JPH0610137A - Si−C−Hf系複合コーティング形成方法 - Google Patents

Si−C−Hf系複合コーティング形成方法

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JPH0610137A
JPH0610137A JP16887292A JP16887292A JPH0610137A JP H0610137 A JPH0610137 A JP H0610137A JP 16887292 A JP16887292 A JP 16887292A JP 16887292 A JP16887292 A JP 16887292A JP H0610137 A JPH0610137 A JP H0610137A
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JP
Japan
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hafnium
methane
hydrogen
heated
sicl4
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Withdrawn
Application number
JP16887292A
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English (en)
Inventor
Takahiro Sekikawa
貴洋 関川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Si−C−Hf系複合コーティングの形成方
法に関する。 【構成】 加熱された金属ハフニウムに四塩化ケイ素を
接触させて低級塩化ハフニウムを発生させ、該低級塩化
ハフニウムとメタン、水素を加熱した基板上に供給して
基板上にSi−C−Hf系複合コーティングを形成する
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐熱・耐酸化性を有する
保護コーティングを得るための炭化ハフニウム(Hf
C)と炭化ケイ素(SiC)の複合化物であるSi−C
−Hf系複合コーティングの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のSi−C−Hf系複合コーティン
グを得る方法を図2及び図3によって説明する。図2に
おいて、四塩化ケイ素20とメタン21を原料としたS
iCコーティングを行うための混合ガスに、加熱炉24
で昇華させた四塩化ハフニウム23と水素22を加え、
CVD反応容器25に導入する方法あるいは図3におい
て、四塩化ケイ素20、メタン21及び水素22を原料
としたSiCコーティングを行うための混合ガスに加熱
炉24で加熱した金属ハフニウム27と塩素26を接触
させて発生させた塩化ハフニウムガスを加え、CVD反
応容器25に導入する方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】四塩化ハフニウムある
いは金属ハフニウムと塩素を用いる従来の方法のうち、
四塩化ハフニウムを原料に用いたコーティング方法の場
合(図2の場合)はCVD反応器でコーティングを形成
させるためには1700〜1800℃の高温を要し、又
金属ハフニウムを原料に用いたコーティング方法の場合
(図3の場合)は毒性の強い塩素を使用しなければなら
ず、原料ガスの取り扱いには注意を要するものであっ
た。
【0004】本発明は上記技術水準に鑑み、従来の方法
がもつ上記のような問題点を解消させ、1500℃以下
の温度で反応させ、かつ取り扱いに危険の伴う塩素等の
ハロゲンガスを使用しないでSi−C−Hf系複合コー
ティングを得る方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】CVDによるSiCコー
ティング法として、一般的に知られている方法はメチル
トリクロロシランを熱分解する方法及び四塩化ケイ素と
メタンを反応させる方法がある。メチルトリクロロシラ
ンの熱分解法は原料1分子中のケイ素と炭素の組成比が
1:1であるため、ケイ素:炭素=1:1のラインコン
パウンドであるSiC単独のコーティングを得るために
は有効な方法であるが、複合コーティング等の他の物質
を含む場合には不適であり、そのような場合にはケイ素
源と炭素源を別々に供給する四塩化ケイ素とメタンを反
応させる方法が用いられている。
【0006】またHfCコーティング法では、1500
℃以下の温度でHfCコーティングを形成させるために
は、熱力学的観点から二塩化ハフニウムあるいは三塩化
ハフニウムを原料に用いる必要があるが、非常に不安定
であり通常は金属ハフニウムを塩素化して得ている。
【0007】本発明者は金属ハフニウムを四塩化ケイ素
で塩素化することにより低級塩素化ハフニウムを発生さ
せ、メタン、水素と共にCVD反応容器へ供給し、この
際、四塩化ケイ素の供給量、金属ハフニウムと四塩化ケ
イ素の反応温度及びコーティングを形成させるための反
応温度について鋭意研究の結果、CVD反応容器内に設
置した基板上に、ケイ素、炭素及びハフニウムを含む複
合コーティングが生成することを発見した。
【0008】本発明は上記知見に基づいて完成されたも
のであって、加熱された金属ハフニウムに四塩化ケイ素
を接触させて低級塩化ハフニウムを発生させ、該低級塩
化ハフニウムとメタン、水素を加熱した基板上に供給す
ることを特徴とする基板上にSi−C−Hf系複合コー
ティングを形成する方法である。
【0009】本発明において、低級塩素化ハフニウムの
生成条件は一般的に600〜700℃に加熱された金属
ハフニウムに20〜25℃で気化した四塩化ケイ素を接
触させることによって得られる。また、Si−C−Hf
