JPH06102823B2 - 酸化クロム溶射材料及びその製造方法 - Google Patents

酸化クロム溶射材料及びその製造方法

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JPH06102823B2 JP3177912A JP17791291A JPH06102823B2 JP H06102823 B2 JPH06102823 B2 JP H06102823B2 JP 3177912 A JP3177912 A JP 3177912A JP 17791291 A JP17791291 A JP 17791291A JP H06102823 B2 JPH06102823 B2 JP H06102823B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来の酸化クロム溶射
材料を用いた溶射被膜に比べて、耐摩耗性、耐蝕性及び
仕上げ面粗さに優れた溶射被膜を形成するための溶射材
料及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】酸化クロムは、融点が高く(2435
°)、高硬度(旧モース硬度8.5)であり、かつ化学
的に安定であるので、酸化クロム溶射被膜は耐摩耗性及
び耐蝕性保護被膜として優れた性能が期待される。
【0003】酸化クロム溶射材料は、一般に原料を溶融
後、固化し、粉砕・整粒して製造される。しかし、この
酸化クロムは高温において酸素を放出し、金属クロムを
生成しやすい性質を持っているため、上記の溶融工程に
おいて通常1〜5重量%の金属クロムが生成する。この
金属クロムは溶射用粉末材料の製法上除去し難く、最終
的にも混入した金属クロムの大部分がそのまま溶射被膜
中に残留することが避けられなかった。この金属クロム
の存在は、酸化クロム溶射被膜として求められる品質特
性、つまり高硬度、耐摩耗性、耐蝕性を著しく劣化さ
せ、仕上げ面粗さに優れた溶射被膜の形成を困難なもの
とする。
【0004】例えば、酸化クロム溶射被膜はその本来の
特性を期待して、200℃以下での耐蝕・耐摩耗性用
途、つまり、腐蝕力の強い化学薬品を搬送するためのポ
ンプ部品の内壁、繊維工業における搬送ロール表面及び
一般機械部品分野等幅広い分野で用いられているが、こ
れらの被膜中に低硬度で、耐摩耗性及び化学腐蝕に弱い
金属クロムが存在すると耐摩耗性が低下し、溶射被膜が
本来有する耐化学腐蝕性を著しく劣化させることが知ら
れている。
【0005】このような問題点を改良するため、本発明
者らは先に金属クロムの含有量を低減し得る次のような
製法を提供している。
【0006】特開昭62−63659号 酸化クロム粉末を含む酸化物粉末を溶融後固化し、粉
砕、分級するに当たり、前記溶融後の融液と酸素含有ガ
スを接触・反応させ、該融液中の金属クロムの含有量を
0.5重量%以下にする方法。
【0007】特開昭62−63660号 酸化クロム粉末を含む酸化物粉末を溶融後固化し、粉
砕、分級するに当たり、前記粉砕、分級により5〜10
0μmの粉末材料を得、この粉末材料を高温酸化雰囲気
でバイ焼し、該粉末中の金属クロムの含有量を0.5重
量%以下にする方法。
【0008】特開昭62−63661号 酸化クロム粉末を含む酸化物粉末を溶融後固化し、粉
砕、分級するに当たり、前記粉砕、分級により5〜10
0μmの粉末材料を得、この粉末材料を酸洗することに
より、該粉末中の金属クロムの含有量を0.5重量%以
下にする方法。
【0009】特開昭62−63662号 酸化クロム粉末を含む酸化物粉末を溶融後固化し、粉
砕、分級するに当たり、前記粉砕、分級により5〜10
