JPH06101654A - 多段式中間冷却ターボコンプレッサの圧縮限界監視方法 - Google Patents
多段式中間冷却ターボコンプレッサの圧縮限界監視方法Info
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- JPH06101654A JPH06101654A JP25960992A JP25960992A JPH06101654A JP H06101654 A JPH06101654 A JP H06101654A JP 25960992 A JP25960992 A JP 25960992A JP 25960992 A JP25960992 A JP 25960992A JP H06101654 A JPH06101654 A JP H06101654A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D27/00—Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
- F04D27/02—Surge control
- F04D27/0207—Surge control by bleeding, bypassing or recycling fluids
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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- F04D27/001—Testing thereof; Determination or simulation of flow characteristics; Stall or surge detection, e.g. condition monitoring
-
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 各段の導入側気体温度の圧縮限界状態に及ぼ
す影響を考慮し、多段式中間冷却ターボコンプレッサの
圧縮限界を監視する方法の提供。 【構成】 圧縮限界の監視のため、送出側の排出導管3
の逆止弁2に作用する、データ記憶装置を備えた制御装
置1を有する。圧縮限界に接近すると、制御装置により
逆止弁が開く。逆止弁は、また循環導管にも設けること
ができる。導入側圧力P1および排出側圧力P2と、コ
ンプレッサ内を流れる気体流量とを測定する測定装置を
設え、第1段の導入口の吸込気体温度Tsと、再冷却温
度Triとを測定する装置を設える。再冷却温度とは、
再冷却のための熱交換器4より下流の気体流の温度を意
味し、各段のこの温度測定値は制御装置1に供与され
る。
す影響を考慮し、多段式中間冷却ターボコンプレッサの
圧縮限界を監視する方法の提供。 【構成】 圧縮限界の監視のため、送出側の排出導管3
の逆止弁2に作用する、データ記憶装置を備えた制御装
置1を有する。圧縮限界に接近すると、制御装置により
逆止弁が開く。逆止弁は、また循環導管にも設けること
ができる。導入側圧力P1および排出側圧力P2と、コ
ンプレッサ内を流れる気体流量とを測定する測定装置を
設え、第1段の導入口の吸込気体温度Tsと、再冷却温
度Triとを測定する装置を設える。再冷却温度とは、
再冷却のための熱交換器4より下流の気体流の温度を意
味し、各段のこの温度測定値は制御装置1に供与され
る。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、導入側気体圧力(p1)、排出
側気体圧力(p2)、吸込気体温度(Ts)、中間冷却温
度(Tri)ならびにコンプレッサにより処理される気体
流量(F)を測定し、この測定値(p1、p2、F、
Ts、Tri)をデータ記憶装置を備えた制御装置に供与
して、コンプレッサ圧縮性能特性と対比し、測定値(p
1、p2、F)がコンプレッサ圧縮性能特性の圧縮限界に
近接した場合に、送出側に設けられた排出導管あるいは
コンプレッサの送出側および吸込側を接続する循環導管
に設けられた逆止弁を開くための警戒信号もしくは制御
信号を発する、多段式中間冷却ターボコンプレッサの圧
縮限界を監視する方法に関するものである。
側気体圧力(p2)、吸込気体温度(Ts)、中間冷却温
度(Tri)ならびにコンプレッサにより処理される気体
流量(F)を測定し、この測定値(p1、p2、F、
Ts、Tri)をデータ記憶装置を備えた制御装置に供与
して、コンプレッサ圧縮性能特性と対比し、測定値(p