系複合コーティングは一般的に金属ハフニウム消費量:
15〜20mg/min、四塩化ケイ素消費量:100
〜250mg/min、メタン供給量:0.45ml/
min、水素供給量:200mg/minの条件で得ら
れる。Si−C−Hf系複合コーティングが形成される
基板は一般的に炭素系素材のものであり、基板上にSi
−C−Hf系複合コーティングを形成させる時の基板の
加熱温度は一般的に1200〜1400℃が採用され
る。この温度範囲ではSi−C−Hf系複合コーティン
グは異常成長もなく良好なコーティングが得られる。
【0010】
【作用】加熱した金属ハフニウムに四塩化ケイ素を接
触、反応させることにより、反応性の高い低級の塩化ハ
フニウムを発生させることができ、メタン及び水素と共
に供給したCVD反応容器内で、ケイ素、炭素及びハフ
ニウムの複合コーティングを得ることができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1を参照しながら説明
する。図1において、CVD反応容器14への原料ガス
供給は以下のようにして行う。すなわち四塩化ケイ素は
キャリアガスであるアルゴンが、アルゴンガスボンベ3
からバルブ12を通して四塩化ケイ素気化器4に導入さ
れ、四塩化ケイ素17は気化される。この時アルゴン流
量はマスフローコントローラ7及び8で制御される。一
方、メタン及び水素はメタンガスボンベ1及び水素ガス
ボンベ2からバルブ9及び10を通して導入ガスライン
13に導入される。この時、メタン及び水素流量はマス
フローコントローラ5及び6で制御される。
【0012】アルゴンガスと共に供給される四塩化ケイ
素、メタン及び水素は導入ガスライン13を通してCV
D反応容器14に導入される。ここで金属ハフニウム加
熱炉15で加熱された金属ハフニウム18は四塩化ケイ
素と接触して低級塩化ハフニウムガスを発生し、残りの
ガスと共に基板加熱炉16で加熱された基板19上に供
給される。ここでCVD反応が行われる。
【0013】市販の金属ハフニウム18及び四塩化ケイ
素17を図1に示す原料供給系に設置して、CVD反応
容器14内を十分にアルゴン置換した後、四塩化ケイ
素、メタン及び水素を加熱したCVD反応容器14に導
入し1気圧のアルゴン雰囲気で、以下の条件でCVDを
行ったところC/C複合材(炭素−炭素系複合材)基板
上に45μm厚のコーティングを得た。 〇 基板加熱温度・・・・1330℃ 〇 金属ハフニウム加熱温度・・・・600℃ 〇 CVD反応時間・・・・2.5時間 〇 メタン流量・・・・4.5cc/min 〇 水素流量・・・・204cc/min 〇 アルゴン流量・・・・576cc/min(アルゴ
ン流量576cc/minのうち、144cc/min
をキャリアガスとして四塩化ケイ素気化器に導入)
【0014】このC/C複合材基板上の析出物を、EP
MAにより分析(線分析)したところ、HfC:SiC
=2:7の組成であり、ケイ素、炭素、ハフニウムの各
元素が共存しいずれもコーティング内部に分布している
ことが確認された。
【0015】上記の要領で、CVD反応容器14にガス
を導入し、基板加熱温度、金属ハフニウム加熱温度及び
四塩化ハフニウム気化器へのアルゴンガス流量を変化さ
せた以下の条件でCVDを行ったところC/C複合材基
板上に25μm厚のコーティングを得た。 〇 基板加熱温度・・・・1230℃ 〇 金属ハフニウム加熱温度・・・・700℃ 〇 CVD反応時間・・・・5時間 〇 メタン流量・・・・4.5cc/min 〇 水素流量・・・・204cc/min 〇 アルゴン流量・・・・576cc/min(アルゴ
ン流量576cc/minのうち、72cc/minを
キャリアガスとして四塩化ケイ素気化器に導入)
【0016】このC/C複合材基板上の析出物を、EP
MAにより分析(線分析)したところ、HfC:SiC
=3:8〜7:8の組成であり、ケイ素、炭素、ハフニ
ウムの各元素が共存し、いずれもコーティング内部に分
布していることが確認された。
【0017】なお、図1において、1はメタンガスボン
ベ、2は水素ガスボンベ、3はアルゴンガスボンベ、4
は四塩化ハフニウム気化器、5,6,7及び8はマスフ
ローコントローラ、9,10,11及び12はバルブ、
13は導入ガスライン、14はCVD反応容器、15は
金属ハフニウム加熱炉、16は基板加熱炉、17は四塩
化ケイ素、18は金属ハフニウム、19は基板である。
【0018】
【発明の効果】本発明の方法により、Si−C−Hf系
複合コーティングの膜を得るための装置は真空系や複雑
な配管の不要な簡単な構造のものであり、また低級塩化
ハフニウムガスを発生させるための四塩化ケイ素は毒性
の低いものであり、使用する原料も取扱い易いものであ
るので、本発明によればSi−C−Hf系複合コーティ
ングを高価な装置を必要とせず、簡便に膜として得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための原料供給系の説明
図。
【図2】従来のSi−C−Hf系複合コーティング方法
の一態様の説明図。
【図3】従来のSi−C−Hf系複合コーティング方法
の他の態様の説明図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱された金属ハフニウムに四塩化ケイ
    素を接触させて低級塩化ハフニウムを発生させ、該低級
    塩化ハフニウムとメタン、水素を加熱した基板上に供給
    することを特徴とする基板上にSi−C−Hf系複合コ
    ーティングを形成する方法。
JP16887292A 1992-06-26 1992-06-26 Si−C−Hf系複合コーティング形成方法 Withdrawn JPH0610137A (ja)

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