JPH06101250B2 - 波形隔壁を有するケ−ブル - Google Patents

波形隔壁を有するケ−ブル

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JPH06101250B2
JPH06101250B2 JP19514287A JP19514287A JPH06101250B2 JP H06101250 B2 JPH06101250 B2 JP H06101250B2 JP 19514287 A JP19514287 A JP 19514287A JP 19514287 A JP19514287 A JP 19514287A JP H06101250 B2 JPH06101250 B2 JP H06101250B2
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conductor
conductors
corrugated
conductive
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テイモシー・アレン・レムケ
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イ−・アイ・デュポン・ドウ・ヌム−ル・アンド・カンパニ−
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    • H01B7/18Protection against damage caused by wear, mechanical force or pressure; Sheaths; Armouring
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
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    • H01B11/02Cables with twisted pairs or quads
    • H01B11/06Cables with twisted pairs or quads with means for reducing effects of electromagnetic or electrostatic disturbances, e.g. screens
    • H01B11/08Screens specially adapted for reducing cross-talk
    • H01B11/085Screens specially adapted for reducing cross-talk composed of longitudinal tape conductors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、丸いまたは平坦な形態の伝送ライン用の電
気ケーブルに関するものであり、特に各導体または導体
の組が波形の隔壁によつてその全軸長にわたつて物理的
に分離され、また電気的に絶縁されている複数の導体を
有する電気ケーブルに関するものである。
[従来の技術] 丸いケーブルは現在データ処理回路網の各システム部品
間の比較的高速度のデータ伝送に使用されている。その
ようなケーブルは必要な電気特性、特に特性インピーダ
ンスおよび漏話制御を達成するために1対のねじつた導
体を使用している。
そのようなケーブルはヒューレット・パッカード社によ
りHPIBケーブルとして市販されている。このケーブルは
中心に軸方向に伸びるコアを中心にした配置された同心
の間隔を置いた内側および外側導電部材を備えている。
内側導電部材は典型的には金属薄膜シースであり、一方
外側導電部材は金属編紐により囲まれた金属薄膜シース
である。ねじつた導体対の第1の層はコアと内側導電部
材の内側表面との間の環状空間に配置され、一方ねじつ
た導体対の第2の層は内側導電部材の外側表面と外側導
電部材の内側表面との間の環状空間に配置されている。
内側導電部材の内側の導体対はデータ伝送ラインとして
使用され、一方外側の導体対は制御ラインとして使用さ
れる。各ねじつた導体対の1本の導体は適当なデータま
たは制御信号を運び、一方その他の他方の導体はその信
号の信号帰線として動作する。典型的な使用においては
内側導電部材は電気的に接地され、データ対を制御対か
ら隔離するように作用する。
以上説明したような丸いケーブル構造はかさばり、その
複雑性のために一般に製造に費用がかかる。ねじつた導
体対は標準ケーブルの直径よりも全体の直径がずつと大
きくなる結果を生じる。そのようなねじれた導体対ケー
ブルは導体の寸法および数に応じて標準ケーブルよりも
20乃至50%大きい範囲にある。これらのことはまたケー
