JPH06102669B2 - 置換チアゾリン−ジオキセタン基質、その製造方法およびその使用 - Google Patents
置換チアゾリン−ジオキセタン基質、その製造方法およびその使用Info
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- JPH06102669B2 JPH06102669B2 JP5517071A JP51707193A JPH06102669B2 JP H06102669 B2 JPH06102669 B2 JP H06102669B2 JP 5517071 A JP5517071 A JP 5517071A JP 51707193 A JP51707193 A JP 51707193A JP H06102669 B2 JPH06102669 B2 JP H06102669B2
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- C07F9/02—Phosphorus compounds
- C07F9/547—Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、チアゾリン−ジオキセタン基質、その製造方
法、および酵素分析法におけるその使用に関する。
法、および酵素分析法におけるその使用に関する。
ルシフェリン(式I)のルシフェラーゼ、酸素およびAT
Pとの反応によって、オキシルフェリンが形成される。
この反応では、ケミルミネッセンスとして光(最大波長
562nm)が発光する。この方法では、おそらく、式IIで
示されるジオキセタンが高エネルギー中間体として形成
される[エフ・マクカプラ(F.McCapra),Chem.Commun.
155(1968)]。多くの化学発光性1,2−ジオキセタン化
合物が、この前提に基づいて開発された。アダマンチル
残基が、不安定な1,2−ジオキセタンの安定化のために
記載されている[EP−A 0254051、EP−A 0352713、WO 9
1/03479、WO 90/07511、およびそれらに挙げられている
文献]。しかしながら、親物質として式IIで示されるル
シフェリンの活性中間体段階、すなわち、チアゾリン誘
導体に基づいている公知化合物は全くない。
Pとの反応によって、オキシルフェリンが形成される。
この反応では、ケミルミネッセンスとして光(最大波長
562nm)が発光する。この方法では、おそらく、式IIで
示されるジオキセタンが高エネルギー中間体として形成
される[エフ・マクカプラ(F.McCapra),Chem.Commun.
155(1968)]。多くの化学発光性1,2−ジオキセタン化
合物が、この前提に基づいて開発された。アダマンチル
残基が、不安定な1,2−ジオキセタンの安定化のために
記載されている[EP−A 0254051、EP−A 0352713、WO 9
1/03479、WO 90/07511、およびそれらに挙げられている
文献]。しかしながら、親物質として式IIで示されるル
シフェリンの活性中間体段階、すなわち、チアゾリン誘
導体に基づいている公知化合物は全くない。
本発明の目的は、安定であり、かつ、活性化剤と反応さ
せた場合にだけケミルミネッセンスの形成ととも分解す
る、チアゾリンの、好ましくはルシフェリンの、活性中
間体段階に基づく1,2−ジオキセタンを提供することで
ある。この目的は、一般式III: [式中、Rは または のいずれかであり、R1およびR2は、同一であっても異な
っていてもよく、水素または直鎖状もしくは分枝鎖状の
低級(C1〜C6)アルキルを表し、Xは、活性化剤によっ
て脱離することができる脱離しうる基であり、基R4また
はR5のうち少なくとも1個は、ジオキセタン構造を安定
化する基を表し、基R4またはR5のうちの多くとも1個
は、水素を表す] で示される化合物によって達成される。
せた場合にだけケミルミネッセンスの形成ととも分解す
る、チアゾリンの、好ましくはルシフェリンの、活性中
間体段階に基づく1,2−ジオキセタンを提供することで
ある。この目的は、一般式III: [式中、Rは または のいずれかであり、R1およびR2は、同一であっても異な
っていてもよく、水素または直鎖状もしくは分枝鎖状の
低級(C1〜C6)アルキルを表し、Xは、活性化剤によっ
て脱離することができる脱離しうる基であり、基R4また
はR5のうち少なくとも1個は、ジオキセタン構造を安定
化する基を表し、基R4またはR5のうちの多くとも1個
は、水素を表す] で示される化合物によって達成される。
活性化剤として、酸、塩基、塩、酵素、無機もしくは有
機触媒、および電子供与体を使用するのが好ましい。
機触媒、および電子供与体を使用するのが好ましい。
基−O−Xは、フェニル環上のいずれの位置にあっても
よい。しかしながら、Rがベンゾチアゾール基である場
合、基−O−Xは、5位にあるのが好ましい。Rがフェ
ニル基である場合、基−O−Xは、3位にあるのが好ま
しい。これは、−O−X基を形成する−OR3基について
も同様である。
よい。しかしながら、Rがベンゾチアゾール基である場
合、基−O−Xは、5位にあるのが好ましい。Rがフェ
ニル基である場合、基−O−Xは、3位にあるのが好ま
しい。これは、−O−X基を形成する−OR3基について
も同様である。
−O−Xは、オキシ酸のヒドロキシ塩、ホスフェート、
アリール−もしくはアルキルカルボキシエステル、アル
キルオキシまたはアリールシリルオキシ、スルフェ−
ト、オキシピラノシドであるが好ましい。
アリール−もしくはアルキルカルボキシエステル、アル
キルオキシまたはアリールシリルオキシ、スルフェ−
ト、オキシピラノシドであるが好ましい。
アリールおよびアルキル残基の組成は決定的ではない。
当業者は、難無くXについて好適な残基を選択すること
ができる。それは、単に可溶性でなければならないだけ
であり、活性化剤によってXを脱離させることが可能で
なければならない。
当業者は、難無くXについて好適な残基を選択すること
