JPH0610310Y2 - 拡散制限膜保持具 - Google Patents
拡散制限膜保持具Info
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- JPH0610310Y2 JPH0610310Y2 JP7073888U JP7073888U JPH0610310Y2 JP H0610310 Y2 JPH0610310 Y2 JP H0610310Y2 JP 7073888 U JP7073888 U JP 7073888U JP 7073888 U JP7073888 U JP 7073888U JP H0610310 Y2 JPH0610310 Y2 JP H0610310Y2
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- JP
- Japan
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- diffusion limiting
- thin plate
- test solution
- film
- bag
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は拡散制限膜保持具に関し、さらに詳細にいえ
ば、濃度測定電極の表面に密着させられる拡散制限膜を
使用時まで保存するために好適に使用される拡散制限膜
保持具に関する。
ば、濃度測定電極の表面に密着させられる拡散制限膜を
使用時まで保存するために好適に使用される拡散制限膜
保持具に関する。
<従来の技術> 従来から非常に複雑な有機化合物、蛋白質等を極めて高
感度に、かつ選択的に検知することができるという特質
に着目して、電極の表面に生理活性物質を固定してなる
酵素電極により上記有機化合物、蛋白質等の測定を行な
うための研究開発が行なわれている。
感度に、かつ選択的に検知することができるという特質
に着目して、電極の表面に生理活性物質を固定してなる
酵素電極により上記有機化合物、蛋白質等の測定を行な
うための研究開発が行なわれている。
そして、上記酵素電極を使用して対象物質の測定を行な
う場合には、通常測定対象物質の酸化、還元等を上記生
理活性物質の存在下において行なわせ、生成物質、或は
消失物質の量を測定することにより測定対象物質の濃度
を測定するのであるから、測定可能な濃度の上限が、酸
化、還元等を行なわせる物質、例えば酸素等の存在量に
より制限されることになってしまう。
う場合には、通常測定対象物質の酸化、還元等を上記生
理活性物質の存在下において行なわせ、生成物質、或は
消失物質の量を測定することにより測定対象物質の濃度
を測定するのであるから、測定可能な濃度の上限が、酸
化、還元等を行なわせる物質、例えば酸素等の存在量に
より制限されることになってしまう。
このような点に着目して、生理活性物質を固定した固定
化酵素膜の表面側に拡散制限膜を取付け、測定対象物質
の透過割合を制限することにより測定限界濃度を高める
試みがなされている。
化酵素膜の表面側に拡散制限膜を取付け、測定対象物質
の透過割合を制限することにより測定限界濃度を高める
試みがなされている。
具体的には、棒状の酵素電極基部に対してねじ止めされ
るキャップに拡散制限膜を取付けておき、キャップのね
じ込みにより自動的に拡散制限膜を固定化酵素膜に密着
させる構成が採用されている。
るキャップに拡散制限膜を取付けておき、キャップのね
じ込みにより自動的に拡散制限膜を固定化酵素膜に密着
させる構成が採用されている。
そして、このような構成を採用することにより、拡散制
限膜が測定対象物質の透過割合を制限し、かなり高い濃
度までの測定を可能とすることができる。また、上記拡
散制限膜は、測定対象溶液に含まれる妨害物質の影響
(例えば妨害物質の付着に起因する拡散制限効果の増大
等)を排除して良好な測定を行なうために、取外し可能
とすることが必要であり、キャップによるねじ込み機構
が採用されている。