ブルを曲げることによる故障を防止するために注意して
製作しなければならない比較的剛直なケーブル構造を生
じることになる。ねじつた導体対ケーブルはしばしば均
一な断面を有せず自動剥取り(automatic stripping)
装置を使用するとき問題を与える。さらに、導体の端部
は適当なコネクタ中に終端される前には各ねじつた導体
対からなる導体はねじれてはならないから、各ケーブル
の各端部に適切な終端を与えることは比較的面倒で集中
的努力が必要である。
それらの問題にも拘らず、ねじつた導体対からなるケー
ブルは同軸ケーブルの電気的特性に匹敵する電気的特性
を与えるために利用されている。もちろん同軸ケーブル
の価格はここで述べるような状況における広い使用を阻
むものである。
本出願人の開発したHPIPケーブルとして知られているケ
ーブルは、内側および外側金属シース間の環状空間に環
状に配列された絶縁被覆導体を使用している。配列され
た絶縁被覆導体の交互のものは信号搬送導体として用い
られている。残りの導体は金属シースに電気的に接続さ
れている。シースおよびシースと関連する導体が予め定
められた接地電位に接続されるとき、各信号搬送導体が
その軸方向の全長にわたって電気的に絶縁されることが
できるケーブルが与えられる。しかしながら、個々の導
体の交互のものは接地されるためにそれらを信号搬送導
体として利用することはできず、したがってケーブルの
密度を制限する。
[発明の解決すべき問題点] 以上の観点から、通常の絶縁被覆導体を使用し、信号搬
送の目的にケーブルが有する導体を最大限に利用するこ
とができ、しかもその軸方向の全長にわたつて各信号搬
送導体を電磁的に隔離するケーブル構造を提供すること
は有効であるものと信じられている。さらに、その軸方
向の全長にわたる導体の全体的な電磁的隔離を保持し、
それによつて同軸ケーブルの電気的特性にほぼ匹敵する
特性を有する通常の被覆導体を使用する丸型および平坦
な型のケーブルを使用することは有効であると信じられ
ている。
この発明は、通常の絶縁被覆導体を使用し、軸方向の全
長にわたつて各導体を電磁的に隔離するために波形の分
離部材または隔壁を備えた丸型または平坦な型のいずれ
かの形態のケーブル構造に関するものである。
[問題点解決のための手段] この発明においては、隔壁は対向表面に溝が形成され、
その溝中に導電層が配置されている。この導電層は電気
的に接触している。通常の絶縁被覆導体が各溝に配置さ
れ、導体の軸は共通の軌跡上にある。使用時に導電層
は、各導体が軸方向の全長にわたつて電磁的に隔離され
るような予め定められた電位に維持される。
一つの態様においては、隔壁は丸いケーブル形態で使用
され、それは内側導電部材と外側導電部材またはシース
とを備え、それらは同心的に配置されてケーブルの内部
に軸方向に延在する環状の空間を形成する。波形の隔壁
は環状空間に配置され、交互の隆起部と溝部とを有して
おり、各隆起部はその半径方向で最も近いシース表面と
接触している。その結果、複数の軸方向に延在する実質
上管状の空間または室が画定される。1個以上の導体が
各管状室に配置され、それら導体の軸は円軌跡上にあ
る。使用時にはシースならびに波形隔壁は予め定められ
た電位、典型的には接地電位に電気的に接続され、各導
体はその全長にわたつて全体的に電磁的に隔離される。
そのようなケーブル構造は各導体を信号搬送導体として
利用し、一方同時に同軸ケーブルの特性に匹敵する電気
的特性を与える。
この発明はまた上記のような丸型ケーブルの好ましい製
造方法を提供する。その方法は、細長い内側金属シース
を設け、この内側金属シースを内側導体配列で囲む。各
導体は円周方向で隣接する導体とは予め定められた間隔
で分離されて螺旋状に巻き付けられている。上面および
下面が導電表面を有する柔軟なテープが内側導体配列の
まわりにゆるく螺旋状に巻き付けられ、各巻き付けはそ
の縁が前の巻き付け部分に重なるように巻かれる。外側
導体配列はその導体が内側導体配列の間の空間に一致す
るように柔軟なテープの外側に螺旋状に配置される。そ
の結果得られた構造を半径方向に圧縮して内側および外
側導体配列の導体がケーブルの中心軸から測つて実質上
同じ距離に位置するようにする。外側金属シースが第2
の(外側)導体配列の外側に巻かれる。その結果、波形
隔壁が柔軟なテープによつて形成され、それは曲りくね
つて内側および外側導体配列の導体を囲む。柔軟なテー
プの縁の重なりと、それに続く組立て構造の圧縮は内側
および外側シースと隔壁との電気的接続を確実に与え
る。
この発明の別の態様においては、波形隔壁は導体軸が直
線状の軌跡上にあるように形成され実質上平坦である。
したがつて導体は少なくとも部分的にその軸方向の全長
にわたつて絶縁される。導体の全体的な電磁的隔離のた