0μmの粉末材料を得、この粉末材料を比重分離するこ
とにより該粉末中の金属クロムの含有量を0.5重量%
以下にする方法。また、一般に溶射材料は、フレームも
しくはプラズマ溶射システムを用いて溶射され、密着強
度の優れた溶射被膜を形成するためには、そのフレーム
炎及びプラズマ炎中で十分に溶融させる必要があり、そ
の粒度分布幅は105−5μm、平均粒子径で50−1
0μmが望ましい。また、溶射粉末は溶射ガンまで搬送
チューブ等を用いて供給されるので、流動性が被膜の品
質に影響を及ぼし、流動性が悪いと目的とする品質の被
膜が得られない。搬送中の流動性を良くするためには、
粒子形状においてエッヂ面が存在せず、概略球形、つま
り球形もしくはブロッキーであることが望まれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】酸化クロムは難焼結性
であるため、焼結法を用いた場合、溶射が可能となる適
切な粒子径を得ることは難しく、また焼成温度が高温と
なるため設備面で問題がある。
【0011】また、溶融工程を用いた場合は、前述の通
り、溶射粉末に通常1〜5重量%の金属クロムが生成
し、酸化クロム本来の有する品質特性を著しく低下せし
める。これらを改善するために溶射材料の金属クロムを
除去する製造方法として、前記特開昭62−63659
号の融液と酸素含有ガスを反応させる方法、特開昭62
−63660号の高温酸化雰囲気でのバイ焼処理方法、
特開昭62−63661号の酸洗処理方法、並びに特開
昭62−63661号の比重分離法が提供されている
が、これらの製法はいずれもその出発材料として電融粉
砕品を用いているため、出発材料中の金属クロムを除去
するために複雑な二次工程処理を必要とする難点があ
り、また、得られた溶射粉末の流動性においても問題が
あった。
【0012】また、これらの溶射材料は後述の通り、そ
の化学組成としてAl2 3 が50重量%,Cr2 3
が50重量%からなる酸化クロムを含む溶射材料であ
り、酸化クロムを主成分とするものではない。
【0013】そこで、本発明の目的とするところは、ま
ず複雑な二次処理工程を必要とせず金属クロム含有量が
少ない酸化クロム溶射材料が直接得られるような製造方
法ならびにこれによって得られた溶射材料を提供すると
ころにある。
【0014】また、フレーム炎及びプラズマ炎中で溶融
させるに適した粒度分布を有し、粒子形状が流動性に適
している溶射材料を提供するところにある。
【0015】さらにまたこれによって、上記従来の酸化
クロム溶射材料における問題点をことごとく解決し、耐
摩耗性、耐蝕性に優れ、仕上げ面粗さの点においても優
れた溶射被膜を形成することができる新規な溶射材料及
びその製造方法を提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者らはまず、焼結
助剤となり得る添加材を選定することによって、比較的
低い焼成温度で焼結法によって酸化クロム溶射材料を製
造し得るとの知見を得た。すなわち、焼結助剤として酸
化チタンを選定し、酸化クロムの表面に酸化チタンを均
一に被覆して焼成する場合、比較的低い温度で焼成し得
ることを確認したものである。
【0017】すなわち、本発明は焼結酸化クロム溶射材
料の製造方法を開発したもので、酸化クロムの表面に酸
化チタンを均一に被覆し、1100〜1500℃の温度
で10分ないし10時間焼成した後、解砕・整粒するこ
とを特徴としている。
【0018】出発材料として用いる酸化クロムの純度を
98%以上、金属クロム含有量を0.5重量%以下、好
ましくは0.1重量%以下とすれば、純度97.5重量
%以上の酸化クロムからなり、金属クロム含有量が0.