ができる。それは、単に可溶性でなければならないだけ
であり、活性化剤によってXを脱離させることが可能で
なければならない。
R1およびR2は、水素、メチル基またはエチル基であるの
が好ましい。例えば、−O−Xとしてホスフェートを使
用する場合は、アルカリホスファターゼの添加によって
ケミルミネッセンス反応を生起させることができる。ガ
ラクトシドを使用する場合は、β−ガラクトシダーゼに
よってケミルミネッセンスを生起させることができる。
−O−Xとしてシリルオキシ残基を使用する場合は、フ
ッ化物の添加によってケミルミネッセンスを生起させる
ことができる。
が好ましい。例えば、−O−Xとしてホスフェートを使
用する場合は、アルカリホスファターゼの添加によって
ケミルミネッセンス反応を生起させることができる。ガ
ラクトシドを使用する場合は、β−ガラクトシダーゼに
よってケミルミネッセンスを生起させることができる。
−O−Xとしてシリルオキシ残基を使用する場合は、フ
ッ化物の添加によってケミルミネッセンスを生起させる
ことができる。
基R4および/またはR5は、ジオキセタン構造を安定化す
るのに好適であり、ジオキセタン基を反応から保護する
ものである。この安定化は、この基の立体スクリーニン
グによって行うのが好ましい。例えば、置換および非置
換形態のアダマンタニル、フェニル、シクロヘキシル、
第二および第三脂肪族アルキル基(例えば、t−ブチル
基など)が好適である。これに関して、R4およびR5は、
同一であっても異なっていてもよい。アダマンチル残基
の場合、これは、R4およびR5が環構造の部分を示し、し
たがって、架橋されるような方法で結合されるのが好ま
しい(式IIIa): 一般式IIIで示される化合物は、新規である。これらの
化合物の合成方法は、従前に知られていなかった。
るのに好適であり、ジオキセタン基を反応から保護する
ものである。この安定化は、この基の立体スクリーニン
グによって行うのが好ましい。例えば、置換および非置
換形態のアダマンタニル、フェニル、シクロヘキシル、
第二および第三脂肪族アルキル基(例えば、t−ブチル
基など)が好適である。これに関して、R4およびR5は、
同一であっても異なっていてもよい。アダマンチル残基
の場合、これは、R4およびR5が環構造の部分を示し、し
たがって、架橋されるような方法で結合されるのが好ま
しい(式IIIa): 一般式IIIで示される化合物は、新規である。これらの
化合物の合成方法は、従前に知られていなかった。
したがって、本発明は、式IVまたはIVa: [式中、R3は、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状また
は分枝鎖状のアルキル基を表し、好ましくは、メチルま
たはエチルである] で示される化合物を、式V: [式中、R1およびR2は、前記定義と同じである] で示される化合物と反応させ、それを、水および空気を
排除しつつ、アルキルリチウム化合物の存在下でアルデ
ヒドまたはケトンと反応させ、該反応生成物を脱カルボ
キシルし、アルコキシ基を脱アルキルし、当業者に周知
の方法に従って、化学的に不安定な−O−X基をこの位
置に導入し、それをジオキセタンに光酸化することを特
徴とする、式IIIで示される化合物の製造方法にも関す
る。
は分枝鎖状のアルキル基を表し、好ましくは、メチルま
たはエチルである] で示される化合物を、式V: [式中、R1およびR2は、前記定義と同じである] で示される化合物と反応させ、それを、水および空気を
排除しつつ、アルキルリチウム化合物の存在下でアルデ
ヒドまたはケトンと反応させ、該反応生成物を脱カルボ
キシルし、アルコキシ基を脱アルキルし、当業者に周知
の方法に従って、化学的に不安定な−O−X基をこの位
置に導入し、それをジオキセタンに光酸化することを特
徴とする、式IIIで示される化合物の製造方法にも関す
る。
式IVで示される化合物(アルコキシベンゾチアゾール−
2−カルボン酸ニトリル)またはVIaで示される化合物
の、式Vで示される化合物(好ましくは、ペニシラミン
またはシステイン)との反応は、光の不在下、室温で、
水または水−アルコール混合物などの極性溶媒中で行う
のが好ましい。
2−カルボン酸ニトリル)またはVIaで示される化合物
の、式Vで示される化合物(好ましくは、ペニシラミン
またはシステイン)との反応は、光の不在下、室温で、
水または水−アルコール混合物などの極性溶媒中で行う
のが好ましい。
アルデヒドおよびケトンとして好適な化合物は、残基R4
および/またはR5として、式IIIで示される化合物のジ
オキセタン構造を安定するものである。かかる安定化
は、ジオキセタン構造の立体スクリーニングによって行
うことができる。好適なケトンおよびアルデヒドは、例
えば、アダマンタノン、ベンズアルデヒド、シクロヘキ
サン、第二および第三脂肪族アデヒドおよびケトン、例
えば、ジ−t−ブチルケトンである。
および/またはR5として、式IIIで示される化合物のジ
オキセタン構造を安定するものである。かかる安定化
は、ジオキセタン構造の立体スクリーニングによって行
うことができる。好適なケトンおよびアルデヒドは、例
えば、アダマンタノン、ベンズアルデヒド、シクロヘキ
サン、第二および第三脂肪族アデヒドおよびケトン、例
えば、ジ−t−ブチルケトンである。
R3の導入は、空気を排除し、かつ、冷却しつつ、このよ
うにして得たチアゾリン−カルボン酸のアルデヒドまた
はケトンとの反応によって、THFなどの非プロトン性有
機溶媒中で水を排除して行うのが好ましい。これは、−
50〜−100℃の温度で行うのが特に好ましい。アルキル
リチウム化合物は、炭化水素(ペンタン、ヘキサン)中
溶液として添加するのが好ましい。ブチルリチウムを使
用するのが特に好ましい。反応が終了した後、好ましく
は、室温で塩水溶液の添加によって、得られた化合物を
反応混合物から沈殿させる。
うにして得たチアゾリン−カルボン酸のアルデヒドまた
はケトンとの反応によって、THFなどの非プロトン性有
機溶媒中で水を排除して行うのが好ましい。これは、−
