JPH06101486A - エンジンの吸気制御装置 - Google Patents
エンジンの吸気制御装置Info
- Publication number
- JPH06101486A JPH06101486A JP4251410A JP25141092A JPH06101486A JP H06101486 A JPH06101486 A JP H06101486A JP 4251410 A JP4251410 A JP 4251410A JP 25141092 A JP25141092 A JP 25141092A JP H06101486 A JPH06101486 A JP H06101486A
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- JP
- Japan
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- intake
- valve
- intake passage
- partition member
- bottom wall
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 仕切板を具備しないタイプと略同じ工程でも
ってエンジンの組み立が可能であり、工程管理を容易に
行えるエンジンの吸気制御装置を提供する。 【構成】 シリンダヘッドの吸気通路17の底壁17d
内に、低吸入空気量時に該吸気通路の底壁側部分を絞り
込むことにより吸入空気を吸気通路17の天壁側に偏ら
せて流す吸気制御弁21を回動可能に配設して吸気制御
装置を構成する。この場合に、上記吸気通路17の上記
吸気制御弁21より下流側部分を天壁側部分Cと底壁側
部分Dとに区分けする仕切部材30を設けるとともに、
シリンダヘッドに装着されたバルブシート27に対して
着脱可能に係合し得る係合部31aを上記仕切部材30
に設ける。
ってエンジンの組み立が可能であり、工程管理を容易に
行えるエンジンの吸気制御装置を提供する。 【構成】 シリンダヘッドの吸気通路17の底壁17d
内に、低吸入空気量時に該吸気通路の底壁側部分を絞り
込むことにより吸入空気を吸気通路17の天壁側に偏ら
せて流す吸気制御弁21を回動可能に配設して吸気制御
装置を構成する。この場合に、上記吸気通路17の上記
吸気制御弁21より下流側部分を天壁側部分Cと底壁側
部分Dとに区分けする仕切部材30を設けるとともに、
シリンダヘッドに装着されたバルブシート27に対して
着脱可能に係合し得る係合部31aを上記仕切部材30
に設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸気通路面積を吸気制
御弁によって制御するようにしたエンジンの吸気制御装
置に関し、詳細には吸入空気量が少ない状態での燃焼安
定性を向上して特に低中速・低負荷域運転域での燃費率
を向上でき、かつエンジン組立時の工程管理を容易に行
えるようにした構造に関する。
御弁によって制御するようにしたエンジンの吸気制御装
置に関し、詳細には吸入空気量が少ない状態での燃焼安
定性を向上して特に低中速・低負荷域運転域での燃費率
を向上でき、かつエンジン組立時の工程管理を容易に行
えるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの燃費の向上を図るには、吸気
量が少ない場合でも流速を高めることにより燃焼室内に
縦渦(タンブル)を発生させ、希薄空燃比での燃焼を安
定化させることが効果的であることが知られている。こ
のようなタンブルを発生できる吸気制御装置として、本
件出願人は、低吸入空気量時に吸気通路の底壁側部分を
絞り込む吸気制御弁を配設するとともに、上記吸気通路
の吸気制御弁下流側部分を天壁側部分と底壁側部分とに
区分けする仕切板を配設してなる吸気制御装置を提案し
た(特願平3−360129号参照) 。この提案装置によれ
ば、吸入空気量が少ない場合でも、吸気流に気筒軸方向
に縦向きに流れる方向性を与えてタンブルを確実に発生
させることができる。
量が少ない場合でも流速を高めることにより燃焼室内に
縦渦(タンブル)を発生させ、希薄空燃比での燃焼を安
定化させることが効果的であることが知られている。こ
のようなタンブルを発生できる吸気制御装置として、本
件出願人は、低吸入空気量時に吸気通路の底壁側部分を
絞り込む吸気制御弁を配設するとともに、上記吸気通路
の吸気制御弁下流側部分を天壁側部分と底壁側部分とに