5重量%以下、好ましくは0.1重量%以下の焼結酸化
クロム溶射材料が得られる。
【0019】出発材料として用いる酸化クロムの平均粒
子径は、焼結助材として添加する酸化チタン微粉末を均
一に原料表面に被覆する上から、1〜5μmのものが好
ましい。平均粒子径が1μmより小さい場合、被覆する
焼結助材の酸化チタン微粉末とほぼ同一粒子径となり、
酸化チタンが酸化クロム表面に均一に被覆されず酸化ク
ロム原料同士が接合し焼結が困難となる。また、酸化チ
タンの均一な分散が困難となるので酸化クロムの表面に
被覆されなかった酸化チタンの凝集粒子が生じることに
なり被膜特性を劣化させる。平均粒子径が5μmを越え
る場合は焼結そのものが酸化チタンを多量に添加しなけ
れば進行せず被膜中に残留する過剰の酸化チタンが被膜
特性を劣化させる。
【0020】また、出発材料としての酸化クロムは、乾
式法によって製造されたもの、すなわち無水重クロム酸
ソーダに還元剤を添加しバイ焼して製造したものを用い
ることで目的とする純度、金属クロムの量並びに平均粒
子径を得ることができる。金属クロム含有量が0.5重
量%より多い場合、溶射被膜中の金属クロム含有量も増
大し被膜特性を著しく劣化せしめるので、さらに二次工
程処理を必要とする。焼結助材として添加する酸化チタ
ンは、上述したごとく酸化クロム表面を均一に被覆し、
酸化クロム原料の焼結性を上げ、かつ酸化クロム本来の
被膜特性を失わないためには、その平均粒子径を細かい
ものとし、かつ添加量を少量とする必要がある。添加量
が0.05重量%以下の場合焼結が進行しない。2重量
%以上の場合被膜特性を劣化せしめる。また、平均粒子
径は1.0μm以下、好ましくは0.3μm以下である
ことが酸化クロム表面を均一に被覆する上で望ましい。
平均粒子径が1.0μmより大きい場合、酸化クロム表
面への均一被覆は困難となる。
【0021】酸化クロム表面に酸化チタンを均一に被覆
する方法としては、万能攪拌機等の攪拌機を用いて混合
すれば良い。
【0022】焼成雰囲気は、酸化クロムの金属クロムへ
の還元反応を防ぐため、酸化雰囲気で行うことが望まし
い。焼成温度は、1100〜1500℃の範囲内で選べ
ば満足した結果が得られ、好ましくは1300〜145
0℃が適している。
【0023】1100℃以下の場合、焼結を十分に進行
させ、かつ溶射に適した粒子径及び粒子形状を得るため
には、焼成時間を長大なものとしなければならない。
【0024】一方、1500℃を越えた場合、焼結が進
行し過ぎて平均粒子径が粗大となり粉砕等の後工程が必
要となる。また、焼成炉等の設備面の経費も増大する。
【0025】焼成時間は特に制限はないが、低温で焼成
する場合は長く、高温で焼成する場合は短時間で行うの
が良い。通常10分間から10時間の範囲で選択でき
る。
【0026】得られた溶射材料の粒子形状は、従来の電
融品及び焼結品のごとく粉砕工程を経ていないのでエッ
ヂ面を持たず、球形もしくは楕円球状の概略球形を呈
し、流動性に優れている。また、その粒度分布範囲も1
05〜5μm、平均粒子径が10−50μmとなり、従
来法のごとく粉砕工程による歩留まり低下が生じず、歩
留まりは従来法に比べ115〜140%へ向上する。
【0027】
【作用】この発明の製造方法によれば、出発材料として
酸化クロムと酸化チタンを用いることによって1100
〜1500℃の焼成温度で直接焼結酸化クロム溶射材料
を製造することができる。
【0028】したがって酸化クロムの純度、金属クロム
の含有量を選定することによって金属クロム含有量が少
なく、酸化クロム純度の高い焼結酸化クロム溶射材料を
簡単に得ることができる。
【0029】焼成後は解砕・整粒するだけで良く、二次
処理工程を必要としない。また、得られた焼結酸化クロ
ムは球形もしくは楕円球状の概略球形を呈し、流動性に
優れており、良質な被膜が得やすく、また、粒度分布範
囲が105〜5μm、平均粒子径で10−50μmのも
のが得られるためフレーム炎及びプラズマ炎中での溶融