1、p2、F)がコンプレッサ圧縮性能特性の圧縮限界に
近接した場合に、送出側に設けられた排出導管あるいは
コンプレッサの送出側および吸込側を接続する循環導管
に設けられた逆止弁を開くための警戒信号もしくは制御
信号を発する、多段式中間冷却ターボコンプレッサの圧
縮限界を監視する方法に関するものである。
【0002】
【技術的背景および従来技術】ここで圧縮限界と称する
のは、ターボコンプレッサの圧縮性能特性を限定する空
気力学的安定性限界である。この圧縮限界を下廻ると、
ターボコンプレッサにおいて逆流が生じ、これにより圧
力揺動および温度上昇がもたらされ、また圧縮騒音が聞
こえるに至る。ターボコンプレッサの圧縮限界における
稼働は、短時間で軸承およびインペラーの損傷を招来す
る。圧縮性能特性の不安定領域におけるコンプレッサ稼
働を回避するため監視装置および制御装置が使用され、
圧縮限界への臨界的接近に際して大気に通ずる逆止弁あ
るいはコンプレッサの送出側および吸込側を接続する循
環導管に設けた逆止弁を開く。このようにしてターボコ
ンプレッサ中の最少限度の気体流が維持され、圧縮限界
を下廻わることが回避される。
のは、ターボコンプレッサの圧縮性能特性を限定する空
気力学的安定性限界である。この圧縮限界を下廻ると、
ターボコンプレッサにおいて逆流が生じ、これにより圧
力揺動および温度上昇がもたらされ、また圧縮騒音が聞
こえるに至る。ターボコンプレッサの圧縮限界における
稼働は、短時間で軸承およびインペラーの損傷を招来す
る。圧縮性能特性の不安定領域におけるコンプレッサ稼
働を回避するため監視装置および制御装置が使用され、
圧縮限界への臨界的接近に際して大気に通ずる逆止弁あ
るいはコンプレッサの送出側および吸込側を接続する循
環導管に設けた逆止弁を開く。このようにしてターボコ
ンプレッサ中の最少限度の気体流が維持され、圧縮限界
を下廻わることが回避される。
【0003】中間冷却ターボコンプレッサは、広い容積
制御範囲を持たねばならない。制御手段としては、導入
側もしくは排出側のディフューザーならびに回転数可変
の駆動装置が使用される。圧縮性能特性を利用すること
は、圧縮限界の予想が正確であることを前提とする。多
段式中間冷却ターボコンプレッサにおける圧縮限界を監
視する公知方法は、再冷却温度の変化が圧縮限界に及ぼ
す影響を無視している。導入気体温度は圧縮限界の状態
に本質的な影響を及ぼす、ターボコンプレッサの稼働に
際し、導入気体温度に関する変動は回避し得ない。この
変動は例えば不調な冷却器により冷却気体流量の変動な
どを惹起する。さらに圧縮されるべき気体の温度の季節
条件的変動がこれに加わる。圧縮限界の状態に対する温
度の影響を無視することにより、ターボコンプレッサは
実際の圧縮限界よりも著しく広い安全稼働条件で稼働さ
れねばならず、容積制御範囲は利用され得ない。
制御範囲を持たねばならない。制御手段としては、導入
側もしくは排出側のディフューザーならびに回転数可変
の駆動装置が使用される。圧縮性能特性を利用すること
は、圧縮限界の予想が正確であることを前提とする。多
段式中間冷却ターボコンプレッサにおける圧縮限界を監
視する公知方法は、再冷却温度の変化が圧縮限界に及ぼ
す影響を無視している。導入気体温度は圧縮限界の状態
に本質的な影響を及ぼす、ターボコンプレッサの稼働に
際し、導入気体温度に関する変動は回避し得ない。この
変動は例えば不調な冷却器により冷却気体流量の変動な
どを惹起する。さらに圧縮されるべき気体の温度の季節
条件的変動がこれに加わる。圧縮限界の状態に対する温
度の影響を無視することにより、ターボコンプレッサは
実際の圧縮限界よりも著しく広い安全稼働条件で稼働さ
れねばならず、容積制御範囲は利用され得ない。
【0004】そこで本発明により解決されるべきこの分
野の技術的課題は、各段の導入側気体温度の圧縮限界状
態に及ぼす影響を考慮に入れて、多段式中間冷却ターボ
コンプレッサの圧縮限界を監視する方法を提供すること
である。
野の技術的課題は、各段の導入側気体温度の圧縮限界状
態に及ぼす影響を考慮に入れて、多段式中間冷却ターボ
コンプレッサの圧縮限界を監視する方法を提供すること
である。
【0005】
【発明の要約】しかるに上述の課題は、冒頭の技術分野
の項に述べた方法において、ターボコンプレッサ第1圧
縮段の導入口における吸込気体温度(Ts)ならびに第
1圧縮段の再冷却温度(Tri)(i=1から中間冷却回
数までの数値)をそれぞれ中間冷却後に測定し、この測
定値を制御装置に供与し、あらかじめ設定されている基
準温度(Tref)との温度差(dTs、dTri)を算出
