JPH06102903A - プラントの制御システム - Google Patents
プラントの制御システムInfo
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- JPH06102903A JPH06102903A JP24993292A JP24993292A JPH06102903A JP H06102903 A JPH06102903 A JP H06102903A JP 24993292 A JP24993292 A JP 24993292A JP 24993292 A JP24993292 A JP 24993292A JP H06102903 A JPH06102903 A JP H06102903A
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Abstract
るようにして、寿命管理を可能とすること。 【構成】プロセス量運転許容制限余裕値を各機器毎に、
状況に応じて設定を可変とする一方、各機器毎の寿命消
費状況と、その後の運転スケジュールを考慮した許容さ
れる運転上限値の設定を、プラント全体寿命の観点より
割り出す。 【効果】プラントを構成する機器自身が許容する運転条
件をプラント制御に反映することで、機器とプラント全
体の寿命を同一とし、無駄のない合理的なプラント運用
を実現できる。
Description
テムに係り、特にプラントを構成する機器の個々の運転
管理値の裕度を考慮したプラントの制御システムに関す
る。
トでは特開昭62−207200号に示されているように、主要
な機器(主機)であるタービンあるいは発電機単体に対
して、負荷変化率や許容負荷変化巾を設定し、これらの
機器をこれらに従って運転している。つまり、設定され
た負荷変化率に一致すべく運転し、また設定された許容
負荷変化巾の範囲内に運転状態を制限している。
制御,制限を採用している理由は、単体としてのタービ
ンあるいは発電機の寿命消費を考慮していることによ
る。つまり、これらの機器を予定の使用年限後に交換す
ることを意図した運転をすることが近年要求されてお
り、このためには、予定の変化率での負荷変化を何回行
えば良いかが定まることから、負荷変化率を遵守する運
転を行い、かつ不要な大きさの負荷変化巾での運転を禁
じたものである。
過した時点において、主機はほぼ推定したとおりの寿命
を損耗することができる。しかし、係る管理の対象とな
っていないその他の多くのプラント機器についてみる
と、予め定められた固定の運転制限のもとで運転されて
おり、寿命管理という意味において充分なものでなかっ
た。
ント機器の仕様により定まるハード面での耐久性能,運
転による寿命損耗度やプラント運用面からの運転余裕
度、あるいは設備の能力面からの許容度を考慮するとし
たら、今まで以上に自由度の高いプラント制御が実現で
きるばかりでなく、プラント全体としての寿命管理も可
能である。
以上に自由度の高いプラント制御が実現でき、かつプラ
ント全体としての寿命管理を行うことを可能とするプラ
ントの制御システム提供することを特徴とする。
のプロセス制御を構成する要素としてのプロセス状態量
の取りうる範囲と実動作点との関係より、プロセス状態
量運転管理値の余裕度に着目し、その余裕度の値に応じ
て制御の強さを動的に変えたり、制御順序に優先順位を
つけることで、制御量を目標値にすみやかに合致させ、
かつ、個別プロセス量の管理制限値を逸脱することのな
い協調制御系を実現する。
測若しくは観測され、制御装置内部において、目標値と
突き合わされ、その偏差がある場合に、その偏差を0と
する方向に制御装置内で、操作端を動作させる為の操作
量を作成する。この操作量を作成する過程において、運
転許容制限値までの余裕値による制御機能が付加され、
上記の偏差を0とする制御系動作が強められる。この制
御系の動作の強め方として、プロセス状態量が目標値か
ら遠ざかり、その時プロセス自身の固有の制限値までの
余裕値が減少した時、その減少した余裕値を本来あるべ
き値にまで復帰させるようにパラメータの大きさを決定
し、操作量の重畳なり乗算なりの操作を施す。制御系へ
の適用にあたっては、余裕値が減少すればするほど、本
来の制御系操作量に与える影響を大きくして、強い制御
をかける作用を生じさせる。
る。プラントのプロセス部1の伝達関数特性は、プラン
トプロセス量伝達函数6(H(S))とプラントへの外乱
7によって表現される。プラントの制御部2は、プロセ
ス量目標値設定部3,プロセス量運転許容制限余裕値算