50〜−100℃の温度で行うのが特に好ましい。アルキル
リチウム化合物は、炭化水素(ペンタン、ヘキサン)中
溶液として添加するのが好ましい。ブチルリチウムを使
用するのが特に好ましい。反応が終了した後、好ましく
は、室温で塩水溶液の添加によって、得られた化合物を
反応混合物から沈殿させる。
このようにして形成したβ−ヒドロキシカルボン酸の脱
カルボキシルは、二重結合を導入するために、脱水条件
で、例えば、アゾジカルボン酸エチルエステルおよびト
リフェニルホスフィンを用いて行うのが好ましい。
カルボキシルは、二重結合を導入するために、脱水条件
で、例えば、アゾジカルボン酸エチルエステルおよびト
リフェニルホスフィンを用いて行うのが好ましい。
例えば、トリメチルヨードシランなどの脱アルキル化剤
の添加によって、6′位で脱アルキルを行うのが好都合
である。当該方法は、水を排除して行うのが好ましい。
の添加によって、6′位で脱アルキルを行うのが好都合
である。当該方法は、水を排除して行うのが好ましい。
チアゾリン−カルボン酸は、好ましくは、同様に、中間
体アミンおよびアルコール段階を経て、チアゾリン−4
−オンに変換し、次いで、スルフィドとの反応によって
チアゾリン−4−チオンに変換することができる。この
チアゾリン−4−チオンを、アルデヒドまたはケトンの
ヒドラゾンと、好ましくは、脱離しうる基を含有するこ
とができるアダマンタノン−2−ヒドラゾンまたはベン
ズアルデヒドラゾン(アダマンタノントシルヒドラゾン
またはベンズアルデヒドトシルヒドラゾン)と反応させ
て、式IIIで示される本発明の化合物を形成する。
体アミンおよびアルコール段階を経て、チアゾリン−4
−オンに変換し、次いで、スルフィドとの反応によって
チアゾリン−4−チオンに変換することができる。この
チアゾリン−4−チオンを、アルデヒドまたはケトンの
ヒドラゾンと、好ましくは、脱離しうる基を含有するこ
とができるアダマンタノン−2−ヒドラゾンまたはベン
ズアルデヒドラゾン(アダマンタノントシルヒドラゾン
またはベンズアルデヒドトシルヒドラゾン)と反応させ
て、式IIIで示される本発明の化合物を形成する。
R4および/またはR5がフェニル残基、脂肪族残基または
シクロアルキル残基である式IIIで示される化合物を製
造するために、置換2−フェニル−5,5−ジアルキル−
チアゾリン−4−オンは、グリニヤル反応でチアゾリン
の4位の二重結合の次なる導入によって4−置換誘導体
に変換することもできる。次いで、以下に記載のとお
り、ジオキセタン基を導入する。
シクロアルキル残基である式IIIで示される化合物を製
造するために、置換2−フェニル−5,5−ジアルキル−
チアゾリン−4−オンは、グリニヤル反応でチアゾリン
の4位の二重結合の次なる導入によって4−置換誘導体
に変換することもできる。次いで、以下に記載のとお
り、ジオキセタン基を導入する。
化学的に不安定な基Xの導入は、当業者に周知の方法に
従って行われる。かかる方法は、例えば、ヒューベン−
ウェイル(Houben-Weyl)XII/2に開示されている。
従って行われる。かかる方法は、例えば、ヒューベン−
ウェイル(Houben-Weyl)XII/2に開示されている。
−100〜50℃の温度で、塩化メチレンまたはクロロホル
ムなどの極性有機溶媒に溶解するのが好ましいアルケン
誘導体を反応させ(チアゾリンの2位の二重結合)、感
光剤を使用して可視光を照射することによってジオキセ
タン基を導入することが好都合である[例えば、ローズ
・ベンガル(Rose Bengal)、メチレンブルー、テトラ
ヘドロン・レターズ(Tetrahedron Letters)(1988)3
137-3140を参照]。
ムなどの極性有機溶媒に溶解するのが好ましいアルケン
誘導体を反応させ(チアゾリンの2位の二重結合)、感
光剤を使用して可視光を照射することによってジオキセ
タン基を導入することが好都合である[例えば、ローズ
・ベンガル(Rose Bengal)、メチレンブルー、テトラ
ヘドロン・レターズ(Tetrahedron Letters)(1988)3
137-3140を参照]。
精製のために、例えば、濾過する。上清は、式IIIで示
される所望の化合物を含有する。
される所望の化合物を含有する。
本発明は、さらに、酸、塩基、塩、酵素、無機または有
機触媒および電子供与体を一般式IIIで示される化合物
と反応させ、測定すべき化合物の量の尺度として発光を
測定することによる、酸、塩基、塩、酵素、無機または
有機触媒および電子供与体の測定方法に関する。
機触媒および電子供与体を一般式IIIで示される化合物
と反応させ、測定すべき化合物の量の尺度として発光を
測定することによる、酸、塩基、塩、酵素、無機または
有機触媒および電子供与体の測定方法に関する。
この方法は、酵素、特に免疫系中のマーカー酵素測定の
ために、または、標識DNAブローブによるDNA診断のため
に使用されるのが好ましい。化学的に不安定な基Xがホ
スフェートである場合にアルカリホフファターゼを測定
するのが好ましく、Xがガラクトシドである場合にβ−
ガラクトシダーゼを測定するのが好ましい。
ために、または、標識DNAブローブによるDNA診断のため
に使用されるのが好ましい。化学的に不安定な基Xがホ
スフェートである場合にアルカリホフファターゼを測定
するのが好ましく、Xがガラクトシドである場合にβ−
ガラクトシダーゼを測定するのが好ましい。
本発明を、以下の実施例によって説明する。
実施例1 2−(6′−メトキシ−2′−ベンゾトリアゾリル)−
5,5−ジメチル−Δ2チアゾリン−4−カルボン酸
(1)の合成: メタノール約100mlに6−メトキシベンゾチアゾール−
2−カルボン酸ニトリル2gを溶解し、ペニシラミン1.62
gのH2O 50ml中溶液を添加する。光の不在下、室温で3
時間攪拌し、次いで、該溶液を酸性化し、濾過する。
5,5−ジメチル−Δ2チアゾリン−4−カルボン酸
(1)の合成: メタノール約100mlに6−メトキシベンゾチアゾール−
2−カルボン酸ニトリル2gを溶解し、ペニシラミン1.62
