JPH06102786A - 定着ローラ - Google Patents

定着ローラ

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Publication number
JPH06102786A
JPH06102786A JP24943492A JP24943492A JPH06102786A JP H06102786 A JPH06102786 A JP H06102786A JP 24943492 A JP24943492 A JP 24943492A JP 24943492 A JP24943492 A JP 24943492A JP H06102786 A JPH06102786 A JP H06102786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating layer
fixing roller
fluorinated graphite
volume resistivity
graphite
Prior art date
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Pending
Application number
JP24943492A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Fukuda
茂 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP24943492A priority Critical patent/JPH06102786A/ja
Publication of JPH06102786A publication Critical patent/JPH06102786A/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】静電オフセットを防止でき、非粘着性を有し、
且つ、耐久性が優れた被覆層を備えた定着ローラを提供
することを目的とする。 【構成】定着ローラの被覆層中に、体積固有抵抗が10
3 Ω−cm以下のフッ化黒鉛を1〜20重量%含有する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置に使用さ
れる定着ローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置に使用される定着ローラに
おいて、その被覆層として、トナーが付着しないよう
に、非粘着性の高いフッ素系樹脂やシリコーンゴムと言
った材料が使用されている。この定着ローラは、粉末ト
ナー像を形成した紙、プラスチックシート等の支持体に
対して、熱と圧力を同時に作用させて、トナー像を支持
体に融着させるものである。
【0003】定着ローラの前記した被覆層の材料は、そ
の体積固有抵抗が1012Ω−cm以上と高く、このた
め、加圧ローラ,トナー除去ブレード等の他の部材との
摩擦や帯電した紙との接触により得た電荷が逃げづら
く、帯電し易い状態となっている。
【0004】定着ローラが帯電すると、定着部へ入って
くる未定着トナーが定着ローラに電気的に引きつけら
れ、この結果、複写物には文字のにじみが発生すること
が知られている。これは、通常、静電オフセットと呼ば
れている。
【0005】この静電オフセットを防止するためには、
カーボンや金属酸化物といった導電性物質を定着ローラ
の被覆層材料中に混合し、被覆層材料の抵抗を下げる必
要がある。しかし、従来用いられている導電性物質は、
非粘着性が被覆層材料よりも劣っているため、定着ロー
ラの表面にトナーが付着し、使用不可能となる時間が短
く、耐久性に欠けるものとなっている。
【0006】そのため、定着ローラの静電オフセットを
防止するべく、導電性を有し、且つ非粘着性が被覆層と
同等以上の材料を、定着ローラの被覆層に添加すること
が提案されている。特公昭63−44224号公報に
は、定着ローラの被覆層の非粘着性を高めるため、フッ
化カーボンを1〜25重量%添加してなるフッソ系樹脂
からなる被覆層について開示されている。
【0007】このフッ化カーボンは、3×103 Ω−c
m以上の抵抗を有する材料であり、静電オフセットを防
止するためには、30重量%以上添加する必要がある。
被覆層に30重量%以上のフッ化カーボンを添加する
と、前記公報にも述べられているように、フッ化黒鉛は
柔らかい材料であって、摩耗が増大し、実用に耐えるこ
とができないものとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、定着ローラ
において、静電オフセットを防止でき、且つ非粘着性を
有し、しかも耐久性が優れた被覆層を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、導体よりなる芯体の回りに、被覆層を設
けてなる定着ローラにおいて、前記被覆層中には、体積
固有抵抗が103 Ω−cm以下のフッ化黒鉛を1〜20
重量%含有することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の構成において、定着ローラの被覆層中
に、体積固有抵抗が103 Ω−cm以下のフッ化黒鉛を
1〜20重量%含有させることによって、静電オフセッ
トを防止でき、且つ非粘着性を有し、しかも耐久性が優
れた作用をもたらす。
【0011】
【実施例】本発明は、定着ローラの被覆層として、静電
オフセットを防止することができ、且つ非粘着性を高
め、耐久性に優れた性質を備える材料について、研究を
重ねた結果、被覆層中に、体積固有抵抗が103 Ω−c
m以下のフッ化黒鉛を1〜20重量%混合することによ
り、前記所望の作用効果を伴う被覆層を得ることを見出
した。
【0012】本発明において使用される、フッ化黒鉛
は、非粘着性の高い材料として知られている。フッ化黒
鉛とは、(CF)n,(C2 F)nで示される無機高分
子であり、カーボンブラック、ピッチ、黒鉛等とフッ素
ガスとを反応させて得られる固体状フッ化物である。本
発明に使用されるフッ化黒鉛は、前記反応度合を調整す
ることにより得られる。
【0013】本発明は、被覆層として、フッ素系樹脂に