出部4,プラント制御伝達函数5(G(S))より成る。
値100aを元にして、必要に応じてプロセス量目標値
が設定される。プロセス量目標値あるいは、プロセス量
目標値と実測値の偏差100bは、プラントの制御伝達
函数5(G(S))により、操作信号100dとしてプラン
トのプロセス部1に伝えられる。プラントプロセス量伝
達函数6(H(S))は、操作信号100dとプラント外乱
100eを入力として、プロセス量計測値100aを出
力する。通常、プラントのプロセス量100aは、プロ
セス部1を構成するハード機器の制約条件により、制限
値を課せられており、従来は、プラント制御伝達函数G
(S)における数々の巧妙な制御ロジックによってプロセ
ス量を制御していた。
容制限余裕値算出制御部4においてプロセス量の制限に
対する余裕値100cを算出し、この余裕値の大きさに
応じて制御の強さを変えるものである。つまり、プラン
ト制御伝達函数5(G(S))をして、プロセス量の実計
測値の制約条件に対する余裕値という新しい視点からの
制御を行わしめるものである。以下においては実施例と
してプラントプロセス量のうちマイナループにより制御
される対象を一例として説明する。
う熱交換器出口温度制御の例を示す。図中31aは被加
熱ガス(低温ガス)配管であり、31bは被加熱ガスバ
イパス配管、31cは加熱ガス(高温ガス)配管であ
る。配管内31a内の被加熱ガスは、ガス/ガス熱交換
器32を通して、加熱ガス配管31cから熱量を受け加
熱される。ところで被加熱ガスは過熱による熱分解防
止、あるいはガス逆火防止等の理由によりしばしば温度
上限値が設定されている。その為、被加熱ガスバイパス
配管31bによりガス流量を分配すると共に、出口ガス
温度調節弁33により出口ガス温度の一定制御が行われ
る。
度測定端34において被加熱温度信号101aが検出さ
れ、温度設定器35の設定値信号101bとの偏差36
がとられる。偏差信号102に対して、通常のマイナル
ープではPI制御が施される。すなわち、制御器37に
おいて制御比例ゲインKC が乗ぜられた信号103a
は、38において積分され、その出力が電気/流体変換
器39により、流体信号105となり、出口ガス温度調
節弁33を操作する。
さく、比熱が近似的に一定で、かつ、プラントの動特性
として、加熱/被加熱ガス流量ならびにエンタルピー変
化のパターンが適切に認識されていれば、図2のマイナ
ループで十分な制御結果が期待し得る。しかしながら、
ガス組成が大きく変化し、ガスエンタルピーの変化が顕
著かつ不確定要素を含むような場合には、単一のPI制
御定数では、制限条件を破る可能性が生じてくる。この
場合に費用に対する制約がなければ、他測定端を設ける
こと等により、予測制御等の手段を講じ得るが、あくま
でもマイナループ制御による対応としたい場合には、よ
り柔軟な制御とする必要がある。
て、制御定数を変化させることにより、柔軟な追従制御
を可能とするものである。破線40で囲まれた部分が、
追加された許容温度制限余裕値による制御比例ゲイン補
正因子の算出部であり、例えば乗算部45にて元の制御
比例ゲインKC に乗ぜられる。破線部40では、まず許
容制限値設定器41a,41bにてそれぞれ温度の上限
値/下限値が設定され、実計測値101aとの差演算部
42a,42bにてそれぞれ上限値/下限値に対する余
裕値が算出される。低選択器43は、余裕値の少ない方
の余裕値を選択し、函数器44にて余裕値・比例ゲイン
補正函数f(Δ)の値107が、乗算器45にて、制御
比例ゲイン103bに乗ぜられ、余裕値補正制御比例ゲ
イン103cとして積分器38に送られる。余裕値補正比例
ゲインKaはここでは次のように表される。
定値,許容下限設定値であり、X(t)は実プロセス量で
ある。
少なくとも次の条件を満たす必要がある。第一に、制御
プロセス量X(t)が、制御目標値近傍においてはfが概
ね“1”であること。即ち、制御目標値の近傍である限
りは、比例ゲインは設定値とほぼ同等とする。第二に、
新たに設定される余裕値補正比例ゲインは、操作端の動
作速度が最大動作速度以上とならないものであること
(但し、制御弁等は通常、電気/流体変換器においてリ
ミッタがかけられる。)。
号104のグラフで見ると図4のようになる。直線46
は比例ゲインKc 一定の場合の操作信号104であり、
破線47は余裕値補正係数ゲインKa の場合の操作信号
であり、48a〜48cはそれぞれ、プロセス量許容上
限値X1,プロセス量制御目標値X0,プロセス量許容下