区分けする仕切板を配設してなる吸気制御装置を提案し
た(特願平3−360129号参照) 。この提案装置によれ
ば、吸入空気量が少ない場合でも、吸気流に気筒軸方向
に縦向きに流れる方向性を与えてタンブルを確実に発生
させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記提案に係る吸気制
御装置において、仕切板の組み付けの際には、まず、吸
気通路内に仕切板を挿入した後、該吸気通路の吸気弁開
口内にバルブシートを圧入する。そして、該バルブシー
トにより該吸気通路の内壁との間で仕切板の一部を挟持
することによって、仕切板を該吸気通路内に装着し、そ
の後、該バルブシートのシート面(バルブヘッド当接
面)の加工を行っている。
御装置において、仕切板の組み付けの際には、まず、吸
気通路内に仕切板を挿入した後、該吸気通路の吸気弁開
口内にバルブシートを圧入する。そして、該バルブシー
トにより該吸気通路の内壁との間で仕切板の一部を挟持
することによって、仕切板を該吸気通路内に装着し、そ
の後、該バルブシートのシート面(バルブヘッド当接
面)の加工を行っている。
【0004】従って上記仕切板を具備するタイプの場
合、エンジンの組み立てラインにおいて仕切板を挿入
し、その後に上記吸気通路内にバルブシートを圧入し、
しかる後シート面の加工を行う等大幅に工程を変更する
必要があり、工程管理が非常に面倒である。
合、エンジンの組み立てラインにおいて仕切板を挿入
し、その後に上記吸気通路内にバルブシートを圧入し、
しかる後シート面の加工を行う等大幅に工程を変更する
必要があり、工程管理が非常に面倒である。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、仕切板を具備しないタイプと略同じ工程でもってエ
ンジンの組み立が可能であり、工程管理を容易に行える
エンジンの吸気制御装置を提供することを目的としてい
る。
で、仕切板を具備しないタイプと略同じ工程でもってエ
ンジンの組み立が可能であり、工程管理を容易に行える
エンジンの吸気制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、シリンダヘ
ッドの吸気通路の底壁内に、低吸入空気量時に該吸気通
路の底壁側部分を絞り込むことにより吸入空気を吸気通
路の天壁側に偏らせて流す吸気制御弁を回動可能に配設
し、上記吸気通路の上記吸気制御弁より下流側部分を天
壁側部分と底壁側部分とに区分けする仕切部材を設ける
とともに、シリンダヘッドに装着されたバルブシートに
対して着脱可能に係合し得る係合部を上記仕切部材に設
けたことを特徴とするエンジンの吸気制御装置である。
ッドの吸気通路の底壁内に、低吸入空気量時に該吸気通
路の底壁側部分を絞り込むことにより吸入空気を吸気通
路の天壁側に偏らせて流す吸気制御弁を回動可能に配設
し、上記吸気通路の上記吸気制御弁より下流側部分を天
壁側部分と底壁側部分とに区分けする仕切部材を設ける
とともに、シリンダヘッドに装着されたバルブシートに
対して着脱可能に係合し得る係合部を上記仕切部材に設
けたことを特徴とするエンジンの吸気制御装置である。
【0007】
【作用】この発明に係るエンジンの吸気制御装置によれ
ば、吸入空気量が少ない時は、吸気制御弁が吸気通路の
底壁側部分を絞り込み、また仕切部材が吸気制御弁より
下流側を天壁側部分と底壁側部分に区分けしているの
で、吸入された空気は、通路面積の狭い天壁側部分に偏
って流れるとともに速度が上昇する。これにより気筒内
に流入する吸気流は、気筒軸方向に流れる縦向きの方向
性が与えられ、その結果タンブルが発生して希薄燃焼が
安定して行われる。また、高吸入空気量時には吸気制御
弁は全開位置に回動し、これにより吸気通路内に吸気制
御弁が在留することはなく、吸気抵抗の増大を回避でき
る。
ば、吸入空気量が少ない時は、吸気制御弁が吸気通路の
底壁側部分を絞り込み、また仕切部材が吸気制御弁より
下流側を天壁側部分と底壁側部分に区分けしているの
で、吸入された空気は、通路面積の狭い天壁側部分に偏
って流れるとともに速度が上昇する。これにより気筒内
に流入する吸気流は、気筒軸方向に流れる縦向きの方向
性が与えられ、その結果タンブルが発生して希薄燃焼が
安定して行われる。また、高吸入空気量時には吸気制御
弁は全開位置に回動し、これにより吸気通路内に吸気制
御弁が在留することはなく、吸気抵抗の増大を回避でき
る。
【0008】また、上記仕切部材には、シリンダヘッド
の吸気通路に装着されたバルブシートに対して着脱可能
