JPH06101410A - 蒸気タービンのノズル - Google Patents

蒸気タービンのノズル

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JPH06101410A
JPH06101410A JP25235192A JP25235192A JPH06101410A JP H06101410 A JPH06101410 A JP H06101410A JP 25235192 A JP25235192 A JP 25235192A JP 25235192 A JP25235192 A JP 25235192A JP H06101410 A JPH06101410 A JP H06101410A
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JP
Japan
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nozzle
steam
steam turbine
link
turbine
Prior art date
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Pending
Application number
JP25235192A
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English (en)
Inventor
Noriaki Kitaguchi
典昭 北口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ノズル可動部12は、ノズル1の出口側上部の
切欠部16に設けられ、ノズル可動部12には回転棒1
5が固定されており、回転棒15の下端は切欠部16の
下側16aで回動自在に枢支されている。回転棒15の
上端は外輪7を貫通し隔板に枢支され、リンク機構部1
3のリンク17の一端に固定されている。一方、リンク
機構部13には、リンク17の他端に枢支され水平方向
に作動するリンク棒18aが設けられ、この連動リンク
棒18aの一端から分岐して油圧シリンダ19のピスト
ン19aと連動する連動リンク棒18bが設けられてい
る。制御装置14は、タービン負荷信号を入力して蒸気
タービンに応じて油圧シリンダ19の油圧を変化させて
ノズル可動部12の角度を変化させる。 【効果】低負荷でも剥離も抑制され、タービンの効率が
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気タービンのノズル
(静翼)に係わり、特に低圧の最終段落およびその付近
の段落で使用するに好適な蒸気タービンのノズルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】蒸気タービンのノズル(静翼)は、蒸気
熱エネルギーを速度エネルギーにかえるときに、蒸気の
流出方向を特定方向に揃えて羽根に効率よく蒸気が流入
させるものであり、蒸気タービンでは重要な構成部品の
一つである。
【0003】ノズルの作用を高負荷時を例に図5を参照
して説明すると、ノズル1と羽根2が相対的に図の関係
であったとき、ノズル出口の蒸気の流れ3羽根の周速4
とすれば、羽根への蒸気の相対流れ5のようになる。こ
れによつて、羽根2への蒸気の相対流れ5が羽根2に最
適な角度と速度となって流入する。図6は、ノズルを断
面方向からみたもので外輪7と内輪8にノズル1が溶接
されており、高負荷時には図示鎖線矢印に示す蒸気が乱
流を生じることなく流れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た作用のノズルは、最大負荷時に十分に蒸気を流すこと
ができるようにノズル1と羽根2が設計されており次の
ような問題がある。
【0005】まず、一つには、近年、発電用の蒸気ター
ビンは大容量化が進み、最終段翼には1メートル前後の
羽根が使われ、また、昼夜の電力需要の落差から、昼間
では最大出力でタービンが運転され、夜間では低出力で
運転される状況になっている。ところが、図5および図
6で説明した如く、最大負荷において十分な蒸気を流し
得るようにノズル1や羽根2を設計されているから、低
負荷では蒸気の圧力や温度が低く、流量が少ないために
必然的にノズル1の入口と出口でのエンタルピや圧力の
差が小さくなる。このため、低負荷時に図7に示すよう
にノズル出口の蒸気の流れ3が小さくなるから、羽根へ
の蒸気の相対流れ5が変化し、剥離の流れ6を生じ羽根
の性能が低下する。特に、長翼を有する最終段落では、
図7に示すように羽根先端付近での羽根への蒸気流入角
が当初の設計点から大きくずれるため、性能が大幅に低
下するという問題がある。
【0006】もう一つは、高負荷時には羽根2の入口と
出口では図6に示すように乱れのない流れであるが、低
負荷時には図8に示すように、ルート付近では羽根の入
口と出口での圧力差が逆転して流れが大きく乱れ、図8
に示すように逆流を起こすことが知られている。このよ
うな流れの乱れは損失となってタービンの性能を悪くす
る上、羽根2やノズル1に対する大きな励振力となるた
め、タービンの設計上振動に対する考慮が必要である。
【0007】従来の技術では性能低下はやむを得ないも
のとして、振動に対しては羽根2やノズル1を強固に構
成すると共に、羽根は互いを連結して振動抑制作用を持