限値X2である。図4の例では、余裕値補正比例ゲイン
Kaの特性47はプロセス量の許容制限値48a,48
cに近付くにつれて元の比例ゲインKc の特性46に対
し相対的に大きくなり、制限値48a,48cに達する
と操作信号が、元の比例ゲインKc による最大操作信号
となる様に設定してある。尚、図4においては、説明を
簡単化する為積分時間T=0とし、プロセス量の制限値
48a,48bはプロセス量制御目標値X0から同じ偏
差をもって離れているものとした。
特性49を図5に示す。プロセス量が制御目標値に近い
所では、fはほぼ1であり、プロセス量余裕値△が0に
近付くにつれ最大値に近付き、Δ<0では操作端の動作
限界に基づき、直線的に降下する。
正制御を用いた結果について図6を参照して説明する。
図6−aは、図3〜図5の余裕値−比例ゲイン補正制御
を適用した場合のプロセス量X(t)の時間的変化を定性
的に示したものである。
であり、設定したKcでは制限値内に制御不能なプロセ
ス量外乱が生じた時のプロセス量X(t)の時間的変化を
示すものである。それに対して、波線51は余裕値−比
例ゲイン補正制御を適用した結果であり、プロセス量X
(t)が、プロセス量下限値X2 に近付くにつれて、高次
のフィードバックがかかりX2 を下回るのを防止してい
る。
正制御を適用した場合の操作信号Y(t)の時間的変化を
示したものであり、実線52は補正制御適用前の操作信
号、波線53は補正制御適用後の操作信号を示す。
正制御を適用した場合の操作端状態量Z(t)の時間的変
化を示したものである。ここで、操作端状態量とは、操
作端が弁であれば弁開度に対応する。実線54は補正制
御無、波線55は補正制御有の場合の結果である。
としては、上記実施例のようにゲインによるもの、バイ
アス値によるもの、あるいは、PID制御定数によるも
の、圧縮機の超サージ防止制御のように、関数fにて対
応するもの、制御目標値を変更するものその他制御ロジ
ック図中のパラメータ総てがその対象となり得る。
にプロセス構成機器の制限値に対する余裕値をはじめと
して、プロセス状態量の変化率制限値に対する余裕値,
プロセス構成機器の許容寿命消費率までの余裕値,補給
水使用量制限等による許容消費量に対する余裕値,制御
弁・圧縮機等の様に許容運転領域までの余裕値,機器あ
るいはプラント起動などの目標値到達時間迄の余裕値等
が考えられる。
度の制限値を可変にした例を考える。典型的な蒸気ター
ビンでは流入蒸気温度の制限目標値は、566℃に設置
されている。制限目標値に対して8℃の温度高は警報が
出力される。この警報はタービン耐熱制限に関するもの
であるが、積算熱疲労が許容する範囲であれば、過渡的
にある程度オーバシュートすることは問題ない。この
際、制限値が566+8℃に固定されていると、許容し
得る蒸気温度のオーバシュートにおいても警報が出力さ
れることとなり、必ずしも必要のない警報対応を求めら
れることとなる。
おける運転積算時間を評価尺度として、蒸気温度高の制
限設定値を可変にする方法が考えられる。図7にプロセ
ス構成機器の可変制限値例(蒸気タービン温度)を示す。
従来は、プロセス状態80aが発生した場合、制限値8
0e(566+8℃)の警報が出力されるのみである。
しては、過渡応答のオーバシュート時間の積算値がある
時間以下ならば、制限値80e(566+8℃)以上と
なることを許容する設計も可能である。図7の例では、
蒸気温度の定格からの温度を4ランク、すなわち566
≦T≦566+8,566+8≦T≦566+14,5
66+14≦T≦566+28,566+28STに分
け、年間の運転積算時間がある値以下であれば(条件8
0c,80d)、元の制限値80eを超えた新たな制限
値80f,80hを採用し、条件80c,80dがクリ
アされない場合には、元の制限値80eを採用する方法
をとっている。これにより、無駄な対応のない制御が可
能となる。
イラ伝熱部チューブ) 図8に、プロセス状態量の変化率制限値の一例として、
ボイラ伝熱部チューブの温度変化率制限値を可変にした
例を考える。従来は、典型的なボイラ伝熱部チューブの
温度変化率の制限値としては、110℃/hrを制限値
としている。通常、ボイラ伝熱部チューブの温度変化巾
は、ボイラの運転予定によって決まるが、運転予定が不
確定の場合には、必ずしも温度変化率制限値を固定とす
ることに根拠があるとは言えない。
応力疲労がその限界値以下の運転では限界値を超えない
よう設定されている。この熱応力は、ボイラ伝熱部チュ
ーブの境界温度がステップ的に変化した場合、温度変化