めに導電部材が各表面に隣接して配置され、導電部材が
隣接する表面上の溝中の導電層と接触している。このよ
うな構造は各導体が配置され、全体的に電磁的に隔離さ
れる全体的に閉じられた空間を決定する。1実施態様で
は、隔壁はその縁に沿って一体的に形成された単一のプ
ラップを有する。両方の導電部材はこのフラップ上に配
置される。フラップが第1および第2の折り曲げ線に沿
って折り返されとき、各導電部材は隔壁の1表面上の導
電層と接触する。別の実施態様では、隔壁は1対のフラ
ップを有する。それは隔壁の各縁に沿ってそれぞれ一体
的に形成されている。導電部材は各フラップ上に配置さ
れる。フラップが折り曲げ線に沿って折り返されたと
き、各フラップは隔離壁の表面に重なり、それ故フラッ
プはそれが位置する隔壁の表面上の導電層と接触する。
この発明のさらに別の態様は上記の平坦なケーブルの製
造方法に関する。
[実施例] 以下の説明において、全ての図について同一符号は同様
の素子を示す。
第1図および第2図はこの発明の1実施例の丸型のケー
ブル10の側面図および断面図を示す。ケーブル10はケー
ブルの中心軸14を軸として中心に軸方向に延在するエラ
ストマ・フィラー、すなわちコア12を有する。このコア
12は所望により省略されてもよい。第2図乃至第5図に
おいては図を簡明にするためにコア12は図面では省略さ
れている。
内側導電部材またはシース22がコア12を囲んでいる。内
側シース22から外方へ予め定められた距離だけ離れて第
2の、半径方向外側の、導電部材またはシース24が配置
されている。内側シース22および外側シース24は共同し
てケーブル内部に軸方向に延在する環状の空間26(第2
図)を形成する。各シース22,24は金属箔、金属被覆プ
ラスティック薄膜、金属編紐あるいは金属シールドをス
パイラルに巻き付けたような任意適当な形態で設けられ
てよい。
内側および外側シース22,24の間に形成された空間26に
対応する隆起部32と溝部34の配列を有する波形の隔壁30
が配置されている。隔壁30は隔壁30の内側表面30Iの隆
起部の頂点が接触点36で示すように内側シース22に接触
するように空間26中に位置している。内側シース22と隔
壁30との接触点36はケーブルの軸方向の長さ全体にわた
つて延在している。同様に隔壁30の外側表面30Eの隆起
部32の頂点は接触点38で示すようにケーブルの軸方向の
長さ全体にわたつて外側シース24の内面に接触してい
る。隔壁30は、隔壁30の内側表面30Iおよび外側表面30E
が導電材料の被覆または層を設けられていれば、適当な
プラスティック材料で形成することができる。その代り
に隔壁30は金属箔のように全体が導電材料で形成するこ
ともできる。
波形隔壁30と内側および外側シース22,24の共同作用で
ケーブルの内部に軸方向に延在する複数の閉じた、実質
上管状の領域または室44A乃至44Lが画定される。導体48
A乃至48Lが管状室44A乃至44Lのそれぞれに配置される。
各導体48A乃至48Lは導体48Kについて示されているよう
に中心の電流を伝送する線50(50K)とそれを囲む被覆5
2(52K)を備えている。各導体48の線50はそれぞれ30AW
Gの焼鈍したすずメツキ銅線であることが好ましい。ポ
リオレフィンあるいはフロロカーボン材料を個々の導体
の絶縁被覆として使用することが好ましい。しかしなが
ら、任意の適当な導体がこの発明のケーブルに使用で
き、個々の導体が導体が配置される室44を形成する隔壁
30またはシース22,24と接触しないことが確実に行なえ
るように適切な注意が払われる場合には裸線も使用でき
る。
導体48は、各導体48の軸がケーブルの中心軸14から予め
定められた距離56を有する実質上円形の軌跡上に位置す
るように室44中に配置される。しかしながら、そのよう
な配置は必ずしも必要ではないことを理解すべきであ
る。
第2図から明らかなように、導体48A乃至48Fは隔壁30の
半径方向外側の表面30Eと外側シース24とにより画定さ
れる室44A乃至44F内に受入れられている。これらの導体
は一つの導体アレイを構成するようにされていてもよ
い。同様の第2の導体アレイは導体48G乃至48Lから構成
される。これらの導体45G乃至48Lは隔壁30の半径方向内
側の表面30Iと内側シース22とにより画定される室44G乃
至44L内に受入れられている。各導体アレイ中の導体の
数は等しい。
外側シース24を囲んでジャケット58が設けられ、それは
UL2426当り35ミルのPVC(塩化ビニール)からなること
が好ましい。
第3図に示す別の実施例に示されたケーブル10は各室44
中に1本より多い導体48が配置されている。すなわち、
例えば室44Aは導体48A,48Bを含んでいる。このような装
置においては、導体の平衡した対が各室内に配置され、