し、上記圧力測定値(p1、p2)もしくは上記流量測定
値(F)ならびに上記温度差(dTs、dTri)を使用
して、制御装置に記憶されており、かつコンプレッサ圧
縮性能特性における圧縮限界の推移を少くとも区間ごと
に記述する圧縮限界関数値 Y=m・F+b (式中、Yはコンプレッサ排出側気体圧力(p2)とコ
ンプレッサ導入側気体圧力(p1)との圧力差ないし圧
力割合を意味し、係数m、bはそれぞれ吸込気体温度
(Ts)と再冷却温度(Tri)の一次関数であって、測
定温度差(dTs、dTri)を使用し、 m=m0 +m1 ・dTs +Σm2i・dTri b=b0 +b1 ・dTs +Σm2i・dTri により算出される)により、ターボコンプレッサ動作点
を規制するべき圧縮限界値を算出し、流量および圧力測
定値(F、p1、p2)をこの圧縮限界値と対比し、あら
かじめ設定された較差を下廻わった場合に警戒信号ない
し制御信号を発することを特徴とする方法により解決さ
れることが本発明者らにより見出された。
の項に述べた方法において、ターボコンプレッサ第1圧
縮段の導入口における吸込気体温度(Ts)ならびに第
1圧縮段の再冷却温度(Tri)(i=1から中間冷却回
数までの数値)をそれぞれ中間冷却後に測定し、この測
定値を制御装置に供与し、あらかじめ設定されている基
準温度(Tref)との温度差(dTs、dTri)を算出
し、上記圧力測定値(p1、p2)もしくは上記流量測定
値(F)ならびに上記温度差(dTs、dTri)を使用
して、制御装置に記憶されており、かつコンプレッサ圧
縮性能特性における圧縮限界の推移を少くとも区間ごと
に記述する圧縮限界関数値 Y=m・F+b (式中、Yはコンプレッサ排出側気体圧力(p2)とコ
ンプレッサ導入側気体圧力(p1)との圧力差ないし圧
力割合を意味し、係数m、bはそれぞれ吸込気体温度
(Ts)と再冷却温度(Tri)の一次関数であって、測
定温度差(dTs、dTri)を使用し、 m=m0 +m1 ・dTs +Σm2i・dTri b=b0 +b1 ・dTs +Σm2i・dTri により算出される)により、ターボコンプレッサ動作点
を規制するべき圧縮限界値を算出し、流量および圧力測
定値(F、p1、p2)をこの圧縮限界値と対比し、あら
かじめ設定された較差を下廻わった場合に警戒信号ない
し制御信号を発することを特徴とする方法により解決さ
れることが本発明者らにより見出された。
【0006】
【発明の構成】管状導管中の気体流量を測定するために
は、一般に基準ノズル、オリフィスないしベンチュリー
管における圧力差が測定される。気体流量測定値として
は、ノズル、オリフィスないしベンチュリー管において
測定された圧力差が使用され得る。なお、吸込気体温度
および再冷却温度のための相違する基準温度を使用する
ことができるが、この基準温度としてはターボコンプレ
ッサの熱力学的構成のための構成温度を使用するのが有
利である。
は、一般に基準ノズル、オリフィスないしベンチュリー
管における圧力差が測定される。気体流量測定値として
は、ノズル、オリフィスないしベンチュリー管において
測定された圧力差が使用され得る。なお、吸込気体温度
および再冷却温度のための相違する基準温度を使用する
ことができるが、この基準温度としてはターボコンプレ
ッサの熱力学的構成のための構成温度を使用するのが有
利である。
【0007】圧縮限界を含めて多様に変化する吸込気体
温度および再冷却温度に対するコンプレッサ圧縮性能特
性は、各圧縮段の特性曲線を重ね合わせて決定される。
熱力学的性能特性の算定は、この分野の技術者にとって
は周知のことである。次いで、圧縮限界がすべての算定
事例に対する直線により近似的に算出される。すなわ
ち、パラメータm0 、m1 、m2i、b0 、b1 、b
2iは、一次方程式を解くことにより決定される。
温度および再冷却温度に対するコンプレッサ圧縮性能特
性は、各圧縮段の特性曲線を重ね合わせて決定される。
熱力学的性能特性の算定は、この分野の技術者にとって
は周知のことである。次いで、圧縮限界がすべての算定
事例に対する直線により近似的に算出される。すなわ
ち、パラメータm0 、m1 、m2i、b0 、b1 、b
2iは、一次方程式を解くことにより決定される。
【0008】各圧縮段における導入気体温度(dTs、
dTri)の変化は、主として係数bに影響を及ぼし、特
性曲線における圧縮限界の推移に作用する。しかしなが
ら、圧縮限界関数の上昇に対する温度の影響は比較的少
なく、従って多くの場合m1=m2 =0として、圧縮限
