JPH06102299B2 - 湿式ブラストにおけるスラリー供給装置 - Google Patents

湿式ブラストにおけるスラリー供給装置

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JPH06102299B2
JPH06102299B2 JP3142655A JP14265591A JPH06102299B2 JP H06102299 B2 JPH06102299 B2 JP H06102299B2 JP 3142655 A JP3142655 A JP 3142655A JP 14265591 A JP14265591 A JP 14265591A JP H06102299 B2 JPH06102299 B2 JP H06102299B2
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slurry supply
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    • B24C7/00Equipment for feeding abrasive material; Controlling the flowability, constitution, or other physical characteristics of abrasive blasts
    • B24C7/0007Equipment for feeding abrasive material; Controlling the flowability, constitution, or other physical characteristics of abrasive blasts the abrasive material being fed in a liquid carrier
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿式ブラストにおける
スラリー供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】湿式ブラストにおけるスラリー供給装置
は、研磨材と液とを所定濃度にして噴射ガンへ送るよう
になっているが、その一例として特公昭29−3046
号公報に開示された手段は、図5に示すようにスラリー
貯蔵タンクAの内部に下記の撹拌装置Bを設けている。
撹拌装置Bは空気導入管Cに通じる通気孔Dを有する逆
椀状の覆ひEを用い、スラリー中にエアポケットFがで
きるようにし、これに通気孔Dの外部に通気孔Dの流れ
に略直角方向に穿った空気噴出口Gを有するノズルHを
設け、空気導入管Cから送られた圧縮空気を空気噴出口
Gから噴出して研磨材と液とを撹拌して、よく混合され
たスラリーとし、スラリー供給管Iから図示を省略した
噴出ガンに供給するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の装置にあっ
ては装置を停止した時に研磨材がタンク底部や配管内に
沈澱する。又、使用する研磨材によっては固形化し再起
動が大変であった。更に、質量の小さい研磨材(例えば
比重1.0〜2.0、又は平均粒径0.5μm〜50μ
m)を加圧式の湿式ブラスト装置を用いて投射する場合
には、噴射ガンより噴射される噴射スラリーはできるだ
け均一に混合されていることが望まれる。加工対象が硬
度の低いものである場合、又は被加工面の表面ができる
だけ均質であることが望まれる場合には均質のスラリー
の投射が望ましい。特に、電子部品の加工の場合、リー
ド材上の汚れのクリーニング、物理的又は化学的な被膜
付けの下地加工等がその例である。
【0004】従来の装置では前記のような軽量の粒子又
は微小径の粒子を均一に比較的低い噴射加工圧力で加工
するための加工条件について配慮はなされていないの
で、加工条件の調整は困難であった。そこで、本発明に
おいては低い噴射加工加圧で加工でき、且つ均質なスラ
リーを簡単に得ることができ、装置停止時においてタン
クの底部や配管内に沈澱するようなことのない湿式ブラ
ストにおけるスラリー供給装置を提供するのが目的であ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、密閉状態にある少なくとも一部に円錐面を
設けたスラリーを収納する密閉容器と、前記円錐面に一
部を密着させて密閉容器のスラリー収納部を閉塞する昇
降自在の円錐形をした閉止弁と、閉止弁を上昇させるた
めに密閉容器の下部から低圧の撹拌用空気を供給する撹
拌用導管と、密閉容器内に高圧の加圧用空気を供給する
加圧用導管と、スラリーを噴射ガンへ供給するスラリー
供給管とから成る湿式ブラストにおけるスラリー供給装
置を構成したものである。
【0006】密閉容器の上側に容器内の圧力を放出して
常時圧力を一定に保持する減圧弁を設けた湿式ブラスト
におけるスラリー供給装置を構成したものである。
【0007】密閉容器の上側に、スラリーを加圧する加
圧用空気を供給する加圧用導管を取付けた湿式ブラスト
におけるスラリー供給装置を構成したものである。
【0008】密閉容器の閉止弁の下側に加圧用空気を供
給する加圧用導管を取付けた湿式ブラストにおけるスラ