導体の一つが信号搬送導体として動作し、第2の導体は
信号帰線として動作する。
また異なった室は異なった数の導体を有していてもよ
く、それもこの発明の技術的範囲に含まれるものである
ことを理解すべきである。例えば一つ置きの室が2本の
導体を含み、中間の室がただ1本の導体を有するように
してもよい。また、ケーブルの軸方向に対して半径方向
に導体を積み重ねて所定の室中に複数本の導体を有する
ケーブルを得ることも可能である。もちろん、そのよう
な場合には全ての導体の軸はケーブルの中心軸から同じ
予め定められた半径の距離に位置しない。
この発明においては、内側シース22、外側シース24、隔
壁30の内側表面30I、外側表面30Eは電気的に相互に接続
される。この接続を行なうために任意の適当な手段が使
用でき、それもこの発明の技術的範囲にある。
さらに、第4図および第5図に示されるようにシース24
の半径方向外側に追加のシース68を配置することにより
追加の環状空間66を形成し、したがつてシース24を一番
外側のシース68と一番内側のシース22との間の中間に位
置させることもできる。このようにして形成された環状
空間66中には追加の隔壁30′が別の管状室44′のアレイ
を形成するように配置される。別のアレイの導体48′が
この管状室44′中に配置される。これらの導体48′は導
体48と同一でも、或いは異なっていてもよい。第4図お
よび第5図においては、導体が異なっていてもこの発明
の技術的範囲に含まれることを示すために導体48と導体
48′はやや寸法が異なっている。第2図および第3図に
記載されたような各室の導体の配置と同様な配置が第4
図および第5図に示されている。内側のアレイの導体が
外側の室に配置されるのと異なった方法で各実に配置さ
れることも可能である。2個より多くの環状空間に拡張
することも当業者には容易に明らかなことであろう。同
様に、シースと各室の波形隔壁との相互接続もまた上記
技術の拡張範囲である。
第6A図乃至第6F図を参照すると、この発明により丸型の
ケーブル10を形成するために有用なステップが概略図で
示されている。このステップは手作業で行なうことがで
き、或いは遊星ケーブル製造装置のような自動装置を行
なうこともできる。
第6A図に示すように第1のステップとして内側金属シー
ス22がコア12上に設けられる。これは例えばコア12の周
囲の金属箔をスパイラルに巻き付けることによつて行わ
れる。内側アレイの導体48G乃至48Lがコア12および内側
シース22によつて定められた中央部分上に配置される。
導体は、予め定められた円周方向間隔72が内側アレイの
導体48G乃至48Lの隣接するものの間に生じるように内側
シース22の周囲にスパイラルに巻き付けられる。
隔壁30が内側アレイの導体48の周囲にゆるくスパイラル
に巻き付けられる(第6B図)。好ましい場合としては隔
壁30は金属化した内側および外側表面を有する柔軟な金
属化箔またはテープを使用して形成される。隔壁30の内
側表面30Iおよび外側表面30E間の必要な接触は柔軟な金
属化テープの連続するスパイラルな巻き付けにおいて前
に巻いたものの縁部と重なるように巻くことによつて確
実に行われる。
次に、第2の外側アレイの導体48A乃至48Fが外側アレイ
の導体が内側アレイの導体の隣接する導体の間の間隙72
と一致するようにこの構造体の周囲に配置される(第6C
図)。
この第6C図の構造に半径方向に向かって圧縮力が加えら
れ、外側アレイの導体48A乃至48Fと柔軟な隔壁30の関係
を第6D図に示す構造に変形させる。その結果外側アレイ
の導体48A乃至48Fおよび内側アレイの導体48G乃至48Lの
各軸はケーブルの中心軸から実質上同じ半径距離に位置
する。圧縮力は隔壁30を波形に変形する。さらに外側ア
レイの導体の圧縮により隔壁30の内面30Iの隆起部の頂
点は接触点36で示すように内側シース22と接触する。
第6E図に示すように、外側金属シース24が外側アレイの
導体の周囲に設けられる。これは隔壁30の外面30Eの隆
起部の頂点を接触点38で示すように外側シース24と接触
させ、内側シース22、外側シース24、および柔軟な隔壁
30の内側および外側表面30I,30Eが互いに電気的に接触
した構造を生成する。したがつて、各導体48A乃至48Lは
その軸方向の全長にわたつて実質上管状の室に閉込めら
れる。
適当なステップにおいて、シース22,24と隔壁30を相互
接続する物体がケーブルに導入される。例えば、第6E図
において螺旋状のドレイン(drain)線59が室の一つ内
に位置するように外側シース24上に設けられてもよい。
もしも外側シース24が金属箔(中間の絶縁層のない)に
よつて構成されていれば、ドレイン59はシース24の外側
に巻くこともできる。例えば裸線のドレイン線59が所望