限膜が測定対象物質の透過割合を制限し、かなり高い濃
度までの測定を可能とすることができる。また、上記拡
散制限膜は、測定対象溶液に含まれる妨害物質の影響
(例えば妨害物質の付着に起因する拡散制限効果の増大
等)を排除して良好な測定を行なうために、取外し可能
とすることが必要であり、キャップによるねじ込み機構
が採用されている。
<考案が解決しようとする問題点> 上記の構成の拡散制限膜保持具を採用した場合には、拡
散制限膜の交換を比較的簡単に行なうことができるので
あるが、酵素電極基部の取付け構造によっては着脱が非
常に困難になるとともに、ねじ込み時の力加減によって
は、固定化酵素膜に対する均一な密着状態を達成するこ
とができなくなってしまうという問題がある。
散制限膜の交換を比較的簡単に行なうことができるので
あるが、酵素電極基部の取付け構造によっては着脱が非
常に困難になるとともに、ねじ込み時の力加減によって
は、固定化酵素膜に対する均一な密着状態を達成するこ
とができなくなってしまうという問題がある。
また、酵素電極基部が小径になり、この結果としてキャ
ップが小さくなると手動操作が非常に困難になり、上記
の問題が一層顕著になるのである。
ップが小さくなると手動操作が非常に困難になり、上記
の問題が一層顕著になるのである。
さらに、拡散制限膜がキャップに装着されているのであ
るから、保管、運搬のために必要とされる空間が嵩むこ
とになるという問題もある。
るから、保管、運搬のために必要とされる空間が嵩むこ
とになるという問題もある。
このような問題点を考慮して、所定形状の薄板の所定位
置に開口を形成し、開口の一側を覆うように拡散制限膜
を貼着した構成の拡散制限膜保持具を採用し、拡散制限
膜を固定化酵素膜に圧接した状態で被検溶液の濃度測定
を行なうことが考えられ、このような構成を採用すれ
ば、被検溶液の測定を行なう毎に簡単に拡散制限膜を交
換し、妨害物質の影響を排除して正確な濃度測定を行な
うことができる。
置に開口を形成し、開口の一側を覆うように拡散制限膜
を貼着した構成の拡散制限膜保持具を採用し、拡散制限
膜を固定化酵素膜に圧接した状態で被検溶液の濃度測定
を行なうことが考えられ、このような構成を採用すれ
ば、被検溶液の測定を行なう毎に簡単に拡散制限膜を交
換し、妨害物質の影響を排除して正確な濃度測定を行な
うことができる。
しかし、被検溶液が血液に代表される体液である場合に
は、体液を採取して拡散制限膜上に滴下した後に余分な
体液を拭き取ることが必要になるので、一般的にはティ
ッシュペーパー等により余分な体液を拭き取るようにし
ている。
は、体液を採取して拡散制限膜上に滴下した後に余分な
体液を拭き取ることが必要になるので、一般的にはティ
ッシュペーパー等により余分な体液を拭き取るようにし
ている。
この結果、体液の測定を行なう毎に、余分な体液を拭き
取ったティッシュペーパー等を廃棄しなければならない
とともに、拡散制限膜が貼着された薄板が個装されてい
る場合には、包装袋をも廃棄しなければならず、事前に
ティッシュペーパー等を準備しておかななければならな
いとともに、体液測定時に発生するごみの量が増加して
しまうという問題がある。
取ったティッシュペーパー等を廃棄しなければならない
とともに、拡散制限膜が貼着された薄板が個装されてい
る場合には、包装袋をも廃棄しなければならず、事前に
ティッシュペーパー等を準備しておかななければならな
いとともに、体液測定時に発生するごみの量が増加して
しまうという問題がある。
<考案の目的> この考案は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
事前にティッシュペーパー等を準備しておく必要がな
く、しかも体液測定時に発生するごみの量を減少させる
ことができる拡散制限膜保持具を提供することを目的と
している。
事前にティッシュペーパー等を準備しておく必要がな
く、しかも体液測定時に発生するごみの量を減少させる
ことができる拡散制限膜保持具を提供することを目的と
している。