界関数の上昇に対する温度の影響は無視され得る。再冷
却温度はほとんど相違しないので、再冷却温度測定値
(Tri)を圧縮段数(i=1、2・・・・n)で割った
算術平均値(Tr)として、これを係数m、bの算出に
使用する。この場合、係数m、bの算出用の関数は以下
の通り簡単化される。
dTri)の変化は、主として係数bに影響を及ぼし、特
性曲線における圧縮限界の推移に作用する。しかしなが
ら、圧縮限界関数の上昇に対する温度の影響は比較的少
なく、従って多くの場合m1=m2 =0として、圧縮限
界関数の上昇に対する温度の影響は無視され得る。再冷
却温度はほとんど相違しないので、再冷却温度測定値
(Tri)を圧縮段数(i=1、2・・・・n)で割った
算術平均値(Tr)として、これを係数m、bの算出に
使用する。この場合、係数m、bの算出用の関数は以下
の通り簡単化される。
【0009】m=m0 +m1 ・dTs +m2 ・dTr b=b0 +b1 ・dTs +b2 ・dTr 本発明の好ましい実施態様において、熱力学的性能特性
の算出は、吸込気体温度および再冷却温度の変量により
算定された温度定数m1 、b1 とm2i、b2iもしくはm
2 、b2 とを固定値として制御装置に記憶させるが、係
数m0 、b0 は実際的にターボコンプレッサによる性能
特性試験により確認され、入力値として制御装置に入力
される。これにより圧縮限界関数は極めて正確に確定さ
れ、校正される。圧縮限界関数を校正するため、ターボ
コンプレッサを短時間その圧縮限界で稼働させ、規制さ
れるべき圧力値、温度値および流量値を受け入れ、係数
m0 、b0 の確定のための等式に使用する。
の算出は、吸込気体温度および再冷却温度の変量により
算定された温度定数m1 、b1 とm2i、b2iもしくはm
2 、b2 とを固定値として制御装置に記憶させるが、係
数m0 、b0 は実際的にターボコンプレッサによる性能
特性試験により確認され、入力値として制御装置に入力
される。これにより圧縮限界関数は極めて正確に確定さ
れ、校正される。圧縮限界関数を校正するため、ターボ
コンプレッサを短時間その圧縮限界で稼働させ、規制さ
れるべき圧力値、温度値および流量値を受け入れ、係数
m0 、b0 の確定のための等式に使用する。
【0010】本発明方法の利点は、圧縮限界の推移が、
吸込み気体温度および再冷却温度の変化の結果として考
慮され、圧縮限界関数の増加に対する温度の影響を無視
し得ることである。僅かな安全操業間隔(圧縮限界まで
の)で圧縮限界に対処でき、多段中間冷却ターボコンプ
レッサの容量制御範囲が完全に利用され得る。本発明方
法を実施するに必要な測定のためのコストは僅少であ
る。
吸込み気体温度および再冷却温度の変化の結果として考
慮され、圧縮限界関数の増加に対する温度の影響を無視
し得ることである。僅かな安全操業間隔(圧縮限界まで
の)で圧縮限界に対処でき、多段中間冷却ターボコンプ
レッサの容量制御範囲が完全に利用され得る。本発明方
法を実施するに必要な測定のためのコストは僅少であ
る。
【0011】
【実施例】以下において添付図面を参照しつつ実施例に
関し本発明をさらに具体的に説明する。
関し本発明をさらに具体的に説明する。
【0012】図1に示されるターボコンプレッサは、こ
とに空気、窒素用に適するものであって、各段で気体流
再冷却を行なう多段式ターボコンプレッサである。この
ターボコンプレッサは、圧縮限界を監視するため、送出
側に設けられている排出導管3の逆止弁2に作用する、
データ記憶装置を備えた制御装置1を有する。ターボコ
ンプレッサの操作点が圧縮限界に接近すると、制御装置
1により逆止弁2が開かれる。逆止弁は、またコンプレ
ッサの送出側と吸込側を接続する循環導管にも設けるこ
とができる。ターボコンプレッサは、導入側圧力p1お
よび排出側圧力p2と、コンプレッサ内を流れる気体流
量とを測定するための測定装置を具備し、さらにコンプ
レッサ第1段の導入口における吸込気体温度Tsと、再
冷却温度Triとを測定する装置が設けられる。ここで再
冷却温度と称するのは、再冷却のために設けた熱交換器
4より下流の気体流の温度を意味し、各段のこの温度測
定値は制御装置1に供与される。
とに空気、窒素用に適するものであって、各段で気体流
再冷却を行なう多段式ターボコンプレッサである。この
ターボコンプレッサは、圧縮限界を監視するため、送出
側に設けられている排出導管3の逆止弁2に作用する、
データ記憶装置を備えた制御装置1を有する。ターボコ
ンプレッサの操作点が圧縮限界に接近すると、制御装置