の電気接続を行なうために選択された室内に配置される
ことができる。シースと隔壁の相互接続の他の例とし
て、接触箔、編線、螺旋状ドレイン線或いはまきつけた
シールド等がある。その後第6F図に示すようにケーブル
構造上に絶縁ジャケット58が設けられる。もしも第4図
および第5図に示されたようなケーブルが製造されるの
であれば、第6A図乃至第6F図に示されたステップが反復
されて中心部分として第6E図に示された構造を使用して
(シース24を内側層として)、この周囲に別の導体が配
置される。
動作において、予め定められた電位、典型的には接地電
位が相互接続されたシース22,24および隔壁30の表面
(および、もしも設けられていれば第4図および第5図
のシース68および隔壁30′)に供給される。これらの導
電部材に電位を与えることによつて、個々の室に閉込め
られた各導体48は電磁的に隔離され、シールドされる。
もしも平衡した導体対が各室に配置されるならば(例え
ば第4図および第5図)さらに良好な特性を得ることが
できる。
この発明によるケーブル10の構造は同軸ケーブルによる
特性に匹敵する電気的特性を与えることが認められた。
第7図はこの発明の1実施例の平坦なケーブル10′の斜
視図である。ケーブル10′は全体的に平らな形状に形成
された波形隔壁30′を備えている。隔壁30′はその両面
30′Iおよ30′Eに延在する隆起部32′および溝部34′
を有する。隔壁30′はその両面30′Iおよび30′Eに設
けられた各溝部34′に導電層78が設けられていれば適当
なプラスティック材料から形成することができる。導電
層78は各表面において分離した帯状体として配置されて
もよく、或いは表面全体に連続していてもよい。その代
りに、隔壁30′は完全に金属化したプラスティックフィ
ルム或いは金属箔のような導電材料から形成されていて
もよい。第7図乃至第10図において、導電層78は隔壁3
0′の表面にわたつて連続しているものとして示されて
いる。どのような方法で設けられるにせよ、隔壁30′の
各表面の溝34′中にある導電層78は共通電位に接続でき
るように互いに電気的に接触している。導電層78間の電
気的相互接続は任意の都合のよい方法で行なうことがで
きる。例えば、隔壁30′の反対の表面の導電層78はケー
ブルの軸方向端部または横方向縁部で折り曲げることに
よつて互いに接触させることができる。その代りに裸線
のドレイン線(例えば第8図および第9図の線59′)が
設けられ、各ドレイン線が機械的接触によつて導電層78
に接続されることもできる。それらドレイン線自体は相
互接続され、或いは共通電位に接続される。
各溝34′中に絶縁被覆導体48が配置されている。隔壁3
0′の一方の面30′Eが形成された溝34′中に配置され
た絶縁被覆導体48は第1の導体アレイを形成する。一方
隔壁30′の他方の面30′Iに形成された溝34′中に配置
された絶縁被覆導体48は第2の導体アレイを形成する。
いずれにせよ両方のアレイの導体の中心軸は直線状の共
通軌跡上にある。
以上説明した平坦なケーブル10′では、共通電位(典型
的には接地電位)に接続された導電層78によつて個々の
導体48は相互にある程度電磁的に隔離される。論じてい
るシース22′,24′に形態が類似している非導電材料で
形成されたシース部材が要求されるならば、それらが溝
およびそこに受入れられた導体48を覆うように隔壁30′
上に配置されてもよい。平坦なケーブルとして一体構造
にするために接着剤層がこれらの非導電材料のシース部
材と隔壁30′との間に設けられてもよい。そのような非
導電材料のシース部材はまた第1図乃至第6図の丸いケ
ーブルに示されたシースに使用してもよい。
しかしながら、この発明のさらに好ましい実施例によれ
ば、第1および第2の導電部材またはシース22′,24′
は隔壁30′の表面30′E、30′Iの一つにそれぞれ隣接
して配置されている。金属箔も使用できるけれども、シ
ース22′,24′は図では金属化したプラスティックフィ
ルム材料として示されている。導電性シース22′,24′
は隣接する隔壁30′の各表面上の隆起部34′と接触して
配置され、軸方向に延在する室44′を形成している。シ
ース22′,24′は導電層78とその間の機械的接触によつ
て電気的に接続されている。シースを導電層78に接続す
るめに任意の別の代替手段が使用され得る。例えば適当
な単一または束の裸線のドレイン線59′(第7図には示
されていないが、第8図および第9図には示されてい
る)が隔壁30′の一方の側またはそれぞれの側の室に設
けられている。ドレイン線59′は溝の任意の一つに挿入
することもできる。したがつてドレイン線59′はシース
22′,24′および導電層78と接続される。そのような装
置ではシース22′,24′はドレイン線59′共に接続する