な係合部が設けられているので、組み立てラインにおい
ては、仕切部材を具備しないタイプと同様に、まずバル
ブシートの組み付けを行ってから、バルブシートのシー
ト面の加工を行う。次に、上記係合部を利用して、該仕
切部材をバルブシートに取り付ける。
の吸気通路に装着されたバルブシートに対して着脱可能
な係合部が設けられているので、組み立てラインにおい
ては、仕切部材を具備しないタイプと同様に、まずバル
ブシートの組み付けを行ってから、バルブシートのシー
ト面の加工を行う。次に、上記係合部を利用して、該仕
切部材をバルブシートに取り付ける。
【0009】したがって、仕切部材を具備するタイプ及
び具備しないタイプのいずれの場合であっても、組み立
てラインにおいては、まずバルブシートの組み付け及び
シート面の加工を行えばよい。そして、バルブシートを
具備するタイプについは、シート面の加工後に仕切部材
の取り付けを行う。これにより、特に、仕切部材を具備
するタイプと具備しないタイプとを同じラインで流す場
合において、工程管理を容易に行うことができる。
び具備しないタイプのいずれの場合であっても、組み立
てラインにおいては、まずバルブシートの組み付け及び
シート面の加工を行えばよい。そして、バルブシートを
具備するタイプについは、シート面の加工後に仕切部材
の取り付けを行う。これにより、特に、仕切部材を具備
するタイプと具備しないタイプとを同じラインで流す場
合において、工程管理を容易に行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面について説
明する。図1ないし図8は本発明の一実施例によるエン
ジンの吸気制御装置を説明するための図である。
明する。図1ないし図8は本発明の一実施例によるエン
ジンの吸気制御装置を説明するための図である。
【0011】図において、1は水冷式4サイクル4バル
ブエンジンであり、これはクランクケース2上にシリン
ダブロック3,シリンダヘッド4を積層してヘッドボル
トで締結し、該シリンダヘッド4のヘッドカバー側合面
4iにヘッドカバー5を装着した構造のものである。上
記シリンダブロック3に形成されたシリンダボア3a内
にはピストン7が摺動自在に挿入配置されており、該ピ
ストン7はコンロッド8でクランク軸(図示せず)に連
結されている。
ブエンジンであり、これはクランクケース2上にシリン
ダブロック3,シリンダヘッド4を積層してヘッドボル
トで締結し、該シリンダヘッド4のヘッドカバー側合面
4iにヘッドカバー5を装着した構造のものである。上
記シリンダブロック3に形成されたシリンダボア3a内
にはピストン7が摺動自在に挿入配置されており、該ピ
ストン7はコンロッド8でクランク軸(図示せず)に連
結されている。
【0012】上記シリンダヘッド4のシリンダブロック
側合面4aには燃焼室を構成する燃焼凹部4bが凹設さ
れている。この燃焼凹部4bには吸気弁開口4c,排気
弁開口4dがそれぞれ2つずつ開口している。なお、上
記各開口4c,4dは、これらの部分に圧入装着された
概ねリング状のバルブシート27,28の各開口によっ
てそれぞれ形成されている。また、各排気弁開口4dに
は排気弁10のバルブヘッド10aが、各吸気弁開口4
cには吸気弁11のバルブヘッド11aがそれぞれ各開
口を開閉可能に、すなわち上記バルブシート28,27
の各シート面に密接可能に配置されている。この排気,
吸気弁10,11のバルブステム10b,11bはカム
軸方向に見て所定の挟み角をなすように気筒軸方向に斜
め上方に延びており、その上端には排気,吸気リフタ1
2,13がそれぞれ装着されている。また該各リフタ1
2,13上には、これを押圧駆動する排気,吸気カム軸
14,15が気筒軸と直角方向に向けて、かつ互いに平
行に配置されている。なお、12a,13aは各弁を閉
方向に付勢するバルブスプリング、29はその電極部が
燃焼室中央に位置する点火プラグである。
側合面4aには燃焼室を構成する燃焼凹部4bが凹設さ
れている。この燃焼凹部4bには吸気弁開口4c,排気
弁開口4dがそれぞれ2つずつ開口している。なお、上
記各開口4c,4dは、これらの部分に圧入装着された
概ねリング状のバルブシート27,28の各開口によっ
てそれぞれ形成されている。また、各排気弁開口4dに
は排気弁10のバルブヘッド10aが、各吸気弁開口4
cには吸気弁11のバルブヘッド11aがそれぞれ各開
口を開閉可能に、すなわち上記バルブシート28,27
の各シート面に密接可能に配置されている。この排気,