1により逆止弁2が開かれる。逆止弁は、またコンプレ
ッサの送出側と吸込側を接続する循環導管にも設けるこ
とができる。ターボコンプレッサは、導入側圧力p1お
よび排出側圧力p2と、コンプレッサ内を流れる気体流
量とを測定するための測定装置を具備し、さらにコンプ
レッサ第1段の導入口における吸込気体温度Tsと、再
冷却温度Triとを測定する装置が設けられる。ここで再
冷却温度と称するのは、再冷却のために設けた熱交換器
4より下流の気体流の温度を意味し、各段のこの温度測
定値は制御装置1に供与される。
【0013】制御装置1には圧縮限界関数 Y=m・F+b が記憶されており、これは圧縮性能特性における圧縮限
界の推移を規制する。関数値Yはコンプレッサ排出側の
圧力p2と導入側の圧力p1の圧力差ないし圧力割合に相
当する。式中の係数m、bは吸込気体温度Tsと再冷却
温度Triの一次関数であって、 m=m0 +m1 ・(TS −Tref )+Σm2i・(Tri−Trefi) b=b0 +b1 ・(TS −Tref )+Σb2i・(Tri−Trefi) により決定される。Tref、Trefiは任意に選択される
基準値であって、この基準値としてはターボコンプレッ
サの熱力学的構成に基礎を置く温度を使用するのが好ま
しい。
界の推移を規制する。関数値Yはコンプレッサ排出側の
圧力p2と導入側の圧力p1の圧力差ないし圧力割合に相
当する。式中の係数m、bは吸込気体温度Tsと再冷却
温度Triの一次関数であって、 m=m0 +m1 ・(TS −Tref )+Σm2i・(Tri−Trefi) b=b0 +b1 ・(TS −Tref )+Σb2i・(Tri−Trefi) により決定される。Tref、Trefiは任意に選択される
基準値であって、この基準値としてはターボコンプレッ
サの熱力学的構成に基礎を置く温度を使用するのが好ま
しい。
【0014】圧縮限界を含めて多様に変化する吸込気体
温度および再冷却温度に対するコンプレッサ特性曲線
は、各段特性曲線の重ね合わせにより理論的に決定され
る。次いで圧縮限界がすべての算定事例に対する直線に
より近似的に算出される。すなわち、パラメータm0 、
m1 、m2i、b0 、b1 、b2iは、一次方程式を解くこ
とにより決定される。
温度および再冷却温度に対するコンプレッサ特性曲線
は、各段特性曲線の重ね合わせにより理論的に決定され
る。次いで圧縮限界がすべての算定事例に対する直線に
より近似的に算出される。すなわち、パラメータm0 、
m1 、m2i、b0 、b1 、b2iは、一次方程式を解くこ
とにより決定される。
【0015】図2および図3は、多段コンプレッサの特
性曲線を示し、圧縮限界の推移は、圧縮限界一次関数 Y=m・F+b により区分ごとに近似的に示される。吸込気体温度およ
び再冷却温度の変化は図2および図3に示される圧縮限
界推移に帰着する。
性曲線を示し、圧縮限界の推移は、圧縮限界一次関数 Y=m・F+b により区分ごとに近似的に示される。吸込気体温度およ
び再冷却温度の変化は図2および図3に示される圧縮限
界推移に帰着する。
【0016】図4および図5は、容積調整範囲における
圧縮制御装置として、気体導入管理装置を有する2台の
3段ターボコンプレッサの特性曲線を示す。圧縮限度の
推移が、圧縮限度関数により全体的に(図4)あるいは
区分ごとに(図5)近似的に示される。実線で示される
カーブと破線で示されるカーブの対比により、温度の圧
縮限界に対する影響度が認められる。これらにはさらに
実際にコンプレッサを使用して確認された圧縮限度値が
示されている。
圧縮制御装置として、気体導入管理装置を有する2台の
3段ターボコンプレッサの特性曲線を示す。圧縮限度の
推移が、圧縮限度関数により全体的に(図4)あるいは
区分ごとに(図5)近似的に示される。実線で示される
カーブと破線で示されるカーブの対比により、温度の圧
縮限界に対する影響度が認められる。これらにはさらに
実際にコンプレッサを使用して確認された圧縮限度値が
示されている。
【0017】この対比から、制御装置1に記憶されてい
る圧縮限界関数が、極めて高い精度で圧縮限界の推移、
しかも気体流温度変化の状況下における推移を予測し得
ることが示される。
る圧縮限界関数が、極めて高い精度で圧縮限界の推移、
しかも気体流温度変化の状況下における推移を予測し得
ることが示される。
【0018】この制御装置に記憶された圧縮限界関数に
より、ターボコンプレッサの動作点に組込まれるべき圧
縮限界値は、圧力測定値p1、p2あるいは流量測定値F