リー供給装置を構成したものである。
【0009】密閉容器の閉止弁の上側にスラリーを噴射
ガンへ供給するスラリー供給導管を取付けた湿式ブラス
トにおけるスラリー供給装置を構成したものである。
【0010】閉止弁を中空に形成し、その中空部をスラ
リー供給用導管に連通させた湿式ブラストにおけるスラ
リー供給装置を構成したものである。
【0011】
【作用】本発明は前記のように構成したもので、密閉容
器内を閉塞している閉止弁の上側に研磨材と液とを収納
しており、撹拌用導管から供給した撹拌用空気の圧力で
閉止弁を上昇させ、閉止弁と円錐面との間に間隙を発生
させ、その間隙から撹拌用空気が上昇し、研磨材と液と
を混合してスラリーとする。その後、加圧用導管から高
圧の加圧用空気を供給し、スラリーをスラリー供給用導
管から噴射ガンへ送る。
【0012】尚、加圧用導管が上側に取付けられている
場合には閉止弁は加圧により下降して閉塞した後にスラ
リー供給用導管にスラリーを供給するが、加工用導管が
下側に取付けられている場合には閉止弁は上昇したまま
で、スラリーを排出することになる。又、上側に取付け
た減圧弁により容器内の空気を逃がし、容器内の空気を
一定の量で且つ一定の圧力に保持するようになってい
る。
【0013】
【実施例】本発明の第1実施例を図1に基いて詳細に説
明すると、下端部に円錐面1を有する密閉容器2を設置
する。密閉容器2は上蓋3で上面を密閉し、円錐面1よ
り下側に円筒の調整部4を設けて底板5で密閉されてい
る。そして、円錐面1には截頭円錐形の閉止弁6が当接
して密閉容器2を密閉し、閉止弁6の上側に研磨材7と
液8とを貯蔵するようになっている。尚、閉止弁6は弁
棒9を上蓋3に貫通させることにより円滑に昇降できる
ようになっている。この密閉容器2には調整部4の底板
5を貫通して撹拌用導管10を設け、上蓋3を貫通して
加圧用導管11を設けている。加圧用導管11は途中に
加圧用開閉弁12を有し、主開閉弁13に連がってい
又、撹拌用導管10は加圧用導管11から分岐し、
途中に撹拌用開閉弁14と減圧弁15と流量調整弁16
とを設けている。
【0014】又、上蓋3には減圧弁17を設けて密閉容
器2内の圧力を逃して減圧できるようになっている。
尚、図中18はスラリーを噴射ガン(図示省略)に送る
スラリー供給用導管、19はスラリー開閉弁、20は上
蓋3に設けた研磨材供給管、21は液供給管、22はド
レーンである。
【0015】第1実施例は前記のように構成したもの
で、密閉容器2内には加圧用導管11から(2Kgf/
cm 〜5Kgf/cm )の高圧の圧縮空気が導入さ
れるが、減圧弁17により圧力を逃がして減圧してい
る。そして、密閉容器2内を加圧後、加用開閉弁12
を閉じ、撹拌用開閉弁14を開き、主開閉弁13を開く
と、高圧の圧縮空気(2Kgf/cm〜5Kgf/c
)が撹拌用導管10に送られ、撹拌用空気を流量調
整弁16で調整して密閉容器2の調整部4に送る。撹拌
用導管10から放出された撹拌用空気はその圧力で閉止
弁6は僅かに上昇させ、密閉容器2の円錐面1との間に
間隙が発生し、その間隙を通って撹拌用空気が上昇し、
閉止弁6上にあった研磨材7と液8とを混合し、スラリ
ーとする。
【0016】完全に混合されたスラリーができた後に、
撹拌用開閉弁14を閉じ、加圧用開閉弁12を開くと、
高圧の加圧用空気が、加圧用導管11から密閉容器2の
上部に導入される。その圧力で閉止弁6は下降して円錐
面1と密着して間隙を閉塞する。そして、高圧によりス
ラリー供給導管18から噴射ガンに噴射スラリーを供給
する。なお、密閉容器2内の圧力があまり高くなると
撹拌運動が大きくなりスラリーの供給が困難になるの
で、減圧弁17を開いて圧縮空気を外部に放出して密閉
容器2内の空気の圧力及び流入量を定常的に一定に保持
してスラリーの供給を確実に行えるようにする。
【0017】次に、第2実施例を図2に基いて説明する
と、本実施例は撹拌用導管10及び加圧用導管11を夫
々密閉容器2の下部に設けた調整部4の側壁を貫通して
取付けたものである。他は第1実施例と同一なので、同
一符号を付し説明を省略する。
【0018】第2実施例においては、撹拌用導管10か
ら導入した低圧の空気により閉止弁6を上昇させて研磨
材7と液8とを混合させてスラリーとした後に、加圧用
導管11から高圧の加圧空気を導入し、高圧空気を閉止
弁6と円錐面1との間隔から導入し、密閉容器2内を高
圧にし、スラリイーをスラリー供給導管18から噴射ガ
ンに供給する。他は第1実施例と同様なので、説明を省
略する。
【0019】次に、第3実施例を図3に基いて詳細に説
明すると、密閉容器2は第1実施例と同様であり、閉止
弁6´を中空の逆円錐形に形成する。この閉止弁6´は
硬度50デュロメータ程度の天然ゴム又はそれと同等の
材質のエラストマーの内に鉄芯30を入れて補強した成
形品である。又、閉止弁6´の下端は底板5を貫通した
スラリー供給導管18に固定して連通できるようになっ
ている。そして、スラリー供給導管18の一部に鍔部3
2を突設して閉止弁6´が上昇した時のストッパーの役
目を果たすようになっている。又、調整部4の側壁には
空気導入口33を開口し、撹拌用空気及び加圧用空気を
回路の切換えによって導入できるようにする。他は第2