に適した粒度が得られ、粉砕工程による歩留まり低下も
ない。
【0030】したがって、従来の溶射材料を用いた溶射
被膜に比べて高硬度、耐摩耗性、耐蝕性を著しく向上さ
せ、仕上げ面粗さの点においても優れた溶射被膜を形成
することができる。
【0031】
【実施例】次に本発明を実施例によって詳しく説明す
る。
【0032】[実施例1]市販の乾式法酸化クロム(日
本電工株式会社製「酸化クロムNo.80」、Cr2
3 :98.5%以上、平均粒子径:1.0,3.0と
5.0μm)と市販の酸化チタン(TiO2 :99.0
%以上、平均粒子径:0.3と1.0μm)とを用い、
それぞれ万能攪拌機を用いて攪拌混合して酸化クロム表
面に酸化チタンを被覆した。
【0033】被覆終了後、炭化ケイ素質発熱体電気炉を
用いて1350°、保持時間3時間で焼成処理を行っ
た。得られた焼結粉末を解砕し、粉砕工程を経ること無
くふるい網を用い75μm上を取り除いた後に、湿式分
級法を用いて10μm以下も取り除き75−10μm
(平均粒子径が26−34μm)の溶射材料を得た。出
発材料および溶射材料の品質特性を表1、表2に示す。
【0034】溶射はプラズマ溶射装置を用い、作動ガス
としてアルゴンと水素を用い、50×50×10mmの
SUS−304鋼板の基材上に膜厚が200μmとなる
ように溶射した。
【0035】また、比較例として試料番号1〜6を準備
した。試料番号1〜5においては、酸化クロム原料は本
発明品と同様であるが、その平均粒子径を異ならせたも
の(試料番号1、2)、酸化チタンの平均粒子径を異な
らせたもの(試料番号3)酸化チタンの添加量を異なら
せたもの(試料番号4、5)を準備した。
【0036】試料番号1:出発材の酸化クロムの平均粒
子径が0.5μmと細かいもの 試料番号2:出発材の酸化クロムの平均粒子径が7.0
μmと粗いもの 試料番号3:被覆に用いる酸化チタンの平均粒子径が
2.0μmと粗いもの 試料番号4:酸化チタンの添加量が0.03%と少ない
もの 試料番号5:酸化チタンの添加量が3.00%と多いも
の 試料番号6:従来品(市販の電融粉砕品) 溶射粉末の品質特性としては、表1、表2に示すように
化学組成、金属Cr量、粒度分布、平均粒子径、歩留ま
り、流動性を測定した。
【0037】金属Crの分析方法は、試薬特級の塩酸と
純水との1:1(体積比)の溶液、50cc中に試料を
浸し、一昼夜放置した後、15分間煮沸し、冷却、ろ過
した後、ろ過水を原子吸光分析装置で定量分析を行い測
定した。
【0038】歩留まりは、得られた焼結粉末の総量にお
ける溶射に適した75−10μmの割合を計量して求
め、試料番号6の値を100として指数で表示した。流
動性は、JISZ−2502(金属粉末の流動性試験
法)で行った。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】溶射被膜の品質特性としては、硬度(Hv
300 )、横軸平面研削板を用いてダイヤモンド砥石(#
600)で研削仕上げ後の平均表面粗さ(Ra)、比摩
耗量の測定及び耐蝕性の測定を行った。その結果を表3
に示す。
【0042】比摩耗量の測定は大越式迅速摩耗試験機を
用い、室温で以下の測定条件によって測定した。
【0043】 研磨回転具材質: SUJ−2(HRC60) 摩 擦 速 度: 1.37m/秒 摩 擦 距 離: 200m 最 終 荷 重: 12.6kg 耐蝕性試験は試料表面に濃硝酸を塗布し、室温で100
時間放置後、被膜断面を切断し、基材の浸蝕度合いを測
定し、試料番号6の値を100として指数で表示した。
【0044】
【表3】
【0045】比較例として用いた試料番号1〜4は本発
明と同様の酸化クロムを選定し、焼結法を用いて製造し
ているので金属Cr含有量は少ないが、酸化クロムの焼
結が進行せず、得られた溶射粉末はすべて30μm以下
と細かく、歩留まりも従来の電融粉砕品(比較例6)に
比べて35〜45%と悪い。また、溶射時においても焼