<問題点を解決するための手段> 上記の目的を達成するための、この考案の拡散制限膜保
持具は、所定形状の薄板の所定位置に被検溶液通過用の
開口が形成されてあるとともに、開口を蔽うように薄板
の一側面に拡散制限膜が取付けられてあり、しかも、薄
板を収容する袋が、少なくとも一部に被検溶液を含浸し
得る膜を有している。
持具は、所定形状の薄板の所定位置に被検溶液通過用の
開口が形成されてあるとともに、開口を蔽うように薄板
の一側面に拡散制限膜が取付けられてあり、しかも、薄
板を収容する袋が、少なくとも一部に被検溶液を含浸し
得る膜を有している。
但し、上記袋が全体としてシール可能な薄板材で構成さ
れているとともに、薄板材の内面の一部に膜を有してい
てもよいが、薄板材の内面全面に膜を有していてもよ
い。これらの場合における膜としては、親水化処理を施
されたものであることが好ましく、ろ紙、吸取紙、また
は脱脂処理が施された天然繊維、親水化処理が施された
有機高分子繊維、ガラス繊維、炭素繊維等により布状
に、または不織布状に形成された膜等が使用可能であ
る。
れているとともに、薄板材の内面の一部に膜を有してい
てもよいが、薄板材の内面全面に膜を有していてもよ
い。これらの場合における膜としては、親水化処理を施
されたものであることが好ましく、ろ紙、吸取紙、また
は脱脂処理が施された天然繊維、親水化処理が施された
有機高分子繊維、ガラス繊維、炭素繊維等により布状
に、または不織布状に形成された膜等が使用可能であ
る。
<作用> 以上の構成の拡散制限膜保持具であれば、所定形状の薄
板の所定位置に被検溶液通過用の開口が形成されてある
とともに、開口を蔽うように薄板の一側面に拡散制限膜
が取付けられてあり、しかも、薄板を収容する袋が、少
なくとも一部に被検溶液を含浸し得る膜を有しているの
で、被検溶液の測定を行なう場合には、袋を開封して拡
散制限膜が貼着されている薄板を取出し、開口部分に被
検溶液を滴下した後、濃度測定装置に薄板を装着するこ
とにより被検溶液の濃度測定を行なうことができる。
板の所定位置に被検溶液通過用の開口が形成されてある
とともに、開口を蔽うように薄板の一側面に拡散制限膜
が取付けられてあり、しかも、薄板を収容する袋が、少
なくとも一部に被検溶液を含浸し得る膜を有しているの
で、被検溶液の測定を行なう場合には、袋を開封して拡
散制限膜が貼着されている薄板を取出し、開口部分に被
検溶液を滴下した後、濃度測定装置に薄板を装着するこ
とにより被検溶液の濃度測定を行なうことができる。
指等に残留している余分な被検溶液については、被検溶
液を含浸し得る膜で拭き取り、その後、袋を廃棄すれば
よいので、事前にティッシュペーパー等を準備しておく
必要がないのみならず、被検溶液の測定毎に発生するご
みの量を必要最少限に抑制することができる。
液を含浸し得る膜で拭き取り、その後、袋を廃棄すれば
よいので、事前にティッシュペーパー等を準備しておく
必要がないのみならず、被検溶液の測定毎に発生するご
みの量を必要最少限に抑制することができる。
特に、被検溶液が滴下された薄板を袋に収容して廃棄す
れば、被検溶液測定後において拡散制限膜、薄板に残留
する被検溶液に起因する汚染、感染等を確実に防止する
ことができる。
れば、被検溶液測定後において拡散制限膜、薄板に残留
する被検溶液に起因する汚染、感染等を確実に防止する
ことができる。
そして、上記袋が全体としてシール可能な薄板材で構成
されているとともに、薄板材の内面の一部に膜を有して
いる場合には、袋全体としての強度を薄板材により確保
し、拡散制限膜が貼着された薄板の保存状態を良好に保
持することができる。また、薄板材の内面全面に膜を有
している場合には、被検溶液の拭き取り可能量を増加さ
せることができる。
されているとともに、薄板材の内面の一部に膜を有して
いる場合には、袋全体としての強度を薄板材により確保
し、拡散制限膜が貼着された薄板の保存状態を良好に保
持することができる。また、薄板材の内面全面に膜を有
している場合には、被検溶液の拭き取り可能量を増加さ