吸気弁10,11のバルブステム10b,11bはカム
軸方向に見て所定の挟み角をなすように気筒軸方向に斜
め上方に延びており、その上端には排気,吸気リフタ1
2,13がそれぞれ装着されている。また該各リフタ1
2,13上には、これを押圧駆動する排気,吸気カム軸
14,15が気筒軸と直角方向に向けて、かつ互いに平
行に配置されている。なお、12a,13aは各弁を閉
方向に付勢するバルブスプリング、29はその電極部が
燃焼室中央に位置する点火プラグである。
【0013】上記2つの排気弁開口4dは二股状の排気
通路16でシリンダヘッド4の前壁4f側に導出されて
おり、該排気通路16の壁面開口16aには排気管(図
示せず)が接続されている。また上記各吸気弁開口4c
はそれぞれ吸気通路17によりシリンダヘッド4の後壁
4g側に導出されている。この各吸気通路17は気筒軸
方向に見ると互いに平行になっており、またカム軸方向
に見ると、上記吸気弁開口4cからシリンダ後壁4g側
に円弧状に屈曲した後、略直線状に延びている。そして
この各吸気通路17の各壁面開口17aには共通のキャ
ブジョイント18が接続されており、該ジョイント18
内で1つの通路に合流している。このキャブジョイント
18には1つの気化器19が接続されている。この気化
器19はスロットル操作によって開閉するバタフライ式
スロットルバルブ19aと、エンジンの吸気負圧で自動
的に開閉するピストンバルブ19bとを有する自動可変
ベンチュリ式のものである。
通路16でシリンダヘッド4の前壁4f側に導出されて
おり、該排気通路16の壁面開口16aには排気管(図
示せず)が接続されている。また上記各吸気弁開口4c
はそれぞれ吸気通路17によりシリンダヘッド4の後壁
4g側に導出されている。この各吸気通路17は気筒軸
方向に見ると互いに平行になっており、またカム軸方向
に見ると、上記吸気弁開口4cからシリンダ後壁4g側
に円弧状に屈曲した後、略直線状に延びている。そして
この各吸気通路17の各壁面開口17aには共通のキャ
ブジョイント18が接続されており、該ジョイント18
内で1つの通路に合流している。このキャブジョイント
18には1つの気化器19が接続されている。この気化
器19はスロットル操作によって開閉するバタフライ式
スロットルバルブ19aと、エンジンの吸気負圧で自動
的に開閉するピストンバルブ19bとを有する自動可変
ベンチュリ式のものである。
【0014】また上記キャブジョイント18内には、切
換弁26が配設されている。この切換弁26は、該ジョ
イント18をカム軸方向と平行に貫通するように配設さ
れた弁軸26aと、該弁軸26aに固着され上記一方の
吸気通路17を開閉する弁板26bとから構成されてい
る。
換弁26が配設されている。この切換弁26は、該ジョ
イント18をカム軸方向と平行に貫通するように配設さ
れた弁軸26aと、該弁軸26aに固着され上記一方の
吸気通路17を開閉する弁板26bとから構成されてい
る。
【0015】上記各吸気通路17の下流側には、弁穴1
7cがカム軸方向に貫通形成されている。この弁穴17
cは、その軸線が該吸気通路17の底壁17dの表面付
近に位置し、該底壁17d内部分は略半円状に形成され
ており、隣接する2つの気筒用吸気通路を連通してい
る。この弁穴17c内には、各吸気通路17の通路断面
積を変化させるための吸気制御弁21が挿入配置されて
いる。この吸気制御弁21は、丸棒の一部を吸気通路1
7の下部内面と連続面をなすよう切り欠くことにより各
吸気通路17を開閉する弁部21aを形成してなるもの
であり、上記弁部21aが弁穴17c内に没入して吸気
通路内面と面一となる全開位置と、上記弁部21aが底
壁17d面から略垂直に起立して吸気通路17を略1/
2に絞り込む全閉位置(図1,図2参照)との間で回動
可能となっている。この場合、上記弁部21aの外周面
が上流側に位置するように回動する。
7cがカム軸方向に貫通形成されている。この弁穴17
cは、その軸線が該吸気通路17の底壁17dの表面付
近に位置し、該底壁17d内部分は略半円状に形成され
ており、隣接する2つの気筒用吸気通路を連通してい
る。この弁穴17c内には、各吸気通路17の通路断面
積を変化させるための吸気制御弁21が挿入配置されて
いる。この吸気制御弁21は、丸棒の一部を吸気通路1
7の下部内面と連続面をなすよう切り欠くことにより各
吸気通路17を開閉する弁部21aを形成してなるもの
であり、上記弁部21aが弁穴17c内に没入して吸気