ことにより、或いは共通電位に接続することにより相互
接続することができる。丸型ケーブル或いは平坦なケー
ブルに使用される導体48は単一、または束の線でよく、
発泡ポリオレフィンまたはフロロカーボン材料で被覆さ
れる。
第7図に示したケーブル10′に一体構造を与えるため
に、接着剤の層79がそれぞれシース22′および24′の内
側表面22′Iおよび内側表面24′I上に配置される。3M
コーポレーション(ミネソタ州ミネアポリス)からテー
プNo.924として市販されている感圧接着性のアクリル接
着転送テープが使用できる。その代りに任意のエラスト
マ、シリコーン、ゴムまたはプラスティック接着剤が使
用できる。接着剤層79は最少限シース22′および24′と
隔壁30′との間の機械的接触点において隔壁30′の各側
の隆起部32′に沿って配置されている。実際には接着剤
層79はシース22′,24′の内面に連続層として設けられ
ていると都合がよい。接着剤層79の存在はシース22′,2
4′と隔壁30′との間の必要な電気的接触を著しく損う
ことはない。さらに、もしも導体48がポリオレフィンま
たはフロロカーボン材料で被覆されているならば、これ
らの被覆は容易に接着剤と接着することは無いであろ
う。したがつて、そのような被覆を有する導体は曲げる
ときに隔壁およびシースに対して相対的に移動すること
ができ、したがつてケーブルの柔軟性を高める。接着剤
層79はシース22′,24′を隔壁30に付着させ、それによ
りそのような製作されたケーブルの構造の一体性を与え
る。
導体に対して発泡絶縁被覆が使用されるケーブルにおい
ては、発泡体は製造過程中およびそれに続く使用中に容
易に損傷を受ける。それは発泡体は比較的脆弱であるか
らである。外側シースに波形隔壁を接着することはセミ
リジッドな構造を与え、圧縮および伸長の両方の力に対
して導体の脆弱な被覆を保護する。もしも接着剤が存在
しないならば、引張り応力がケーブルを引離すように引
張り、導体の配列乱れて、ケーブルの電気的特性が大き
く変化するであろう。
もしも接着剤が使用されず、圧縮応力がケーブルに作用
するならば、波形隔壁はシースに対して容易に滑動して
導体が容易に損傷を受けるであろう。接着剤による結合
は隔壁のシースに対する滑動を阻止し、結果的に構造は
圧縮力に耐えることができ、したがつて比較的脆弱な導
体を保護する。
第8図および第9図はこの発明による平坦なケーブルの
別の実施例を示している。第8図の実施例において、隔
壁30′はそれと一体に形成され隔壁30′の縦方向の一方
の縁部に沿って延在する単一のフラップ82を備えてい
る。導電シース22′,24′はこのフラップ82の表面上の
別の導電材料層として形成されている。フラップ82は折
り線84A,84Bに沿って折り返されたとき導電シース22′,
24′が隔壁30′の各表面に重なり、その隆起部を接触さ
せて室44′を形成させる。
第9図に示された別の装置では、隔壁30′は隔壁30の縦
方向の両側の縁部に沿って一体に形成された1対のフラ
ップ86,88を備えている。導電シース22′,24′はこのフ
ラップ86,88のそれぞれの上に設けられている。この例
では各フラップ86,88がそれぞれ折り線90,92に沿って折
り返されたとき導電シース22′,24′が隔壁30′の各表
面に重なり、その隆起部を接触させて軸方向に延在する
管状の室44′を形成させる。
第7図に示された実施例の場合のように、接着剤層79が
単一フラップ82(第8図)の内面およびフラップ86,88
(第9図)の内面に配置される。
太いドレイン線59′がケーブル10′に設けられた導体の
線形配列の各横端にそれぞれ位置するような隔壁の各横
縁の溝中に配置される。ドレイン線59′は導体48の外径
と同じ外径を有することが必要である。ドレイン線59′
は1次的にはシースを終端するために設けられる。第2
に導体48として発泡体を有する導体が使用されるとき、
直線配列の各横端にあるドレイン線59′は脆弱な発泡体
を有する導体を保護する。また、ドレイン線その他の保
護線(電気回路と接続されていてもいなくても)は、そ
れらがケーブルに使用されるならば発泡体を有する導体
の機械的保護を行なうために導体の直線状配列の幅に沿
って点々と配置することができることを認識すべきであ
る。第3に、ドレイン線59′はコネクタが付加されると
きケーブル10′に対する歪みを軽減する作用をする。
隔壁30′がシース22′,24′で覆われていてもいなくて
も、適当な絶縁被覆58′が隔壁30′上に形成される。
第1図乃至第6図と関連して説明した丸型のケーブルの
場合のように、平坦なケーブル10′の各管状室44′は多
数の導体を有していてもよく、或いは管状室の交互のも
のは単一の導体48を有し、一方管状室の他のものは複数
の導体48を有していてもよい。