せることができる。
<実施例> 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図はこの考案の拡散制限膜保持具の一実施例を示す
一部切欠斜視図、第2図は縦断面図であり、被検溶液に
対して耐性を有し、かつ、ある程度の可撓性を有するほ
ぼ長方形の薄板(1)の一方の短辺から所定距離だけ離れ
た位置に円形の開口(2)を形成しているとともに、上記
薄板(1)の下面に、上記開口(2)を覆うように拡散制限膜
(3)を、接着等により取付けている。そして、拡散制限
膜(3)が取付けられた薄板(1)をシールされた袋(4)に収
容しているとともに、袋(4)の内面に拡散制限膜(3)と正
対させて被検溶液を含浸し得る吸取紙(5)を取付けてい
る。尚、上記薄板(1)の所定位置には、位置決め用の孔
(6)が形成されている。
一部切欠斜視図、第2図は縦断面図であり、被検溶液に
対して耐性を有し、かつ、ある程度の可撓性を有するほ
ぼ長方形の薄板(1)の一方の短辺から所定距離だけ離れ
た位置に円形の開口(2)を形成しているとともに、上記
薄板(1)の下面に、上記開口(2)を覆うように拡散制限膜
(3)を、接着等により取付けている。そして、拡散制限
膜(3)が取付けられた薄板(1)をシールされた袋(4)に収
容しているとともに、袋(4)の内面に拡散制限膜(3)と正
対させて被検溶液を含浸し得る吸取紙(5)を取付けてい
る。尚、上記薄板(1)の所定位置には、位置決め用の孔
(6)が形成されている。
第3図は血糖値測定装置の要部を示す平面図、第4図は
縦断面図であり、基台の所定位置に、電極面が上方に突
出するよう酵素電極(8)を取付けているとともに、酵素
電極(8)を挿通可能な貫通孔(10)を有し、かつ拡散制限
膜保持具を収容する収容溝(11)を有する拡散制限膜保持
具装着部材(9)の所定位置に、貫通孔(10)を挾んで対向
位置、即ち、最も内奥位置、および拡散制限膜保持具を
挿脱する側寄り所定位置に係合部(12)(13)を設けてい
る。さらに詳細に説明すると、上記係合部(12)は、内奥
部が薄板(1)の一方の短辺と同一の曲率半径の弧状面に
形成された係合凹所(12a)を有しているとともに、上記
係合凹所(12a)の上部規制突部を構成する突条(12b)を有
している。
縦断面図であり、基台の所定位置に、電極面が上方に突
出するよう酵素電極(8)を取付けているとともに、酵素
電極(8)を挿通可能な貫通孔(10)を有し、かつ拡散制限
膜保持具を収容する収容溝(11)を有する拡散制限膜保持
具装着部材(9)の所定位置に、貫通孔(10)を挾んで対向
位置、即ち、最も内奥位置、および拡散制限膜保持具を
挿脱する側寄り所定位置に係合部(12)(13)を設けてい
る。さらに詳細に説明すると、上記係合部(12)は、内奥
部が薄板(1)の一方の短辺と同一の曲率半径の弧状面に
形成された係合凹所(12a)を有しているとともに、上記
係合凹所(12a)の上部規制突部を構成する突条(12b)を有
している。
尚、上記突条(12b)としては、係合凹所(12a)の全幅にわ
たる広幅のものであってもよく、或は係合凹所(12a)の
全幅よりも狭幅のものであってもよい。また、上記係合
部(13)は、上記位置決め用の孔(6)の平面形状とほぼ等
しい平面形状の起立部である。尚、上記酵素電極(8)の
表面は、ほぼ弧状面に形成されている。
たる広幅のものであってもよく、或は係合凹所(12a)の
全幅よりも狭幅のものであってもよい。また、上記係合
部(13)は、上記位置決め用の孔(6)の平面形状とほぼ等
しい平面形状の起立部である。尚、上記酵素電極(8)の
表面は、ほぼ弧状面に形成されている。
上記の構成の拡散制限膜保持具に対して血液(14)を滴下
する場合には、袋(4)を開封して薄板(1)を取出し、任意
の面上に置いた状態で開口(2)の近傍に血液(14)を滴下
すればよく、滴下された血液(14)が拡散制限膜(3)に導
かれる。
する場合には、袋(4)を開封して薄板(1)を取出し、任意