通路内面と面一となる全開位置と、上記弁部21aが底
壁17d面から略垂直に起立して吸気通路17を略1/
2に絞り込む全閉位置(図1,図2参照)との間で回動
可能となっている。この場合、上記弁部21aの外周面
が上流側に位置するように回動する。
【0016】上記吸気制御弁21の外端部には制御プー
リ22aが固着されており、この制御プーリ22aは制
御モータに固着された駆動プーリ22bにケーブルで連
結されている。また上記切換弁26の外端部には切換プ
ーリ26cが固着されており、この切換プーリ26cは
切換モータに固着された駆動プーリ26dにケーブルで
連結されている。上記制御モータ,切換モータはECU
23によってその回転が制御される。このECU23
は、スロットル開度センサ24からのスロットルバルブ
19aの開度信号a、及び回転センサ25からのエンジ
ン回転速度信号bが入力され、上記吸気制御弁21を、
低中速・低負荷運転域のように吸入空気量が少ないほど
上記全閉位置側に、高速・高負荷運転域のように吸入空
気量が多いほど上記全開位置側に回動させる制御信号A
を上記制御モータに出力し、また上記切換弁26を吸入
空気量が所定値以下の運転域では閉とし、上記所定値を
越える運転域では開とする制御信号Bを上記切換モータ
に出力する。
リ22aが固着されており、この制御プーリ22aは制
御モータに固着された駆動プーリ22bにケーブルで連
結されている。また上記切換弁26の外端部には切換プ
ーリ26cが固着されており、この切換プーリ26cは
切換モータに固着された駆動プーリ26dにケーブルで
連結されている。上記制御モータ,切換モータはECU
23によってその回転が制御される。このECU23
は、スロットル開度センサ24からのスロットルバルブ
19aの開度信号a、及び回転センサ25からのエンジ
ン回転速度信号bが入力され、上記吸気制御弁21を、
低中速・低負荷運転域のように吸入空気量が少ないほど
上記全閉位置側に、高速・高負荷運転域のように吸入空
気量が多いほど上記全開位置側に回動させる制御信号A
を上記制御モータに出力し、また上記切換弁26を吸入
空気量が所定値以下の運転域では閉とし、上記所定値を
越える運転域では開とする制御信号Bを上記切換モータ
に出力する。
【0017】上記各吸気通路17の下流側開口部に装着
された上記バルブシート27には、仕切部材30が装着
されている。この仕切部材30は、図3に示すように、
概ねリング状の基部31と、その内部に配置された仕切
板部32とから構成されている。
された上記バルブシート27には、仕切部材30が装着
されている。この仕切部材30は、図3に示すように、
概ねリング状の基部31と、その内部に配置された仕切
板部32とから構成されている。
【0018】上記基部31の下部は、一部切り起こされ
ており、これにより、外方に突出する複数(ここでは3
個)の爪部31aが形成されている。この各爪部31a
は上記バルブシート27の内周面に形成された係合凹部
27aに着脱可能に係合している(図5参照)。
ており、これにより、外方に突出する複数(ここでは3
個)の爪部31aが形成されている。この各爪部31a
は上記バルブシート27の内周面に形成された係合凹部
27aに着脱可能に係合している(図5参照)。
【0019】上記仕切板部32は、帯板の上端を少し外
側に折り曲げるとともに残りを横断面略U字状に、かつ
徐々に深く湾曲させてなるものであり、この湾曲部分の
両端部が上記基部31の内周面に溶接またはろう付け等
によって取り付けられている。そして、この湾曲部分に
よって、吸気弁11のバルブステム11bとの干渉を回
避する逃げ部33が形成されている。また、上記湾曲部
は、該仕切部材30をバルブシート27に取り付けたと
きに、吸気通路17の略中心線に沿う方向に延びてお
り、その上流端部32aは、全閉位置に位置する上記吸
気制御弁21の弁部21aの上端部分に位置している。
これにより、上記仕切部材30は吸気通路17を天壁1
7f側部分Cと底壁17d側部分Dとに区分けしてい
る。なお、上記各部分C,Dは、吸気通路軸線の左,右
部分の面積が同じになるように設定されている。
側に折り曲げるとともに残りを横断面略U字状に、かつ
徐々に深く湾曲させてなるものであり、この湾曲部分の
両端部が上記基部31の内周面に溶接またはろう付け等
によって取り付けられている。そして、この湾曲部分に
よって、吸気弁11のバルブステム11bとの干渉を回
避する逃げ部33が形成されている。また、上記湾曲部
は、該仕切部材30をバルブシート27に取り付けたと