gのH2O 50ml中溶液を添加する。光の不在下、室温で3
時間攪拌し、次いで、該溶液を酸性化し、濾過する。
収量:1.3g TLC:Rf(クロロホルム:メタノール:酢酸9:1:0.1)0.7
4。
4。
実施例2 2−(6′−メトキシ−2′−ベンゾトリアゾリル)−
5,5−ジメチル−4−(2′−ヒドロキシ−2′−アダ
マンチルΔ2チアゾリン−4−カルボン酸(2)の合
成: −78℃で、窒素下、乾燥THF約100mlに溶解した化合物
(1)1gに、2倍モル過剰のブチルリチウム−ヘキサン
溶液を滴下し、次いで、1時間攪拌する。次いで、−78
℃で、これに、THFに溶解した対応する量の2−アダマ
ンタノンを添加し、−78℃で3時間攪拌し、次いで、該
反応混合物を、HCl20mmolを含有する塩化ナトリウム飽
和水溶液100mlに添加する。
5,5−ジメチル−4−(2′−ヒドロキシ−2′−アダ
マンチルΔ2チアゾリン−4−カルボン酸(2)の合
成: −78℃で、窒素下、乾燥THF約100mlに溶解した化合物
(1)1gに、2倍モル過剰のブチルリチウム−ヘキサン
溶液を滴下し、次いで、1時間攪拌する。次いで、−78
℃で、これに、THFに溶解した対応する量の2−アダマ
ンタノンを添加し、−78℃で3時間攪拌し、次いで、該
反応混合物を、HCl20mmolを含有する塩化ナトリウム飽
和水溶液100mlに添加する。
残留物をクロロホルム/エーテルから再結晶する。
収量:0.5g。
実施例3 2−(6′−メトキシ−2′−ベンゾトリアゾリル)−
5,5−ジメチル−4−(2′−アダマンタニリデン)Δ
2チアゾリン(3)の合成: 室温で、THF中、等モル量のP(CC6H5)3およびアゾジカル
ボン酸−ジエチルエステルとの反応によって、ベータ−
ヒドロキシカルボン酸の脱カルボキシルおよび二重結合
の導入を行う[例えば、ムルザー(Mulzer)、アンゲヴ
ァンテ・ヘミー(Angew.Chemie)1977を参照]。
5,5−ジメチル−4−(2′−アダマンタニリデン)Δ
2チアゾリン(3)の合成: 室温で、THF中、等モル量のP(CC6H5)3およびアゾジカル
ボン酸−ジエチルエステルとの反応によって、ベータ−
ヒドロキシカルボン酸の脱カルボキシルおよび二重結合
の導入を行う[例えば、ムルザー(Mulzer)、アンゲヴ
ァンテ・ヘミー(Angew.Chemie)1977を参照]。
2−(6′−ヒドロキシ−2−ベンチアゾリル)−5,5
−ジメチル−4−(2′−アダマンタニリデン)Δ2チ
アゾリン(4)の合成: 乾燥CHCl3 10mlに化合物(3)1gを溶解し、50%過剰量
のトリメチルヨードシランを添加する。約70℃に48時間
加熱し、該反応混合物にメタノールを添加し、該溶液を
回転蒸発する。
−ジメチル−4−(2′−アダマンタニリデン)Δ2チ
アゾリン(4)の合成: 乾燥CHCl3 10mlに化合物(3)1gを溶解し、50%過剰量
のトリメチルヨードシランを添加する。約70℃に48時間
加熱し、該反応混合物にメタノールを添加し、該溶液を
回転蒸発する。
残留物を酢酸エチル中に取り、5%NaHCO3溶液と一緒に
振盪し、乾燥し、真空濃縮する。
振盪し、乾燥し、真空濃縮する。
収量:0.25g。
実施例4 2−(6′−ホスホリル−2′−ベンゾチアゾリル)−
5,5−ジメチル−4−(2′−アダマンタニリデン)Δ
2−チアゾリン(5)の合成: 通常の文献方法を使用して、(4)のホスホリル化を行
う。例えば、ヒューベン−ウェイル(Houben−Weyl)XI
I/2を参照。
5,5−ジメチル−4−(2′−アダマンタニリデン)Δ
2−チアゾリン(5)の合成: 通常の文献方法を使用して、(4)のホスホリル化を行
う。例えば、ヒューベン−ウェイル(Houben−Weyl)XI
I/2を参照。
実施例5 1−[2′−(6″−ホスホリル−2″−ベンゾチアゾ
リル)−5′,5′−ジメチル−Δ2チアゾリニル−]−
2−(2″−スピロアダマンチル)−ジオキセタン
(6)の合成: (5)を光酸化するため、塩化メチレン10mlに溶解した
アルケン10mgに固定したローズ・ベンガル(ポリサイエ
ンス(Polyscience)を添加し、これに−78℃で1時
間、1000ワットのランプで照射する。反応は、定量的に
進行する。ローズ・ベンガル感光剤は、濾過によって容
易に除去できる。
リル)−5′,5′−ジメチル−Δ2チアゾリニル−]−
2−(2″−スピロアダマンチル)−ジオキセタン
(6)の合成: (5)を光酸化するため、塩化メチレン10mlに溶解した
アルケン10mgに固定したローズ・ベンガル(ポリサイエ
ンス(Polyscience)を添加し、これに−78℃で1時
間、1000ワットのランプで照射する。反応は、定量的に
進行する。ローズ・ベンガル感光剤は、濾過によって容
易に除去できる。
実施例6 2−アルコキシフェニル−5,5−ジメチル−チアゾリン
−4−カルボン酸それは、Chem,Ztg.1987、111、357と
同様に製造する。
−4−カルボン酸それは、Chem,Ztg.1987、111、357と
同様に製造する。
ペニシラミン33.5mmol、アルコキシニトリル33.5mmolお
よび炭酸カリウム16.7mmolを、還流滋賀で12時間、水25
mlを含有するメタノール50mlの混合物中、加熱して沸騰
させた。冷却後、半分に真空蒸発する。該混合物をエー
テル50mlで1回洗浄した。分離した水性相を、濃塩酸で
pH4に調節した。この工程で、薄黄色の沈殿物が形成さ
れ、これを吸引し、少量の水で1回洗浄し、60℃で真空
乾燥した。
よび炭酸カリウム16.7mmolを、還流滋賀で12時間、水25
mlを含有するメタノール50mlの混合物中、加熱して沸騰
させた。冷却後、半分に真空蒸発する。該混合物をエー
テル50mlで1回洗浄した。分離した水性相を、濃塩酸で
pH4に調節した。この工程で、薄黄色の沈殿物が形成さ
れ、これを吸引し、少量の水で1回洗浄し、60℃で真空
乾燥した。
収量:50〜60%。
実施例7 2−アルコキシフェニル−5,5−ジメチル−チアゾリン