この発明による平坦なケーブル10′は第10A図乃至第10E
図に示すステップを使用して製造される。
第10A図に示すように、導体アレイは隔壁30′の1表面3
0′Iに対して配置される。隔壁30′は導体アレイに対
して押し付けられしたがつてそれに波形が与えられる。
導体48の第2のアレイが隔壁30′に形成された溝34′中
に配置される。その代りに第10B図に示すように導体ア
レイ48は同時に隔壁30′を形成するのに使用された弾性
材料の両面に配置されてもよい。導体48と隔壁30′が圧
縮力を受けたとき波形が隔壁30′に与えられるように導
体48は間隔を置いて配置される。各例において、圧縮力
は隔壁30′の中心から外側へ、または一方の側から他方
へ与えられる。どんな別の方法が使用されるにしても第
10C図に示すような構造が得られる。
もしもシース22′,24′がないならば、得られた第10C図
に示すような構造はその後適当な絶縁被覆で覆われる。
しかしながら、もしもシース22′,24′が使用されるな
らば、どの形態をシースが取るかに応じて製造工程の別
のステップが行われる。もしも隔壁30′の各縁部にフラ
ップ86,88が設けられる(第10C図)ならば、フラップ8
6,88は接着剤層79を設けられ、第10D図に示すように適
当な折り線90,92に沿って折り返され、隔壁30′に対し
て重なるようにシース22′,24′が配置される。もしも
第10E図に示すように単一のフラップ82が使用されるな
らば、フラップ82の内面の適当な部分に接着剤層79が設
けられ、フラップ82は第10E図に示すように折り線84A,8
4Bに沿って2度折り返され、隔壁30′の各面に対して重
なるようにフラップ82上に支持されたシース22′,24′
が配置される。その結果得れらた構造は絶縁被覆で覆わ
れる。もし使用されるのであればドレイン線59′が適切
に位置されるようにフラップ上に設けられる。
別の製造方法では、隔壁を形成するために使用される金
属化したプラスティック箔が供給リールから巻きほぐさ
れ、一連の輪郭付形ローラーを有する波形整形装置を使
用して波形が成型される。隔壁はまずその中央領域が波
形にされ、隔壁が波形整形装置中を移動するにしたがつ
て、順次隔壁の横縁に向かって波形が形成される。導体
および必要に応じてドレイン線が隔壁の各面の選択され
た溝上に配置される。それから接着剤層が隔壁の各面お
よび導体およびドレイン線の露出した部分に施される。
転送テープの支持体はテープが供給ロールから引出され
るときにそれから引き剥がされ、構造体がニップロール
を通過するとき隔壁、導体およびドレイン線上に押付け
られる。外側シース(導電材料か非導電材料かに関係し
ない)が隔壁の両面に配置される。このようにして得ら
れた構造体の両縁は適当な幅に整形される。ケーブル構
造体はそれから適当な絶縁材料被覆、好ましくは塩化ビ
ニール(PVC)からなる被覆59で被覆される。
以下の説明から当業者には、この発明による丸型、また
は平坦なケーブルが対応する同軸ケーブルの特性と実質
的に等しい電気的特性を示すことが認識できるであろ
う。しかしながら、通常のシールドされたケーブルはケ
ーブル10を形成するために使用できるから、そのような
特性が数分の1のコストで得られることになる。当業者
には上記したようなこの発明の利点を有する種々の変形
変更が可能である。このような変形変更は特許請求の範
囲に記載されたこの発明の技術的範囲に含まれるべきも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1実施例の丸型ケーブルの側面図で
あり、第2図は第1図の線2−2に沿った断面図であ
る。第3図は電磁的に隔離された室に複数の導体を有す
るケーブルの第2図と類似した断面図である。第4図お
よび第5図はこの発明の別の実施例の第2図および第3
図と類似した断面図である。第6A図乃至第6F図はこの発
明によるケーブルの製造のステップを示す図である。第
7図はこの発明の別の実施例の平坦なケーブルの斜視図
である。第8図および第9図は第7図を変形したこの発
明の別の実施例の平坦なケーブルの断面図である。第10
A図乃至第10E図はこの発明による平坦なケーブルの製造
のステップを示す図である。 10……ケーブル、12……コア、14……中心軸、22,24…
…シース、26……環状空間、30……隔壁、48,48A〜48K
……導体、58……ジャケット、59……ドレイン線。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開放した複数の溝を両面にそれぞれ形成さ
    れ、互いに電気的に接続された導電層がそれらの溝中に
    付着されている実質上平坦な波形部材と、 この波形部材の溝中に配置され、中心軸が実質上共通の