きに、吸気通路17の略中心線に沿う方向に延びてお
り、その上流端部32aは、全閉位置に位置する上記吸
気制御弁21の弁部21aの上端部分に位置している。
これにより、上記仕切部材30は吸気通路17を天壁1
7f側部分Cと底壁17d側部分Dとに区分けしてい
る。なお、上記各部分C,Dは、吸気通路軸線の左,右
部分の面積が同じになるように設定されている。
【0020】次に本実施例の作用効果について説明す
る。低中速・低負荷時のような吸入空気量の少ない運転
領域では、ECU23からの制御信号Aによって制御モ
ータが吸気制御弁21を図1に示す全閉位置に回動さ
せ、またECU23からの制御信号Bによって切換モー
タが切換弁26を図1に示す閉位置に回動させる。する
と吸気制御弁21の弁部21aが各吸気通路17の底壁
17d側を絞り込み、また切換弁26によって一方の吸
気通路17が全閉となる。これにより吸気は他方の切換
弁のない吸気通路17側に集中して、しかも該通路17
の仕切部材30によって区分けされた天壁側部分Cに偏
って流れ、気筒内に他方側の吸気通路17の吸気弁開口
4cのみから流入する。その結果、吸気量が少ない場合
でも流れに方向性が得られ、気筒軸方向に見ると気筒内
面に沿って横方向に流れ、かつカム軸方向に見ると気筒
軸に沿って縦方向に流れる斜めタンブルが発生する(図
1の→印参照)。
る。低中速・低負荷時のような吸入空気量の少ない運転
領域では、ECU23からの制御信号Aによって制御モ
ータが吸気制御弁21を図1に示す全閉位置に回動さ
せ、またECU23からの制御信号Bによって切換モー
タが切換弁26を図1に示す閉位置に回動させる。する
と吸気制御弁21の弁部21aが各吸気通路17の底壁
17d側を絞り込み、また切換弁26によって一方の吸
気通路17が全閉となる。これにより吸気は他方の切換
弁のない吸気通路17側に集中して、しかも該通路17
の仕切部材30によって区分けされた天壁側部分Cに偏
って流れ、気筒内に他方側の吸気通路17の吸気弁開口
4cのみから流入する。その結果、吸気量が少ない場合
でも流れに方向性が得られ、気筒軸方向に見ると気筒内
面に沿って横方向に流れ、かつカム軸方向に見ると気筒
軸に沿って縦方向に流れる斜めタンブルが発生する(図
1の→印参照)。
【0021】なお、上記吸気制御弁21の開度について
は、図5に二点鎖線で示すように仕切部32の上流端部
32aとの間に隙間が生じる位置に設定することもでき
る。このようにすれば、底壁部分Dに渦が生じるのを防
止できる。
は、図5に二点鎖線で示すように仕切部32の上流端部
32aとの間に隙間が生じる位置に設定することもでき
る。このようにすれば、底壁部分Dに渦が生じるのを防
止できる。
【0022】このように本実施例では、一方の吸気通路
17を閉じることにより吸気を他方の通路17側に集中
して流す切換弁26を設けるとともに、吸気を該通路1
7の天壁17f側に偏らせて流す吸気制御弁21を設
け、さらに吸気通路17を天壁側部分Cと底壁側部分D
とに区分けする仕切部材30を設けたので、吸気量が少
ない場合において、吸気を1つの吸気弁開口から気筒内
面に沿い、かつ気筒軸方向に沿う方向に方向性をもって
流すことができ、スワールとタンブルとを合成した斜め
タンブルを発生させることができる。その結果、希薄燃
焼を安定させることができ、燃費率を向上できる。
17を閉じることにより吸気を他方の通路17側に集中
して流す切換弁26を設けるとともに、吸気を該通路1
7の天壁17f側に偏らせて流す吸気制御弁21を設
け、さらに吸気通路17を天壁側部分Cと底壁側部分D
とに区分けする仕切部材30を設けたので、吸気量が少
ない場合において、吸気を1つの吸気弁開口から気筒内
面に沿い、かつ気筒軸方向に沿う方向に方向性をもって
流すことができ、スワールとタンブルとを合成した斜め
タンブルを発生させることができる。その結果、希薄燃
焼を安定させることができ、燃費率を向上できる。
【0023】また本実施例では、上記バルブシート27
の凹部27aに着脱可能に係合し得る爪部31aを上記
仕切部材30に設けたので、組み立てラインにおいて
は、仕切部材30を具備しないタイプと同様に、まずバ
ルブシート27を吸気通路17内に組み付け、その後、
該バルブシート27のシート面27cの加工を行う。次
に、上記バルブシート27内に仕切部材30を挿入する
とともに、上記爪部31aを該バルブシート27の係合
凹部27a内に係合させることにより、該仕切部材30