たせる等、いわば受け身の対策を取るしかなく、時には
予想し得ない大きな振動となることがあり、最近ある原
子力発電所で静翼を損傷した事例がある。また、時には
低負荷での運転を制限することもあり、蒸気タービンの
信頼性、運用にとって一つの大きな障害となっている。
【0008】このような従来の問題は、蒸気タービンが
強靱な金属で強固に組立られた機械であり、羽根やノズ
ルは一定の形状を有しているため、タービンの負荷に応
じて変化する蒸気タービンに追従できず、低負荷での損
失や振動はある程度避けられないものと考えられてい
た。
【0009】上記問題を解決する類似する手段として、
例えば、図9に示すように航空機9の主翼11のフラッ
プ10を上下させることが知られている。すなわち、図
10は図9のAーA断面図で、巡行時には、フラップ1
0を水平方向とする、離着陸の低速時には、フラップ1
0を下方向として翼面積を増加させて浮力を増加させて
いるが、これによって蒸気タービンのノズルの如く流れ
の出口の流体の状態を制御するものではなく、図9に示
す手段は全く別の技術である。
【0010】また、流体機械の可動翼の例では、コンプ
レッサのガイドベン、ポンプの可変ピッチ翼などがある
が、これらのいずれも被駆動機の事例であり、原動機に
対してかかる構造を適用した事例はこれまでに存在しな
い。従って、流体力学的には別の発想による別の技術で
あり、これらの技術に用いても上記した問題を解決する
ことはできない。
【0011】そこで、本発明は、タービン負荷に応じて
羽根に流入する蒸気の速度と角度を最適に制御してター
ビン効率を向上させると共に、流れの乱れを抑えてター
ビンの損失を減少させると共に振動を抑える蒸気タービ
ンのノズルを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、蒸気
の流出方向を特定方向に揃えて羽根に流入させるための
外輪と内輪とに固定される蒸気タービンのノズルにおい
て、蒸気タービンの運転状態に応じてノズルの出口面積
の増減により蒸気の流出方向を変えるノズル可動部とを
設けるようにしたものである。
【0013】請求項2の発明は、蒸気タービン負荷信号
またはノズルの入口と出口との圧力差に基づいてノズル
可動部を可動制御する制御手段を備えるようにしたもの
である。
【0014】
【作用】上記構成により、ノズルから流出する蒸気の角
度がノズル出口面積が狭くなるように変化し、蒸気の流
出速度が増加し、羽根に流入する蒸気の角度が高負荷時
とほぼ等しくなり剥離も抑制され、タービンの効率が向
上する。また、同時にノズル出口圧力の調整が可能であ
るため、ノズルに続く羽根の入口圧力を上げることがで
き、羽根ルート付近での逆流現象を抑制して損失を減ら
し、流れの乱れにより励起される羽根の振動を抑制する
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は、本発明の第1実施例を示す蒸気タ
ービンのノズルの説明図である。図5乃至図8で説明し
た蒸気タービンのノズルと異なる点は、ノズル1の一部
にノズル可動部12と蒸気タービンの負荷が小さいとき
ノズル出口面積が狭くなるようにノズル可動部12を動
作させるリンク機構部13と制御装置14とを設けた点
である。
【0017】ノズル可動部12は、ノズル1の出口側上
部の切欠部16に設けられ、ノズル可動部12には回転
棒15が固定されており、回転棒15の下端は切欠部1
6の下側16aで回動自在に枢支される一方、回転棒1
5の上端は外輪7を貫通し図示省略する隔板に枢支さ
れ、さらに、リンク機構部13のリンク17の一端に固
定されている。一方、リンク機構部13には、リンク1
7の他端に枢支され水平方向に作動するリンク棒18a
が設けられ、この連動リンク棒18aの一端から分岐し
て油圧シリンダ19のピストン19aと連動する連動リ
ンク棒18bが設けられている。制御装置14は、予め
蒸気タービンの運転状態、例えば、タービン負荷信号に
応じて最適なノズル可動部12の位置になるようにター
ビン負荷信号と油圧との関係を測定し設定しておき、設
定された前記関係と運転時のタービン負荷信号とから油
圧シリンダ19の油圧を変化させてピストン19aを最
適な位置にするようにしている。
【0018】上記構成で、制御装置14からの油圧に応
じてピストン19aが図示矢印方向に移動し、これに対
応して連動リンク棒18bと連動リンク棒18aも図示
矢印方向に移動する。これに応じてリンク17に固定さ
れた回転棒15を支点として図示矢印方向に回動する。
これによって、ノズル可動部12が最適な角度に制御さ
れる。
【0019】図2は、図1のBーB断面図で、蒸気ター
ビンの高負荷時に比較して低負荷時では、ノズル可動部
12を図2に示すようにノズル出口面積が狭くなる方向
に動かす。これによつて、羽根2への蒸気の相対流れ5
が図3に示すようになり、図5に示す高負荷時とほぼ蒸
気の角度が等しく剥離の流れ6も抑制される。
【0020】このように、ノズル1にはノズル可動部1
2が設けられ、このノズル可動部12は回転棒15に固
定され、回転棒15は隔板に設けられた支点を中心に回
転することができる。このようなノズルの構成は、この
段落の全てのノズルに装備されており、各ノズルの回転
棒15はリンク機構部13により互いに連結されてその
一端は、油圧シリンダ19のピストン19aに連絡され
ている。油圧シリンダ19はタービン負荷信号、ノズル
入口、出口、羽根出口の圧力信号等により制御され、蒸