−4−カルボン酸アミド 0℃で、アルコキシフェニル−チアゾリンカルボン酸4m
molの塩化メチレン10ml中懸濁液に塩化オキサリル4mmol
を添加した。この温度で30分間攪拌した後、−20℃で5
分間、アンモニアの緩流を通した。室温に加熱した後、
該懸濁液を塩化メチレン20mlで稀釈した。該混合物を1N
水酸化ナトリウム溶液10mlで1回洗浄し、次いで、水20
mlで2回洗浄した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を蒸留によって除去した後、油状物が残存し、
これを、少量の酢酸エチルから再結晶した(収量:60〜8
0%) 実施例8 4−アミノ−2−アルコキシフェニル−5,5−ジメチル
−チアゾリン 0℃で、3N水酸化ナトリウム8mlに臭素4,8mmolを溶解し
た。0℃で、この混合物に2−アルコキシフェニル−5,
5−ジメチル−チアゾリンカルボン酸アミド4.4mmolを添
加し、この温度で30分間、次いで、70℃で20分間攪拌し
た。水20mlで稀釈した後、酢酸エチル40mlと一緒に振盪
して抽出する。有機相を毎回水15mlで2回洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を蒸留によって除去した
後、油状物が残存し、これをエタノール/水(1:1)か
ら再結晶した(収量:70〜85%)。
−4−カルボン酸アミド 0℃で、アルコキシフェニル−チアゾリンカルボン酸4m
molの塩化メチレン10ml中懸濁液に塩化オキサリル4mmol
を添加した。この温度で30分間攪拌した後、−20℃で5
分間、アンモニアの緩流を通した。室温に加熱した後、
該懸濁液を塩化メチレン20mlで稀釈した。該混合物を1N
水酸化ナトリウム溶液10mlで1回洗浄し、次いで、水20
mlで2回洗浄した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を蒸留によって除去した後、油状物が残存し、
これを、少量の酢酸エチルから再結晶した(収量:60〜8
0%) 実施例8 4−アミノ−2−アルコキシフェニル−5,5−ジメチル
−チアゾリン 0℃で、3N水酸化ナトリウム8mlに臭素4,8mmolを溶解し
た。0℃で、この混合物に2−アルコキシフェニル−5,
5−ジメチル−チアゾリンカルボン酸アミド4.4mmolを添
加し、この温度で30分間、次いで、70℃で20分間攪拌し
た。水20mlで稀釈した後、酢酸エチル40mlと一緒に振盪
して抽出する。有機相を毎回水15mlで2回洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を蒸留によって除去した
後、油状物が残存し、これをエタノール/水(1:1)か
ら再結晶した(収量:70〜85%)。
実施例9 4−ヒドロキシ−2−アルコキシフェニル−5,5−ジメ
チル−チアゾリン 0℃で、アミノ−2−アルコキシフェニル−5,5−ジメ
チル−チアゾリン14.5mmolの中濃(half-concentreate
d)塩酸32ml中溶液に亜硫酸ナトリウム15mmolを添加
し、この温度で20分間撹拌した。3N水酸化ナトリウム溶
液で中和した後、毎回酢酸30mlと一緒に2回振盪した。
有機相を水20mlで1回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を蒸留によって除去した後、油状物が残存し、
これをカラムクロマトグラフィーによって分離した(シ
リカゲル、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)(収量75
〜80%)。
チル−チアゾリン 0℃で、アミノ−2−アルコキシフェニル−5,5−ジメ
チル−チアゾリン14.5mmolの中濃(half-concentreate
d)塩酸32ml中溶液に亜硫酸ナトリウム15mmolを添加
し、この温度で20分間撹拌した。3N水酸化ナトリウム溶
液で中和した後、毎回酢酸30mlと一緒に2回振盪した。
有機相を水20mlで1回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を蒸留によって除去した後、油状物が残存し、
これをカラムクロマトグラフィーによって分離した(シ
リカゲル、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)(収量75
〜80%)。
実施例10 2−アルコキシフェニル−5,5−ジメチル−チアゾリル
−4−オン トルエン160mlに4−ヒドロキシ−2−アルコキシフェ
ニル−5,5−ジメチル−チゾリン11mmolおよびシクロヘ
プタノン34mmolを溶解した。トルエン40mlを蒸留によっ
て除去した後、アルミニウムトリイソプロピラート9mmo
lを添加し、混合物を、還流下で3時間加熱して沸騰さ
せた。室温に冷却した後、酢酸エチル100mlを添加し、
混合物を毎回水50mlで2回洗浄した。合わせた水性相を
酢酸エチル50mlで1回抽出した。合わせた有機相を硫酸
ナトリウムで乾燥した後、溶媒を蒸留によって除去し
た。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチ
ル/石油エーテル(1:4))によって、残存する油状物
からチアゾリノンを分解した。
−4−オン トルエン160mlに4−ヒドロキシ−2−アルコキシフェ
ニル−5,5−ジメチル−チゾリン11mmolおよびシクロヘ
プタノン34mmolを溶解した。トルエン40mlを蒸留によっ
て除去した後、アルミニウムトリイソプロピラート9mmo
lを添加し、混合物を、還流下で3時間加熱して沸騰さ
せた。室温に冷却した後、酢酸エチル100mlを添加し、
混合物を毎回水50mlで2回洗浄した。合わせた水性相を
酢酸エチル50mlで1回抽出した。合わせた有機相を硫酸
ナトリウムで乾燥した後、溶媒を蒸留によって除去し
た。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチ
ル/石油エーテル(1:4))によって、残存する油状物
からチアゾリノンを分解した。
実施例11 2−アルコキシフェニル−5,5−ジメチル−チアゾリン
−4−チオン 2−アルコキシフェニル−5,5−ジメチル−チアゾリン
−4−オン5mmolおよび2,4−(4−ビス−メトキシフェ
ニル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジ
スルフィド11mmolを、還流下で8時間、トルエン10ml中
で加熱して沸騰させた、冷却後、該反応混合物をカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/石油エ
ーテル(1:6))によって分離した(収量:30〜40%)。
−4−チオン 2−アルコキシフェニル−5,5−ジメチル−チアゾリン
−4−オン5mmolおよび2,4−(4−ビス−メトキシフェ
ニル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジ
スルフィド11mmolを、還流下で8時間、トルエン10ml中
で加熱して沸騰させた、冷却後、該反応混合物をカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/石油エ
ーテル(1:6))によって分離した(収量:30〜40%)。
実施例12 アダマンタン−2−トシルヒドラゾン トシルヒドラジド3.4mmolおよびアダマンタノン3.3mmol
および濃硫酸1滴を、還流下で4時間、エタノール10ml
中で加熱して沸騰させた。室温に冷却した後、体積1ml
に真空蒸発した。水20mlで希釈し、2N水酸化ナトリウム
溶液で中和した。該混合物を毎回酢酸エチル20mlと一緒
に2回振盪した。合わせた有機相を水20mlで1回洗浄
し、次いで、硫酸ナトリウムで乾燥した。該溶液を体積
4mlに蒸発濃縮し、4℃で15時間放置した。無色の針状
物が沈殿した(収量:40%)。
および濃硫酸1滴を、還流下で4時間、エタノール10ml
中で加熱して沸騰させた。室温に冷却した後、体積1ml
に真空蒸発した。水20mlで希釈し、2N水酸化ナトリウム
溶液で中和した。該混合物を毎回酢酸エチル20mlと一緒
に2回振盪した。合わせた有機相を水20mlで1回洗浄
し、次いで、硫酸ナトリウムで乾燥した。該溶液を体積
4mlに蒸発濃縮し、4℃で15時間放置した。無色の針状
物が沈殿した(収量:40%)。
実施例13 4−(2′−アダマンタニリデン−アルコキシフェニル
−5,5−ジメチル−チアゾリン メタノール性0.2Mナトリウムメチラート溶液10mlにアダ
マンタントシルヒドラゾン2mmolを添加し、次いで、こ
れをジグリム20mlで希釈した。メタノールを蒸留によっ
て除去した後、TLCでトシルヒドラゾンがもはや検出さ
れなくなるまで、120℃に加熱した。この温度で2−ア
ルコキシフェニル−5,5−ジメチル−チアゾリン−4−
チオン2mmolを添加し、15分間撹拌した。次いで、銅粉
末1gを添加し、該混合物を150℃でさらに20分間撹拌し
た。冷却後、水100mlを添加し、該混合物を毎回酢酸エ
チル50mlで3回抽出した。合わせた有機相を水30mlで1
回洗浄し、次いで、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を
蒸留によって除去した後、油状物が残存し、これをカラ
ムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/石油
エーテル(1:6))によって分離した(収量20%)。
−5,5−ジメチル−チアゾリン メタノール性0.2Mナトリウムメチラート溶液10mlにアダ
マンタントシルヒドラゾン2mmolを添加し、次いで、こ
れをジグリム20mlで希釈した。メタノールを蒸留によっ
て除去した後、TLCでトシルヒドラゾンがもはや検出さ
れなくなるまで、120℃に加熱した。この温度で2−ア
ルコキシフェニル−5,5−ジメチル−チアゾリン−4−
チオン2mmolを添加し、15分間撹拌した。次いで、銅粉
末1gを添加し、該混合物を150℃でさらに20分間撹拌し
た。冷却後、水100mlを添加し、該混合物を毎回酢酸エ
チル50mlで3回抽出した。合わせた有機相を水30mlで1
回洗浄し、次いで、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を
蒸留によって除去した後、油状物が残存し、これをカラ
ムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル/石油
エーテル(1:6))によって分離した(収量20%)。
実施例14 4−ベンジル−4−ヒドロキシ−アルコキシフェニル−
5,5−ジメチル−チアゾリン エーテル性0.2M塩化マグネシウムベンジル溶液50mlに2
−アルコキシフェニル−5,5−ジメチル−チアゾリン−
4−オン(実施例10)5mmolを添加し、該混合物を、還
流下で8時間、加熱して沸騰させた。水20mlを添加した
後、有機相を分離し、水20mlで1回洗浄し、次いで、硫
酸ナトリウムで乾燥した。蒸留によて溶媒を除去した
後、油状物が残存し、これを、カラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル、酢酸エチル/石油エーテル(1:5))
によって分離した(収量30%)。
5,5−ジメチル−チアゾリン エーテル性0.2M塩化マグネシウムベンジル溶液50mlに2
−アルコキシフェニル−5,5−ジメチル−チアゾリン−
4−オン(実施例10)5mmolを添加し、該混合物を、還
流下で8時間、加熱して沸騰させた。水20mlを添加した
後、有機相を分離し、水20mlで1回洗浄し、次いで、硫
酸ナトリウムで乾燥した。蒸留によて溶媒を除去した
後、油状物が残存し、これを、カラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル、酢酸エチル/石油エーテル(1:5))