巾が大きければ大きいほど過渡的熱応力が大きい。
温度変化率の制限値を大きくし、温度変化巾が大きくな
れば従来の温度変化率の制限値に近づくような設定をし
ている。
10〔℃〕以下であれば、このときの温度率制限値(∂
TB/∂t)resは220〔℃〕(図8の領域82b)とし、
温度変化巾が10〔℃〕以上であれば、このときの温度
率制限値(∂TB/∂t)resは220〔℃〕から指数関数
的に減少させることとする(図8の領域82c)。
限引き出すことができ、また、不要な警報出力低減を期
待できる。
(率) 例えば、蒸気タービンロータの寿命消費率は、タービン
運転実績と今後の運転予定計画により、最適な消費管理
が必要である。従来は一回の負荷変化に対する寿命消費
量を一定として設定、制限をかけているが、これを過去
の運転実績による寿命消費量と残寿命を今後の運転に生
かしていくための合理的な寿命配分により、制限値を変
えていくことにより、蒸気タービンプラントの寿命の有
効活用が図られる。
の可変制限値の例を示す。本例では、蒸気タービンプラ
ントの現在迄の寿命消費積算値83aと全寿命値83b
の差から余寿命値83dを算出し、プラントの運用計画
から通常運転分の消費量83fと起動停止分の消費量83
eを配分し、それぞれ今後の運転総時間83hと今後の
プラントの起動停止回数83gとから、現状での通常運
転時の許容寿命消費値83mと、起動停止時の許容寿命
消費値83nを算出し、プラントの許容寿命消費量の可
変制限値とする。
スケジュール制御により、目標時間を固定されていたも
のが、余寿命値に合わせて、起動停止時間を再設定する
ことで、蒸気タービンプラントの寿命を有効に活用する
ことが可能となる。
用量等) 図10−aに補給水タンクの許容消費量の可変制限値例
を示す。従来、補給水タンクの補給水消費量には制限値
はなく、タンク水位低で警報が出力されるのみで、水位
低に対するアクションはなかった。本例では、85aの
ようにタンク水位に応じて、補給水の使用量の制限値を
設定する。これにより、補給水使用量を過渡的に抑制
し、無用な警報出力を抑制する。
制限値例を示す。従来は石炭ミルの上限/下限の制限値
と石炭ミルの運転台数により、給炭量の許容上限値と許
容下限値を設定していた。これに対して、給炭機スピー
ドに応じた給炭量の制限値を85bの様に設定し、それ
ぞれ許容上限値85kに対しては、総合石炭ミル上限制
限値86dと86aで低値選択したものを出力し、許容
下限値85リットルに対しては、総合石炭ミル下限制限
値86iと86bで高値選択したものにする。これによ
り、過渡的に給炭機スピードが低い場合を考慮した許容
上/下限値が設定され、ボイラへ供給する微粉炭を場合
に応じて制限することで、フレキシブルな給炭と給炭量
監視が可能となる。
れは低開度での弁の使用がエロージョンを引き起こす為
であり、従来この領域はON/OFF制御としている。
図11−aに制御弁の許容運転領域を示す。しかしなが
ら、低開度領域での過渡的な制御がシステムの安定性に
寄与する場合が生じる。図11−bに制御弁の可変運転
領域の設定例を示す。
転積算時間が100HR以下である(87d)ならば許
容弁開度を5%以上とし、条件87dが満たされなけれ
ば、許容弁開度を10%以上とする。これにより、過渡
的に弁開度5%〜10%の領域の運転が必要な場合の制
御を可能とし、よりフレキシブルな抑制が可能となる。
なお、低開度運転が許容される制御弁の最大運転積算時
間100HRの設定値は、エロージョンが問題にならな
い最大運転時間として定義される。また、本方式の適用
にあたってコントローラのソフトロジック変更は容易で
ある。
御ゲイン調整の実施例を示す。通常の制御系において、
複数のプロセスの協調制御部60は、各プロセス量の操
作端67a〜67cのPI制御部68a〜68cに対し
て、目標値、113a〜113cを設定しており、各プロセス
量マイナ制御の協調を図っている。各制御定数は、想定
されるプロセス量変動に追従し得るよう設定されている
のが普通であるが、実際のプラントにおいては、不慮の
外乱,機器の経年劣化に依るプロセス量動特性の変動,
特殊運用時等で、プロセス量が機器の制約条件を超過す
る可能性も生ずる。
限余裕値調節部61を設け、協調制御部60からの目標
値110a〜110cに余裕値に応じたゲイン62a〜62
cを乗じることによって余裕値を増す方向に制御するこ
とで、不慮の外乱等に対する制約条件超過を未然に防止
することを可能としている。
出端66a〜66cによる測定値112a〜112cが