気タービンの運転状態に応じてノズル可動部12は最適
な角度に制御される。
【0021】次に、本発明の第2実施例を図4を参照し
て説明する。
【0022】本実施例は、ノズル1にノズル可動部12
を設ける点で第1実施例と同じであるが、ノズル可動部
12を回動させるためにベローズ20を設け、ベローズ
20の連絡シャフト20aをリンク17を介して回転棒
15に取付けている。ベローズ20の内側は圧力配管2
1aを介して段落のノズル入口部に接続する。一方、ベ
ローズ20の外側は圧力配管21bを介してノズル1の
出口側または羽根2の出口側に接続している。これによ
って、ノズル1の入口側とノズル1の出口側との圧力差
に応じてベローズ20の連絡シャフト20aが図示矢印
方向に移動し、回転棒15の回動によってノズル可動部
12の角度が制御される。なお、駆動部としてのベロー
ズ20は、ダイヤフラムで構成してもよい。
【0023】第2実施例によれば、段落における圧力差
に応じてノズル可動部12の角度が制御されることから
蒸気タービンの最終段付近の効率低下と振動の増加が解
消される。
【0024】このようにノズル1から流出する蒸気の角
度がノズル出口面積が狭くなる方向に変化し蒸気の流出
速度が増加するため羽根2に流入する蒸気の角度が低負
荷時にも最適化されて剥離も抑制され、タービンの効率
を向上することができる。また、同時にノズル出口圧力
の調整が可能であるため、ノズル1に続く羽根2の入口
圧力を上げることができ、羽根ルート部付近での逆流現
象を抑制して損失を減らし、流れの乱れにより励起され
る羽根の振動を抑制することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、蒸
気タービンの運転状態に応じてノズルから流出する蒸気
の角度が変化するから羽根に流入する蒸気の角度が低負
荷でも高負荷時とほぼ等しくなり剥離も抑制され、ター
ビンの効率が向上する。また、同時にノズル出口圧力の
調整がされるため羽根の入口圧力を上げることができ、
羽根ルート付近での逆流現象が抑制されて損失が減少
し、また、流れの乱れにより励起される羽根の振動を抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す蒸気タービンのノズ
ルの構成を示す説明図である。
【図2】図1の蒸気タービンのノズルの作用を示す説明
図である。
【図3】図1の蒸気タービンのノズルの低負荷時の蒸気
の流速と角度を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す蒸気タービンのノズ
ルの構成を示す説明図である。
【図5】従来の蒸気タービンのノズルにおける高負荷時
の蒸気の流速と角度を示す説明図である。
【図6】従来の蒸気タービンのノズルにおける高負荷時
の蒸気の流れを示す説明図である。
【図7】従来の蒸気タービンのノズルにおける低負荷時
の蒸気の流速と角度を示す図5に対応する説明図であ
る。
【図8】従来の蒸気タービンのノズルにおける低負荷時
の蒸気の流れを示す図6に対応する説明図である。
【図9】蒸気タービンのノズルの類似技術を示す説明図
である。
【図10】図9のAーA断面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ノズル 2 羽根 12 ノズル可動部 13 リンク機構部 14 制御装置 15 回転棒 16 切欠部 17 リンク 18a 連動リンク棒 18b 連動リンク棒 19 油圧シリンダ 20 ベローズ 21a 圧力配管 21b 圧力配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気の流出方向を特定方向に揃えて羽根
    に流入させるための外輪と内輪とに固定される蒸気ター
    ビンのノズルにおいて、 蒸気タービンの運転状態に応じて前記ノズルの出口面積
    の増減により前記蒸気の流出方向を変えるノズル可動部
    を備えたことを特徴とする蒸気タービンのノズル。
  2. 【請求項2】 蒸気タービン負荷信号または前記ノズル
    の入口と出口との圧力差に基づいて前記ノズル可動部を
    可動制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の蒸気タービンのノズル。
JP25235192A 1992-09-22 1992-09-22 蒸気タービンのノズル Pending JPH06101410A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6994518B2 (en) * 2002-11-13 2006-02-07 Borgwarner Inc. Pre-whirl generator for radial compressor
CN104454028A (zh) * 2014-11-14 2015-03-25 东方电气集团东方汽轮机有限公司 提高汽轮发电机组采暖供热季节运行效率的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6994518B2 (en) * 2002-11-13 2006-02-07 Borgwarner Inc. Pre-whirl generator for radial compressor
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