によって分離した(収量30%)。
実施例15 4−ベンジリデン−アルコキシフェニル−5,5−ジメチ
ル−チアゾリン 4−ベンジル−4−ヒドロキシ−アルコキシフェニル−
5,5−ジメチル−チアゾリン(実施例14)2mmolの酢酸エ
チル20ml中溶液を、中濃塩酸20mlと一緒に5分間振盪し
た。2N水酸化ナトリウム溶液による中和の後、有機相を
分離し、水20mlで1回洗浄し、次いで、硫酸ナトリウム
で乾燥した。蒸留によって溶媒を除去した後、油状物が
残存し、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル、酢酸エチル/石油エーテル(1:4))によって分離
した(収量60%)。
ル−チアゾリン 4−ベンジル−4−ヒドロキシ−アルコキシフェニル−
5,5−ジメチル−チアゾリン(実施例14)2mmolの酢酸エ
チル20ml中溶液を、中濃塩酸20mlと一緒に5分間振盪し
た。2N水酸化ナトリウム溶液による中和の後、有機相を
分離し、水20mlで1回洗浄し、次いで、硫酸ナトリウム
で乾燥した。蒸留によって溶媒を除去した後、油状物が
残存し、これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル、酢酸エチル/石油エーテル(1:4))によって分離
した(収量60%)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クライン,クリスチアーン ドイツ連邦共和国デー−8120ヴァイルハイ ム、ブリューテンシュトラーセ16番 (72)発明者 ハインドル,ジーテル ドイツ連邦共和国デー−8000ミュンヒェン 90、ホーヘンシュヴァンガウシュトラーセ 37番
Claims (4)
- 【請求項1】一般式III: [式中、Rは または を表し、R1およびR2は、同一であっても異なっていても
よく、水素または直鎖状もしくは分枝鎖状の低級(C1〜
C6)アルキルを表し、Xは脱離しうる基であり、基R4ま
たはR5の少なくとも1つは、ジオキセタン構造を安定化
する基を表し、基R4またはR5の多くとも1つは、水素を
表す] で示される化合物。 - 【請求項2】式IVまたはIVa: [式中、R3は、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状また
は分枝鎖状のアルキルを表す] で示される化合物を、式V: [式中、R1およびR2は、各々、同一であっても異なって
いてもよく、水素または直鎖状もしくは分枝鎖状の低級
(C1〜C6)アルキルを表す] で示される化合物と反応させ、それを、アルキルリチウ
ム化合物の存在下、アルデヒドまたはケトンと反応さ
せ、該反応生成物を脱カルボキシルし、アルコキシ残基
を脱アルキルし、この位置に脱離しうる基−O−Xを導
入し、それを光酸化することを特徴とする、請求項1記
載の一般式IIIで示される化合物の製造方法。 - 【請求項3】R3が1〜6個の炭素原子を有する直鎖状も
しくは分枝鎖状のアルキルを表す請求項2記載の式IVま
たはIVaで示される化合物を、R1およびR2がそれぞれ同
一であっても異なっていてもよく、水素または直鎖状も
しくは分枝鎖状のC1〜C6アルキルを表す請求項2記載の
式Vで示される化合物と反応させ、得られたチアゾリン
カルボン酸を還元してチアゾリン−4−オンを形成し、
R4および/またはR5残基をグリニヤル反応で導入し、チ
アゾリン環の4位に二重結合を導入し、アルコキシ残基
を脱アルキルし、脱離しうる基−O−Xをこの位置で導
入し、次いで、光酸化し、この方法で請求項1記載の式
IIIで示される化合物を得ることを特徴とする、R4およ
び/またはR5がフェニルを表す請求項1記載の式IIIで
示される化合物の製造方法。 - 【請求項4】アナライトを請求項1記載の一般式IIIで
示される化合物と反応させ、基Xを脱離させ、測定すべ
き化合物の含量についての尺度として発光を測定するこ
とからなる、酸、塩基、塩、酵素、無機もしくは有機触
媒または電子供与体の測定方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4210759.8 | 1992-01-04 | ||
| DE4210759A DE4210759A1 (de) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | Substituierte Thiazolin-Dioxetan-Substrate, Verfahren zur Herstellung und Verwendung |
| PCT/EP1993/000752 WO1993020083A1 (de) | 1992-04-01 | 1993-03-29 | Substituierte thiazolin-dioxetan-substrate, verfahren zur herstellung und verwendung |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06503844A JPH06503844A (ja) | 1994-04-28 |
| JPH06102669B2 true JPH06102669B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=6455673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5517071A Expired - Fee Related JPH06102669B2 (ja) | 1992-04-01 | 1993-03-29 | 置換チアゾリン−ジオキセタン基質、その製造方法およびその使用 |
Country Status (5)
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|---|---|