    平面に位置し、発泡性プラスチック材料の絶縁ジャケッ
    トで包囲されているワイヤから構成されている導体と、 前記波形部材の各表面に隣接してそれぞれ配置され、隣
    接する波形部材の表面の導電層と電気的に接触している
    第1および第2の導電部材と、 各導電部材と波形部材との間に配置された接着剤層とを
    具備し、 各導電部材およびそれと接触している導電層は内部に導
    体を有する前記開放した溝を閉じて導体を受入れてその
    全長にわたって包囲する管状の容器を限定し、 前記導電層および導電部材は互いに接着されて半剛性構
    造を形成して導体の発泡性プラスチック材料を保護し、
    使用時に予め定められた電位に接続されて導体がその全
    長にわたって実質上電磁的に隔離されていることを特徴
    とするケーブル。
  2. 【請求項2】開放した複数の溝を両面にそれぞれ形成さ
    れ、互いに電気的に接続された導電層がその溝中に付着
    されている実質上円筒状の波形部材と、 この波形部材の溝中に配置され、中心軸の断面軌跡が実
    質上共通の円上に位置しているワイヤから構成されてい
    る導体と、 前記波形部材の各表面に隣接してそれと同心的に配置さ
    れ、隣接する波形部材の表面の導電層と電気的に接触し
    ているほぼ円筒状の第1および第2の導電部材とを具備
    し、 各導電部材と導電層とは接触して開放した溝を閉じて共
    同して前記導体をその全長にわたって受入れる管状の容
    器を限定し、 前記導電層および導電部材は使用時に予め定められた電
    位に接続されて管状容器中の導体がその軸方向の全長に
    わたって実質上電磁的に隔離されていることを特徴とす
    るケーブル。
  3. 【請求項3】互いに同心状に配置され、その間に環状空
    間を形成している内側および外側導電部材と、 前記環状空間内に配置され、内側および外側表面に互い
    に電気的に接続された導電層を有し、軸方向に延在する
    複数の尾根部および溝部を備え、各尾根部はケーブルの
    軸方向の全長にわたってそれに隣接している導電部材と
    接触してケーブルの軸方向全長にわたって延在する実質
    上管状の容器を限定している波形隔壁と、 この各管状の容器中に配置されている導体とを具備し、
    導電部材と波形隔壁は予め定められた電位に接続されて
    各導体がその全長にわたって実質上電磁的に隔離されて
    いることを特徴とするケーブル。
  4. 【請求項4】互いに間隔を隔てて同心状に配置され、そ
    の間に環状空間を形成している内側部材および外側導電
    部材と、 前記環状空間内に配置され、内側および外側表面に互い
    に電気的に接続された導電層を有し、軸方向に延在する
    複数の尾根部および溝部を備え、各尾根部はケーブルの
    軸方向の全長にわたってそれに隣接している導電部材と
    接触してケーブルの軸方向全長にわたって実質上管状の
    容器を限定している波形隔壁と、 この各管状の容器中に配置された導体とを具備し、 導電部材と波形隔壁は使用時に予め定められた電位に接
    続されて管状容器中の導体がその全長にわたって電磁的
    に隔離されていることを特徴とするケーブル。
  5. 【請求項5】ケーブルの全長にわたって互いに同心状に
    配置され、その間に環状空間を形成している内側および
    外側導電部材と、 ケーブルの軸に沿って延在しほぼ螺旋形状で前記環状空
    間内に配置された第1の半径方向内側の導体アレイと、
    ケーブルの軸に沿って延在しほぼ螺旋形状で前記環状空
    間内に配置された第2の半径方向外側の導体アレイと、 前記環状空間内に配置され、そこに螺旋状に形成された
    複数の尾根部および対応する溝部を備え、溝の数は内側
    および外側導体アレイの導体の数に対応し、さらに内側
    および外側表面に互いに電気的に接続された導電層を有
    し、各尾根部はケーブルの軸方向の全長にわたってそれ
    に隣接している導電部材と接触してケーブルの軸方向全
    長にわたって螺旋状に延在する実質上管状の容器を限定
    している波形隔壁とを具備し、 内側および外側導体アレイの導体は波形隔壁の内側およ
    び外側表面の溝にそれぞれ受け入れられて内側および外
    側導体アレイの導体の軸がケーブルの中心軸から同じ半
    径距離に位置し、 導電部材と波形隔壁は使用時に予め定められた電位に接
    続されて各導体がその全長にわたって実質上電磁的に隔
    離されていることを特徴とするケーブル。
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