実施例と同様なので、同一符号を付し説明を省略する。
【0020】第3実施例は前記のように構成したもの
で、撹拌空気を空気導入口33より導入すると、その圧
力で閉止弁6´はスラリー供給導管18と共に上昇し、
円錐面1との間に間隙を発生させる。この間隙から撹拌
用空気は上昇し、閉止弁6´より上方に位置した研磨材
と液とを混合してスラリーを形成する。この状態におい
て撹拌用空気を高圧の加圧用空気に切替えると、密閉容
器2内の圧力が上昇する。その後、スラリー開閉弁19
を解放すると、スラリーは加圧用空気の圧力で閉止弁6
´内を通り、スラリー供給用導管18で噴射ガン(図示
省略)に送られる。尚、本実施例において加圧用空気を
第1実施例と同様に上側から導入するようにしてもよい
ものである。加工用空気の供給が完了すると閉止弁6´
は自重とスラリーの圧力で下降し、円錐面1と密着して
閉塞する。又、閉塞時にはスラリー開閉弁19を閉じ
る。
【0021】次に、第4実施例を図4に基いて説明する
と、スラリー供給用導管18の上端を密閉容器2の調整
部4内に固定した案内筒34の内周に固定し、閉止弁6
´の下端に導管35を固定してこの導管35を案内筒3
4の上側に昇降自在に嵌入する。そして、案内筒34の
上端外周と導管35の中央部外周とに亘ってベローズ3
6を固定して導管35との間を気密保持ができるように
なっている。他は第3実施例と同様なので、同一符号を
付し説明を省略する。
【0022】本実施例は前記のように構成したもので、
閉止弁6´の昇降には、第3実施例と異なりスラリー供
給用導管18は固定状態で閉止弁6´のみが昇降するも
ので、昇降部分はベローズ36によって気密を保持でき
るようになっている。他は第3実施例と同様なので説明
を省略する。
【0023】
【発明の効果】本発明は前記のような構成、作用を有す
るもので、研磨材と液とは閉止弁より上側に収納されて
いるので、研磨材が沈澱しても固形化することがなく、
撹拌用空気の導入により短時間で且つ確実に研磨材と液
とを混合してスラリーとすることができる。
【0024】又、閉止弁を中空にしてスラリー供給用導
管と連通しているので密閉容器の閉塞を確実に行うこと
ができると共に、スラリーの供給も簡単に行うことがで
きる。更に減圧弁により密閉容器内の圧力を常時一定に
保持することができ、スラリーの供給を円滑に行うこと
ができる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る湿式ブラストにおけるスラリー供
給装置の第1実施例の断面図。
【図2】第2実施例の断面図
【図3】第3実施例の要部のみを示す断面図。
【図4】第4実施例の要部のみを示す断面図。
【図5】従来装置の断面図。
【符号の説明】
1 円錐面 2 密閉容器 3 上蓋 4 調整部 5 底板 6 閉止弁 6´ 閉止弁 7 研磨材 8 液 9 弁棒 10 撹拌用導管 11 加圧用導管 12 加圧用導管 13 主開閉弁 14 撹拌用開閉弁 15 減圧弁 16 流量調整弁 17 減圧弁 18 スラリー供給用導管 19 スラリー開閉弁 20 研磨材供給管 21 液供給管 22 ドレーン 30 鉄芯 32 鍔部 33 空気導入口 34 案内筒 35 導管 36 ベローズ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉状態にある少なくとも一部に円錐面
    を設けたスラリーを収納する密閉容器と、前記円錐面に
    一部を密着させて密閉容器のスラリー収納部を閉塞する
    昇降自在の円錐形をした閉止弁と、閉止弁を上昇させる
    ために密閉容器の下部から低圧の撹拌用空気を供給する
    撹拌用導管と、密閉容器内に高圧の加圧用空気を供給す
    る加圧用導管と、スラリーを噴射ガンへ供給するスラリ
    ー供給管とから成る湿式ブラストにおけるスラリー供給
    装置。
  2. 【請求項2】 密閉容器の上側に容器内の圧力を放出し
    て常時圧力を一定に保持する減圧弁を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の湿式ブラストにおけるスラリー供
    給装置。
  3. 【請求項3】 密閉容器の上側に、スラリーを加圧する
    加圧用空気を供給する加圧用導管を取付けたことを特徴
    とする請求項1,2記載の湿式ブラストにおけるスラリ
    ー供給装置。
  4. 【請求項4】 密閉容器の閉止弁の下側に加圧用空気を
    供給する加圧用導管を取付けたことを特徴とする請求項
    1,2記載の湿式ブラストにおけるスラリー供給装置。
  5. 【請求項5】 密閉容器の閉止弁の上側にスラリーを噴
    射ガンへ供給するスラリー供給導管を取付けたことを特
    徴とする請求項1,2,3,4記載の湿式ブラストにお
    けるスラリー供給装置。
  6. 【請求項6】 閉止弁を中空に形成し、その中空部をス
    ラリー供給用導管に連通させたことを特徴とする請求項
    1,2,3,4記載の湿式ブラストにおけるスラリー供
    給装置。
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