結が不完全であるために流動性が悪く、ノズル閉塞が生
じ溶射不能となった。試料番号5を用いた溶射被膜は、
従来品(試料番号6、電融粉砕品で金属Crを1.52
%含み、粒径も多数のエッジ面を有する。図2参照)に
比べると、金属Cr量は減少し、耐蝕性は向上するが、
酸化チタンを3%固溶しているので、被膜硬度は112
0と低く、比摩耗量は20×10-8mm3 /kg・mと
従来品と比べ、ほぼ同じである。
【0046】これに対し、本発明品である試料番号7〜
13は、得られた溶射材料の粒子形状は従来の電融品の
ごとく粉砕工程を経ていないのでエッヂ面を持たず、球
形もしくは楕円球状の概略球状を呈し(試料番号8、図
1参照)、流動性に優れ、従来品に比べて歩留まりも1
15〜140%と向上する。
【0047】また、本発明品は、酸化クロム純度が9
7.5%以上と高く、金属クロム含有量が0.08%以
下と少なく、かつ、粒子形状も優れているので、これら
の溶射材料を用いた溶射被膜は硬度が1200以上と高
硬度で、比摩耗量も5〜10×10-8mm3 /kg・m
と向上する。また耐蝕性も従来の電融粉砕品に比べ約2
5%向上した。さらに、表面平均粗さ(Ra)も0.2
5μm以下と小さく研削仕上げ後の外観も優れている。
【0048】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明は、比較的低
い焼成温度で焼結法により製造し得る酸化クロム溶射材
料の製造法並びにこれによって得られる焼結酸化クロム
溶射材料を提供し得たのであり、酸化クロムの純度を選
定することによって複雑な二次処理工程を経ることなく
容易に金属クロムの含有量が少ない酸化クロム溶射材料
が得られるものである。
【0049】また、得られた焼結酸化クロム溶射材料
は、溶射材料としての好ましい粒度分布を有しており、
歩留まりを向上し得るほか、解砕・整粒によって所望と
する製品粒子を得るので、粒子形状が概略球形を呈し、
流動性に優れており、良質な被膜が得やすいという利点
も有している。
【0050】したがってこの溶射材料をを用いた溶射被
膜は、高硬度と耐摩耗性、耐蝕性を示すので、基材合金
の使用寿命の延長を可能とするとともに仕上げ面の向上
にも貢献し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る焼結酸化クロム溶射材料の粒子
形状を示す電子顕微鏡写真図、
【図2】従来の電融粉砕品の粒子形状を示す電子顕微鏡
写真図、

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 純度97.5重量%以上の酸化クロムと
    0.05〜2.0重量%の酸化チタンからなり、金属ク
    ロム含有量が0.5重量%以下であることを特徴とする
    焼結酸化クロム溶射材料。
  2. 【請求項2】 金属クロム含有量が0.1重量%以下で
    あることを特徴とする請求項1記載の焼結酸化クロム溶
    射材料。
  3. 【請求項3】 粒子形状が概略球状を呈し、平均粒子径
    が10−50μmであることを特徴とする請求項1また
    は2記載の焼結酸化クロム溶射材料。
  4. 【請求項4】 酸化クロムの表面に酸化チタンを均一に
    被覆し、1100〜1500℃の温度で10分ないし1
    0時間焼成した後、解砕・整粒することを特徴とする焼
    結酸化クロム溶射材料の製造方法。
  5. 【請求項5】 出発材料としての酸化クロムが、純度9
    8%以上、金属クロム含有量0.5重量%以下、平均粒
    子径が1〜5μmである請求項4記載の焼結酸化クロム
    溶射材料の製造方法。
  6. 【請求項6】 出発材料としての酸化チタンが、純度9
    8%以上、平均粒子径が1.0μm以下である請求項4
    記載の焼結酸化クロム溶射材料の製造方法。
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