入力され、余裕値調節部61内に設定されているプロセ
ス量制限値Xとの偏差Δを算出し、偏差Δの函数として
のゲインKを協調制御部60からの目標設定値110a
〜110cへ乗ずる。
スとしたまま、制御することが可能な為、各プロセス量
のマイナ制御および協調制御部は従来通りの考えで設計
調整が可能となる長所を持つ。
ス熱交換器の実施例と同様であり、予想される外乱の3
倍の標準偏差を持つ外乱に追従し得るゲインKを設定す
ることで実用上満足のいく余裕値調整が達成されると考
えられる。
御のプロセス量時間発展を示したもので、各プロセス量
1〜Nには、それぞれ、プロセス量上/下限値72a〜72c
が設定されている。協調制御部60によって、カバーで
きない外乱73aがあった場合、図12のゲイン62a
〜62cを乗じることによって、その時間発展は73aか
ら74aのように改善できる。
成されるプラントにおいて(複数のプロセスから構成さ
れてなくてもよい)、プロセス状態量を目標値に合致さ
せることも重要であるが、プラントとしてみれば、機器
の仕様により定まるハード面での耐久性能,寿命損耗度
やプラント運転面からの運転余裕度、あるいは設備の能
力面からの許容度を反映した制御を行うことがプラント
運用面からみてより重要なことである。
の制御に運転状態に応じて変化するプロセス状態量許容
制限値に対する余裕度に応じて、制御の強さを動的に変
えるものである。
状態量をそれに対応した操作端により定められた目標値
に制御する制御系において、該プロセス状態量の実測値
がそのプロセスが許容する許容値で、しかも運転状態に
応じた最適許容値に対する余裕値に応じて、該プロセス
制御の制御パラメータを動的に変えるというものであ
る。
によって、最終的に個別の操作端に対する制御系への信
号フローと、その制御上の効果について説明する。
御プロセスにおける余裕値は、その使われ方として新規
運転要求61gに対し、相当するプロセスの特定と、制
御パラメータをどう設定変更すればよいのかを決められ
た手順で合成する必要がある。具体的には、61a(3
割増可),61b(5割増可),61c(3割増可),6
1d(8割増可)という具合に、従来の値に対して、余
裕値を増方向に変更してもプロセスとして許容するとし
た場合に、変更後の最も小さい許容値61a,61cに
足並みをそろえて制御パラメー61f、即ち制御設定値
を変更させても良いことになる。これが61eから61
fへの信号処理の内容とするものである。図12におい
ては、従来の制御設定値110a,110b,110c等
の値に、運転許容余裕値調節部61からの信号111
a,111b,111cによって、設定値の加算ないし乗
算等により、最終的な制御設定値113a,113b,1
13cを作成するものである。
気温度制御,蒸気タービン加減弁制御,ボイラ給水流量
制御の個々の操作端の弁,電動機への増負荷指令を作成
し、これら補機を、より寿命消費側への運転へと導くも
のである。その結果、新規要求に応じた負荷増が、従来
回路60のみによる場合に較べ、早く達成されることに
なり、しかも、全体プラントとしての寿命消費協調も図
られている。
機器の仕様によって定まるハード面での耐久性能,命損
耗度やプラント運転面での運転余裕度或いは、設備の能
力面からの許容度等において、一部にしわ寄せすること
が解消されるので、プラント全体として協調のとれた制
御系を構築することができ、また時々刻々変化するプラ
ント運転状態を反映した余裕度を制御性向上に合理的に
活用でき、合わせて各機器の予防保全に大きく貢献す
る。
用した図。
の関係を示す図。
の関係を示す図。
号,操作端状態量の時間的変化を示す図。
を可変とした例を示す図。
限値を可変とした例を示す図。
命消費量を可変とした例を示す図。
消費量を可変とした例を示す図。
示す図。
た例を示す図。
た時のプロセス量の時間的変化を示す図。
適用した時の具体的一実施例を示す図。
…プロセス量目標値設定部、4…プロセス量運転許容制
限余裕値算出部。
Claims (5)
- 【請求項1】プラントの最終出力を与える主機と、該主
機の最終出力を維持するために主機に付属して設けら
れ、操作端を有する補機と、該補機の操作端を操作して
補機のプロセス量を所定値に制御する調節器とから構成
されるプラントの制御システムにおいて、 前記補機の寿命消費を評価し、余寿命により前記調節器
の調整パラメータを可変に変更し、その調節器出力に従
って操作端を操作することを特徴とするプラントの制御
システム。 - 【請求項2】プラントの最終出力を与える主機と、該主