ならびに温度測定値Ts、Triで確認される。流量測定
値および圧力測定値F、p1、p2をこの圧縮限界値と対
比し、圧縮限界値が前述した最少限間隔を下廻わった場
合には、逆止弁2を開くための警戒信号ないし制御信号
がもたらされる。
より、ターボコンプレッサの動作点に組込まれるべき圧
縮限界値は、圧力測定値p1、p2あるいは流量測定値F
ならびに温度測定値Ts、Triで確認される。流量測定
値および圧力測定値F、p1、p2をこの圧縮限界値と対
比し、圧縮限界値が前述した最少限間隔を下廻わった場
合には、逆止弁2を開くための警戒信号ないし制御信号
がもたらされる。
【図1】圧縮限界を監視する装置を具備する多段(この
場合3段)中間冷却ターボコンプレッサの構成を説明す
るダイアグラムである。
場合3段)中間冷却ターボコンプレッサの構成を説明す
るダイアグラムである。
【図2】多段コンプレッサの特性曲線を示すダイアグラ
ムである。
ムである。
【図3】多段コンプレッサの特性曲線を示すダイアグラ
ムである。
ムである。
【図4】2台の3段コンプレッサの特性曲線を全体的に
示すダイアグラムである。
示すダイアグラムである。
【図5】2台の3段コンプレッサの特性曲線を区分ごと
に示すダイアグラムである。
に示すダイアグラムである。
1…制御装置 2…逆止弁 3…排出導管 4…熱交換器 p1…導入側圧力 p2…排出側圧力 Ts…吸込気体温度 Tri…再冷却温度 Y…圧縮限界関数 F…気体流量 Tref…温度基準値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウルリッヒ、グルントマン ドイツ連邦共和国、4223、フェルデ、2、 アム、タネンブッシュ、6 (72)発明者 イヴァン、ヴァン、ホーフ ドイツ連邦共和国、5000、ケルン、50、エ ッシェンヴェーク、15
Claims (3)
- 【請求項1】 導入側気体圧力(p1)、排出側気体圧
力(p2)、吸込気体温度(Ts)、中間冷却温度
(Tri)ならびにコンプレッサにより処理される気体流
量(F)を測定し、この測定値(p1、p2、F、Ts、
Tri)をデータ記憶装置を備えた制御装置に供与して、
コンプレッサ圧縮性能特性と対比し、測定値(p1、
p2、F)がコンプレッサ圧縮性能特性の圧縮限界に近
接した場合に、送出側に設けられた排出導管あるいはコ
ンプレッサの送出側および吸込側を接続する循環導管に
設けられた逆止弁を開くための警戒信号もしくは制御信
号を発する、多段式中間冷却ターボコンプレッサの圧縮
限界を監視する方法において、 ターボコンプレッサ第1圧縮段の導入口における吸込気
体温度(Ts)ならびに第1圧縮段の再冷却温度
(Tri)(i=1から中間冷却回数までの数値)をそれ
ぞれ中間冷却後に測定し、この測定値を制御装置に供与
し、あらかじめ設定されている基準温度(Tref)との
温度差(dTs、dTri)を算出し、 上記圧力測定値(p1、p2)もしくは上記流量測定値
(F)ならびに上記温度差(dTs、dTri)を使用し
て、制御装置に記憶されており、かつコンプレッサ圧縮
性能特性における圧縮限界の推移を少くとも区間ごとに
記述する圧縮限界関数値 Y=m・F+b (式中、Yはコンプレッサ排出側気体圧力(p2)とコ
ンプレッサ導入側気体圧力(p1)との圧力差ないし圧
力割合を意味し、係数m、bはそれぞれ吸込気体温度
(Ts)と再冷却温度(Tri)の一次関数であって、測
定温度差(dTs、dTri)を使用し、 m=m0 +m1 ・dTs +Σm2i・dTri b=b0 +b1 ・dTs +Σm2i・dTri により算出される)により、ターボコンプレッサ動作点
を規制するべき圧縮限界値を算出し、 流量および圧力測定値(F、p1、p2)をこの圧縮限界
値と対比し、あらかじめ設定された較差を下廻わった場
合に警戒信号ないし制御信号を発することを特徴とする
方法。 - 【請求項2】 請求項(1)による圧縮限界監視方法に
おいて、再冷却温度測定値(Tri)(i=1から中間冷
却回数までの数値)を圧縮段数により算術平均して平均
再冷却温度(Tr)を算出し、この平均再冷却温度
(Tr)を係数m、bの算出に使用することを特徴とす
る方法。 - 【請求項3】 請求項(1)あるいは(2)による方法
において、熱力学的性能特性の評価から、吸込気体温度
および再冷却温度の変動により算定された温度係数m
1 、b1 、m2i、b2iを定数として制御装置に記憶さ
せ、ターボコンプレッサをその圧縮限界関数校正のため
に短時間稼働させ、規制されるべき圧力、温度および流
量測定値(p1、p2、Ts、Tri、F)を記録し、これ
