似的には、τs=A+(B/τt)であ
らわすことができる(A,Bは定数)。この関係式を用い
てτtよりτsを算出し、再びタイマをリセットしてカ
ウントを開始する。そして、τsとして前記関係式より
求めた値を用いてτ1≧τsとなるまで蓄熱運転を停止
する。以降、このフローを繰返して所定値以上の蓄熱量
を保持する。
況を所定周期で読込んで、暖房運転停止を確認するとタ
イマをリセットしてカウントを始める。そして、タイマ
がカウントを開始してからの時間τ1が後述する関係式
より求めた停止時間τs以上になるまで待機する。この
τsは、暖房運転終了後の最初の停止時には求められな
いので、初期値を設定して用いる。そして、τ1≧τs
となるとタイマをリセットして(カウントは行なう)蓄
熱運転を開始する。蓄熱運転時には、所定周期で温度検
知回路21で検知された温度センサ20の取付位置の温度T1
を読込み、T1を、潜熱蓄熱材9の液相領域に設定した蓄
熱完了温度Tsと比較してT1≧Tsとなると蓄熱運転を停止
する。そして、蓄熱運転開始から停止までの蓄熱運転時
間τtより、τsを算出する。τtとτsの関係は第4
図に示すようになる。すなわち、蓄熱運転時間τtが長
いほど、その直前の停止時に蓄熱槽6の周囲への放熱量
が大きいことになるので、次回の停止時間τsを短くす
る必要がある。近似的には、τs=A+(B/τt)であ
らわすことができる(A,Bは定数)。この関係式を用い
てτtよりτsを算出し、再びタイマをリセットしてカ
ウントを開始する。そして、τsとして前記関係式より
求めた値を用いてτ1≧τsとなるまで蓄熱運転を停止
する。以降、このフローを繰返して所定値以上の蓄熱量
を保持する。
このように、蓄熱量制御を従来のように蓄熱槽の温度の
みを検知して行なうのでなく、蓄熱運転停止時間τsを
その直前の蓄熱運転時間τtの関数とすることで、頻繁
に運転、停止を繰返すことがない。したがって、使用者
に不快感を与えることなく効率のよい蓄熱量制御ができ
る。
みを検知して行なうのでなく、蓄熱運転停止時間τsを
その直前の蓄熱運転時間τtの関数とすることで、頻繁
に運転、停止を繰返すことがない。したがって、使用者
に不快感を与えることなく効率のよい蓄熱量制御ができ
る。
なお、本実施例においては蓄熱運転時間τtと蓄熱運転
停止時間τsとの関係を簡易式で示したが、これに限定
されるものではなく、他の関係式を用いてもよい。
停止時間τsとの関係を簡易式で示したが、これに限定
されるものではなく、他の関係式を用いてもよい。
なお、本実施例においては蓄熱槽内の温度を検知した
が、潜熱蓄熱材の温度を近似的に検知できるなら、蓄熱
槽の外表面等他の位置の温度を検知してもよい。
が、潜熱蓄熱材の温度を近似的に検知できるなら、蓄熱
槽の外表面等他の位置の温度を検知してもよい。
また、本実施例においては本発明をヒートポンプ式空気
調和機に適用した例について説明したが、それに限定さ
れるものでなく蓄熱を利用した給湯機等、蓄熱槽内に潜
熱蓄熱材を充填して蓄熱槽への蓄熱手段および蓄熱され
た熱を利用する蓄熱利用手段を有する他の装置にも利用
可能である。
調和機に適用した例について説明したが、それに限定さ
れるものでなく蓄熱を利用した給湯機等、蓄熱槽内に潜
熱蓄熱材を充填して蓄熱槽への蓄熱手段および蓄熱され
た熱を利用する蓄熱利用手段を有する他の装置にも利用
可能である。
発明の効果 以上のように本発明の蓄熱制御方法は、蓄熱槽に所定値
以上の蓄熱量を保持する蓄熱モード時に、蓄熱停止時間
をその直前の蓄熱時間の関数として定めることで、使用
者に不快感を与えることなく、また効率よく蓄熱量の制
御を行なうことができる。
以上の蓄熱量を保持する蓄熱モード時に、蓄熱停止時間
をその直前の蓄熱時間の関数として定めることで、使用
者に不快感を与えることなく、また効率よく蓄熱量の制
御を行なうことができる。
第1図は本発明の一実施例におけるヒートポンプ式空気
調和機の冷凍サイクル図、第2図は同ヒートポンプ式空
気調和機の弁類の動作状態を示す図、第3図は暖房停止
中の蓄熱量制御のフローチャート図、第4図は蓄熱運転
時間と停止時間との関係を示す図である。 6……蓄熱槽、7……蓄熱用熱交換器、8……吸熱用熱
交換器、9……潜熱蓄熱材、20……温度センサ、21……
温度検知回路、22……マイクロコンピュータ、23……制
御リレー。
調和機の冷凍サイクル図、第2図は同ヒートポンプ式空
気調和機の弁類の動作状態を示す図、第3図は暖房停止
中の蓄熱量制御のフローチャート図、第4図は蓄熱運転
時間と停止時間との関係を示す図である。 6……蓄熱槽、7……蓄熱用熱交換器、8……吸熱用熱
交換器、9……潜熱蓄熱材、20……温度センサ、21……
温度検知回路、22……マイクロコンピュータ、23……制
御リレー。
Claims (1)
- 【請求項1】内部に潜熱蓄熱材を充填した蓄熱槽に蓄熱
する蓄熱手段および前記蓄熱槽に蓄熱された熱を利用す
る蓄熱利用手段を有し、前記蓄熱槽の温度を検知する温
度検知手段を備え、前記蓄熱手段を用いて前記蓄熱槽へ
の蓄熱および蓄熱停止を繰り返して所定値以上の蓄熱量
を保持する蓄熱モード時に、前記温度検知手段により検
知された前記蓄熱槽の温度が前記潜熱蓄熱材の液相の温
度領域の所定値以上となると前記蓄熱槽への蓄熱を停止
し、この蓄熱停止時間をその直前の蓄熱時間の関数とし
て定めた蓄熱制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63138778A JPH06100359B2 (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 蓄熱制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63138778A JPH06100359B2 (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 蓄熱制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01306756A JPH01306756A (ja) | 1989-12-11 |
| JPH06100359B2 true JPH06100359B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=15229980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63138778A Expired - Fee Related JPH06100359B2 (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 蓄熱制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100359B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03282149A (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-12 | Mitsubishi Electric Corp | ヒートポンプ装置 |
| JP5659403B2 (ja) * | 2010-07-02 | 2015-01-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
| JP2015114051A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-06-22 | 株式会社東芝 | 空気調和システム |
| JP6244553B2 (ja) * | 2014-03-18 | 2017-12-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 蓄熱装置及びそれを備えた温水生成装置 |
| DE102024132017A1 (de) * | 2024-11-04 | 2026-05-07 | Vaillant Gmbh | Wärmepumpe zur Versorgung eines Gebäudes mit Wärme und Warmwasser, Verfahren zum Betreiben einer Wärmepumpe und Computerprogrammprodukt |
-
1988
- 1988-06-06 JP JP63138778A patent/JPH06100359B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH01306756A (ja) | 1989-12-11 |
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