所定の体積固有抵抗を有するフッ化黒鉛を所定の量だけ
添加し、この被覆層を定着ローラの芯材に被覆したもの
であり、前記フッ化黒鉛の体積固有抵抗の値を103 Ω
−cm以下とし、フッ素系樹脂に対する添加する量を1
〜20重量%とすることにより、優れた定着ローラを提
供するものである。
【0014】表1には、フッ化黒鉛を添加しない場合、
フッ化黒鉛を添加して、その体積固有抵抗の値を5×1
4 ,9×103 ,4×101 Ω−cmと夫々変化さ
せ、その変化させた各体積固有抵抗の値において添加量
を1,10,20,25重量%と変えた場合において、
静電オフセットの状態、非粘着性の良否、耐久性の状態
の結果を得たものである。
【0015】尚、静電オフセットの状態、非粘着性の良
否の項における、○はトナー付着なし、△はトナー付着
が僅かにあり、×はトナー付着あり、の各状態を夫々示
し、耐久性の状態の項における数値は、フッ化黒鉛の添
加量0重量%の時を1とした場合における値であり、少
ない程、耐久性が悪いことを示している。
【表1】
【0016】実験による表1の結果から、添加されるフ
ッ化黒鉛の体積固有抵抗が104 Ω−cm以上の場合に
は、静電オフセットを防止するには、多量のフッ化黒鉛
の添加を必要とし、多量のフッ化黒鉛を添加すると、耐
久性に問題を生じる。これは、フッ化黒鉛が、モース硬
度で1〜2程度の柔らかな材料であり、多量の添加によ
り、添加される側の材料の性質を変化させると共に、使
用の際、紙による摩耗を生じるものと考えられる。
【0017】また、9×103 Ω−cmの場合におい
て、添加されるフッ化黒鉛の添加量が1重量%では、完
全に静電オフセットを防止することができなかった。こ
れは、添加量が1重量%以下の場合の抵抗は、帯電防止
ができる程度低下していないことによるものと判断され
る。
【0018】被覆層の材料としては、フッ素樹脂やシリ
コーンゴムが用いられる。フッ素樹脂としては、定着ロ
ーラの使用条件から、四フッ化エチレン樹脂(PTFE
樹脂)、四フッ化エチレン−パーフロロアルコキシエチ
レン共重合体(PFA樹脂)、四フッ化エチレン−六弗
化プロピレン樹脂(FEP樹脂)が望ましい。
【0019】次に、定着ローラに使用される本発明の被
覆層の製造方法について説明する。被覆層としてのフッ
素樹脂は、粉末状になったものと、液状のもののいずれ
も使用できる。樹脂粉末状の場合、樹脂粉末中にフッ化
黒鉛粉末を混合したもの、フッ化黒鉛粒子により粉末表
面を覆ったもの、或いは直接混合するものを使用可能で
あり、このような混合粉末を、静電塗装により、芯体で
ある金属ローラの表面に付着させ、溶融流動させること
で被覆層が得られる。
【0020】また、液体状の場合は、樹脂分散液中にフ
ッ化黒鉛粉末を混合攪拌した後、スプレー等により塗布
する方法により、芯体である金属ローラの表面に付着さ
せ、これを溶融流動させて被覆層を得ることができる。
被覆層として、シリコーンゴムを用いる場合は、未硬化
ゴム材料とフッ化黒鉛を混合分散したものを、芯体に被
覆させた後、該ゴムを硬化させる。
【0021】表1に示される結果を得た際の具体例につ
いて説明する。被覆層として、フッ素樹脂のうち、PF
A樹脂を使用した。このPFA樹脂の分散液中に、表1
に示した割合のフッ化黒鉛を添加し、超音波により混合
する。このようにして得られたフッ化黒鉛を含有した液
状のPFA樹脂を、Al芯体にスプレーコーティング
し、コーティングしたAl芯体を400℃15分焼成し
て、厚さ20μmの膜を有する定着ローラを得ることが
できた。
【0022】フッ化黒鉛として、体積固有抵抗が、5×
104 ,9×103 ,4×101 Ω−cmの値のものに
ついて、夫々フッ化黒鉛の添加量を変え、前記定着ロー
ラを得た。この定着ローラを複写機の定着器にセット
し、評価した結果は、前述した表1として示された通り
である。
【0023】静電オフセットは、文字に滲みで判断し、
非粘着性はローラへのトナー付着量を見て判断した。
又、耐久性はペーパーを10万枚通紙したときの磨耗量
を測定しフッ化黒鉛が入っていないものを1として比較
した。
【0024】
【発明の効果】本発明の構成において、熱定着ローラの
被覆層には、103 Ω−cm以下のフッ化黒鉛を1〜2
0重量%添加することにより、静電オフセットを生じる
ことなく、しかも、非粘着性、耐久性が優れた効果を奏
するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体よりなる芯体の回りに、被覆層を設
    けてなる定着ローラにおいて、前記被覆層中には、体積
    固有抵抗が103 Ω−cm以下のフッ化黒鉛を1〜20
    重量%含有することを特徴とする定着ローラ。
JP24943492A 1992-09-18 1992-09-18 定着ローラ Pending JPH06102786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24943492A JPH06102786A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 定着ローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24943492A JPH06102786A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 定着ローラ

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Publication Number Publication Date
JPH06102786A true JPH06102786A (ja) 1994-04-15

Family

ID=17192914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24943492A Pending JPH06102786A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 定着ローラ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010529