の面上に置いた状態で開口(2)の近傍に血液(14)を滴下
すればよく、滴下された血液(14)が拡散制限膜(3)に導
かれる。
そして、指等に残留している余分な血液は、上記袋(4)
の内面に取付けられた吸取紙(5)により拭き取ることが
できるのであるから、事前にティッシュペーパー等を準
備しておく必要がなくなるとともに、発生するごみも袋
(4)だけになり、ごみの量を少なくすることができる。
の内面に取付けられた吸取紙(5)により拭き取ることが
できるのであるから、事前にティッシュペーパー等を準
備しておく必要がなくなるとともに、発生するごみも袋
(4)だけになり、ごみの量を少なくすることができる。
上記の構成の血糖値測定装置に対して拡散制限膜を装着
する場合には、拡散制限膜(3)が下面に位置する状態で
薄板(1)の一方の短辺(6)を係合凹所(12a)に挿通し、次
いで、拡散制限膜(3)が貫通孔(10)に正対するように薄
板(1)を収容溝(11)に収容した状態(第5図A参照)
で、拡散制限膜保持具装着部材(9)を下方に移動させる
ことにより、相対的に酵素電極(8)の表面が貫通孔(10)
から突出し、薄板(1)に取付けられた拡散制限膜(3)に密
着させることができる(第5図B参照)。
する場合には、拡散制限膜(3)が下面に位置する状態で
薄板(1)の一方の短辺(6)を係合凹所(12a)に挿通し、次
いで、拡散制限膜(3)が貫通孔(10)に正対するように薄
板(1)を収容溝(11)に収容した状態(第5図A参照)
で、拡散制限膜保持具装着部材(9)を下方に移動させる
ことにより、相対的に酵素電極(8)の表面が貫通孔(10)
から突出し、薄板(1)に取付けられた拡散制限膜(3)に密
着させることができる(第5図B参照)。
したがって、この状態において、血液(14)が拡散制限膜
(3)を通して酵素電極(8)の表面に到達するのであるが、
拡散制限膜(3)によりグルコースの拡散が制限され、あ
る程度濃度が低くなった状態で酵素電極(8)に導かれる
のであるから、血液中におけるグルコース濃度が高くて
も、拡散が制限され、かなり低くなった濃度に基いてグ
ルコースの濃度を測定することができる。
(3)を通して酵素電極(8)の表面に到達するのであるが、
拡散制限膜(3)によりグルコースの拡散が制限され、あ
る程度濃度が低くなった状態で酵素電極(8)に導かれる
のであるから、血液中におけるグルコース濃度が高くて
も、拡散が制限され、かなり低くなった濃度に基いてグ
ルコースの濃度を測定することができる。
また、測定が終了した後は、上記装着時と逆に操作する
ことにより拡散制限膜(3)を簡単に取外すことができ
る。その後は、拡散制限膜(3)が取付けられた薄板(1)を
開封した袋(4)に収容して廃棄することにより、拡散制
限膜(3)、薄板(1)に残留している血液に起因する汚染、
感染等を確実に防止することができる。
ことにより拡散制限膜(3)を簡単に取外すことができ
る。その後は、拡散制限膜(3)が取付けられた薄板(1)を
開封した袋(4)に収容して廃棄することにより、拡散制
限膜(3)、薄板(1)に残留している血液に起因する汚染、
感染等を確実に防止することができる。
以上の説明から明らかなように、吸取紙(5)は袋(4)の内
面に取付けられた状態であり、しかも吸取紙(5)の厚み
をかなり薄くすることができるのであるから、包装状態
における拡散制限膜(3)を多数枚積層しても嵩低くする
ことができ、保管、運搬を少ないスペースで確実に行な
うことができる。
面に取付けられた状態であり、しかも吸取紙(5)の厚み
をかなり薄くすることができるのであるから、包装状態
における拡散制限膜(3)を多数枚積層しても嵩低くする
ことができ、保管、運搬を少ないスペースで確実に行な
うことができる。
尚、上記拡散制限膜(3)は、血液中の血球等の大径粒子
の透過を阻止するとともに、グルコースに対する拡散制
限効果が高いもの(例えば、所定の番手のセロハン等)
として説明されているが、グルコースに対する拡散制限