から圧縮限界関数のための係数m0 、b0 を算出し、こ
れを制御装置への入力値として入力することを特徴とす
る方法。
Applications Claiming Priority (4)
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|---|---|---|---|
| DE4132735 | 1991-10-01 | ||
| DE4202226A DE4202226C2 (de) | 1991-10-01 | 1992-01-28 | Verfahren zur Überwachung eines mehrstufigen, zwischengekühlten Turboverdichters |
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| DE4132735.7 | 1992-01-28 |
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|---|---|
| JPH06101654A true JPH06101654A (ja) | 1994-04-12 |
| JP2740429B2 JP2740429B2 (ja) | 1998-04-15 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| DE102008021102A1 (de) * | 2008-04-28 | 2009-10-29 | Siemens Aktiengesellschaft | Wirkungsgradüberwachung eines Verdichters |
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| JPS55123394A (en) * | 1979-03-12 | 1980-09-22 | Hitachi Ltd | Capacity control of centrifugal compressor |
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| SU1366713A1 (ru) * | 1984-06-28 | 1988-01-15 | Кузбасский Политехнический Институт | Способ регулировани компрессора |
| DE3540087A1 (de) * | 1985-11-12 | 1987-05-14 | Gutehoffnungshuette Man | Verfahren zum regeln von turbokompressoren |
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-
1992
- 1992-09-25 IT IT92MI2221 patent/IT1255836B/it active IP Right Grant
- 1992-09-29 US US07/952,964 patent/US5290142A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-29 JP JP25960992A patent/JP2740429B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| WO2017138486A1 (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | 昇圧システム |
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|---|---|
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| ITMI922221A1 (it) | 1994-03-25 |
| ITMI922221A0 (it) | 1992-09-25 |
| IT1255836B (it) | 1995-11-17 |
| US5290142A (en) | 1994-03-01 |
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|---|---|---|---|
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