機の最終出力を維持するために主機に付属して設けら
れ、操作端を有する複数の補機と、該補機の操作端を操
作して補機のプロセス量を所定値に制御する調節器とか
ら構成されるプラントの制御システムにおいて、 前記複数の補機の事後の運転における単位期間,単位回
数当たりの許容運転量を計算し、その値を消費し尽くす
までの余寿命により前記各調節器の調整パラメータを可
変に変更し、その調節器出力に従って操作端を操作する
ことを特徴とするプラントの制御システム。 - 【請求項3】請求項2において、事後の運転における単
位期間,単位回数当たりの許容運転量の計算とは、その
機器の安全に運転できる範囲での余寿命を基に、定検時
更新機器を除いて、余寿命0の時期を同一とすることを
特徴とするプラントの制御システム。 - 【請求項4】プラントの最終出力を与える主機と、該主
機の最終出力を維持するために主機に付属して設けら
れ、操作端を有する補機と、該補機の操作端を操作して
補機のプロセス量を所定値に制御する調節器とから構成
されるプラントの制御システムにおいて、 主機の与えるプラントの最終出力を所定値とすべく、前
記複数の補機の制御目標値を求め補機ごとの調節器に与
える協調制御部と、前記補機の運転余裕値を各補機ごと
に計算し、運転余裕値に応じて各補機の調節器パラメー
タを修正制御する余裕値制御部を備えることを特徴とす
るプラントの制御システム。 - 【請求項5】プラントの最終出力を与える主機と、該主
機の最終出力を維持するために主機に付属して設けら
れ、操作端を有する補機と、該補機の操作端を操作して
補機のプロセス量を所定値に制御する調節器とから構成
されるプラントの制御システムにおいて、 主機の与えるプラントの最終出力を所定値とすべく、前
記複数の補機の制御目標値を求め補機ごとの調節器に与
える協調制御部と、前記補機の運転余裕値を各補機ごと
に計算し、求められた複数の運転余裕値から特定の運転
余裕値を選択し、選択された運転余裕値に応じて各補機
の調節器パラメータを修正制御する余裕値制御部を備え
ることを特徴とするプラントの制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04249932A JP3095294B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | プラントの制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04249932A JP3095294B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | プラントの制御システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06102903A true JPH06102903A (ja) | 1994-04-15 |
| JP3095294B2 JP3095294B2 (ja) | 2000-10-03 |
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ID=17200322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04249932A Expired - Lifetime JP3095294B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | プラントの制御システム |
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|---|---|
| JP (1) | JP3095294B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002012967A1 (fr) * | 2000-08-04 | 2002-02-14 | Yamatake Corporation | Dispositif de controle et procede de controle |
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1992
- 1992-09-18 JP JP04249932A patent/JP3095294B2/ja not_active Expired - Lifetime
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