効果が高い拡散制限膜を酵素電極(8)に予め装着してお
くとともに、薄板(1)に取付けられる拡散制限膜(3)とし
て、グルコースに対する拡散制限効果が比較的低く、し
かも血球等の大径粒子の透過を確実に阻止し得るもの
(例えば、所定の孔径、孔密度等を有するポリカーボネ
ート膜等)を使用することが可能であり、この場合に
は、両拡散制限膜全体としてのグルコースに対する拡散
制限効果をほぼ一定に保持することができ、この結果、
大径粒子により目詰りさせられた拡散制限膜(3)を交換
する必要があるにも拘らず、血糖値の測定精度を向上さ
せることができる。
の透過を阻止するとともに、グルコースに対する拡散制
限効果が高いもの(例えば、所定の番手のセロハン等)
として説明されているが、グルコースに対する拡散制限
効果が高い拡散制限膜を酵素電極(8)に予め装着してお
くとともに、薄板(1)に取付けられる拡散制限膜(3)とし
て、グルコースに対する拡散制限効果が比較的低く、し
かも血球等の大径粒子の透過を確実に阻止し得るもの
(例えば、所定の孔径、孔密度等を有するポリカーボネ
ート膜等)を使用することが可能であり、この場合に
は、両拡散制限膜全体としてのグルコースに対する拡散
制限効果をほぼ一定に保持することができ、この結果、
大径粒子により目詰りさせられた拡散制限膜(3)を交換
する必要があるにも拘らず、血糖値の測定精度を向上さ
せることができる。
<実施例2> 第6図は他の実施例を示す一部切欠斜視図であり、上記
実施例と異なる点は、袋(4)の内面全面に吸取紙(5)を取
付けた点のみであり、他の部分の構成は同一である。
実施例と異なる点は、袋(4)の内面全面に吸取紙(5)を取
付けた点のみであり、他の部分の構成は同一である。
したがって、この実施例の場合には、吸取紙(5)により
拭き取り得る血液量を著しく増加させることができ、指
等からの採血量が多くなっても余分な血液を確実に拭き
取ることができる。
拭き取り得る血液量を著しく増加させることができ、指
等からの採血量が多くなっても余分な血液を確実に拭き
取ることができる。
そして、血糖値測定動作が完了した後において薄板(1)
を袋(4)に収容する向きを全く考慮しなくても、拡散制
限膜(3)、薄板(1)に残留する余分な血液を確実に吸取
り、汚染、感染等を確実に防止することができる。
を袋(4)に収容する向きを全く考慮しなくても、拡散制
限膜(3)、薄板(1)に残留する余分な血液を確実に吸取
り、汚染、感染等を確実に防止することができる。
尚、この考案は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えば、血液を含浸し得る膜(5)により袋(4)を構成
することが可能であるほか、袋(4)の外面の少なくとも
一部に膜(5)を取付けることが可能であり、さらに、血
液以外の任意の被検溶液に含まれる特定の物質の濃度を
測定するための拡散制限膜保持具に適用することが可能
であるほか、この考案の要旨を変更しない範囲内におい
て種々の設計変更を施すことが可能である。
く、例えば、血液を含浸し得る膜(5)により袋(4)を構成
することが可能であるほか、袋(4)の外面の少なくとも
一部に膜(5)を取付けることが可能であり、さらに、血
液以外の任意の被検溶液に含まれる特定の物質の濃度を
測定するための拡散制限膜保持具に適用することが可能
であるほか、この考案の要旨を変更しない範囲内におい
て種々の設計変更を施すことが可能である。
<考案の効果> 以上のように第1の考案は、指等に残留している余分な
被検溶液については、被検溶液を含浸し得る膜で拭き取
り、その後、袋を廃棄すればよいので、事前にティッシ
ュペーパー等を準備しておく必要がないのみならず、被
検溶液の測定毎に発生するごみの量を必要最少限に抑制
することができるという特有の実用的効果を奏する。
被検溶液については、被検溶液を含浸し得る膜で拭き取
り、その後、袋を廃棄すればよいので、事前にティッシ
ュペーパー等を準備しておく必要がないのみならず、被