を吸気通路17内に取り付ける。すなわち、仕切部材3
0を具備するタイプ及び具備しないタイプのいずれの場
合であっても、組み立てラインにおいては、まずバルブ
シート27の組み付け及びシート面27cの加工を行え
ばよい。これにより、特に、仕切部材30を具備するタ
イプと具備しないタイプとを同じラインで流す場合にお
いて、工程管理を容易に行うことができる。
の凹部27aに着脱可能に係合し得る爪部31aを上記
仕切部材30に設けたので、組み立てラインにおいて
は、仕切部材30を具備しないタイプと同様に、まずバ
ルブシート27を吸気通路17内に組み付け、その後、
該バルブシート27のシート面27cの加工を行う。次
に、上記バルブシート27内に仕切部材30を挿入する
とともに、上記爪部31aを該バルブシート27の係合
凹部27a内に係合させることにより、該仕切部材30
を吸気通路17内に取り付ける。すなわち、仕切部材3
0を具備するタイプ及び具備しないタイプのいずれの場
合であっても、組み立てラインにおいては、まずバルブ
シート27の組み付け及びシート面27cの加工を行え
ばよい。これにより、特に、仕切部材30を具備するタ
イプと具備しないタイプとを同じラインで流す場合にお
いて、工程管理を容易に行うことができる。
【0024】なお、上記実施例では、仕切部材30の基
部31として、外方に切り起こされた爪部31aを有す
るものを用いたが、本発明の適用はこれに限定されな
い。たとえば、図4に示すように、基部31にかしめ等
によって複数(ここでは3個)の突起部31bを形成す
るようにしてもよい。この基部31のバルブシート27
への取り付けの際には、たとえばバルブシート27に形
成された面取部27bと吸気通路17の段付部とで形成
される凹部(図6参照)に上記突起部31bを係合させ
るようにすればよい。この場合においても、上記実施例
と同様に工程管理を容易に行うことができる。
部31として、外方に切り起こされた爪部31aを有す
るものを用いたが、本発明の適用はこれに限定されな
い。たとえば、図4に示すように、基部31にかしめ等
によって複数(ここでは3個)の突起部31bを形成す
るようにしてもよい。この基部31のバルブシート27
への取り付けの際には、たとえばバルブシート27に形
成された面取部27bと吸気通路17の段付部とで形成
される凹部(図6参照)に上記突起部31bを係合させ
るようにすればよい。この場合においても、上記実施例
と同様に工程管理を容易に行うことができる。
【0025】また、上記実施例では、何れかの吸気通路
を開閉する切換弁を設けたが、本発明では必ずしもこの
切換弁は必要ないものであり、また吸気通路が1つのエ
ンジンにも勿論適用できる。さらに、上記実施例では、
自動二輪車用エンジンに適用した場合を例にとって説明
したが、本発明は勿論自動車用エンジンにも適用でき
る。
を開閉する切換弁を設けたが、本発明では必ずしもこの
切換弁は必要ないものであり、また吸気通路が1つのエ
ンジンにも勿論適用できる。さらに、上記実施例では、
自動二輪車用エンジンに適用した場合を例にとって説明
したが、本発明は勿論自動車用エンジンにも適用でき
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明に係るエンジンの吸
気制御装置によれば、低吸入空気量時に該吸気通路の底
壁側部分を絞り込む吸気制御弁を設けるとともに、吸気
通路の吸気制御弁下流側部分を天壁側部分と底壁側部分
とに区分けする仕切部材を設けたので、吸入空気量が少
ない場合でも、吸気流に縦向きの方向性を与えることが
でき、その結果タンブルを確実に発生して希薄燃焼を安
定化でき、燃費を改善できる効果がある。
気制御装置によれば、低吸入空気量時に該吸気通路の底
壁側部分を絞り込む吸気制御弁を設けるとともに、吸気
通路の吸気制御弁下流側部分を天壁側部分と底壁側部分
とに区分けする仕切部材を設けたので、吸入空気量が少
ない場合でも、吸気流に縦向きの方向性を与えることが
でき、その結果タンブルを確実に発生して希薄燃焼を安
定化でき、燃費を改善できる効果がある。
【0027】また、上記吸気通路に装着されたバルブシ
ートに対して着脱自在に係合し得る係合部を上記仕切部
材に設けたので、エンジンの組み立てラインの工程管理
を容易に行うことができる効果がある。
ートに対して着脱自在に係合し得る係合部を上記仕切部
材に設けたので、エンジンの組み立てラインの工程管理
を容易に行うことができる効果がある。
【図1】本発明に係る第一実施例によるエンジンの吸気