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| EP (1) | EP0591489A1 (ja) |
| JP (1) | JPH06102669B2 (ja) |
| DE (1) | DE4210759A1 (ja) |
| WO (1) | WO1993020083A1 (ja) |
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| AU765703B2 (en) | 1998-03-27 | 2003-09-25 | Bruce J. Bryan | Luciferases, fluorescent proteins, nucleic acids encoding the luciferases and fluorescent proteins and the use thereof in diagnostics, high throughput screening and novelty items |
| EP1925320A3 (en) | 1998-03-27 | 2008-09-03 | Prolume, Ltd. | Luciferases, fluorescent proteins, nucleic acids encoding the luciferases and fluorescent proteins and the use thereof in diagnostics |
| US7109315B2 (en) | 2000-03-15 | 2006-09-19 | Bruce J. Bryan | Renilla reniformis fluorescent proteins, nucleic acids encoding the fluorescent proteins and the use thereof in diagnostics, high throughput screening and novelty items |
| US7390670B2 (en) | 2003-02-20 | 2008-06-24 | Lumigen, Inc. | Signalling compounds and methods for detecting hydrogen peroxide |
| EP3529616B1 (en) | 2016-10-20 | 2023-09-06 | President and Fellows of Harvard College | In vitro and cell based assays for measuring the activity of botulinum neurotoxins |
Family Cites Families (11)
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|---|---|---|---|---|
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| US5707559A (en) * | 1986-07-17 | 1998-01-13 | Tropix, Inc. | Chemiluminescent 1,2-dioxetane compounds |
| US5004565A (en) * | 1986-07-17 | 1991-04-02 | The Board Of Governors Of Wayne State University | Method and compositions providing enhanced chemiluminescence from 1,2-dioxetanes |
| US5013827A (en) * | 1986-07-17 | 1991-05-07 | Board Of Governors Of Wayne State University | Enhanced chemiluminescence from 1,2-dioxetanes through energy transfer to tethered fluorescers |
| US4857652A (en) * | 1986-07-17 | 1989-08-15 | Board Of Governors Of Wayne State University | Chemiluminescent 1,2-dioxetane compounds |
| US4959182A (en) * | 1986-07-17 | 1990-09-25 | Board Of Governors Of Wayne State University | Method and compositions providing enhanced chemiluminescence from 1,2-dioxetanes |
| US5068339A (en) * | 1986-07-17 | 1991-11-26 | Board Of Governors Of Wayne State University | Enhanced chemiluminescence from 1,2-dioxetanes through energy transfer to tethered fluorescers |
| US4983779A (en) * | 1986-07-17 | 1991-01-08 | The Board Of Governors Of Wayne State University | Process for the preparation of vinyl ethers |
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1992
- 1992-04-01 DE DE4210759A patent/DE4210759A1/de not_active Withdrawn
-
1993
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