検溶液の測定毎に発生するごみの量を必要最少限に抑制
することができるという特有の実用的効果を奏する。
特に、被検溶液が滴下された薄板を袋に収容して廃棄す
れば、被検溶液測定後において拡散制限膜、薄板に残留
する被検溶液に起因する汚染、感染等を確実に防止する
ことができる。
れば、被検溶液測定後において拡散制限膜、薄板に残留
する被検溶液に起因する汚染、感染等を確実に防止する
ことができる。
第2の考案は、袋全体としての強度を薄板材により確保
し、拡散制限膜が貼着された薄板の保存状態を良好に保
持することができる。
し、拡散制限膜が貼着された薄板の保存状態を良好に保
持することができる。
第1図はこの考案の拡散制限膜保持具の一実施例を示す
一部切欠斜視図、 第2図は縦断面図、 第3図は血糖値測定装置の要部を示す平面図、 第4図は縦断面図、 第5図は装着動作を説明する図、 第6図は他の実施例を示す一部切欠斜視図。 (1)……薄板、(2)……開口、 (3)……拡散制限膜、(4)……袋、 (5)……吸取紙
一部切欠斜視図、 第2図は縦断面図、 第3図は血糖値測定装置の要部を示す平面図、 第4図は縦断面図、 第5図は装着動作を説明する図、 第6図は他の実施例を示す一部切欠斜視図。 (1)……薄板、(2)……開口、 (3)……拡散制限膜、(4)……袋、 (5)……吸取紙
Claims (2)
- 【請求項1】所定形状の薄板(1)の所定位置に被検溶液
通過用の開口(2)が形成されてあるとともに、開口(2)を
蔽うように薄板(1)の一側面に拡散制限膜(3)が取付けら
れてあり、しかも、薄板(1)を収容する袋(4)が、少なく
とも一部に被検溶液を含浸し得る膜(5)を有しているこ
とを特徴とする拡散制限膜保持具。 - 【請求項2】袋(4)が全体としてシール可能な薄板材で
構成されているとともに、薄板材の内面の一部に膜(5)
を有している上記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
拡散制限膜保持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7073888U JPH0610310Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 拡散制限膜保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7073888U JPH0610310Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 拡散制限膜保持具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01173666U JPH01173666U (ja) | 1989-12-08 |
| JPH0610310Y2 true JPH0610310Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31295967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7073888U Expired - Lifetime JPH0610310Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 拡散制限膜保持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610310Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-27 JP JP7073888U patent/JPH0610310Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01173666U (ja) | 1989-12-08 |
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