制御装置を示す断面側面図である。
制御装置を示す断面側面図である。
【図2】上記実施例の吸気制御弁,仕切部材の拡大図で
ある。
ある。
【図3】上記仕切部材の一例を示す全体斜視図である。
【図4】上記仕切部材の変形例を示す全体斜視図であ
る。
る。
【図5】上記仕切部材 図3 の取り付け状態を示す図
である。
である。
【図6】上記仕切部材(図4)の取り付け状態を示す図
である。
である。
1 エンジン 3 シリンダブロック 4 シリンダヘッド 5 ヘッドカバー 17 吸気通路 17d 底壁 17f 天壁 21 吸気制御弁 27a 係合凹部 27b 面取部 30 仕切部材 31a 爪部 31b 突起部 32,43 仕切板部 C 天壁側部分 D 底壁側部分
Claims (1)
- 【請求項1】 吸気通路の底壁内に、低吸入空気量時に
該吸気通路の底壁側部分を絞り込むことにより吸入空気
を吸気通路の天壁側に偏らせて流す吸気制御弁を回動可
能に配設し、上記吸気通路の上記吸気制御弁より下流側
部分を天壁側部分と底壁側部分とに区分けするための仕
切部材を設けるとともに、シリンダヘッドに装着された
バルブシートに対して着脱可能に係合し得る係合部を上
記仕切部材に設けたことを特徴とするエンジンの吸気制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4251410A JPH06101486A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | エンジンの吸気制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4251410A JPH06101486A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | エンジンの吸気制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06101486A true JPH06101486A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17222433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4251410A Withdrawn JPH06101486A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | エンジンの吸気制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06101486A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007113482A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Toyota Motor Corp | 樹脂インテークマニホールド |
| JP2020122416A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関 |
| JP2020169630A (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-15 | 国立大学法人東京工業大学 | 火花点火エンジン及び火花点火エンジンの制御方法 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP4251410A patent/JPH06101486A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007113482A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Toyota Motor Corp | 樹脂インテークマニホールド |
| JP2020122416A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関 |
| JP2020169630A (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-15 | 国立大学法人東京工業大学 | 火花点火エンジン及び火花点火エンジンの制御方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |